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学校を出よう!(6) VAMPIRE SYNDROME
学校を出よう!(6) VAMPIRE SYNDROME
谷川流、蒼魚真青/KADOKAWA
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総合評価

6件)
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    このレビューはネタバレを含みます。

    味方は誰もいない。特別な力など何も無い。そんな状態だとしても戦うことはできる。自分を信じて進むことが出来る。 な~んて話ではない。ちょっとだけそんな部分も無いことは無いと否定しないが。 さて、生きている死人の続きの巻。相変わらずの白装束と黒装束が大暴れする。個人的にはこの二人は主人公になりすぎず、主人公を盛り立てる役割を演じて欲しいところだが、残念ながらほとんどを彼が解決していってしまう。 何処まで高みに登るのか? そんな疑問を感じながら戦闘は終結に近づき……、それがオチかよ。 ちょっとばかり納得できなかったり、羨ましいぞコラだったり。 そんなかんなで読了。この感想も役に立ちそうも無く終了。

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    投稿日: 2014.05.10
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    これまたついつい片付けついでに読んでしまった。 結局私は茉衣子ちゃんが好きだったんだと思う。捨てるときにやっぱり残そうかなと思ったのは3巻と6巻だった(のでつい読んでしまった)。宮野との掛け合いがすごく好きだった。今読み返して考えると、似ていると感じていたのかもしれない。自信を持って堂々と生きているように見えるのに、その内面は脆くて友達も少ない、プライドばかりが高くて言いたいことも言えなくなる。そんな姿に自分を重ねていたのかもしれない。 これも捨てることにした。 さようなら僕のラノベ達よ。

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    投稿日: 2012.09.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なんかもう宮野の野望と茉衣子の恋心の為に作り上げられたトリックだったのかな、と読み終わった後に率直に思った。高崎の出番がどんどん減って代わりに宮野が押し上げられてる感が、 吸血鬼と精神乗っ取りのトリック話が霞んじゃうくらい最後のインターセプタとのやりとりは物語的に作品の核心みたいな感じだったように思える・・・それもこれまでの伏線にうまく自分がハメられたといえばそうか。 この後の巻がとまっちゃてるんだ、次巻に期待

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    投稿日: 2010.02.24
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    学校を出よう!シリーズ第6巻。 話として、この巻で区切りがつかれたかのように、この作品以降続巻が出ていないが、構想自体はあるそうで、続編の期待も残っている。 で、この作品は5巻の続きであり、何故か死体が吸血鬼になったり・・・? するのですが、正直オチが弱かったと思います。自分的に。 なので星4つかなーと。

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    投稿日: 2006.08.07
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    ”学校を出よう!〈5〉NOT DEAD OR NOT ALIVE”と2冊でひとつのお話が完結なので、少し長いですね。 それに小説の途中で割り込みがあって、ほんの少しだけ状況が変わった内容が繰り返されます。 このような複雑な書き方になっているかは最後まで読むと判明しますが、一つの小説で複線がちりばめられているので、二度三度読み返せる小説です。

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    投稿日: 2004.12.01
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    暖かい死体は、じつは吸血鬼となった生徒たちであった。 次々と吸血鬼化して行く生徒、そして仲間たちにも犠牲が出てしまい、吸血鬼化の元となったアイテムを見つけるために、宮野たちは・・・。という、5巻からの続き。 仲間に犠牲が出て、アイテムを奪うために決死の特攻を仕掛けるという王道をやらかしてくれる割に、悲壮感が無いのは先が読めてしまう自分が悪いのか、しばしば登場する介入者たちが悪いのか・・・。 内容の割りには、犯行の目的がイマイチで、なんとなくオチがつまらない様に思えたが、このシリーズで度々出てくる、インターセプターを含む介入者たちの目的を考えると、かなり奥が深いように感じてしまう訳です。 まあ、本当に奥が深いのかは疑問ですが・・・。 電波野郎の宮野がなぜ電波をひらって来るのかの秘密が明かされたり、それぞれのなんだかよく分からない関係にも、ほぼ決着がついたみたいだし、シリーズとしてここで完結させてもちょうどいかなと思えました。 このシリーズって、オチがイマイチぱっとしないのが多いですね、なんか今回もオチはパッとしないというか、なんじゃそらみたいな感じだったし、このシリーズの伝統なのでしょうかねぇ。 5、6の話を読んだ感じでは今までの話のオチがパッとしないのは上位界からの介入で操作されていたからと言う理由にされそうな気がするのですが、なんか他人に責任を押しつけてるような感じがして嫌だな。

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    投稿日: 2004.10.17