
総合評価
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powered by ブクログ20180218読了。 会社の人材育成部署の人からオススメされたので借りて読んだ。 人の資質として やり抜く力 が大事だという話。 またやり抜く力を育てるためには、周囲の人が粘り強く親身になって、サポートしてあげることが重要ということだった。それにより、本人が続けていくのが大変な時でも、続けていけるようにできるそう。 本書の中にある、やり抜く力の度合いを確認する簡易テストが載っていた。自分が試して見たら、やり抜く力が下位10%くらいに位置しており、多少ショックだった。
0投稿日: 2018.02.18
powered by ブクログいくら才能があっても、努力しなければ伸びない。また、才能の有無が努力による成長を加速させる。 目的や意義を利他に持ち、苦しい、大変だとわかっていても、楽しいし好き、は、やり抜く力を培う要素。 才能を見出し、努力を重ねることが成功の条件かと。 ポジティブな空想に陥らないようにしたい。
0投稿日: 2018.02.03
powered by ブクログGRITとはやり抜く力のことである。 成功している人や幸福度が高い人ははみなGRITが強い。 GRITを後天的に伸ばすことでよりよい人生を歩める。 一見すると前時代的な精神論に聞こえるかもしれない。 しかし、GRITの重要性を統計的に証明し、個々人のGRITを定量化する指標を作るといった科学的なアプローチを用いていることに本書の意義がある。 特に私のような、やり抜くことが大切だと漠然とわかっていてもどうすればやり抜けるのかわからず、三日坊主で終わってばかりいる人には心に刺さる本である。
1投稿日: 2018.02.03
powered by ブクログスマホユーザーになってから4年、本から遠ざかっていた私を引き戻してくれた一冊です。 著者は研究者でもあり、多くの事例と考察に裏付されており、オリジナルな見解に説得力があります。「天才とは」という疑問に対して、普遍的なところから一歩踏み込んだ答えを見せてくれます。 打算や小さなプライドは次の日から捨てたくなります。それだけで自分が変わりました。どう生きるかの幹になるものがクリアになり、私の思考をシンプルにしてくてました。 志と支えを持ち、あとは努力(これは簡単じゃない)を積み重ねること。素敵な人生と感じる人間でいたいです。
2投稿日: 2018.02.02
powered by ブクログ「数年前、私は競泳の選手を対象とした研究論文を読んだ。題して「一流の人たちが行なっている当たり前のこと」。その題名にこそ、この研究の重要な結論が凝縮されている。すなわち、その一つひとつは、ある意味、「当たり前のこと」ばかりだということ。……チャブリンスが言っているのは、選手が一流になるまでの過程を、毎時間、毎日、毎週、毎年、途切れなく撮影した映像を見ることができたら、卓越したパフォーマンスは日々の積み重ねの結果だと、あなたもきっと納得するだろうということだ。」 ・ 「人間の持つどんなに複雑でクリエイティブな能力も、それを構成するスキルは細分化することができる。そして、一つひとつのスキルは、練習をしつこく積み重ねることによって習得することができる。 たとえば、建国の父ベンジャミン・フランクリンが文章力を培った方法は、まさに「意図的な練習」だった。『フランクリン自伝』によれば、フランクリンは愛読誌「スペクテイター」に掲載されたエッセイを精選し、何度も繰り返し読みながらメモを取った。そして、エッセイの原稿を引き出しの奥にしまい込み、原稿を見ずにそれらのエッセイを書いてみた。 「それから、自分が書いた原稿とオリジナルの原稿を照合し、まちがった部分を見つけて修正した」 エリクソンが研究した現代のエキスパートたちと同様、フランクリンも自分の弱点に的を絞って、それを克服するまでしつこく練習を繰り返した。たとえば、論理的な主張を展開する能力を強化するため、フランクリンは「スペクテイター」のエッセイを読みながら取ったメモの順番を適当に並べ替え、それを正しい順序に並べ直すという練習をした。 「これは論理的に正しい思考の流れを学ぶための訓練である」 さらにフランクリンは言語運用能力を高めるため、散文から韻文へ、韻文から散文への書き換えを何度も繰り返し練習した。 フランクリンの機知に富んだ格言の数々を思えば、彼がもともと文才に恵まれていたわけではなかったとは、信じがたいほどだ。しかし、ここはフランクリン自身の言葉で締め括りたい。「痛みなくして得るものなし」」
0投稿日: 2018.01.29
powered by ブクログ今の自分にとってとても重要なことが書かれていた。 まずは自分の「究極的関心」を理解してあげようとすることから始まる。 … 「やり抜く」ことは本当に重要なこと。 それはこれまでの歴史でも色んな人たちが言ってることだし、日本人的には意外と馴染み深い哲学であるんじゃないかな。 この本のすごさは、「やり抜く」ことの重要性を"科学的に正しい"と論を展開していることである一方で、「やり抜くことは重要だよ」というメッセージしか受け取れないと、ひどく損することになる。 … "「やり抜く」ことは本当に重要なこと。" だからこそ「辞めていいのか?」または「いつ辞めるのか?」ということも重要な課題になってくる。 だから、自分にとってもっとも重要なことを理解してあげることから始まる。自分の大事なことに向かっていると感じているのなら、それはきっと「やり切る」べきだし、そうでないと感じるのなら、出来るだけ早く辞めた方がいい。 ストレスにもポジティブ/ネガティヴの特性があると感じていたけど、この辺りのことに近いかも。 自分の究極的関心に向かっていて、大変だけど楽しいとも感じるようなことは、そのときのストレスはポジティブなもので、自分の潜在能力を引き出すために大事にしたいものになる。 … あと、12章がとてもよかった。 今年の目標に、GRIT SCALEのスコアの項目を加えた。
2投稿日: 2018.01.25
powered by ブクログ成功には、やり抜く力が不可欠。なんて目新しい理論でもなんでもないじゃないか。 昭古き良き日本人的な精神論。
0投稿日: 2018.01.23
powered by ブクログどうやったら継続する力をつけられるか、ということを 心理学の視点から研究した内容がまとめられている本。 自分としては、 1.バフェットがパイロットに伝授した目標達成法 2.やり抜く力テスト 3.成功する練習の法則 を覚えておこうと思った。
0投稿日: 2018.01.18
powered by ブクログこの公式に勇気が、湧いた。 才能×努力=スキル スキル×努力=達成 達成のために一番大切なことは、努力。 その努力を「やり抜く力」がカギ やり抜く力自体も、内的外的に伸ばすことができる。 もちろん、「簡単な方法」なんてないけれど、無駄な方法を選択しない為のエッセンスは、本の中に沢山出てくるので、よーく読んで生かしてみたい。
0投稿日: 2018.01.16
powered by ブクロググリット・スケールは長女が4.2、次女と私が3.2だった。 年齢とともに数値が上がることも考慮すると、私の 「やり抜く力」は家族最低かも。 ガーン
0投稿日: 2018.01.15
powered by ブクログGRITテストを受けたら5点満点中2.8点だった。 飽きっぽいのをなんとかしないといけない。 長くて厳しい練習が楽しくなる工夫をしたい。 1万時間のくだりでFFのコピペを思い出した。 http://terakowasu.blog.fc2.com/blog-entry-572.html
0投稿日: 2018.01.06
powered by ブクログずっと読みたくて、なかなか読めずにいた一冊。 読み始めたら、ワクワクして、うなづきながら、どんどん読み進めることができました。 体育会系的気質の私にとって、「情熱」「粘り強さ」をキーワードにした本書は、共感する点が満載です。 一方で、「重要度の低い目標は、あきらめる必要がある」という記述については、欲張りな私にとっては非常に難しいこと。 確かにその通りなんです。何でもかんでもやりたくなってしまい、結果、集中すべきことに全力を投じることができなくなります。その通りなんです。 「やり抜く力」は伸ばすことができるという点、明日が明るくなります。 「めげたままではいない。私は立ち直る」 なんて勇気をもらえる一言でしょう。 最後の方の章、「外側から伸ばす」は、ぜひ、子育て中の方に読んでもらいたいです。お勧めです!
1投稿日: 2017.12.19
powered by ブクログやり抜く力には最上位の目標までに中位や下位の目標がある 興味、練習、目的、希望 これでやり抜く力を伸ばすこともできる 好きでなければ努力できない レンガ職人 1、レンガを積んでる(仕事) 2、教会を作ってる(キャリア) 3、歴史に残る大聖堂を作ってる(天職)→やり抜く力が強い 結果や才能より、努力をほめる
0投稿日: 2017.12.16
powered by ブクログ簡単に言ってしまえば、継続は力なり。でも、その言葉だけでは済ませられない、自分がやりたいことをやり抜くための方法論とその根拠がある。この本は何度も読み返して自分の中で消化しきってモノにした方がいいなと思える本ですね。
0投稿日: 2017.12.04
powered by ブクログ久しぶりに面白い本に出会えた。 私自身も才能よりもやり抜く力が強いタイプ。何度も何十回、何百回失敗しても、もう一度やれる。 失敗や辛い経験が力になる事を知ってしまっている。 だから辛いことでもどんどん出来る。 本書の中で「やり抜く」力を高めるための声かけとして、 厳しくも「頑張ったかどうか」に焦点を絞って声を掛けるのは良いことだと思う。ただ単純に出来なかったではなくて、「頑張らなかったから出来なかった」と伝え、もっと頑張れるとプロセスを指摘し、期待してあげることが重要だと感じた。 賢明な親に私もなりたい。
0投稿日: 2017.11.27
powered by ブクログ2017.11.23 いやあよかったなあ。 いろいろ考えることがあった。 また読みたい。
0投稿日: 2017.11.23
powered by ブクログ持って生まれた才能よりも「やり抜く力」、Grit が重要で、これは内からも外からも獲得することができるとするもの。いや〜、よく分かりました。なにか、直感的に理解できていたことが、こうして整理されると、そういうことだったのかと得心しました。
0投稿日: 2017.11.02
powered by ブクログ努力の重要性と才能評価による固定化の悪影響を説明。 How toは他の本の方が体系化されているか。 才能×努力=スキル スキル×努力=達成 →努力は二重に影響 ◯究極的関心=最上位の目標を意識。目標には階層あり →最上位の目標につながらない目標は取り組まない ◯やり抜く力を強める4つの要素 興味、練習、目的、希望 ◯興味は すぐにははっきりわからない 外の世界と交流する中で生まれる 時間をかけて自分で積極的に掘り下げなければわからない ◯意図的な練習に3つの流れ ・ある一点に的を絞って、ストレッチ目標(高めの目標)を設定 ・しっかりと集中して、努力を惜しまずに、ストレッチ目標の達成を目指す(フィードバック) ・改善すべき点がわかったあとは、うまくなるまで何度でも繰り返し練習する ◯毎日、同じ時間、同じ場所での「習慣」をつくる ◯目的は、「他者」に見出す →自分のやっていることは、ほかの人々に深くつながっている ◯この人のようになりたい、という具体的な考え →勉強、練習は(他者のための)目的達成のためと意識する ◯希望は、自らの努力でよくなると考えること ×才能
0投稿日: 2017.10.29
powered by ブクログ楽な練習をいくら続けても意味がない。意図的な練習。 明確に定義されたストレッチ目標、完全な集中と努力、すみやかで有益なフィードバック、たやまぬ反省と改良
0投稿日: 2017.10.22
powered by ブクログ何度打ちのめされても立ち上がる。 別の切り口など何度でもトライする。 目標に区切りを決めて達成に慣れる。 達成に慣れれば自ずとハードルを上げていく。 気がつけば過去の目標を超えている。 書くことは簡単だが、やり切る力は 日頃の積み重ねがないとできない。 さあ、やり切ろうとする 努力から頑張って参りましょうか~♪
1投稿日: 2017.10.10
powered by ブクログ「GRIT」とは「努力し続けることができる力」と定義できると思います。 また、 [才能]×[努力]=[スキル] [スキル]×[努力]=[達成] と考えることができるそうですので、2重で効いてくる「努力」は、「才能」よりも大切、といえそうです。 しかも、「才能」は生まれつきな部分が大きいですが、「努力し続ける力」は、伸ばすことができる、とのこと。 自分自身、納得できる部分が多々ありますし、「努力」の価値を改めて見直した、よい本だと思います。
1投稿日: 2017.10.10
powered by ブクログペンシルベニア大学心理学教授であるアンジェラ・ダックワース氏の著書です。 成功するためには「やり抜く力」が重要であるという内容です。 内容的には当たり前のことが書かれていますが、研究結果としてのエビデンスがありますので説得力は高いです。 本書では、「緯度的な練習」を繰り返す努力を継続することが、成功へのメゾットであると論じています。 また、その努力を継続する力は鍛えて向上させることも可能であるという点は、読む人に勇気をくれると思います。 私個人としては、才能=「努力を続けられる能力」と考えているので、内容に異論はありません。 ただ、努力を続けるには資質=「努力を続けても壊れない体と心」が必要であるとも考えています。 仕方のない理由で努力を継続できない人も一定数はいるのです。 この点について著者はどう考えるのでしょうか? 続けられない人=「成功者になれない」というような考えにも繋がってしまうのではないかという危惧も感じました。 この本は、20代位までのやる気ある人におすすめの本だと思います。
1投稿日: 2017.10.05
powered by ブクログGRITやり抜く力、の本。新聞か電車広告で気になって図書館で借りた。訳し方なのか文字数多くて読むのが大変。 以下メモ。 ●才能×努力=スキル。スキル×努力=達成。達成を得るには努力が2回影響する。 ●やり抜く力は、情熱と粘り強さの2つの要素で出来ている。 ●偉業を成し遂げた人たちに、成功するために必要なものはなんですかと尋ねると、夢中でやること、や、熱中すること、と答える人はほとんどいない。熱心さでは無く「1つのことにじっくりと長い間取り組む姿勢」と答える。 ●君には人生哲学がありますか?という問いは「あなたが本当にやりたいことはなんですか」という意味。シアトルシーホークスのコーチの答えは「常により良い方法を考えて物事に取り組む」だそうだ。 ●朝8時に出勤する。なぜ?定時に出勤するため。なぜ?時間を遵守するため。なぜ?一緒に働く人たちに敬意を示すため。なぜ?良いリーダーになるため。なぜを問いかけると常に「〜するため」という答えが見つかり、最上位の目標は手段では無く目的である。 ●興味は内省によって発見するものではなく、外の世界と交流する中で生まれる。
0投稿日: 2017.09.29
powered by ブクログ上位目標を持っていないと中位目標、下位目標に疑問を持って変える時に迷ってしまう。 確かに私の生活もぶれていました。 上位目標を先に見つけると仕事もプライベートもブレずに行けそうです!
0投稿日: 2017.09.23
powered by ブクログやり抜く力が強い人ほど、幸福感を感じることができる。 このことは、「人生に満足すること」を人生哲学としている(究極的関心としている)自分にとって、非常に有意義だった。 きっといい明日になる、ではなく、絶対に今日よりも良い明日にする、という心持ちで。
0投稿日: 2017.09.14
powered by ブクログ成果=努力投入量×能力, 能力=努力投入量×才能 従って、長い目で見れば努力がモノをいうことを科学的に証明したアンジェラ・ダックワースの本。 ただむやみに努力しては時間の無駄、と単なる根性論で終わっているわけではないところもポイント。一度挫折したときにもう一度挑むことは難しいが、そうすることのできる人間がより成果を上げる。
1投稿日: 2017.09.12
powered by ブクログ成功するためには、才能ではなくGRIT(やり抜く力)が大切である、というのが本書の主旨である。 何かを成し遂げるためには努力が必要であるが、そのための能力をGRITと定義し、それは粘り強さと情熱に分解できるとする。 このGRITは遺伝の影響を受けながらも、後天的に伸ばすことが出来る。これは我々平凡な人間にとって朗報である。 伸ばすためにはどうすればいいのか?GRITに必要な要素は4つ:興味、練習、目的、希望である。何かを心から楽しむ興味ややっていることをの重要性を理解する目的は情熱を育み、何かをやり続ける練習や困難に立ち向かうための希望は粘り強さを強化する。後半はこれらをどう伸ばすかが説明されており、GRITを伸ばすことに特化しているが教育方法にも触れられている。 才能か努力か。そして努力する才能なのか。これは長年議論されてきていることだが、科学的なアプローチで努力が重要であり、そのための能力が伸ばせるということがわかったのは非常にありがたい。結局は何かを成し遂げるための簡単な道はないのだが、今歩んでいる道が間違いではないことがわかったのは大きな自信にもなる。
2投稿日: 2017.09.11
powered by ブクログ目標をコロコロ変えるショートターマにならないよう注意。具体的な下位の目標に裏打ちされない目標は単なる「ポジティブな空想」。 この手の翻訳の本は例がダラダラと長いのでそのあたりはもっと簡潔になって欲しい。後半の子育てについては目新しい記載なし。あまり共感できなかった。
0投稿日: 2017.09.09
powered by ブクログやり抜く力が人生では一番大切であり、やり抜く力を強化するにはどうしたら良いのか、が端的に書いてある本。まだ研究中という話なので、「○○するだけでOK」という事がまとめて書いてあると言うよりは、成功した人達にはこういう共通点があるよ、というのが淡々と書いてある本。頷けることも多かったし、非常にサクサクと読めたんだけど、読み終わった後に「あれ?じゃあグリットを高めるには何をやれば良かったんだっけ?」という妙な感覚に包まれてしまった。要は本の内容が頭に殆ど残らなかったというか。また読み直してみたい。
1投稿日: 2017.09.05
powered by ブクログ筆者が言いたいことは1つなのにも関わらず、文章量が結構あるので、中盤以降はくどいように感じたが、やり抜く力の重要性がこれ以上ないほど強調され、そのために読者の印象に強く残る著書。 計画的で情熱的な努力あるのみ。結論はごく単純。さあ頑張ろうと思える本。
0投稿日: 2017.08.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
何かを成し遂げたい人にとって良書。手元に置いて落ち込んだ時に軌道修正するために置いておきたい本 <以下引用> ・才能×努力=スキル ・スキル×努力=達成 ・才能:努力によってスキルが上達する速さのこと ・達成:習得したスキルを活用することによって現れる成果 ・努力は達成までのプロセスで二度出現している ・二倍の才能があっても二分の一の努力で負ける ・才能は生まれつきのものだが、スキルは時間をかけて身につけるしかない ・努力によってはじめて才能はスキルになり、努力によってスキルが活かされ様々なものを生み出すことができる
0投稿日: 2017.08.28
powered by ブクログ情熱と粘り強さ。 やり抜く力は伸ばせる。 興味を掘り下げる、練習・意図的な練習、目的を意識する、希望を持つ。 外側から伸ばす。
1投稿日: 2017.08.27
powered by ブクログなんとなくそうかなと思っていことを見事に裏付けしてくれた。 個人的に以下の2点が特に印象的だった。 1. 達成までの過程で努力は二重に影響する。(才能×努力=スキル、スキル×努力=達成) 2. ひとは才能をえこひいきする。ひとはずば抜けた成功を収めた人間を、天才と思いこもうとする。 こういう本に書いてあるメソッドや考え方は科学的に完全に証明されているわけではないものの、検証の結果としてほぼ間違いないことだと思うので、教育機関や企業、家庭などでどんどん導入していくべきだと思った。 もちろん個人や会社のチーム規模で実践していっても効果抜群な代物だろう。
0投稿日: 2017.08.23
powered by ブクログ成功させるためにはやり抜く力、継続する力、情熱と粘り強さが必要ということが分かった。そのためにはストレッチした目標が必要とのこと。確かにそうだがそのためにはどうするかという方法論が少ない気がする。
0投稿日: 2017.08.18
powered by ブクログ題名の通り、「やり抜く力」つまり、「情熱」と「粘り強さ」について、熱く語っている。 自分は何もやり遂げられないなんじゃないか!?と自信がなかったが、この本を読んで勇気をもらった。 高校時代など一つの事にガムシャラに取り組んで、やり抜いたことを思い出させてもくれた。 やり抜く力について、さまざまな研究成果を引用し、達成の心理学を凝縮している。 引用が多すぎるなぁと感じる面もあるが、説得力は強い。 やり抜く力を鍛える方法も書かれているので、「最近イマイチ頑張り切れていない」とモヤモヤしている人には、読んでもらいたい一冊
0投稿日: 2017.08.08
powered by ブクログ成功は才能だけではないということはデータを用いつつ然り証明されている本。この本を読むと言い訳できないから気合が入る
0投稿日: 2017.08.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「努力」と「スキル」、そして「才能」の関係を「やり抜く力」というキーワードで結んでいる。 また、これらのフロー(努力×才能=スキル、スキル×努力=達成)という式を、科学的論拠を持って説明していることが、他の単純な啓発本とは一線を画している。 壺の話はなんとなく分かる気がする。 急に視界が開けるというか、一歩成長したなと自身でも実感できる瞬間。ただそこまでは非常に長くつらかった記憶。 また、本書で「継続」ということの重要性と、一方でそれは人生の「目標」を達成するための手段として柔軟性も持たせている。取り憑かれたようになるのではなく、低い優先度のものは切り替えられるようにしておくこと。
0投稿日: 2017.08.07
powered by ブクログ「達成」を得るには「努力」が2回影響する。 才能×努力=スキル スキル×努力=達成 2倍の才能があっての1/2の努力では負ける、という言葉は、言い訳をせずただひたすら努力しようというモチベーションになる。 人間は人の成功をみると才能のせいだと考えてしまう傾向になるという。また、同じ能力なら努力家より天才を評価してしまう。 また、やり抜く力は「情熱」と「粘り強さ」のふたつの要素でできている。 そしてここでいう情熱とは、夢中になることや熱中することではなく、一つのことに専念して取り組むこと。 **まとめ 成し遂げるために、まず人間が才能を評価するというバイアスを持っていることを自覚し、“才能がない”というのは何の言い訳にも今きょうにもならないことを思い出して、「意図的な練習」を粘り強く取り組んでいくことが大切
0投稿日: 2017.08.06
powered by ブクログ器用貧乏から脱出したい人にオススメ。 一念発起して、ひとつのことに努力を続けよう、と思うきっかけになると思います。 本書の主張は、才能があっても、才能を花開かせるための努力を続けていかないと、偉業は成し遂げられない。 という、ごく当たり前の話でした。 才能に自身がある人ほど、努力をすぐにやめてしまうんだそうです。 なるほど、器用貧乏ってそういうことなのか、と思いました。 どんなことも、やり始めたときがいちばん能力が伸びるのが早くて、一定レベルになると、伸びが止まるように感じるときが必ず来る。 そこで努力をやめてしまうか、それでも努力を続けてその上にいけるか、というところが、偉業を成し遂げられるかどうかのターニングポイントなのだと。 器用な人は、最初の伸びが早いからこそ、伸びが止まるときに嫌になってしまう傾向が強いのかな、と思いました。 かくいう私も器用貧乏。 「今日がだめでも、また明日も、明後日もトレッドミルに乗り続けられるかどうか。」 乗り続けよう、と思いました。
0投稿日: 2017.08.06
powered by ブクログ天才というのは神がかった存在だと思えば、それにくらべて引け目を感じる必要がないからだ。「あの人は超人的だ」というのは、「張り合ってもしかたがない」という意味なのだ(ニーチェ)p.66 「無力感」をもたらすのは苦痛そのものではなく、「苦痛を回避できないと思うこと」p.230
0投稿日: 2017.08.01
powered by ブクログAngela Duckworthの"GRIT"読了。ものごとをやり抜くには、passionとperseverance (情熱と粘り強さ)が必要と。スポーツにしても芸術にしても天才と思しき人たちが、普通の人とどこが違うかってことについちゃ、昔から多くの心理学者が研究し尽くしてるんですね。この本は、その具体例も満載しているので、Angelaの話の展開に説得力が出る。途中で投げ出すことがままあるだけに、読んでて辛い部分もありますね。
0投稿日: 2017.07.23
powered by ブクログ人生でなにを成し遂げられるかは、生まれ持った才能より、情熱と粘り強さによって決まる可能性が高い。 自分の経験、経歴、研究成果があいまって、説得力、効果抜群です。
0投稿日: 2017.07.16
powered by ブクログやり抜く力 GRIT(グリット) 2016/9/9 著:アンジェラ・ダックワース 持っている能力を十分に発揮するためには、「やり抜く力」が重要である。私たちが人生のマラソンで何を成し遂げられるかは、まさに「やり抜く力」-長期的な目標に向けた「情熱」と粘り強さ」-にかかっている。 「情熱」とは、自分のもっとも重要な目標に対して、興味を持ち続け、ひたむきに取り組むこと。「粘り強さ」とは、困難や挫折を味わってもあきらめずに努力を続けることである。 本書では、人々がそれぞれに分野で成功し、偉業を達成するには、「才能」よりも「やり抜く力」が重要であることを科学的に以下の3章により証明している。 ①「やり抜く力」とは何か?なぜそれが重要なのか? ②「やり抜く力」を内側から伸ばす ③「やり抜く力」を外側から伸ばす 本書に救われる人は私以外にも多いのではないだろうか。 全てのこの世の成功者は「才能」があるから成功しているのである。そう言われてしまうとそうだと思ってしまいたくもなるが、本書ではそうではなく「才能」よりも「情熱」と「粘り強さ」から構成される「やり抜く力」が成功に大きく起因しているという。 さらに「やり抜く力」は環境や努力次第で「伸ばすこと」が出来る。なおかつそれが科学的に立証されているという。この世はうまくできているものでやはり「努力」により如何にも変わる。変えることができる。 ぐいっと背中を押してもらえる本。 訳本ではあるものの、非常に読みやすい一冊。 読む価値は十二分にある。
1投稿日: 2017.07.09
powered by ブクログまさに私に足りないもの。この本を読んでもいやー私にはやり抜く力はないなーなんて感じながら読んでたけれでも、読み進めるうちに、やり抜けるものを見つけてみようかなと思った。 とりあずは、昔やってたものからまた始めてみようかなー 「やり抜く力」が身につく4つのルールで書いてあったけど、”やめてもいい”だしね。条件付きだけど。 とりあえず、やる気を出させてくれる本でした。 もっと著者が研究を進めて、より具体的な研究結果が出たらそれもまた読みたいな♪
1投稿日: 2017.07.09
powered by ブクログ途中までは面白く読み進んだが、後半1/3にペースダウン。具体的にどうGRITを鍛えるかがわからない。精神論みたいで、実行に移すために「どう良い指導者を見つけるのか」「どのようにブレイクダウンして具体化したら良いのか」など、自分がやるときには疑問点が多かった。
0投稿日: 2017.07.05
powered by ブクログ自分のためというよりは育児書として読んだ感じ。 「こんなときどうしたらいいの?」という具体的な疑問にも対処法が載っているように感じた。 自分に当てはめると、「そうだよね、わかる、わかるんだけど難しいなあ」という感想で、自分のダメっぷりを痛感。コツコツやっていくしかないなあ。
0投稿日: 2017.06.25
powered by ブクログよく本屋で目にする気になっていた本でした。フェイスブックでptが紹介していたのでこの機会に読んでみました。 天才はいるけど本当に必要なのはやり続けることだ。この本はこれに尽きると思います。 以下印象に残った言葉です。 ・「重要な課題を克服するために、挫折を乗り越えた経験がある」 ・「いちど始めたことは、必ずやり遂げる」 →この力が必要 ・「興味の対象が毎年のように変わる」 ・「アイデアやプロジェクトに夢中になっても、すぐに興味を失ってしまったことがある」 →逆にこれが当てはまると続けにくい。 ・「難問にぶつかると、ふつうの人は『またあとで考えよう』などと言って、たいていはそのまま忘れてしまう。ところがダーウィンには、そういういい加減さを自分に許さないようなところがあった。」 ・『ウォー・フォー・タレント』では、競争を勝ち残る企業は、もっとも能力の高い人材を積極的に昇進させるいっぽうで、能力の低い人材は容赦なく切り捨てるべきだと言っている。『ウォー・フォー・タレント』では、競争を勝ち残る企業は、もっとも能力の高い人材を積極的に昇進させるいっぽうで、能力の低い人材は容赦なく切り捨てるべきだと言っている。→一見普通正しいことを言っているようだが結果的には上手くいかなかった。 ・「誰よりも優秀だと証明してみせろ」と従業員たちを煽り立てることで、ナルシシストの温床ができあがり、信じがたいほどうぬぼれが強いと同時に、つねに「自分の能力を見せつけなければ」という強い不安と衝動に駆られる従業員が増え過ぎたのだ。短期間で結果を出すことをなによりも重視し、長期的な学習や成長を妨げる企業文化だった。 ・「最高のパフォーマンスは、無数の小さなスキルや行動を積み重ねた結果として生み出される。それは本人が意識的に習得する数々のスキルや、試行錯誤するなかで見出した方法などが、周到な訓練によって叩き込まれ、習慣となり、やがて一体化したものなのだ。やっていることの一つひとつには、特別なことや超人的なところはなにもないが、それらを継続的に正しく積み重ねていくことで生じる相乗効果によって、卓越したレベルに到達できる」 ・「一つのことをひたすら考え続け、ありとあらゆるものを活用し、自分の内面に観察の目を向けるだけでなく、ほかの人びとの精神生活も熱心に観察し、いたるところに見習うべき人物を見つけては奮起し、あくなき探究心をもってありとあらゆる手段を利用する」 ・「やり抜く力」のある人にとっては、一日にどれだけ努力するかより、くる日もくる日も、目が覚めたとたんに「きょうもがんばろう」と気合いを入れ、トレッドミルに乗り続けることが重要なのだ。 1.ある一点に的を絞って、ストレッチ目標〔高めの目標〕を設定する。 2.しっかりと集中して、努力を惜しまずに、ストレッチ目標の達成を目指す。 3.改善すべき点がわかったあとは、うまくできるまで何度でも繰り返し練習する。 ・「そういえば、私はあまり失望することがないかもしれません。どんなできごとからも、なにかしら学べるはずだと思うんです。だから、しょうがない、今回はうまくいかなかったけど、またがんばろうか、そう思ってやっています」 ・「固定思考」の人はそのような挫折の経験を、自分には能力がない証拠だと解釈してしまうのだ。それに対し「成長思考」の人は、努力すればきっとうまくできると信じている。 ・「固定思考」の悲観的な自分にあだ名をつけるという方法を提案している。
0投稿日: 2017.06.24
powered by ブクログこの本を読むのにもちょっとしたGritが必要…笑 最初の方、途中で諦めそうになったけど、読み進めてみて良かった。仕事、会社、仕事と家庭生活のバランス、などでもやもやを感じることが多い私にとっては、心に染みる部分も多く、また、奮い立たされてもう少し続けてみよう、と考え直すきっかけになる本だった。なんとなく、自分のGritのレベルも分かった気がしたし、継続すること、目的・目標を持つことの大切さを再認識できたと思う。
0投稿日: 2017.06.17
powered by ブクログNo.951 1. 目的 自分と仲間のやる気を引き出すためのヒントが欲しい 2. 得たこと 達成の方程式。才能×努力=スキル、スキル×努力=達成。この2ステップを踏むことが重要。 3. アイデア 「自分には才能がない」って考えているひとにそうじゃないよって伝える。この本を紹介する。
0投稿日: 2017.05.28
powered by ブクログまぁ、とりあえず読んでみました。 「ためになる」ようでいて、「別に何てことのない」ようなお話でした。 てな事を言ってるようじゃ、「やり抜けない」んでしょう!
0投稿日: 2017.05.17
powered by ブクログ「「ものすごくがんばる」のは「やり抜く力」とはちがう」 才能が重要ならば、努力はその2倍も重要であることを説明しています。 「やり抜く力」を身に着けるためのエッセンスと、その重要性がちりばめられています。 粘り強く取り組む力を養うよう、日々精進したいと思わされる一冊です。 一歩ずつでも前に進み、7回転んだら8回起き上がること!!! 目標に粘り強く取り組み、毎日練習を何年間も続けること!!!
2投稿日: 2017.05.14
powered by ブクログこれまでの人生で、自ら限界を言い訳にして、成長を止めてしまっていた。 小さいことでも目標を立て、一つ一つこなしていきたい。
0投稿日: 2017.05.13
powered by ブクログやり抜く力が偉大な業績には一番大切。 目標設定をして、練習をする。 練習はみんなつらいと感じている。しかし、楽しい。 人は努力した人よりも才能がある人をすごいと思う。 学生の時に2年課外活動を続けることはやり抜く力をつける。
0投稿日: 2017.05.12
powered by ブクログ入社1年目です! 才能に関わらず、個人が持っている「やり抜く力」によって成果は表れるという。 「やり抜く力」を得るための具体的なアクションの言及はないですが、自分で考えなきゃな!と思いました。 ビジネス本というより、研究のまとめという印象です。
0投稿日: 2017.05.06
powered by ブクログものすごーく当たり前のこと(=努力が大切)を、数々の研究とともに語られている本。どうやって努力し続けるのか、努力する対象を何にするかも書かれているけど、ウルトラCみたく短時間で解決します!みたいなことは書かれていないので変な期待はしないこと。着実に物事に取り組めてる人には背中を後押ししてくれる一冊。
0投稿日: 2017.05.05
powered by ブクログ現在、何かしら目標を立てて打ち込んでいる最中の方、これから何か始めようと思っている方にオススメの一冊。 GRITを「物事に継続的に取り組み、やり切る能力」と定義し、その重要性についてあらゆる角度と例えから無駄に多い文量と共に述べられている。ここに関しては読み飛ばしていただいて構わない。それよりもよっぽど重要なのは本書で紹介されている目標の立て方や考え方、教育の仕方の部分にあると感じた。悲しいことにGRIT自体はイングリッシュジャーナル3月号に掲載されている著者へのインタビューの方がよっぽどまとまっていて分かりやすい。 評価するポイントはもう1つある。今から物事を始めても決して遅くはないということを科学的根拠と共に紹介している点である。ここには非常に勇気付けられるし、行動がモチベートされる。GW1冊目としては満足であった。
0投稿日: 2017.05.05
powered by ブクログ読了した本が30冊ほど、感想を書かれるのを待っている状態・・・ なんとかゴールデンウィーク中にしたいなぁ~ 付箋部分を抜粋します ・「人間は自分の持っている能力をほとんど使わずに暮らしている。さまざまな潜在能力があるにもかかわらず ことごとく生かせていない。自分の能力の限界に挑戦することもなく、適当なところで満足してしまう」(p42) ・「最高のパフォーマンスは、無数の小さなスキルや行動を積み重ねた結果として生み出される。・・・中略・・・ やっていることの一つひとつには、特別なことや超人的なところはなにもないが、それらを継続的に正しく 積み重ねていくことで生じる相乗効果によって、卓越したレベルに到達できる」(p60) ・偉業というのは、小さなことを一つずつ達成して、それらを無数に積み重ねた成果だから。一つひとつのことは やればできることなんです(p63) ・「あまりにも完璧なものを見たとき、我々は「どうしたらあんなふうになれるのか」とは考えずない。その代わり 魔法によって目の前で奇跡が起こったかのごとく熱狂してしまう」(p65) ・「人生で成功する秘訣の80%は、めげずに顔を出すこと」(p76) ・「やり抜く力」のある人にとっては、一日にどれだけ努力するかより、くる日もくる日も、目が覚めたとたんに 「きょうもがんばろう」と気合を入れ、トレッドミルに乗り続けることが重要なのだ(p77) ・努力によって初めて才能は「スキル」になり、努力によってスキルが生かされ、さまざまなものを生み出すことができる(p78) ・「あなたは人生でなにをしたいのか」と訊いているのだ。「やり抜く力」の用語で言えば、あなたの「情熱」はなにか ということ(p87) ・「時間とエネルギーは限られている」という事実をしっかり認識すること(p97) ・バスケがうまくなるコツは、自分よりややスキルの高い仲間と一緒にプレーすることなのだ(p122) ・「なにをするにしても、自分のやっていることに情熱を持っていない限り、長続きはしないことがわかるでしょう」(p137) ・興味は内省によって発見されるものではなく、外の世界と交流するなかで生まれる(p145) ・「ただ好きだからといって、上達できるとは限らない。努力をしない限り、上達するはずがないのだ。 だから多くの人は好きなことをやっていても全然うまくならない」(p147) ・初心者にとっての「目新しさ」とベテランにとっての「目新しさ」は、別物だということだ。初心者は初めて経験すること ばかりで何でも目新しく感じるが、ベテランが目新しいと感じるのは微妙な差異(ニュアンス)なのだ(p159) ・ふつうの人びととちがって、エキスパートたちは、ただ何千時間もの練習を積み重ねているだけではなく、エリクソンのいう 「意図的な練習」を行っている(p169) ・「意図的な練習」は準備の段階で、フローは本番で経験するものだと言える(p187) ・100%自分のことだけ考えて行動する人よりも、自分のことも社会のためも考えて行動する人のほうが 長い目でみた場合に、成功する確率が高いことが明らかになっている(p218) ・「やり抜く力」の強い人びとが持つ希望は、運とは関係ない。何度転んでも起き上がる。それがすべてだ。(p227) ・「貧困状態の子どもたちのことは、とても心配だ」・・・中略・・・「これならできる、あれならうまくやれる」と 学習する機会がないんだ。子どものころになにかを乗り越えた、うまくできたという経験は、ずっとあとにまで 効果をおよぼすと私は考えている。だから、自分の行動と自分が経験するできごとには、望ましい意味で関連性が あることを学ぶ必要がある。つまり「自分がこうすれば、きっとこうなるはずだ」と思えるようにならないと いけない」(p252) ・私は挫折をしても、めげたままではいない。私は立ち直る(p256) ・「どうせできるわけがないとか、無理に決まってるとか、そういうネガティブな思い込みを捨てて、とにかく やってみることです」(p298) ・好循環とは「もがきながらも努力を続けることが進歩につながり、それによって自信が生まれ もっと大変なことにも挑戦できるようになる」ことだ(p316) ・ほとんどの人は生まれながらにとてつもない可能性を持っているということだ。だから問題は、やり抜く力を発揮して ひたすら地道な努力を積み重ねることで、その可能性を最大限に生かせるかどうかにかかっているんだ。 最後に大きな成功を収めるのは、そういう人たちだからね(p319) ・興味を掘り下げること、うまくできないことも一生懸命に練習すること、自分ががんばっていることには 個人の枠を超えたより大きな目標があると認識すること、そして、苦しい日々のあとには素晴らしい日々が やってくることを信じて、何度でもやってみよう、と希望を持つことを(p325) ・「偉大な競泳選手になるには、偉大なチームに入るしかないんです」(p332) ・「やり抜く力」が強いということは、一歩ずつでも前に進むこと。 「やり抜く力」が強いということは、興味のある重要な目標に、粘り強く取り組むこと。 「やり抜く力」が強いということは、厳しい練習を毎日、何年間も続けること。 「やり抜く力」が強いということは、七回転んだら八回起き上がること(p366)
0投稿日: 2017.05.05
powered by ブクログやり抜く力。 才能×努力=スキル スキル×努力=成果 従って、最終的な成果に対して、努力は才能より2倍効く。 継続的に努力をし続けられる人(グリット力がある人)が成果を出せる。 グリット力は磨かれる。 興味→練習→目的→希望。 興味がないものに対してグリットは限度がある。 まず興味があるものを見つけること重要。 その上で、意図的な訓練をする。意図的とは明確な基準の基にストレッチ目標を設定してフィードバックを得ながら日々精進すること。 意図的練習→努力報われる→高揚感→もっともっと練習 のサイクル。 自分はグリット力は比較的ある方だと思ってるが、それは小さい頃の経験が活きてる気がする。 持久走大会で負けて悔しくて毎日ランニングを続けて翌年から1位を取り続けたこと。 野球部で毎日毎日練習に明け暮れたこと。 いつも自分の近くにストレッチ目標である兄の存在があったこと。 それら自分たちの子供たちにもしっかり伝承していきたいものである。
0投稿日: 2017.05.01
powered by ブクログ自分は比較的やり抜く力はある方だと思うけれども、それが何に起因しているのか自分なりにこれから考えたいと思った。
0投稿日: 2017.05.01
powered by ブクログ自分は楽天的と思ったが、そうではなかった。ポジティブ心理学や習慣に関して興味深かった。本中に紹介されている。天才たちの日課とポジティブ心理学は読み始めた。
1投稿日: 2017.04.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読書の量と幅が広がったことにより、良書には複数の他の良書と同じことを言っていることが多いという事に気付く。 持って生まれた才能よりも「やり抜く力(情熱と粘り強さ)」が人生を成功に導く。 一流の人は、等しく「やり抜く力」を持っている。逆に才能があっても「やり抜く力」がなければ一流にはなれない。 日々の様々な目的に「なぜ」を繰り返していくと最上位の目標を見つけることができる。後はその目標に向かって下位の目標を「やり抜く力」でクリアしていけばよい。 目標が見つからなければ、まずは興味のあることに取り組んでみること。 天職とは今の仕事から見つけることが多い。 長い時間をかけて練習するのでなく、意識的に「意図的な練習」をしなければ意味がない。 目的は自己の欲求を満たすことだけでなく、社会貢献が必要。これはアドラーの共同体と同じ考え。 楽観的な考えを持たないと自分にはできないと考えてしまい「やり抜く力」を発揮できない。悲観主義者は認知行動療法で楽観的な考えに修正することが可能。 自分のために読み始めたが、どちらかと言えばこれからの子育てに活かしたいと思う。 「やり抜く力」を身に付けるには、青年期に何らかの活動(部活やボランティアなど)を最後までやり通す経験が、その後の人生で「やり抜く力」を発揮させる。 特に、いくら良い育て方をしても、子供がそれをどのように受け止めているかが重要ということは今まで考えたことがなかった。 部下を育てるのと同じで、言って聞かせるだけでなく、親自身が「やり抜く力」を実践してお手本になる必要ある。 青年期には何のために学習をするのか、目的を考えさせることも必要。それによって学習への意欲が高まる。 ・「やり抜く力」を測定するグリットスケールはPDFにした。 ・「天賦の才を持つ人」と神格化してしまえば、やすやすと現状に甘んじていられる。天才というのは神がかった存在だと思えば、それにくらべて引け目を感じる必要がないからだ。「あの人は超人的だ」」というのは、「張り合ってもしかたない」という意味に解釈できる。 ・偉大な達成を導くためには、才能も少なからず必要だが、それよりも努力の方が二重の影響を及ぼす。 ・才能×努力=スキル ・スキル×努力=達成 ・努力をしなければ、たとえ才能があっても宝の持ち腐れ。努力をしなければ、もっと上達するはずのスキルもそこで頭打ち。努力によって初めて才能はスキルになり、努力によってスキルが生かされ、さまざまなものを生み出すことができる。 ・「最終的な目的」を見つけ出すためには、まず日頃のタスクを書き出す。これは上位の目的を達成するための手段だ。そしてその手段を「なぜするのか?」を問い続けると、常に[~するため」という答えが見つかる。そして最後には最上位の目標にたどり着く。最上位の目標は、ほかの目的の「手段」ではなく、それ自体が最終的な「目的」なのだ。 ・「やり抜くカ」が非常に強い人の場合、中位と下位の目標のほとんどは、何らかの形で最上位の目標と関連している。それとは逆に、各目標がバラバラで関連性が低い場合は、「やり抜くカ」が弱いと言える。 ・将来の夢を持っている若者は多いが実現できる人は少ない。これは、将来の夢を実現するための中位や下位の目標を具体的に設定することができない。そのため、目標がピラミッド形の構造になっていない。最上位の目標がぽつんと浮かんでいるだけで、それを支える中位や下位の目標がまったくないのだ。 ・目標のピラミッドが全体としてひとつにまとまり、各目標が関連性をもって、整然と並んでいる状態が望ましいのだ。最上位目標が複数ある場合には、どの目標にも努力する必要があるので、可能であればそれらに共通のさらに上位を考えるか、優先順位を付けた方が良い。 ・下位の目標を達成できなかった場合、「やり抜くカ」の強い人でもがっかりするし、ときには胸が張り裂けそうな思いを味わうかもしれない。だが、それも長くは続かない。すぐに新しい別の下位の目標に取り掛かる。何度やってもダメなら、他の目標(手段)を試すことが必要。 ・重要度の低い目標をあきらめるのは悪いことではなく、むしろ必要な場合もある。他にもっとよい実行可能な目標があるなら、ひとつの目標だけにいつまでも固執するべきではない。また、同じ目標を目指すにしても、いまの方法よりもっと効率的な方法や、もっと面白い方法があるなら、新しい方法に切り替えるのは理にかなっている。しかし、重要度の高い目標の場合は、安易に妥協するべきではない。 ・上達するためのコツは、自分よりややスキルの高い仲間と一緒に過ごすこと。 ・「やり抜く力」の強い人たちには共通する4つの特徴がある。 ①興味:目分のやっていることを心から楽しんでこそ「情熱」が生まれる。目分の仕事のなかで、あまり楽しいとは思えない部分をはっきりと認識しており、ちっとも楽しいと思えないことも、少なからず我慢していた。とはいえ全体的には、目標に向かって努力することに喜びや意義を感じていた。 ②練習:「粘り強さ」のひとつの表れは、「昨日よりも上手になるように」と、日々の努力を怠らないことだ。だからこそ、ひとつの分野に深く興味を持ったら、わき目もふらずに打ち込んで、自分のスキルを上回る目標を設定してはそれをクリアする「練習」に励む必要がある。 ③目的:自分の仕事は重要だと確信してこそ、「情熱」が実を結ぶ。目的意識を感じないものに、興味を一生持ち続けるのぼ難しい。だからこそ、自分の仕事は個人的に面白いだけでなく、他の人びとのためにも役立つと思えることが絶対に必要だ。多くの場合は、ひとつのことに興味を持ち続け、何年も鍛錬を重ねたのちに、「人の役に立ちたい」という意識が強くなるようだ。 ④希望:布望は困難に立ち向かうための「粘り強さ」だ。希望はあらゆる段階に欠かせない。最初の一歩を踏み出すときからやり遂げるときまで、ときには困難にぶつかり、不安になっても、ひたすら自分の道を歩み続ける姿勢は、はかり知れないほど重要だ。 ・自分の本当に好きなことを仕事にすることは良いことだ。第一に、人は自分の興味に合った仕事をしているほうが、仕事に対する満足度がはるかに高い。第二に、人は自分のやっている仕事を面白いと感じているときのほうが、業績が高くなる。 ・大人になったら何をしたいかなど、子供のころには早すぎて分からない。ほとんどの人は中学生くらいのときに、特定の職業への興味のあるなしがぼんやりと見えてくる。 ・興味は内省によって発見するものではなく、外の世界と交流するなかで生まれる。興味を持てるものに出会うまでの道のりは、すんなりとは行かず、回り道が多く、偶然の要素も強いかもしれない。だからこそ、どんなことに興味を持つか持たないかは、自分にもわからない部分が大きいのだ。それに、無理やりなにかを好きになろうし思っても、うまくいかない。興味を持ったことも、実際に試してみなければ、長続きするかどうかはわからない。 ・興味を持てることが見つかったら、こんどはさらに長い時間をかけて、自分で積極的に掘り下げて行かなければならない。最初に興味を持ったきっかけのあとに、何度も繰り返し、さらに興味をかき立てられる経験をする必要がある。そうしなければ興味を持ち続けることは困難だ。 ・最後に、強い興味を持ち続けるには、親、教師、コーチ、仲間など、周囲の励ましや応援が必要だ。 ・取り組むべき目的が見つからない人は、まずは好き嫌いをはっきりさせて、そこから積み上げていこう。やりたくない仕事とやってもいいと思う仕事に分けてみる。次にとりあえずいいと思ったことをやってみる。本当に興味のあることが見つかるまでは、ある程度、試行錯誤するのはやむを得ないことだ。うまくいかなかった場合は、取り消したってかまわない。自分と同じ興味を持っている仲間を探そう。最後に、好きなことを何年か続けているのに、本腰を入れて打ち込む覚悟ができていない場合は、「興味をさらに深めることができるかどうか」を見きわめよう。 ・「やり抜く力」の強い人は、普通の人と違って、ただ何千時間もの練習を積み重ねているだけでなく「意図的な練習(集中して質の高い取り組み)」を行っている。 ・意図的な練習法は以下の通り。これを目標を変えてひたすら繰り返す。 ①ある一点に的を絞って、ストレッチ目標(高めの目標)を設定する。得意な点をさらに伸ばすよりも、弱点の克服に努める。 ②しっかりと集中して、努力を惜しまずに、ストレッチ目標の達成を目指す。うまくできた部分よりも、うまくできなかった部分を知って克服したいのだ。そのために熱心にフィードバックを求める。 ③改善すべき点がわかったあとは、うまくできるまで何度でも繰り返し練習する。 ・「意図的な練習」は極めて過酷なため、最大で1時間が限度でその後には必ず休憩を入れる。 ・「やり抜く力」の強い人は、他の人よりも大変な思いをして「意図的な練習」に取り組んでいたが、同時に「楽しさ」もよけいに感じてた。 ・「やり抜くカ」の強い人びとは、ふつうの人にくらべて、「意義のある生き方」や「ほかの人びとの役に立つ生き方」をしたい、というモチべーションが著しく高い。 ・肩書きよりも重要なのは、本人が自分の仕事をどう見なしているかだ。それはとりもなおさず、わざわざ職業を変えなくても、ただの「仕事」だと思っていたものが「キャリア」に、そしてついには「天職」に変わる可能性もあるということだ。どの職業でも「天職」と感じている人の割合は変わらない。 ・確固たる「目的」を抱くようになった人は、必ず若いときに、「目的」を持った生き方の手本となる人物(ロールモデル)に出会っている。 ・高校生に対して、「どうしたら世のなかはもっとよくなると思いますか?」と質問した。つぎに「いま学校で習っていることで、そのために役立ちそうなことばありますか?」と質問した。生徒たちはそれぞれ自分なりの回答を紙に書いた。学習することの「目的」を意識したことにより、生徒たちの学習への取り組みが著しく向上した。 ・「やり抜く力」が発揮されるのは、「自分たちの努力次第で将来は良くなる」という信念に基づいている。運任せに「明日はきっと今日よりもいい日になる」という考えとは異なる。 ・楽観主義者と悲観主義者を見分けるためのテストとして、「つぎの状況を想像してください。人からやってほしいと頼まれた仕事がありますが、ぜんぶ終わりそうにありません。ではつぎに、そのおもな原因をひとつ想像してください。どんな原因が頭に浮かびますか?」 ・悲観主義者は「自分はなにをやってもだめだから」「意気地なしだから」などと答える。このような受けとめ方は「永続的」で、自分ではほとんど変えようがない。しかも「不特定的」であり、仕事の能力だけでなく、ほかのさまざまなことにまでおよんでしまう。このように、逆境を「永続的」で「不特定的」なものとして受けとめると、小さな失敗を取り返しのつかない大失敗のように感じてしまう。そうすると、もうあきらめるしかないし思ってしまうのだ。 ・楽観主義者は、「時間配分をまちがえたから」「気が散ってしまい、効率のよいやり方ができなかったから」などと答える。このような受けとめ方は「一時的」で「特定的」であり、「どうにかできる」と思えるので、問題として対処しようという気になる。 ・「知的能力に関する考え方」を評価するために、つぎの各コメントを読んで、どの程度賛成か、あるいは反対かを考えてみてほしい。 ①知的能力は人の基本的な性質であり、ほとんど変えることはできない。 ②新しいことを学ぶことはできるが、知的能力じたいを向上させることはできない。 ③もともとの知的能力のレべルにかかわらず、かなり向上させることができる。 ④知的能力はつねに大きく向上させることができる。 ・最初のふたつのコメントに賛成し、あとのふたつのコメントに反対した場合は、あなたの考え方は「固定思考」し考えられる。それとは逆だった場合は、あなたの考え方は「成長思考」と考えられる。 ・「固定思考」の人たちがいずれ困るのは(じつは「自分には才能がある」と思っている人に多い)、人生には浮き沈みがあり、いつかは必ず困難なできごとにぶつかるからだ。そんなとき、「固定思考」はとてつもない障害となる。たとえば仕事の評価が低かったりするともうダメだと思ってしまう。「固定思考」の人はそのような挫折の経験を、自分には能力がない証拠だと解釈してしまうのだ。それに対し「成長思考」の人は、努力すればきっとうまくできると信じている。そして「やり抜く力」がはるかに強い。 ・おとなになって成功や失敗をしたとき、その原因を自分の才能に結びつけるか、それとも努力に結びつけるかは、子どものころの「ほめられ方」によって決まる確率が高い。「生まれながらの才能」よりも「努力」と「学習」をほめることが大事。 ・子どもがミスをしたときに、親が「ミスをするのは悪いことで、問題だ」というような態度を示した場合、子どもは「固定思考」になる確率が高いことがわかってきている。 ・親たちの心のなかには、「固定思考」の悲観主義者と「成長思考」の楽観主義者がいる。このことを認識するのは非常に重要だ。なぜなら、いくら肯定的な言葉を遣うように心がけても、身ぶり手ぶりや、表情や態度が否定的では意味がないからだ。着実な一歩を踏み出すには、まず自分の「言葉」と「行動」が裏腹になっていないかに注意することだ。そうなってしまった場合は(必ずそういう場合もある)、固定的で悲観的な世界観から脱け出すのはなかなか難しい、という事実を認識ずればよい。 ・まだ若いときに大きな逆境を経験して、それを乗り越えた場合、それ以降にまた逆境が訪れると、対処のしかたが変わってくる。ただし、それは非常に大きな逆境を経験した場合に限られる。ちょっと困った程度のことでは、脳に変化は起こらない。同様に「あなたなら困難を克服できる」といくら励ましても、脳にそのような変化は起こらない。 ・楽観的に考える練習として、認知行動療法が有効である。悲観的な考え方を認知の歪みとして捉えて修正していく。 ・子育てには4つのパターンがある。縦軸に「支援の有無」、横軸に「要求の有無」を設定し、4象限に分類する。「やり抜く力」を子供に持たせるには、右上の「賢明な育て方(子どもに厳しい要求をしながらも、支援を惜しまない育て方)」が必要。 ・子育て研究による大きな発見のひとつは、親が子どもにどんなメッセージを伝えようとしているかよりも、子どもがそのメッセージをどう受け取っているかのほうが重要だという点だ。 ・子供は親の言う事は聞かないが、親の真似し、更に手本とするようになる。「賢明な育て方」をしている親であっても、自分自身の長期的な目標に向かってて、「情熱」し「粘り強さ」をもって取り組む姿を子どもに見せているとは限らない。もしあなたが自分の子どもの「やり抜くカ」を引き出したら、まず、「自分が人生の目標に対してどれくらいの情熱し粘り強さをもって取り組んでいるか」、つぎに、「子どもが自分を手本にしたくなるような育て方をしていると思うか」考えてみよう。 ・子どもの人生をよい方向に変えてやらなくては、なんて気負わなくていいんです。心から相手のことを思って、しっかりと見守っていれば、ちゃんとそれが伝わって、よい変化が起こります。その子の人生にいまなにが起きているのか、理解しようと努めてください。そして一緒に乗り越えようと手を差し伸べてください。 ・成績と試験のスコアだけでは将来の予測は出来ない。実際、成績と試験のスコアがまったく同じふたりの生徒に、おとなになってから大きな差が表れるのは、よくあることだ。その差は「最後までやり通す」ことである。 ・高校、もしくは大学の課外活動を2年以上続けて、さらに何らかの実績を収めると「最後までやり通す」力が身に着き、「やり抜く力」を鍛えることにもなる。 ・長期的に条件がそろえば、自分が所属する集団の規範や価値観は、やがて自分自身の規範や価値観になる。そして物事を決断する時に、その価値観で判断する。従って、所属する集団の価値観は非常に重要な要素となりうる。
0投稿日: 2017.04.23
powered by ブクログ今年読んだ本の間違いなくベスト.よき父親でありたい,よく学びたい.この本を読み終えた今だけの,一時の感情からだけではなく. グリット.フィンランド語では Sisu というんだそうです.
0投稿日: 2017.04.23
powered by ブクログ素晴らしい。 素晴らしすぎて、やり抜く力があれば他には何もいらないのではないかとすら思ってしまう。
0投稿日: 2017.04.22
powered by ブクログレンガ職人の寓話 ある人がレンガ職人に「なにをしているのですか」と訪ねました 1番目の職人は「レンガを積んでいるんだよ」 2番めの職人は「教会をつくっているんだ」 3番目の職人は「歴史に残る大聖堂を造っているんだ」 1番目は単なる「仕事」にすぎず、二番目は「キャリア」三番目は「天職」を意味する 3番目の答えの人は、やり抜く力 が強い 自分の最重要の目標を通して世の中の役に立てる人は、本当に幸福だ。そういう目標を持っている人は、どんなにささいなことや退屈な作業にも意義を見出すことができる。
0投稿日: 2017.04.15
powered by ブクログp.346 第一のコアバリューは「我々は弱音を吐かない」であり、それに対応してアイルランドの劇作家、ジョージ・バーナード・ショーの文章が引用されている。 「人生の真の喜びは、自分自身の行動によって幸せをもたらすことである。つねに病気や不満の種に怒ってばかりいる、身勝手な愚か者に成り下がり、世の中は自分を幸せにしてくれない、などと嘆くことではない。」 p.370 しかし、「天才」とは「自分の全存在をかけて、たゆまぬ努力によって卓越性を究めること」と定義するなら、私の父は天才だ。私も、コーツも天才だ。そしてあなたにも同じ覚悟があれば、あなたも天才なのだ。
0投稿日: 2017.04.13
powered by ブクログ『マシュマロテスト』でやり抜く力も大事だよ!というのがわかったけれど、今度はやり抜く力特化の本が出たので読んだ。なるほど、私は辛い思いをしたから仕事を頑張れたわけか、などと納得。
0投稿日: 2017.04.11
powered by ブクログ20170409 やり抜く力。意識した事は無いが、興味がある事は、最後まで続ける。それが仕事なら良いが一つでも有れば人生も楽しめるという内容と理解。年齢も関係無いという点も良い。
0投稿日: 2017.04.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
GRITに関する説明 日本語では「やりぬく力」と訳される。 短距離ではなく、マラソンに例えられ、長期的な目標に向けた「情熱」と「粘り強さ」 大きな成功を収めた人たちの共通点。 ・並外れて粘り強く、努力家 ・自分が何を求めているのかを理解している ただ漠然と長く続ければいいということではなく、いかにすれば成長するのかを常に考えることが大切。スポーツであればプロの真似をしたり、自分の動き方をしっかり分析するなど。 P70 「達成」を得るには「努力」が2回影響する。才能×努力=スキル、スキル×努力=達成 やり抜く力を伸ばす方法 1、自分自身で内側から伸ばす 興味を掘り下げる 今の自分のスキルを上回る目標を設定してクリアする習慣をつける 自分の取り組んでいることが大きな目的とつながっていることを意識する 2、外側から伸ばす 周りの人々が個人のやり抜く力を伸ばす重要な役割をになう (p240) 成長思考の人は固定思考の人に比べてやり抜く力が強い。 成長思考:人間は変われる、成長できる、と信じている人。一生懸命努力すれば自分の能力をもっと伸ばすことは可能。 固定思考:人はスキルを習得することはできるが、スキルを習得するための能力、すなわち才能は鍛えて伸ばせるものんではないと考える人 成長思考、やり抜く力をのばす表現 ・よくがんばったね、素晴らしい x才能があるね、すばらしい ・今回はうまくいかなかったね。一緒に今回の方法を見直して、どうやったらもっとうまくいくか考えてみよう。 xまぁ、挑戦しただけえらいよ ・よくできたね、もう少しうまくできたかもしれないと思うところはあるかな? xよくできたね。君はすごい才能を持っている ・これは難しいね。すぐにできなくても気にしなくていいよ xこれは難しいね。できなくても気にしなくていいよ ・もうちょっとがんばってみようか。一緒にがんばれば必ずできるから。 xこれは君には向いてないのかもしれない。でもいいじゃないか。君にはほかにできることがあるよ。 (p366) 人は誰でも限界に直面する(才能だけではなく、機会の面でも)実際には、思っている以上に、自分で勝手に無理だと思いこんでいる場合が多い。 何かをやって失敗すると、これが自分の能力の限界なのだと思ってしまう。 あるいは、ほんの少しやっただけで諦めてしまい、他のことに手を出す。 どちらのケースも、もう少し粘り強く頑張ればできたかもしれない。 「やり抜く力」が強いということは、一歩ずつでも前に進むこと。 「やり抜く力」が強いということは、興味のある重要な目標に、粘り強く取り組むこと。 「やり抜く力」が強いということは、厳しい練習を毎日、何年間も続けること。 「やり抜く力」が強いということは、七回転んだら八回起き上がること。 ただ、最後に筆者も注意しているのが、なにかをやめることが最善である場合も、固執してやめられなくなってしまうこと。選択と集中をして、時間を有効に使うことが大事になる。
0投稿日: 2017.04.08
powered by ブクログ才能>情熱×努力であり、やり抜く力こそが結果を出す最大の要因である。本書でも触れられているが、情熱をそそげるもの、つまり好きなことほどやり抜くことができる。やり抜くとは何か、それは努力を続けて結果がでること、その結果をさらに高めようとする姿勢であることであり、それらを達成するまであきらめないことである。 『はじめの一歩』に「努力した者が全て報われるとは限らん。しかし! 成功した者は皆すべからく努力しておる!!」というセリフがあるが、まさにこの言葉を思い出した。 本書は、教育においてどのようにやり抜く力を育てるかに焦点が置かれているが、本書の後半で出てくる2つの家族、チームの事例のように、1人でなく家族や恋人、友人、チームメイトなどの支えによって、やり抜く力を育てる土壌は整えられる。 天賦の才に恵まれた一部の天才に、「情熱」と「正しい努力」をした一般人が勝る可能性がある。 会社の人材マネジメントなどにもこの「やり抜く力」は応用できるのではないだろうか。
0投稿日: 2017.04.07
powered by ブクログ読み物としてとても面白かったんだけど、読者が興味があるのはやり抜く力をどう伸ばすかということと思うので、その辺りの記述がもう少し多ければもっと良かった。 家族の決まりごとの項目でしかそのことに関しては触れられていなかったと思うので。
0投稿日: 2017.04.04
powered by ブクログ定期的に読み返したい内容です。 粘り強さや情熱が大切というのは、理解しているつもりでしたが、それが、なぜ大切なのか。今持ち合わせていないと感じるのであればどうすればよいのかを明確に教えてくれます。 (大人ではなく、やり抜く力の強い子供を育てるという目線が多いですが…) //////////////////// ●持っている能力を充分に発揮するためには、やり抜く力が重要。 ●「やり抜く力」は「情熱」と「粘り強さ」の2つの要素 「情熱」 └自分のもっとも重要な目標に対して、興味を持ち続け、ひたむきに取り組むこと。 「粘り強さ」 └困難や挫折を味わっても諦めずに努力を続けること。 ●私たちの人生のマラソンで何を成し遂げられるかは、 「やり抜く力」…長期的な目標に向けた「情熱」と「粘り強さ」にかかっている。 「才能」にこだわっていると、この単純な真実を見失ってしまう。 ●「やり抜く力」を伸ばすふたつの方法 1)「やり抜く力」を自分自身で内側から伸ばす方法。 └興味を掘り下げる └自分のスキルを上回る目標を設定してはそれをクリアする練習を習慣化する └自分の取り組んでいることが、自分よりも大きな目的とつながっていることを意識する └絶望的な状況でも希望を持つことを学ぶ 2)外側から伸ばす └親、コーチ、教師、上司、メンター、友人など。周りの人々が個人のやり抜く力を伸ばす重要な役割 ●人は誰でも限界に直面する(才能だけではなく、機会の面でも) 実際には、思っている以上に、自分で勝手に無理だと思いこんでいる場合が多い。 何かをやって失敗すると、これが自分の能力の限界なのだと思ってしまう。 あるいは、ほんの少しやっただけで諦めてしまい、他のことに手を出す。 どちらのケースも、もう少し粘り強く頑張ればできたかもしれない。 ● 「やり抜く力」が強いということは、一歩ずつでも前に進むこと。 「やり抜く力」が強いということは、興味のある重要な目標に、粘り強く取り組むこと。 「やり抜く力」が強いということは、厳しい練習を毎日、何年間も続けること。 「やり抜く力」が強いということは、七回転んだら八回起き上がること。 ● やろうと思えばできるような小さなこと、 しかし継続するには非常に難しいことを無数に積上げるには、血の滲むような努力が必要
0投稿日: 2017.04.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
才能ではなく、やり抜く力が結果につながるという内容。精神論だけでなく、論文等のデータで分かりやすく説明してある。 ・才能×努力=スキル スキル×努力=達成 努力は二乗で影響する。 ・情熱と粘り強さを持つ人が結果を出す。 ・内側と外側からやり抜く力を育てる。 ・人は圧倒されると才能のせいという言い訳にする。 ・上位の目標(究極的関心、哲学)がなければ、下位の具体的目標を達成できない。 ・具体的目標は何度やってもダメならば別の方法で上位の目標を達成する。 ・25個の仕事の目標のうち、5個に集中し他は目を向けない。 ・環境が変わると自分が変わる。達成するためには適した集団に属する必要がある。 ・漫然と練習するのではなく、意図的な練習を継続する。 ・自分がどんなことを考えるのが好きか? ・明確に定義されたストレッチ目標。完全な集中と努力。速やかで有益なフィードバック。意図的な練習。 ・同じ時間、同じ場所での習慣をつくる。 ・「今、この瞬間」の自分を見ながらチャレンジする。 ・人の役にたっている等、「他者」を目的にする。 ・意義を感じられるように変化を起こす ・脳は筋肉のように鍛えられる。知識や才能は鍛えられる。 ・高い期待と支援を惜しまないのが賢明な育て方 ・まわりの価値観が「自分の信念」に変わる。 ・暗唱で「言葉の力」を自分のものにする。 ・ささいなことでも「最善」を尽くす。 ・天才とは「自分の全存在にかけて、たゆまぬ努力によって卓越性を極めること」
0投稿日: 2017.04.01
powered by ブクログ誰かの優れた成果を目にしたとき,「自分にはあの人より才能がない。」そう考えたことはないだろうか。しかし才能よりも物事の達成に重要なのは「やり抜く力」である,ということを筆者は突き止める。自分の「やり抜く力」を強くする方法,指導者による育て方も論じている。
0投稿日: 2017.03.27
powered by ブクログビーストなんちゃらをやり遂げられるとは思わないけど、地味な訓練をひたすら続けられる力みたいに捉えると、案外出来るかもなあとも思った。 グリットを身につけたければ、そういうチームに入りなさいって話が印象に残った。本人の資質もあるけど、環境要因もあるよねって話かと。 グリット自体はあくまで手段の話なので、目的や目標を定めて、そこに邁進するっていうのが前提として必要かと思います。そのためには、まあ色々やってみる、合わないと思ったらやめて違うことをやってみるの繰り返しが良いみたいです。 自分ももっと色々チャレンジしようかなと思います。
0投稿日: 2017.03.25
powered by ブクログGRITと呼ばれる、やり抜く力について考察された本。一時期、継続、やり切ること、モチベーション等について結構色んな本を読んでいたので、既知の情報もあったが、改めて「やり抜く力とはなんぞや?」、「どうやってその力を伸ばす?」といった疑問に対して分かりやすくまとめられていてよかった。何より30になると色んな差がつく頃だけど、何がその差を産んでいるんだろうと考えた時に、非常に腹落ち感があった。寿命が100歳超えるようになると言われている昨今、才能だけで生き抜くには厳しい時代。逆に才能なくてもGRITがあれば挽回可能ということは非常に痛快な時代である P70 「達成」を得るには「努力」が2回影響する。才能×努力=スキル、スキル×努力=達成 P91 ところが、夢を実現するための中位や下位の目標を具体的に設定することができない。そのため、目標がピラミッド形の構造になっていない。最上位の目標がぽつんと浮かんでいるだけで、それを支える中位や下位の目標がまったくないのだ。 P233 楽観主義者も悲観主義者も同じようにつらいできごとを経験するが、受け止め方が異なるのだ。楽観主義者は自分の苦しみは一時的で特定の原因があると考えるが、悲観主義者は自分の苦しみを変えようがない原因のせいにして、自分にはどうすることもできないと考えてしまう P243 「成長思考」「やり抜く力」を伸ばす表現。「よくがんばったね!すばらしい」「今回はうまくいかなかったね。一緒に今回の方法を見直して、どうやったらもっとうまくいくか考えてみよう」「よくできたね!もう少しうまくできたかもしれないと思うところはあるかな?」「これは難しいね。すぐにできなくても気にしなくていいよ」「もうちょっと頑張ってみようか。一緒にがんばれば必ずできるから」 P353 コーチのひとりが「時間前行動」がなぜ重要なのか、その理由を教えてくれた。「相手に対する敬意の表れだからです。ささいなことでも、最善を尽くすのが大事だと考えているんです」
0投稿日: 2017.03.20就活生、育児に迷いがある方にお勧めしたい作品です。
著者はマッキンゼー社の経営コンサルタントを職歴にもつ心理学者の方で、やり遂げる能力の高い人、そうでない人の要因を色々な観点で分析し、多様な論説が紹介されています。 成功者はやり遂げる能力が高い人が多い。では“才能”と“努力”いずれのスコアが高い方に軍配が上がるのか?また、人はどちらを評価するものなのか? ビル・ゲイツ氏も評価している粘り強さは、生育過程が非常に大事であり、周囲の大人がどのような関わりを良しとするのかも提唱されています 成功例として、一般人、芸能人、実業家、オリンピックメダリストなど、幅広い人々のサクセスストーリーが紹介されています。 中でもメガ成功者であるアマゾンドットコムのジェフ・ベゾス社長の育成ストーリーは興味深いかと思います。子どもをよく観察する事の意義が分かります。 仕事で成功しているか?と自分を振り返った時に、「自分の従事している仕事は 単なる“仕事”なのか、次に繋げる“キャリア”なのか、或いは“天職”なのかによって幸福感が違う」という論説はズシンと胸に響きました。 「やり遂げる力」を高める簡単に取り掛かれる方法も紹介されています。人生哲学を掲げること~まずは強く興味を持つものを発見する事から始まるのですが、ピラミッド式の目的達成メソッドの作図は、とても効果的だと思いました。 もっと硬い内容を予想していましたが、読みやすく分かりやすい論文でした。シンプルで不屈に生きる素晴らしさを認識し、生活に張りをもたらしてくれる本だと思います。
2投稿日: 2017.03.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
天才というのは才能だと思われていたもの「やり遂げる」という点に着目して成功するということを研究した本。 頭ではわかっているけれども、実際に科学的や立証されたものとして捉えると改めてなるほどなと思う本だった。 パート1の第3章一流の人がしている当たり前のこと、にある達成の方式は単純だが「才能」×「努力」=スキル 「スキル」×「努力」=達成という図式にして表しているのはわかりやすかった。何事にも才能だけでも、スキルだけでもダメだということ。でも、その必須である努力も闇雲に進めるのではなく「究極の目標」に向かってやるべきことをやるというと。わかっているようで実は意識していない部分を本書はクリアーにした思う。具体的にやり抜く力をつける方法には、内側から(自ら)と外側(外部)からの説明があるが、最も重要なのは「情熱を持って好きなものの目的を持つこと」だと思う。
0投稿日: 2017.03.18
powered by ブクログ成績優秀や運動能力抜群、体力トップよりも最後までやり抜く力があると辛いことにも耐えられる!当たり前のようにも思えるけど、後天的に変えられるって事だよね。子ども時代にね!
0投稿日: 2017.03.13
powered by ブクログ昨年のTEDでも取り上げられた流行りモノを一足遅れで(笑)ビジネス、アカデミア、アスリートどの世界もトップパフォーマーの成功は才能よりもGrit(やり抜く力)の要素が強いらしい。本書はそのやり抜く力は何であるか、それを自発的に伸ばす方法、外から育成する方法について、自らの研究結果や経験、知見をまじえて自伝的に語っています。ともすると、成功体験をダシに使った単なる精神論や根性論になりがちな内容ですが、心理学の研究や実験などでの裏付けを多く提示しており、感覚的にも説得力ある説明がなされています。ただ、いかんせん自伝的要素が強く、研究成果も道半ばな感がありますので、これから色々な分野での適用例が待たれます。使えるネタは満載です。
1投稿日: 2017.03.11
powered by ブクログまず、やり抜く力は伸ばせる。 伸ばす方法には2つあって、一つは「内側から伸ばす」。 つまり「興味を掘り下げる」「自分のスキルを上回る目標を設定してそれをクリアする練習を習慣化する」などがある。 2つ目は「外側から伸ばす」。 つまり親や周囲の人が重要な役目を果たす。 楽な方法は、集団に溶け込もうとする人間の欲求を利用して、意識の高い人達と一緒の環境にいることが良い。 子どものころになにかを乗り越えた、うまくできたという経験は、ずっとあとまでに効果をおよぼすと考えられる。 習い事、課外活動は効果的。
1投稿日: 2017.03.02
powered by ブクログ要するに気持ちってことです 本間 読みました。気持ちってことではないです。計画性と希望がキーワードです。 松尾
0投稿日: 2017.02.26
powered by ブクログ会社での指示で読みました。 よい本でした。 人生で一番大切な力。 そうかもしれません。 意外にも当てはまることが多く、まだまだ出来ると前向きになれました。
0投稿日: 2017.02.26
powered by ブクログ成功する人を見て、すごい!うらやましい!と思う反面。才能があったんだ、とか自分たちとは違う。と考えてしまうが、実は「生まれつきの才能」は重要ではなく。「やり抜く力」が重要だったという話。 才能*努力=スキル スキル*努力=達成 意図的な練習 1.ある1点に的を絞ってストレッチ目標(高めの目標)を設定する 2.しっかりと集中して努力を惜しまずにストレッチ目標の達成を目指す 3.改善すべき点が分かった後は、うまくできるまで何度も繰り返し練習する 色々ためになる話が多かった 気に入った言葉 自分を高める努力を怠らない。打ちのめされても絶対に立ち直ってみせる 勝負に強い人は、負けず嫌い 必死に努力する前に、まずは楽しむ事が大事
0投稿日: 2017.02.24
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書名は似ているが、こちらは心理学の教授による研究の成果という感じのやり抜く力GRITに関する本。 本気になれる高次の目標を自分で設定し、少しずつでも具体的な行動として継続する、練習を重ねることで必ず熟達することを忘れず意図的な練習を一定期間は続ける、失敗に学びを見出す前向きなマインドセット、そして周囲からの厳しくも暖かい支援。熱意が持てるような理想の目標を見出すにも、まずは実際にトライして判断すること。 やり抜く力をつけることができると信じられる。一方で、やり抜く・諦めない一辺倒ではだめで、例えば登山のように、目標にしがみつかずに撤退を決断する勇気が必要になることもある。 バランスをとりながらも、情熱をもって真剣に人生を歩むことが、自分自身の期待に応えることだろうなと感じた。 興味のある人物を知ったら直接会って話を聞く著者の行動力にも感心させられた。 17-26
1投稿日: 2017.02.18
powered by ブクログやり抜く力が重要なことは良く分かった。 研究途中のため、定性的な話も多い。 研究が進んだ後に期待。
0投稿日: 2017.02.17
powered by ブクログ大学の心理学教授である著者がやり抜く力であるグリットについてさまざまな研究やインタビューを通してまとめた一冊。 才能よりもやり抜く力が人生において重要であること、そしてどのようにして身につけ、伸ばしていくかを著者の長年にわたる研究結果や経験、インタビューを通して知ることができました。 様々な年代の著名な方の経験や研究を通して自分の心理状態など内部的要因と人との出会いなど外部的要因の2つの側面からやり抜く力について学ぶことができました。 また、やり抜く力を伸ばすためにどのように振る舞えばいいかや子育てをしていくべきかについても学ぶことができました。 特に著者の子育てを通じてやり抜く力を伸ばしていく方法を紹介しているところは印象に残りました。 目標を立て自分の信念を貫いて諦めないこと、そのために意図的な練習を行うこと、自分は希望を持って楽観的に捉え外部からの厳しさには応えること、 情熱と粘り強さを持ってやり抜くことが人生において重要であり、その才能は誰でもあるということを強く感じた一冊でした。
0投稿日: 2017.02.16
powered by ブクログ近年注目が高まってきている「GRIT」(やり抜く力)について書かれています。個人的にはこの能力は昔の人が持っていて、最近の若い者には欠けているとよく言われている能力のことかなと思いながら読みました。確かに成功した人は同じことをやり続けているし(でないと成功できないというのはわかります)、能力でなく努力が重要であることも理解できます。正論として分かっているよというところを、思っているより重要なのだということを語られているように感じます。 GRITの能力とは何なのか。その重要性と、それを身につけるための具体的な方法や例示に豊富で、また著者の勇気を沸かせる姿勢が伝わってきて、自分でもできるという大きな自信二沸く内容で、非常に面白く読ませていただきました。自分の今の「やり抜く力」を知ることのできるテストもあり、読後の方針を考えながら読ませてくれます。 もちろん人生に大切なのはGRITだけではないということを、最後に少し書かれています。それでもその重要性は欠けることがないということも読めば理解できます。
0投稿日: 2017.02.11
powered by ブクログ著者Angela Lee DuckworthのTEDトーク「成功のカギは、やり抜く力」: https://www.ted.com/talks/angela_lee_duckworth_grit_the_power_of_passion_and_perseverance?language=ja 「ハーバード・ビジネス・レビュー読者が選ぶベスト経営書2016」第2位: http://www.dhbr.net/articles/-/4592?page=2 書評:文春オンライン http://bunshun.jp/articles/-/2127
0投稿日: 2017.02.10
powered by ブクログワーママ界隈で好評だったので読んでみた。 やり抜く力、折れない心を育てる、とかちょっと前から人気よね。
0投稿日: 2017.02.08
powered by ブクログ「1%のひらめきと99%の努力」とか「1%の才能と99%の努力」とか、その意味はともかく、その1%すら不要なんじゃない?という話。継続は力なり、に近いかな。 どうやって努力するか、いかに努力し続けるか、そこんとこがポイント。 トータルで、何となく思っていたことが裏付けられたような本ですが、問題はそういう努力を続けられる環境かどうか。学生の課外活動が推奨されているが、お金のかかることになると制約を受けることもあるし、、、というのも書いてあって、教育にかけるお金の大小が格差に関係するというのはこの本でも指摘されている。 繰り返し出てくるけど、「(子供の成長は)待ったなし」なんですよね。内容に100%合意できて大いに参考にすべしと思っても・・・もっと早く読んでたら違ったのかなぁ。子供の教育のみならず、自分自身がどうだったのかを振り返ると、いろいろ思うところがある本ですね。 研究や実験レベルでなく、教育現場にこういう認識が浸透してほしいです。 余談ですが著者のお父さんが自分をデュポンターと呼んでいるのは笑った。アムラーやマヨラーと同じ。CMのキャッチコピーを一緒に唱えるとか。こういう企業文化って海外の会社でもあるのね。知らなかった。
0投稿日: 2017.02.07
powered by ブクログこの本おもしろい! 才能✕努力=スキル、スキル✕努力=達成、「達成」を得るには「努力」が2回影響する。 「やり抜く力」が強いということは、一歩ずつでも前に進むこと。興味のある重要な目標に、粘り強く取り組むこと。厳しい練習を毎日、何時間も続けること。七回転んだら八回起き上がること。 結論に意外な内容はないが(むしろ真っ当)、膨大なエビデンスに基づき科学的に導かれている、しかも平易な文章で。 今後継続して再読することになるだろう。“GRIT, GRIT, GRIT, …”と唱えながら。
1投稿日: 2017.02.05
powered by ブクログ「やり抜く力」をいかに育むか、本人の意志ももちろんだが、周りのサポートする環境も大事だ、という印象。 職場に置き換えて考えると、いかにメンバーに気持ちよく働いてもらうか その環境をつくるマネジメント力が大事ではないかと、この本を読んで自分の環境に置き換えて感じた。
1投稿日: 2017.02.04
powered by ブクログ意図的な練習 1日3~5時間が限界 毎日同じ時間、同じ場所での練習 他者を目的に 課外活動をするべし 一年以上の継続 進歩経験興味を結びつける
0投稿日: 2017.01.30
powered by ブクログ物事の成功は才能や遺伝だけで決まるのではなくGRIT(やり抜く力)が重要な要素になる。 1万時間の法則は有名ですが、ポイントは時間だけでなく質という面。 この本ではこれを「意図的な練習」と言っていますが、その説明を読むとまさに!と思わず膝を叩いてしまいそうなぐらい納得です。 「才能×努力=スキル→スキル×努力=達成」 この法則も非常に簡潔でありながら本質を捉えており、これが理解出来ると上達の近道が見えてきます。 読めば読むほど今までもやもやとした部分がすっきりと腑に落ちていきます。 非常に面白くためになる本でした。 とてもおすすめです。
5投稿日: 2017.01.29
powered by ブクログ話題の本なので読んでみた。全編通して”やり抜く力”の重要性を説いており説得力はあったが、少々疑問の感じた。やり抜くことの大切さは分かるが、時には逃げることも必要ではないか?この本の論でいけば、ある程度の期間はやり続けなければならない、それより見極める力を養うほうが重要かもしれない。個人的にはやり抜く力を備えさせるための環境づくりの下りは興味をもって読めた。
1投稿日: 2017.01.26
powered by ブクログ『「GRIT」すなわち「やり抜く力」は、「情熱」と「粘り強さ」のふたつの要素から成る。長期的にみれば、「才能」よりも「GRIT」が成功への鍵であり、それが幸福にもつながる。』非常にポジティブな理論で良本。アメリカの教育省において、この「GRIT」が教育の最重要課題として提唱されているらしい。もう一度読み返し、自分なりにまとめようと思う。
1投稿日: 2017.01.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前半がやり抜く力の定義と測定法、後半が自分と子供のについてどうやってやり抜く力を伸ばすか。 グリッドスコアが見事に低くて納得。続けるには、興味、練習、目的、希望が必要。仕事を、どれだけ切望し、強い情熱と興味を持っているかが成功にかかわる。エキスパートと初心者では動機づけが異なって当然。 ショートターマーかもしれない。どんなことを考えるのが好きか。いつの間にか考えることは何か。本当に大切に思うのは何か。もっとも重要なことは何か。何をしている時が最も楽しいか。これだけは耐えられないことは何か。 頭打ち状態に陥らないための取り組みとしての改善。1万時間は平均。意図的な練習が重要。ある一転に絞ってすとれっち(高めの)目標を設定する。しっかり集中し、努力を惜しまずにストレッチ目標の達成を目指す。改善点を見つける作業をする。速やかなフィードバック。改善点がわかったらうまくできるまで何度でも繰り返し練習する。小さな弱点の克服を重ねる。一人で練習する。意図的な練習は大変で楽しくない。苛酷に感じられるはず。最大日1時間程度、休憩を入れても3-5時間が限界。フローとは別。フローは本番型というか結果。努力の結果が出たときの高揚感を体験するのことの重要さ。練習を習慣化する必要性。ひとのやくに立っている感覚。そのものへの興味。私ならきっと変化をもたらせるという確信。失敗を努力不足とみなす。
1投稿日: 2017.01.26天才と普通の境目。
「あの人は自分と違って才能があるからすごいんだ」 「自分はこれといった能力がない」 「今から努力しようにも、本当に成果につながる自信がない」 こんなことを感じる方、僕だけではないと思います。 この本は、そんなことをなぜ感じてしまうのか、そして、高い成果を残すためのポイントは何なのかを、科学的な側面から詳しく説明してくれます。 この本の根底にあるのは、高い成果を残す人と、そうではない人の違い。これまでの多くの実験の結果から導かれていることを、一つ一つ説明してくれます。また、科学的側面からの説明なので、非常に説得力があります。 そしてその結論が「GRIT」(やり抜く力)であると結論づけています。 また、それで終わらず、なぜそう判断したのかはもちろん、その力を身に着けるためには、何をやればいいのかまでまとめられているので、人生の長い期間で、参考になり続ける本だと思います。 本のタイプとしては、マグゴニガル博士の本やハルバーソン博士の本に近い印象です。 年齢や職業問わず、多くの方に参考になる本だと思います!
6投稿日: 2017.01.22
powered by ブクログ世界中の起業家も注目する「GRIT」 ・何かを成し遂げるには才能ではなく努力 ・スキルを持つには才能ではなく努力 ・遠大な目標がないと続けることはできない
1投稿日: 2017.01.16
powered by ブクログこの間読んだ鬼速PDCAでもそうだったけど、成功成長するためには一つの目的のために日々の小さな努力を重ね続ける事なんだよね。目的がはっきりしてれば、小さな努力は喜びにつながる。
1投稿日: 2017.01.14
