
総合評価
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powered by ブクログ元USJCMOの森岡氏。もっと早く読めばよかった。 価値を生み出すアイデアの切り口は、経験上ほとんどの場合は「消費者理解」の中に埋まっています。 私は信じているのですが、マーケティングをやる人間は、何でも自分自身でやってみることを習慣にするべきです。… …マーケターは「消費者目線」を基本にしないとアイデアも戦略も判断も全てにおいて焦点がズレると思うのです。 でも、計算で読みきれないことも実は多いのです。追い詰められて万策尽きたと思ったときでも、たとえ計算上では勝算が立たなくても、本当に大切なことならば絶対に諦めずに行動することで局面を動かせることがあるのです。情熱が予測もできない局面突破を呼び込むことがあるのです。 この10周年の超ドタバタの中で私が学んだのは、正しい目的であれば、追い詰められて駄目だと思っても、無理だと思わず絶対に諦めずに執着し続けること、そして戦略的な発想方法があれば、その執念を苗床にしてきっと苦境を打開する「アイデアの神様」は降りてくるということです。 その謎解きの中で最初に私の頭の中に浮かんできた最も妥当な戦略がありました。それはリノベーション戦略。リノベーション(改造)は、全く新しいものを作り出すイノベーション(革新)とは違い、既存のものを新しく生まれ変わらせるべく手を加えて改造・改築することを指します。 もちろん、使えるアイデアがあれば、その切り口を誇りを持って盗ませていただくつもりでした。既にあるアイデアをいただくことを「リアプライ」と言います。世の中から使えるアイデアを探して応用するのは、マーケターであれば誰でもできなければならないことだと私は信じています。これを「パクる」と表現すれば嫌悪感を感じる人もいるかもしれませんが、いわゆる「パクり」と、私の言う「リアプライ」には違いがあります。 目に見えるブランドやキャラクターをそのまま真似する「パクり」に対し、私は目に見えないビジネスのアイデアそのものをいただきます。著作権を侵害する「パクり」は犯罪ですが、ビジネスのアイデアを持ってくるのは、「まんま」真似るのではない限り合法です。実は世界中の優れた会社ならどこでもやっていることなのです。 … 一般論ですが、日本人でも自分でゼロから始めようとする、悪いクセがあるように思うのです。… また、そのために世界中に広く情報の網を張って外からアイデアの種をたくさん輸入すべく努力をしている人もあまり見たことがありません。多くの人が自分のプロジェクトに関連する自社の都合だけを自分の視野のみで見ているように思うのです。もっと外に向けて積極的にアイデアを盗みに行った方が良いと私は思うのです。 リアプライには利点が3つあります。?どこかで成功しているアイデアを土台にした方がプロジェクトに圧倒的なスピードをもたらす、?どこかの消費者で試されている分だけ成功の確率も高い、?これが最も重要なのですが、アイデアを自分で生み出すための引き出し(ストック)がものすごく増える、ということです。 リノベーション成功の鍵は、「変化の度合いはリノベーションなのだけど、いかに新築だと思ってもらえるか」その1点に尽きるのです。 イノベーション・フレームワークの概念をまとめると次のようになります。4本の柱で支えている家を想像していただければと思います。 〈イノベーション・フレームワーク〉 ?フレームワーク ?リアプライ ?ストック ?コミットメント 私が宝探しによく使うフレームワークは次の3つです。… ●戦略的フレームワーク ●数学的フレームワーク ●マーケティング・フレームワーク 戦略的フレームワーク これは戦略を考えるときのフローを利用して、考えるべきアイデアの必要条件を導き出す方法です。具体的には、目的、戦略、戦術の3段階を必ずその順番で考えていきます。何よりも大切なのは、最初に目的をよく考えて、明確に定義することです。その上で、その目的を達成するために、持っている経営資源(ヒト、モノ、カネ、情報、時間、ブランド等の知的財産など)を何に集中するのかを選んで決めます。その選択が戦略なのですが、理解として大切なのはその戦略こそが生み出すべきアイデアの範囲を決める「必要条件」そのものになっていることです。なぜならば、アイデアとはその戦略の延長線上で次に考えるべき戦術そのものだからです。 このように戦略的フレームワークは、目的→戦略(必要条件)→戦術(アイデアそのもの)の順番で考えていくと、選択肢を合理的に絞っていくことができます。最も宝が埋まっていそうなポイントに時間や努力を集中させるのに役立ちます。それ以外を全く考えなくても良い「捨てる領域」にしてくれるからです。 アイデアを思いつくためには、そのアイデアにまつわる「文脈」のことをよく知っている方が圧倒的に確率を向上させます。蓄積された豊かな情報が「ストック」です。魚釣りにたとえると、「ストック」とは、そのポイントで釣果をあげるために有効な知識や経験などの「情報の質的・量的な蓄積」を指します。 … 「ストック」が強ければ強いほど、直面する問題に対しての解決策を思いつきやすくなります。ちまたで「あの人は引き出しが多い」などと表現される長所です。主婦の発明家はこの強みを活かして良いアイデアを生み出すパターンが多いようです。「必要は発明の母」と言いますが、主婦の経験がなければ、そもそも解決すべきニーズがあることに気がつかないものです。主婦の目線、主婦の感性、そういった主婦経験の「ストック」がなければそれらの発明は存在しません。 気がつかないことは考えられないのです。 多くの人は会社で長く働きすぎです。さっさと早く仕事を切り上げて、自分へのインプットを増やす機会をどれだけ作れるかが、実は重要なキャリアの差を生むことを自覚した方がいいのです。 「ストック」に関連して1点だけ追加しておきます。チーム力としてストックを増やすことも大事だということです。個人の経験知識もストックですが、それらを組み合わせた人の繋がりも強力なストックです。自分一人の中で全てを蓄えるのは難しいので、それよりも蓄えている人の力をお互いにうまく活用するのも大事なことです。 … 自分一人で発想が広がらないケースはよくあることです。そんなときにはフレッシュな発想の起点が必要になります。ですから集団知としてのストックの強化を常に心がける必要があります。私がターゲットの消費者により近い若い人や女性の意見を渇望しているのはそのためです。そうやって強化されたストックはアイデアをひらめく確率を上げる大きな武器になります。 最後の要素である「コミットメント」は、前の3つと違って精神論です。commitmentとは文字通りやりぬく覚悟や決意の意味です。「良いアイデアを絶対に思いつくぞ!」という気力のことです。今まで紹介した要素(フレームワーク、リアプライ、ストック)は全て大事ですが、最後に成否を決めるのは、実はこれだと思っています。 フレームワークで考えるべきポイントを明確にし、リアプライで世界中からアイデアを探し、自身やチームのストックで文脈の豊かな情報を活用したら、あとは、考えつくまで考え抜くことです。 これが一番大事なことですが、実は多くの人ができないでいるように私は思えます。 … 淡白な人に「アイデアの神様」は微笑んでくれないのです。 私はこんな風に自分に暗示をかけるようにしています。 「アイデアは絶対に見つかる。既に存在するのに自分が見つけられていないだけだ」 そう思ってとにかく諦めないで必死に考えます。来る日も来る日の、寝ても覚めても考えます。そうやって考え続けていると、次第に脳が疲れるのか、不思議な状態になってゆくのです。 その特殊な脳の状態を表現するとこんな感じです。 ・疲れ果ててはいないがそれなりに疲れている状態。 ・意識ははっきりと広く透明なスッキリした状態。 ・考える焦点以外に何にも脳が囚われていない状態。 ・極めて冷静で集中できている状態。 そんなときにアイデアは降りてきます。自分でコントロールできる意識を取り払った状態のときに、アイデアは自分の頭の中から生まれてくるというよりも、どこか遠い上の方から降ってくるという感覚です。 その状態を人工的に作り出すために、私は課題を明確にしてから熱いフロに入って、自分の意識が遠のくのが早いかアイデアが思いつくのが早いか、自分を追い込む10分間のパワータイムを設けたりしています。 しかし、つまるところ、外部条件が大きく変わらないときに「より良い結果(=違う結果)」を出すには、この2つしか方法がありません。「違うことをやる」か「おなじことを違うようにやる」か。本当にこの2つだけなのです。より良い結果を求める我々は常に「違うこと」と「違うやり方」を模索し続けねばなりません。 そして、テーマパークは、「ある層」の人々にとっては特に重要なのです。「ある層」とは、日本女性(その中でも母親)のことです。彼女たちにとって、テーマパークは貴重なストレス発散装置となっています。日本女性は、アメリカ女性の約2倍の頻度でテーマパークを訪れます。世界でも突出してテーマパークが大好きなのは日本女性(特に母親層)なのです。なぜだかわかりますか? これは私の考えですが、先進国の中でも特異な日本の文化事情によって、母親が罪の意識なしにストレスを発散できる装置が少ないからではないかと思います。先進国の中で、家事負担がここまで女性に偏るのも日本くらいですし、欧米のように子供をどこかに預けてストレス発散をすることに罪悪感を覚える人が多い。日本の女性は献身的な存在と言えるのではないでしょうか。家庭のため子供のため、子供の教育にすべてを注ぎ込み、自分の楽しみは後回しの傾向は、昔から続いてまだ残っています。そんな彼女たちにとって、子供と一緒に楽しめるテーマパークの存在は貴重なのです。
0投稿日: 2019.01.27
powered by ブクログ気になってた森岡さんの本一冊目。いやー、ノンフィクションとして面白い上に勉強になる。くしくも子供がUSJに行きたがってる&ハリーポッター読んでるから、いろいろとタイムリーだった。同じエンタメ業界で働いている身として、励まされるような内容。アイデアを思いつくために、必要条件から考えるのはなるほどと思う。具体的な例もあって分かりやすい。それにしても、読んでるとUSJに行きたくなってくるなぁ。
0投稿日: 2019.01.23
powered by ブクログ森岡毅是最強市場師。只要你去USJ, 看读了这个书应该的。哈利·波特,海王,怪物猎人,生化危机和刷新蜘蛛侠。
0投稿日: 2019.01.07
powered by ブクログいや〜面白かった! ハリウッド映画のテーマパークとして2001年に大阪に誕生したユニバーサル・スタジオ・ジャパン。初年度こそ年間1100万人を集めたが、それ以降は集客が伸びず、2009年度は700万人台にまで減ってしまった。このピンチをどう乗り越えるのか?お金がないならアイデアを振り絞れ!後ろ向きコースター、ゾンビの大量放出、絶対生還できないアトラクション…斬新な企画を次々打ち出し、USJはV字回復していく。 2010年に入社した凄腕マーケターの森岡氏がその全てを語る一冊。 めちゃくちゃ面白かった! マーケティングに携わる人には超オススメ。 マーケティングの真髄に触れることができると思う。 そして、文庫版のあとがきでさらに痺れる。 この本自体がハリーポッターを大成功させるためのアイデアの一つ、マーケティングの苦肉の策だったなんて。 (なんとなく実感してたけど…だってUSJいきたいし!) この人凄いわ。
2投稿日: 2019.01.01
powered by ブクログ痺れた~ 本の存在意義を再確認…。 いや凄い…。 これから生きる上でのヒントをたくさんもらいました。 感謝。
1投稿日: 2018.11.22
powered by ブクログ凄腕マーケターの森岡氏が、2010年にUSJに入社し業績の奇跡的なV字回復を達成した3年間について語っている本。 まず、2014年頃にハリーポッターの「The Wizarding World of Harry Potter」をオープンさせることに決めた。そのために450億の投資が必要であり、当時年間売上が800億であったUSJは、ハリーポッターのオープンまで最小限の出資で最大限の利益を上げ続けることが生き残る条件となった。そのために、分析を行い、アイディアを絞り、映画だけへの不必要な制限を取り払った新たなコンセプト「世界最高を、お届けしたい」を打ち出したり、子連れ向けの新エリアを最速で建造したりと、多くの施策を打ち出し成功しUSJの業績を改善してゆく。最終的には、無事にハリーポッターエリアのオープンにたどり着く。 端的に言えば、森岡氏が天才である、という印象が一番強い。本人は本書中で否定しているが、これだけの重要なアイディアを自力で導き出し成功させる能力を持つ人間は類稀だと思う。第6章を除く全ての章はストーリー仕立てで、どんな困難があって、彼がもがき苦しんだ結果、とあるアイディアにたどり着き、頑張って実行し、感動的な成功をおさめる、という構造になっている。ただし、彼は第6章で、「イノベーションフレームワーク」という、アイディアを導き出すための方法論について少し触れている。「フレームワーク」「リアプライ」「ストック」「コミットメント」の4本の柱から成るアプローチである。ただし、ぶっちゃけ、普通であるので、あまり参考にならない。 本自体は極めて面白い。今普通に提供されているUSJの各種アトラクションやショーの背後にこんなストーリーが有るのだと思うと感慨深い。それ以外のあらゆるものについても、きっと同様にマーケターの苦労や努力が背後に有るのだろうと思うと、世の中の見方が少し変わったと思う。
1投稿日: 2018.11.08
powered by ブクログUSJのヒット企画を考えるきっかけやプロセスがリアルに記載されている。USJ行く前に読むと楽しいかも。
1投稿日: 2018.11.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
映画のテーマパークにアニメを持ち込んでぐちゃぐちゃにしちゃった人。 人集めのために何でもやっちゃう人。 そんな固定観念を払拭する内容。 彼の数学的マーケティング理論の本を、次は読もう。
1投稿日: 2018.11.02
powered by ブクログUSJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか? (角川文庫) KADOKAWA/角川書店 https://www.amazon.co.jp/dp/4041041929/ref=cm_sw_r_tw_awdb_c_x_dLdNBbBG7Y34Y @amazonJPより この本自体が、USJのマーケティングに使われている、というのがミソで参考にしたい面白い点。 マーケティングという出発点からこれだけのことを成し遂げた森岡さんの手腕には脱帽です。 正しい方向を向いて、圧倒的な努力をすると、結果がでるということを実感する本 ・アイデアを考える時、まず目的を徹底的に吟味して定め、その次にアイデアが満たすべき必要条件を一番時間をかけて考える。そしてその必要条件を組み合わせ、より条件を絞り込んで、アイデアの輪郭を出来るだけ明確に絞り込んで行く。具体的なアイデアを考え始めるのはいつも最後の最後。 ・目的が正しいと判断したら、できない理由をあれこれ考えて目的自体を無理だと嘆くことに時間を使わない ・日本人はなんでもゼロから始めようとする悪い癖がある。目に見える形をそのままパクるのではなく、その中のアイデアをリアプライすることが必要。 ◯打った施策 ・お金をかけず: 当時はまだ珍しかったフラッシュモブでテーマパーク中をお化け屋敷にした。固定費が乗らないので投資がいらない。 ・大人のテーマパーク: 不必要に狭いテーマ設定により家族ずれを取りこぼしていた。家族で一日楽しめる箱物を作った。 ・東にディズニーがあるからといって、移動に3万の壁があるため、完全なる差別化は不要。対象が被っても地理的市場が違うから取り込める。 ・リノベーション: シャンプーなどのコモディティ品では当たり前に行われ、マーケッターの力が問われる。しかしエンタメ業界ではあるものに手を加えても効果は限定的と言われていた。しかしそれはマーケッターが本気でやってないからだと考え敢えて取り組んだ。 ・ジェットコースターを逆向きに走らせる。万策尽きても現場に足を運び続けたらある日突然夢の中で舞い降りてきた。 ◯イノベーションフレームワーク ・良いアイデアを生み出す方法は確率。 1. フレームワーク: 探すべきアイデアの必要条件を推理して導く 2. リアプライ: 世の中からアイデアを探す 3. ストック: アイデアにまつわる情報、得意分野を作る 4. コミットメント: やり抜く覚悟や決意、精神論 ☆戦略的フレームワーク 目的: そもそも達成すべき命題は? 戦略: そのために何に集中するか?(必要条件) 戦術: 具体的にどう実現させるか?(アイデア) ・アイデアの範囲を絞るやり方。 ・具体的なアイデアを考えて、実現可能性を深く検証しないとアイデアを選べないのが弱点 ☆数学的フレームワーク ・何故そうなっているのか?をミーシーに二つに分解して、どちらかに絞って行く ◯450億もかけてハリーポッターを作った理由 ・ここまで圧倒的なヒットを出した作品は他にない。ここを取りに行かないと後々もっと苦境に立たされる。 ・すでにオーランドで成功していた。 ・関西依存の集客体質からの脱却。人口減少マーケットでの限界突破。 ・中小企業や2位以下の会社は生き残るために攻め続けて勝ち続けるしかない
0投稿日: 2018.10.07
powered by ブクログコースターが後ろ向きに疾走するという世界でも類を見ない斬新なライドがどのように生まれたか?(当初から「後ろ向き」を想定した設計されたのではなく、「前向き」として作られたコースターを後からの追加施策として実現させた) また、2010年で750万人と一度底を打った年間入場者数を何故翌年から見事にV字回復させることができたのか?しかも震災があったにもかかわらず。 P&Gからユー・エス・ジェイに転職し、鮮やかな成功の立役者自身が語るので抜群におもしろい。2012年にユニバーサル・ワンダーランド、2014年にハリーポッターと特定の案件に予算を全振りし、会社のキャッシュフローを維持させるためにその間をないない尽くしの制約の中アイデアだけで乗り切る・・。そんな乾いた雑巾をさらに絞る苦行が続いた末に降って来たアイデア。 以前大阪に住んでいた時は年パスを持っていてよく行った。当時の懐かしい記憶が蘇った。モンスター・ハンターとのコラボを実現するためにカプコンを訪問するエピソードには笑った。管理職で非常に多忙な身でありながら、2ndGを400時間超プレイする等バイタリティというか時間の作り方の上手さに脱帽する。
1投稿日: 2018.09.02
powered by ブクログマーケティングの端くれとして、向上したい、何かヒントを!とすがる思いで読んだ。著者も言っている通り、マーケティングの論理を説いた本ではなく、とてもベーシックな考え方を教えてくれる。そして、熱。根気。難しい論理や数値でない。 以下学び。 ・強いアイデアを生み出すには?何を必死に考えれば良いかわかっていること。①良いアイデアとはどんな条件を満たすものか?②それら条件を組み合わせて良いアイデアを探すにあたって着眼点をどこに定めて頭脳をフル回転させるべきなのか?...これはどこにタカラ宝が埋まっているか、に予想をつける着眼点。 ・考えるべきアイデアの必要条件を導き出す方法は①目的②戦略(必要条件)③戦術(アイデア)の順で考える ・数学的フレームワークでは、”足して100になる”仮説を立てて検証する。(畑のどこかに宝が埋まっているのに、やみくもに掘っていくでなく、A, B半分に分けて、まずAから掘っていく。AになければBになる という考え方 ・世界のどこかに似た問題に直面した人がいるのではないか?re-apply ・アイデアは考え抜く。淡白な人にはアイデアの神様は降りてこない。
2投稿日: 2018.08.11
powered by ブクログ体験談ベース。前作は理論の話でこちらは実例の話と捉えても良い。作者の文が非常に読みやすい。確率思考の戦略論も読みたいのですが、、、
0投稿日: 2018.07.21
powered by ブクログ森岡毅さんの本、2冊目。こちらは基本的にエッセイ風に書かれてます。最終的にはハリー・ポッターの宣伝のようですが(笑)やはり、タイトルにもあるハリウッドドリーム「バックドロップ」のエピソードが1番ワクワク出来ます。
0投稿日: 2018.07.19
powered by ブクログ・技術、品質は人の役に立たなければ意味なし ・アイデアの切り口は消費者理解にあり ・何でも自分自身でやってみる ・アイデアは盗め
0投稿日: 2018.06.30
powered by ブクログUSJの再建の立役者森岡毅さんの手法が集められた本。 敷地という限られた場所の中でどのようにお客さんを呼び込むのか、というアイディアは 色々な場面で考え方として、参考になります。 以下抜粋。 ----------------------------- ・リノベーション成功の鍵は、変化の度合いはリノベーションなんだけど、以下に新築と思ってもらえるか?というその1点に尽きる。今までのスパイダーマンが4K3Dになりました、と物理的な変化を静かにやっただけでは必ず失敗する。 ・多くに人は会社で長く働きすぎです。さっさと早く仕事を切り上げ、自分へのインプットを増やす機会をどれだけ作れるかが、実は重要なキャリアのさを生むことを自覚したほうがいいのです。 ・あとで考えると「後ろ向きに走らせるジェットコースター」もそうだったのですが、それまで死ぬような思いで 考えて続けていた努力に照らすと、あまりにも不釣り合いに思えるくらい、実にあっけなくて単純。 でも私含めその瞬間までずっと誰も気づかないものなのです。 ある問題について、地球上でもとも必死に考えている人のところに、アイディアの神様は降りてくるものだと私は思っている。 ・つまるところ、外部条件が大きく変わらないときにより良い結果を出すためには 「違うことをやる」 か 「同じことを違うようにやる」の2つしか方法はありません。
0投稿日: 2018.06.10
powered by ブクログ最近USJに行ったこともあって、どうしても読みたくなった一冊。 10年以上前に自分が訪れたUSJは映画の世界が繰り広げられる特別な空間だった。2018年になって再び来園してみると、子どもの頃とは違う感じ方、大人でもワクワクでき、童心にかえることができる、なんとも言えない興奮があった。 USJの入り口からも見える後ろ向きのジェットコースター、近くでみると恐ろしくてたまらないフライングダイナソー、そして圧倒的クオリティのハリーポッター。 さらには、子どもも楽しめるミニオンズやスヌーピーやエルモの世界。 クルーの人の人間味。これは関西にあるテーマパークなのも関係あり? USJは確実に進化していた。 そんなUSJが実は自分の知らぬ間に低迷していた時期があった。来客を減らし続けていたUSJをV時回復させ、いまの魅力ある姿を取り戻すために戦ったひとりの人がいた。 それがこの本の著者であり、マーケターの森岡さんだ。 本の中身では、飽くなき探究心と情熱と先を見据えた徹底的な策略が書かれている。 山あり谷ありなストーリーが描かれていて、本当に面白い。 いろんな試行錯誤の末にいまのUSJがあると思うと、なんだか感慨深いものがある。 絶対王者TDRが日本には存在するが、USJも負けたもんじゃない。東と西、日本には世界に誇れるテーマパークがある。 ワクワクという感動を提供するUSJ。 自分も一つの素敵な思い出をもらったひとりだけに、この本にのめり込むことができた。
0投稿日: 2018.05.12
powered by ブクログ"価値を生み出すアイディアの切り口ら、経験上ほとんどの場合は「消費者理解」の中に埋まっています。" "私はアイディアを考えるときは、まず目的を徹底的に吟味して定め、その次にアイディアが満たすべき「必要条件」を1番時間をかけて考えます。" "その必要条件を組み合わせ、より条件を絞り込んで、自分が必死に思いつくべきアイディアの輪郭をできるだけ明確に絞り込んでいきます。具体的なアイディアを考え始めるのは、いつも最後の最後なのです。" "私はパークで働く全従業員に向けて社内SNSを使って日記を配信しています。…会社が何を考えてどこに進もうとしているのかを組織の隅々まで伝えて、従業員の意識を変えていく目的で10周年記念直後から始めました。" "ある問題について、地球上で最も必死に考えている人のところに、アイディアの神さまは降りてくる" "一度腹をくくってからのグレンのリーダーシップは強烈でした。目標から全くブレず、誰よりも意欲的で粘り強く、誰よりも執着して物事を考え、さまざまな困難な条件交渉の先頭に立って会社のために戦う彼の姿を、私は間近に見ることができました。"
0投稿日: 2018.01.31
powered by ブクログ新しい企画・事業を創りたい人に読んでほしい本。また、新規事業のマネジメントを行うマネージャーにもお勧めできる一冊です。 成功には理由がある。その理由を言語化してくれている。
0投稿日: 2018.01.21
powered by ブクログハリーポッターのアトラクションをUSJに持ってくるという中期目標があったからこそ、そこまでの期間にいかにコストをかけず、売上をあげるための施策を打つかをどう進めたかとどうだったかを記載した本。素晴らしいアイデアが怒涛にあったが、勝率が高く実現性を考慮したものだからこそどれも成功した、とのこと。 何もせずに勝率の高いアイデアは生まれない。重要だと思ったことは、3点。 ・誰からメッセージをしかけるか(震災後の施策では、大阪知事から公共性の高いメッセージにした) ・消費者の理解(モンハンやハロウィンイベントは自ら消費者目線に) ・アイデアを盗む(自分のストックが増え、確率も高い。そのままではなくいかに新築と思ってもらえるか) また、従業員にメールを日々送ることで自分の考えを伝えることも社内雰囲気を良いものにつながるのだろう。 数字的フレームワークはもっと知りたいと思った。 面白かったがサクッと進みすぎたのでもう少し泥臭いことも知りたかった。
0投稿日: 2018.01.01
powered by ブクログ向上心の高さ、改善力の高さを、二冊の本を通して体感させていただきました。 同じ著者の、”USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門を読み、興味を持ったので別の本と思いこれを手に取りました。 結論的には前者の本を読んでいる人にはこの本は不要でしょう。そう言い切れるぐらい、この方の本の書き方が良くなっていて、前者の本を読めば、この本の内容は網羅されています。妥協のなさはマーケティングだけでなく、執筆にまで及んでいることが、目に見えてわかります。 (以下抜粋。○:完全抜粋、●:簡略抜粋) ○そもそも、USJとTDR(東京ディズニーリゾート)の間には激しい集客競合がほとんどないのです。その証拠に、この数年間で急激な2桁成長を続けるUSJですが、TDRはその煽りを受けるどころか、ちゃんと集客を伸ばしていますよね?その理由は、東京と大阪の間には、交通費という「3万円の川」が流れているからです。(P.37) ○そして、それより更に大切なのは、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンならではの品質の付加価値が乗せられるかどうかです。(P.42) ○「良いアイデア」を出すにあたって、ほとんどの人が実はよく考えていないのが、次の2点です。 ①良いアイデアとはどんな条件を満たすアイデアのことか? ②それらの条件を組み合わせて、良いアイデアを探すにあたっての着眼点(釣るポイント)をどこに定めて頭脳をフル回転させるべきなのか?(P.139) ○・疲れ果ててはいないがそれなりに疲れている状態。 ・意識ははっきりと広く透明なスッキリした状態。 ・考える焦点以外に何にも脳が囚われていない状態。 ・極めて冷静で集中できている状態。 そんなときにアイデアは降りてきます。(P.163) ○ある音楽イベントのチケットを売ったときに「わずか数分で完売しました。よかったです!」と大喜びで沸いている部下たちを見て、私は暗澹たる気持ちになったことがあります。私はそのとき、値段のつけ方と売る数量を決定的に間違えたと、自戒と残念な気持ちで一杯だったのですが・・・。(P.218)
0投稿日: 2017.12.17
powered by ブクログ始めから著者の熱が強く感じられるほどこの仕事に対する情熱、危機感がヒシヒシと伝わって来た。 読み続けていくとテーマパーク自体が好きなのもあり、何とか成功したい気持ちとお客さんに楽しんでもらいたい気持ちの両方が分かってくる。一方で従業員に対しては自分の体験や考えを通じて皆んなを鼓舞する情景が浮かんできた。 アイデアを実際の企画まで持っていき計画を押し進めて行くが、本当に綱渡り状態だけれども自分を信じて諦めない気持ちは見習わなきゃいけない点。 その中で特に個人的に有益だと思ったのが、何か事を起こすための考え方のフレームワークが文書の中ほどに書かれている。それは、とても分かりやすく今後の仕事に役立てたいと思った。 流れとしては「戦略的フレームワーク(課題解決)」の落とし込み。「リアプライ(どこからかアイデアを探す)」「ストック(情報の蓄積の解放)」「コミットメント(やり切る力)」「エキセキューション(戦略的詰め)」。 これらが一つになって始めてコトがなせるのかもしれない。
0投稿日: 2017.11.15
powered by ブクログ・テーマパークは、究極の集客ビジネス。 ・価値を生み出すアイデアの切り口は、 消費者理解の中に埋まっている。 ・「どんなアイデアを思いつけば良いのか」(必要条件を明確化) を先に徹底的に考える。 ・生き残るためには、攻め続けて勝ち続けないといけない。
0投稿日: 2017.11.14
powered by ブクログめちゃくちゃ面白かった!!アイデアを生み出す方法って、こんなにも具体的だったんだ!! もっと外に目を向けて、積極的にアイデアを盗みに行くこと。(リアプライ) そのために、世界中に広く情報の網を張って外からのアイデアの種を輸入するべく努力すること。 仕入れた情報は、全て自分のアイデアのタネになるストックになること。 日本人はなんでも自分で0から考えようとする悪い癖があること。 価値を生み出すアイデアの切り口は、ほとんどの場合「消費者理解」にあること。 自分で考えた全くの新しいアイデアであるように見えても、それは過去に自分が触れてきた人様のアイデアの「断片」の組み合わせでしかないことが多いこと。 たくさん読み込みたい。 これを、自分の知識としたい。物凄く良い本に出会えた!!
1投稿日: 2017.11.10
powered by ブクログ初めてユニバーサル・スタジオ・ジャパンに行ったのは高校の修学旅行だったんですが、その頃はまだハリウッド映画のテーマパークでした。正直あまり楽しめなかったので、関西に引っ越してからも行ってなかったんですが、ここ数年はちょいちょい遊びに行ってます。 昔と今のUSJを比べたら今のUSJの方が俺は好きです。何でもアリな感じですけどね(笑) 2010年6月、CEOグレンガンペル氏によりヘッドハントされた森岡毅さんがUSJに入社します。初年度は年間1100万人を集めていたUSJですが、この頃は700万人台にまで減少していました。 森岡さんは入社直後から経営回復のための大戦略・三段ロケット構想を掲げ、大改革を断行します。「ハリウッド映画にこだわったテーマパーク」から「世界最高のエンターテイメントを集めたテーマパーク」へとブランド戦略を変えていきます。 結果としては見事V字回復し成功といえますが、そこに至るまでに何度もピンチがあったこと、その度に乗り越えていったこと、乗り越えるために考えて考えて考え抜いたことが、この本を読めば分かります。 実際、ここまで考えられる人っているだろうか。考えたとしても行動に移せるだろうか。方向性の間違ったこだわりを正していけるだろうか。強い反発があっても屈せず突き進めるだろうか。と、感心させられると同時に、自分の仕事に対する姿勢ってどうなんだろうと反省させられます。 まるで一つの映画を観ているような物語性のある本でした♪
0投稿日: 2017.10.30
powered by ブクログUSJは関西に出来た遊園地みたいな印象を持っていた人が多かった中、今や革新的なイベントにアトラクションにで世界中から人気となっている。 この変革をもたらした張本人が著したもの。主に、着想を得るに当たるタイミングや考えが簡単に書かれている。 考え方を学ぶのもよし、USJがなぜここ数年で変わったかを知るのもよしと様々なことを学べる良書。
0投稿日: 2017.10.29
powered by ブクログジリ貧だったUSJを起死回生させたマーケター森岡氏。なにしろマーケターという言葉すら知らなかった私は、利益云々とは対極にありそうな仕事をしているものですから、ビジネスの話に疎いのです。しかしこういった話が常にそうであるように、何もビジネスだけに限った話ではありません。変化を起こさないのは無難。でもときには変化を起こす必要性がある。こだわりを持つのは悪いことではないけれど、こだわるポイントをまちがえていないか。人にあれこれ言う前にまずは自分自身でやってみろ。『夢をかなえるゾウ』と併せて参考にしようかしらん。
2投稿日: 2017.09.30
powered by ブクログとても面白かった!あまりビジネス書は得意ではないため、難しくないことを願っていたが現代小説のようで入り込んで読んでしまった。 後ろ向きで走るジェットコースターは期間限定で出た時からずっと乗りたいと思っていて昨年ついにUSJデビューし乗った。想像以上だった。 本書にもなんどもでてくるが、パークに溢れる"ライブ"感がTDLとは違う良さを引き立てていると思う。アトモスも多いし、パレードも生歌で感動した。 今年もまたUSJに行く予定を立てたので筆者のアイデアを体感するのが楽しみである。
2投稿日: 2017.09.04
powered by ブクログ執念、を感じる一冊。 省略されている 頑張り にも底知れぬ行間を感じました。 当たり前とも思える基本動作と、エクセキューションまでの徹底が、成功を生む確率を押し上げているというところを確かめるため、久々にUSJに遊びに行きたくなりました。
0投稿日: 2017.08.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
"2010年以前、来場客の右肩下がりが続いていたUSJを立て直したCMO森岡氏の著書。 限られた資源、予算の中からどうアイディアを出していくか、ビジョン達成に向けてのステップ開拓方法などが書かれている本。 ちょうど2013年だったか2014年だったか、ハリーポッターのアトラクションが出来る数日前にUSJに行ったので、そこそこタイムリーな話題でスラスラ読めた。 ※OPENしたら混むだろうと予想して日程を組んだら、なんと限定公開の日だったようで待ち時間なしにライドを楽しめたのは良い思い出(若干の自慢) なにか特別な思考法、フレームワーク、というよりは、一つの再建物語として読むと面白いかと。 ※マーケターとしての考え方は非常にタメになり、後半のフレームワークも面白いので勉強にもなるが --------------------------------------------- ◆中小企業が勝ち続けるには”攻め続ける”しかない =日本人がリスクを恐れて変化をためらうのは何故か? ⇒”その必要性”を感じていないから、ではないか エンターテイメント業界は「娯楽」=「不景気になると真っ先に削られる費用」 【3段ロケット構想】 ホップステップジャンプの要領で、最終的にビジョン達成をしていく 実際にUSJでは以下の施策を行なった 1)ファミリー顧客の取り込み =テーマパークのボリュームゾーンでありながら、”映画”に振り切っていたUSJは弱かった 2)関西依存の集客構造からの脱却 3)会社のノウハウを複数の箇所に展開 ◆差別化という名の誤ったこだわり 本からの理論が先行するマーケターは、やれ差別化・差別化というが、実際はそうではない ディズニーランドとは""3万円の川""(交通費)が流れている この川を渡って来園する顧客は全体の1割程度=TDLとの差別化を図る必要がない 敢えてニッチ戦略を取って、本来の目的を忘れてしまうのが愚の骨頂である ⇒結果、USJは”映画だけの”テーマパークを辞めた(※”映画中心”のスタンスに) ◆マーケティングをやる人間は、まずなんでもやってみる なぜなら、”消費者目線”を軸にしないとアイディアも戦略も焦点がズレるから 森岡さんは実際にパークを歩いたり、 モンハンに没頭したり…etcからアイディアを出している ◆ユニバーサル・ワンダーランドの工夫 世界観のターゲットを子供・母親に定めた ※前述の通り、弱点だったファミリー層をターゲット/身長制限で乗れない子供・付き添う母親を取り込むアトラクション作り ・わくわくするような建物のデザインを「ライドに乗った子供の目線」で作った ・ライドのデザインは「母親が求める可愛さ」を再現(フェラーリの塗装工場で透明感のある塗装に) ◆リノベーション、というマーケティング技法 リノベーション(改造)は、新しいものを生み出すイノベーション(革新)とは違い、 既存の物を新しく生まれ変わらせるべく手を加えて改造・改築すること この戦略で生まれたのが【スパイダーマン4K3D】と【ハリウッド・ザ・ドリーム~バックドロップ~】 リノベーションの【成功のカギ】は、 変化の度合いはリノベーションなのだが、いかに新築だと思ってもらえるか スパイダーマンでは、TVCMで「今までのものと全く違う」という認知形成を行なった =実感するポイントを事前に誘導することで、体験価値の違いを知覚させた ◆アイディアの神様を呼ぶ方法 最初に最も大切なことはフレームワークでポイントを絞ること (※アイディアが満たすべき必要条件が明確になる) ・戦略的フレームワーク ・数学的フレームワーク ・マーケティングフレームワーク 戦略的フレームワーク 【目的】⇒【戦略(必要条件)】⇒【戦術(アイディアそのもの)】の順番で考えていく ex) 目的:彼女と仲直りをする 戦略:彼女の好きなもので歓心をかう 戦術:好きなアーティストのチケットをあげる ex) 目的:安定的な1,000万人レベルの年間集客の達成 戦略:小さな子供連れファミリーを獲得する 戦術:新ファミリー・エリア「ユニバーサル・ワンダーランド」の建設 数学的フレームワーク 足して100になる仮説を立てて検証していく ダメな例) ファミリー層の集客が下がっているのか?あるいは女性客の集客が下がっているのか? ⇒重なる層が現れると「非効率」が発生、""単身の男性客""の見落としは「宝を見失う」可能性 良い例) ・男性の集客が下がっているのか?女性の集客が下がっているのか? ・11歳以下の子供の集客が下がっているのか?12歳以上の子供の集客が下がっているのか? ・ファミリー層の集客が下がっているのか?それ以外の集客が下がっているのか? 足して100になる仮説・検証を繰り返すことで確実に宝を掘り出せる ◆日ごろからストックを蓄える ”気づかないことは考えられない” 例えばエンターテイメント業界であれば、テーマパーク以外にもアニメ・漫画・ゲーム?映画館?本?釣り?キャンプ?スポーツ観戦?…etc、様々な分野が顧客を取る可能性がある =アンテナを常に張っておくことで、”引き出し”の多い人間に"
0投稿日: 2017.06.23
powered by ブクログアイデアを考えるときは、目的、必要条件を決めてから。 マーケティングをやるには、自分がユーザーとしてやってみること。 外から積極的にアイデアを盗むこと。 数学的フレームワークとは、aとbを60:40でaになければbをcとd30:10に分けてcを掘るようなアプローチ。 ビジネスで成功するには、外部が変わらないときにより良い成果を出すために、違うことをやるか同じことを違うようにやるかの二つしかない。
0投稿日: 2017.06.21
powered by ブクログ著者がUSJを成功させた数々の取り組みや考え方が紹介された一冊。アイディアを生み出すノウハウとして、イノベーション・フレームワークが紹介されています。イノベーション・フレームワークの具体的要素は以下のとおり。 ①フレームワーク 何を必死に考えればよいか、どこに宝が埋まってい るかについて手がかり(必要条件)を推理して導き 出す。 宝探しに使うフレームワークは以下の通り。 ア)戦略的フレームワーク 目的→戦略→戦術の順番で考えるアプローチ イ)数学的フレームワーク 数学的な思考を使ってビジネスの因果関係を論理的 に分析し、現象の奥底にある問題の本質(宝)や 可能性に辿りつくアプローチ ウ)マーケティング・フレームワーク ②リアプライ 世界のどこかに、過去から現在に至るどこかに、似た ような問題に直面した人がいるのではないか?を 疑ってかかり利用すること。 ※パテントされているアイディアは除く ③ストック 蓄積された豊かな情報のこと。 著者の森岡氏は経験上、圧倒的にエンターテイン メントのストックが強いとのこと。 ④コミットメント どれだか必死に考え続けられるか。良いアイディア を絶対に思いつくぞ!という気力、考え続けること を最後まであきらめないこと。これができると アイディアの神様が微笑んでくれることがある。 また、アイディアを成功させるためのポイントとして、 エクセキューションの重要性を述べられていました。 実行段階の細かな修正を粘り強く繰り返すことが できないと、良いアイディアだけでは成功しないと いうことでした。 本書で最も印象に残ったことは、有能なマーケッター の資質としてロジックとパッションの双方が求められ るが、森岡氏はパッションの強さが並々ならぬ点で あった。 エンターテインメントによって、消費者の笑顔が見た い、ストレスを解消をしてほしい、更には日本の景気 回復の下支えをしたいという強い思いがなければあら ゆる施策の成功にはつながらなかった思う。 つまり、マーケッターは高い人間性が求められるという ことを改めて理解させられる一冊でした。
0投稿日: 2017.06.03
powered by ブクログ■USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか? (角川文庫)読了 ★4つ USJの再建に貢献した凄腕マーケター森岡さんの本。 当たり外れのブレがかなり大きいと思われるテーマパークのイベントやコースター改良などのマーケティング施策を、9割以上の確率でヒットを飛ばしたというから、もう神の領域です。 そして文庫版だけにある後書きがしびれる。 この本は、企業再生物語、マーケター奮闘記。という色合いが強い。で、繰り返し出てくるのが、年間売上の半分という再建中の会社には、とんでもない設備投資を突っ込んだ「ハリーポーターのアトラクション」。 このハリーポッターのアトラクションが始まるまでの2年チョイを、どうやって金のない中ヒットを飛ばし続けるかという森岡さんの奮闘記なわけです。 最後に『この本自体が、ハリーポッターのためのマーケティング施策』だったことが文庫版後書きで明かされます。 ハリーポッターアトラクションが始まる時に、マスコミ取材によるPRが必須。でも、東京にいるマスコミのヒトは関西までわざわざ来てくれない。そこで、マスコミのヒトの中で話題になるような本を、アトラクションリリースに合わせて、逆算して発売したと。 で、この施策もあたったそうです。すごい。 森岡さんの他の本も見る気になってきました。 https://www.amazon.co.jp/gp/product/4041041929/ref=as_li_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4041041929&linkCode=as2&tag=hitoshiebih0a-22&linkId=b2ca5d2a829a2292d07a77336d1df9bb
0投稿日: 2017.03.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
USJの数年の戦略の紹介に始まり、 筆者の思考フレームワークの紹介と実際のUSJ事例での活用方法の簡単な紹介。 日本を元気にしたい(日本社会への経済効果)という意識まで書かれており、そのような目的意識の強固さが筆者の強みなのかと思った。 後書きで紹介されていた2冊も読みたく成った。うまいマーケティングですね笑 フレームワークの自己理解 ・何を考えればよいか、条件を固める ・目的、戦略、戦術の順に考えていく ・足して100になるアイディア(いわゆるMECE)か意識する ・類似事例を探す ・必死に考える(考えている人にだけ浮かぶものが有る)
0投稿日: 2017.01.26
powered by ブクログUSJ、V字回復の立役者森岡さんの著書第1弾。 森岡さんのエンターテイメントへの熱意とそのアイデアの発想法をシンプルに余すところなく紹介する一冊。 数学的にアイデアが当たる確率をあげるイノベーションフレームワークはビジネスマンには有用なスキルかと。 それ以上にその仕事が好きかどうか、人生をかけれるかという情熱=コミットメントが大事だというのが一番のポイントかと思う。
0投稿日: 2017.01.08
powered by ブクログお客さんを喜ばせることに尽力した筆者の熱い心が伝わって来た。 企業規模が大きいので、参考にならない部分も多く、もう一度読もうかと思う内容ではなかった
0投稿日: 2016.12.30
powered by ブクログ森岡翁による、USJ改革の軌跡。 彼自身も言っているが、この本自体がマーケティング。本を通じて認知を高める施策ということだ。激務の合間をぬって、プライベートを削って計3冊の本を出している。 USJ改革の中でも、すごいなと思った考え方は以下。 やはりこの人、考え方がすごい。 ・キッズフリー ・3万円の川という考え方 ・三重苦で15%downの2013年を乗り切るための、20%upのための複数策 ・ロジカルなクリエイティビティ ・ビギナーズラック ・パクリではないリアプライ ・売り切れ≠大成功、プライスと数量のバランスの見極め ・日本の女性のテーマパーク好きを分析 特にビギナーズラックは、初心者のほうが確立の高い基本的動作を忠実にこなすがゆえに成功する、という分析がある。これは、プロフェッショナルの流儀に出演されていた「向暑の窓ガラス清掃」の羽生田信之さんのおっしゃっていた、「永遠の初心者」という言葉と重なった。 やはり、初心に常に関心を持って立ち返ることのできる人は強い。 ロジカルなクリエイティビティは、わかる気がする。 ラテラルシンキングもロジカルシンキングも、ブレイクダウンを基本として同じ型で実践できる。
0投稿日: 2016.12.11
powered by ブクログこれまたマーケティング戦略を惜しみなく公開されていて、非常に勉強になった。 目的→戦略→戦術のフレームは鉄板だな。
0投稿日: 2016.11.11
powered by ブクログ『USJを劇的に変えた、たった1つの考え方』を先に読んでからの、読了だったので非常に書かれている内容のイメージがつきやすかった。”マーケティング”について書かれている箇所もあるけど、軸は「ハリーポッターを建てるまでの過程」を書かれていた。USJはハリーポッターを境に立て直したと思っていたけど、その前からの連戦連勝で正しくは、「ハリーポッターを境にさらに加速した」と言った方がいいと思う。それにしてもUSJにハリーポッターが建っているというのは本当にラッキーで、森岡さんはじめ当時の多くの社員の大奮闘に感謝を覚えました。まだUSJには行ったことはないのですが、「無性に行きたい!」と思えているのは、見事にUSJにマーケティングされたと思いました(笑)でもそれでも行きたい!仕事ってのはこうでなきゃ!と偉そうに思いながら、羨ましさも感じながら、よーし自分も頑張るぞと糧にもしながら、あっという間に読んでしまいました。
3投稿日: 2016.08.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
●文庫本あとがきで初めて明かす事実! この本を出版すること自体が世の中のUSJへの認知を変えるマーケティング作戦だった! 2年前に単行本を出してベストセラーにしてハリーポッター導入前にメディアの人に来てもらい、ハリーポッターを成功させること自体がこの本(単行本)の目的と告白。 ・良いアイディアを出すためには良いアイディアである条件をまず考え、範囲を絞る →なるほど!初耳!! ・寝ても覚めても考え続けていればアイディアは降りてくる。後ろ向きコースターも寝てるときに思いつき、がばっと起き上がった!
0投稿日: 2016.07.31
powered by ブクログ・過去の成功体験に縛られ、前例を打破するやり方を恐れるのです.それを買えようとする人間は、組織では少なからず悪であり、敵だと認識されます。 ・「映画だけ」のテーマパークでは、不必要に狭すぎる ・本からの理論だけが先行するマーケターは、差別化という美しい戦術に憧れて溺れることがあります。差別化すること自体にこだわってしまい、本来の目的を見失ってしまうのです。 ・大切なのは、自社ならではの付加価値がのせられるかどうか ・ゲストが写真の中に加わることでアートが完成する「参加型」のデザイン ・アイデアを考える時は、まず目的を徹底的に吟味して定め、その次にアイデアが満たすべき「必要条件」を一番時間をかけて考えます。そしてその必要上kネオw組み合わせ、より条件を絞り込んで、自分が必死に思いつくべきアイデアの輪郭をできるだけ明確に絞り込んでいきます。 ・マーケティングをやる人間は、何でも自分自身でやってみることを習慣にするべき。「消費者目線」を基本にしないとアイデアも戦略も判断もすべてにおいて焦点がずれる ・機能は子どもにあわせ、デザインは母親にあわせ、徹底的に体験価値にこだわったエリアにする(ひとつのなかでもマルチターゲットを持てる) ・もっと外に目を向けて積極的にアイデアを盗みにいった方がいい ・リノベーションの成功の鍵は、「変化の度合いはリノベーションなのだけど、いかに新築だと思ってもらえるか」その一点につきます。重要なのは「消費者が実感できる体験価値の違い」と「それが違うという期待値の刷り込み」 ・実感するポイントを事前に誘導しておくことで、消費者は体験価値の違いを知覚しやすくなる ・アイデアはそんなに安いものではない ・イノベーション・フレームワーク ①フレームワーク └いいアイデアはどんな条件を満たすアイデアのことか。それらの条件を組み合わせて、いいアイデアを探すにあたっての着眼点をどこに定めて頭脳をフル回転させるべきなのか └目的→戦略(必要条件)→戦術(アイデアそのもの)の順番で考えていく ②リアプライ └世界中のどこかに過去から現在に至るどこかに、にたような問題に直面した人がいるのではないか ③ストック ④コミットメント └アイデアは実現させないと意味がない ・今この弾を撃ちにいかなければ、後々もっと難しい弾を撃たなければならない時が必ずやってくる ・ある音楽イベントのチケットを売ったときに「わずか数分で完売しました!よかったです!」と大喜びでわいている部下たちを見て、値段の付け方と売る数量を決定的に間違えたと残念な気持ちでいっぱいだった
0投稿日: 2016.07.09
powered by ブクログ前半でいろいろな制約のある中で USJ の業績を向上させていく様をドキュメンタリ的に描き、後半がその企画発想力の根本にある考え方の説明になっている。ケーススタディと理論の解説のセットからなる、きちんとしてビジネス書である。これが手軽な文庫として手に入るのはすばらしい。USJ のファンでなくても楽しめたし、役に立つと思う。
0投稿日: 2016.05.31
powered by ブクログなんといっても、森岡氏の実績が説得力を生み出している。顧客視点からのニーズをとことん突き詰め、制約条件をギリギリと明確化することにこだわったうえで、アイデアを絞りぬくということ。
0投稿日: 2016.05.23
