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USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?
USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?
森岡毅/KADOKAWA
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総合評価

142件)
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    思考のフレームワークがとても参考になる。 アイデアを埋まってる場所を探す=宝探しと表現するあたり、森岡さんのセンスを感じる。 言葉一つ一つが説得力があり引き込まれる内容。 マーケをやってる身としては、とても参考になる一冊だった。

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    投稿日: 2026.02.12
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    右脳人間でなくても、考えて考えて考えることでアイデアは生まれる 確かに考えたかって言われると必死には考えてないのかも 100パーセントのうち、男性が女性かなどのように、合計100%になるような切り口で考える

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    投稿日: 2025.11.17
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    USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか? (角川文庫) https://amzn.asia/d/dDq9elH 森岡毅の思考法 まずは徹底的な体験とリサーチ 必要条件を掲げてそれに沿ってるものをブレスト 「どんなアイデアを思いつけば良いのか」を先に徹底的に考えるようにする イノベーションフレームワーク ①フレームワーク ②リアプライ ③ストック ④コミットメント ①フレームワーク いいアイディアを、出すにあたってほとんどの人 がよく考えてないのが次の2点 ①いいアイディアとはどんな条件を満たすアイディアのことか? ②それらの条件を組み合わせていいアイティを探すにあたっての着眼点をどこに定めて頭脳をフル回転すべきなのか 目的→戦略→戦術で投下するリソースをしぼめてそれでいて局所的に投下していく 戦略的フレームワーク 不明 数学的フレームワーク もれなく被りなくで原因を突き詰めていく 畑にある宝の話 百としたら5050にする ②リアプライ 自分自身でアイデアを捻り出すのは最後の手段で良い この世界中のどこかに過去から現在に至るどこかに似たような問題に直面した人がいるのではないか? ③ストック 引き出し ④コミットメント 精神 エクセキューション 神は細部に宿るでしかない 優れたアイディアも実装しないと意味がない その実装も手を抜いてはいけない ハリーポッターに450億円突っ張れた理由 映画は基本、経年劣化する ハリーポッターはしない 人口減少マーケットは長期的な視点に立つとろくなことがない

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    投稿日: 2025.09.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    以前から気になっていたのと、今度USJに行くこともあり、買った本。ジェットコースターの話だけでなく、他のアトラクションについても展開されている。USJには修学旅行で行っただけだったので、気が付いたら知名度が上がっていたという印象だったが、この本で状況を知れて面白かった。また、マーケティングや考え方についても書かれているが、自分みたいな知識のない人間でも読みやすかった。数日後にUSJに行くのがさらに楽しみになった。

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    投稿日: 2025.09.05
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    わかりやすいマーケティングの考え方。エッセイのようにUSJの再起にあたってのストーリーが語られているが、ちょくちょく太字で入る強調ワードにマーケターに求められる要素が詰まっている。 文庫版のあとがきで告白されている通り、最後の辺りはハリーポッターエリアの宣伝感が否めなかったが、第6章のマーケティングの考え方はとても勉強になった。

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    投稿日: 2025.07.13
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    森岡さんの熱い想いに胸を打たれた。 左脳が優位な方のイメージを持っていたが、情熱的で粘り強く、強いリーダシップを持った方だと理解。 さらに好きになりました。

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    投稿日: 2025.06.06
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    森岡さんの本は、問題解決やマーケティングの戦略を理解するために分かりやすいだけでなく、 気持ちに訴えかけてくるものがあるところがとても良い。 ご本人の熱量が非常に高くて、エピソードからその熱量が伝わってくるから? メモ ・多くの人は(特に日本人)変化を起こす必要性を理解していないから、リスクを恐れて変化を起こさない ・不安も抱えながら、周囲に対しては「絶対に大丈夫、自信を持って」とポジティブなメッセージを発信し続けた ・良い結果を出すためにすべきことは、違うことをやるか、同じことを違うようにやるか。 →変化をリードする強い姿勢。バックドロップを思いついた時の社内の反対姿勢に対して、できない理由を探すのではなく、目的は明確なのだからできる方法を考えるべきだ、と口先で言うには簡単だけど、実際の状況が伝わるからこそ納得感があるなと思った。 戦略的フレームワーク ・アイデアを考える時は目的を徹底的に吟味して、その次に満たすべき条件を一番時間をかけて考える。そして必要条件の組み合わせから条件を絞り込んでから、具体的なアイデアを考える。 ・最初に目的を考え、持っている経営資源(人,もの,金,情報,時間,ブランド)を何に集中するのか=必要条件を決める。 ・「どんなアイデアを思いつけば良いか」を先に徹底的に考えることで、アイデアを考えることに集中できる。 →森岡さんの成功の秘訣、誰よりもとことんアイデアを考え抜くこと、もこの方法によって実現されていることが分かり、熱量+適切な方法論に則って成功されたのだと腑に落ちる。 数学的フレームワーク ・ミーシーに考えるということ。足して100になる視点で、もれなく要因に目星をつけて検証する。 →結局はこの視点は欠かせない。どんな分野でもみんなこうやって泥臭く分析してるのだということがわかる。 リアプライ ・リアプライには①スピード②成功確率が保証されていて、③周囲に目を向けることで自分の中にアイデアを生み出す引き出しがものすごく増える、というポイントがある。 ・ファンがつくコンテンツは、ファンが何に惹かれて何を大切に感じているのか、という心理をファンの視点で理解すること ・価値を生み出すアイデアの切り口は、ほとんどが「消費者理解」の中に埋まっている →好きな分野、興味のある分野、得意な分野だからこそ苦なく徹底的に向き合えるというのは、この消費者目線に立てるからだと思う。仕事を仕事として切り離しすぎず、柔軟に、周りからたくさんヒントを得て発想に繋げる意識が必要だと思った。

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    投稿日: 2025.05.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    作者のエンターテイメント業界・テーマパーク・USJに対しての強いこだわり、野望を感じると共に、仕事への向き合い方に強く感銘を受けた。 この本は、ハリウッドドリームザライドに焦点が当てられていると思っていたが、実はハリーポッターエリアの建設までの3年間の繋ぎ期間にいかにキャッシュフローを担保できるか考えるアイデアとしてバックドロップがあったということに驚いた。 どこも利益創出のために初期投資を抑える必要性もある中で、人こそ最大のアトラクションと考え、既存の設備を活用して変化させるリノベーションが効果的であると考えに納得させられた。 また、マーケティングの基礎内容も盛り込まれており、何事も消費者理解として自分で積極的に経験してみる習慣の必要性を再認識した。また、既存のアイデアを活用する【リアプライ】の考え方をはじめとして、目的の設定を最優先に、①フレームワーク→②リアプライ→③ストック→④コミットメントの考え方の手法を実践できるように意識したいと考えた。

    1
    投稿日: 2025.03.18
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    少々古い本にはなりますが、USJの奇跡について書かれたとても熱いメッセージ本です。森岡氏の考え方の基本や徹底力、ビジネスに必要な攻めるタイミングなど多岐に渡り学びました。 ・こだわるポイントが間違っている ・アイデアを生み出すに当たって、最初に最も大切なことは、何を必死に考えれば良いかわかっていることです ・日ごろからストックを蓄える

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    投稿日: 2025.02.01
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    以前、林先生の初耳学かなんかの番組で出演していた時に話が上手ですごく引き込まれた記憶があった。 著書も話題になっていたことは知っていたのだけど、読まずにきていたのだけど、図書館でたまたま視界に入ったのでご縁と思い読むことに。 番組で見た語り口そのままに、まるで話を聞いているかのような文章で、一つのドキュメンタリー番組を見ているかのような一冊だった。 大阪に住んでいながら、リニューアルしてUSJには一度も行ったことがないのだけれど、この本で語られている熱量と作り手の想いに触れると、単純ながら行って体験したくなる。 アイデアを形にしていくための考え方などにも触れており、仕事の上でも参考にしたい価値観もたくさん提示されていた。特にお客さんを理解するために自分もやってみる、色んなことを自分で体験して見ることがどこかで役にたつというのは心に留めておきたい。他の著者も積読してるので今年中にまた読んでみたい。

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    投稿日: 2025.01.28
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    UFJでおこなったマーケティングの実践内容を詳しく説明している本。問題に直面し、悩み、考えて策を実行する姿には、非常に勇気をいただきました。 どんな会社でも悩みはありますが、「できる」「見つかるはずだ」と強い気持ちを持って自分を加圧することが重要ですね。

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    投稿日: 2024.12.17
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    作者の人の考え方が好き。 ユニバというかなり身近な題材でビジネスに対する考え方を学べるから、万人にオススメできる系。

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    投稿日: 2024.09.28
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    1336 308P ★4.5・・・5376 森岡毅 戦略家・マーケター。高等数学を用いた独自の戦略理論、革新的なアイディアを生み出すノウハウ、マーケティング理論等、一連の暗黙知であったマーケティングノウハウを形式知化し「森岡メソッド」を開発。経営危機にあったUSJに導入し、わずか数年で劇的に経営再建した。1972年生まれ、神戸大学経営学部卒。1996年、P&G入社。日本ウィダルサスーン、北米パンテーンのブランドマネジャー、ウェラジャパン副代表等を経て、2010年にユー・エス・ジェイ入社。革新的なアイデアを次々投入し、窮地にあったUSJをV字回復させる。2012年より同社チーフ・マーケティング・オフィサー、執行役員、マーケティング本部長。2017年にUSJを退社し、マーケティング精鋭集団「刀」を設立。「マーケティングで日本を元気に」という大義の下、数々のプロジェクトを推進。USJ時代に断念した沖縄テーマパーク構想に再び着手し注目を集める。著書に『USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか?』『USJを劇的に変えた、たった1つの考え方』『確率思考の戦略論』(いずれもKADOKAWA)など。『カンブリア宮殿』(テレビ東京系)、『日曜日の初耳学』(TBS系)に出演。 USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか? (角川文庫) by 森岡 毅  彼の2つ目の問いも実に興味深いものでした。 「日本人はどうしてリスクを恐れて何も変化を起こさないのだと思いますか?」  私は答えました。 「その多くは変化を起こす必要性を理解していないからです」  そして静かに続けました。 「日本人にそうでない人間もいることを、残念ながらあなたはまだ知らないようですね」  私は自信に 溢れた態度を崩しませんでした。彼が「リスクに挑戦して会社を大きく変革させるリーダーシップがとれるのか?」と聞いているのは明らかだったからです。  「映画だけ」のテーマパークは不必要に狭い! そんな空気の中で、私は社内にはびこる最大の敵「間違ったこだわり」に、まず宣戦布告することにしたのです。それは、ハリウッド映画のテーマパークとして始まったユニバーサル・スタジオ・ジャパンのブランドを、長期的に生存可能なように再定義すること。  つまり、 ユニバーサル・スタジオ・ジャパンというブランドを、「映画の専門店」という妄想から、「世界最高のエンターテイメントを集めたセレクトショップ」へと脱皮させること でした。  誰にどれだけ石を投げられようが、何としても最初にやらねばならないことでした。  なぜならば「映画だけ」のテーマパークでは、不必要に狭すぎる からです。  自分の描いた絵はもう走り出しているのに、それを完遂できないと、会社や従業員にとんでもない不義理をしてしまう。そんな恐怖に 怯えていました。  しかし高まる重圧と戦いながらアイデアを考え続けた苦しみの果てに、ついにその瞬間はやってきました。  私の窮状を 憐れんだ「アイデアの神様」が、ついに降りてきてくれたのです。  これまでの章でアイデアの神様が降りてくるまでの苦労話をいくつか書いてきましたが、最初に私が考えるその神様の正体を明確にしたいと思います。   神様の正体は確率 です。  特定の宗教観をお持ちの方には申し訳ないのですが、私にとって神様を信じるとしたらそれは「確率」なのです。良いアイデアを思いつくのも思いつかないのも確率。つまり、良いアイデアを生み出す方法とは、良いアイデアを思いつく確率を上げる方法です。  その確率を高めるために、フレームワーク、リアプライ、ストック、コミットメントの4つを強化するのです。あなたがアイデアが次々とひらめく天才でないならば、私のように確率を高める努力をおすすめします。 「数学的フレームワーク」は、一言でいえば「ロジック」そのものです。正しい目的を設定するために、問題の本質を発見するのにとても役立ちます。先ほどの戦略的フレームワークで言うところの「目的の設定」の箇所によく使うわけです。  問題の核心を明確に捕まえ、それを解決するためのアイデアでなければ、どのようなアイデアも徒労に終わります。 何を解決するためのアイデアなのか?  そのために解決すべき問題を最初に明確にするということです。  数学的フレームワークのアプローチは、数学的な思考を使ってビジネスの因果関係を論理的に分析し、現象の奥底にある問題の本質(宝)や可能性に辿りつくアプローチです。私は数学がものすごく好きだったので、数学的なモデリング(需要予測モデル、重回帰分析による因子解析など)を多用しています。それは問題(ビジネスチャンス)を発見測定するのに非常に有効な武器になっています。  しかし本書では高度な数学や計算を駆使するよりも大切なことに焦点を当てます。数学的な頭の使い方をすること、つまり ロジカルに頭を使うことで正解に辿りつく確率が高くなる のです。  学校で習う数学が社会に出て何の役にも立たないと言っている大人をよく見かけますが、非常に残念に思います。その人はロジカルに頭を使って生きていないと御自身で言っているようなものです。  私に言わせれば「数学」以上に問題解決に役立つものを学校では教えてくれないと思うのですが。数学が実社会で役立つという意味は…  数学的フレームワークでは、論理的に宝を探します。特に問題の原因の発見や、可能性の発見に向いています。宝がどこにあるのか、 足して100…  数学的に頭を使わない人は、例えばこんな風に仮説を考えてしまいます。 「子供連れファミリーの集客が下がっているのか? あるいは女性の集客が下がっているのか?」  それじゃダメなんですね。なぜなら足して100にならないからです。女性と子供連れファミリーには「重なり(母親)」がありますし、ファミリーでない男性が視界から落ちているから100にならない。この重なりは非効率を生み、視界落ちは宝を見失う可能性があります。  数学的に頭を使う人ならこんな仮説を立てます。 「男性の集客が下がっているのか? 女性の集客が下がっているのか?」 「11 歳以下の子供の集客が下がっているのか?  12 歳以上の集客が下がっているのか?」 「子供連れファミリーの集客が下がっているのか? それ以外の集客が下がっているのか?」  これらは、それぞれ足すときちんと100になりますね。ですから、子供連れファミリーを調べて本当に顕著に下がっているなら、その原因(=宝)を探し出せればOK、見つからなかったらもう一方のどこかに宝が埋まっていることが明らかになるのです。  戦略的フレームワークや、数学的フレームワーク以外にも、宝探しに使えるフレームワークはいろいろとあるはずです。私はもう1つ「マーケティング・フレームワーク」をよく使います。これはかなり専門的になるので、本書では詳細は割愛しますが、端的に言うと「人の頭の中に強力なブランドを構築していくための勝ちパターン」になります。そのあるべきパターンに比べてみて、理にかなっていないところに改善するチャンス(=宝)が埋まっています。これらのフレームワークは、どれを使ってもいいのですが、結局可能にするのは、こういうことです。  外からアイデアを盗んでくることで、圧倒的なスピードと、どこかで実際に消費者に試されていることによる成功確率向上の2つのメリットを、同時に得ることができます。繰り返しになりますが、日本人もこれをうまくできるようになる必要があると私は痛感しています。  メンタルなバリアを取り払って、外に目を開きましょう。 自分自身で考えて作っていきたい! と願う気持ちはわからなくはないですが、私に言わせればそれは取るに足らない「個人のエゴ」です。 会社のためには速くて確率が高い方が良いに決まっているじゃないですか!  また、転用できるアイデアがないか常に外にアンテナを張っておくと、自分に入ってくる有意義な情報量がどんどん貯まっていきます。その蓄積されていく情報量は自分自身でアイデアを捻り出すときの「ストック」として、確率を高める強力な武器になります。  アイデアを思いつくためには、そのアイデアにまつわる「文脈」のことをよく知っている方が圧倒的に確率を向上させます。蓄積された豊かな情報が「ストック」です。魚釣りにたとえると、「ストック」とは、そのポイントで釣果を上げるために有効な知識や経験などの「情報の質的・量的な蓄積」を指します。 「ストック」が強ければ強いほど、直面する問題に対しての解決策を思いつきやすくなります。ちまたで「あの人は引き出しが多い」などと表現される長所です。主婦の発明家はこの強みを 活かして良いアイデアを生み出すパターンが多いようです。「必要は発明の母」と言いますが、主婦の経験がなければ、そもそも解決すべきニーズがあることに気がつかないものです。主婦の目線、主婦の感性、そういった主婦経験の「ストック」がなければそれらの発明は存在しません。  私の場合は、世のマネジメント層の人々と比べて、圧倒的にエンターテイメントのストックが強いと自負しています。昔からエンターテイメントやレジャーが大好きで、音楽鑑賞、観劇、映画、チェス、ゲーム、釣り、キャンプ、アニメ・漫画、スポーツ観戦、旅行、読書、テーマパーク、楽器演奏……それらの多彩な趣味に費やした時間と情熱は半端ではないです(笑)。  それもこれも、私が幼少期から社会人になるまで勉強一筋で生きてきた人間ではなく、好きなことをして、あちこち寄り道をする人生をプラプラと歩いてきたおかげだと思っています。  いつも思うのですが、コロンブスの卵のようなアイデアは、後で考えてみると「なぜもっと早く思いつかなかったのだろう」と思うような、一見して簡単で何でもないようなことが多いのです。 「水でパッケージを洗わせるアイデア」も「後ろ向きに走らせるジェットコースター」もそうだったのですが、後で考えると実に単純なのです。それまで死ぬような思いで考え続けていた努力に照らすと、あまりにも不釣り合いに思えるくらい、実にあっけなくて単純。でも私も含めてその瞬間まで、ずっと誰もそれに気がつかないものなのです。 でも粘りに粘って考えていると、そんなコロンブスの卵を生み出すことができることがあるのです。 ある問題について、地球上で最も必死に考えている人のところに、アイデアの神様は降りてくる のだと私は思っています。要はどれだけ必死に考え続けることができるのか、です。  それらの仮説の真偽はともかくとしても、誰よりも真剣に集中して、 諦めずに釣る時間が長い人こそ、大魚を釣る確率の高い人であると、私は信じています。  魚釣りで「ビギナーズ・ラック」という言葉があります。初心者が一番魚を釣る幸運に恵まれる現象を指す言葉です。釣りの経験者はわかると思いますが、初心者にとって技術的に難しい釣りの場合でなければ、これは本当に頻繁に発生します。その日一番の大物を初心者が釣ったり、一番多くの数を釣ったりすることはよくあります。 私は学生時代にビギナーズ・ラックの正体を調べるために分析をしたことがあります。「ビギナーズ・ラック」の正体も、やはり確率です。初心者の方が単純に確率を上げているというのが真実です。それは初心者特有の以下の2つの性質によるものです。 ・初心者の方が言われたやり方で基本に忠実に釣りをする。 ・初心者の方が最初から最後まで手を抜かず真面目に釣りをしている。 ビギナーだからベテランだからどうのこうのではなく、確率を上げている人が一番釣るのです。 考えてみれば当たり前の話ですね。アイデアも同じです。アイデアの神様に微笑んでもらうためには、やるべきことをちゃんとやって確率を上げておくのが道理だということです。 どんなに優れた戦略も、どれだけ革新的なアイデアも、エクセキューションが強くないと結局はビジネスとして実らないのです。本書はアイデアを生み出すところに力点を置いて書いていますが、そのアイデアが実際にどれだけ成功するか、最後のビジネスの結果は、エクセキューションで決まることだけは、この章の最後に強調しておきたいと思います。  ハリー・ポッターは、Sクラスの 稀有 なブランドの中でも、更に特別であると私は考えています。ハリー・ポッターの本や映画が全世界で最も売れたということを御存知の方は多いと思いますが、USJにとってむしろ重要なのは、世界よりも日本国内での強さです。  ハリー・ポッターの映画を、日本の映画館でお金を払って見たことのある人々の延べ数は、全8作でなんと7800万人に及びます。この数字は、他のどんな映画のシリーズ作と比較しても、あまりに圧倒的で比肩できるブランドはありません。 これも実は大きな議論になったのですが、西洋のトイレは個室の左右の壁や前扉の下が、床面との間に 20 センチほど開いているのが普通で、ホグワーツ城のトイレも映画の中ではそうなっています。下まできっちり 塞がっている密室で用を足すことに慣れた日本人は、海外旅行に出かけたときに下の開いたトイレだったりすると、ちょっと気になってしまいますよね。日本人の習慣に合わせて下を塞ぐべきか、ホグワーツのトイレらしくリアルに作るべきか、社内でも相当な議論になりました。我々の結論は「Authentic(本物)かどうか?」という原則に立ち返って、 完璧 にホグワーツのトイレを再現することでした。 常に変化し続けないと生き残れないのに、変化を起こすことを恐れては駄目なのです。変化を起こすには、大事な何かを捨てなくてはならない選択に迫られることが常です。何かを変えるためには、より大事な何かのためにかなり大事な別の何かを捨てる痛みを飲み込めないといけない。その痛みを避けたいがために、我々人間は早く満足したい生き物なのかもしれません。変化への最大の敵は「現状への満足」であると私は考えます。 私は日本が大好きです。外資系企業に入ってずっと多国籍な環境で働いたり、米国に家族で数年住んだ経験を経て、ますます日本のことが大好きになりました。  日本は奇跡のような国だと思います。これだけ少資源で小さな島々に住む民族が、お互いを高い信頼で支え合って1億2000万人もの人口を養い、我慢強く勤勉に働いて先人から脈々と努力を積み重ね、世界に名だたる文化と経済を創り上げました。私はこの日本という国を誇りに思っていますし、ずっと日本人であることを誇りにしながら海外では心の中で日の丸を掲げて戦ってきました。 これは私の考えですが、先進国の中でも特異な日本の文化事情によって、母親が罪の意識なしにストレスを発散できる装置が少ないからではないかと思います。先進国の中で、家事負担がここまで女性に偏るのも日本くらいですし、欧米のように子供をどこかに預けてストレス発散をすることに罪悪感を覚える人が多い。日本の女性は献身的な存在と言えるのではないでしょうか。家庭のため子供のため、子供の教育にすべてを注ぎ込み、自分の楽しみは後回しの傾向は、昔から続いてまだ残っています。そんな彼女たちにとって、子供と一緒に楽しめるテーマパークの存在は貴重なのです。 実は今、新しい著書を2冊ほど執筆しています。1冊は、ビジネスで成功したい方のために、マーケティングの重要性をわかりやすく解説したマーケティングの入門本『USJを劇的に変えた、たった1つの考え方』。もう1冊は、我々がUSJで実践してきた「数学マーケティング」のノウハウを惜しげもなくゴリゴリ書いた、マーケティング実務者にもちょっと歯ごたえのある本『確率思考の戦略論』(仮)。  この 10 月の175万人がTDLを上回った数学的論証などは、最もシンプルなノウハウとして紹介するつもりです。たとえ数式を読み飛ばしても学べるように、わかりやすい本を目指して執筆中です。数学マーケティングの考え方が、多くの皆様のビジネスに役に立つように書こうとしています。本書では詳しく書くことを割愛した「数学的フレームワーク」の本となる予定です。  2冊とも2016年春頃に世の中に出すつもりで書いておりますので、読んでいただければ幸甚です。  さて、USJがこの 10 月にたった1回だけでも、あのTDLを上回ったということがどれだけの奇跡かについて。先日、ラグビー日本代表がワールドカップで最強国の南アフリカに勝ちましたが、その奇跡を上回る奇跡と言っていいと思います。

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    投稿日: 2024.08.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    細かなマーケティング手法というよりは、著者がどのような思考/行動プロセスを経てUSJの再建に邁進したのか、そのストーリーが描写されており非常に面白かった。特に印象的であったのは、ホラーナイト(ゾンビ)が誕生した箇所。パーク業は莫大な設備投資が必要であるにも関わらず、資金がないというジレンマを抱えていた状況において、固定費(人件費)を活用することで大幅な集客を実現できたというストーリーは、純粋に面白くまた打ち手の幅を感じさせられた(設備投資を抑え固定費で賄いたい→ホラーナイトではなく、ハロウィンに機会を見込む→状況を鑑みた打ち手としてホラーナイトという論理であることには注意) また、本書からの最大の学びは「戦略は後戻りできない」ということ。一度莫大な投資を行ってしまうと、以降数年の戦略の幅は当然狭まり、過去に実践した戦略のせいで、将来的に危機を迎える可能性もある。戦略を考える/提案することを生業とする身ではあるが、つい「その局面において妥当的な戦略」の考案に心血を注いでしまい、中長期的にその戦略が及ぼす影響というダイナミックな視点を蔑ろにしてしまっていると感じる。戦略を考える当事者のストーリーを読み、戦略を考える際の視点を改めて補完いただいた。 特に印象に残った箇所は以下の通り 「私は、マーケティングが実戦でのみ鍛えられる実践学だと考えています。本からの理論だけが先行するマーケターは、差別化という美しい戦術に憧れて溺れることがあります。差別化すること自体にこだわってしまい、本来の目的を見失ってしまうのです」(p.37) 「その歩いている一歩一歩が正しいんだ!と思えないと、自信を持ったよいエクセキューション(実際のプラン=この場合はショーやイベントの品質)を現場が作ることはできません。腹の底の弱気や心配は絶対に周囲に悟られてはならない、誰かが言い切らないといけないのです」(p.53) 「私はアイデアを考えるときは、まず目的を徹底的に吟味して定め、その次にアイデアが満たすべき「必要条件」を一番時間をかけて考えます。そしてその必要条件を組み合わせ、より条件を絞り込んで、自分が必死に思いつくべきアイデアの輪郭をできるだけ明確に絞り込んでいきます。具体的なアイデアを考え始めるのはいつも最後の最後なのです」(p.63) 「私にとって神様を信じるとしたらそれは「確率」なのです。良いアイデアを思いつくのも思いつかないのも確率」(p.138) 「いつも思うのですが、コロンブスの卵のようなアイデアは、後で考えてみると「なぜもっと早く思いつかなかったのだろう」と思うような、一見して簡単で何で、おないようなことが多いのです」(p.166)

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    投稿日: 2024.08.10
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    そんなジャンルは無いと思いますが、「一緒に熱くなれるビジネス書」です。 達成したい数字の前に立ちはだかる大きな壁、それを乗り越えても当日まで起こる様々なトラブル… 1つ1つにアイデアと諦めない心で立ち向かい、「圧倒的に」or「ギリギリで」達成する… 本当にドラマみたいな現実で、小説じゃないのに読んでいるこちらまでドキドキしてしまいます。 そしてあとがきで明かされるこの本を書いた真の理由も… 本当に驚かされてばかりです。

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    投稿日: 2024.07.17
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    USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか? 著:森岡 毅 角川文庫 も 29-1 単行本もっていたのですが、ISBNコードがちがっていたので、文庫版をも、買ってしまいました。 確率、統計的な手法をつかって、リスクを計量化するマーケティングを行うことは分かりやすいと思います。 そして、キーワードはアイデアです。 ・アイデアは天才のひらめきではなく、ある発想法から生まれる ・追い詰められた中でめちゃくちゃに加圧されると、頭の中で眠っている何かが目を覚まして、生き残るためのアイデアを生み出せるようになりました  そういうことを繰り返すうちに、かなりの高確率でアイデアを生み出せる方法を編み出したのです ・アイデアこそが、最後の切り札になるうるということです  お金がなくても、コネがなくても、アイデアだけはあなたの頭の中に眠っているのです 気になったのは、以下です ・技術のための技術や、品質のための品質は、価値がないと私は考えています。  人の役に立つための技術であり品質のはずだからです ・私は覚悟しました  私がやるべきことは、ポイントのズレたこだわりを正し、限られた経営資源を消費者価値の向上に正しくシフトさせることだと ・ビジネスは本質的な目的を正しく見据えることが大切です  戦略や戦術は、目的次第で自由自在であるべきと私は信じています ・必ずしもお金をかけなくても、アイデアで感動は作りだせる ・価値を生み出すアイデアの切り口は、経験上ほとんどの場合は、消費者理解、の中に埋まっています ・興味をもった素材は、とことん理解するところから始めるのが、私の性分です ・マーケティングをやる人間は、何でも自分自身でやってみることを習慣にするべきです  マーケターは消費者目線を基本にしないとアイデアも戦略も判断もすべてにおいて焦点がズレると思うのです ・悩みの淵にいた私は、考えすぎて動きを止めるのではなく、動きながら考える方がよいこともあると思い立ちました ・本当に大切なことならば、絶対にあきらめず行動することで局面を動かせることがあるのです ・マーケティング技術とは   正しいターゲットの設定 who   正しい便益の設定 what 正しいコミュニケーションの設定 how  の組み合わせのことです ・答えは必ず現場にある アイデアの死体の山を毎日積み上げながら、それでも私はひたすら考えていました ・最初に最も大切なことは、何を必死に考えればよいかがわかっていることです ・日頃からストックを蓄える  ストックが強ければ強いほど、直面する問題に対しての解決策を思いつきやすくなります ・気がつかないことは、考えられないのです ・どれだけ、必死に考え続けることができるか ・ある問題について、地球上でもっとも必死に考えている人のことろに、アイデアの神様は降りてくる ・今この球を打ちにいかなければ、あとあと、もっと難しい球を打たなくてはならないときが必ずやってくる ・中小企業や業界で2位以下のような会社は、生き残るためには攻め続けて勝ち続けるしかない ・外部条件が大きく変わらないときに、より良い結果を出すには、この2つしかありません   違うことをやる   同じことを違うようにやる ISBN:9784041041925 出版社:KADOKAWA 判型:文庫 ページ数:264ページ 定価:640円(本体) 2016年04月25日初版発行 2019年07月05日10版発行

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    投稿日: 2024.04.28
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    経営危機のUSJをマーケティングの力でV字回復させた敏腕マーケターによる著書。「USJを劇的に変えた、たった一つの考え方 ~成功を引き寄せるマーケティング入門」を先に読んだが、こちらはマーケティング理論やフレームワークをメインとしており、実際の施策についての内容は少々物足りなく感じたが、本書ではマーケティングの考え方に加えて、実際におこなった多数の企画の詳細やそのアイディアを思いつくに至るまでの裏話も惜しみなく記されており、いちUSJファンとしても大変楽しめる内容だった。むしろよりファンにならずにはいられない。 もともとこの本が気になったきっかけはズバリそのタイトルだったが、「実はハリー・ポッターを成功させるためのPR本として書いた」とあとがきにあり、彼の理論にまんまとはまり、さすがだなと改めて感じている。ちょうど来週USJに行く予定だが、パークをより一層楽しめそうで今からワクワクしている。 いかに数字を活用し論理的に考えるかがマーケティングの基本とのことだが、実際には「情熱」や「あきらめない気持ち」といった体育会系的な部分も意外と大事だということが興味深かった。人間はやはり気持ちに動かされる生き物なんだな。 本書の中で特に印象に残ったのは、「完全オリジナル」にこだわりすぎないということ。とにかく考えに考えてアイデアを出すのは大事だけれども、全く新しいものを0から考え出す必要はなく、世の中に溢れる良いアイデアを有難くいただき、応用したりインスパイアを受けることは悪いことでなく、むしろ積極的にやるべきことであると著者は言う。確かにこの思い込みを取り払うだけでも、アイデアを出すことへのハードルがぐっと下がる。 また、もう一つ印象に残ったのは、いろんなストックを持っておくことの重要性。「気がつかないことは考えられない(P158)」と著者が言うように、自分が知らないことは存在していないのと同じであるから、もしそこにニーズがあったとしても気がつかない。だからこそ、自分の専門分野に限らずいろんなところにアンテナを張り、常に情報収集することが大事であると改めて感じさせられた。ふとした瞬間に、一見関係ないような事柄から着想を得るといったことは、私を含め多くの人が経験したことがあるのではないだろうか。 私自身はマーケティングを生業にしているわけではないが、どのような仕事、はたまたプライベートの困りごとなどにおいても、著者のマーケティング理論や思考法は大いに役立つと思う。

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    投稿日: 2024.04.23
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    ■感想 目的を達成するために綱渡りの状況を打破するためのアイデアの数々 そしてコミットメントする姿に感動 成功の裏に隠されたことや、森岡さんの考えの一端に触れられてよかった ■意見 やはりP&Gの経験っていうものは凄まじいのが改めて分かる ただやるのではなく、必要条件を考えてやるのはホント大事。いかに行動量だけ増やして失敗してきたか… ■気づき 人を動かすにはロジックだけではなく情熱も大事 ■ToDo 常に自分が起点になって行動する。他責にしない 試行錯誤を繰り返す。違う結果を得るためには違う行動か違うやり方で試していくしか無い 目的や解決策を考える際には、まず必要条件を考えることを習慣にする

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    投稿日: 2024.03.19
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    2024.01.07〜2024.01.13 発売当初に読んでいたが、また読みたくなったので文庫にて再購入。 マーケティングに関しては無知だが、とてもわかりやすく、また表現力も豊かで読みやすい書物。 少しでも仕事に活かしたい。

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    投稿日: 2024.01.14
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    森岡さんの実践マーケティング3部作の1冊目、USJをV字回復させた裏側を生々しく伝えてくれた。読者としてもそれを読むことで、ワクワクしてすぐでも作者から伝授されたフレームワーク、アイデアの呼ぶ方法を仕事、生活の中に実践していきたい。

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    投稿日: 2024.01.07
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    この前、約6年振りにユニバに行って、スーパー・ニンテンドー・ワールドの世界観に感動したので、積読してたこの本を読んでみた。 この本は、森岡さんがUSJに入社して、ハリー・ポッターの施設ができるまでの間、どのようにアイデアを出して、実践してきたかの記録が書かれてる。 そして、この本もハリーポッター成功に向けてのアイデアの1つという、すべての繋がりに感動した1冊。

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    投稿日: 2024.01.05
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    「本当に大切なことならば絶対に諦めずに行動することで局面を動かせることがある」 何事も諦めたらそこで試合終了、行動を止めると叶うものも叶わなくなる。これは本当にその通りで、森岡さんのエピソードは決して「奇跡」なのではなく、起こるべくして起きた必然、そして自らの手で起こしてきたことなのだと、読み進めながら心が痺れる感覚と震えが止まらなかった。 以前から著者のことは知ってはいたものの、なかなか先に進められないまま気付けば数年が経過。少し前にTV番組で特集があって、はじめて考え方に触れて、衝撃を受けて「これは早く読まねば!」と読み始めた。結論「もっと早く読めばよかった〜!!!」な1冊。面白すぎて最後まで駆け抜けられる! ハリーポッターが出来るまでのUSJ立て直しエピソードを、独自のマーケティング手法やアイデア・考え方とともに知ることができる、ワクワク感溢れた本。マーケティングに携わる人や経営戦略を考えることが好きな人におすすめなのはもちろん、ビジネス書苦手な人もサクサク読めると思います。

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    投稿日: 2023.11.30
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    条件を絞ってからアイデアを考える、 アイデアをゼロから考えるのではなくパクってくることは悪いことではない、などハッとさせられました。 実務書としてもドキュメンタリーとしても楽しめる一冊でした。

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    投稿日: 2023.11.19
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    リスクをとる。挑戦し続ける。 関西、日本だけのマーケットではなく、アジアから全世界を視野に入れる。 先見性がすごいですし、エンターテイメントという切り口で、結果、世のため人のためを実践し、色んなステークホルダーはウイン・ウイン、素晴らしいことです。 読んでいて久々に浮き浮きしました。 それと、178ページの「コミットメント~どれだけ必死に考え続けられるか」 commitmentとは文字通りやりぬく覚悟や決意の意味です。「良いアイデアを絶対に思いつくぞ!」という気力のことです。今まで紹介した要素「フレームワーク、リアプライ、ストック」は大事ですが、最後に成否を決めるのは、実はこれだと思っています。 の件(くだり)ですが、実は以前読んだ富山和彦氏の「挫折力」「胆力」を思いました。相通ずる精神構造だと思いました。

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    投稿日: 2023.11.12
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    全ビジネスマンにコミットするマーケティング思考の真髄が学べる一冊。 私の学びは2点(抜粋) ①必要条件を固めてからアイデア(戦略)を考える。 (どんなアイデアを思いつけば良いかを徹底的に固める) 戦略的思考、限られたリソースを注ぎ込むことにも帰着する至極真っ当な学び。 もちろん大前提として目的があること、定めることを忘れず。 どこで戦うかが何よりも鍵。 ②他人のアイデアは盗んでなんぼ (≠丸パクリ) 特に日本人はゼロから生み出すことを美徳としがち。 世界に目を向ければアイデア(抽象化必須)を盗むことがむしろ美徳。 (USJプチ情報) ・岩肌の苔にもこだわり ・トイレは西洋式に合わせて左右・扉下20cmを塞がずに開いている ・森岡さんの大モットーは現場主義(モンハン2ヶ月で300h、ワンピースetc.)「答えは必ず現場にある」 ・2015年10月175万人記録  TDLは96%以上で158〜162万人予測 ※単月未公表だが確率思考で算出(次書籍) ◎USJチームの軸は"authentic(本物)"か?

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    投稿日: 2023.10.30
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    情熱大陸をみているような感覚だった。 実際の成功プロジェクトと、成し得たプロセスも説明してくれている良書でした。 自分の仕事の向き合い方を見直すために定期的に読み返したい。

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    投稿日: 2023.10.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    USJには行ったことは一度だけ この色々な企画が行われる前の できた当初だったなぁ こんな企画が色々とあるUSJ 行ってみたくなります どんな感じなんだろうね 3万円の川を渡って行くには?! この本もきっかけになりそうです

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    投稿日: 2023.10.24
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    USJに向かう人、USJから帰る人達と同じ電車で通勤しながら読了。彼らの表情を見ながらの読んだのもあってUSJの復活劇ほんとにすごいなあとしみじみ。2014年ごろまでをまとめた本だけど、ニンテンドーワールドとか今もなお躍進していますしね。テーマパークとは全く縁のない仕事をしてますけど、こんな風に熱意と信念を持って働いて、しっかり結果に残して、しかも沢山の人に喜ばれるなんて羨ましすぎる。。

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    投稿日: 2023.09.08
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    関西から日本を元気に!! 今では大変賑わっているUSJも財政破綻の危機があった。 企業は安心を覚えてはならず、ずっと成長していかなければならない。成長するためには革新的なアイデアを次々と生み出さなければならないが、そのアイデアは1から作り出さなくても意外と身近なところ(「答えは必ず現場にある」)に溢れているのだと知った。 この本ではアイデアを生み出すためのフレームワークも紹介されており大変参考になった。

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    投稿日: 2023.09.01
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    著者の本は数冊出ていますのでルーレットで読み返すのが良いと思います。 新たな発見があります。 キーワードを羅列しますが、一見普通です。ただ、文脈の中で受け取ると違った捉え方ができます。 ターゲットの設定who 正しい便益の設定what 正しいコミュニケーションの設定how 違うことをやる、同じ事を違うふうにやる

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    投稿日: 2023.07.22
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    つい最近バックドロップに初めて乗った記念に読んでみた。 そういやたまにいるね、いまだに映画にこだわってる人。

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    投稿日: 2023.07.17
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    USJが経営危機から脱するためのアイデア創出する過程を知ることができた。 アイデアは1から作るのでは無く、既存のものをアップデートしていくことが大事である。

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    投稿日: 2023.06.21
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    マーケティングについて基本的なことを学びたい方 詳しくはこちら https://takeoido.hatenablog.jp/entry/2023/06/15/195423

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    投稿日: 2023.06.18
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    正しい目的からずれなければ、アイデアの神様は舞い降りる、戦略的フレームワーク=目的→戦略(必要条件)→戦術(なぞなぞ)、数学的フレームワークで目的の範囲を狭く確実に、リアプライは真似るのではなく活かす

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    投稿日: 2023.06.07
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    森岡さん著「イノベーション・フレームワーク」 森岡さん処女作。「認知」を高めるため。そのためにメディアに取り上げてもらうため。そのために成長企業として認識してもらうために、このビジネス書を書いた。 目次 1〜5 森岡さんの苦労話・本題の前の具体例事前提示 6 本題 アイデアを生む方法 7 2014年ハリポタの宣伝 6 アイデアの神様を呼ぶ方法 ・クリエイティブな人間ではない、右脳人間ではない人がなぜこれほどアイディアを出せるのか。 ・偶然性をできるだけ排除して、合理的に確率を上げる ・イノベーションフレームワーク:アイデアを生み出す確率を高める。 ①フレームワーク ②リアプライ ③ストック ④コミットメント ①フレームワーク:「どこに宝(アイデア)が埋まっているか」に予想をつける戦略眼 重要なこと:何を必死に考えれば良いかわかっていること。(漠然と広すぎる可能性から探すのは効率が悪すぎる。)①良いアイデアとはどんな条件を満たすアイデアか ②それらの条件を組み合わせて良いアイデアを探すにあたっての着眼点をどこに定めて脳のCPUを使うべきか。 ⑴戦略的フレームワーク ⑵数学的フレームワーク ⑶マーケティング・フレームワーク ⑴戦略的フレームワーク 写真1,2 戦略を考える時のフローを利用して、考えるアイデアの必要条件を導き出す方法。目的→戦略(=必要条件)→戦術(=アイデア)の3段階をその順番で考える。 目的を明確に定義 戦略:経営資源をを何に集中するか選んで決める。その戦略こそがアイデア(=戦術)の範囲を決める「必要条件」そのものとなる。 弱点は戦略オプション同士を比べただけでは戦略を選べない。各戦略の戦術も考えて、さらに実現可能性まで考えてやっと決めれる。 戦略の意思決定をできるだけ早く行うこと。より長い時間を戦術の実行に費やしたい。 ⑵数学的フレームワーク 写真3枚目 ロジックそのもの。 戦略的フレームワークでいうところの「目的の設定」。 数学的思考で因果関係を論理的に分析。 「重複のないように」分けて考える ②リアプライ 世界中からアイデアを探す。同じ問題にぶつかっている人はいないか? 自分自身で0→1で作りたいなんて個人のエゴ。圧倒的に効率が良いのはパクる。 ③ストック 情報の量的質的蓄積 ④コミットメント どれだけ必死に考えられるか、精神論。 アイデアは絶対に見つかると自己暗示。 1〜5 ・必要条件を出して逆算。解決策を発想するための必要条件を洗い出し、あとはなぞなぞを解く要領で。 ・ピンチな時こそ強気。攻めの姿勢。 ・ピンチであっても戦略的な発想方法があれば執念でアイディアは降りてくる。 ・消費者理解。消費者目線。 ・考えてからやるではなくて、動きながら考えるってのもあり 1 ・USJ再建のための取り組み 3段ロケット、①最大のボリュームゾーンファミリー層を取り組む→2012年ファミリーエリアの建設、②関西依存の集客構造からの脱却→2014年ハリーポッター、③会社のノウハウを複数の場所に展開 2011年と2013年は最低限の予算で乗り切る。 2 3 ・2011年の話 ・差別化という名の誤ったこだわり。当初映画専門のテーマパークであることのこだわりがあった。TDRと差別化を図るため。しかし実際にはTDRとは競合にはならない。なぜなら、東京と大阪の間に交通費3万円の川が流れていたから。映画だけでは狭すぎて目指している経営規模(来場者1000万人以上)に見合わない。 ・2011年 10周年。お金かけずに行く。ハッピーサプライズ。①アトモスフィア・エンターテインメント(フラッシュモブ)②トリックアートをパーク中に散りばめる③ワンピースのショーを大々的に宣伝 ・【ピンチな時こそ強気。攻めの姿勢。】 【ピンチであっても戦略的な発想方法があれば執念でアイディアは降りてくる。】 しかし、3月11日東日本大震災によりエンターテイメント自粛モードに→施策:「関西から日本を元気に」をコンセプトに。反感を買わないように。→子供達をUSJに招待します。キッズフリー。 これによりUSJに行くことは正義であるとという前提にさせる。 →田中の感想。すごい。言葉の使い方重要。言い方によっては「この自粛モードに不謹慎だ」って反感を買う。女の子持ち帰る時に女の子に言い訳を与えてあげる感じみたい。言葉一つである行動(USJに遊びに行く)を不正義から正義に変えてしまう。 ・【消費者理解。消費者目線。】 もう一つ施策:ハロウィンホラーナイト。夜になるとパークにゾンビ出現。非日常体験。ストレスが溜まっている日常、日本の女性のおとなしくいなければならない圧力からの解放。叫んでもいい環境。 ・【考えてからやるではなくて、動きながら考えるってのもあり】 当時の大人気ブランドモンハンへの営業の話。 4 ターゲットを疑え! ・2012年の話 ファミリーエリアの建設 ・子供に優しくないテーマパークだった。ファミリー層を取りこぼす。 5 ・2013年の話 低予算で乗り切る ・リノベーション戦略:スパイダーマンを4K3D化 ・リアプライ:アイディアを真似る。(パクリはそのまま真似ること) ・ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド〜バックドロップ〜、後ろ向きジェットコースターの誕生 →田中の感想。ひたすらに考え続けて、寝ている時間以外常に考え続けて、最後後ろ向きのジェットコースターが夢に出てくるというのは、それだけそのことについて考え続けた結果。すごい。

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    投稿日: 2023.06.03
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    森岡さんの他の本を読んだ後だったので、内容的にはそんなに新しさを感じなかった。でも考え方は一貫していて本当に共感できるし思いの強さに感動する。少し宣伝の意味合いが強いかなという感じ。

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    投稿日: 2023.04.14
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    とんでもない一冊でした。「アイデアを捻り出す」という虚構の概念をロジカルに考える方法から、仕事に対するコミットメント・情熱まで、森岡さんがUSJをV字回復させた経験を背景に綴られています。読むと自分のちっぽけさが嫌になり、何かに挑戦したくなります…笑。全人類必読!

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    投稿日: 2023.04.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    基本はUSJのV字回復の裏側がメイン。 その中で少し、森岡さんの考えの根源を垣間見ることができる本。 アイデア創出に必要な要素は ・フレームワーク(何を考えるかの枠組み) ・リアプライ(0→1でなく、世にある事例を参考にする) ・ストック(引き出しの多さ) ・コミットメント 特にコミットメントは、自分も普段の仕事で足らない。「成し遂げるまでやりきる!」根性が最後は試されるんだよなあ。それほど愛せる仕事へ今の仕事を昇華できるようがんばる。

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    投稿日: 2022.12.31
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    2022年19冊目 「苦しかったときの話をしようか」がすごく印象に残っていて、こちらも気になって手に取ってみたけどこれまた面白かった〜! 文庫版あとがきに本著発売の目的が明かされていたけど、全く気が付かなかった私は森岡さんの思う壺だったのだなと、笑 森岡さんのちょっと暑苦しい(?)ぐらいの、仕事への情熱に溢れた文章が好き。V字回復させなければという3年間のプレッシャーはきっと想像を絶するレベルだったんだろうなあと思ったら、読んでるこっちまでハラハラキリキリするぐらいだった。

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    投稿日: 2022.12.10
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    9.11 USJのジェットコースターはなぜ後ろ向きに走ったのか? 「アイデアはある発想法から生まれる」 陳腐な表現になるが、本当に面白くて勉強になる。 今ある状況でも、私たちにも、出来る事は必ずある。そう思う事から始まる。

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    投稿日: 2022.11.12
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    マーケターとしての心構えを自身の体験とともに解説した本 ・色々体験してみる(ニーズを探るため) ・アイデアは条件を書き出して、それに当てはまるのをなぞなぞのようにやる

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    投稿日: 2022.09.05
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    現状に対して問題意識を持って、その問題を解決しうる何らかの打ち手を考え抜いて定め、細部にこだわりながら実行するプロセスや考え方がとても参考になった。 と同時に、森岡さんの経済とか社会貢献に対する捉え方については完全には共感できないところがある気がした。 自分も消費者として感動する体験とか最高級のエンターテイメントを求めていることは事実であり実際に森岡さんがリニューアルに携わった西武園ゆうえんちに遊びに行ったりもするが、商業的に作られたコンテンツよりは、その地域固有の文化とか生活の営みに触れることを通して視野を広げられることの方が自分にとっても世の中にとってもより有意義なのではないかと思う。前者はどこまで行っても消費者は消費者だけど、後者であれば消費と生産の行き来が起こりやすいと思う。 そう言う意味では、なんとなく消費意欲の喚起とか操作をイメージさせるマーケティングって実はあまり有意義ではないのではないか、とか、もしくは自分がまだマーケティングを正しく理解できていないのか、とか、疑問に思ったりもする。 別の番組で森岡さんが沖縄でのアミューズメント開発に尽力されていることを知りましたが、上記のような観点でその土地の文化なども織り交ぜながらぜひ沖縄や日本の活性化に繋げてほしいと改めて思った。

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    投稿日: 2022.08.24
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    子供の頃から何回も行ったあのUSJの経営戦略は以外にも苦悩と葛藤の連続だったことがわかった。ハリーポッターができるまでの4年間資金がない中での戦略と思考法は参考になるものばかりで読んでいてとても面白かった。 アイディアは自分が見たものや体験したもの、経験から生み出されるものだということがわかった。

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    投稿日: 2022.07.03
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    ユニバーサル・スタジオ・ジャパンUSJが苦しい時期にアイデアを絞り出しV字回復した奇跡を語った一冊。USJ宣伝本だが、面白い。 USJに行ってみたくなる。

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    投稿日: 2022.05.18
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    「マーケティング」という言葉を聞いたことがあると思いますが、その基礎の考え方がわかる本です。エージェントもそうですが、【マーケティング】って華やかなイメージですよね?でも、でもこの本読むとめちゃくちゃ泥臭い作業の積み重ねであるということがわかります。 ビジネスに興味がある方はまずは読んでみてください。そんなに難しい内容でもなく、企業が抱えている問題にどう対処して何をゴールに置くかって話ですから、そうサッカーの試合とある意味一緒ですので、すんなり入ってくると思います。

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    投稿日: 2022.05.16
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    アイデアを生む前の必要条件の洗い出しが大事。何が満たされれば成功するアイデアなのかの定義が要。あとは執念。必要条件を満たせるかを徹底的に叩く、安きに逃げない。

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    投稿日: 2022.05.03
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    森岡さんがいつも使っているマーケティングフレームなどのアイディアの考え方が、多くの方にとって役に立つものになると思います。

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    投稿日: 2022.04.24
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    読後感 :新たな指針を得る 満足度:8/10  ペース:一週間くらいで読了 筆者の強烈な成功体験をトレースする中で提示されるフレームワーク(考えかた)は実に腑に落ちた。いつ読んでも遅いことはないのだけど、若い頃に読んでいたら人生変わったかも?

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    投稿日: 2022.04.09
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    備忘録 著者のイノベーションフレームワーク ①フレームワーク よいアイデアとはどんな条件を満たすアイデアのことか その着眼点をどこに絞るべきか 特に、必要条件を明確にする 例えば、(10周年ハッピーサプライズの各種ネタの必要条件) 1. 追加キャピタルが要らないこと 2. ハッピーサプライズのコンセプトに沿った驚きがあること 3. ターゲット消費者野村を広くとってゲスト満足と集客のテコになるか、あるいは、特定のファンベースに強くアピールすることで十分な集客になること この3つを考え抜くことで、ホラーナイトでゾンビが踊る、が誕生した ②リアプライ 世の中に目を向け、この世界中のどこかに、過去から現在にいたるどこかで、似たような問題に直面した人がいるのではないかと、世界中からアイデアを探す 戦略やアイデアの核心を抽出しながら、戦術的なエレメントは修正する ③ストック 文脈をよく知ることが確率を上げられる 一方で、専門知識やしがらみが新しい発想を制限することもある ④コミットメント どれだけ必死に考え続けられるか 考えつくまで考え抜く このフレームワーク思考を活用(?)することで、「後ろ向きに走らせるジェットコースター」というアイデアに辿り着き、実現し、そして成功させた。

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    投稿日: 2022.03.20
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    これUSJのプロモーションじゃないか…、と読み進めエピローグで「ある意味プロモです!笑」と認める森岡さんが大好きです! ユーザー目線を最大限に考え感動を届けるために、会社の成長率・売上率を低下させないために与えられた条件で、ユーザーを満足させるアイデアと行動力は凄い。そしてリーダーの決断を全力で支えた従業員の方々が素晴らしいと思いました。まんまとUSJ行きたい!

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    投稿日: 2022.03.06
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    解決したい課題がある時の思考法を学ぶ 様々なパターンによって著者はアイデアを閃いているが 気になった点は以下である。 解決したい課題に対して、ゼロベースで考えるのではなく 同じ課題を直面した人を世界単位でみてそのアイデアをパクる リスペクトを持って。ゼロベースで考えるのはただの個人のエゴ また解決したい課題に対して、様々な側面から推察することは重要であるが 必要な側面から考えることが重要である 決して情報は遮断しないが、どの問題をクリアしなければいけないのかの領域は狭く絞ることで、その領域について深く集中して考えることができる

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    投稿日: 2022.01.13
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    ・マーケティングをやる人間は、何でも自分自身でやってみることを習慣にするべき ・全てのアイデアは、過去に自分が触れてきた人様のアイデアの「断片」の組み合わせでしかない 〈イノベーションフレームワーク〉 ①フレームワーク ⚫︎戦略的フレームワーク 目的:そもそも達成すべき命題は何か? 戦略:目的達成のために経営資源を何に集中するか?←アイデアの必要条件 戦術:具体的にどのように実現させていくか?←アイデア ⚫︎数学的フレームワーク 宝がどこにあるのか、足して100になる仮説を立てて検証する ⚫︎マーケティングフレームワーク ②リアプライ ・自分自身でアイデアを捻り出すのは最後の手段。必要条件が明確になったら、最初に世の中に目を向けよう。 ③ストック ・気が付かないことは考えられない ④コミットメント ・地球上で最も必死に考えている人のところに、アイデアの神様は降りてくる ・外部条件が大きく変わらない時に「より良い結果(=違う結果)」を出すには、「違うことをやる」か「同じことを違うようにやる」か ・変化への最大の敵は「現状への満足」

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    投稿日: 2022.01.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ずっと気にはなっていたのに、読んでいなかった本。めっちゃ面白かった! USJの奮闘が、リアルに分かっておもしろいのと、マーケティングの視点や、日本人の考え方など、読んでいて面白い要素が満点で、楽しく読了しました。 USJに行きたくなる、そんな本でした。

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    投稿日: 2021.12.31
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    UFJのマーケターが明かす誰にでもできるアイデア発想法とは? ケーススタディとしては大変興味深く、当時の状況で自分ならどのような戦略を立案・実行するかを妄想しながら楽しく読めた。一度は行ってみようか…。

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    投稿日: 2021.11.19
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    マーケティングにおける根っこの考え方が伝わった。usjのコンセプトを大きく変革した経緯も面白かった。マーケティングでは母数が大事。全社的な取り組みが必要で、マーケティングが最強の部署であり、戦略であることを把握するべきという考えを感じた。

    0
    投稿日: 2021.11.07
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    USJの売上を向上させるための政策や発想がぎゅっと詰まった本。 アトラクションはもちろん、トイレや景観など細かいところにまでこだわっている。 私がUSJへ初めて行ったときには既に集客数がV字回復した後だったので、この本を読んで初めて集客数がV字回復したことを知った。勝手に増え続けてたまたは現状維持してるものだと思っていた。 USJへ行くときは何も考えずに遊んでいたから、この本を読んでアトラクションを楽しむだけでなく、筆者がこだわっていたところや背景にも注目して楽しみたい。USJに行きたくなった。

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    投稿日: 2021.10.19
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    おもしろかった マーケティングについて細かく書いてあるわけではなかったが、筆者の姿勢から多くのことを学べたと思う。

    0
    投稿日: 2021.08.24
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    読む順序は逆になってしまったが読了。 USJの起死回生のストーリーがマーケティングプロセスを通して、 分かりやすく理論的に書かれており、非常に読み応えがあった。 「USJを劇的に変えた、たった一つの考え方」の方が、 読んでいる時のワクワク感と説得力はあったかなと思う。 つくづくマーケティングの魅力に惹かれる一冊。

    1
    投稿日: 2021.07.21
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    自分は関西圏に住んでおり普段からユニバには行っているほうだと思います。なので、すごく内容が入ってきやすかったです。V字回復した経緯は外から見ているとすごくキラキラして楽しめることを実現させたのかなと軽い感じで想像していましたが、実際は様々な苦悩や経済的な問題などあらゆる不安要素と戦いながらV字回復させたのだなとすごく感動し、ユニバーサルスタジオジャパンをより好きになりました。これからも「世界最高をお届けされたい」と思いました。

    0
    投稿日: 2021.07.15
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    めちゃくちゃ考えてる、泥臭いという記憶。 マーケティングって華やかに見えるけど、、っていう衝撃があった。と同時にワクワクもした。 泥臭さ、全部に共通して大事だね。

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    投稿日: 2021.07.04
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    大変勉強になりました。マーケティングの基礎でありながら非常にわかりやすい事例とストーリーです。この人はこんなに苦労してやっているのかを知るとともに自分の甘さもまた感じました。 今一度現場から取り組んでみようと思います。

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    投稿日: 2021.06.20
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    マーケティングに対する考え方の基礎を楽しみながら習得できたような気分です。 度重なる困難に何度もぶつかりながらも諦めることなく、脳ミソから汗が滲み出るほど考えて考えて考え尽くす。 森岡さんの仕事に対するガチさを思いしりました。 これほどの仕事人間でもモンスターハンターにどっぷり嵌まるというギャップにやられつつも一気に読み終えることができ、大好きな一冊になりました!

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    投稿日: 2021.05.14
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    USJがどのようにしてここまで人気が出たかを示している。 結論として、やはり、天職を見つけることが成功の秘訣なのだと感じた。著者も、前職でのかなりのマーケティング知識経験があったことはもちろんだが、それよりも、ゲームやエンタメ、テーマパークが大好きであるということがUSJでの企画立案などに活かされて、彼の仕事へのやる気や結果へとつながったのだと感じた。

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    投稿日: 2021.04.11
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    2021/4/6 読了 マーケティングのゼミに進むためマーケターが書いている本を読もうといくつか買ったうちの一つ。 まだ大学生のうちでは実践を経験していないため想像の部分でしかわからないこともあったが読んでいて面白かった。

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    投稿日: 2021.04.07
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    メモ •ピンチをチャンスにかえる •お金がなくてもアイデアで乗り切る •アイデアのために情報をストックする •3段ロケットで資金を稼ぐ

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    投稿日: 2021.03.11
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    アイデアを生むフレームワークが書いてあった。 条件を書き出して、範囲を狭めていく。 目的→戦略→戦術 そしてひたすら考え抜く。 勝ちへの執着、こだわりが強い人間が勝つのだ。 当たり前のことだけど、これを突き詰めることしかないんだなと思った。 目的がしっかりしていることが大事と言うのは実感したこともあるのでよくわかる。

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    投稿日: 2021.02.18
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    これを中学生3年生のころ親にねだって買ってもらった どんだけ渋いんじぶん それかめっちゃユニバ好きやん たぶん純粋になんで後ろ向きにしたんやろうって気になったんやろうな〜 理由がわかった、というより、すごい考えて考えて作られたものなんや〜と感じました◎

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    投稿日: 2021.02.13
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    色々なアイデアを思いつくまでの経緯が事細かに記載されていたため、とても読みやすかった すぐに諦めがちな自分を変えることが大事だと再認識した、これをいざ実践するのは大変だが、小さなことから始めていきたい

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    投稿日: 2021.01.18
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    作者はUSJへのハリーポッター誘致を決めた人。 オーランド?のハリーポッター城を見て、真似て持ってくることを決めたと同時にその費用の捻出をした話。 マーケティングに置いて、目的、戦略(必要条件)、戦術が大事であることを、具体例を用いて説明している。 けど結局は情熱と熱中なんだなーーーって思いました。

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    投稿日: 2020.12.28
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    ブログでレビュー書きました https://patokawai.com/why-did-usjs-jet-coaster-run-backwards-book-review-review/

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    投稿日: 2020.10.28
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    完読後のアウトプットがなかった為 内容を忘れてしまった! 覚えていることは、 人間極地に立たされたらアイディアが降りてくると言うこと。 勿論自然に降りてくる訳ではなく、降りてきたのは作者の森岡さんが全力で考え続けていたから。 大事な要素の抽出があったと思うので、もう一度読み直してみようと思う。

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    投稿日: 2020.10.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ## この本を読む目的は何か?何を知りたいか? --- - マーケッターに必要なマインドやアイデア出しの方法を知りたい ## この本の概要をまとめると? --- - 著者の森岡さんがUSJにマーケッターとして入社してからの三年間、目的の達成のためにどんな戦略を描き、それを実現するために、どんなアイデアを生み出し、実行してきたかをまとめた本。後半では、森岡さんのアイデア出しの方法をまとめており、アイデア出しの参考になる。 ## この本から得た学びは何か?その学びをどう活かせそうか? --- - 技術のための技術や、品質のための品質は価値がない。人の役に立つための技術であり、品質であるはず。 p23 - 私が理解したかたのは、ワンピースの世界観だけではあんく、ファンがなにに惹かれて何を大切にしているか p56 - アイデアを考えるときは、徹底的に目的を吟味。その次に満たすべき「必要条件」を時間をかけて考える。その必要条件にそって、考えるべきアイデアの輪郭を明確にしてから、アイデアを考え始める p69 - マーケティングをやる人間はなんでも自分でやってみる習慣を付けるべき。消費者目線を基本にしないと、アイデアも戦略も判断もズレてしまう。 p85 - 本当に大切なことならば絶対に諦めずに行動することで局面を動かせる。情熱が予測もできない局面突破を呼び込むこともある。 p95 - アイデアは既存のリソースを別の視点で活用できないかを考えてみる - 目的が正しければ、実現方法が見つかってなくても、やらねばならないことは明確。逆に目的を疑うようでは、アイデアをひねり出すことは出来ない。 p121 →モチベーションがわかない問題を解決することは難しいよね。 - アイデアをさがすとき真っ先にやるべきことは、世の中にアイデアが落ちてないか。同じ例がないかを調べる。そのために、世界中に広く情報の網を張って、外からアイデアの種をたくさん輸入する。 p127 自分たちでゼロからアイデアを出すのは、本来は最後にやるべきこと - ☆既存の施策を徹底的に調べて、アイデアを考えてみる - イノベーション・フレームワーク ①フレームワーク(戦略的フレームワーク目的戦略戦術、数学的フレームワーク、マーケティング・フレームワーク) =目的→戦略→必要条件→具体的なアイデア戦術 ②リアプライ(世界に事例を探しに行く) ③ストック(普段からいろいろ経験する) ④コミット(必死に考える) - 外部環境が変化しないときに、より大きな結果を出すには、①違うことをやる②同じことを違うようにやる かのどちらか。これを模索し続ける必要がある。 ## 何に1番驚いたか? --- - ## この本から得た深めるべき問いはなにか? --- 1. アイデアは、必死に考えたものに生まれる。 ## アクション ①アイデアを考えるとき、目的ー戦略ー必要条件ー戦術の順で考えてみる ②アイデアストックの癖。カンファレンスなどでストック。 ---

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    投稿日: 2020.09.22
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    一気読みしてしまった! 面白い!何より非常にわかりやすい。ビジネス書として優秀な部類じゃないかと思いました。単純に物語としても楽しめる作りなので、この方はホント多才だなあと。 ディズニーランドすら行ったことのない人間ですが、USJは行ってみたくなりました(笑)

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    投稿日: 2020.08.24
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    第6章「イノベーションフレームワーク」だけ、回し読み。 KJ法やマインドマップぐらい具体的にならないと、応用は難しい。精神論としてはよく分かりますが。

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    投稿日: 2020.07.29
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    とにかく面白かった!ビジネス関係の書籍で率直に「面白い」と思ったのは、これが初めてかもしれない。本書の文章からは、著者がエンターテイメントにかける情熱と興奮、執念が滲み出ていた。攻め一点の思考法は参考になるとともに、怠惰でザ・安定志向な自分からすれば(自分はまさに著者が危惧している「すぐに満足する」タイプの人間である)耳に痛い話でもあった。しかし、この思考法こそが今後の世界を生き残るために不可欠なものだろう。最後に1つ、本書を読み進める中でいつのまにかUSJのファンになってしまった。まんまと策にハマった。

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    投稿日: 2020.07.12
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    知人から「マーケッターとは何ぞやを地で行く方の書籍」と紹介され、読んでみました。個人的には、マーケティングというより仕事の進め方全般、あるいは新規の商品開発に役立つ内容だったように思います。 特に共感したポイントは大きく3つありました。 --- 1. 目的 → 戦略 → 戦術 の落とし込み これはおそらく多くのプロジェクトで実践していると思います(プロジェクト憲章みたいな形で)が、本作を読んで改めて大事だと思ったのは制約条件的な考え方。 「やらないことを決める」といったほうが分かりやすいでしょうか?戦いを略く(はぶく)と書いて戦略とも言うわけで、戦術を絞り込むにあたって「やらないこと」を決めるのはとても大事なはず。 「あれもしたい」「これもしたい」とやりたいことを広げがちですが、成功を目指すならそうした欲はグッと抑えて、やりたいことを絞り、やるべきではないことを明確にしたほうが良いと改めて気づかされました。 --- 2. やらない理由、やれない理由ばかり挙げる人へのいら立ち 後ろ向きコースターを提案したら大反対される場面。ここで著者がブチ切れるのですが、とてもとても気持ちが分かります。いますよね~「前例がない」「難しい」とか言って否定する人たち。 でも、そうして否定されるたびにいつも思うんですよ。「じゃあ、それらの課題が解決すれば実現できるんじゃない? なら、まずはその課題をどう解決するかを考えればいいじゃん?」と。 ロクに考えもせず、前例がないなどの現在の常識に当てはめて、そのアイディアは新しすぎて実現が難しいと思っているなら、そんな人に新しい物や施策を考えることなどできるはずありません。 そんな人たちとは仕事したくないし、それが避けられないなら私はそいつらをただの作業ロボットと思って接するだけですね。 --- 3. 「Seek Better」――よりよくなるように挑戦し続けること―― 現状安定していることに対して改善意識を持っている人は少ないと思います。けれど、ライバルが研鑽・成長している中での現状維持は、相対的な衰退と言えます。 競合に追い抜かれて、ようやく危機意識を持ったとしても、すぐに改善のアクセルを踏むことは難しく、結果恐竜のように時代に取り残されるのではと思います。 ちょっと前まで安定プロジェクトの改善をミッションとして仕事していたので「Seek Better」という言葉に強く共感しました。自分が関わる仕事も自分のスキルも、常に「Seek Better」でありたいです。 --- 他にも多くの点で勉強になりました。時折読み返して気持ちを引き締めるようにしたいと思います。

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    投稿日: 2020.06.29
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    面白い。ファンダメンタルレベル高め。 リアプライの考え方、今あるもので勝負するやり方、どれも参考になった。 森岡さんの他の著書と、マーケティングについても興味が湧いた。

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    投稿日: 2020.06.28
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    アイデアを出す為のフレームワーク等の理論的観点と仕事に取り組む考え方のバランスがよくわかりやすかった。

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    投稿日: 2020.06.16
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    人は知らず知らずのうちにバイアスにハマってしまっている。 数字ではなくコンセプトが先行していたり、 セオリーに目をそむけた戦略を取っていたりと判断が鈍る生き物である。 では、どのようにしてそのような状況を把握するのか、自身がバイアスにハマってしまっていると理解するのか。 まずはデータと向き合うことである。 なぜそのような状況になっているのか。 勝算はあるのか。と現在地を把握することで正しい立ち位置、正しい戦略を取ることができるようにする。 また、基本的な戦略としては勝ち筋にリソースを投下すること。 ただ投下するだけではなく、全リソースを。 地でランチェスター戦略を実行しているそれが森岡毅なのだと感じた一冊。 一方で、24時間と言ってもいいほど仕事と向き合いアイディアを出している。 泥臭さと大上段に立っての戦略を両立させている。 マーケティングを行う人だけではなく、営業を行う人も読むべき一冊。

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    投稿日: 2020.05.22
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    マーケッターの森岡氏の著書。 数学的マーケティングや使っているフレームワークに興味があって調べていた。 使っているフレームワークは至って普通というか、ロジカルシンキングの範疇だった。高度に専門的というよりは基礎基本をしっかり。

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    投稿日: 2020.05.11
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    ◼︎学んだ大切なこと ★今すぐ実践すべきこと 変革に向かう最大の敵 ・こだわるポイントが間違っている  限られた経営資源を消費者価値の向上に正しくシフトさせる ・3弾ロケット構想  会社を飛躍的に成長させたいが、設備投資の規模は制約される  →一気にジャンプするのが厳しいなら、その間に階段を作って確実に上っていく   ゲームチェンジャーを3つ用意 ・映画だけのテーマパークは不必要に狭い  →「映画の専門店」という妄想から「世界最高のエンターテイメントを集めたセレクトショップ」へと脱皮させる ・差別化とあう名の誤ったこだわり  USJはTDRと差別化戦略をとる必要はない  →東京と大阪には3万円の川が流れているため、両方のマーケットは分断されている。 ・マーケティングは実践でのみ鍛えられる実践学。  本からの理論のみでは戦略に溺れることがある。  →ビジネスは本質的な目的を正しく見据えることが大切。戦略や戦術は目的次第で自由自在であるべき。 ・ブランドの選び方  その世界で最高のブランドかどうか。  USJならではの品質の付加価値が乗せられるかどうか。(我々が料理する余地はどのくらいあるのか?他で似たようなことをされても差別化できるか) ・震災後の自粛ムードを払拭したい   →橋本大阪府知事にお願いして、関西から日本を元気にするため、USJへの集客を依頼した。(キッズフリー」 ・価値を生み出すアイデアの切り口は、ほとんどの場合は「消費者理解」のなかに埋まっている ・マーケティングをやる人間は、何でも自分自身でやってみることを習慣にするべき。  マーケターは「消費者目線」を基本にしないとアイデアも戦略も判断も全てにおいて焦点がズレる ・本当に大切なことならば絶対に諦めずに行動することで曲面を動かせることがある ・目的が正しいのかについては十分に時間を使って慎重に考える→正しいと判断したならば目的自体を無理と嘆くことに時間を使わない。 ・リアプライ《すでにあるアイデアをいただくこと》 利点①どこかで成功しているアイデアを土台にした方がプロジェクトに圧倒的なスピードをもたらす   ②どこかの消費者で試されている分だけ成功の確率も高い   ③アイデアを自分で生み出すための引き出し(ストック)がものすごく増える  リノベーション成功の法則は、「変化の度合いはリノベーションなのだけど、いかに新築だと思ってもらえるか」 ・困ったら、答えは現場にある ◼︎イノベーション・フレームワーク ①フレームワーク  アイデアを生み出すにあたって大切なことは、何を必死に考えれば良いかわかっていること  アイデアが満たすべき必要条件が明確になる  ●戦略的フレームワーク   目的、戦略、戦術の3段階を必ずその順番で考える。   目的を明確に定義し、その上で目的を達成するために持っている経営資源(ヒトモノカネ情報時間ブランド等知的財産など)を何に集中するかを選んで決める。   その選択が戦略(=生み出すべきアイデアの範囲を決める必要条件)   目的→戦略(必要条件)→戦術(アイデアそのもの)の順で考えていくと選択肢を合理的に絞っていくことができる   ★戦略を絞り込む際、ある程度の実現可能性を気にしておく必要がある  ●数学的フレームワーク   目的の設定のために、現象の奥底にある問題の本質(宝)や可能性に辿り着くアプローチ   足して100になる仮説を立てて検証する→繰り返す    例集客数の減少原因は11歳以下の子供集客減?12歳以上の減?  ●マーケティング・フレームワーク   人の頭の中に強力なブランド力を構築していくための勝ちパターン ②リアプライ  フレームワークで考えるべきアイデアの必要条件が明確になったら、最初に世の中に目を向ける。    この世界のどこかに似たような問題に直面した人がいるはず。  →インターネットで調べ、実際に体験する。 ③ストック  ストックを増やす(有効な知識や経験などの「情報の質的・量的な蓄積)   →直面する問題に対しての解決策を思いつきやすくなる ④コミットメント  精神論。文字通りやりぬく覚悟や、決意。  考えつくまで考え抜くこと。  淡白な人に「確率の神様」は微笑んでくれない  もし明日までに新しい強いアイデアを出さないと、自分の家族が全員皆殺しにされるとしたら、必死な集中力で考える。 ハリポタで勝負した理由 ・世界最強のブランドで勝負できるのは今しかない ・エクセキューション段階での失敗リスクが小さい ・関西依存の集客体質から脱却しないと手遅れになる ・

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    投稿日: 2020.05.10
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    「苦しかったときの話をしようか。」がとても面白くためになる要素も多かったし、 その中で紹介されていた本書に興味を持ち、また、著者がUSJでどういったことをしてきたのか具体的に知りたくなったので手に取ってみることにした。 僕の仕事とはかなりかけ離れたマーケティングという仕事の面白みと苦しみを一緒に体験することができたような一冊だった。苦しかったときの・・・もそうだったが、話の進め方がとても面白い。 USJがいろいろなことを仕掛けたのは知っていたので、次に来るのはあの話だろうな・・と小説でいう話の展開はわかっているのだけれど、その裏側で、こんな産みの苦しみがあったのかということを知ることができ、そのエピソードがどれもとても面白く書かれていた。下手な小説よりよっぽど面白かった。 また、USJに行ってみたいと思えた。(多分著者はそれを狙ってとても魅力的に書いているように思えた。) それぞれのアトラクションの魅力を伝えるのがとても上手だった。 彼がここまでかけて作り上げたハリーポッターはどんなものなのか興味を持った。 僕の仕事には、ここまでクリエイティブな発想は不要なまでも、成功するまでの謙虚な努力が必要なのは共通しているし、著者は相当な圧で仕事に取り組んでいる姿勢が励みになった。 もっと仕事頑張らなきゃだめだなと思わされた一冊だった。

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    投稿日: 2020.05.07
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    アイデアにたどり着く為の必需品。 イノベーション・フレームワーク。 やり方なのに深い。 ピンチをチャンスに変えるアイデアを生めたらどれだけ高く飛べるだろうか。

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    投稿日: 2020.04.19
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    ピンチをチャンスに変えるアイデアはいかにして生まれるのか? なるほど〜と納得しました。重要なのはあきらめない心、外に向かって張り巡らし続けるアンテナと、広く深く詰め込み可能なストック、そして目的へと突き進むための分析。 テーマパークの裏側を少し覗いたような気がして、楽しく読めました。 USJ、いつかいってみたいです。

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    投稿日: 2020.04.16
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    アイデア発想のプロセスを実例をもとに追体験できる。 追体験したアイデア発想プロセスを、実際にイノベーション・フレームワークとして落とし込まれていて勉強になった。 アイデアを考えるにあたって、⑴そもそもどこに頭を使うかというフォーカスポイントを先に考える、⑵アイデアは自分で考えるよりまずはリプレイス、という2つの重要性が特に響いた。

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    投稿日: 2020.03.18
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    決してキャッシュリッチではなかったUSJがどうやって見事なV字回復を遂げたのか?その仕掛け人である森岡氏の戦略的思考とアイディアを生み出すフレームワークは見事だと感じた。お金が無くても集客ができる、という点はレガシーによる硬直化が進む日本社会に取り入れるべき考え方だと思う。後半がほぼハリーポッターのアトラクションの解説だったので、もう少し戦略の中身を掘り下げた内容を読みたかった。

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    投稿日: 2020.02.24
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    大ヒットするようなアイデアは決して一朝一夕なんかではつくれない。ひたすら顧客を観察し、なりきり、動き回り、やりぬく。そんな地味とも思われることをし続けてはじめてアイデアの神様は見方するんだ。フレームワークとかはアイデアを一押ししてくれるものにすぎない(だけど大切ではある)。 新卒で入社してすぐ、尊敬する方からいただいた本。何度も何度も味わいたい。

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    投稿日: 2020.01.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    年々集客が右肩下がである中、ハリーポッター、バックドロップ、ゾンビ、スパイダーマンのリノベーションなどのアイデアを企画、実行してV字回復へ導く話。 ビジネス書の類に入るため、その成功体験を言語化したCMO森岡さんによる筆致に期待して本書を紐解く人もさぞかし多いことと思います。USJが好きな人にも楽しんで読んでいただけるでしょう。私はそれらの両方です。 印象に残った箇所を本書を引用する形で記録しておきます。 ◎リアプライ(re-apply)のメリット 1.どこかで成功しているアイデアを土台にした方がプロジェクトに圧倒的なスピードをもたらす 2.どこかの消費者で試されている分だけ成功の確率も高い 3.アイデアを自分で生み出すための引き出し(ストック)がものすごく増える 自分で考えた全く新しいアイデアのように見えても、全てのアイデアはよく分析してみると、過去に自分が触れてきた人様のアイデアの断片の組み合わせでしかない場合が多い。 リノベーションの成功の鍵は、変化の度合いはリノベーションなのだけど、いかに新築だと思ってもらえるか、その一点に尽きる。 重要なのは消費者が実感できる体験価値の違いと、それが違うという期待値の刷り込み。このどちらが欠けてもリノベーションは失敗する。 ◎イノベーション・フレームワーク ①フレームワーク ②リアプライ ③ストック ④コミットメント ●フレームワーク フレームワークでポイント(なにを考えるべきか)を絞る 1.よいアイデアとはどんな条件を満たすアイデアのことか? 2.それらの条件を組み合わせ、よいアイデアを探すに当たっての着眼点をどこに定めて頭脳をフル回転させるべきなのか? →最小の努力で最大の成果をあげるための方法論 ●フレームワークには三つある 1.戦略的フレームワーク 戦略を考えるときのフローを利用して、考えるべきアイデアの必要条件を導き出す方法 具体的には、目的、戦略、戦術の三段階を必ずその順番で考えていきます。何よりも大切なのは、最初に目的をよく考えて、明確に定義すること。その上で、その目的を達成するために、持っている経営資源(ヒト、モノ、カネ、情報、時間、ブランドなどの知的財産など)をなにに集中するのかを、選んで決める。その選択が戦略。理解として大切なのは其の戦略こそが生み出すアイデアの範囲を決める必要条件そのものになっていること。なぜならば、アイデアとはその戦略の延長上で次に考えるべき戦術そのものだからです。 ●インプットの重要性 多くの人は会社で長く働きすぎです。さっさと早く仕事を切り上げて、自分へのインプットをどれだけ作れるかが、実は重要なキャリアの差を生むことに自覚した方がいいのです。 →インプットを意図的に行うことで、引き出しが増えてRe-apllyできるというわけです。 ◎アイデアが降りてくるとき ・疲れ果ててはいないがそれなりに疲れている状態 ・意識ははっきりと広く透明なスッキリとひた状態 ・考える焦点以外に何にも脳が囚われていない状態 ・極めて冷静で周知できている状態 ◎ほかTips ・本物(オーセンティック)へのこだわり ハリーポッターの乗り物のこだわり(岸壁は一つ一つ手作り) ハリーポッターのトイレは映画に倣って下に隙間がある ・ヒッポグリフは子ども用かもしれないが、一番高いところからお城や街なみを観れる

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    投稿日: 2019.11.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    USJに招請された著者はまず、映画オンリーから、最高の感動のためのセレクトショップへのミッションを変更。 そして、ファミリー層取り込みのためのファミリーエリア、ハリー・ポッターエリアを作ることで飛躍を遂げるとの戦略を策定。 その後の戦略、戦術は、次のようなもの。 10周年の2011年度には、上記戦略に係る投資余力を産み出すため、少ない予算で、しかも10周年にふさわしい盛り上がりの醸成求められた。既存のワンピースアトラクションの大々的宣伝、震災発生後の自粛ムードを解消するための(ゲストの罪悪感を解消するための)キッズフリーパス(しかも大阪府知事から発信)、ハロウィーンのゾンビ企画(投資不要のアイデア)、モンスターハンターアトラクションの実施(お金はないが情熱でカプコンと連携)、世界一のクリスマスツリー を10周年に実施。 その後、2012年度に戦略通りファミリーエリアを企画しオープン。それまでターゲットとしてこなかった低年齢の子供連れファミリーを取り込んだ。(単発アトラクションではなく、エリアを新設することで、子供連れ層への遡及効果を高めた) 2013年度は再び翌年度のハリー・ポッターエリアの投資のために少ない予算での戦いとなり、スパイダーマンの4K3D化及びこの効果的な宣伝展開、ジェットライドを後ろ向きに走らせるアイデア勝負をしかけた。 この本には良いアイデアを産み出すための方法論も紹介されている。 フレームワーク(どのあたりに狙いを定めるかの方向性)を決め、普段から外部の様々なアイデアを吸収しておき(リアプライ)使えるものの要素を抽出して使う、さまざまなことを経験して価値観をストックしておく、最後は何としてもアイデアを捻り出すという執念が必要。といったもので、さらに、アイデアを出したあと、それを実現する際の細部の作り込みかたによって成果が大きく左右されることにも触れている。 とにかく、変化を恐れず、挑戦を続けることが大事だということ。 著者ほどの確信をもってリスクをとる決断をできるようになるには、しの確信を得るための努力や方法論が非常に重要になってくると思う。そこらへんはこに本では詳しく触れられいなかったので、また別の著作もチェックしたい。

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    投稿日: 2019.10.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    困った…! USJに行きたくてたまらなくなってしまった! 還暦まであとン年。 ディズニーシーは昨年クリアしたんだけど、 富士山登頂、東京マラソン出場、そして今、 USJに行くことがかなえたい夢に加わった!! 行く前にハリーポッターを読破して、 もう一度ビデオを全部見直さなきゃ。 すごいな~森岡氏。 やっぱり何でも、勢いが一番。 そんな勢いに巻き込まれたい! やっぱUSJに行きたい!

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    投稿日: 2019.09.14
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    ビジネス書の部類にはいるのかな。 USJマーケティングディレクターの成功話とその秘訣を描いた作品。最初は長々とこう成功したの内容が少し退屈だったが、半分すぎから手法の説明。目新しい手法ではないが、なるほどと感じる事もあった。ビギナーズラックの説明は少し興味をもった。やはり当たり前の事を丁寧に継続するのが大事なんだね。 あとはエンターテイメント業の大変さを感じた。景気に左右される業界は常に危機感をもち、アンテアを高くしておく必要があるんだと思った。

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    投稿日: 2019.08.28
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    目的から戦略、戦術に落とし込み、確率を意識しながら仕事を進める。すごく勉強になる。ロードマップを描く力もすごいし、それを実現する実行力もすごい。この人は正にプロの経営者。

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    投稿日: 2019.08.03
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    ■上司がこの著者はすごいマーケターだといっていたから ■気づき 実践しなければマーケターは成長できない。 本で得た知識では戦術ありきになってしまうことが多々ある。 実践でしか味わえないことがありそれを経験することが大事 ■やること 実験するためにまずやるべきこと ・直属の上長に認められる ・前にでて、小さい案件から改善提案・実行していく。 ・部長に認められる ・大きな案件から改善提案・実行していく

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    投稿日: 2019.07.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    これで森岡さんのマーケティング3部作を全部読んだことになるのかな。でも、この本が本当は最初でした。でも、色々なところで書いているように、この本はUSJのマーケティングのために、当時マーケターとして世間でも注目されてきた森岡さんが本を書き、話題作りを行う意図で書かれたもので、マーケティングの本というよりビジネス書。マーケティングのエッセンスは「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方」と「確率思考の戦略論」に書かれているような気がする。3冊読んで判ったのは、USJが当時ターゲティングを間違っていたこと。ターゲティングというかテーマパークのコンセプトを誤っていて、ターゲットを狭く設定していたことは判った。それから、この本の冒頭に書いてあった、「良いものをつくれば売れる」という考え方が違うことも判った。マーケットの構造を捉え、これを数値化してビジネスを展開するというのも判る。でも、マーケティングで一番重要なことはプレファレンスを上げること。簡単に言うと、好きになってもらうこと、なのだけど、これについては「考えて、考えて、考え抜いたら、ある日突然ぱっと閃いた」みたいな感じなんですよね。実際にそうなのかも知れないけど、そこが一番大事。ヒントは消費者分析なんだと思うけど、そして自分がその消費者になって徹底的にそものもの良さを知るということなんだと思うけど、それはかえって、この本の冒頭に触れられた「技術のための技術や品質のための品質」になってしまわないのかなという懸念は残りました。ただ、まあただただ凄いです。これら一連の本を読んだだけで、USJに行ってみたいと思わせる力がありました。最後は信念なのかもしれません。

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    投稿日: 2019.06.30
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    先日、TDLに関する本を読んだので、お次はUSJの巻。 まず、書き方がわかりやすい! そもそも、経営論とかビジネス書的なものに食指が動かない私だけど、様々なイベントを、どんな狙いを持って打ち出し、結果どうなったかというチャートがわかりやすく書かれている。 思わず、へーっと思わされてしまった自分。 USJってハタから見ても、ああ、衰退してるな、と思う時期があった。 やっぱりTDLには敵わんやろ、東京に対抗したって、所詮は大阪やからねーっと思っていた。 ワンピースやら、エヴァやら、節操もなく打ち出すことにも、個人的には背水の陣かしらとまで、思っていた。 けれど、ある時に家族がUSJに行く機会が増えたなーと思い、ハリーポッターは、「ハリーポッター以前」と「ハリーポッター以後」と言うくらい、ガラッと変わったように、思う。 見苦しい、思うの乱発で申し訳ない。 長期的な視野って、どれくらいのスパンで何を見通すものなのかなと疑問だったけれど、お金をズバッと使う年と、お金をいかに使わないかという年が考えられていることが、まず面白かった。 そんなの当たり前でしょ、と思うかもしれないけど、事務的な立場にない自分にとって、長期的な仕事って、サイクルや段階こそ考えるけれど、この期間は低く乗り切るということを、肯定的に発想することがなかった。 「一般論ですが、日本人は何でも自分でゼロから始めようとする、悪いクセがあるように思うのです。これは日本人の職人気質から来ているのではないかと思うのですが、人のアイデアを活用したり、それをベースに新たな価値を増築していくことが、スマートだと信じている人をあまり見たことがありません。」 斬新な企画に果敢にアタックしていく筆者だけど、もう一つ、必ず渋い顔をしているCEOグレンさんの役所も大きい。 何度も、議論を戦わせるシーンが書かれるのだけど、まあ任せておけば、という呑気さがないからこそ、色んなものがブラッシュアップされるんだろう。 かといって、守りに入った否定を続ければ、そもそも生み出すことさえなくなっていく。 このバランスを上手く取れてこその、ゴーサインなんだろうな、と素人ながら感心させられた。

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    投稿日: 2019.04.21
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    USJをプロモーションする事が目的の本なので、多くがサービスの紹介になっていた。 とはいえ、役立つ部分もあり、とくにアイデアの生み出し方・育て方は参考にできることが多かった。

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    投稿日: 2019.03.13
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    読みやすい。 そしておもしろい。 アイデアを出すフレームワークも分かりやすい。 ぜひ読むべきかと。 そして何よりUSJに行きたくなる。 これズルい。

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    投稿日: 2019.02.16
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    まさにUSJ復活劇のお話。 物語の中にも、ビジネスの実務者としてのノウハウが散りばめられていてとてもタメになった。 あらゆる合理的、数学的判断があったうえで最終的には胆力が重要なのだと学ぶことができた。

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    投稿日: 2019.02.12
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     元USJCMOの森岡氏。もっと早く読めばよかった。  価値を生み出すアイデアの切り口は、経験上ほとんどの場合は「消費者理解」の中に埋まっています。  私は信じているのですが、マーケティングをやる人間は、何でも自分自身でやってみることを習慣にするべきです。…  …マーケターは「消費者目線」を基本にしないとアイデアも戦略も判断も全てにおいて焦点がズレると思うのです。  でも、計算で読みきれないことも実は多いのです。追い詰められて万策尽きたと思ったときでも、たとえ計算上では勝算が立たなくても、本当に大切なことならば絶対に諦めずに行動することで局面を動かせることがあるのです。情熱が予測もできない局面突破を呼び込むことがあるのです。  この10周年の超ドタバタの中で私が学んだのは、正しい目的であれば、追い詰められて駄目だと思っても、無理だと思わず絶対に諦めずに執着し続けること、そして戦略的な発想方法があれば、その執念を苗床にしてきっと苦境を打開する「アイデアの神様」は降りてくるということです。  その謎解きの中で最初に私の頭の中に浮かんできた最も妥当な戦略がありました。それはリノベーション戦略。リノベーション(改造)は、全く新しいものを作り出すイノベーション(革新)とは違い、既存のものを新しく生まれ変わらせるべく手を加えて改造・改築することを指します。  もちろん、使えるアイデアがあれば、その切り口を誇りを持って盗ませていただくつもりでした。既にあるアイデアをいただくことを「リアプライ」と言います。世の中から使えるアイデアを探して応用するのは、マーケターであれば誰でもできなければならないことだと私は信じています。これを「パクる」と表現すれば嫌悪感を感じる人もいるかもしれませんが、いわゆる「パクり」と、私の言う「リアプライ」には違いがあります。  目に見えるブランドやキャラクターをそのまま真似する「パクり」に対し、私は目に見えないビジネスのアイデアそのものをいただきます。著作権を侵害する「パクり」は犯罪ですが、ビジネスのアイデアを持ってくるのは、「まんま」真似るのではない限り合法です。実は世界中の優れた会社ならどこでもやっていることなのです。  …  一般論ですが、日本人でも自分でゼロから始めようとする、悪いクセがあるように思うのです。…  また、そのために世界中に広く情報の網を張って外からアイデアの種をたくさん輸入すべく努力をしている人もあまり見たことがありません。多くの人が自分のプロジェクトに関連する自社の都合だけを自分の視野のみで見ているように思うのです。もっと外に向けて積極的にアイデアを盗みに行った方が良いと私は思うのです。  リアプライには利点が3つあります。①どこかで成功しているアイデアを土台にした方がプロジェクトに圧倒的なスピードをもたらす、②どこかの消費者で試されている分だけ成功の確率も高い、③これが最も重要なのですが、アイデアを自分で生み出すための引き出し(ストック)がものすごく増える、ということです。  リノベーション成功の鍵は、「変化の度合いはリノベーションなのだけど、いかに新築だと思ってもらえるか」その1点に尽きるのです。  イノベーション・フレームワークの概念をまとめると次のようになります。4本の柱で支えている家を想像していただければと思います。 〈イノベーション・フレームワーク〉 ①フレームワーク ②リアプライ ③ストック ④コミットメント  私が宝探しによく使うフレームワークは次の3つです。… ●戦略的フレームワーク ●数学的フレームワーク ●マーケティング・フレームワーク  戦略的フレームワーク  これは戦略を考えるときのフローを利用して、考えるべきアイデアの必要条件を導き出す方法です。具体的には、目的、戦略、戦術の3段階を必ずその順番で考えていきます。何よりも大切なのは、最初に目的をよく考えて、明確に定義することです。その上で、その目的を達成するために、持っている経営資源(ヒト、モノ、カネ、情報、時間、ブランド等の知的財産など)を何に集中するのかを選んで決めます。その選択が戦略なのですが、理解として大切なのはその戦略こそが生み出すべきアイデアの範囲を決める「必要条件」そのものになっていることです。なぜならば、アイデアとはその戦略の延長線上で次に考えるべき戦術そのものだからです。  このように戦略的フレームワークは、目的→戦略(必要条件)→戦術(アイデアそのもの)の順番で考えていくと、選択肢を合理的に絞っていくことができます。最も宝が埋まっていそうなポイントに時間や努力を集中させるのに役立ちます。それ以外を全く考えなくても良い「捨てる領域」にしてくれるからです。  アイデアを思いつくためには、そのアイデアにまつわる「文脈」のことをよく知っている方が圧倒的に確率を向上させます。蓄積された豊かな情報が「ストック」です。魚釣りにたとえると、「ストック」とは、そのポイントで釣果をあげるために有効な知識や経験などの「情報の質的・量的な蓄積」を指します。  …  「ストック」が強ければ強いほど、直面する問題に対しての解決策を思いつきやすくなります。ちまたで「あの人は引き出しが多い」などと表現される長所です。主婦の発明家はこの強みを活かして良いアイデアを生み出すパターンが多いようです。「必要は発明の母」と言いますが、主婦の経験がなければ、そもそも解決すべきニーズがあることに気がつかないものです。主婦の目線、主婦の感性、そういった主婦経験の「ストック」がなければそれらの発明は存在しません。  気がつかないことは考えられないのです。  多くの人は会社で長く働きすぎです。さっさと早く仕事を切り上げて、自分へのインプットを増やす機会をどれだけ作れるかが、実は重要なキャリアの差を生むことを自覚した方がいいのです。  「ストック」に関連して1点だけ追加しておきます。チーム力としてストックを増やすことも大事だということです。個人の経験知識もストックですが、それらを組み合わせた人の繋がりも強力なストックです。自分一人の中で全てを蓄えるのは難しいので、それよりも蓄えている人の力をお互いにうまく活用するのも大事なことです。  …  自分一人で発想が広がらないケースはよくあることです。そんなときにはフレッシュな発想の起点が必要になります。ですから集団知としてのストックの強化を常に心がける必要があります。私がターゲットの消費者により近い若い人や女性の意見を渇望しているのはそのためです。そうやって強化されたストックはアイデアをひらめく確率を上げる大きな武器になります。  最後の要素である「コミットメント」は、前の3つと違って精神論です。commitmentとは文字通りやりぬく覚悟や決意の意味です。「良いアイデアを絶対に思いつくぞ!」という気力のことです。今まで紹介した要素(フレームワーク、リアプライ、ストック)は全て大事ですが、最後に成否を決めるのは、実はこれだと思っています。  フレームワークで考えるべきポイントを明確にし、リアプライで世界中からアイデアを探し、自身やチームのストックで文脈の豊かな情報を活用したら、あとは、考えつくまで考え抜くことです。  これが一番大事なことですが、実は多くの人ができないでいるように私は思えます。  …  淡白な人に「アイデアの神様」は微笑んでくれないのです。  私はこんな風に自分に暗示をかけるようにしています。  「アイデアは絶対に見つかる。既に存在するのに自分が見つけられていないだけだ」 そう思ってとにかく諦めないで必死に考えます。来る日も来る日の、寝ても覚めても考えます。そうやって考え続けていると、次第に脳が疲れるのか、不思議な状態になってゆくのです。  その特殊な脳の状態を表現するとこんな感じです。 ・疲れ果ててはいないがそれなりに疲れている状態。 ・意識ははっきりと広く透明なスッキリした状態。 ・考える焦点以外に何にも脳が囚われていない状態。 ・極めて冷静で集中できている状態。  そんなときにアイデアは降りてきます。自分でコントロールできる意識を取り払った状態のときに、アイデアは自分の頭の中から生まれてくるというよりも、どこか遠い上の方から降ってくるという感覚です。  その状態を人工的に作り出すために、私は課題を明確にしてから熱いフロに入って、自分の意識が遠のくのが早いかアイデアが思いつくのが早いか、自分を追い込む10分間のパワータイムを設けたりしています。  しかし、つまるところ、外部条件が大きく変わらないときに「より良い結果(=違う結果)」を出すには、この2つしか方法がありません。「違うことをやる」か「おなじことを違うようにやる」か。本当にこの2つだけなのです。より良い結果を求める我々は常に「違うこと」と「違うやり方」を模索し続けねばなりません。  そして、テーマパークは、「ある層」の人々にとっては特に重要なのです。「ある層」とは、日本女性(その中でも母親)のことです。彼女たちにとって、テーマパークは貴重なストレス発散装置となっています。日本女性は、アメリカ女性の約2倍の頻度でテーマパークを訪れます。世界でも突出してテーマパークが大好きなのは日本女性(特に母親層)なのです。なぜだかわかりますか?  これは私の考えですが、先進国の中でも特異な日本の文化事情によって、母親が罪の意識なしにストレスを発散できる装置が少ないからではないかと思います。先進国の中で、家事負担がここまで女性に偏るのも日本くらいですし、欧米のように子供をどこかに預けてストレス発散をすることに罪悪感を覚える人が多い。日本の女性は献身的な存在と言えるのではないでしょうか。家庭のため子供のため、子供の教育にすべてを注ぎ込み、自分の楽しみは後回しの傾向は、昔から続いてまだ残っています。そんな彼女たちにとって、子供と一緒に楽しめるテーマパークの存在は貴重なのです。 

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    投稿日: 2019.01.27
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     元USJCMOの森岡氏。もっと早く読めばよかった。  価値を生み出すアイデアの切り口は、経験上ほとんどの場合は「消費者理解」の中に埋まっています。  私は信じているのですが、マーケティングをやる人間は、何でも自分自身でやってみることを習慣にするべきです。…  …マーケターは「消費者目線」を基本にしないとアイデアも戦略も判断も全てにおいて焦点がズレると思うのです。  でも、計算で読みきれないことも実は多いのです。追い詰められて万策尽きたと思ったときでも、たとえ計算上では勝算が立たなくても、本当に大切なことならば絶対に諦めずに行動することで局面を動かせることがあるのです。情熱が予測もできない局面突破を呼び込むことがあるのです。  この10周年の超ドタバタの中で私が学んだのは、正しい目的であれば、追い詰められて駄目だと思っても、無理だと思わず絶対に諦めずに執着し続けること、そして戦略的な発想方法があれば、その執念を苗床にしてきっと苦境を打開する「アイデアの神様」は降りてくるということです。  その謎解きの中で最初に私の頭の中に浮かんできた最も妥当な戦略がありました。それはリノベーション戦略。リノベーション(改造)は、全く新しいものを作り出すイノベーション(革新)とは違い、既存のものを新しく生まれ変わらせるべく手を加えて改造・改築することを指します。  もちろん、使えるアイデアがあれば、その切り口を誇りを持って盗ませていただくつもりでした。既にあるアイデアをいただくことを「リアプライ」と言います。世の中から使えるアイデアを探して応用するのは、マーケターであれば誰でもできなければならないことだと私は信じています。これを「パクる」と表現すれば嫌悪感を感じる人もいるかもしれませんが、いわゆる「パクり」と、私の言う「リアプライ」には違いがあります。  目に見えるブランドやキャラクターをそのまま真似する「パクり」に対し、私は目に見えないビジネスのアイデアそのものをいただきます。著作権を侵害する「パクり」は犯罪ですが、ビジネスのアイデアを持ってくるのは、「まんま」真似るのではない限り合法です。実は世界中の優れた会社ならどこでもやっていることなのです。  …  一般論ですが、日本人でも自分でゼロから始めようとする、悪いクセがあるように思うのです。…  また、そのために世界中に広く情報の網を張って外からアイデアの種をたくさん輸入すべく努力をしている人もあまり見たことがありません。多くの人が自分のプロジェクトに関連する自社の都合だけを自分の視野のみで見ているように思うのです。もっと外に向けて積極的にアイデアを盗みに行った方が良いと私は思うのです。  リアプライには利点が3つあります。?どこかで成功しているアイデアを土台にした方がプロジェクトに圧倒的なスピードをもたらす、?どこかの消費者で試されている分だけ成功の確率も高い、?これが最も重要なのですが、アイデアを自分で生み出すための引き出し(ストック)がものすごく増える、ということです。  リノベーション成功の鍵は、「変化の度合いはリノベーションなのだけど、いかに新築だと思ってもらえるか」その1点に尽きるのです。  イノベーション・フレームワークの概念をまとめると次のようになります。4本の柱で支えている家を想像していただければと思います。 〈イノベーション・フレームワーク〉 ?フレームワーク ?リアプライ ?ストック ?コミットメント  私が宝探しによく使うフレームワークは次の3つです。… ●戦略的フレームワーク ●数学的フレームワーク ●マーケティング・フレームワーク  戦略的フレームワーク  これは戦略を考えるときのフローを利用して、考えるべきアイデアの必要条件を導き出す方法です。具体的には、目的、戦略、戦術の3段階を必ずその順番で考えていきます。何よりも大切なのは、最初に目的をよく考えて、明確に定義することです。その上で、その目的を達成するために、持っている経営資源(ヒト、モノ、カネ、情報、時間、ブランド等の知的財産など)を何に集中するのかを選んで決めます。その選択が戦略なのですが、理解として大切なのはその戦略こそが生み出すべきアイデアの範囲を決める「必要条件」そのものになっていることです。なぜならば、アイデアとはその戦略の延長線上で次に考えるべき戦術そのものだからです。  このように戦略的フレームワークは、目的→戦略(必要条件)→戦術(アイデアそのもの)の順番で考えていくと、選択肢を合理的に絞っていくことができます。最も宝が埋まっていそうなポイントに時間や努力を集中させるのに役立ちます。それ以外を全く考えなくても良い「捨てる領域」にしてくれるからです。  アイデアを思いつくためには、そのアイデアにまつわる「文脈」のことをよく知っている方が圧倒的に確率を向上させます。蓄積された豊かな情報が「ストック」です。魚釣りにたとえると、「ストック」とは、そのポイントで釣果をあげるために有効な知識や経験などの「情報の質的・量的な蓄積」を指します。  …  「ストック」が強ければ強いほど、直面する問題に対しての解決策を思いつきやすくなります。ちまたで「あの人は引き出しが多い」などと表現される長所です。主婦の発明家はこの強みを活かして良いアイデアを生み出すパターンが多いようです。「必要は発明の母」と言いますが、主婦の経験がなければ、そもそも解決すべきニーズがあることに気がつかないものです。主婦の目線、主婦の感性、そういった主婦経験の「ストック」がなければそれらの発明は存在しません。  気がつかないことは考えられないのです。  多くの人は会社で長く働きすぎです。さっさと早く仕事を切り上げて、自分へのインプットを増やす機会をどれだけ作れるかが、実は重要なキャリアの差を生むことを自覚した方がいいのです。  「ストック」に関連して1点だけ追加しておきます。チーム力としてストックを増やすことも大事だということです。個人の経験知識もストックですが、それらを組み合わせた人の繋がりも強力なストックです。自分一人の中で全てを蓄えるのは難しいので、それよりも蓄えている人の力をお互いにうまく活用するのも大事なことです。  …  自分一人で発想が広がらないケースはよくあることです。そんなときにはフレッシュな発想の起点が必要になります。ですから集団知としてのストックの強化を常に心がける必要があります。私がターゲットの消費者により近い若い人や女性の意見を渇望しているのはそのためです。そうやって強化されたストックはアイデアをひらめく確率を上げる大きな武器になります。  最後の要素である「コミットメント」は、前の3つと違って精神論です。commitmentとは文字通りやりぬく覚悟や決意の意味です。「良いアイデアを絶対に思いつくぞ!」という気力のことです。今まで紹介した要素(フレームワーク、リアプライ、ストック)は全て大事ですが、最後に成否を決めるのは、実はこれだと思っています。  フレームワークで考えるべきポイントを明確にし、リアプライで世界中からアイデアを探し、自身やチームのストックで文脈の豊かな情報を活用したら、あとは、考えつくまで考え抜くことです。  これが一番大事なことですが、実は多くの人ができないでいるように私は思えます。  …  淡白な人に「アイデアの神様」は微笑んでくれないのです。  私はこんな風に自分に暗示をかけるようにしています。  「アイデアは絶対に見つかる。既に存在するのに自分が見つけられていないだけだ」 そう思ってとにかく諦めないで必死に考えます。来る日も来る日の、寝ても覚めても考えます。そうやって考え続けていると、次第に脳が疲れるのか、不思議な状態になってゆくのです。  その特殊な脳の状態を表現するとこんな感じです。 ・疲れ果ててはいないがそれなりに疲れている状態。 ・意識ははっきりと広く透明なスッキリした状態。 ・考える焦点以外に何にも脳が囚われていない状態。 ・極めて冷静で集中できている状態。  そんなときにアイデアは降りてきます。自分でコントロールできる意識を取り払った状態のときに、アイデアは自分の頭の中から生まれてくるというよりも、どこか遠い上の方から降ってくるという感覚です。  その状態を人工的に作り出すために、私は課題を明確にしてから熱いフロに入って、自分の意識が遠のくのが早いかアイデアが思いつくのが早いか、自分を追い込む10分間のパワータイムを設けたりしています。  しかし、つまるところ、外部条件が大きく変わらないときに「より良い結果(=違う結果)」を出すには、この2つしか方法がありません。「違うことをやる」か「おなじことを違うようにやる」か。本当にこの2つだけなのです。より良い結果を求める我々は常に「違うこと」と「違うやり方」を模索し続けねばなりません。  そして、テーマパークは、「ある層」の人々にとっては特に重要なのです。「ある層」とは、日本女性(その中でも母親)のことです。彼女たちにとって、テーマパークは貴重なストレス発散装置となっています。日本女性は、アメリカ女性の約2倍の頻度でテーマパークを訪れます。世界でも突出してテーマパークが大好きなのは日本女性(特に母親層)なのです。なぜだかわかりますか?  これは私の考えですが、先進国の中でも特異な日本の文化事情によって、母親が罪の意識なしにストレスを発散できる装置が少ないからではないかと思います。先進国の中で、家事負担がここまで女性に偏るのも日本くらいですし、欧米のように子供をどこかに預けてストレス発散をすることに罪悪感を覚える人が多い。日本の女性は献身的な存在と言えるのではないでしょうか。家庭のため子供のため、子供の教育にすべてを注ぎ込み、自分の楽しみは後回しの傾向は、昔から続いてまだ残っています。そんな彼女たちにとって、子供と一緒に楽しめるテーマパークの存在は貴重なのです。 

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    投稿日: 2019.01.27