
Y氏の妄想録
梁石日/幻冬舎
作品詳細ページへ戻る
総合評価
(5件)3.3
0 | ||
1 | ||
3 | ||
0 | ||
0 |
- たぁぼ"powered by"
なんともやるせない物語だなぁ。 殺人を犯したのが全ての元凶なきがする。 読後なんかすっきりしなかった。
0投稿日: 2024.09.27 - のぶ"powered by"
色々と深い読み方はできると思うんだけど、強く思ったのは定年後も続けられる仕事をしようってことでした......。
0投稿日: 2023.04.19 - mokamoca"powered by"
定年退職したY氏の歩む、寂しく虚しい日々と驚愕の過去。 家族を省みず、会話もなく、会社だけが生き甲斐だったサラリーマンの成れの果て…にしてもあまりにも辛すぎる。 2018.3.18
1投稿日: 2018.03.18 - yueli"powered by"
定年退職したY氏の妄想。どこまでが現実でどこからが妄想なのかわからなくなり、読む方も不安になる。息子と娘もグレーゾーンに踏み込んでいるが、それもどこまでが現実だかよくわからない。なかなか読みごたえがあるが、よくわからないまま終わる。読後感も悪いが、敢えて悪くさせられているので、悪い気はしない。
1投稿日: 2017.05.21 - ことぶきジロー"powered by"
読後は暗澹たる気持ちになるのだが、もしかしたら、これが現実なのかも知れない。サスペンスの要素もあり、全体に漂う雰囲気から、日常ホラー小説とも言える。 勤続37年で定年退職を迎えたY氏。彼を待ち受けていたのは、社会の歯車から外れ、社会からも、家族からも疎まれるという現実だった。妻からは、ご苦労様の一言も無く、娘と息子は怪しげな仕事に手を染め、Y氏の酒量は増していき、現実と妄想の境界を行ったり来たりする日々…
0投稿日: 2015.12.13