
登山と日本人
小泉武栄/KADOKAWA
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総合評価
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powered by ブクログ最初はウィキペディアレベルの情報の羅列にうんざりしたが、そういうつもりで流し読むと登山史の概観を得るのには悪くないと思えた。ウィキペディアの情報をこんなにまとめるとしたらかなり労力がかかる。深い情報を知りたければ原典をあたってほしいということなのだろう。
0投稿日: 2023.03.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
まずは、古代ギリシャ史から始まりヨーロッパの歴史をひとなめしながら16c~18cまでの大博物学時代まで語られます。著者の小泉武栄氏は自然地理学、地生態学の教授です。地質学者、植物学者がアルプスを発見、またモンブラン登頂していることからか、詳しく書いてくれています。 日本においては仏教の多様性から始まり、インド、中国と語り、道教から修業の始まり修験道と山岳仏教について。 熊野信仰や空海、御縮山......、とにかくいろいろ知り得てお得な一冊でした。
0投稿日: 2016.09.10
