
女伯爵マティルダ カノッサの愛しい人
榛名しおり、池上紗京/講談社
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総合評価
(4件)4.3
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- kodansha-xbunko"powered by"
教皇派か神聖ローマ帝国派か。要地を占めるトスカーナ領主を父に生まれたマティルダは、その命をかけて一人の男を愛し、守る!
0投稿日: 2016.05.06 - tokiwahime"powered by"
(15-46) ヨーロッパ史で有名な「カノッサの屈辱」事件。名前は知っていても、なんか教皇に破門されてそれを解いてもらうためにひたすら謝った皇帝がいたという程度しか知らなかった。でもその程度しか知らない方がきっとこの小説を楽しめると思う。そうだったのかあの事件にはそんな秘話があったのね!と私はつい思ってしまった。何でその場所がカノッサだったのか納得した。面白かったよ。
1投稿日: 2015.05.29 あの有名なカノッサの屈辱の裏にあった人生をかけた恋とは!?
学生時代!世界史を学んだら必ずと言っていいほど聞いた."カノッサの屈辱"。その史実をもとに、榛名さんがまた素敵な歴史恋愛ストーリーを紡いでくれました! 女伯爵、教皇、気になる肩書きや家族の問題。政争と恋愛、どちらも楽しめます。 ネタバレしないように書くとぼんやりですが、途中一気に読んで、涙が出て、止まらないところもありました。 普通の恋愛ではないかもしれない、でも、それは確かに"愛"なんだ、って思えます。 また、池上さんの美麗なイラストは、想像(妄想)を助けてくれますよ。 終わり方は、相変わらず読者任せな感じですが、想像が膨らんで読了感は悪くないです。 個人的には脇役のステファーノがツボでした!
1投稿日: 2015.05.12- すいの"powered by"
2015年3月購入・読了。 「カノッサの屈辱」までの神聖ローマ皇帝とローマ教皇のくだりを、女城主目線で描いたお話。 すごく個人的な感想ですが、ラストの挿絵シーン(ハインリヒ&マティルダ)がすごくツボです。
0投稿日: 2015.03.08