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残り全部バケーション
残り全部バケーション
伊坂幸太郎/集英社
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総合評価

442件)
4.0
120
203
81
9
2
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    一見独特な世界観の短編かと思ったら 最後には伏線回収してておもしろかった あえて多く書かない終わり方も好き 嫌なことがあったらバカンスのことでも考えて 現実逃避していいし、 勝手に前には進んでいく って考えれば気も少しは楽になるなと思った

    1
    投稿日: 2023.03.20
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    面白かった!至るところに伏線があってそれを回収していく感じがとても爽快でした。クライマックスでバタンと放り出されるのも、悪くないのかも。

    1
    投稿日: 2023.03.18
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    伊坂作品は4作目だが、今一つ作家の特徴を捉えられない。時間軸が戻って行くのも「ゴールデンスランバー」にあったような。 この作品はアウトローな人達が多勢出てきて、当たり屋や強請も出て来るのだが、コントのような溝口と純粋な岡田にホッコリさせられる。 足を洗おうとした岡田に無理難題を仕掛けた溝口だったが、岡田は見事にクリア。標題の「残り全部バケーション」では適当に打った携帯の番号の家族とのドライブという有り得ない展開。 父親からのDVを救ったり、子供の頃は担任の先生を助けたりする心優しい岡田なのに溝口に罪を擦りつけられ、上部団体に処刑(?)される。 破天荒な溝口にも呵責の気持ちがあったのか、予想外の行動に出る。(何と無く筋が読めたが) ドタバタのコントを見ているような展開で笑わせてくれる。最後の結末は想像するしかないが、多分良い結果になったのでは?

    40
    投稿日: 2023.03.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    溝口さんにすっかり騙された! 変わった人ばかりだけど、みんなが優しい世界で、緊張感の中にあるユーモアが伊坂さんだなあと思った。 岡田さんが幸せそうで何よりでした。

    2
    投稿日: 2023.03.10
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    面白かった! 掴みどころのなくていい奴な岡田、めっちゃ好き。 溝口のアホっぽい感じも憎めなくて好き。 やっぱり伊坂幸太郎さんの書く魅力的なキャラとテンポのある会話が好きです。 伏線の貼り方と終わり方がこれまた良い…

    7
    投稿日: 2023.03.06
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    圧巻の構成。伊坂幸太郎ビギナーにオススメの読みやすくて面白い本。小説の堅苦しいイメージも変えてくれるはず。

    1
    投稿日: 2023.03.05
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    テンポよく進んでいく、日常だけど非日常を描いた短編集。 何か大きな事件が起きるわけじゃないけど、そこがまたいい。 同じ伊坂幸太郎さんの「チルドレン」に雰囲気がちょっと似てる。 なんて思っていたら、最後の章のどんでん返しがすごかった。 第4章「小さな兵隊」(岡田の小さい頃の話、溝口との出会いの物語)が好きで、それを踏まえた上での最後の章「飛べても8分」もとても好き。

    6
    投稿日: 2023.02.26
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    憎めない溝口、飄々とした岡田 それぞれが独立して成り立っているのに独立してはいない物語 いい味がする。 最後がわからないというところも伊坂幸太郎らしいのか・・・?

    1
    投稿日: 2023.02.26
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    ある登場人物を取り巻く短話で構成され、繋がっていく物語。ぶっ飛んでいて、緩い雰囲気の中にワクワク・緊張を感じさせてくれるThe伊坂幸太郎作品でした。面白かったです。

    1
    投稿日: 2023.02.24
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    バラバラな話のようでいて、でも繋がっていて、ストーリーもキャラクターも面白い。普通じゃない(!?)けれど、でもこんなに引き込まれるのはなぜだろう??

    7
    投稿日: 2023.02.03
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    よかった。ポジティブになれるから大好きだし、あとがきを読むと自分で気づけなかった伏線に気付いてゾクゾクする。また何回も読み返したい。

    1
    投稿日: 2023.01.30
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    伏線回収されるかと思ったものが、実はあまり関係なかったのか?腑に落ちない点があり。私の読解力のなさが残念。 それでも伊坂さんの小説は登場人物がとても魅力的で、どんどん読み進めてしまった。

    1
    投稿日: 2023.01.30
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    伊坂幸太郎作品はほとんど読んでいるが、 まだこれを読んでいなかったことを後悔するくらいに最高の一冊だった。 相変わらず登場人物がみんないいし、心にすっと刺さるセリフも多い。 読者の想像を掻き立てるラストがまた良い。 読み終えた後に「もしや」と最初の方のページに戻り、ある名前を見返して思わずにやり。 最高のバケーションを過ごせている岡田が想像できて幸せな気持ちになった。 どうか溝口も、今頃素敵なバケーションを過ごせていますように。

    9
    投稿日: 2023.01.14
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    伊坂幸太郎さんは学生時代にハマりまくった作家さん。 私自身がここ10年ほど読書から離れていたので、最近の作品は全然読めていないんですが、久しぶりに読んでみたいな〜と手に取ってみました。 伊坂節というのか、独特な世界観は相変わらず。これこれ〜という感じ! なんというか、悪いやつなんだけど憎みきれないキャラクターを作るのが上手なんですよね。 最後にもうひとひねりを期待してしまったので☆3にしましたが、やっぱり安定して面白いのでまた色々読んでみたいと思います。

    28
    投稿日: 2023.01.08
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    3652以来解説から読むようにしてる 人は他者の言うことは聞かないが自分の言うことなら聞くのではないかという発想が秀逸だった

    1
    投稿日: 2023.01.02
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    短編小説の書き出しが想像とちがったので本を置き、でも伊坂幸太郎ブランドに惹かれて、また次の短編を読み始めて本を置き、次の次の短編を読んだら、安心できたので戻って読んだ…という不思議な小説でした。 お粗末ですみませんが、読み切れてよかった、というのが感想です。

    0
    投稿日: 2022.12.08
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    ラストめっちゃドキドキして、ドキドキしたまま終わった……!! 私は溝口さんを橋本じゅんさん、岡田を竹内涼真に当てはめて読んだよ。キャスト考えながら読むの大好き。 第四章の小学生時代の話が特に好きだったなあ。楽しい本だった。

    3
    投稿日: 2022.11.14
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    ミニチュア写真家:田中達也さん作のタイトルそのままな感じの表紙が可愛くて思わず手に取った。 裏稼業コンビが織りなす独特な発想からくる行動や出来事が伊坂さん作品らしくてやっぱり好きだなー。5つの短編だけれど少しずつ繋がっていて、登場するキャラみんな濃くて面白い。名言もたくさんあった。 個人的には「残り全部バケーション」「小さな兵隊」「飛べても8分」がお気に入り。 5話すべてに登場する溝口は口悪いし言うことやること雑だけれど、憎めないキャラなのがわかる気がする。 最後はフワッとした終わり方で読者に解釈が任されるが、良い結果になるような気しかせず、勝手に面白い再会の場を想像してしまった。

    46
    投稿日: 2022.11.09
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    登場人物みな、人間味があって良いキャラしてる! クズなのにどこか憎めない溝口が特に好きかな。 所々、ユーモアのある言い回しで名言チックな事をいうのが面白かった笑

    4
    投稿日: 2022.10.30
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    私が最も好きな作家、伊坂さんの新作。 のっけから、伊坂ワールド全開。 「うふふ」と思いながら、一気に読みました。 帯にある通り、「裏稼業コンビ 溝口と岡田 を巡る全五章」です。 第一章 残り全部バケーション 第二章 タキオン作戦 第三章 検問 第四章 小さな兵隊 第五章 飛べても8分 依頼を受け、当たり屋をしたり、人を連れ去ったり。 そんな仕事をしている溝口と岡田。最近、この業界(?)で独立したばかり。 決して善良な市民ではない二人の会話はどこか憎めず、何となく魅力的な人物であるかのように感じさせます。 ある日、そんな仕事を辞めたいと岡田が溝口に申し出るところから話は始まります。 少なくとも、表向きは。 辞める条件として、溝口は「恋人どころか友達もいない」岡田に、今からメールで友達を作ることを条件として提示する… 登場人物の台詞がクール。 おしゃれで、スマートで、くだらないようで、大切な事を、チクリチクリと指摘してくる。 味わい深くて、魅力的な登場人物達の行動もクールでいい。 ネタバレしないようにレビューを書くのが難しいのも 伊坂作品の特徴ですね。 代わりに、私の好きな台詞をいくつかピックアップします。 「自分探し?探さないですよ。俺、ここにいますから」 「レバーをドライブに入れておけば勝手に前に進む」 「いいか、作業は一つずつ、こなしていけばいいんだよ。いっぺんにやろうとするから、失敗する。」 「『問題』児がいるのであれば、『答え』児もいるのはないか」 「弓子先生は、僕たちを叱る時、僕たち自身ではなく僕たちのやったことに、がっかりして、怒っている。だから僕たちは、自分自身ががっかりされないように、次からは頑張ろうと思う。」 「電話を持ち歩くなんて夢を見るよりは、自分の周囲の現実を見ねえと駄目だ。おまえたちの前に現れてくるのは、現実だからな。」 「ヒットマン減税の対象車種とかじゃなければ」 「いいか、飛んでも八分、歩いて十分、メールは一瞬。だとしても、飛べるなら飛ぶべきだ。そんな経験、しなきゃ損だろうが」 うふふ。

    7
    投稿日: 2022.10.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    めちゃくちゃ面白かった。ストーリーも文章も登場人物たちも面白い。岡田さんはきっと見た目もカッコいい人なんだろうな、なんて思ったり。死んではないとは思っていたけどあの時の娘さんと一緒に食べ歩きしてるなんて素敵なラストでした。散りばめられた人情とユニーク、真を突くような悟り的な言葉など全てが好きでした。伊坂幸太郎さんを堪能しました。

    1
    投稿日: 2022.10.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    チルドレンの陣内さんのような溝口さんのキャラがやっぱりわたしは好き。岡田さんも生きててよかった!甘党可愛い笑

    0
    投稿日: 2022.09.23
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    ハッピーエンドにこだわりはないけど、ハッピーエンドしかありえないと思えるぐらい好き。岡田に溝口そしてとばっちりの高田(笑)こんなにも憎めないキャラを作り上げるなんて、憎いねぇこうたろぅ。この作品もっと世に出てもいいと思うけどなぁ。

    0
    投稿日: 2022.09.14
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    作家名を隠して読まされても 伊坂作品とわかるくらい伊坂ワールド。 チルドレンやホワイトラビットと同じような 憎めないちょい悪が活躍する、内容的にはサラッと薄い話です

    3
    投稿日: 2022.09.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    裏家業を行う溝口と、相棒の岡田。岡田は裏家業をやってる割には正義感に溢れていたり、人を助けたいという思いが強くて不思議な魅力がある。途中の岡田の少年時代はその感情を一層強くさせられたり、実はここで繋がっていたのか、という2人の絆の強さを感じる場面もあって面白い。 そして溝口のボスへの反乱も、意外なトリックが仕掛けられてあって面白い。食べ歩き日記を更新しているのが岡田なのか?生きているのか?メールの通知音だけで終わるという、読者の妄想を掻き立てるラスト。うーん、伊坂幸太郎作品らしい。 私は素直に岡田は生きてる、更新しているのはサキちゃんだけど生きている証拠になると期待する。 だけど、溝口が言う、『人ってのは、それらしい情報を与えられると、勝手に想像して、納得しちまうってことだ。』これがそのハッピーエンドを打ち消す伏線という説もあって。悲しいけど、その方がたしかにもっと面白い。 

    0
    投稿日: 2022.09.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    半グレ?溝口と岡田のコンビ話。 と思いきや、別の人たちの話も重なって、最終的にひとつの話になる群像劇な感じ。 伊坂幸太郎っぽいと思いました。 読みやすくて、すっきり最後に向けてまとまってて面白かった。 けっこう数年に分かれていろんな冊子に書かれてるってことには驚きました。最初に全部考えてるのかな?

    0
    投稿日: 2022.08.31
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    伊坂さんの小説のキャラクターがみんな憎めない。いいキャラしてる。ゴルゴはすげえなってことは分かったなってところ、岡田と溝口の掛け合いがすごく好き。 以前読んだギャングシリーズやグラスホッパー、アヒルと鴨の〜の方が好きだけれど、やっぱり面白かった。 " 来た道なんて、時々確認するくらいがちょうどいい。レバーをドライブに入れておけば勝手に前に進む。"

    1
    投稿日: 2022.08.30
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    当たり屋、窃盗、恐喝など朝飯前。悪事を生業としているけれど、人間味があってどこか憎めない伊坂さんのキャラクターたち。 エッセイ集『3652』で、「オートマチックのレバー」についての伊坂さんの思いを知っていたため、第一章のラストは心に沁みた。第二章からは徐々に加速していき、怒涛の伏線&伏線回収ラッシュで伊坂さんらしいラスト。読んでいるあいだ、現実を忘れられる楽しいバケーションだった。 「だって、未来のことはその時にならないと分からないんだし、人生は一度きりですからね。できれば、幸せになりたいじゃないですか」(本文引用) 岡田くんのこの言葉が刺さった。 嫌なことも面倒なこともぜ〜〜んぶやめちゃって、残り全部バケーション!したいなあ。 

    9
    投稿日: 2022.08.28
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    夏らしい表紙に惹かれて読んだ。裏稼業のコンビの話。短編だけど繋がりあり。軽快だけど深い言葉。やってることは悪だけど、ちょっと間抜けでどこか憎めない。なんなら愛らしくも感じる。すべての加減が超絶妙。ラストは読者の想像に委ねられるが、散りばめられた数多くの伏線により後味も爽快。これぞ伊坂幸太郎作品。さすがです。

    24
    投稿日: 2022.08.23
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    ポップでコミカル 最後ぜーーーーーーーーーーんぶ綺麗にまとめて伏線回収してくれて最高だった 内容ふわっとしか覚えてないの勿体無さすぎる、!もっかい読みたい!!

    0
    投稿日: 2022.08.15
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    またいつもどおり、何を読まされてるのかよく分からんフワフワした雰囲気 岡田は問題児だったのか、答え児だったのか

    1
    投稿日: 2022.08.14
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    バケーションって、いい響きだなぁって思います。 繋がりが少しわかりづらいと感じましたが、微妙な伏線でつながっているストーリーはさすがだなと思いました。途中あえて明確な描写をさけている部分があるのですが、それはそれで想像が膨らんで良いなぁと思います。 「苺味とレモン味のラベルが貼ってあるわけじゃない」みたいな表現があるんですが、相変わらず伊坂さんの独特な表現が好きだなぁって実感しました(笑)

    0
    投稿日: 2022.08.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    5つの短編が繋がりあっていて、単体でも悪くないけれど、読み進めるにつれて伏線が回収されて面白くなってくる。ラストの緊張感が良い。 軽くて、息苦しさが無くて良い。 「タキオン作戦」が一番好き。

    4
    投稿日: 2022.08.04
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    「今日、仕事辞めたばかりなんだ」 「明日から、もう人生、残り、バケーションみたいなもんだし」 五つの短編からなる本作。テンポよく進み、読みやすい。そして伊坂幸太郎さんの短編集は魅力的な作品が多くて困る。 「過去のことばっかり見てると、意味ないですよ。車だってずっとバックミラー見てたら、危ないじゃないですか。事故ります。進行方向をしっかり見て、運転しないと。来た道なんて、時々確認するくらいがちょうどいいですよ。」 何気ない会話の中にポジティブになれるセリフが多く、 とても前向きな気持ちにさせてもらえます。 「自分探しの旅にでも行くのかよ。」 「自分探し?探さないですよ。俺、ここにいますから。」 過去の後悔もたくさんあるけどそれも含めて自分だし、せっかく生きていくなら、生きてるように生きたい。 伊坂幸太郎さんらしさが詰まった本作。初めての人にも読みやすい一冊だと思います。せっかくの夏休みですし、手に取ってみてはいかがでしょうか。

    8
    投稿日: 2022.07.23
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    どういうこと?残り全部バケーション?? タイトルの異様な言葉の組み合わせに手を伸ばしてしまった作品です。 父の浮気が原因で、家族がバラバラになる数時間前から話が始まります。 最後だし、家族に内緒にしていたことを話そう。どういう展開だ、と笑いながらも読み進めてしまいます。 そして始まる初対面の男とのドライブ。なんで!と思いつつも、徐々につながっていくストーリー。個々のキャラクターの良さも相まって、クスクスしてしまいます。 この話は裏稼業の2人組を描くコメディ小説。 2人の世間からちょっとズレた感覚がおもしろく、かと思えば急に話が繋がってきたりと、なるほど『残り全部バケーション』と、 最後にはそんな感想を持ちました。 所々にある、伊坂幸太郎先生のおもしろい世界の見方が良いですね〜。 問題児がいるなら、答え児もいる。 解答児とか語呂の良さではなく答え児っていうのがいいですね笑 シンプルに読書を楽しみたいってときに良さそうです。 ぜひ読んでみてください!

    2
    投稿日: 2022.07.03
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    はぁ、面白かった〜。 どの話も好きだったなぁ。綺麗に終わらない感じも また良くて、 どの登場人物も人間味があって好きだった。 中でも岡田には引き込まれるわぁ。 宿題のない夏休み、残り全部バケーション。

    3
    投稿日: 2022.07.03
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    裏切りと友情で結ばれる裏家業コンビの物語。 という背表紙の説明内容の頭で読み始めたところ、 短編集?のような初めてのストーリー展開。 終わり方も変わっている。 伊坂幸太郎さんの本、変わってるなと思った。 全く違う話も手に取ってみようと思う。

    1
    投稿日: 2022.06.11
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    さすが、伏線がすごい! 時間が許すなら一気読みするとより面白いかも。 お父さんの浮気告白という衝撃 家族解散が少しコミカルに描かれていて 幕開けから心を掴まれる ただ物語は思いもよらぬ方向に進んでいって 気づけば伊坂幸太郎の世界にどっぷり なんとなく愛着の湧く登場人物たち 途中読んでいて自分がどこにいるのか分からなくなる瞬間もあったけど面白かった。

    0
    投稿日: 2022.06.09
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    名言は少なかったけど色々なものに興味が湧いた 小さな兵隊、光より早い物質 タダより高いものはない 相手を錯覚させた方が良い

    0
    投稿日: 2022.06.06
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    小説的にはよくあるかもしれんが、 伊坂さん作品としては珍しい終わり方では? 2回読むことをオススメ。 6 / 10点満点中

    0
    投稿日: 2022.06.04
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    短編5編全部繋がっていて、伏線を全て回収したくなるのは私の悪い癖。取り残された伏線だってあっていい。読み返すと、ああここ!と気付く場面はあるけど、あれはどうなったんだろうと残ったままなのも読者に委ねられていて良い。 早坂さんのお母さん何者?!田中議員の割り切られた女性は子供を産んだのかな?岡田はサキさんの名前を勝手に借りただけ?あれからお友達になったのかな?気になる。きっとみんなバケーション中なのだろう。 溝口は短絡的だけど、人の話をちゃんと覚えている。実は褒められて伸びるタイプなのかもしれない。

    0
    投稿日: 2022.05.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    軽快で読みやすかった。 ブログは友だちとして家族と岡田と一緒に色々なところに行った記録として残してたらいいなと。 ハッピーな世界線を期待してる。

    0
    投稿日: 2022.05.02
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    今作は気が向いた時に少しずつ読み進めて、結局読了まで2ヶ月くらい経ってしまった…。一気読みしてればもう少し気持ち良くハマる部分もあったのかな。今回は割と伏線が読めてしまった部分もあったが、クライマックスは油断していたところもあり、スカッと終わって良かった。読後感としてはバイバイ・ブラックバードに似た印象もあり、個人的にはかなり好き。

    0
    投稿日: 2022.04.01
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    伊坂さんの本は、安定しています。読了が爽快感がある。これは、はちゃめちゃなチンピラ溝口がメインなのかな。もっとあの家族のその後を知りたい。あのお母さんは何者? でも最近伊坂幸太郎に慣れすぎてしまって、このクレカが伏線?焼肉屋のメールが伏線?全ての小道具的なエピソードを疑ってしまう気がする。

    1
    投稿日: 2022.04.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    子どもに「これ読んでみて!!」と薦められた本。「どうしよう、また推し作家が増えてしまうかも…」とニマニマしているのを尻目に、そんなら、と読んでみた。 逆ソクラテスは、登場人物の掘り下げがもう一つな気がして途中で止めてしまったのだけど、この本は面白かった! 読みやすい平易な文章で、ちょっとした謎解きをしながらテンポ良くスルスルいける。 途中、嫌な奴はキチンとやっつけられてくれるし。 ラストは全てを語りきらないことで陳腐化を回避しつつ、しかしハッピーエンドしか想像出来ない。きっと読みながら私もニマニマしてた。 爽やかな余韻が残った。 最初に出てくるお母さんがすごくミステリアスで魅力的で、伏線を回収する感じでの再登場を望みながら読み進んだけど、かなわず残念。 車の運転を人生にたとえて 「何もしなくてもとりあえずゆっくり前に進むから」 「後ろ(=過去)ばかり見て運転してるやつなんて危なくて仕方ない」 なるほど、良いたとえだな。 単行本で読んだけど、装丁は、ちょっと意味が分からなかった。ブクログの本棚には文庫本しか置けないようなので、記録に残せないけど。クレイアートのようで、だとしたらそれなりに手間隙がかかっているはずなのだけど(南極大陸みたいな所にケンタウロスみたいなのやペンギンや運ばれるヒトがいる)。内容のイメージと全然噛み合っていないような?

    1
    投稿日: 2022.03.28
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    当たり屋などを請け負う溝口とその部下・岡田の裏稼業コンビを軸に展開される連作短編集。 決して善人ではない二人だけど、憎めない生き生きとした魅力があるのはさすが。 数か月ちびちびと読んだせいで、話の繋がりとか伏線がつかめなかったものの、ラストの疾走感と小気味良さは圧巻。 すらすらと読める軽やかさがありながら、読後に訪れる余韻はどこか懐かしく(ゴールデンスランバーがなぜかよぎった)読んで良かったと素直に思える満足感がありました。

    0
    投稿日: 2022.02.05
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    流石の伊坂節って感じ。 ただ、何冊も読んでると展開に驚く事も少なくなった。 余りに物語が多すぎてちゃんと伏線回収出来てるのかわからなくなってくる。 何だかモヤッとして読み終えた作品。

    0
    投稿日: 2022.02.03
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    物騒な話だな~と読み進め、あれ、あれ、あれと話に引き込まれ、あっという間の結末に、え~ちょっと~と。 「問題」児に対して「答え」児、いい! 「ただより高いものはない」そうそう! などなど、ただの悪党ではない、切なく、人情溢れた不器用な登場人物から気付かされること多々。 面白かった!

    0
    投稿日: 2022.01.30
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    伊坂はやっぱ一気に読まな意味わからんな。毎回少し期待はずれやのに、いつもつい買ってしまう。アヒルと鴨のあの伏線の収束されていく感じが忘れられんのかなー

    0
    投稿日: 2022.01.11
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    すらすら読めて爽快な物語。 伊坂さんの作品の子供や子供っぽいキャラクターは嫌味がなくかっこいい言葉を言ってのける。

    0
    投稿日: 2021.12.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    伊坂さん2冊目。 面白かったに尽きる。 岡田が幸せに過ごしているのが…最後の一瞬でほっこりした。 サキからは全然想像もつかず 最初と最後が繋がってる???全て???て驚いた。伏線を全て回収していく感じよかったです。 もう一度読みたい。

    0
    投稿日: 2021.10.15
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    2018.8・20 "久々に伊坂作品読みました~(^-^) 2008年4月の「重力ピエロ」からその年に7冊も読んでいて… その最中にこの家に戻ってきて、会計事務所で働きだし… 今でも伊坂作品をさいたま新都心のホームで読んでいたことをはっきり思い出します。いつの間にか伊坂作品から遠のいておりましたが、10年後の同じ夏にまた伊坂作品を読み、自分の周辺環境は様々変わりましたが、同じように感動できるなんて本当に感慨深いです。先日娘の家に遊びに行ったときに娘が貸してくれましたのです。 そして登場人物には「岡田」という青年が!!  インドア派本領発揮の一日に一気読み(^-^) 本当に面白かった~ 付箋 ・まさにその通り、私はまだ十歳だった。悲しみはわすれなければならない。残された時間がたくさんあったから。"

    0
    投稿日: 2021.10.09
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    30手前にして初めて伊坂幸太郎さんの作品をよみました。 裏稼業のボス「溝口」とその部下「岡田」を基軸とした物語。 裏稼業でありながらも人の役にたつこと、人を助けることをしたい「岡田」がまわりを(物語を)動かしていく。裏稼業ではないけど人の役に立っているかはかなり微妙なブルシットジョブが世に溢れる中、彼のそういった姿勢はサラリーマンに刺さるかも!? テンポが良いが微妙に噛み合ってないセリフのやりとりが好きで楽しく読めました。 色々な出来事がつながってそういうことだったのか!と伏線が回収されていく展開で読んでいて面白く、ハッキリしない結末でありながらちょっと希望が持てるのも良かった。 - ★時間とお金のムダ ★★普通〜微妙 ★★★よかった ★★★★心が動いた(感動した、意表をつかれた、ショックだった) ★★★★★人生の本棚に入れたい

    0
    投稿日: 2021.10.03
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    結末はご想像にお任せします、の作品。 でもその作品にありがちなモヤモヤは特になく、読後感はすっきり満足。 しっかりと伏線が張られており、キャラも立っているから、モヤっとしないのかな? その後が想像に容易いからというか、きっとこの人はこうなったんだろうな、みたいなのがすぐに思い浮かべられる。 さすが伊坂幸太郎さんですね。 結末がはっきりしないため、好みが別れるかもしれませんが、私は面白かったです。

    0
    投稿日: 2021.09.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    日にち飛び飛びで読んだため、あれこれ繋がってるっけ?えこれは繋がってないね?とかもう一度読み返す必要がある、これは登場人物全部が全部繋がってるわけではないね???!アドバルーンは溝口さんだね?!! 岡田かっこいいし溝口さんもかっこいいなー 自分できます風に偽ってるやつより、できないことはできない、しらないことはしらないと言えて、クソな事してても人ができてて愛される人間がつよいということをしみじみと感じますね うー伊坂幸太郎はハマればがしがし読めるが、状況つながるまでの前談をこなす時間が少々つらい!こっちの修行足りてないすね

    1
    投稿日: 2021.09.27
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    残り全部バケーション そんな楽しい考え方があったのか。 仕事をなくしてこれからどうしたらいいかわからない、そんな状況を一言でワクワクしてしまうような表現に変える。伊坂幸太郎さんの小説はそういう一つ一つの言葉選びが素敵だなと思う。 【心に残った言葉】 過去のことばかり見ていると意味ないですよ。車だってずっとバックミラー見てたら危ないじゃないですか。事故りますよ。進行方向をしっかり見て運転しないと。きた道なんて時々確認するくらいがちょうどいいですよ。  :岡田がそう言っているのを読んで、彼と知り合ったわけじゃないけど、彼らしいなと思った。と同時に岡田といろんな話をしてみたいと思った。なんとなく、あっけらかんとしててたまに地方に仕事できた時に連絡をくれる大学の同期みたいなやつなんじゃないか。これくらい余裕を持って行きたいと思った。

    1
    投稿日: 2021.09.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読む前に想像してたのとちょっと違ったけどよかった 師弟愛というかなんなのかよくわからないけど末永くお幸せに…!というかんじ ケーキブログがサキさんだったからあの女の子がやってるのか〜と思ってたら岡田さんだったとは 名前に田がつくひと3人もいて途中高田さん視点に変わったのを読みとばして混乱しちゃった

    1
    投稿日: 2021.09.15
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    イサカじるしの二人組。 やっぱり大好きだーーー 伊坂さんの作品に出てくる二人組は、 真っ当な職の人もいれば悪党って呼ばれる人もいるのに どちらにしても確実に面白い会話のセンス… 最後の畳み掛け、 想像させるエンディング、 残りぜーんぶバケーション最高でした。

    0
    投稿日: 2021.09.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    第二章の「タキオン」は、児童虐待の話。 Webで、作者のインタビューを見つけた。 http://seidoku.shueisha.co.jp/1212/try01_isaka.html ――親から虐待されている小学生を、「残り全部~」の岡田くんが奇想天外な方法で助けようとします。  児童虐待をテーマにした小説を読んだんですけど、現実の辛さをそのまま書くことは僕にはできない。だったら、虐待する大人に対して、絶対にありえないやっつけ方ができるんじゃないかな、と思ったんですよね。 この発想が好き。

    0
    投稿日: 2021.09.08
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    読んでみると、本のタイトルだけを見て想像していた内容とは全然違った。 残り全部バケーションっていう名が付いたからには、 勤め終えて定年退職したオッサンが365日every sundayを満喫する感じのストーリーかと思ってたのに笑 表紙の絵で、ペンギンが人間の女とファック(正常位)してるのをナースが見守ってる構図が不思議と目を引く。 世界観わけわからん。 あと、関係ないけど『訝しい』ってよく使うんやなぁ。他の作品でも目につくし。 早坂家解散→各自ソロ活動。 娘の彼氏の古田健斗は結局絡み無しか― サミットがどうとかっていう常任理事国のくだりは笑ったけど、彼のヒットはそれくらいで本線に影響してへんし、メールのやり取りも少ないんやから、わざわざ名前付きの役じゃなくてもよかったんとちゃう?? 浮気の話が3つも入ってる。 その結末が離婚だったり殺害だったり、穏やかじゃない。後悔先に立たず✋ やった!!今回も『田中』出てきた!! でも今回は普通に背中刺されただけで、いつもの足が悪いキャラじゃなかったから少し残念♪ タオキン作戦は展開とオチが、岡田の企みが先に読めてしまえたから、ん??あんまパンチないやんって思ったけど、とんでもない…いやいや、とんでも8分 歩いて10分。 この章まるごと8分への布石なん。 というか、全ての章が、最後の溝口の復讐劇に繋がってるという。 しかも、焼肉メールをそこで使うんか― オシャレにまとめやがって― 岡田少年が屋上で出会ったのは若かりし頃の溝口青年か!ロマンチックやな― 岡田と溝口、二人の人生のバケーション具合とか、 トランク札束の真相とか、 監督がどんな映画を撮ったのかが気になるところ♪ たしかに、作者が『チルドレンみたいな作品になりました』って言うてた通り、 溝口、陣内みたいやもんな 職種や年齢は違うけど、屁理屈を捏ねたり、勢いで物事やっちゃう辺りがそっくり笑 『怪しい物を見過ごしてどうすんだよ。そんなの検問じゃねぇよ。ただ、税金で渋滞を作ってるだけじゃねぇか』 グッときたね✨笑 2012年12月31日 

    1
    投稿日: 2021.09.05
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    5章からなる短編集。そこに共通して登場するのは、裏稼業で生計を立てる溝口と岡田。 序盤、岡田が「相手を悲しませる仕事はやりたくないから仕事を辞めたい」 その一言をきっかけに始まる物語。 いずれも希望を感じられるラストが◎ 言えることは溝口と岡田はイイ奴。 特に「小さな兵隊」が好き。

    0
    投稿日: 2021.08.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    伊坂幸太郎の本初めて読んだけど伏線回収がすごくて面白かった!!! 3話が1番え!?ってなったから最終章は物足りないような!? ラスト、どっちとも読めそうな伏線があってすごい

    1
    投稿日: 2021.08.17
  • 読むすすめるにつれて良くなる

    最初の第一章めがピンとこなかったので「あれ これはアイネクライネと同じように外れかな」と危惧したのだが、読みすすめるにつれてどんどん面白くなってきた。作中のちょっととぼけたような言い回しや、無理筋かなと思っているようなトリックが実は なんてところは実に洒落ている。オチの部分にも感心してしまった。

    0
    投稿日: 2021.08.15
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    やっぱ伊坂さんの小説の伏線の散りばめられ方がすごい!! 伏線の回収の仕方も。 そして読者にエンディングを想像させるような終わり方。 読み終わったあと、思わずまた始めから読み直してしまうほど、面白い。

    0
    投稿日: 2021.08.09
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    第1章を小気味良く読み進めていると、第2章で裏切られる。なんの話だ?と。で、とりあえず読み進める、面白い。第3章に来ると、またわからなくなる。そして、人物の関係性を確認するために、最初から… その繰り返しで読み進め、 わからないながらに最後まで読んでやったぞという達成感と、その中でわかる情報への感情、そしてどうなったのかわからない展開への浮遊感 読み手が変わるときっと得られる情報量も変わるのだろうかという悔しさも込み上げる作品

    0
    投稿日: 2021.08.08
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    江口さんがナツイチの企画で朗読してたので手に取りましたはい(下心)。どうなるの?どうなるの?と続きが気になる展開で読む手が止まらなかった。結末としてはなにも解決してないよね!?でも不思議とモヤモヤはない!1番盛り上がるところで終わる映画みたい。登場人物たちの気配を感じるというか、少しずつ繋がっていくのが面白い。たぶん、生きてるよ。

    0
    投稿日: 2021.08.02
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    テンポ良く、リズム感あり、ウィットに富んだ、いつもながらの伊坂ワールド全開!予測不能のストーリー展開にページを捲る手も止まらない。一見バラバラにみえる話が最後の章で繋がってスッキリする。終わり方も粋。さすがです。解説はネタバレを含むので要注意。

    4
    投稿日: 2021.07.31
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    通勤の往復電車の中で何回もクスクス笑った! ニヤニヤ顔隠せるマスク生活で良かった ラストの寸止め感! 読み終わって、 伊坂せんせーい‼︎って心の中で叫びました 楽しかったぁ‼︎

    9
    投稿日: 2021.07.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かったーーー 江口拓也の朗読動画を観たら続きが気になって仕方なくなって買ったんだけど、大当たりだった。 伊坂幸太郎初めて読んだけど好きになりそう。 岡田のこと大好きな溝口さん可愛い。 2人でバケーション楽しんでほしい。 解説も良かった。 最後の、どうか岡田からの返信であってくれ…!という祈りの気持ちが救われた。笑 もう一回読み直して伏線探しに行きたい。 (余談) HMVのブックカバー、ぱっと見上下分からなくて毎回逆さまに開いてしまう

    0
    投稿日: 2021.07.20
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    伊坂幸太郎は大好きだが、アイネクライネを読んだ後だと、物足りなかった。それぞれの短編のスゴい繋がりを期待してしまった。

    0
    投稿日: 2021.07.10
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    岡田も溝口も悪い仕事をしてるのに、全然悪い人じゃない。 願わくば最後の短編のエンディングの後に再会できるといいな。

    1
    投稿日: 2021.07.07
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    岡田好きだなぁ。 溝口も一見クソみたいな奴だけど、何故か憎めない。 太田のビニールが捲れないくだりとかも面白かった。 やっぱり伊坂幸太郎作品は皆んな良いキャラしてるねー。

    0
    投稿日: 2021.06.09
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    サラッと読めた。けど、それ以上も以下もない。 話の作りは上手いし、さすが。読んでて面白いけど、もうこのレベルの伏線回収だと驚かなくなってる(笑) 伊坂幸太郎に対するハードルが自然と上がりすぎているんだよね。 ただ、最後の話とか含めてすべての伏線回収を自分が把握できていたかというと全然できてなかった。 ちょっと解説サイト読んだりもした。あのショッピングモールの上にいた男の存在とか最初そういう解説ブログ読むまでわからんかったし。

    0
    投稿日: 2021.06.01
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    なんかいいわーな雰囲気満載な伊坂ワールド。不思議な魅力を持った人が多い中、高田のキャラは逆に新鮮だった。

    1
    投稿日: 2021.05.30
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    残り全部バケーション。 このフレーズが最高。 実はお父さん、浮気をしていました! の軽快さも最高 自分以外のひとを、守れる人、救える人になりたいなと思いました。

    0
    投稿日: 2021.05.30
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    ショートストーリーが、どこかでつながっていて伏線回収。 最後の一文には祈りたくなる。 感謝で繋がる方が気持ちいいよねと思うお話。 伊坂幸太郎らしく読みやすいお話でした。 2021.5.26

    0
    投稿日: 2021.05.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    めちゃくちゃ好きな1冊。岡田の言い回しや考え方、一連のストーリーにワクワクさせられた。私も残り全部バケーションにしたいな〜!!10年早えって言われそうだけど

    1
    投稿日: 2021.05.19
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    怪しげな仕事をする溝口とその相棒のやりとりが小気味良い。それぞれの会話は漫才かコントかという感じだが、ストーリー展開は人気作家ならではか、実に上手い。伊坂さん何冊か読んでみてわかるようなわからないような。エンディングの締めかたにも唸らされた。

    1
    投稿日: 2021.05.11
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    伊坂さんのために「ほのぼの推理」というジャンルをたてます。断片的で違うお話しなよーでちょっとお間抜けなワルに繋がってる。面白い!

    0
    投稿日: 2021.05.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    3.7 伊坂幸太郎ワールド! 伊坂幸太郎先生の話は作品がリンクしてるのが面白いですね 溝口がでてくるとは!

    0
    投稿日: 2021.05.04
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    伊坂さんの文章は、本当に読みやすい。裏稼業の人が出てきたり、変わった離婚間近の家族が出てきたりと、登場人物を見ると非日常で理解しにくいはずなのに、いつの間にかその世界観に引き込まれています。 また、裏稼業をやっていて“悪い奴“のはずなのに、どこか愛着が湧いてしまい、憎めないんですよね、主人公の溝口と岡田を。 短編同士が徐々に繋がり一つの物語になる過程が面白く、どことどこがリンクするんだ?と興味津々に読み進められるし、最初の短編と最後の短編は結末が書かれていないが、それでもその後を予測させるヒントが物語に散りばめられていて、その後どうなったんだろう?と考えるのが面白いです。 溝口と岡田の今後が、残り全部バケーションになっていることを願います。

    0
    投稿日: 2021.05.03
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    岡田とひょんな出来事で知り合った家族のこれからという物語かと思いきや、裏稼業のマヌケでちょっぴり熱くなれる話で面白かったです。短編小説みたいな、でもちゃんと繋がってる。時間をかけて読んでいたので、登場人物を忘れそうになりましたが、それぞれのキャラクターが立っていたので、読みやすかったです。岡田はどこかで穏やかに生きていると思います…!

    0
    投稿日: 2021.05.02
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    すごく好きです。よし、また頑張ろうって思いたい時に読み返します。伊坂幸太郎のことをつくづく好きだなあって感じます。

    0
    投稿日: 2021.04.26
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    生きててくれ、岡田よ…!!! 伊坂さんは窮地を切り抜ける仕掛けや伏線がすごい反面、時々ふっと登場人物を殺してしまう(AXの兜は本当にショックだった)。 けれど、岡田くんは死んでいないと信じている 最初に出てきた家族もどうなったのだろうか また一緒に暮らそうとかそういう安易なハッピーエンドは期待していないけど、何年か経って同窓会みたいに集まったり花束みたいな恋をしたみたいに納得の状態でこの先過ごしたりというのは願うことろだ

    0
    投稿日: 2021.04.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    すごく好きな作品!世間的には悪者な溝口さんと岡田だけど、根本が悪人には見えず、どこか憎めない。岡田には生きていてほしいなぁと思った。数珠繋ぎのように登場人物がどんどん繋がっていくのが面白かった!

    0
    投稿日: 2021.04.15
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    「頼むぜ。車間距離ちゃんと取っておけよ。いいか、距離感なんだよ、人生は」 序盤に出てくるこの一文で、伊坂さんだなぁと思う。あんまり賢そうなセリフじゃないのに不思議と深くて刺さる。 終わり方が伊坂さんのストーリーにしては珍しいタイプに感じた。

    1
    投稿日: 2021.04.08
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    終わり方、新しかったな。 どう繋がるのコレ?って人達が絶妙にまじりあっていくのがさすが伊坂さんだなと思った 悪い人やいかつい人がスイーツ好きってなんかいい

    0
    投稿日: 2021.04.03
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    久しぶりの大好きな伊坂幸太郎さん。 登場人物の軽快な感じがサラサラ読める。 裏稼業の溝口は、全然タイプの違う相棒?と仕事を組めるしそれぞれが思いやっている感じをみると、なかなかの人徳者なのかもしれない。まぁ当たり屋やってる段階でそんなことは言ってはいけないか。 ラストのメール。みんなの幸せに繋がるといいな。

    10
    投稿日: 2021.03.13
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    久々に伊坂幸太郎の小説を読んだが、すいすい読めて時々クスッと笑えるシーンが相変わらず魅力的で、著者をまた好きになれた。 岡田と溝口の絡みが平和だった。

    0
    投稿日: 2021.03.12
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    ちょっと、通常では考えられない世界が伊坂幸太郎の小説の中には存在する。フィクションなのだから当たり前と言われればそうなのだが、なぜその構想に至るのだと感服してしまう。やはり私的会ってみたい作家No.1である。 今作はとにかく伏線回収に忙しい。これは伏線に使われるだろうなと構えられるものもあるが、え、そこも?あれも?と、気を抜いたら取り残されてしまう。そして読み直す度に新たな伏線に気付く。タイトルにもあるが「もう俺の人生、残り全部、バケーションみたいなものだし。」というセリフ。これは第一章と最終章で岡田と溝口がお互いのいない場で発するのだけれど、そこがいい。岡田らしくて、でも溝口らしさも含まれていて、私の中にスッと落ちた。お気に入りのセリフだ。どちらが影響されたのかは知らないが、どっちもどっちなような気もしなくもない。 解説を読んで首がもげるほど頷いたが、伊坂さんはこちらに絶大な信頼を寄越している、と常々感じるラストを用意しがちである。 チルドレンが好きな人は今作を絶対好きになれるし、今作が好きな人はチルドレンが絶対に好き。ザ・伊坂幸太郎を読んだ気分。

    16
    投稿日: 2021.02.27
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    最近ハマっちゃって著者買いしています。 冒頭に出てきた一家離散しようとしている家族と、いわゆる悪いやつとのやりとりがどう進んでいくのか、気になってしまって読み進めました。 悪い奴の方の生い立ちとか触れつつも、話全体としてはばらけていたように思えますが最後は繋いでいく感じで、読み手に想像させるという。 さすがです。 個人的にはタイムマシン的なやり取りを取り繕う件が好みでした。裸の男とか、実際に映画を観ていたのでわかる人からすればツボかと思いますが、どうでしょうか?

    17
    投稿日: 2021.02.25
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    伊坂さんっぽさ満点◎ そしてラスト、終わらせ方好き。 解説を読んだら、もう1度読めば面白さが増えそうと思い、また近いうちに読んでみようと思う。

    1
    投稿日: 2021.02.11
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    五つの短編、三章まではたくさんの人物が出てきてすごく内容に引き込まれた。最後でどんでん返しがあるんだろうなと期待しすぎたせいか、予想外ではあったがイマイチぱっとしない終わり方だった。第一章のあの家族と岡田は結局どうなったのか気になる。

    17
    投稿日: 2021.02.06
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    伊坂幸太郎と東野圭吾とごっちゃにして何となく毛嫌いしていた自分を全力で殴りたい。 バラバラの章が再びひとつの軸に構築されていく様子には快活さすら感じる。 岡田の人間臭さや、溝口の泥臭さ、やっぱり私は嫌な人が居ない本が好きだ。 伏線をかき集めると見えてくる、希望のあるラストに感動!本当に面白かった!

    1
    投稿日: 2021.02.03
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    久々に、伊坂幸太郎。 帝王切開が怖くて、入院前に「とにかくハッピーになれそうな小説...!!!」と思って選びました。 本当に「残り全部バケーション」って、素敵な発想。そう考えるとやりたいこと、なんでも出来そうな気がする。 家族が解散するところから始まる、普通ならなかなかヘビーな展開だけど、そこからテンポよく話が進んでく。 また、他の作品も読みたくなったな。

    0
    投稿日: 2021.01.27
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    ドキドキとした緊張感のまま終わりを迎えて。アレ?どうなったの??!と気になって仕方がない。読み終わっても悶々とすることでまだ物語から逃がしてくれない、そんな感じ。

    0
    投稿日: 2021.01.09
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    「飛んでも八分、歩けば十分、メールは一瞬。だとしても、飛べるなら、飛ぶべきだ。そんな経験、しなきゃ損だろうが」

    0
    投稿日: 2021.01.02
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    出だしの巧妙な引きつけ方、飽きのこない話、そして意外性のあるエンディング。まさにこの作者の力が十分に発揮されてしるといえる。

    0
    投稿日: 2020.12.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    溝口にしてやられた!普段、あらすじをまともに読まずに本編を読み始めるのですが、たまたまあらずじが目に入り「裏家業コンビ」なんて書いてあるから、コンビものなんだぁとぼんやり思って、読んで、最後の最後でやられました。溝口はメインでした。ちゃんとコンビしてました。溝口、最後の方までサブよりのメインくらいな立ち位置だと思ってたのに!伊坂さんはダメダメなのに人の良いおっさんを書くのがめちゃくちゃお上手ですよね。タイトル含めセンス良く、とてもおもしろかったです。ダメおっさん香る『AX』も買いたくなりました。

    0
    投稿日: 2020.12.12
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    短編で話が進んでいきますが、最後の最後で伏線回収して話が一気に繋がる感じが清々しかった! 伊坂幸太郎さんらしい作品です。 犯罪すれすれの仕事を生業としながらも溝口と岡田コンビの会話はどこかとぼけてて読んでて可笑しかった。憎めないキャラクター設定も伊坂さんの作品には多く登場しますね。岡田は生きていてほしいし、溝口も殺されずに生きてほしいな〜。 残り全部バケーションという考え方、凄く良い!

    0
    投稿日: 2020.12.10