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ざるそば(かわいい)
ざるそば(かわいい)
つちせ八十八、憂姫はぐれ/KADOKAWA
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総合評価

9件)
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     要約すると、高校野球をテレビ観戦しながらざるそばを食べるのが好きな青年が、ざるそばの出前を頼んだらざるそばが来たので、食した…と、いうだけのなんでもない話。  『スコップ無双』が気に入ったので、著者の他の作品を探して見つけたデビュー作。  さきの要約は『スコップ無双』が「鉱夫がスコップを振るうだけの話」という要約が成立するならば、という前提があることを付け加えておく。  わたしは比較的麺類、とりわけ蕎麦が苦手なんだが、蕎麦が食べたくなり取り合えず、買い置きにあったカップソバを思わず食べたほど面白かった。

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    投稿日: 2024.01.10
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    全1巻完結。 そばの美少女擬人化ではなく、擬蕎麦化。頭おかしい。巨乳のざるそばの無自覚のお色気シーンが楽しいね。告白の落ちがきれいにはまった。

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    投稿日: 2022.04.07
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    まあ……ノリで読むタイプの小説ですね! ヽ(・ω・)/ズコー 主人公は理解しているようですけれども、読者である僕ちんには書いてあることがよく分からず、読み返してしまう部分もありました…。 ヽ(・ω・)/ズコー まあ、ともかく…麺類に対する愛があふれた小説だとは思いましたねぇ…うーん、特に言うことはないですかね、こういった小説に対しては…。 ノリで読む本!ということだけは伝えておきましょう…さようなら。 ヽ(・ω・)/ズコー

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    投稿日: 2019.03.08
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    最初から最後まで、固い決意でボケて(麺類ジョーク)、ボケて、ボケ続ける(ゴリ押し)。読者に思考を許さない、見事な筆(そば打ち棒)さばきである。その1本、芯(麺)が通ったスタイルこそが称賛に値する。

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    投稿日: 2018.07.29
  • まちがいなく、ざるそばはかわいい!

    まず、はっきり言って設定がむちゃくちゃです。これまで結構設定に無理があるラノベを読んできましたが、ここまでぶっ飛んだのはなかなかないと思います。 ですが、話は出だしから超面白いです。ざるそば(←リアル食品の方です)と高校野球に対する作者の愛情をひしひしと感じます。特に、第一章の高校野球中継をBGMにしたざるそば(←キャラの方です)とのやり取りがツボにはまります。 後半は少々間延びしてしまうのがちょっと残念なところですが、他のキャラクター達も個性的で、ぶっ飛び設定ラノベと割りきって楽しめる方にはお奨めです。

    0
    投稿日: 2017.08.28
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    ジャンルとしてはどうなるのかよく分からないが,基本的にはギャグ+恋愛といったところ.バカげた設定と表現で何度となく笑わされた一方,そのでたらめじみた設定が徐々につながっていくのは興味深かった. 麺類化する人類のイメージは何となく,アニメ「キルラキル」の生命戦維の暴走を彷彿とさせるところがある.そういえばあの作品でも服が喋っていました.

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    投稿日: 2017.06.18
  • とんでも設定と高校野球中継によるつっこみが秀逸

    人類から麺類へと改造された魔法少女のざるそば(本名)ちゃんが、これでもかというほどけなげです。 男性の願望を全部集めた見た目と性格はちょっとやりすぎですね。 この人物設定のとんでもなさと、それをアナウンサーによる野球中継の台詞によって突っ込ませたところは、この作品独自のすばらしいところです。 麺inブラックや甲子園の魔物まで出てきますよ〜 ただ、後半のストーリーはちょっと面白みに欠けていました。もっと野球中継によるツッコミが欲しかったです。 最後に。イラストでも文面でも、 ざるそばがかわいい。

    1
    投稿日: 2016.02.15
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    おそらく現時点で唯一のSF(Soba Fiction)であろう。 読んでいると頭が(そば湯でふやけて)ふにゃふにゃになったりもしたが、人類から麺類へのアプローチには不可欠だったであろう。 ざるそば(かわいい)は自称「麺類よりの魔法少女」なのだが、実際は父親に改造された少女である。なのでざるそば(料理)の擬人化ではない。ざるそば(人名)がどのように改造されたかと言えば、魔法のステッキ(わりばし)を持ってざるそば(動詞)することによりざるそば(料理)が出来るのである。ちなみに胸リボンが海苔になっている。 この小説にはざるそば(かわいい)の他にも様々な麺類が出てきてしまうのだが、そこはどうでも良い。大事なのは、ざるそば(かわいい)がけなげで、さらにかわいいことである。580円でざるそば(かわいい)を出前してもらえるのなら俺だって注文したいぞ!! …いかん、暴走してしまった。 一読推奨。

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    投稿日: 2016.02.05
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    全編を通じた怒涛のノリツッコミ←ざるそばだけに!←大してうまいことは言えてないが(ざるそばなのに)、とにかくテンポのよい言葉まわしと展開で、読者に疑問を持つ余裕をすら与えず、一気に走りきった感のある作品。ツッコミ所の多さは、作中で主人公が代弁している。これはメタコントというかコメディ舞台というか、著者の正体が放送作家や小劇場劇団の劇作家でも、ワシは驚かない。それでありながら構成そのものは王道ハーレムラノベ(恐らく。余り読まないので推測)。ワンアイデアできっちり書ききれば作品になる証左だと思う。

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    投稿日: 2016.01.28