
螢の橋(上)
澤田ふじ子/幻冬舎
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総合評価
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powered by ブクログ内容(「BOOK」データベースより) 徳川の治世が始まった頃。青年・平蔵は恋人のお登勢に支えられ、新しい美濃茶陶を生み出そうと修業を積んでいた。ある日平蔵は東庵という謎めいた僧侶と出会い、強い友情を互いに感じる。しかし、東庵には隠された顔があった。『板倉篭屋証文』から浮かび上がった意外な新事実を元に政治、芸術にかける男の野心、恋を雄大に描く長編時代小説。 令和2年3月23日~29日
0投稿日: 2020.03.29
powered by ブクログ友人がおもしろかったと書いていたので、私も読んでみました。 そして、本当によかったです。 江戸時代初期の話で、武士、商人、職人などさまざまな立場の登場人物が、それぞれの思いをもって生きています。 今まで時代小説を読んだことももちろんあったのですが、前半は史実や陶芸についての説明が少し難しく感じられました。でも、後半は一気に話が進んでいって、どんどん読み進めずにはいられませんでした。結末には「えーーっ」と言ってしまいました。 芸術も決して政治と無縁ではいられなかった時代を思うと、平和というものを本当にありがたく感じます。
0投稿日: 2014.05.22
