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タイガーブックス 手塚治虫文庫全集(1)
タイガーブックス 手塚治虫文庫全集(1)
手塚治虫/講談社
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総合評価

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    開高健は昭和39年頃、漫画ブームとて渉猟濫読した後「手塚治虫だけが読む価値がある」とした「画に可笑しみとペーソスがある」優れた芸術に共通。BJが東大医学部学生の選ぶ医療漫画のベスト1であるように/ストーリーは出たとこ任せの継ぎ接ぎ(長編では顕著)、キャラは使い廻しだがパトロンの即興の注文にも見事な作品で応じたハイドンのように古典として輝きを保ち全作品が読む価値がある/赤旗日曜版に昭和49年一年間連載された『タイガーランド』、以外にもハッピーエンドとなる。サヨクは敗者の美学を不可知 『タイガーランド』 「赤旗日曜版」に一年間連載。 〈母親喪失〉のモティーフで始まり 超能力を使ってハッピーエンド。さすがの手練れ職人芸。 『悪右衛門』 『原人イシの物語』ロックが出演、かなりの脚色だが、手塚の関心の広さがわかる 『低俗天使』 正体が未来人とは。 『ぬし』

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    投稿日: 2020.06.27
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    表題「タイガーランド」は人間と動物の友情を描きつつ、環境問題に警鐘を鳴らす(鳴らそうとしている)意欲作。新聞連載時の1974年が寅年だったのでトラが主人公になったらしい…。安易だ…(笑)。 シロボシ(クロボシ)、ジロチョーはじめ、動物の動きがいつも生き生きしているところがさすが。さりげに『ワンサくん』の犬たちや『三つ目がとおる』の和登さんが特別出演しています。

    1
    投稿日: 2011.07.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『タイガーランド』 『悪右衛門』 『原人イシの物語』 『低俗天使』 『ぬし』

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    投稿日: 2011.06.17