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えんじ色心中
えんじ色心中
真梨幸子/講談社
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総合評価

21件)
3.3
2
5
8
4
0
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    真相の章までは『誰がどの人?』と思いながら読み進めるペースもめちゃくちゃ早かったけど、真相の章に入る直前から混乱(笑) 理解は出来たけどモヤモヤは残る。

    0
    投稿日: 2024.03.15
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    真梨幸子さんのデビュー後第2作目。ライターをしながらマニュアル作成で、なんとか社会の一端にしがみついている久保。 それでも生活が苦しく、派遣会社にも登録するが、なぜか生活は苦しくなるばかり。そんなとき、16年前の殺人事件が注目され、久保は自分を思い出してかけるが。 いまやイヤミスの大家とも言える真梨さんだが、この作品はイヤミスというより、社会派サスペンスに近いかな。 でも、単なるミステリよりもサイコパス系を得意とする真梨さんの原点のような気がする。この閉塞感、絶望感は他では味わえない。

    3
    投稿日: 2023.07.17
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    過去の事件が取り沙汰される中、フリーライターの久保と小学生の男の子と女の子の話が入れ替わりで展開される。 最後、どんな風になっていくのかと思ったけど、ちょっと複雑にし過ぎな気もする。 驚きもないし、そうだったのかっていう感じしかなかった。 前半が混乱しただけに、ちょっと期待はずれだったかも… 2023.3.20

    1
    投稿日: 2023.03.20
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    大好きな真梨幸子さんの小説。これはほかの「イヤミス」と呼ばれる小説より、嫌な感じはしない。なかなか面白かったが、時間軸が行ったり来たりするのと、誰がどれなのか?が途中でこんがらがってしまったので★を減らしました。 派遣でデータ処理をしている派遣社員の中でほかの人のミスをカバーして残業したりとかの場面が、なんだかどろどろしていて真実味がありました。

    0
    投稿日: 2022.01.02
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    真梨幸子初期作品。それ故にか読みにくさが否めず、読了までになんだかだらだらと時間をかけてしまった。結論・種明かしをギュッと凝縮し、そこにいたるまでを2つの時間軸を行き来しながら辿っていく。構成やネタとしてさすが真梨幸子だなあという節もあったが、読了後の後味としては正直に、わかりにくかったなあ、と。

    1
    投稿日: 2020.05.04
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    派遣と下請け、受験戦争、昔の事件。わかりづらかったのが最後に全部つながる、が。デビュー2作目とのこと。

    1
    投稿日: 2019.12.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    湊かなえ以外のイヤミス作品も読んでみようと思って買ってきた。 この作品のフリーライターのように、自分も気付いたら身動きできない状況に陥る可能性があるということは、普段から考えていたことなので、すごく親近感が沸き、どんどん読み進めることができた。 読み始めてからこの作品の評価が低め(☆2後半)なことに気づき、もしや色々な謎が作品中では解説されず、読者が考えろ系かと不安に思ったが、ちゃんと謎が解かれていたのでひと安心。 最後の解説の冒頭で、この作品は「イヤミス」とは違う的なことが書いてあり驚いた。確かに謎が解けてスッキリしている自分がいるので、イヤな読後感はあまりない(笑) まあどちらにしても、私はこの作品は好きです。

    1
    投稿日: 2018.02.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2005年に刊行された、真梨幸子作品の2作目。「イヤミス」という言葉も無い頃の作品で、「イヤミス」を期待するとちょっと地味な内容に思えます。 全編、ひたすら沈鬱な雰囲気が漂い、一応意外な結末は用意されていましたが、そこにはほとんどカタルシスが無いような感じです。 詠み終わり、この感じ、何かに似ている、と思い出したのは、2004年に日本で公開された韓国産ホラー映画『4人の食卓』を観終わった時の感じですね。ストーリーは全く違いますけど、両方とも終始陰鬱だし、過去の事柄の現在への関わり方とか、幽霊が出てくるけどそれが単なる脇役であるところとか、結構似ています。 この作品の中で、結構マニアックなホラー映画のタイトルが出てくることから考えると、作者の真梨幸子さん、かなりホラー映画に詳しそうです。ホラー映画好きということならば、『4人の食卓』が元のイメージとしてあったかもしれません。 それはともかく、非正規雇用で働く主人公の男性の、ホームレスとして生きるという逃げ場所も無い、という行き詰まり感の描写が、自分のように非正規雇用で働く身には読んでいて中々辛く、普通の「イヤミス」よりも、よっぽどイヤーな気分になれましたよ。

    0
    投稿日: 2017.08.05
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    2017年、17冊目は真梨幸子。 あらすじ:派遣社員と二足のわらじを履く、フリーライターの久保。若さにまかせ、連続の徹夜で二つの仕事をこなしてゆく。そんな時、16年前のエリート中学校と進学塾にまつわる「西池袋殺人事件」が再びクローズアップされ始める。彼もまた、その進学塾から、エリート中学校に進んだ人間だった。 読ませる力は充分にあったが、クライマックス、オチは……。多くの登場人物と、複雑な人間関係。ソレがスパッと解決されるモノではない。また、真梨幸子流のイヤミスを期待すると、手元で変化して、的を狂わされるといった感じ。 全体的に覆うのは、えんじ色と言うより、ダークグレーな空気感。特に主人公の台詞は「」括りがナイので、心情なのか、発せられた言葉なのかの判断が難しい。おそらく、その辺は作者の狙いだろうが……。 デビュー二作目。真梨幸子の原点と考えると興味深い点も多々ある。キーワードを挙げておきましょう。「(ローリング・ストーンズ)ブライアン・ジョーンズの死」「新興宗教」「月刊グローブ」他の真梨幸子作品と地続きな原点と捉えるのも、また、一興。

    1
    投稿日: 2017.04.26
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    暗い暗い感じ。告白を何ヶ月か前にみたので、解説でこれがイヤミスと言われる部類だと知る。救いようのない嫌な感じを残すミステリーということか。もうちょっとあっという部分が欲しかった印象。

    0
    投稿日: 2016.12.17
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    サクサク読めたんだが、疲れた。 なんか、みんなちょっと歪んでる。主人公がどう事件に絡むのか、彼女がどうなったのか・・ 最後が駆け足っぽかったかな。

    1
    投稿日: 2016.08.04
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    1977年に起きた開成高校生殺害事件を参考にしている。この事件の詳細については本多 勝一著の『子供たちの復讐 』がある。真梨幸子、作家デビュー2作目になるが完成度が高いと感じた。二組の男女が過去と現代を通じて複雑に絡み合い驚愕のラストへ向かう、予備校へ通う幼い二人の関係性がとっても愛らしい。

    0
    投稿日: 2015.11.25
  • 手強い作家さん

     真梨さんの作品を読むときは心してかかろう。 そう思わせるほど「フジコ」は衝撃的で、それから3年やっと辿り着いた3冊目がこのタイトル。 「フジコ」のようにドロドロの激情ではなく「えんじ色」はどちらかというと沈殿、閉塞感。 こちらの方がよりダークな感じがしました。 話の発端となるのが16年ほど前に起こった「西池袋事件」、それが起きる以前と以後の現在に、 「僕」という小学生と、生活に窮するライターの「久保」、それに事件の公判の様子が挿まれて 物語はすすんでいきます。 プロローグがある人物の生い立ちの語りから入るので、それ以後二人の登場がどのように繫がって いくのかが読み応え。 受験・家庭内暴力・派遣労働、崩壊していく人間関係に織り交ぜた宗教色が更に物語をリアリスティックに している。宗教に傾倒する人間の側面が救いになっていない事が皮肉でもあり、 話に奥行きを出していたようにも感じる。 ほんとに手強い。 けれど読み終わったあとの、心の塵が洗い流されたような不思議な気分。何だろう。 やはり脱帽です。

    15
    投稿日: 2015.09.08
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    真梨さんの本は、私の後ろめたさを、ぐりぐりぐりぐりしてきて、うっ、ってなる。落ち込む。 でも読む。

    0
    投稿日: 2015.08.14
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    作者買いした一冊。 決して面白くないわけではないのに、作者買いしたことから辛口評価になってしまいました。 もう少し期待していたのに。。。 真梨さんファンが購入すると、少し物足りなく感じる作品になるだろうなぁ。

    3
    投稿日: 2015.04.12
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    ライターの収入だけでは満足な生活を送れない久保は派遣会社から紹介された職場で働き、糊口を凌いでいた。マニュアル作成の仕事を受けた彼だが、派遣の仕事との両立が難しくなる。折しも16年前の殺人事件が再注目される時、窮地に陥った久保の脳裡にあの光景が重なる。かつてない閉塞感を最大圧縮した凄絶作品!

    0
    投稿日: 2015.03.09
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    ある少年が、受験戦争を潜り抜けて名門難関校に合格したのに家庭内暴力の末、父親に殺されてしまったという「西池袋事件」。 事件から16年後、新たな悲劇が起こる――。 「西池袋事件」を軸として、2つの仕事をかけもちしながら何とか生活している久保のパートと、落ちこぼれの少年と帰国子女の少女の交流を描く過去のパートが交互に語られる、複雑な構成。 独り言のような一人称が、どこまで現実でどこまで妄想なのかわからなくなります。 時系列もあいまいで先が読めず、ブツ切りのトピックを積み重ねるブログを読んでいるような感じ。 読者の共感を拒む文章が、いっそすがすがしい(笑)! ミステリとしては破綻しているというか、ちりばめられた伏線がうまく回収されているようには思えないので結末ではカタルシスを味わえないのですが、どの登場人物も病んでいて、その病み描写が読ませどころ。 現代を生きる人の閉塞感を描きたかったのかなー、と思います。 もっと情報を整理して、綺麗で読みやすい構成にすることもできたんじゃないかと感じましたが、多分、あえてこんな構成にしたんじゃないかな。 多面性を持つ複雑怪奇な「人間」をなぞるように、複雑な構成にしたんじゃないかと。

    0
    投稿日: 2015.02.09
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    なんだか登場人物が多いし、キャラがぼんやりしているので 最後までよくわからなかった わかってもふーん(゜-゜)てな感じや

    0
    投稿日: 2015.02.05
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    真梨さん作品の中では、それほど強烈なインパクトな読後感はなかったかな。最後、登場人物の関係性を整理するまでに時間がかかった…

    0
    投稿日: 2015.01.08
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    真梨幸子さんのデビュー二作品目がやっと文庫になったと言う事で購入。 デビュー作の孤虫症と作風が違うと真梨幸子さんのTwitterでも読んでいたのでどんな感じなのだろうかとワクワクしていた。 読み始めは真梨幸子さん独特な雰囲気を醸し出していた。 二〇〇五年あるいはその十六年後の最後の方で主人公と吉沢さんの関係が明らかに。 でも最後はえっこれで終わりなの?!と思ってしまう終わり方で長い話なのになんだか物足りない。 今まで読んだ作品とは違うモヤモヤ感。

    0
    投稿日: 2014.09.25
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    今ひとつキレの無い作品。真梨幸子の文庫化作品は全て読んでいるが、これほどキレの無い作品は無かった。この作品はデビュー二作目で、これまで文庫化されていなかったのも納得出来る。 プロローグを読む限りはいつもの真梨幸子であり、これから展開されるであろう独特のイヤミスの世界に期待は膨らんだのだが、どうにも方向が定まらないかのような展開に読むのが苦痛になった。 こういう作品も中にはあるだろう。次の作品に期待したい。

    0
    投稿日: 2014.09.16