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総合評価

44件)
3.5
4
17
14
5
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    2025.11.10読了 いつもの奇怪で論理的な小林泰三ワールドで大満足!C市は別の文庫本で読んでたんだがやっぱ好きだわ〜〜〜。どの話も好きだけど、「声」と「アルデバランから来た男」がSF要素多めで面白かった!

    0
    投稿日: 2025.11.15
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     11編の短編、掌編が収録されており、どの作品も、今自分が抱いている価値観や常識がどれほどあやふやなものかを鮮明に表していることに「よくこんな狂った世界観がかけるなぁ。」とホラーの完成度と相まって驚いた。特に『脳髄工場』『友達』『綺麗な子』が面白かった。

    3
    投稿日: 2024.06.08
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    はじめての小林泰三さん作品。 「脳髄工場」という度肝を抜くタイトルと、一度見たら忘れられないカバーイラストに惹かれて手に取りました。 短編集でかなり短い(数ページの)お話から、結構長い話まで様々なものを詰め込んだ、欲張りセットのような様相。 私のお気に入りは、 ・やはり何と言っても表題作の「脳髄工場」 ・無気味さ、ホラー要素が際立つ「影の国」 ・ループ物が大好物なので「声」 ・ホラー×SF要素満載の「綺麗な子」 です。 「C市」も「わけのわからなさ」が好きだと感じましたが、この「わけのわからなさ」は自分が科学やら物理やら、そう言ったものに疎いせいもあるかな? と挙げるのは保留に(笑) どの作品も単に怖い、無気味、奇妙というだけでなくて、「考えさせられるテーマ性」を帯びているのが素敵なところです。 「脳髄工場」では“本当の自分とは何か”というテーマが見え隠れします。本来のナチュラルボーンな自分と、人工脳髄を装着した後の自分はどちらが自分なのか? という主人公の懊悩は、現代人の私たちにとっても、ある意味共通の悩みなのではないでしょうか。  例を挙げるとすれば、飲酒の前後の自分はどちらが本物か? という問いは、これに似たものがありますよね。  次はどの作品を読もうかな……新しい楽しみが増えました。

    5
    投稿日: 2024.06.03
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    短編が11篇収録された小説。 特に気に入ったのは、この2つだった。 ペットも子供も機械だったら食事も排泄の世話も何もしなくていい。けれどいつかは終わりがきてしまう「綺麗な子」 弟から届く手紙の一通一通を読んでいくと、どうにも様子がおかしくて……?という「タルトはいかが?」

    0
    投稿日: 2023.06.24
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    ・世にも奇妙な物語や意味がわかると怖い話みたいな話の短編集 ・タイトルと表紙からグロいのを想像していたが、あくまで気味の悪さを演出する程度のグロさで、不快にはならなかった。 ・ホラーやSF、恋愛など、話のジャンルのバリエーションが豊富で驚いた。 ・好きな話は「友達」と「停留所まで」

    0
    投稿日: 2023.06.06
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    犯罪抑止のために開発された「人工脳髄」。健全な脳内環境を整えられることが証明され、いつしかそれは一般市民にも普及していった。両親、友達、周囲が「人工脳髄」を装着していく中で自由意志にこだわり、装着を拒んできた少年に待ち受ける運命とは?人間に潜む深層を鋭く抉った表題作他、日常から宇宙までを舞台に、ホラー短編の名手が紡ぐ怪異と論理の競演。(背表紙) 脳髄工場 友達 停留場まで 同窓会 影の国 声 C市 アルデバランから来た男 綺麗な子 写真 タルトはいかが?

    0
    投稿日: 2017.10.27
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    読書録「脳髄工場」3 著者 小林泰三 出版 角川ホラー文庫 p142より引用 “ 早いものだ。あれから、二十年もたつの か。感慨深げにそう思ってはみたが、回りで 騒いでいるかつての同級生たちを見ていると、 とてもそんな遠い昔のことのような気はしな い。” 目次から抜粋引用 “友達  停留所まで  声  アルデバランから来た男  タルトはいかが?”  日常生活の続きにありそうな恐怖を描いた、 ホラー短編小説集。全十一話。  少年は父と母の頭に付いている物に違和感 を持っていた。ある時父親に抱き上げられ、 気になっていたそれに触れると…。 (脳髄工場)  上記の引用は、同窓会についての話での一 節。若い時代の濃密な時間を共に過ごした仲 間との再会は、合わなかった時間なんて無 かったかのように感じさせるものなのですね。 しかし、若い時分の写真と見比べてしまうと、 やはりはっきりと時の流れを見て取ってしま います。  ホラーなのですから当たり前かもですが、 全体的に後味が気持ちよくありません。 沢山の怪物とガンガン戦うようなホラーを期 待すると、当てが外れるでしょう。 しんみりとする話もありますが、気持ちが落 ち込んでいる時に読むと、より一層どんより としてしまうかも知れません。 ーーーーー

    0
    投稿日: 2017.02.18
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    “「何を言ってるんだ?」ドッペルが真顔になった。「他人てのは俺のことか?俺はおまえじゃないか。自分で自分の記憶を思い出す切っ掛けを作ってるだけなんだから、おかしくもなんともない。それとも、まさか、おまえ俺を自分から切り離して考えてるんじゃないだろうな」 「そんなことはないよ」僕は慌てて首を振った。 「それで安心した」ドッペルに笑顔が戻った。「俺はまた、おまえが俺に名前でもつけたんじゃないかと冷や冷やしたぜ」 僕の全身にゆっくりと鳥肌が広がる。”[P.114_友達] 「脳髄工場」 「友達」 「停留所まで」 「同窓会」 「影の国」 「声」 「C市」 「アルデバランから来た男」 「綺麗な子」 「写真」 「タルトはいかが?」 “「ムッシュムラムラ!」先生が呪文を唱えた。 まるでビデオを巻き戻すかのように、すべての針はそれが発射されたのと全く同じ軌跡を後戻りして、六型の体内に戻っていった。どんなに頑丈な鎧に守られていようが、針の発射口は無防備だ。六型は動きを止めたかと思うと、不気味な軋む音を発し、粉々に砕け散ってしまった。 「先ほどのお言葉を返すようですけど」先生は退屈そうに言った。「やっぱり核兵器の方が厄介だと思いますよ。以前、食らった時には、爆風と放射能を無効化するのに苦労しましたもの」 わたしは左目から飛び出す舌の先を握り締めると、七型をぐいと引っ張った。七型は床の上で滑ってひっくり返った。 「先生、こいつどうしましょう?」 「吸収しちゃえば?あなた最近鉄分不足のようだから、ちょうどいいわ」”[P.251_アルデバランから来た男]

    0
    投稿日: 2014.11.23
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    角川ホラー文庫創刊20周年記念アンソロジー『二十の悪夢』で平山夢明、恒川光太郎に続き、手にしたのが、小林泰三。 当初は『玩具修理者』を探していたのですが、コレと『臓物大展覧会』のタイトルにガッツリやられ、BOOK・OFFの¥108コーナーでコレを見つけ、短編集で傾向探るのもイイか…と即買いしました。 SFホラー的な作品の合間に、オーソドックスなショートショート的ホラーを挟み込んだような構成もけっこう良かった。 個人的には静かな立ち上がり、理不尽さ連打からのバッド・エンド「綺麗な子」が一番好みかな。ショート系ではベタな感じの「停留所まで」。ゾクっときたのでは「影の国」。といった感じ。 ただ、どれも悪くないが、飛び抜けてコレ!というモノもなかったかな。 分量のわりにはコレも読了までに時間がかかってしまっった。 積読消化したら、小林泰三、他の作品も読んでみよう。

    0
    投稿日: 2014.08.06
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    短編によって当りハズレが大きい本だなぁ。 完全な文系脳ということもあって、物理だか、科学だかが絡んでくる話は分かりにくくてつかめなかった。 でも「友達」とか「停留所まで」とかミスリードを誘うような普通のタイプの話は面白かった。 これは読み手を選ぶ本じゃないかな。

    0
    投稿日: 2014.04.19
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    C市が好き。 人知を超えたおどろおどろしい恐怖でたまりません。 ただ、塩の秘術はどう考えてもギャグ、、、笑

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    投稿日: 2014.01.23
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    ホラーよりのSF短編集。 グロとロジック! 「綺麗な子」のラストがいい。きれいはきたない。きたないはきれい。 「同窓会」なんかは世にも奇妙にありそうな感じ。好き。 全体的にわかりやすくて、この前読んだのより真面目にホラーでした。 表紙カバーとタイトルのインパクトが非常によい。

    0
    投稿日: 2013.04.25
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    ―――近未来。犯罪抑制のために開発された「人工脳髄」。 天然脳を持つ少年、少女に待ち受ける悲劇とは? 世界の崩壊と狂気を暗示した表題作ほか、過去から未来、そして宇宙までを舞台にした珠玉のホラー短編集! 「綺麗な子」狂気に満ちてて ものすごく粘度が高くてまずい飲み物を一気飲みしたような気分やった でもそれ以外は全体的に印象が薄かったなぁ 「停留所にて」「声」なんかは短くスッキリまとまったホラーやったけど 怪異"グロ" と 論理"ロジック" の競演ってほどでもない 小林泰三やからってちょっと期待しすぎたか ようぐそうとほうとふ

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    投稿日: 2012.12.30
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    脳髄工場 / 書き下ろし 友達 / 初出 小説NON 1998年10月号 停留所まで / 初出 YOU&I SANYO 1999年5~7月号 同窓会 / 初出 YOU&I SANYO 1998年1月号 影の国 / 初出 小説NON 1997年9月号 声 / 初出 YOU&I SANYO 1999年1~3月号 C市 / 初出 『秘神界 現代編』 創元推理文庫 (2002.9) アルデバランから来た男 / 初出 YOU&I SANYO 2000年1~11月号 綺麗な子 / 初出 『異形コレクションⅩⅩ 玩具館』 光文社文庫 (2001.9) 写真 / 初出 YOU&I SANYO 1998年11月号 タルトはいかが? / 初出 『血の12幻想』 エニックス (2000.4) カバーイラスト 森山由海 カバーデザイン 森川結紀乃 装幀 田島照久 カバー印刷 泉文社 印刷 旭印刷 製本 BBC

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    投稿日: 2012.09.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ホラーというよりSFっぽいかんじの話が多かったです。 が、楽しく読めました。 さらっと、短い時間で読めますし。 「脳髄」を外から管理することでストレスなどから開放されるという近未来、その「脳髄」を入れる描写は小林さんならではの表現だなぁと思いました。 相変わらず表現がグロくて匂いまでかんじられそう!!!

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    投稿日: 2012.05.16
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    量産型小林泰三 小林泰三らしさの幹線をぶっちぎった作品。裏返せばガッカリも激しい。 やはりホラーもネタがかぶってきてしまうものなのかしら。 でも、あの抽象的な文体で科学的内容を哲学的な問いに昇華させて這い寄る混沌につなげる独特の構成はやはり萌える。女子高生とかの比じゃない。 オススメは「脳髄工場」と「C市」

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    投稿日: 2012.05.07
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    「狂ってるのは頭か世界か」 脳をいじくるという恐怖。 バグが起こるのはコンピュータだけじゃない。 頭の中に蛆が湧いてる。

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    投稿日: 2011.09.16
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    相変わらず汁気たっぷりな内容だった。 それぞれの物語が独立した世界観を持っていてこの一冊を読むだけで、色んな世界が楽しめる。

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    投稿日: 2011.06.02
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    小林泰三の短篇集。星新一のショートショートをよりブラックにした感じ。どの作品も小林泰三の世界が確立していて、ぐんぐん引きこまれた。この人は天才だと思う。小林泰三の脳みそ欲しい。

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    投稿日: 2011.05.26
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    黒い背表紙の角川ホラーを見ると脊髄反射で購入してしまうこの頃。 プラス小林泰三といえば、よしな絶賛の「玩具修理者」の作者! ・・・実はまだ読んでないんですよ、「玩具修理者」。買ったのに・・・ 買ったのにかーちゃんが送ってくれないんだよーー! だからこれはいつものコスタメのブックオフで脊髄反射購入しました。 短編集って書いてあるけど、普通の短編から激短編まで結構な数の話を収録してあります。 短編集って、ひょっとすると「メモ帳」感丸出しの統一性無し・書籍化は無理だけど、捨てるのはもったいない的な話寄せ集めもあるじゃないですか。 収録話数からして、これもそんな小説の一つかぁ・・・なんて思ってたんですが。 がっ! いいじゃん! 普通にいいじゃん!! 残念ながら全編を通してクオリティーが保たれているわけではないので、オススメTOP3とかには入れられませんが、これは決して、“売れないものの寄せ集め短編集”ではありません。 むしろ、短編集ばかりを集めてしまったがためにより良く書けているものが目立ってしまい、普通に面白いものの評価を下げているのでは・・・と思わせるほど切れのいい作品がありました:「脳髄工場」、「友達」、「陰の世界」、そして「停留所まで」。 タイトル作、「脳髄工場」は頭に機械を埋め込むと言うグロさもさることながら、“人間の自主性とは?”“自由意志とは?”なんていう、欧米人が聞いたら速倒しそうなテーマを奪う“恐怖”を演出しています。 前から何回も言っているように、自分はあまり自由意志を信じていないので、この話のような場面に出会っても、「やっぱりね」の一言で、相も変らぬ生活を送ると思いますが、自由意志イズナンバーワンな欧米人には相当こわい話なんでしょうね。 「友達」は妄想のいけてる自分に自分をのっとられる話。イケテナイ自分が危ない!と思いきや・・・って展開。後から考えてみると、フーンって感じだけど、読んでるときは、おお!おお~~!!!あーーー!!なーるほどねーー!と、かなりのビックリ感あり。 「陰の世界」は、この本の中で一番ホラーっぽい話(in terms of ghosts, curse and stuff)。カウンセリングの内容をわざわざビデオに撮らせて、って言うのが怖さにプラスされてます。現実社会に“陰みたいな人”がいるし、彼らの中の幾人かが何かしらの復讐を妄想しているであるからこそ成り立つこのホラー話。よく読み終わって夜中思い出して「こわー!」ってのはありますが、読んでいる最中から鳥肌が立った話は久しぶり。 そしてこの本の最高傑作であろう「停留所まで」。 超短話、切れ味抜群、落差有りアリなのでぜひ一気に、期待せずに読んで欲しい! 本を読む暇がない人でも5分!5分あれば読み終わる!! よく中途半端な部分で止まる自分が、この話を一度も切ることなく読んだことに感謝! 本当に傑作です。 これぞ短編!これぞホラー! 久しぶりに純粋な意味でのホラーに出会った気がする。

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    投稿日: 2011.05.16
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    短編含め11作品。世にも奇妙な、的な。 「綺麗な子」「アルデバランから来た男」は星新一をグロく気味悪くしたような感じ。「友達」と「声」は乙一を気味悪くしたような感じ。「停留所まで」「同窓会」は都市伝説や怪談話のような感じ。そんな感じで、作品によってかなり色が違うので、自分に合うものも合わないものもあると思う。好みが分かれそう。 とくに面白かったのは「綺麗な子」と「タルトはいかが?」です。どれもどんでん返しがしっかりしていて面白かった。とくに「綺麗な子」の終わり方は秀逸だと思う。静かに世界が終わっていく感じがいい。「ボッコちゃん」もそうですが、作品が終わった後の静かな世界が余韻のように残るのがいい。 表題作は面白かったけれど腑に落ちない部分があって消化不良。 人は未来を知ってしまったら、もうその未来を変えることはできないのか。

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    投稿日: 2010.10.24
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    ホラー?かな?そんな怖くないけども 近未来、人工脳髄が当たり前の世界。主人公はその人工脳髄の秘密を知ってしまう

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    投稿日: 2010.05.13
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    短編集としてはまま愉しめるかと(この著者独特の文体が気にならなければ)。何編か挿話的に入るショート気味のホラーが面白い。

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    投稿日: 2010.04.10
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    面白いテーマがよく練られていて、昔の「世にも奇妙な物語」にありそうな短編の数々。 読みやすいと思います。

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    投稿日: 2010.01.12
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    さまざまなテイスト満載のホラー短編集。読みごたえはばっちり。 好きなのは「停留所まで」。さらっとシンプルな作品なんだけど、ものすごく綺麗にまとまっててすとんと来るオチ。やられたなあ。あと、小林泰三ファンとして外せないのが「C市」。わはは、あの言葉がこんなところで出てくるだなんて~。

    0
    投稿日: 2009.12.31
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    ホラーの人の短編集です。大賞を取った人なので読んでみました。 …んー。写真の裏焼き的な構成が好きな人なんですね。なるほど。 というかんじで大体作風が分かったのでもういいや。ホラーは萌えないのであんまり好かーん。 …それにしても、どうしてこの手の作品の登場人物って、とってつけたような、人形みたいな感じの喋り方になるんだろう?? 感情移入ができない分余計気持ち悪い。わざと?

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    投稿日: 2009.08.14
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    犯罪抑止のために開発された「人工脳髄」。 健全な脳内環境を整えられることが証明され、いつしかそれは一般市民にも普及していった。 両親、友達、周囲が「人工脳髄」を装着していく中で自由意志にこだわり、装着を拒んできた少年に待ち受ける運命とは? 人間に潜む深層を鋭く抉った表題作他、日常から宇宙までを舞台に、ホラー短編の名手が紡ぐ怪異と論理の競演。

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    投稿日: 2009.06.13
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    ■内容(「BOOK」データベースより) 犯罪抑止のために開発された「人工脳髄」。健全な脳内環境を整えられることが証明され、いつしかそれは一般市民にも普及していった。両親、友達、周囲が「人工脳髄」を装着していく中で自由意志にこだわり、装着を拒んできた少年に待ち受ける運命とは?人間に潜む深層を鋭く抉った表題作他、日常から宇宙までを舞台に、ホラー短編の名手が紡ぐ怪異と論理の競演。 ■感想 表題の脳髄工場は途中まではものすごく面白かったんだけど、最後がしょぼーんでした。 あとクトゥルフはぜんぜんわからないから、C市のアレはぽかーんとしてしもうた…。 ただややがっかりだったのがこの2作品てだけで、他は楽しめました。 特に面白かったのはドッペルゲンガーの話。 脳髄工場のラストをひきずっていただけに、ドッペル消して終わるのかなーと思っていたら……だったし。 心霊写真も面白かったな。 小林泰三の本は漫画ちっくな感じがする。 内容はホラーなのに、どこかジョークがきいていてコミカルに思う。

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    投稿日: 2009.04.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なんとなく、タイトルと表紙に引かれて立ち寄った本屋で買った一冊。自分以外はすべて人工脳髄を取り付けているという、そんな内容のホラーミステリー。 ネタとしては世にも奇妙な物語に通じるものがある。怖さより不気味さが立つ、みたいな。 C村はクトゥルーネタ

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    投稿日: 2009.04.21
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    2009年3月31日読了。ダークSFファンタジー短編集。クトゥルフネタや藤子不二雄的皮肉SFもあり、お約束のグロ描写もありでバラエティに富んでいて楽しめる。この人は長編もおもろいが、短編を書かせるとネタが豊富で実力の高さがうかがえる。表題作のイヤな感じや、シンプルなびっくりSFにすればいいものの無駄に生理的嫌悪をあおる「アルデバランから来た男」などが好み。

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    投稿日: 2009.04.04
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    好きです。えぇ〜脳髄つけてよ。自分にも。長い物には巻かれて暮らしてますので大丈夫。 父親みたいな描写はさすがに怖いけど。やはり長編より短編が好きなのです。

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    投稿日: 2008.08.05
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    うーん・・・。角川「ホラー」文庫だからカテゴリは「怖い」だけど、別に恐くも気持ち悪くもないし。「声」「アルデバラン・・・」「綺麗な子」は結構好き

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    投稿日: 2008.08.03
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    短篇集なので、コンパクトにまとまりすぎて少し物足りない。 もっとガーッと好きな方向に走り抜けてもいいのに。どこまでも付いていきます。 でもベタな「停留所まで」も実はけっこうお気に入り。

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    投稿日: 2008.06.08
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    短編集。それぞれの話によって面白さがかなり違うかもしれない。脳髄工場、停留所まで、綺麗な子が好きです

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    投稿日: 2008.03.24
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    「脳髄工場」SFじゃあ先例の有りそうな話ではあるけど。やっぱりSFってのはどこかしらホラー的な要素があるね。しかし、この頭に付ける器具の造形ってのは何かもチーフがあるのかね?円錐形でダイアルが付いてるとか凄い邪魔そうな気がするけど

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    投稿日: 2008.03.12
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    表題作を含むSF・ホラー11作品を収録。 SFとホラーってもの凄く良く似合うよなぁ、と「綺麗な子」を読んで思った。 「停留所まで」「アルデバランから来た男」の様なテンポの良い短くトリッキーな話を私は好む。 「影の国」「声」「タルトはいかが?」は終わらせ方が良いな、と思った。特に「タルトはいかが?」のラスト一文はこれ以外に有り得ないだろう、といった感じ。

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    投稿日: 2007.10.15
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    短編集がいっぱいでお得感があります。 11作品も入って590円は安い!! これもまた難しくなくて良い。 全体的に「世にも○妙な物語」的な空気です。 「世にも…」で映像化して欲しいな。

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    投稿日: 2007.06.17
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    近未来。犯罪抑制のために開発された「人工脳髄」。天然脳を持つ少年、少女に待ち受ける悲劇とは? 世界の崩壊と狂気を暗示した表題作ほか、過去から未来、そして宇宙までを舞台にした珠玉のホラー短編集!

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    投稿日: 2007.05.09
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    衝撃的。 本当に世界が誰かによって操作されてたらどうしようって考えた。 どうしようもないけど・・・。

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    投稿日: 2007.03.15
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    小林作品の短編集にしては珍しくキレがないほうだった、作品内容が在り来たりで、今更だがオチがワンパターン。それでもラストの一言で背筋を凍らせてくれるのが彼の作品のいいところだと思うのだが、今回どの作品もその辺が弱かった。 「脳髄工場」「綺麗な子」「影の国」が割とよかった。 4冊目。

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    投稿日: 2007.01.20
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    ホラー小説の名手が3年の沈黙を破って放つ狂気 近未来。犯罪抑制のために開発された「人工脳髄」。天然脳を持つ 少年、少女に待ち受ける悲劇とは? 世界の崩壊と狂気を暗示した 表題作ほか、過去から未来、そして宇宙までを舞台にした珠玉の ホラー短編集!

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    投稿日: 2006.12.11
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    結構グロい短編集です。 う〜ん、小林泰三って昔は好きだったんだけど・・・・なぁ・・・・。 これもなんかSFっぽくて、好みじゃなかった。

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    投稿日: 2006.07.26
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     相変わらずいやーな感じの作品が並んでいるところが素晴らしいですね。  ですが、特筆すべきは、そうした「いやーな感じ」はあんまりない『C市』という作品。  これまでの作品でもクトルゥフ神話に対する傾倒を見せていた作者が、真っ正面からクトルゥフ神話に挑んだ作品で、ホントイイ!大好きです。本作は中編ですが、小林氏にはいつか長編のクトルゥフ物をやって欲しいなあと思います。

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    投稿日: 2006.06.11
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    11の物語の短編集 5ページで終わるほど短いものもあり、とても読みやすい本でした。 小林泰三にしては設定が普通な感じもありましたが、「さすが!」と思わせる場面もあり、十分に楽しめました。 『脳髄工場』 周りのほとんどの人々が脳髄に機械をとりつけ、極端な感情を抑制されている世界で、自由意思を尊重し、機械の取り付けを拒んでいた少年の見た事実は少年を落胆させ、少年の人生を大きく変えてしまう。 『友達』 ひ弱な僕が想像した強い僕。彼に名前をつけ自分と彼との区別をし始めた頃から彼と僕の関係はおかしくなり始める。 『停留所まで』 幽霊の出るバスに間違って乗り込んでしまったわたし、、 『同窓会』 同窓会に現れたその場に居るはずのない人物の招待は、、、 『影の国』 カウンセラーを営んでいる主人公が、ビデオテープの整理中に見つけた奇妙な男の記録。彼は何者なのか、どうして彼のことを思い出せないのか。 『声』 偶然拾った携帯電話。かかってきた電話に出るとそれは自分からの電話だった。言われる通りに行動することでどんどんお金持ちになるわたし。ある国の王子と結婚する機会を逃してしまったわたしは過去の自分に電話をかける。 『C市』 世界中から集められた科学者が住むC市。そこではCと呼ばれる未知のものに対する対策が日々研究されていた、、、 『アルデバランからきた男』 科学技術が発達し、人工増加に耐え切らなくなった惑星から逃れてきた男。人間のバックアップをとりその人物を殺すことで人工問題を解決しようとするその惑星から男は逃れることが出来るのか。 『綺麗な子』 ペットや子供のロボットを買えるようになった時代。人々は本物の犬や出産を拒むようになる。そんな時代の行き着く先は、、、 『写真』 心霊写真を鑑定する男の下に送られてきた一枚の写真。その写真を見た者は24時間以内に死ぬと告げる少女。写真に隠された謎は何なのか、、、 『タルトはいかが』 姉宛ての手紙の内容はだんだんと過激になっていく。同棲する女性が人の血で作ったお菓子を作り。それを食べなければ生きていけないというのだ。どんどん酷くなる内容に対して姉のとった行動は、、、

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    投稿日: 2006.05.08