
総合評価
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powered by ブクログいきなり40億の借金をかかえることになったら自分はどうなってしまうのだろうと思いました。経営する中での逆境を生々しく綺麗事抜きに描かれており、この中を耐え抜いてきた湯澤社長は本当に凄いなと感じました!
0投稿日: 2024.09.16
powered by ブクログ非常に厳しい現実と戦い、見事に立て直した内容が書かれていますが、その途中は選択(意思決定)の連続であったのではないかと思います。 その意思決定をした際にどのような考えからその選択をしたのかがもう少し詳しく知りたかった。 ・「一点突破・全面展開」 ・うまくいっているものをひとつつくる。そしてそれを横に展開していく。 ・強みや、すでに持っているものに集中すべき。弱い者こそ、自分の強みや長所を伸ばしていくことが重要。 ・勝てる土俵で戦う。そこに資源を集中する。 ・メイン顧客を明確化し、その人が喜びそうな店をつくる。 ・自社のポジションを明確に決めたら、次にすべきは、ひとつひとつの取り組みをターゲットイメージに矛盾のないように統合すること。 ・自社の強みにフォーカスし、長所を生かす。そして、すべてを統合していく。
0投稿日: 2020.12.01
powered by ブクログ実際こういう事ってあるもんなんですね。 結果、良い方向に進んだけれどこれが悪い方向に進むとなると果たしてどのような展開になったのでしょうか。そちらの方も気になってしまうのが人間の性だというもの。
0投稿日: 2019.10.31
powered by ブクログ人間ヒストリーを読むのが大好きな私。(╹◡╹)それぞれどの様な考え方で人生を生きているのか、知るのが好きです この本を読んで、、 人間って、限界ってないのかもしれない。あるとしたら自分の気持ちなのかもしれない。小さい事で悩んでる自分の小ささ。どんなことも、へこたれず諦めない心、強烈に感じ、力をもらいました。 絶対大丈夫だ。人生は。
0投稿日: 2019.09.19
powered by ブクログ以前読んだ『100回失敗、50億失った、バカ社長』とタイトルが似てるので読了。100回失敗の方は起業をしまくりトータルで50億円の損失をだした串特急の創業者の話である。対して本作は、大手ビール会社社員が年商20億円のワンマン社長の父を亡くしていきなり40億円の負債を背負った点に違いがある。 わたしは後者に存在が近いので、この本は他人事ではないなと感じてた。自分だったらどうするか、どういうことができるかと想像しながら読み進めた。打開策の中には今の飲食業界では標準的に導入されている制度や一般的な戦略・手法が登場していて、こういう風に使うのかと実例を示していたのですごい面白く臨場感があった。 本作の展開は色々な場面に置き換えられる。本作では借金まみれの企業であるが、例えば高度成長期に差し掛かる日本経済だったり、例えば今特徴を持たない自分自身だったり。自己啓発本とは異なるので、この本でモチベーションをあげることは難しいが、困難なことに立ち向かっているならば、その打開策案がこの本で提示されているのではないだろうか。
0投稿日: 2018.02.09
powered by ブクログサラリーマンが急に社長になり、40億円の借金を背負う。考えただけで恐ろしい。 人の心は思い通りにいかないということ、金の問題を前に正気を保つことが難しいことを改めて認識。 理論的なことが書かれた本より、実体験である分こちらにも思いが伝わってきます。 居酒屋は中小でも大手に勝てるチャンスがある。 イケてる感が大切 一点突破・全面展開
0投稿日: 2017.12.30
powered by ブクログ最近、忙しく久しぶりに完読できた本。神奈川にある湯佐和の2代目社長の借金返送ストーリー。 当時の心境や、悩みなどが赤裸々に語られているし、文体も実体験に基づく内容なのでスラスラ読める。 36歳から16年間かけての経営創業話は、押し付けがましくもなく、共感できる内容でした。 以下少し抜粋 ------------------------------ ・当面策で頭がいっぱいになるのを避けるため、根本策と考える場所と、当面策を考える場所を物理的にわけることで考えることにした。 ・厳しい現実の波に揉まれているときは、、本当は自分都合の逃げやごまかしと気づかずに、意思決定をしてしまうことが有る。目の前の状況から逃げたい気持ちや、問題から目をそらしたいという動機で意思決定をすると結果はたいていうまくいかない。
0投稿日: 2017.12.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
私の地元にある居酒屋チェーンの話しということで読み始めました。 どんな苦境にあってもあきらめなければ成し遂げられるという勇気をもらえました。 また、中小企業を営む上の存在意義やあり方を学べました。
0投稿日: 2017.10.21
powered by ブクログ年商22億で40億借金 一点突破 自分の気分を把握する。 場所を変える。根本策も考える。言葉に気をつける。 音楽(威風堂々)、映画(ゴッドファーザー)、本(わだつみのこえ)で気分をあげる。 期限を区切る(手製の日めくりカレンダー) お客様の観察 ビジネス書は役にたたなかった。 未然に防ごう。
0投稿日: 2017.10.20
powered by ブクログ本屋の平積みをパラパラ読んでたら止まらなくなって、1時間半くらい立ち読みして読了してしまった。全体を通じて面白かったことと、巻末のメッセージがいつかの自分を奮い立たせるかと思い、読了後に購入。 大企業に勤め、海外駐在まで経験して順風満帆な人生が一転、40億の借金がある飲食系中小企業の社長に。日々襲い来る借金返済のプレッシャー、店舗で起こるトラブル。それだけでなく幹部社員の死、ノロウィルス、店舗の火事など、地獄を何度も見ながら、折れずにコツコツ削るように莫大な借金を返していく話。(大企業でコマとして働くより‥的な論調ではあるが、キリンビールで学んだ知識やMBAで学んだ?マーケスキルを発揮してるのも面白い) 窮地を乗り切った人の人生談。薄いビジネス書を読むよりもオススメです。読み手を思ってる感じも良かったです。人生ヤバくなったら読み返そうと思います。
0投稿日: 2017.09.23
powered by ブクログ作者はとてもビジネスの能力がある人だと感じたが、その作者が逆境の中で、自分をどうやって保ったかという部分に読む価値があると思った。
0投稿日: 2017.03.17
powered by ブクログリアルを感じる本。 借金を背負ってから立ち直るまでにこれでもかと多くの災難がある。そこからの抜け出し方や感じたことを細かく書かれているのですごく勉強になった。 セミナーを聞きにいき追い詰められた限界を感じた。 そこから人は大きく変化すると改めて感じた。
0投稿日: 2016.11.14
powered by ブクログ一流企業のサラリーマンで順風満帆に行っていたところに、突然の負債を抱えた家業を継ぐ事になったストーリー。それは、作り話ではなく事実に基づいた出来事。40億円の借金がのしかかり、知らない間に家業を継ぐような形へ。それは本人の希望とは全く別で進んでしまった流れに。それも運命なのだろうか?と感じてしまう。これは、作り話ではない実際の話を元に書かれていますが、それでもタイトル通り「なんとかなる」と言う印象が強く残りました。
0投稿日: 2016.04.06明けない夜はない
1999年父親が倒れた時の湯澤氏は36才、殿様商売と言われたキリンビールがスーパドライに追い上げられた逆風の時期だ。親の仕事を継ぎたくない湯澤氏は一点突破・全面展開でなんとか販路を広げていく。当時の営業現場ではなんのためにやってるのかわからない行動があまりにも多かった。誰か1人の成功体験が理由もなく受け継がれていたからだ。湯澤氏は常に一般化する事を考え「セールスの達人になるための50の事例」という冊子を社内に配る一方で、浪花節のドブ板営業で結果が出る事を覚えていった。まるで将来の予行演習をするかの様に。ニューヨーク駐在に続いて医薬事業の海外子会社の管理業務を務めそろそろまた海外転勤という時に居酒屋を経営する株式会社湯佐和を継ぐ事になったのだ。 湯佐和の年商は20億そして借金は40億、1日当たりの返済が105万なのに資金はショートの連続でなし崩し的に仕事を継ぐ事になった湯澤氏はとにかく資金繰りに奔走する。28億を貸している地元の信用金庫は返済額を下げる事に合意してくれたが、サブのメガバンクは非情だった。「よかったですね。・・・・つきましては、その下げてもらった分の一部を当行への返済に回していただきたい。」結局メガバンクも支払いを月100万円下げてくれる事になったが止めのセリフがこうだ。「湯澤さん、もう一度、ここで手をついて「お願いします」と支店長に頭を下げてもらえますか?」資金を引き揚げられるとひとたまりもない湯澤氏は銀行に対しては最新の注意を払う。そう簡単に倍返しはできないのだから。まずい状況ほど自分から出向いて説明し、すべてにおいて銀行を優先した。「相手の意向や事情をつかんでおかないと、ある時ばっさり切られる事になると思った。」銀行相手に限らないのだが。 社内もボロボロだった。板前の勤務中の飲酒は常態化し、売上金の持逃げや板前同士の喧嘩、お客様への暴言など、信じられない事が続々と発生した。グループ33店舗に店長は2人、各店舗にスポーツ新聞の3行広告で集めた流れの板前が2-3人、金銭管理とお客様対応は責任感の強いパートに押し付けられ、社員は本社に女性事務員が1人。数年前に営業部長と管理部長が子飼いの店長や板前を引き抜いて退職し独立して成功していたというのだから元々問題はあったのだろう。そして店舗はほったらかしで運営されていた。 とにかく資金を回すのを優先するため、板前が止めて店が開けないと途端に行き詰る。不正を働いた社員を問い詰めると開き直られそれ以上追い込む事ができなかった。今ならそんな会社は潰して継がなきゃいいだけだと考えるのだろうがまだ倒産はそれほど一般的ではなかったのだ。そんな中で湯澤氏は死ぬ気もないのに地下鉄に無意識に飛び込もうとする自分に気がついた。2000年4月湯澤氏は覚悟を決め5年間だけ頑張る事に決めた。この時残り34億。 最初にしたのが破産計画の立案、最悪の最悪で何が起こるのか?冷静に考えると連鎖倒産を防ぐため支払いの順番を決めると後は破産するだけだ。家は差し押さえられたとしても夜逃げすることもない。 ・5年の間、たとえ借金が減らなくても、逆に増えたとしても気にしない。 ・とにかくこの5年間は会社を継続することだけに専念する。 ・5年経って状況が何も変わっていなければ、最終計画に従って会社を清算する。 サラリーマン時代同様にまずは1店舗だけの成功を目指した。後の店舗は金さえ回れば大きな問題以外はほったらかしだ。選んだのは営業時間を守らず、板前がお客様の横で一緒に飲んでた「戸塚店」だ。500万かけて改装しアルバイトを雇って丁寧な接客をさせた。新たに店長を雇い板前を外に出させないようにした。そして、その店は以前より流行らなかった。若い感覚を入れようとして外してしまい誰もが居心地の悪い店が出来てしまったのだ。 そしてようやくターゲットを絞る。架空の山本さんは53才、〇〇電気の部長でいつも2-3人でやって来て刺し盛りと冷奴と竜田揚げを頼む。1杯目はビールで後は芋焼酎、この山本さんを喜ばせるのだと。コンサルの勧める女性向けのこぎれいな居酒屋路線は捨て、目当ての店がいっぱいだったらとにかく入れる嫌われない店を目指した。ここまでして成功店が増えてからようやく縮小均衡に舵を切れたのだ。2003年残り30億。 この後も狂牛病、ノロウイルス、火事に支えてくれた社員の死と逆風は続く。ここで湯澤氏がまた変わる。「原因はすべてわたしにあった」と。つまり借金を返すための無理が従業員に無理が従業員に無理を重ねさせたということだ。借金を返したい、楽になりたい、利益を落としたくない。それもすべて我欲なのだと。そんな結論だが少しも説教臭くはなく文章も上手いので引き込まれる。2015年残り1.5億だ
0投稿日: 2016.03.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
父親から借金40億と事業を継承し、金融機関から完済に80年はかかると言われながら不屈の投資で事業を建て直した経営者の一冊。 本書を読んでこれほどまでの逆境があることとそれをひとつずつ諦めずに闘ってきたことには本当に感服しました。 メガバンクから地元密着の居酒屋事業に変わり、状況も激変したなかで著者が感じてきたもの、そして大手企業にない中小企業の素晴らしさ、接客業の素晴らしさを読んでいてすごく感じました。 本書では著者の数奇な運命だけではなく、経営をどう建て直していったかの戦略についても触れられており、その点でも非常に勉強になりました。 本書を読んで2点重要だと感じたことがあり、まずはすべてが協力してくれる人がいて成り立っていることとそのために一人一人ときちんと向き合うことの大切さ、そしてその人たちへの感謝することだと感じました。 そして、どんな状況でも諦めずに立ち向かうことが大切であることも感じました。 本書を読んで本当に勇気をもらい、そして人生を歩んでいく上で重要なことが何かを学べました。そして、本書は自分が心折れそうな時また手に取りたい一冊であると感じました。
0投稿日: 2015.11.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
意思決定するのが、経営者の最重要の仕事である 忘年会や歓送迎会の時期には、自由度の高い予約ができることを徹底的にアピールした 新規出店は勇ましく華々しいが、撤退戦はどこかみじめさをぬぐえない 正気を保つ方法:①自分の心の状態を常に把握する努力だ②言葉遣い③自分が見るもの、聞くものに気を配ることだ④原因を自分に探すこと⑤宇宙に思いを馳せること 中小企業は「大企業になれなかった会社」ではない わくわく感こそが人を動かす原動力だと思った
0投稿日: 2015.10.02
powered by ブクログおそらくこの本で伝えたいのは、どんなに逆境にあっても負けるな、きっと乗り越えることができるというメッセージだろう。 しかし私は、そもそもこんな苦労はしなくて済んだのではないのか、自分なら絶対できないししたくないと強く思った。 このような状況に追い詰められた人がいかに「逃げる」ことができるような社会に、そしてその知恵を持つことが必要だと強く強く感じた。
0投稿日: 2015.09.21
powered by ブクログ小説のようなお話。 話の説明がうまいので、わかりやすく、 内容がドラマチックな為、引き込まれました。 中小企業の経営者は必読の書です。
0投稿日: 2015.09.15
