逆に新しいなと感じました。RPGゲームのあるあるネタが満載で小ネタも楽しかったし、最初の方のファミコンゲームの説明書みたいなページも遊び心が満載だったし、ゲームのカセットの中古シールも味があって良かったです。漫画としてみてもストーリーも面白いし、色々と謎めいた部分もあってとても楽しめました。そして、モブキャラ達のその後のストーリーはとても切なくなりました。

いろんな意味でやばい。ゲームが好きでRPG好きなら、面白いと思う。ここまで気味の悪くできるのが凄い（良い意味で）。

ドット絵で書かれた作品。このページを開いた時にクッサ！と言ってしまう紙の臭さも懐かしい感じ。 ゲームクリア時にバグることってあったよね。。そこから始まるストーリー。

メタ的に読者（プレイヤー）は10年20年前からの呼び声にさらされる。それは申し訳なく、だからってどうしようもないだけに悲痛だ。一方現在進行形で進む彼ら自身の物語も切なく、深まる謎は先を見ずにはいられない。Web版からアニメと音を失くした単行本化に疑問があったけど、その分コマ割りの力でまた違った良さがある。徹底した「ハード制限付き」ドット絵の労力も脱帽。少なくとも１巻時点で全てにおいて傑作だと思う。