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総合評価

63件)
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    今回はいつもよりスピード感があるというか、穂乃香ちゃんやお兄さん、久しぶりに孝太郎も出てきて流れがグッと進んだ感じ。 関東にいると馴染みのある平将門も良かったし、古代大和とつながる九州はやっぱり奥が深い。 次の展開が楽しみ!

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    投稿日: 2025.11.21
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    〔!〕穂乃香の兄、妹溺愛マシーン怜司登場。 〔内容〕将門が藤原の裔イヤガラセ何をやっても成功しない/お互いの想いがこじれ距離できるタケミカヅチとフツヌシノカミ/宗像の三女神その巫女のサナふるさとどこに見いだしたのか。 〔感想〕ザンネンな将門…やけどさすがに祟神だけあってこわくもあった。あとタケミカヅチ、宗像三女神。良彦、ビックネームばかりやなあ。 ■御用人についての簡単な単語集 【天棚機姫神/あめたなばたつひめのかみ】高天原で神衣(かんみそ)を作っていたが最近は人間世界で洋服を作っているが売れなくて悩んでいる。小学三年生くらいの女の子の姿だがときおりの、怨念がこもったような低音ボイスが怖い。自分の作りたいものを作るタイプで、相手に似合うとかあまり考えていないところに問題があるような気がする? 【天道根命/あめのみちねのみこと】和歌山で神鏡を護る神。天津神。クソ真面目なタイプ。人の姿のときは北島と名乗る。 【伊斯許理度売命/いしこりどめのみこと】邇邇芸命の持っている神面を作った女神。 【遠藤獅兜/えんどう・れおと】良彦のバイト先の新人バイト。まじめなタイプではないがひどいタイプでもない。じつは妻帯者で生まれたばかりの子どももいる。大阪出身で子どもの頃古墳群で遊んだりしていた。 【稲の精】大山積神(おおやまつみのかみ)の配下。愛媛にいる。年中行事の相撲でたまには負けてみたい。 【大神】良彦に御用人を押しつけいろいろ御用を命じている張本人。 【大國主命】出雲在住。国造りの頃の少彦名神の相棒。須勢理毘売命の夫なので須佐之男命の義理の息子。浮気性。軽い。ほぼ準レギュラー化している。 【大宜都比売神/おおげつひめのかみ】食物の神。身体中の穴から食べ物を取り出し高天原に捧げたら不浄やと怒った須佐之男に斬り殺されバラバラにされた。その後羽山戸神(はやまとのかみ)と結婚した。 【大地主神/おおとこぬしのかみ】民間信仰的な神。縄張りごとに大勢いる。日本の土地を守っている。 【大年神/おおとしのかみ】四柱目の神様。歳徳神(としとくじん)とも言う。新年に福をもたらす年神。知らないうちに御用をかなえてしまっていた。須勢理毘売命の腹違いの兄。ということは須佐之男命の息子か。 【大主神社】孝太郎が働いている神社。起源は平安時代。祀られる神は春日大社から勧請された。 【大野達也】和歌山県の野球強豪高校の選手だった。たぶんモデルは赤いアンダーシャツのあそこかと。当時練習試合などで対戦していたので良彦とは知り合い。プロ入りを目指していたしその可能性もある実力だったようだが今は商工会議所勤務。実家は神社で名草戸畔(なぐさとべ)の頭が葬られたという伝承がある。古代のことばかり研究して自分や姉を見ようとしない父親に対して強い反感がある。《神様って名のつく、目に見えないくせに崇められてるものが嫌いだ。》第四巻p.94 【大野奈々美】達也の姉。父の後を継ぎ神社を護ろうとしていた。が、達也とともに交通事故に遭い植物状態になっている。天道根命が知り合った「なな姉ちゃん」と同一人物だと思われる。 【大野の父】名草戸畔研究の第一人者。 【大御霊龍王/おおみたまりゅうおう】三柱目の神様。瀬田の唐橋の下に住まう龍神。「瀬田の橋姫」と呼ぶほうが人には馴染み深い。ある人物は「お華」と呼んだ。 【大山積神/おおやまつみのかみ】伊予の大三島にある大山祇神社、日本総鎮守の異名を持つ社の神。海の民の信仰を受けた戦神。イザナギ・イザナミから生まれた。木花之佐久夜姫毘売の父。 【岡田友弘】良彦んちの斜向かいの家の子。小学生。なぜか良彦をつけてきた。 【お杏/おきょう】一言主の眷属。銀杏の御神木が本体の精霊。 【お供え】《神は見目形よりも、それに込められた想いを汲むものだ》《お前が、それに込めた想いをな》第一巻p.268-269。 【お華/おはな】→大御霊龍王(おおみたまりゅうおう) 【幽冥主宰大神/かくりごとしろしめすおおかみ】大國主はたくさんの別称を持つがこれもそのひとつ。よくわからないけど死後の世界の主とかいう意味だろう? 【語り部】各巻の最初と最後に出てきて、良彦の後の御用人(まだ少年)に良彦のことを語り聞かせているようだ。良彦との関わりは不明。身体に鱗があるらしいので、龍神か蛇神か魚の神かそんな感じ? 少年の方も良彦との関わりは不明。息子という可能性もある? 【神様】人間とは持ちつ持たれつの関係だったが、現代では願い事を唱えるだけで信仰心も薄れ神祭りもなく、全体に力が弱まっている。《現代において、八百萬のすべての神が万能だと思うな》第一巻p.42。《神がいなくなるということは、その土地の太陽や水を隠されることと同じことよ》第一巻p.155。《人の子からみれば、神とは理不尽な存在であるものだ。》第一巻p.173。黄金《ほとんどの神々が、人の子を「人間」という括りで見ており、個人として認識することが稀だからだ。わしとてお前が御用人でなければ、舞い散る木の葉の一枚としか見ておらんかっただろう。》第一巻p.173。 【願掛け】《事情はどうあれ、困った時だけ神に頼るのは、褒められたことではない。》第一巻p.54。この作品の神様たちは人間とそう違いはない存在として描かれているが、ぼくらの世界にもし神様がいたとしても願いを聞いてくれることはなさそうに思える。ある人の願いは他の誰かにとって呪いになることもあるだろうから(たとえば入試合格)全ての人の願いを聞くと矛盾が発生する。なにより、神にとって人間は取るに足らない存在だろうから個としては認識しておらず塊(あるいは数字)としての認識だろうと思われる。また、神と人間は存在としてのありようが違いすぎるので神の理は人間の理とは大きく異なるだろうから良し悪しの基準もまったく違い、願いとそれを叶えた結果は合致しなさそうだ。 【感謝の歌】なんでも食事するときには一杯一拍手して和歌を詠むものだったらしい。それは「たなつもの 百の木草も天照す 日の大神の めぐみえてこそ」というものだとか。 【窮鬼】→貧乏神 【国造/くにのみやっこ】領主みたいなもん。 【孝太郎】藤波孝太郎。良彦の高校からの友人。実家は神社。今は近所の大主神社で修行中。権禰宜になったところ。超現実主義者。貧乏神にも恐れられる清濁併せ呑む毅然とした男。 【黄金/こがね】方位神(ほういがみ/ほういじん)。最初に出会った神様。大主神社末社にも祀られている。狐の姿をしており「黄金/こがね」と呼ばれていると名乗った。触りたくなるモフモフ。甘いものに目がない。方角を司るので目的地やそこへの行程が手に取るようにわかる《いわば、高性能狐型ナビだ。》p.87。「狐型モフペディア」でもある。とても古い神様らしいが良彦は威厳を感じていない。その願いは《日本中の人間が再び神祭りに目覚め、神に畏怖と敬いを持つように取り計らう》p.154第一巻。というもの。個人の力では無理そうなのに叶うまで離れないというので一生のつきあいになる? 強いて言えば良彦が神社ライターにでもなって影響力を持っていくしかなさそうだが? このままではお役目を果たすのも遠からず無理が出てくるやろうし。《方位神とは、理屈でできているようなものだ。》第一巻p.200。 【古事記】天皇家の歴史などを、国内向けに書いたもの。 【木花之佐久夜姫毘売/このはなのさくやびめ】邇邇芸命の妻。超絶美女。宮崎にいた穂乃香の前に姿を現した。富士山の神でもあるのである意味日本を象徴する女神。 【御霊信仰/ごりょうしんこう】非業の死を遂げた重要人物たちの祟りを抑えるために神として祀って御霊会などを開き慰める。 【サナ】宗像三女神に仕えていた巫女。女神たちにとって最も強い記憶が残っている巫女でもある。大陸出身で身寄りがなく言葉も通じず巫女になることをとことん嫌がっていろいろいたずらもした。が、誰よりも素質は高く天眼の持ち主だった。 【神職】《神に仕える彼らを通して、人々は神を視るのだろう。》第一巻p.251 【少彦名神/すくなびこなのかみ】有名どころ。第二巻最初の神様。見た目は身長十センチくらいの老人で白いポンチョのような服を身につけている。一寸法師のモデルとも言われている。大きな社殿に祀られているが、それでも地からは衰え老人の姿となった。大國主命とは国造りの頃の相棒。そのとき入った温泉の心地よさをもう一度味わいたい。 【神武天皇】神倭伊波礼毘古命(かむやまといわれびのみこと)などとも呼ばれる。 【須勢理毘売命/すせりびめのみこと】大國主命の妻。須佐之男命の娘。夫の浮気に悩まされている。大年神の腹違いの妹。激しい気性は父親譲り。 【清掃】良彦の父《昔な、親父が言ってたんだ》《掃除ってのは、神業だって》《穢れを祓い清める、尊い仕事だってな》第五巻p.111 【平将門/たいらのまさかど】クーデターを起こしたとされ藤原秀郷に討たれ今では江戸総鎮守に祀られている。他の場所で現れると落ち武者のような姿になる。 【高岡遥斗/たかおか・はると】男子高校生。穂乃香と同じ学校で隣のクラス。御用人のことを知っていた。名前からして高龗神とかかわりのある家(八家)の子かもしれない? 高龗神の役に立ちたくて仕方がない。レギュラーになる? 祖母は斗央子(とおこ)。愛車はズーマーX、二人乗りできたっけ? 【高龗神/たかおかみのかみ】貴船にいる。黄金は「水龍」と呼んだ。「貴船明神」と呼ばれることもある。水神の大元締め。 【武御雷之男神/たけみかづちのおのかみ】大主神社の主祭神。いずれ出てくると思っていたビッグネームやけどどうやって良彦を鹿嶋まで行かせるかが問題やと思ってた。 【田道間守命/たじまもりのみこと】菓子の神。大主神社の境内に祀られている。元は人間だったらしい。 【達也】→大野達也 【童子】高龗神と一緒に降ってきた。おしゃべりでいたずらもので神も困ったことがある。石で作られた柄杓を授かり森を守ることを約束した。人の娘と結婚し有限の寿命となったがその子孫は明治期まで代々高龗神に仕えてきた。 【敏益/とします】良彦の祖父。一年前に亡くなった。口数が少ない優しい人だった。神社に参るのが日課だった。父《勉強しろって言うより、挨拶や、箸の上げ下げ、靴をそろえること……。そういう生活の中の些細なことを、子どもには注意する人だったかな。》第五巻p.134。《子どもの好奇心は止めない人だったんだよ。》第五巻p.135 【泣沢女神/なきさわめのかみ】穂乃香は「沢女/さわめ」と呼ぶ。天香久山麓の神社の井戸の中にいた。小学二年生くらいの見た目。《泣くのが仕事のようなものなのだ》。日本に住む人間の悲しみの半分を肩代わりして泣いてくれる。彼女のおかげで泣いたら気分が晴れる。水神でもある。 【名草戸畔/なぐさとべ】神武東征で敗れて殺された。大野の父は異なった説を唱えている。名前からすると女性のようだ。 【邇邇芸命/ににぎのみこと】天孫降臨。大物。大國主と双璧をなすロクデナシ男として勇名をはせる。 【日本書紀】国の歴史を同時に中国に向けて知らしめるために書かれたもの。 【宣之言書/のりとごとのしょ】別名「御用帳」。一年前亡くなった祖父、敏益のものだったという冊子で、謎の老人から渡された。神々の名が書かれている。これを手にした人間は浮き出る神名の社を訪ね、その神様の御用を聞かねばならない。敏益は信仰心の篤さを認められ、そういう家の人間ではないのに抜擢された。作ったのは「遥か高位の大神」なんだとか。神様の御用人としてのパスポートみたいなもんかな。 【萩原良彦/はぎわら・よしひこ】→良彦 【晴南/はるな】黄金《鬼神のような妹だな》第一巻p.187。第五巻でようやく名前がわかる。 【一言主】なんでも一言ですませてしまう神様。最近引きこもっているらしい。良彦が会ってみると予想外のタイプだった。 【蛭児大神/ひるこのおおかみ】いわゆる恵比寿様。 【貧乏神】窮鬼。《衣食住が足りた生活を送れることが、決して当たり前ではないということを忘れないための存在なのだ。》第二巻p.85。寒いので寝泊まりできる家を探してほしい。羽振りの良い者が転落する落差を味わい、稼ごうとする気力を吸う。が、ここで登場する貧乏神は、一旦どん底まで落ち込んだ者が這い上がろうとする姿が好きで、それを見届けてから離れる。繊細で涙もろいところがある。 【藤波孝太郎】→孝太郎 【経津主神/ふつぬしのかみ】刀の神。武御雷之男神を主と呼ぶ。 【方位神/ほういじん/ほういがみ】→黄金(こがね) 【穂乃香/ほのか】吉田穂乃香。視える人「天眼/てんげん」。超絶美少女。高校生。あまり笑わないクールビューティー。孝太郎が勤める大主神社の宮司の娘。良彦に好意を寄せているようだ。 【松葉】蛭児大神の眷属。白馬。 【宗像三女神/むなかたさんじょしん】田心姫神=多紀理毘売命(たごりひめのかみ)、市杵島姫神=市寸島比売命(いちきしまひめ)、湍津姫神=多岐都比売命(たぎつひめ)。沖ノ島に祀られている。田心姫神はおっとりしている。市杵島姫神は凛としている。湍津姫神はキャピキャピしている。 【疫病神】お婆さんの姿。貧乏神も恐れた。直接祀られることは少ないが、例えば祇園祭は疫病神を慰めるためのものだったりして、けっこう信仰はされている。 【倭建命/やまとたけるのみこと】人面鳥の姿で登場。鳥になりたい。未曾有の進化中らしい。叔母の倭比売命は伊勢の斎宮。草薙剣を渡してくれた。 【洋治】大野達也の知り合いの神職。三十代半ばくらい。 【吉田穂乃香/よしだ・ほのか】→穂乃香 【吉田怜司/よしだ・れいし】→怜司 【良彦】主人公。二十四歳。神様の御用人にされてしまった。やる気も知識もあまりなかったが、結局のところとても誠実な人。ずっと野球をしており高校のとき一度だけ一番サードで甲子園に出場し一回戦で敗退。野球の才能で会社に入ったがケガをしたのと経営不振で野球部が廃部になったのとで退職。今はアルバイトの日々。 【良彦の妹】→晴南(はるな) 【良彦の祖父】→敏益(とします) 【良彦の父】自己主張しないタイプ。 【良彦の母】活発なタイプ。 【怜司/れいし】吉田怜司。穂乃香の兄。人当たりのよい人物で天然なところがある。が、強度の妹溺愛マシーンで妹につきまとう男は即座に敵認定され人物が豹変する。大主神宮宮司の長男。霊感はあるが無自覚でやり過ごしてしまうタフな精神を持つ。東京在住で旅行会社勤務。藤原氏の末裔。将門から憎まれ、武御雷男神から世話係にと目をつけられている。

    0
    投稿日: 2025.04.23
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    穂乃果のにーちゃんがいい味だしてる。これからのシスコンぶりが楽しみ! 平将門の首塚は怖くてお参り行けてないけど、本当に文中のような人物なら行ってみようかな。

    0
    投稿日: 2024.10.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    力が弱くなった神様と”御用人”良彦+モフモフの狐神とのお悩み相談解決話 第6弾。 今回は関西を飛び出し関東へ。 関東住まいの自分としては、いったことがある神社や神様が出てきて親近感のあった刊だった。 あんなに強そうな神様がまるで人間のように弱みがあるところに毎回おもしろさをかんる。神社参りがすきなので、そんな神様も想像しつつ、いつものお礼を伝えていけたらなと。 次回は誰かな。最後にちょっと気になる神様も出てきたな・・・ 

    1
    投稿日: 2024.06.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    感想 最初の二話が穂乃香とその兄に関することで、三話目もそれ関連の話かな、良彦と何か進展があるかと期待したが、全然関係ない話でちょっと肩透かしを喰らった。 三話は、それで次に繋がりそうな雰囲気で終わったので次巻に期待したい。 あらすじ 藤原秀郷の子孫に復讐したい平将門の手助け、その子孫が実は穂乃香の兄の吉田怜司であった。声が出なくなった建御雷之男神の世話役を探す御用、これは穂乃香と怜司の仲を取り持つものだった。 最後は突然、宗像三女神の話、自分たちを世話した巫女を探して欲しいという依頼。古事記の正確な記述を基に巫女が編纂に関わったことが証明になるとした。

    1
    投稿日: 2023.11.02
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    一柱目の平将門のお話は、いつもの古事記や日本書紀の神様とは雰囲気が違い新鮮に感じました。神様と言っても祟りを鎮めるために祀られている歴史上の人物もいることを再認識。 宗像三女神の話はファンタジーだけど「本当にそうだったかも・・・」と思えました。 それから、伏線を回収して登場の怜司さんのキャラも好きです。

    1
    投稿日: 2023.02.06
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    古事記や日本書紀を書いた人、伝えてきた人、読んできた人、今まで何年も受けてがれて今に至るのは本当に凄いこと。そして素晴らしいこと。 2017年に世界遺産になる前に、書かれていたこの物語。 福岡に行ったら宗像大社に行かなくては。

    1
    投稿日: 2022.12.17
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    シリーズ6作目。 平将門の登場にも驚いたけど、それよりも穂乃香に兄がいた!それもビックリするほど鈍感な。あれだけの霊体験を偶然で片付け、しかもすべて回避。怜司のキャラ、すごいなぁ。これからもシスコン兄は登場するのだろうか。 宗像三女神の話は、良かった。サナとの絆に涙うるうる。 ちょっと切なかったけど、良い話でした。 今まで「古事記」「日本書紀」って社会科の授業で聞いたくらいで、手にしたこともなかったけど、機会があれば読んでみたいなと思った。 今回も、安定の面白さ。今後も楽しみ!!

    2
    投稿日: 2022.07.30
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    穂乃花ちゃんのお兄さんの話は、どれだけお兄さんが穂乃花ちゃんを大事に思っているかが分かるし、泣ける・・・(。´Д⊂)

    22
    投稿日: 2022.02.02
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    孝太郎が現実主義者だということは当初より描かれていたが、今回それをはるかに上回る上に天然とシスコンが加味された怜司が登場。 今後の展開も含め、楽しみ。

    0
    投稿日: 2021.07.18
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     25歳フリーター,萩原良彦(はぎわらよしひこ)。神様の御用人として,金欠ながらあちこちを飛び回っている。  お目付け役の黄金(こがね)。御用人ではあるが,まだまだ頼りない良彦に,知識を授けているありがたい相棒。が,甘いものになるところっと態度がかわります。  御用神は平将門(たいらのまさかど),建御雷之男神(たけみかづちのおのかみ),田心姫命(たごりひめのかみ)。  孝太郎についてくるかたちで東京に来たけれど,その孝太郎は大学の同窓会に行ってしまった。  土地勘もなく,黄金が望む和スイーツの店も開店前で手持ち無沙汰にしていたとき,偶然ある男性に会う。その人には,怨霊として恐れられている平将門が,それも落ち武者の姿で取り憑いていたのだった……。    ☆  読んでいくうちに,あっ,そういうことなのねーと明らかになっていくところもあるので,あまり書きませんが,神様がみんな個性的。神々しい部分と,こんな人いるよねっていう神様ながら人間臭いところもたくさんあります。  作品全体を通して,人の子が,心から神様への畏敬の念をもち,目に見えない神々と心を通わせることができたら……という願いのようなものを感じます。

    7
    投稿日: 2021.06.01
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    いつも通り幸せな読書時間を過ごすことができました。数年前に春日大社に行く前に読みたかったです。今回は怜司に絡む笑いも多くて、そこも良かったです。

    0
    投稿日: 2021.03.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    以前の読書はここの冒頭で積ん読になっておりました。人に貸すためにとりあえず読まねば!と久しぶりに読んだらとても面白かった。 お兄ちゃんのキャラがサイコウ!と思ったのと、大国主神のチャラさとフットワークの軽さ…便利な説明キャラになったものだなあと改めて思った。 この話に出てくる神様は皆すごく人の子に優しい。 …というか弱…?? それだけ力が削がれているということかな。

    0
    投稿日: 2021.02.11
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    将門と桔梗、建御雷之男神と経津主神、宗像三女神。穂乃香と怜司の拗れてしまった兄妹関係が改善したのは良かったけど、怜司の良彦への敵視が凄い。高校生の妹に近づくフリーターというのは怪しい匂いプンプンだけど、穂乃香は慕ってるしね。良彦はフリーターから正社員にならないのかな。御用人の仕事を思うとフリーターがいいのはわかるけど本人も悩んでるみたいだし、自己犠牲当たり前!てのもね。

    1
    投稿日: 2021.01.03
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    最強のライバル現るってことで、穂乃香と良彦の関係も楽しみつつ、今回も色々な神社に行ってます。 福岡で行ってみたいとこ、増えました。沖ノ島のこと、世界遺産くらいしか知らなかったけど、興味わきました。 ついに、次号でスサノオ登場っぽい。どんなキャラになるのか楽しみです。

    0
    投稿日: 2020.09.17
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    神田明神や鹿島神宮など馴染みが強い神社が登場したので少し嬉しい。 これまで自分が理解していたものと神様の関係が少し違うなと思いながら読んでるいたら、いろいろと浅葉さんの創作が加えられていたのですね。あくまで物語なので、面白くなっているから良いと思います。 怜司という特別濃いキャラクターは、今後も活躍してくれそうな予感がします。

    0
    投稿日: 2020.04.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最後の宗像三女神の話は良かったなあ。 既定路線ではあるけど、それでもぐっときた。 他の話は、まあそれなり。 ところどころ文章が軽すぎるけど、まあいいでしょう。 神々や神道に想いを馳せられた。 八百万の神、いいねえ。 神社に詣でるのが楽しみになる。

    0
    投稿日: 2019.12.12
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    交通費宿泊費友人持ち、と言われて主人公は東京へ。 そしてまた、妙な依頼を神様からされる。 上手い話には裏がある、を具現化した内容でした。 そこに繋がるのか~と。 主人公の発言に一票! と叫びたい。 どう想像しても、幼いと思いますよ、あの台詞内容。 そんな1話目に出てきた人が、2話目もこんにちは。 3話目はさすがに関係者、ではなかったです。 しかし2話目は完全にちょっとなぁ…な神様の発言。 神様と違って、人は食べないと生きていけません。 今の社会のシステムを理解せずに決定されても 過労死しろ、と言われているようなものです。

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    投稿日: 2019.10.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    御用人シリーズ第6弾。今回は良彦は東京にきました。大手町にある平将門の首塚。桔梗さん成仏できてよかった。建御雷之男神(たけみかづきのおのかみ)は自ら剣神にした経津主神(ふつぬしのかみ)が幸せだったかそれでよかったか気になっただけだった。神の御用の奥にある思いに気づかなくてはならない御用は大変だ。宗像三女伸の古事記と日本書紀では次女と末女の場所と順番が違う。今の宗像大社は日本書紀の本文と同じように、沖津宮に長女の田心姫神(たごりひめのかみ)、中津宮に次女のたぎ津姫神(たぎつひめのかみ)、辺津宮に末女の市杵嶋姫神(いちきしまひめのかみ)が祭ってある。順番がかわった理由は切ない話だった。

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    投稿日: 2019.06.23
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    久しぶりに読みましたが、良彦の自然体がとても良い。 舞台は東京に移しての御用は、平 将門。恨みを晴らしてほしい人物がまさかの・・・。 個人的には、3話目の宗像3女神との話が良かったかな。巫女の気持ち、3女神から巫女への助けてあげられなかった気持ちが少し切なくもあった。 穂乃花のお兄ちゃんに御用人であることを告げたことにより、孝太郎にも知れ渡るのか今後の展開が楽しみだ。

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    投稿日: 2019.06.04
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    ?東国の武者?神様と兄と妹?親愛なる姉上へ、神様と人の子の「絆」の物語であり、穂乃香ちゃん兄妹を交えたちょっぴり笑える二作と懐かしい父の実家宗像に纏わる話、神様の営みに比べれば瞬きほどの人の子が作った足跡を辿る三作目に何とも心温まる思いがした。方位神黄金と良彦の掛け合いも相変わらずでほんわか。

    0
    投稿日: 2018.10.12
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    そろそろ、何かいいことがあってもいいのでは? 無給、手弁当、終日出勤が多いブラックな奉仕活動なのだから。

    0
    投稿日: 2018.07.19
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    2018.03 高速バスで東京にやってきた。 良彦くん。 交通費負担で孝太郎くんに誘われるとかもう何か裏があるとしか思えない(笑) そして、漏れなく関東の神様からの御用が舞い込み、せっせと親身になって動く良彦くん。ほんとに良いヤツ!! まさかの人物登場でこれからどう絡むのか気になります。 それにしてもあとがきにも書かれていたけど、バイトの身である良彦くんの交通費捻出ネタが毎回楽しみ。 地味だけど、こういう現実的な設定がとても好きです。それから、良彦くんと出雲の神との掛け合いがツボです。 1. 東国の武者 平将門 東京・神田明神 2. 神様と兄と妹と タケミカヅチノミコト 茨城・鹿島神宮 3.親愛なる姉上へ 宗像三女神 福岡・宗像大社

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    投稿日: 2018.03.30
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    須佐之男命の「見極める必要がある。あの者が真に救えるものかどうか。覚悟があるかどうか。」とは… これから一体何が起こるのでしょうか? ちょっと不安ですが…愉しみです。

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    投稿日: 2017.12.05
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    穂乃香のお兄さん、大活躍の巻。将門には恨まれ呪われて、建御雷之男神(たけみかづちのおのかみ)にはお世話係に任命されて、…。うまいことまとまって、よかった!経津主神(ふつぬしのかみ)が刀になっていくシーンがとても切なかった。宗像(むなかた)三女神の話も良かった。古事記や日本書記は、それを後世に語り伝えようとした人の想いがあったから、長い時を経た現在まで伝わっている。

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    投稿日: 2017.12.03
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    良彦と黄金、初めての東京!かの有名な彼がこんな風に登場するとは、ちょっとびっくりした。もうひとつの物語を読んで、物語なんだけど、スケールが大きくステキな話だった。とても、大変、宗像大社に行きたくなった。と思ってたら、なんと世界遺産に登録されてしまった(汗)

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    投稿日: 2017.11.30
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    穂乃香ちゃんとお兄さんの話も建御雷之男神も将門も勿論見どころなのだけれど、今回は宗像三女神を推したい。 歴史って、大事を成した有名な人でさえ、「○○を建立」とか「××を締結」とか、そんな事しか語られていない。 まして「その他大勢」なんて、なおさら。 だけど、「その歴史的事実が、何故後世まで残されているのか」「史実と異なる物語が、なぜ生まれたのか」ということを紐解いていくと、そこには「語り手」である「その他大勢」がいる。 そのことを、三女神が、思い出させてくれる。

    1
    投稿日: 2017.11.29
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    平将門,経津主神,宗像三女神.始めの2章は穂乃香と兄怜司の関係修復のための章.特に将門のところは作者の無理やりな感じがして,こんな兄って少し設定がおかしいのでは?尼子の娘はこんなふうだったらいいなあと思えた.

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    投稿日: 2017.11.26
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    初の東京進出。 何かに振り回され日本各地に出かける感じが誰かに似ていると思ったら、警察庁刑事局長を兄に持つフリーのルポライターだった。 ちょっと怪しげで無責任で自由な感じの職業がフリーのルポライターだったとすれば、現在はさらに自由度(?)が加速してフリーターなのかも。 そして、さかのぼっていけば柴又生まれのテキヤさん? 人間くさい神様たちは嫌いじゃないけど、祟りといえば「平将門の首塚」の将門も激しくなくて、なんかちょっとマンネリかも。

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    投稿日: 2017.10.17
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    将門の落武者には取り憑かれたくない… しかし。 報復の手段が…(笑) これも神様の力が削がれたせいなのかな(笑)

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    投稿日: 2017.09.09
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    「東国の武者」 共にあの男を追い詰め復讐を果たしてほしい。 裏切られたと勘違いされ長年に渡り恨まれ続けていた彼女は、どれだけの苦しみを背負い現世を彷徨い続けていたのだろう…。 「神様と兄と妹と」 時風の末裔を呼んできてほしい。 どんな状況であれ、思っていることは声に出し伝えなければ要らぬ誤解を与えるうえ自分の望むものとは違う結果になってしまうかもしれないからな…。 「親愛なる姉上へ」 彼女たちが仕えた痕跡を探してほしい。 生まれ育った場所だからといって、必ずその場所が懐かしいと感じ帰りたいと思う故郷になるとは限らないのだな。

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    投稿日: 2017.08.06
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    面白いよう・・・。キャラクタ小説なんやけど、このシリーズを読むと神話? 記紀? に、ひじょうに興味がわくよね。 日本人に生まれたのに、 「歴史 = 戦国時代」 だけなのは勿体ない! って思う。 (戦国時代がいい悪いでは決してなくって) 今回は将門が登場したのだけど、 「えっ、また、新しい人出てきはったな!」 と、思った。だって今まで神様ばっかり出てきてはるんやものー。 ほんで、去年に御霊信仰については実際行ってみてきたので 「ふんふん」 と、読めた。 ますます、御霊神社へ行って 「いいことがありますように」 なんてお祈りしてたらアカンな。すいません、ちょっとさすがに恥ずかしくなってきた。 鎮魂の意でいくならまだしも、神社と名の付くところ、神様がいてはるところにいったらとりあえずお願い事いうといたらエエやろって精神は、あかんね。それやったら流れ星に祈るほうがましか! まだまだ今年も寺社仏閣には行きたい。 せやけど、初めて行くところで「〇〇になりますように」などと自分のお願いごとばっかりを押していくのはますますやめようと思った。 (今更?) この本でもそうやけど、最近になってようやく、神社でお参りをするときはせめて自分の報告だけにとどめるべしと読んで、そうするようにしてるのよ、これでも。 ほんで、初めて行く神社を探すときに、遠目で見ても「もさっとしている感じのところ」が、だいたい目指している神社やなとようやく思うようになってきた。 お寺は整然とされてるけど、神社はわりと、もさっと・・・(笑)。 もさっとって失礼か。でも、森を抱えているのが本来の神社の姿なんですって。 あとは、著者も書いてはったけれども、神様の名前って長くて読みにくいものばっかりやんね~。なんでなんやろう。 ふりがなをふってくれてほんまにありがたいです。 あー、それにしても面白い、面白い。 大国主神とかすっごいはっちゃけてるけど、出雲大社に行きたくてどうしようもなくなってきた。 ほんで、行ったらこの大国主神がいてはるんか・・・、とか、プププとなってしまいそうやけど、それは違う。 ほんで、語り部の章は、黄金と、良彦よりあとの御用人とのちょっとした会話なのね。 (今更?) 今回は最終章に「前兆」などとまたすごいアオリを入れられてるし、ますます続きが楽しみです。 もし私が高校生のときにこの本を読んでいたら、就職先をこういった研究所へ絞ったやろうなあ。 なかなか求人がないのはわかってるし、そのためには大学も出ないといけないけれど、やっぱりそう思うと、たとえフィクションであっても、漫画だろうとアニメやろうと、いろいろなものに触れるっていうのは、いいことやね。 実体験できるのが一番いいけど、実体験したいと思う動機付けになるっていうのも、大事なことやと思う。 だんだんノリがよくなっている良彦と黄金、孝太郎や神様方々との掛け合いもすっごい見ていて楽しいし、手元に置きたい本のうちのひとつやな・・・。 7巻は今書いてはるんかあ・・・(ツイッターで見た)。 続き、早く読みたい・・・。 いっそコミカライズも読みたくなってきた・・・。 でも、 あれ? 穂乃香ちゃん一人っ子っていうてへんかったっけ? とは、思った。(;^ω^) またまた私が読み落としているのか・・・、とか。 でも著者の意味深(?)なあとがきを読んだ感じでは、当初は一人っ子の予定やったのかしら? それともここまで織り込み済み? いやいや、「伏線を回収」っていうてはるんやもんな、もともと怜司の存在はあったよね・・・。 怜司もまた、すっごいキャラ立ってるけどな~。 ちゅうか、著者の男子はキャラがめっちゃ立ってる。BLとか書いてはらへんのかなあ。いやきっと書いてはるよね!? 刀剣も好きみたいやし、二次読んでみたいわー。プロの方の二次とか、読んでみたいわー。夢やんねそれ。 そもそも二次という存在がアウトなんやから、それは失礼な願望か。ほんますいません。 でも、良彦が怜司で「目の保養」とかしちゃってるあたりに、めっちゃくちゃニヤニヤしました。 良彦がどうとかではなくてね。その表現にニヤニヤがね。 ■■■■ ■勧請 仏教用語。「勧め請う」意。 (1) 本来,真心こめて仏に願って説法を請い,仏が永遠にこの世にあって人々を救ってくださるようにと請願する意。 (2) 日本では,仏神の霊や像を寺社に新たに迎えて奉安することをもいう。 (3) 法要のとき,所定の文を読誦して,仏菩薩の霊を式場に請い移す意にも用いる。 ■塒 《「寝座 (ねぐら) 」の意》 1 鳥の寝る所。巣。とや。「塒に帰る烏 (からす) 」 2 人の寝る場所。また、自分の家。「今夜の塒を定める」 ■流造 (ながれづくり) 神社建築の一形式。屋根の前のほうが長く伸びて向拝をおおい,庇(ひさし)と母屋が同じ流れで葺(ふ)いてあるのでこの名がある。奈良時代末〜平安時代に成立し,広く各地に流布した。 ■樹叢 (じゅそう) 植生によらない、自生した樹木が密生している林地。神社境内の社叢などに見られることが多い。 (2017.03.26)

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    投稿日: 2017.07.21
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    じっくりと話が進んでいる、のかな。良彦くんの神様とのコミュニケーション能力はすごい。 2017/6/13

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    投稿日: 2017.06.13
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    某友人帳の神様版と言ってしまえばそうかもしれないけれど、それを差し置いても 作者の日本の神様への想いと、古代へのロマンがたっぷり詰まっており 神様好きでほっこりしたい人にはおすすめです 次巻が待ちどうしい〜〜

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    投稿日: 2017.05.22
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    今回は全く京都でなく、東京、鹿島、福岡と飛び回る。話もなかなか凝ってるわ。しかし、またキャラの濃いわ、穂乃香の兄ちゃん!

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    投稿日: 2017.04.30
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    色々な意味で苦心作という印象。しかしだんだん、予定調和というか、ハラハラ感がなくなった。次はスサノオということで、ダイナミックな話を期待。湿っぽいのはもう飽きた。

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    投稿日: 2017.04.27
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    天眼の娘、穂乃香ちゃんのお兄ちゃん登場!なんだか、いろんな方向に凄い兄だ(;゜∇゜)最後の「前兆」読むと、次の巻が読みたくなるパターンが確立(^^;)しかし現時点で、発行されている&友人に借りているのは6巻までなので、とても待ち遠しい(゜.゜)このシリーズを読んで、妖怪好きの私だけど神様にも興味がわいてきた(^^)♪

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    投稿日: 2017.03.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2017/3/7 安定の。 将門の霊がこんな風に慰められればいいなと思う。 このシリーズって全体的にそうだね。 ホントにこうだったらいいなって思う。 素敵だ。 狐もふりたい。

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    投稿日: 2017.03.12
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    今回は大主神社の吉田兄弟の関係が明らかになり新たな展開へ。 良彦の恋愛話も絡み今後が楽しみ。 歴史上の人物の名も挙がり、神様の御用は多様。でもどう神様に寄り添うかが御用を成し遂げるカギになってくる。 良彦の優しさに心が満たされる。

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    投稿日: 2017.03.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2017.3.3読了。伏線が分かりやすいのかな?なんか展開の予想がつきやすい?ある意味裏切らない展開とも言えるんだけど、この巻は特に読んでる最中に考えさせられたりハッとしたりは無かったな。だから分からない言葉や用語以外の付箋が少なくて正直感想が書きにくかった。でも穂乃香ちゃんのお兄さん(キャラ濃い)も出てきたし、故郷のない巫女と学芸員を重ねて書いてるのは上手いなと思ったし何でだろ?とりあえず綾子さんは紗那の生まれ変わりだろうなと思った。史実に基づいたファンタジーで、でもその史実もだいぶファンタジーだからなのかな。「神様だから何でもあり」にならないでほしいけどどうなるんだろう。表紙は雪景色。良彦の足跡が2回立ち止まってるのは黄金を待ってるのかな?知識が増えたから鳥居の造りの見分け方がつくようになった。表紙のは神明造りだな。

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    投稿日: 2017.03.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今回の御用は平清盛(怨霊:東京)、建御雷之男神&経津主神(東京)、宗像三女神(福岡)の三柱。1話2話と新しいレギュラーキャラが登場して新鮮な展開でしたが、3話目が物語としてはとても良かったです。大和朝廷という文献も少ない時代の歴史を、史実を参考にしつつこれだけドラマチックなフィクションを編み出す浅葉さんは凄い!1000年以上昔の人々も今と同様に普通に人生を送っていたのだと、遠い祖先の生き様に感涙です。写真に写らない黄金をちゃんと抱っこしてフレームに収まろうとする良彦は本当に良い主人公だな。

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    投稿日: 2017.03.01
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    前回の引きから、今回はあの荒ぶる神の話かと思ってたけど違った。 まあ、また最後に登場したけどね。 ちょっともったいつけてるなあ(笑) 今回は3つの御用話。 将門や建御雷神など有名どころの登場だった。 ……のだけど、むしろその二つの回は、穂乃香の兄のシスコンぶりに全部持って行かれた(笑) いやあ、これ良彦大変だなあ今後。 穂乃香との仲は前途多難な感じだ。 でも、そのうち穂乃香ちゃんが兄に切れて丸く収まりそうな気もするけど。 物語的には今回はいつもの忘れられていく悲哀というよりは、昔の出来事への後悔がテーマだった。 個人的には三つ目の話が好きだな。 さなを想う三姉妹神と彼女達を姉と慕うさなの想い。 その結びつきが愛おしい。 ただ少し残念なのは考古学資料の件。 できれば三女神がその資料に触れて、さなの想いを知るような展開が欲しかった。 そうすればもっと良かっただろう。 さて、次回はいよいよ本当に須佐男さんの登場だろうか? 良彦は何を救うことになるのかな?

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    投稿日: 2017.02.21
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    推理小説の殺人犯とかを当てるのは100%ダメな私ですが、このミステリは古代ロマンの謎解きなので、(謎解きできないのは変わらないけど)私にも楽しめます。良彦くん、今回は東京へ。御用はおっかない祟り神様のあの方です。東京に奉られていたんですね。 しかし、良彦君にとってはもっとおっかない人に出会うことに・・・。この展開は楽しめました。 そして九州へ。宗像での三女神からの御用です。 今は女人禁制のこの島も、かつては巫女がいたという。その巫女について調べろという無理難題。果たして巫女の正体は?ここに奈良の博物館からやってきた、ある運命の人と出会う良彦くん。 あ~、そうか、よかった!と思えるラスト。 ますます七巻目が楽しみです。

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    投稿日: 2017.02.12
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    学生時代の自分にとって日本史は年号とか似てる名前の歴史人を暗記するつまらないものだったけど、あらためてこの小説の中に登場するのは、不思議と気分良く受け入れられる。 こんな良い話、テレビドラマ化なるのもそう遠くないだろうな。

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    投稿日: 2017.01.22
  • モフ神様今回は影薄目。

    モフ神様、飴やチョコで釣られたらダメですよ? 一柱目、平将門、二柱目に建御雷之男神、経津主神、三柱目宗像三女神。 うん、知ってはいるけど変換大変。宗像三女神は三神の名前打つの諦めました。 今回は、ざっくりと行けば、兄弟愛な感じです。 ヒロインのお兄様も出てこられます。良いキャラですな。 残念イケメン。でもあんまり出てくると主人公よりヒロインが霞みそうです。 そして、主人公のコミュ力の高さはモンスター級だと思います。

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    投稿日: 2017.01.21
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    神様が心を痛める。自分の言葉で相手を動かし、その結果について1000年以上悩み弱ってしまう。心やさしき神々よ

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    投稿日: 2017.01.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    神様も人の子も、悩みます、怖がります、誰かに助けてもらいます。 とうとう穂乃香ちゃんの兄が登場。思ったよりもテンプレートで、これからの絡み具合も想像がつく。そして、まさかの将門が登場。そして、来たよ、建御雷之男神! 最後の章もきょうだいがらみで、宗像三女神。神様も人の子もきょうだいづくしの巻でした。そしてそして、とうとう次回はスサノオだ! 「東国の使者」天神さんもそうだけど、祟りを鎮めるとかそのほか色々な理由で神として祀られている人って、結構多いよね。建勲神社とか豊国さんもそうでしょう。今後出てくる可能性があるのかな。意外とすんなり引いた将門より、何よりお兄様がインパクトありすぎて。 「神様と兄と妹と」実は女性、か。うっすら想像したけど、地の文も「彼」にしてなかったか。 「親愛なる姉上へ」ちょっといつもとパターンが違う文章。良彦とはまったく面識のない(後で知り合う)女性が語り手で始まります。良彦の御用の進め方がなかなか熟達してきている。

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    投稿日: 2017.01.09
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     このシリーズもいよいよ6巻。  登場人物たちのキャラは立ちいよいよ面白くなる。そして、登場する神たちは相変わらず名前が覚えられない。さすが八百万の神々がおわす国。  神様の数的な意味で、どこまでも続きそうなシリーズである。

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    投稿日: 2016.12.19
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    変なタイトルを付けず,数字だけで表しているのが良い。久し振りで,前はもう少し読みやすかったような気がするが…~孝太郎が大学のクラス会で東京に行く共に付いてきた良彦は,藤原秀郷の末裔に復讐に気付かせろと,将門に依頼される。当の相手は旅行会社勤務で,すべて偶然・映画のロケで済ますが,妹に似ている着物の女性に声を掛けたくて掛けられないでいる。その女性は秀郷の妹で,将門の陣の場所を兄に知らせて討ち取らせたのだ将門は勘違いしているのだった。その男は京都の右京区の大主神社の跡取りだったが,天眼を持つ妹・穂乃香が悲しそうな顔をするのに絶えきれずに家を出て暮らしているのだったが,妹を溺愛していて,良彦に釘を刺す。帰ろうとしているところに現れたのは,経津主神(ふつぬしのかみ)で主の建御雷之男神(たけみかずちのおのかみ)が鹿島で読んでいるのと言うのだ。行くと,声が出辛くなっている神は世話を剣の神である経津主でなく,勧請した先の神社の長男・吉田怜司にやらせよるよう説得を依頼するが,ずっと世話をしてきた経津主は浮かぬ顔,騙して怜司を鹿島に連れてきたが,新幹線でやってきた妹と再会し,良彦の説得に同意して,経津主に引き続き世話をさせることで決着付ける。経津は元々建御雷の妻だったのだ。福岡行きのフェリーで寝ている最中に意識だけ連れて行かれたのは,宗像の三女神で,依頼は巫女がいた物的証拠を探せというものだった。たまたま奈良から来ていた博物館勤務の女性事務員が婚約者に会うために乗り合わせ,館長が解読中の古文書から天武に嫁いだ尼子女(あまこのいらつめ)が大陸から渡ってきて身寄りを亡くした巫女であることが判明した~神様の名前をページ毎に振ってくれる優しさが見えるが,それがなかったら読めないね。良彦も出張するようになった・但し金はない!

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    投稿日: 2016.11.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    御用人、今度は東京やら九州に東奔西走。 新キャラは主要人物の血縁者。 これは良いテコ入れ。 東京のど真ん中で祀られる御霊信仰の神様もいれば、 古事記編纂より遥か昔に高天原より来たような神様も登場する。 国内だけでも様々な由来で神様って出現するものだとしみじみ。

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    投稿日: 2016.10.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    まさかの将門。それ出しちゃう?!という感じでしたが、その衝撃の後、穂乃香ちゃんの兄登場でびっくりです。その無駄に鈍感な振りなのか天然なのかと疑われるほどの幽霊そのほかの信じないっぷりがすごくて他全部吹き飛んだ感じです。様々な不可解な現象にそんなわけあるかい!というツッコミを入れつつ、将門の呪いすらも届かない大物っぷり。そしてそのシスコンも。 その後の天武天皇の時代の三姉妹女神の話は、あの正体不明の手紙がいつか三姉妹女神に読むことができたならいいのになと思いました。 最後の最後で何やら次回に繋がる不穏な動きが気になります。

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    投稿日: 2016.10.16
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    大好きなシリーズです。 今回も心がほんわりあったかくなるようなお話でした。 宗像の三女神とサナの話が、読んでいてとても心地よかった。サナの手紙を三女神にも読ませてあげたかったなぁ。 穂乃香ちゃんとの仲に新たに手ごわいライバル出現で笑ってしまいました。がんばれ良彦!!

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    投稿日: 2016.10.11
  • 新キャラ登場です!

    今回も、よかったです。 出だしの語り部の中で黄金さまが、かつての御用人を思い出す場面に胸がキュッとなりました。 穂乃香ちゃんのお兄さんとの絡みが面白かったし、三女神の御用のお話では、ウルウルしそうになりました。 何だかものすごい御用が出てきそうな気配です。 次はどんな御用になるのか、目が離せません。

    7
    投稿日: 2016.10.06
  • 東京編も九州編も史実との関連が面白い さらに勉強したくなりました

    あまりにも、超現実主義のある人物の登場で新展開になります。 神様にも悩みと悲しみがあって人の人生も同様。 それをみごとに解きほぐしていく御用人 良彦の活躍と成長が楽しく読める。 九州編では、故郷をテーマに古事記 日本書紀を紐解きながら、史実もからませて古代九州と大和を描いていて歴史好きにはたまらない展開になっているとおもいます。 巻末では、荒ぶる神の登場で、さらに続編が楽しみになります

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    投稿日: 2016.10.03
  • 『古事記』のこころ踊る読み解き方、発想が斬新!

    穂乃香ちゃん故の、穂乃香ちゃんだからこその心の葛藤。 同じく、突然現れた とある人物も、そして神さまたちも。 さすがに優しい良彦さんでも、このとある人物には・・・。 3つ目のお話では、「謎の古文書」が登場! 良彦さんの「神様の御用」と並行して、展開していくのですが、 読み手が、この「古文書」を、だんだんと自力で読み解いて行くことができるんです。 こういうのって、すごくワクワクして、面白い! 私が言うのもあれですが、構成が素晴らしいと思います。。

    9
    投稿日: 2016.09.29
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    6冊目の御用人は、東京で神田明神平将門、茨木で鹿島神宮建御雷之男神と経津主神、福岡で宗像大社宗像三女神の御用をきく。各御柱の解釈も面白かったし、相変わらず爽やかで優しい。欲を言うと黄金にもうすこしモフモフ活躍してほしかった。本作でとうとう大主神社の穂乃香の兄で妹を異常に溺愛する長男怜司が登場。かなりのヌケ異常っぷりに笑えました。福岡行きたい。

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    投稿日: 2016.09.06
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    読み進めるにつれて人間(神様?)同士のわだかまりや、背景が解れていくのが快感!! ほのかちゃんの出番が少なかったのがちょっと残念だったけど、今後の展開が気になって、早くも7巻が楽しみです!

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    投稿日: 2016.09.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ★ネタバレありです★ 今回は、平将門、建御雷之男神、宗像三女神の御用人となる良彦。京都を離れて、関東、九州への遠征です。 将門と建御雷之男神&経津主神のお話で登場した怜司さん、知的な眼鏡サラリーマンと思いきや、妹のこととなると豹変するところが、何ともカワイイ。今後も時々登場してほしい思います。 宗像三女神のお話は、他の2話と比べて、しっとりした雰囲気でした。ラストの展開から、ひょっとして、綾子さんはサナの生まれ変わりかな?とも思いました。 毎回、お話の舞台となった神社に行ってみたくなります。 次巻も楽しみです。

    2
    投稿日: 2016.09.02
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    産みの苦しみはあるでしょうが、相変わらず作者がとても楽しんで書いているように感じられるのは好き。その一方で年の差で一歩引いている主人公と、奥ゆかしさで今ひとつ前に出れないヒロインの進捗は遅いどころ障害が増えている状況、かつ「神様の御用を聞く」フォーマットの繰り返しで停滞感は感じる。 エピローグを読むと多少ギアがあがって話が進みそうなので次巻に期待。神様の話だけに「デウス・エクス・マキナ」で終わらないことを(神様に)祈ります。

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    投稿日: 2016.08.30
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    今回の神様は、平将門、建御雷神(タケミカヅチ)、宗像三女神。舞台もそれにあわせ関東や九州に飛び、中々にバラエティ豊かな神様模様が楽しい。特に関東舞台の祀られている神社は行ったことある所ばかりで、その点でも身近に感じた。 神話時代の話に諸説あるのは当然と踏まえた上で、それをベースにここまで想像を膨らませて読ませてくる著者はやはりすごいなぁ、と、神主心得見習的にも感服。 人間側の人間模様も変化してきて、多少のマンネリ感があったのは確かだが、やはり続刊が気になり楽しみな作品。

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    投稿日: 2016.08.29
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    発売を心待ちにしていました。 今回も期待を裏切らない面白さ。 毎回、神様や神社の名前が読めなくて苦戦しますが、その分興味も沸くし、色々調べてみたくなります。

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    投稿日: 2016.08.29
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    大国主神あいかわらずチャライケメン(神)だなー。そして怜司くん(笑)このシスコンぶりは今後の良彦の壁になりそうだ。 どこまで続くのかわからないけど、読み終わると人にも神様に優しく正しく接しなければと思います。

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    投稿日: 2016.08.27
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    【神様にだって後悔はある! 良彦と黄金、初めての東京!】  何やら思惑のありそうな孝太郎に連れられて、上京した良彦と黄金。初めての東京に思わず浮かれる彼らの前に現れたのは、大手町の有名すぎるあの怨霊(ひと)だった!  そこから事態は思わぬ方へと転がり、図らずも巻き添えを食らったとある人物の正体とは……? そして、黄金は結局ファミレス推し!?  一方、九州へと呼ばれてみれば、飛鳥時代と現代を結ぶ三女神の過去を紐解くことに。人知れず残された一人の巫女の想いが、千年以上の時を経て鮮やかに浮かび上がる!

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    投稿日: 2016.08.19