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powered by ブクログ野球選手としても、監督としてもすぐれた業績を残した野村克也氏の書。 その教えは、理路整然としていてわかりやすく、感情にあふれていて、人に温かい。 気になったことは次です。 ・原理原則、野球界に関わらず、どの世界でもそれが仕事をするうえでの礎になる。 ・プロフェッショナルなのだから、野球の専門家になるべきである。 ・戦いには4つの要素がある。戦力、士気、変化、心理、その中でも、士気:ムードは非常に大事である。 ・大事になるのは、人間みな人生を生き抜くという使命をもって存在していることを選手に説き、その使命感を選手ひとりひとりに認識させることである。 ・人生は幸福への努力である。 ・一生懸命練習すれば技術は伸びる。しかし、技術だけでは限界がある。 ・世の中に存在するものすべて理がある。 ・決断と判断とは違う。決断とは賭けである。判断とは、頭でやるもの知識量や修羅場の経験がものをいう。 ・小事が大事を生む。頂点に立つということは小さなことの積み重ねだ。 ・野村野球はデータ野球というがそうではない。データとは試合の前までに用意するもの。一方情報とは試合の中で拾うものである。 ・エースと4番は、鑑でなければならない。彼らの行動にチーム全体が正しい方向に進めるかどうかがかかっている。中心になる選手がいるからチームはうまく機能するのだ。 ・選手の成長のためには個人記録やタイトルは絶対に必要なものである。 ・仕事をする上で必要なこととして3つの能力が必要とされる。問題分析能力、人間関係能力、未来創造能力である。 ・人間3人の友人をもて。原理原則を教えてくれる人、師と仰ぐ人、直言してくれる人。 ・将来性ほどあてにならない言葉はない。 ・いずれにしてもやる気を見せないかぎり、お金を払って試合を見に来てくれるファンの前で使うわけにはいかなかった。 ・チームをつくるにはまずひとりひとりの選手をつくらなくてはならない。 ・無知であることを自覚させ、無知は恥なのだと気づかせなくてはならない。 ・まず社会人としての最低限の常識・礼儀・マナーをしつける社会人教育こそ重要なのである。 ・私は、3つのポイントをもとに実践指導をしている。それは、ツボ、コツ、注意点である。 ・地位が人をつくる。 ・士は己を知る者のために死す。 ・この選手を力いっぱい育ててやりたい、立派な人間にしてやりたいとおもったとき、何も誉めたり優しく接することだけが愛情ではないということだ。 ・元首相の中曽根氏が良く使われる言葉に「結縁、尊縁、随縁」がある。人生とは縁である。縁を結び、縁を尊び、縁に従うという意味だ。 ・人間学のないリーダーに資格なし。 目次は以下の通りです。 はじめに 第1章 意識改革で組織は変わる 第2章 管理、指導は経験がベースとなる 第3章 指揮官の最初の仕事は戦力分析にある 第4章 才能は学から生まれる 第5章 中心なき組織は機能しない 第6章 組織はリーダーの力量以上には伸びない 第7章 指揮官の重要な仕事は人づくりである 第8章 人間学のない者に指導者の資格なし 終章
9投稿日: 2022.06.05
powered by ブクログ自分は野球に関してはあまり興味はなく、より一般的な人材育成/マネジメントの知見を期待して本書を読んだ。そういう意味では、野球成分が思ったより多く、期待していた内容とは少し違った。(これは本書が悪いわけではなく、単なる期待値との差。) ただ、当然、参考になる点もあったので、メモしておく。 ・弱いチームでも、相手よりも進んだことをやっているという優位感を与えることができれば、大きな効果を生み、戦力となる。 ・頂点に立つということは小さいことの積み重ねだ(イチローのセリフ) ・「どの道を取ったか」「何を選んだか」という小さな選択肢が、周囲に影響を与え、その人間の評価につながり、そして最終的にはその者の人生を運命付けていくのである。 ・若い時に学んだ経験や学習はあとになって必ず活き、逆にそのときに苦労しなかった選手、考えなかった選手はベテランになってからも同じ過ちを繰り返す。 ・監督は「気づかせ屋」でなくてはならい。判断基準を教えて、その基準をレベルアップしていかねばならない。 ・誰にだって不平不満があるが、それを口にするかしないかが、いい組織とダメな組織の境界線になる。不満のない人はいないが、それをぐっとこらえる抑制術は人間教育ができていないと持ちえない。
1投稿日: 2024.03.06
powered by ブクログ〈投手編〉 シュートをなげる選手が意外に少ない。 標準的な球種は、直球とスライダーとシュート、決め球にフォークかチェンジアップ。 コントロールがなければ投手と言えない。 内角あるいは外角一辺倒の配球は球質が良くても打たれる。 球の緩急もそうだが、投球フォームの緩急も必要。 変化球は、急速と制球の不足を補う。 〈戦術編〉 野球選手は、野球博士になること。 野球は強い者が必ず勝つとは限らない。 常勝西武は、データ野球に長けていた。 負けゲームでも選手のモチベーションをあげることが大事。 センターラインが重要。キャッチャー、ショートは打撃二の次。 「のびのび野球」は何年も続かない。 長距離バッターでない者がホームランを打つと勘違いし、スランプに陥る。 〈その他〉 他人がくだした評価こそが正しい。 小事が大事を生む。 若い時に苦労しなかった者は歳をとってから苦労をする。 将来性ほどあてにならないものはない。 社会人野球に高校生を育成してもらう(プロ野球ではなかなか育成できないから)。 社会人野球は、プロ野球の屋台骨を担っている。 いきなり監督になるのではなくコーチ期間が必要。 小学生のコーチが、野球指導者の原点。そこには、チームの強化、育成、指導、管理、実践の全てのエッセンスが詰まっている。 中曽根元総理大臣いわく、「光ばかりでなく影の部分が必要」。 地位が人をつくる。 勝率5割以下のチームがペナントレース3位でクライマックスシリーズに進み、それを勝ち抜き、日本シリーズをも制覇した場合、それを真の日本一と呼べるか⁉︎
1投稿日: 2024.01.03
powered by ブクログヤクルトで古田を育てたイメージが強いけど、元々南海で一流プレイヤーとして活躍した同氏。それだけでない、社会人野球、シニアリトルリーグでの監督経験が、その後の阪神、楽天での名伯楽を生んだんだろうな。組織づくりとは人づくり。昔も今も変わらない原理原則だと思う。
1投稿日: 2022.07.19
powered by ブクログ古本屋で100円で買ってから3年ほど積読していました。 ちょっと手に取って開いてみたら、面白くてあっという間に読み終わってしまいましたw 野球というシンプルに見えて奥深いスポーツをやる上で 考えることの大切さが野村さんの経験を踏まえて具体的に述べてありました。 プロ野球の見方が変わりそう。 プロ野球選手とは、野球を仕事にしてご飯を食べる社会人。 野球だけではなく その社会人としての人格形成、人材育成の重要さ、プロとしての在り方、指導者の責任等について説かれていて、どんな職種の人にも通じる内容だと思います。 野村さんの人生論がとても勉強になりました。 こんなにいい本だったとは... 自分が中学生の時にこの本を読んでいれば、野球への取り組み方が大きく変わっていたのではないかと、少し後悔しましたw プロ野球の発展には、選手や球団だけではなく ファンの責任もあるように思えます。 野村さんがプロ野球界に残した功績というのは計り知れないですね。
1投稿日: 2022.02.20
powered by ブクログ仕事でも通ずるものがある、と感じた ①「人生」と「仕事」は常に連動しているということを自覚せよ(仕事を通じて人間形成、人格形成をしていくということ) ②人生論が確立されていないかぎり、いい仕事はできないということを肝に銘じておくこと ③野球をやるうえで重要なのは目(のつけどころ)頭(考えろ、工夫しろ)感性(向上心、ハングリー精神) ④技術的能力の発揮には「コツ」「ツボ」「注意点」が重要となる ⑤無形の力をつけよ(情報収集と活用、観察力、分析力、判断力、決断力、先見力、ひらめき)
1投稿日: 2021.10.27
powered by ブクログデータ野球を先行してやってきた 野村監督の着眼点や観察力の 凄さが見えた気がする そして何事においても 人間は人間でしか動かせないのだと 感じた やっぱり野球は面白くて奥深い
1投稿日: 2019.07.25
powered by ブクログ名選手・名監督の誉れ高い野村克也氏の人材育成・管理術。 う~ん、野球の戦術についての記述が多くて、違う方面での文章を期待していた自分には少し期待はずれ。 それでも、「なるほどねぇ」、と思わせる内容は、野村氏の経験に基づいた実績のたまものかな。 目から鱗、というような目新しい育成・管理術はないんだけど、実績があるだけに説得力は充分。 ☆3個 ただ、一言だけ。。。 この本をブックオフ津南店に売った人! 本を売るなら蛍光ペンでラインを引くのはやめてくれ!! ったく、常識を知らんのか!? ・心が変われば態度が変わる ・態度が変われば行動が変わる ・行動が変われば習慣が変わる ・習慣が変われば人格が変わる ・人格が変われば運命が変わる ・運命が変われば人生が変わる 元はヒンズー教の教えらしい。
1投稿日: 2015.08.10
powered by ブクログ心が変われば態度が変わる。 態度が変われば行動が変わる。 行動が変われば習慣が変わる。 習慣が変われば人格が変わる。 人格が変われば運命が変わる。 運命が変われば人生が変わる。
1投稿日: 2014.10.19
powered by ブクログプロ野球の指導者・選手、ついで、アマチュア野球の指導者・選手など野球関係者の人たちが最も学べることが多いのではないかと思った。われわれ一般の人間にとっては、組織の管理職もしくは管理職志望の人たちに学ぶところが多い。 僕が組織の管理職の立場で、勉強になったのは以下の3点でした。 ・仕事を通じて人間形成、人格形成をしていく ・絶対に結果論で部下を叱ってはいけない ・リーダーのためという思いから、「チーム優先」に変われる 全体を通じて、「プレーヤー」と「マネージャー」の違いについて理解を深められた。この点については、企業でも応用ができると思う。
1投稿日: 2014.03.02
powered by ブクログ組織はリーダーの力量以上には伸びない。 上原投手の原点能力。外角低め。医師にも原点能力は必要だ。ここは絶対大丈夫というゾーン。
1投稿日: 2013.06.30
powered by ブクログ野球を通して、組織論、管理術について書かれているが、ひとつひとつの点は、一般の会社でもあてはまることばかりで納得できる。 ぜひとも、実践してみたいと思う。 ただ、もしかすると、野球に馴染みがない人は、読みにくいかも。
1投稿日: 2013.03.24
powered by ブクログずっと気になっていた本で、やっとこさ購入。 野球好きにはたまらんでしょう。すごく詳しく書いてますし、ビジネスマンとしての心得なども野球を通して書いているので、個人的には良かったです。ただ、あんまり早読みはできず、じっくり時間のある時に楽しみながら読むのがお勧めだと思います。
1投稿日: 2012.12.11
powered by ブクログ野球にデータを取り入れ、 行動心理学を古今の書から 取り入れた野村監督ならではの 野球観。 そこから、出てくる人生訓は、 本人のパーソナリティーと相まって、 非常に惹きつけられるものがある。 話題のロングセラーなので、もちろん一読の価値は あると思う。
1投稿日: 2012.11.03
powered by ブクログ人間学のない者に指導者(リーダー)の資格なし。 数多くの実績を残してきた野村さんの野球に対する考えやリーダーとして何を考え、どう行動してきたかがまとまっています。 管理する者は、絶対に結果論で部下を叱ってはいけない。 根拠も無く勝負することヤマ勘なだけなので叱る。根拠があって勝負にいって相手もいるので結果がでなくても仕方ない。 リーダーとして常に以下のことを念頭に置いている。 ①リーダーによって組織全体はどうにでも変わる。 ②リーダーはその職場の気流にならなくてはならない。(意義を感じさせ巻き込み奮起させる) ③リーダーの職務は、壊す(信長)、創る(秀吉)、守る(家康)
1投稿日: 2012.08.20
powered by ブクログ以前にも何度か読んでいましたが、内容を思い出せなかったので改めて手に取りました。なんせ野村監督と言ったら「野村ノート」が代名詞の一つになってますからね。野球を志すものとしては外せません。 で、自分の中で「野村ノート」というのは、ミーティングで話されたものがまとめられたものという意識(そのように思い込んでいたという意味では先入観)が強かったため、そこには野村監督が考える戦術や戦略がたくさんつまっているんだろうなと思っていました。しかし実際はそうではなく、いかに選手の心を掴み動かすかといった人心掌握術や操縦法、意識変革の重要性といったものが強調されています。正に、野村監督がチームのトップとして重視する「人を生かす」という考えに貫かれている本です。 「監督の役目というとすぐにチーム作りとなるが、チームを作るにはまず一人ひとりの選手を作らなくてはならない。そういった意味では、監督の最初の仕事とは人作りである」(p179) 組織の前に人である、その人作りに励むのが監督の仕事、組織を作る前提なのだということですね。優れた組織を作らねばと焦って余裕がなくなっているときに思い出したい言葉です。 最後に、今この本を読み終わって思うことは、野村監督が考える戦略ー戦術論を体系的に知っておきたいということです。そんないい本ないですかね? 今の関心はそこに移っています。
1投稿日: 2012.07.08
powered by ブクログ野球を超えた人間学の書である。彼が提唱したID野球は技術と頭脳を融合させた戦略の結晶だ。その哲学は「考える野球」として知られデータ分析と知性による勝利の追求が基盤にある。 野球の枠を超えた彼の教えが読む者に深い感銘を与える理由は人格形成に重きを置いた点にある。野村氏は「性格は変えられないが人格は変えられる」と説く。性格とは生来の特性、人格とは生き方や姿勢の表れであり後者は努力で磨けると信じた。 野球のように戦略を練り自分を高めることができるのだ。この教えは勝利への道筋を示すと同時に豊かな人生を築くヒントである。苦労人ゆえに野球の選手とは、指導者とはを追い求めた。人生の師として多くの人に影響を与え続けているゆえんである。
0投稿日: 2025.01.11
powered by ブクログ野球は見るだけだが、ここまで深く細かくこだわれることは面白く、また暗に野村さんが、「野球だけの話でない」と語ってくれているように感じる。 チームを作る時には読み直したい。また、考え続けてはいるものの、プロセスとはいい準備のことだと読み解け、とても腹に落ちた。
0投稿日: 2023.05.04
powered by ブクログ野村克也氏の野球理論を凝縮したうえで、野球の心理的側面を面白いと感じてもらうために筆を執ったと語られているが、「組織作りは人作り」とあるようにビジネスにおいてもノムさんの考え方は通底するものだと実感できる。基本的には野球の話が前提になるが、ビジネス書の切り口が飽きた管理職レイヤーの方にも。
0投稿日: 2022.08.18
powered by ブクログのむさんの野球に対する理論が凝縮されてきる。 プロフェッショナルたるのも、人間力が必須である。 一流の世界には理論は欠かせない。どれだけ考えているのかで、結果が変わってくる。
0投稿日: 2022.05.31
powered by ブクログ知人に勧められたので、読んでみた。 プロ野球の野村監督が野球指導者としての考えや、やってきたことをまとめたもの。 野球の話を人生や仕事に置き換えた内容かと思ったらほぼ野球の話で、往年の名選手など出されても、野球に詳しくないので、ほぼついて行けず。 けがをしても休まないとかは古い考え方だなと感じた。喋っていることをそのまま文章にしているようで、読みにくかった。
0投稿日: 2022.04.26
powered by ブクログ◼️まとめ ・1つ1つ考えて行動すること、人生は結果は自分の変化の表れ ・何事も積み重ねが大事、努力しないと才能も開化しない(なにが得意かわからない) ・指導者は周りに気づきを与えて組織を動かさないといけない、そのために勉強、経験が大事 ◼️メモ ・心が変われば人生が変わる(ヒンズー教の教え) 心が変われば態度が変わる 態度が変われば行動が変わる 行動が変われば習慣が変わる 習慣が変われば人格が変わる 人格が変われば運命が変わる 運命が変われば人生が変わる ・小事は大事を生む ・勉強してこそ才能は生まれる イチローや野村の成功は毎日の積み重ね 何もせずに才能は見出せない ・リーダーがいかに組織において重要か リーダーがどう振舞うかでメンバーの動きも大きく変わる 組織を引っ張るためには「自分が引っ張る」「自分が勝利に導く」という強引さも必要 根性見せるなどで人格が評価され信頼獲得に繋がる ・指揮官の重要な仕事は人づくり、教育 自由奔放にするだけでは行き止まる 気づきを与えて変えないといけない(精神面、技術面とも) そのために理論、実践とも勉強、経験を積まないといけない
0投稿日: 2022.02.27
powered by ブクログ野球に関して書いてることが主だけど、人生や仕事に対する姿勢、リーダーはどうあるべきか書いてあって非常に為になった。著者の他の本も読んでみたいと思う。 野球をどうゆう風に見たら面白いか、往年のスター選手も出てきて、野球ファンは尚面白く感じるんじゃなかろうか。
0投稿日: 2022.02.13
powered by ブクログほとんど野球に関すること。 野球に詳しくないと意味がわからないと思う。 古田が盆暮れのつけ届けも、年賀状も出してなかったのには訳があったんだろうなあ。 昭和の野球の舞台裏を知れた。 野球好きにオススメ꙳★*゚
0投稿日: 2021.08.21
powered by ブクログ野球の細かい技術、エピソードが盛り込まれた一冊。 これまで読んだ5冊と基本は同じ、ただ、野球の技術的な記載が多い。また、裏話もふんだんに盛り込まれていた。書かれているポイントは、新たに特筆すべきことはないが、細かい裏話が多く、どんな局面でも考えて行動されていることが伝わってきた。社会人、シニアリトルリーグ監督時の学びも、プロでの監督業務に活きているものがあった。どんな時にも考えることの大切さ、そしてやはり人間として成長することの意義を説いてくれる一冊。
0投稿日: 2021.08.14
powered by ブクログ大ヒットした本なのだが、なぜか読んでいなかった。 野村監督の一周忌で思い出して購入。 野球をやる人、見る人には必読か。リーダー論など、一般の社会人や管理職にもためになる「教え」が数多く掲載されている。 意外だったのは、「野村野球=データ野球」と思っていたのだが、あくまで「データとは観察のもととなるもので、試合の前までに用意するものだ」としたうえで、試合の中で「情報」を拾い、賭けに出る。 勝負師なのだ。 「賭けに出ることのない戦い方では、それこそ戦力の差がそのまま結果となり、弱者はいつまでたっても勝つことはできない」という指摘は、きわめて正しい。 本書執筆の時点と状況が一変してしまったのが、セ・パの実力や人気だ。 本書では、前後期制やDHなどが「次々と打ち出されたパ・リーグの愚策の数々」と批判されていたが、それでもパ・リーグは変革を止めなかった。今や、完全にパ・リーグが圧倒的に強くて、人気がある、だ。 パ・リーグ育ちで、かつての不人気っぷりを体で知っているからこそ、野村監督ほどの洞察力をもってしても、現在のパ・リーグの隆盛は見通せなかったか。
0投稿日: 2021.03.12
powered by ブクログノムさん、データを活用したスゴい人、という漠然とした印象だったが、この本を読んで、見識が高くとても豊富な知識量と経験、これまでの振り返りを実施してきたということが理解できた。理論化であり人情家でもある。超一流という結果は、類まれな努力が支えていた。往年の名選手の話や成長の過程のエピソードも面白かった。
0投稿日: 2021.01.25
powered by ブクログ野球マニアじゃないと分からない選手名やルールがあり深くは読んでいないが、野村さんの生き方やリーダー論はためになった。
0投稿日: 2020.09.20
powered by ブクログ能力の低い人(野村克也)が能力の高い人(長嶋茂雄、王貞治)と渡り合うには必死に考えなくてはいけない。 野球だけではなく人生色んな場面で必要な能力だなと思いました。 本当に日本語が上手いと思いました。 小事が大事を生む、判断と決断、人格と性格、 潜在意識と顕在意識。
0投稿日: 2020.08.19
powered by ブクログ仕事→人格形成が大切 プロなら自分の仕事の学者になるべき 意識・思考を変える→考え、行動、結果、人生が変わる 技術だけ磨いてもダメ→+α根拠のある考えが必要 先入観、固定観念を持たない 得意な武器を持つ 洞察力、研究心を養う 弱者には弱者の戦い方がある 適材適所→自分の強みを確立→どうしたら必要とされるか?考えて行動する などなど、過去と現在のプロ野球選手を実名で実話を出してわかりやすく考え方を教えてくれる ピジネスや実生活に役立つものもあると思う。
0投稿日: 2020.06.12
powered by ブクログ「意識づけ」「人と出会い、考え方が変わることでその人の運命が変わる」という言葉は非常に印象的だった。データ野球のイメージが強いが、「人間」や「教育」の面に重きを置いている事を知ることができた。
0投稿日: 2020.06.04
powered by ブクログ指導者は「気づかせる」こと。 答えを教えては、いけないし、やり方を強制的に指導してもいけない。自分で気づかせること。気づかないままなら、気づくように誘導する。あくまでも、自分で感じて悩ますこと、悩みに悩んでから、指導する。 人生と仕事はいっしょである。人間教育なくして、仕事の成功は無い。仮に運良く成功しても長続きしない。なぜ成功したのか、なぜ失敗したのか根拠がある。特に失敗は必ず根拠がある。仕事も人生も原理原則がある。 水は方円の器に随うが印象的。 器も長い物もあれば、短い物もある。大きい物もあれば、小さい物もある。水はいろんな形になる。指導者は間違った指導だけはしてはいけない。良く考えて指導しなければ、ならない。
0投稿日: 2020.04.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最近、いくつか本をとっても、最後まで読み続けられなくて何冊も挫折してしまったけど、久しぶりに読了。野村さん追悼の意味もあったし、野村さんも亡くなって、この本が売れているという話を聴いて手に取ってみた。 この本の中で紹介されている有名な言葉。「心が変われば態度が変わる。 態度が変われば行動が変わる。 行動が変われば習慣が変わる。 習慣が変われば人格が変わる。 人格が変われば運命が変わる。 運命が変われば人生が変わる。」元々はヒンズー教の言葉らしい。まず、何よりも人間教育が大事だという彼の持論の礎になる言葉、なのかな。 あと、こんな言葉もあった。もともとは諸葛孔明の言葉らしい。「優れた人は静かに身を修め徳を養う。無欲でなければ、志は立たず、穏やかでなければ道は遠い。学問は静から、才能は学から生まれる。学ぶことで才能は開花する。志がなければ学問の完成はない。」 そして、野村監督の言葉としては「人として生きる以上、人生と仕事は切っても切り離せないものとなる。人間は仕事でもって人生を生き抜いていき、仕事のなかで人間形成がなされる。裏を返せば人格が仕事の成否を左右するのである。」がある。やはり監督、指導者がやらなければならないのは人間としての教育。そして、最初の言葉に戻るような気がする。加えて、「練習態度から食事の 摂り方、自己管理の方法までしっかりしたものをもっている選手はすべてに模範になる。そうした中心になる選手がいるからチームはうまく機能する」と述べている。そうした中心選手が生まれる背景には「『どの道を取ったか』『何を選んだか』という小さな選択肢が、周囲に影響を与え、その人間の評価につながり、そして最終的にはその者の人生を運命付けていくのである。」という関係性を語っている。頭を使って常に考え、結果から学んで次につなげていく。有体に言えばPDCAなのかもしれないけど、まあそういうことなのかな。いずれにせよ、野球博士になるべく知識を増やし、常に考え、そうした習慣を選手に叩きこもうとしたということは非常に判ったような気がする。一流の選手とはこういうものなんでしょう。
0投稿日: 2020.03.16
powered by ブクログ進歩するためには、そして成果を得ようと思うならば、綿密に観察し、考え、働きかけることを、弛まず継続しなくてはならない。感性の赴くままだけに日を消していては、長持ちしないぞ、という自己啓発でもあり、マネジメントの極意でもある。
0投稿日: 2019.02.10
powered by ブクログ野村監督の野球に対する真摯な姿勢が分かる。野球だけできてもいけない。スポーツ選手でも人間として育たなくては結果を残せない。選手として監督として長らく野球を牽引された野村克也ならではの野球の捉え方である。
0投稿日: 2019.01.20
powered by ブクログ野球指導者は必読の本。 *野球がいかに考えるスポーツ、駆け引きと戦略のゲームなのかがよく分かる *野村氏の、人材育成論、マネジメント論も大変参考になる 私は監督をやっていくうえで、次の5原則に従って職務を遂行してきた ①「人生」と「仕事」は常に連動しているということを自覚せよ(仕事を通じて人間形成、人格形成をしていうということ。) →これは、私自身実感することである。人との関わりの中でしか、人間としての成長はおきえないことだと思う。なぜなら、人間力は、文字通り、人間との関わりの中でしか発揮できない。人間とコミュニケーションを取る中でしか、発現しないものだからである *「人生」という言葉には4つの意味がある ・人が生まれるー運命 ・人として生きるー責任 ・人を生かすーチーム力 ・人を生むー育成 *不確定要素の多いスポーツにあって、常に安定した成績を残すためには、やはり原理原則に基づいた実践指導が何よりも大切となる →ビジネスにも当てはまる。不安定な戦場こそ、揺るぎない人生の法則というものを心得るべし *決断は度量の広さでやる。判断は頭でやるもの *諸葛亮孔明の言葉 「優れた人は静かに身を修め徳を養う。 無欲でなければ、志は立たず、 穏やかでなければ道は遠い。 学問は静から、才能は学から生まれる。 学ぶことで才能は開花する。 志がなければ学問の完成はない。」 *早くにプレイングマネージャーになってしまったがゆえに、自分のわがままさ、自己中心さが自ずと選手に 伝わってしまった →早くから裁量権を握りすぎるのも、よくないことがある。人間、謙虚さが大事である。ベンチャー企業で働くときも、内省することを心がけるべし *4番とかエースは育てられない →将来的に花開く選手はほとんど即戦力だった →ビジネス界にも、同じことが言えると思う *超ローコンテクストなコミュニケーションスタイルの星野監督によって、阪神は復活を果たした。ノムさんよりも、もっと熱く、直接的な監督が必要だった *監督と、選手の要求するものは常に相反するものである *4番は、何よりも試合を休まないことが大事。金本がいい例 *野球は点を防ぐゲーム *人間教育ができて初めて育成といえる
0投稿日: 2018.12.25
powered by ブクログ"日本球界の至宝"ノムさんの著作はこれまでに何冊か読んだが、その元祖とも言えるこの本は実は未読だった。 ということで、満を持して読んだ一冊。 読む前から想像していたとおり、やっぱりこの本はただの野球本ではなくて、ノムさんの人生哲学が読める。 例えば、こんな箇所。 人として生きる以上、人生と仕事は切っても 切り離せないものとなる。人間は仕事でもって 人生を生き抜いていき、仕事のなかで人間形成 がなされる。裏を返せば人格が仕事の成否を 左右するのである。 人間形成、人格形成。そういうことは仕事を やっていくうえでいちばんの基本になる。 だから昔から、世のため人のために一生懸命に 頑張れ、といわれてきた。それが結果的には 全部自分に返ってくるのだからと。だが自己愛 に生きている人間は、なかなかそこまで人格者 にはなれない。 さらには、ワタシが感銘を受けた『かばんはハンカチの上に置きなさい』に登場したある言葉が、この本の中に「私が心打たれた言葉」として登場 してくる。 自己啓発本に分類されてもまったく遜色のない内容に、ひたすら唸る。 もちろん、野球そのものについて書かれた箇所も唸る箇所があちこちに。 「あぁ、そういうことか」とストンと落ちたのは清原についての分析。説得力十分。 驚いたのは、先日現役引退を表明した阪神・赤星についてこの本の中で触れていたこと。(本書が単行本として出たのは2005年) 引退表明に関するノムさんの談話を、マスコミが「師弟愛」と評していたが、それを裏付ける内容 がこの本の中に! それにしても、この"至宝"をグラウンドで見る ことができないのは残念すぎる。
0投稿日: 2018.11.18
powered by ブクログ野球を見ないので、選手名が出ている所はすっ飛ばして読みました。好きな人にはおもしろいかも。決断と判断の違い、巻末のバッティングゾーンの絵(テレビなんかで見るストラックアウトは9分割ですが、ここでは99分割。プロは10倍の精度をもつってことかな?)が気になった。
0投稿日: 2018.10.16
powered by ブクログ読んでよかった書籍の中で、5冊に入るであろう良書で間違いない。 言いたいこと言って愚痴ってるイメージあるが、大変素晴らしいリーダである。 30過ぎて、監督兼選手など果たして出来るであるか、己が。 無理だ。40になろうと人を指導することは極めて難しい。
0投稿日: 2018.10.15
powered by ブクログ野村克也による啓蒙書。 「野村ノート」という名前通り、彼の技術論、人間論などが余すところなく書か照れている。
0投稿日: 2016.08.29
powered by ブクログ[2016.19]野球の理論はもちろん、コメンテーターが言いづらいであろう批判も包み隠さず書かれている。 さらに、野村さんの社会人としての心得もふんだんに盛り込まれていて、まさに読んで損はない一冊と言える。
0投稿日: 2016.06.12
powered by ブクログ監督という職業について、詳しく書いてある。例えば…という流れで、具体的な体験談に入っていくのだが、その量が尋常じゃない。こんなにも語れるのかと。おそらくまだまだ出てくるはず。これは経験の重さを感じずにはいられなかった。人間教育に重きを置いていたという点には驚いた。なんだ、プロも部活も根源は同じなのかと。子どもと対峙するか、大人と対峙するか、それで手法は大きく変わるのだろうが、大人(しかもプロ)の方が大変なのだろうな、当たり前だけど。
0投稿日: 2016.03.22
powered by ブクログ著者の野球に対する理論から始まり、後半は人間哲学まで。著者自身の経験が体系化されており、野球と人生観を絡めた内容で非常に興味深い内容。 ただ、著者の他本に比べて野球論が多いので野球に詳しくない人には前半はピンとこない部分もある気がする。
0投稿日: 2015.11.24⭕
もっと早く高校球児時に読んでいたら、良かった。プロ野球の見方が変わるかも
0投稿日: 2015.08.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
野村さんの本は何冊か読んだが、比較的野球の話のウエイトが多いかなという感じ。 勿論、野球の話を通じて人間力についても数多く語られている。 野村さんの本については、どの本でも根本的な部分は同じかもしれないが、それでも読むたびに新たな学びと発見がある。
0投稿日: 2013.04.14
powered by ブクログ野村さんの野球に対する考えが詰まっています。 自伝に近い形式で、選手時代、監督時代のエピソードが書かれています
0投稿日: 2013.02.17
powered by ブクログ往年の野球好きには昔懐かしい名前が出たりして楽しいかも。今回はリーダーとしてのあり方の要素がないかという視点で読んだが、さすがノムさん、決断と判断は違う、などと野球談義の中にも心に残る言葉が。でも基本は野球論なので★三つ。
0投稿日: 2013.02.02
powered by ブクログ「自分の思うようになることはほとんどない」 という事実を前提に、それでも理想と現実のギャップを埋めるために考え、努力することの大切さを説いている。 野球と「人生」をシンクロさせるのは有り体すぎて何だが、我々はたいてい「組織」に属しているわけであり、そこでの社会生活は絶え間ない思考、そして決断と判断の継続と反復であり、その概念は野球のゲームに圧縮されている。人生は勝ち負けではないよ、でもいいが、勝てないにせよせめて善く生きるためにも野村氏の考えは役立つ。つまり、行き当たりばったりはアカンということ。
0投稿日: 2012.11.23
powered by ブクログ<特に印象に残っていること> *「おかげさまで」 *忙しいと閑になりたいという、閑になると忙しいほうがいいという *自分に都合のいい人は善い人だと誉め、自分に都合が悪くなると悪い人だと貶す *借りた傘も雨があがれば邪魔になる *金をもてば古びた女房が邪魔になる、世帯をもてば親さえも邪魔になる *上を見て、不平不満に明け暮れ、隣を見ては愚痴ばかり *どうして自分を見つめないか、静かに考えてみるがいい *いったい自分は何なのか *親のおかげ、先生のおがげ、世間様のおかげの塊が自分ではないか *つまらぬ自我妄執を捨てて、得手勝手を慎んだら世の中きっと明るくなる *おれがおれがを捨てて、おかげさまでおかげさまでと暮らしたい *亀田興毅選手・・「このベルトじゃおやじは喜べへんから。世界を獲っておやじに渡したいな」 *われわれの時代はそれが当然、親を楽にさせたいという思いが一流と呼ばれる人たちの原動力 *逆に言えば、一流と呼ばれる人間で親を大切にしない者はなかった。親孝行とはすなわち感謝の心 *この感謝こそが人間が成長していくうえでもっとも大切なものである、というのが私の持論である *そして、そうした成長の集大成がチームと発展していく その他・・・
0投稿日: 2012.10.31
powered by ブクログ心が変われば態度が変わる。 態度が変われば行動が変わる。 行動が変われば習慣が変わる。 習慣が変われば人格が変わる。 人格が変われば運命が変わる。 運命が変われば人生が変わる。 好きな言葉です。
0投稿日: 2012.10.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
野村氏のエッセンスがぎっしり詰まった本です。 野球に限らず、社会人として、人間としてその考え方は役立ちます。 事実をつぶさに観察し、それを着実に分析し、実践プランへと落とし込む。 それを常に他者よりも先んじてできるからこそ、野村氏が今なお野球界で近代野球の第一人者として名を馳せているのだと思います。
0投稿日: 2012.10.09
powered by ブクログこれからしばらくの間、ちまちまスポーツマネジメントを勉強していきます。 監督とか、選手とか、最近はいろんな本を出してますね(昔は野球監督が多かったけど、いまはサッカー選手かな)。 この本は少し前に読んだけど、この手の本は野村さんのこの本が初めて。ほかは読んだことがない。でも、印象に残ることばも多く、多くのビジネスパーソンが参考にするのもよくわかる。さすが、野村さんという感じ。僕は嫌いじゃない。 この本読む前に、『野村の「監督ミーティング」』 を読んだほうが面白く読めるかも。 http://booklog.jp/edit/1/4537257644 さ、家に帰ったら、引用登録していきます。
0投稿日: 2012.08.15
powered by ブクログ野村監督の野球論である。同じ内容の本が多いが、毎回為になる。野球と言う観点からも組織と言う観点からも勉強になる本だと思う。
0投稿日: 2012.06.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
野村監督が野球理論、監督のあり方、人づくりについて語ります。配球の組み立て理論やバッタータイプの分類など具体的で面白いです。野球は、"間"のゲームであり、アウトカウントやボールカウント、走者の状況など場面場面でバッテリーと打者の心理戦である、というのは新鮮でした。野村監督が捕手に求める、「分析」「観察(目に見えるものを見る)」「洞察(目に見えないもの=心理を読む)」「判断」「記憶」の5点は社会人にも必要な項目だと思います。また、意識的な実践の重要さ(指導者の視点からは意識付けの重要さ)や指導の3つのポイント(「ツボ」「コツ」「注意点」)が参考になりました。
0投稿日: 2012.06.10
powered by ブクログ野村克也のID野球ってこういうことだったのね すごーくロジカル マネーボールにも通じるところがありますな 何だか自分にも監督出来そうな気がする、、、 のは気のせいでしょうがねw マネージャーと言われるビジネスマンには是非とも読んで欲しいし、 子育てにも通じるものがあると思いやす。
0投稿日: 2012.05.22
powered by ブクログ組織を強くするために必要なこととは?人間教育が徹底されていること。柱となる中心人物がいること。トップがその部門のスペシャリストであること。データを基に戦略が立てられていること。学童教育にも通ずるヒントがあるんじゃないかと思い読んでみた。
0投稿日: 2011.12.17
powered by ブクログいやはや、さすがは名将と呼ばれたノムさん。ページをめくるたび「ふむふむ」と納得することばかり。データの重要性、様々な切り口からの分析、野球の見方が変わりました。もっとも現代においてはすでに時代遅れとなってしまった部分も若干あるのかな?という印象です。それでも、これらの理論を頭に叩き込んで闘ったら強くなりそうだな~と思いました。
0投稿日: 2011.11.24
powered by ブクログ絶対面白いだろーなーと思っていたら、まさしくその通りでした。 野球を原理原則に立ち返って分析するだけでなく、野球選手として、一人間としての人間教育や、監督と言う管理職としての立場のありきまで緻密にわかりやすく書かれています。 安易ですが、この本を読んでより野村監督が好きになりました。努力型万歳。
0投稿日: 2011.11.05
powered by ブクログ「無意識は罪である」は本書で印象的だった言葉だ。 現役時代の活躍、監督になってからも躍進する野村監督を見て、本書を読むまでは野球の天才なのだと思っていたが誤認だったようだ。 野村監督は徹底的に思考して努力する天才なのだ。 誰もが何気なく見逃してしまう部分に着目して、利用できないかとひたすら考える。 打者目線、捕手目線だけでなく投手の視点からも物事を考え抜き、相手の心を読み取る。もの凄く繊細で努力を惜しまない成果が現役、監督時代の結果として表れたのだと思う。 選手時代にはもの凄く活躍したが監督では、てんで結果を残せない選手がいる。 そのような選手は、恐らく何かを思考したりせずとも、恵まれた才能や体格で実力を発揮してきたタイプなのだとも感じた。 それから弱小だった頃の阪神タイガースの組織面に関しても記述されている。 当時、阪神がずっと最下位だった理由が分かり、当たり前の話なのだが、スポーツの世界も一般の社会と同じで、弱体化した体質や精神がそのままチームの結果として表れるのだと改めて痛感させられた。
0投稿日: 2011.07.26
powered by ブクログ「信は万物の基を成す」がノムさんの原点。信念、自信、信頼が人を動かし、それらがなくなった時には人は本来の力は出ない。相手にはいかに「信」をなくさせるか、仲間にはいかに「信」を持たせるか。それが全ての元を成す。実に面白い組織論、リーダー論、兵法論の本。
0投稿日: 2011.01.22
powered by ブクログ名将・野村監督はダメ集団をいかにリセットし、勝者へと再生させたのか。名将による伝説の「勝利の兵法書」メモをベースに、監督としてのあり方、その原則を語る。リーダーで、人と組織はこれほど変わる! 野球に関して知っているようで知らなかったことが結構書かれていて役に立った。でも捕手が完璧なリードをしても投手がその通り投げられなければ何にもならないわけで、この本も全編を通して「上手く行ったのは自分のおかげ、行かなかったのは他人のせい」という姿勢が何となく感じられた。 (B)
0投稿日: 2010.11.17
powered by ブクログ「野村ノート」は、前楽天監督の野村克也さんが、自信の野球理論をまとめたもの。 監督業、選手への指導方法、打者のタイプ、配球などなど、野村野球の全てが詰まっています。(「楽天で私が行ったことは、ほとんどすべてここに書かれていると言っても過言ではない」(P240)と書いてあります。) 高校・大学・社会人の野球部員、監督、草野球をたしなむ人、野球にもっと詳しくなりたい人は是非読んでみて下さい。 バッテリーは投球の幅が広がり、打者は打率が上がる効果があるかもしれません。 満足すると思います。
0投稿日: 2010.08.09
powered by ブクログ野村監督が、阪神時代に記した「ノムラの考へ」という野球論があまりにも有名で、それをベースに書いた本がこの「野村ノート」であることを知った。これは面白そうだ、と思って手にとった。 野球論だけではないだろうなあ、と思っていたら、やはり人生論も含まれていた。ノムさんは、むしろ人生論の方を強調したいくらいのようだ。それもそうだろう。究極のプロの世界で、能力や技術だけでやっていける人は一握りだろう。それに野球というチームスポーツの性格から考えると、個人の力だけでは越えられないものが多いはずである。 かねてから、僕はプロスポーツの中に、ビジネスでも活かせる知恵や技術があるだろうと思っている。それは、プロとしての精神論だったり、ゲームの運び方を変えるような視点の柔軟性だったりする。前者は、プロの試合を見れば肌で感じるし、イチローなどのコメントを聞けば刺激されるだろう。後者は、マネー・ボール (ランダムハウス講談社文庫)の世界だろう。それらに、有名な指揮官がどんな考えを加えてくれるのか、楽しみだった。 ノムさんの人生論・仕事論は、驚くほどに僕ら、プロのビジネス・リーダー、が知っていることと近かった。このことは、野村監督がチームを育てる場合においては、奇をてらった術よりも基本を重んじていることが分かった。試合になると、相手のウラのウラをかくような術は必要だろうが、人材やチームの育成にはリーダーとしての信念が通っていることの方が重要だと思った。 なかなか面白かったのは、選手の人づくりについての5原則の1つ、「無形の力をつけよ」というフレーズだ。「技量だけでは勝てない。形に出ない力を見につけることは極めて重要である。」とノムさんは言う。無形の力の例として、情報収集力や分析力、判断力、先見力などが挙がっている。 ビジネスでは当たり前に思うかもしれない。野球でも最近は驚くようなことではないかもしれない。しかし、いま一度、僕らが仕事をする上で使う力は何なのか、無形の力は突出しているか、周囲よりも抜きん出て、それゆえに周囲を助けることができるレベルか、について考えさせられる部分であった。 ノムさんがオーナーに直言した経験談も面白い。「人間3人の友」だそうである。直言してくれる人はそのうちの1人。なかなか勇気を持ってできることではない。逆に、直言される立場においては、冷静に受け入れるのは簡単ではない。 仕事がいろいろ忙しくなってくると、また立場が変わったり、環境が変化してくると、直言や進言といったことが、行われにくくなるのではないか。情報が早く行き渡り、競争が激しくなり、組織が大きくなり、個々人の守備範囲が細分化されたり、プロとして分業が進むと、やはり直言しにくい文化になっていく。これは、気をつけないといけない。 ボクのブログより: http://d.hatena.ne.jp/ninja_hattorikun/20091103
0投稿日: 2010.06.11
powered by ブクログ監督が携わってきた野球をテーマに書かれているが、他の分野に応用できる内容でもある。 最初の方に書かれていた「野球選手は野球博識であるべき」には、教える立場の人は知らない人にとっては何でも知っていると思って聞いてくるのだと感じました。
0投稿日: 2010.05.22
powered by ブクログ野村ノート/羊の本棚/SILENTSHEEP*NET http://silentsheep.net/book/nomura-note.html
0投稿日: 2010.05.19
powered by ブクログ教えるのは、コツ、ツボ、注意点。 人間学なくしてリーダーなし。 野球の詳しい知識はなくても、監督(Manager)として必要なこと、チームリーダー(社内エース)として必要なこと、につながる一冊でした。
0投稿日: 2010.03.29
powered by ブクログ野球というスポーツには、こんなにも緻密な駆け引きがあるのか。 ただの野球好きの私には驚かされることばかりだった。 昔から、野村監督のすごさは知っていたつもりだが、改めて尊敬の念が湧きあがってきた。 あと、大成する高卒選手が少ないことについて、 「将来性というものほどあいまいなものはない」という言葉は、 新人だからと甘い気持ちになっていた私の心に響いた。 将来をつかむために、今努力しなくては。 なんで、こんな名将の妻がサッチーなんだ。。。
0投稿日: 2010.03.07
powered by ブクログこの本は、野球好きにはたまりません。 野村監督の考え方などたくさんあり、すごいおもしろいです。 おすすめします。
0投稿日: 2010.02.05
powered by ブクログご存じ「ID野球」を掲げ、ヤクルトスワローズを日本一に導き、 楽天ゴールデンイーグルスを初のCSに導いた名将の本。 野村ID野球の考え方の根本が書かれている。 選手の特性を見抜く方法論は正に『論理(ロジック)』だ。巻末の右左打者ごとの9×9に分解されたゾーン分析には驚かされる。 意識改革、機能する組織、人づくりの重要性など見習うべき点が 沢山あり、 必読の本。
0投稿日: 2010.01.27
powered by ブクログプロ野球界でも話題になったという『野村ノート』が文庫化されているのを発見したのでさっと手にとって購入した。 野球をやっている人ならばそのまま“教科書”としても使えるだろう知識・考え方が満載だし、野球をそこまで知らなくても、”シゴト論”や”組織論”、”人材育成論”、”リーダー論”としても読み余すことのないノムさんの考えが満載だ。 「どうしたら、勝てるのか」これをとことん考えているのがノムさんであることが理解できる。仕事に対して向上心が少しでもある人ならぜひ一読してほしい一冊。 ●以下、印象に残った表現集。 「管理するものは、絶対に結果論で部下を叱ってはいけない」 「よく「野村野球=データ野球」という人がいるが、私は決してそうは思わない。データとは観察のもととなるもので、試合の前までによういするものだ。一方、情報は試合のな かで拾うものである」 「チーム優先主義というと「譲る」「我慢する」ばかり全面に出されるが、「おれがエースなんだから最後まで投げる」「勝つためにはおれが投げ切る」と自己主張するのも立派なチーム・スピリットである」 「出会いや縁を無駄にしてしまう選手は、将来の可能性まで狭めてしまうのである」 「仕事をするうえで必要なこととして3つの能力が必要とされる。「問題分析能力」「人間関係能力」そして最後のひとつが「未来創造能力」である」 「組織改革と結果は、長期的ビジョンで見ればいつかは結び付くのだろうが、即効性は別問題である」 「何をもって将来性というのか、その基準すら定かではない」 「不満をもっているということは、裏を返せば理想を描いているということである」 「自分の思うのようにしたい。ところが現実はなかなか思うようにならない。そこに理想と現実のギャップが出てくるわけだが、だからこそ努力が必要である。自分の思うようにするために努力していく。その先にあるのが理想であり、夢であり、希望であり、願望である」 「前・後期制、DH制、予告先発。私の現役時代の晩年から次々と打ち出されたパ・リーグの愚策の数々が今日のパ・リーグの衰退につながっているといわざるをえない」 「役割を徹して進むべき方向を決めてあげることが、適材適所に当てはまるように選手が育っていく近道となるのだ。/「人集めと人づくり」、それが強いチームづくりの基本である」/逆に選手のい調子や結果によって、褒めたり、方針を変えたり、あるいはその選手の適材適所を見誤ったりすれば、育成は中途半端になる。プロ社会において、中途半端は選手を骨の髄まで腐らせてしまう」 「野村野球とは意識付けだ」 「実践においては意識付けを中心に、「備えあれば憂いなし」「準備の充実なくしてはいい結果は得られない」という準備重視(プロセス重視)が私の野球である」 「監督がチーム優先で考えているのに対し、選手はあくまで個人主義である。/ところが選手というのは、自分の存在価値を知ってくれる人がいれば、「この人のために死んでも構わない」と思えてしまうから不思議だ。「士は己を知る者のために死す」という言葉があるが、リーダーのためという思いから、「チーム優先」に変われるのである」 「選手を力いっぱいに育ててたりたい、立派な人間にしてやりたいと思ったとき、何も褒めたり優しくしたりするだけが愛情ではない(中略)。直言をしてやったり、厳しく接したり、叱ったりということも立派な愛情である」 「人格はつくれるが、性格はつくれない。いかに3歳教育、家庭教育、親の教育が大事かということだ」 「よく一流選手は一流の監督にはなれないといわれるが、選手として一流だったから指導者になれないということはありえない。その選手が技術的には一流でも、一流の人間ではなかった、だからリーダーとしてはそぐわない、そういうことなのである」
0投稿日: 2010.01.24
powered by ブクログいつもながら野村さんの本はすいすい読める。語りかけるような文体だからだろうか。努めて分かりやすく伝えようという姿勢もうかがえる。野村ファンならずとも読後に勉強になったなと思える本であると感じた。 ただ、気になるのはたくさんの本が出版されているので内容が重なる部分も少なからずあり、同じような書き方だと読み手としては「またか」と思ってしまう。贅沢かもしれませんが、少し残念。 昨年末に同氏の著作「ああ、監督」を読んだばかりということもあって印象が重なるのかもしれませんが。
0投稿日: 2010.01.16
powered by ブクログ私はスポーツは、体で覚えていくのが1番早く上手くなれると思っていたので、研究、調査も必要なのだと感じました。 勝ち方は、相手の弱点を知るだけではなく自分の弱点を知ることでも有る事も、なんか野村監督が監督を辞めてしまうには早すぎたなぁ。。と思いました。 人生が野球に染まっているいると言っても過言じゃないほど、野球に注いだひとだったんですね、
0投稿日: 2010.01.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【2009/12/29丸善にて購入】【2011/11/28読了】私自身は野球よりサッカーの方が好きであまり野球は見ないが、野村監督の手腕には注目していた。万年Bクラスだったヤクルトがなぜ優勝できたのか?野村監督でも阪神はなぜ最下位だったのか?理論をわかった上でプレーすることで確率が上がり、さらに選手も「俺たちは一つ上の野球をやっているんだ」と自信を持つ、組織はリーダーの力量以上に伸びない、など、野球以外でも応用できる内容がいい。あれだけ手塩に育てた古田が年賀状一枚も送っていないくだりはちょっと笑ってしまったが。
0投稿日: 2009.12.31
powered by ブクログ■概要 野村監督が野球に絡めて、リーダーシップ、選手の育成、勝ち方、考え方、等について書いた本 ■役立つ点 野村監督の本は初めて読みましたが、本当に良く「考えている」と思います。 野球について、バッターについて、投手について、選手について、チームについて、等々。 野球というのは、1試合だけでなく、1年トータルで考えるべきこと。また、その中での戦い方について、作戦の必要性を感じる本です。 野球は最近余り興味がなかったりするのですが、試合の見方が変わる本ですね。 ビジネスや人材育成に興味ありがとうございますがあり、その上で、野球好きなら読んでまちがいない一冊だと思いますね。 (はっせー)
0投稿日: 2009.12.23
powered by ブクログ2005年に単行本として発売され、34万部も売れたノムさんの「野村ノート」が、一部加筆され、今年の11月に文庫化されました。 プロ野球ファンの方は既に読んでいる方も多いかと思いますが、私は今回初めて読み、感動しました。 野球というのは奥深いものなんですねぇ。 毎試合ぼやいていた理由がこの本を読んで理解できました。 この本は野球理論はもちろんですが、組織学、リーダー学、人生論の勉強にも役立ちます。 文庫本ですが、古本屋に出さず、何度も読み返したいと思います。
0投稿日: 2009.12.17
powered by ブクログ野村さんの本は、結構内容がかぶるものが多い。 ほぼ野球の話ですが、人生訓なども織り交ぜてあり、感銘を受ける部分も多い。
0投稿日: 2009.12.14
powered by ブクログ楽天監督を今シーズンで終えた野村氏が数年前に書いたものを文庫本化したもの。野球のノウハウ(特にバッテリーに関するもの)がエピソードや選手の評価とともに記載されており、プロ野球ファンや野球に関心のある人向けには興味がもてる本。 マスコミ等で絶賛されている野村監督の野球観にふれたくて購入。自身が野球をやるわけではないが、ビジネス面での応用や事例紹介ネタ探しを目的として読んでみた。野球が非常に緻密なスポーツだなぁ、ということがこの書籍を読んだ第一の感想。あと他選手を評価する野村の切り口が鋭く、人物評価という観点で興味をもてた。あと、随所に出てくる野村氏の人生観。やはり一流の人物には必ず底流に確固たる行動基準となる思想があると改めて感じた次第。
0投稿日: 2009.12.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
購入者:治 南海、ヤクルト、阪神、時代の野村監督の教育本です 野村さん ヤクルト監督時代セリーグペナントレースめっちゃ混戦やったと思います コナミパワフル野球で友達と130試合した覚えがあります 野球の技術はわかりませんがそれぞれ有名選手の得意、不得意が 解かります すぐに読めます 貸出:山本資 返却:(2010.4.13) とても尊敬できる野球人の一人で考え方を知りたいと思って読みましたが分析力は非常に長けていると思いました。僕たちの仕事も様々な分析と行動が不可欠なのでいい刺激をいただきました。 貸出:片岡(2010.12.17)返却:(2010.12.21) 選手を見抜く力、頭脳で野球をして結果を残す人という印象がありましたが、本を読んでたら本当に深い内容で頭脳野球の神様だと思います。 貸出:川端(2013.01.03) 書かれていた「名選手は名監督にあらず」というのは本当に良く聞きますが、それでも天才でなくてもある程度の選手でないと、名監督にはなれないのだな、とも思います。野村監督は恐らく野球だけでなく、人をとことん見て、どうやって成長させ、調子に乗らせ、活かすかを弱者側からの目線でされている方なので、僕もスポーツマンだけに非常に勉強になった本です。
0投稿日: 2009.12.11
powered by ブクログ野球は一人のエースでは勝てない。 「全員野球」 メンバー一人ひとりに役割があり、 能力だけでなく、 気力や知力、そして状況環境などの外的要因など さまざまな要素が絡み合った複雑系。 それが野球。 これはまさに人生の縮図にも似た、 生き方が凝縮されたスポーツです。 そして、野球監督とはチームの経営者。 弱小チームをのし上げ、強くする。 どんな考えと、どんなマネジメントによって 野村監督は野球を生きているのか? 人間学・心理学・経営学 野村哲学は学ぶ価値ありです。
0投稿日: 2009.12.06
