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王道ヒロイック・ファンタジー
魔神を倒し13人の英雄、その中でも「神殺し」の称号と「神殺しの武器」というチートを持つ主人公、序盤でこれらの説明がされる中、物語の終盤までずっと自分は弱いだの、英雄じゃないだの、ゴブリン5匹倒す時も怪我がなくて幸運だ、不意打ちがやっとだぜ、オーク10匹以上いて分が悪いだ、倒せるとは思うが怪我をするかもしれない、いや怪我だけで済めば運がいいか、等々。 とにかく主人公の俺は弱い発言が物凄い、序盤でチート持ちだと言ってんのに何言ってんの?と思ってしまう。 終盤でチート武器が魔神や魔神の眷属など魔神のみに特化したモノであり、通常のモンスターにはちょっと質の良い武器でしかない、と言う説明が入るが、それをもっと最初に言っといてくれよと本当に思う。
3投稿日: 2016.07.20- 菊月茉莉"powered by"
悪くなかったけど、テンポゆっくりめなのがちょっとうだうだしたのと、あと主人公の女好きアピールがとにかくしつこくて閉口した。俺が気になっただけかもしれないけど。ほんと数ページごとにそういう描写があったようなイメージ。十代かよ。一応次も読むとは思うけど、早々に飽きそう。
0投稿日: 2016.05.19 - 柏葉"powered by"
読書メーターで結構評判が良かったので期待して購入したのだが、期待外れだった。 本の半分を過ぎてもまだ弟子となる少女と出会って倒すべきオークの偵察をしただけ、とテンポが遅い。表紙イラスト4人のうち、上2人は最後にちょこっと登場するだけ。 web小説らしく起承転結の緩急があまりなく、盛り上がりにかける。 主人公とその相棒であるメダルとの軽口めいたやり取りが楽しめないとページをめくるのが辛い。主人公が28才と異世界ファンタジー系主人公としては割と年配で10代のヒロインをからかって遊ぶことが多いが、この本を読むような10~20代は、主人公に共感できるの? 文章は問題なく読めるが、よくあるなろう系の小説の一つにしか思えなかった。
0投稿日: 2015.10.10 ありがちな設定だが、わりと好感
魔神を倒した英雄が、素性を隠して穏やかな・・・というより、かなり怠惰な生活を送っている。 そこにオークを狩りたいと言うド素人の美少女が現れて、見かねて少し真面目に働いてしまったり。 「神殺し」以外、むしろ何の力もないと、本人はやたら卑下しているのだが、他の英雄仲間たちからはむしろ本人が意識していないことまで高評価なのがちょっと面白い。なんだかんだ言っても人柄の良さが魅力的。 他の英雄たちの能力に比べて制約が多いのは事実だが、制約が解かれなくても、エルメンヒルデの作り出す武器はかなり使い勝手がよさそうなのだが。 相棒と呼ばれるのが気に入らないエルメンヒルデ、武器としてもなかなか使ってもらえず。 現代日本とは違う、ゲームとは違うという説明がややくどい感じもするが、微妙な人間(メダル含む)心理がさりげなく描かれている作風に好感。 次は舞台を変え、他の英雄とも接触することになりそうだし、続きも楽しみ。
0投稿日: 2015.08.30