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ガットショット 1
ガットショット 1
佐藤まさき、日本ポーカー協会/双葉社
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総合評価

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  • コンビイフスキーのアイコン
    コンビイフスキー
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    人の顔色を伺ってばかりのJKが人間観察力の才能でもってポーカーする話。今まで有りそうでなかったポーカーに絞ったのは素晴らしい。 だた、人の顔色を伺うのは自分がよく見られたいという欲求であって、他人を観察する力とは別物だと思う。人間観察力が高いんなら虐められたりはしないんじゃないかな。その辺りの設定がグダグダで残念。 ポーカーの説明が「5枚ずつカードを配って役を作るアレ」という雑な感じで、おそらくポーカーのルール説明等を省いてキャラの表情だけで見せる方向だと思う。 でもポーカーとブラックジャックの区別がつかない自分には、やっぱり説明が足りない。主人公が勝利に至った説明が「違和感」という便利な言葉ばっかりで、説明になってない。キャラクターが何を基準にどう感じてるのか、その判断に納得できる程度の材料ぐらいは最低限与えてくれないと、漫画を読んでも主人公たちの思考を上手く辿れない。 1巻だけでも読むのが辛くて流し読みになった。

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    投稿日: 2020.09.11
  • 高校生ポーカー漫画

    ポーカー部の女部長は、転校間もない二年生の女子にポーカーの才能の片鱗を見て、部活へ熱く勧誘するのです。 ポーカーはギャンブルではない、運だけでは勝てないということを、読者に納得させるだけの説得力もあり、高校生が部活に打ち込む青春ストーリーとしても成立しています。 転校生のポーカーの才能というのは、親の都合で転校を繰り返してきた、彼女の過去と入部の決断材料と関係してくるのですが、そこは読んでのお楽しみ。 カジノポーカーの定番ルールであるテキサスホールデムの基本知識も丁寧に解説されており、タイトルにもなっているガットショットも何のことなのかわかりますよ。

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    投稿日: 2015.10.18