
総合評価
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powered by ブクログ少し不思議なことが起こる昭和を思い出すSF。 同じ団地を舞台にした短編7編で、話を進めるごとにどこが繋がってるのか想像しながら読めて面白かった。切ない話もあるものの温かみがあって、最後の終わり方は好みが分かれそうだけど良い読後感だった。
0投稿日: 2023.11.23
powered by ブクログこの作家さんの作品は私には合うものと合わないものがあるんですが、これはとても好みでした。ひとつの団地とその近くの神隠しに遭うという立ち入り禁止の森。団地に住むいくつかの家族と人々の絆が過去未来錯綜して広がっていきます。切なくて泣きそうになるものもありましたが、それぞれがきっかけを経て変わっていきます。連作短編の形で登場人物や関係者が少しずつ繋がり、それぞれが最後に見せてくれたものには驚きました。ラスト数ページは好みが分かれるかもしれませんが私は綺麗な読後感を運んでくれてとても良かったと思います。
0投稿日: 2019.06.14
powered by ブクログ【収録作品】しらず森/団地の孤児/溜池のトゥイ・マリラ/ノートリアス・オールドマン/一人ぼっちの王国/裏倉庫のヨセフ/少年時代の終わり
0投稿日: 2019.02.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ノスタルジックなSF。少し不思議。 朱川湊に似ているような。 小さい子の読み聞かせに「風が吹くとき」を選ぶのはちょっとやめた方が良いのでは、と小学生の読み聞かせをやってる身としては思います。。。
0投稿日: 2017.05.16
powered by ブクログSFという触れ込みで読み始めて、気が付いた。 確かにSFである。しかし、「少し不思議」のSFである。 一つのマンモスマンション内で起こる、本当に少し不思議な体験。それも、子供の頃は不思議だったが、大人になったらなーんだ。と思うような不思議な体験が、人と人を繋いでいく。 その人と人の繋がりが小さい暖かみをくれる。 一人一人に物語があるんだなと感じる一冊。
0投稿日: 2017.01.30
powered by ブクログ老朽化したマンモス団地を舞台にした連作短編集。 ちょっといい話の短編種かと思っていたら、最後は乾緑郎らしく、ただでは終わらなかったです。 (図書館)
0投稿日: 2016.03.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
団地を舞台として重なり合う立ち位置の主人公の短編集だが、主軸となる話がないので後付で連作的にした感があり、そのあたりが残念。神隠しの話が主軸となっているわけでもなく、最初と最後で何とかつなげた感がある。こういう話がほかの作家も多く書いているが、もう少しという感じ。もともと違う作風の作者の新境地と思うが、こういう作品も書けますよという意味では十分。
0投稿日: 2015.11.14
powered by ブクログとある団地が舞台のノスタルジック・ファンタジー連作短編7編。不思議さと懐かしさと温かさが適度にミックスされ、読後感も文句なし。ハインラインの傑作「宇宙の孤児」を思い出しました。
0投稿日: 2015.06.30
powered by ブクログ昭和のにおいがプンプンして、なんだか懐かしかった。 短編ごとが絡み合ってるんだけど、いまいちスパイスが効いていないところが残念。
0投稿日: 2015.06.11
powered by ブクログとある団地を舞台にしたファンタジー短編集。各話の登場人物はほんのり関わりあい、時間が流れていく。乾禄郎は今まで最後に裏切られることが多かったんだけれど、これは思った以上に良かった。
0投稿日: 2015.06.05
powered by ブクログ短編集であまり期待せず読んだのが良かったのか意外に面白かった。 連作っぽい作りでもあり登場人物が現在と過去で繋がる作りに。 思い出を満ち足りたものにするのは現在の自分自身なのかも知れない。 「ノートリアス・オールドマン」と「裏倉庫のヨセフ」が良かった。 鳥取の仁風閣にある螺旋階段実際に見てみたい!!!
0投稿日: 2015.04.28
powered by ブクログマンモス団地を舞台にした、癒されるほのぼのファンジー。 22才から17年間、マンモス団地に住んでいたので、団地生活の描写は共感出来ました。
0投稿日: 2015.04.22
powered by ブクログ7編のうち、2編のみ読了。うちの1編がすごく良かった。昔からある団地を舞台にした短編集。発売が非常に楽しみ。
0投稿日: 2015.03.05
