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ウルトラマンがいた時代
ウルトラマンがいた時代
小谷野敦/ベストセラーズ
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総合評価

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     間違いだらけの本。円谷プロが写真を提供しなかったというが、別な意味で正解だろう。  「岸田森と水沢アキがナックル星人に虐殺される」→水沢アキは榊原るみの間違い。後の方では直っている。  『円盤を見た!』→『円盤が来た』  『第三惑星の悪夢』→『第四惑星の悪夢』  「ゴジラも、あれはジョンストン島という米領で、水爆実験のために小さな爬虫類が巨大化した」→ジョンストン島ではなくラゴス島。  「キラアク星人を演じた美女・小林夕岐子」→キラアク星人を演じたのは愛京子その他の女優。  「仮面ライダーに、人造人間になってしまった悲しみ」→仮面ライダーは改造人間。  「ツインテールは(中略)怪獣のデザインは、有名な成田亨だが」→デザインは池谷仙克。  「『ウルトラマン』のアントラーはカブトムシである」→クワガタムシ。  『帰ってきたウルトラマン』の歌詞を間違えて紹介し、それに突っ込みを入れるのは論外だと思う。  「クルマニクラスという怪獣が登場していた。(中略)目は自動車のヘッドライトで」→クルマニクラスの目は3色の信号機。  『故郷は地球』イデの台詞「偽善者はいつもこうだ」→「犠牲者はいつもこうだ」  『快傑!ライオン丸』→『快傑ライオン丸』  『風雲!ライオン丸』→『風雲ライオン丸』  ウルトラセブン最終回「隊員二人が宇宙人の捕虜となり」→捕虜になったのは一人だったと思う。  「『セブン』のアマギ隊員だった阿知波信介や、『ウルトラマンA』の南隊員の池田駿介も死んだ」→アマギではなくソガ隊員。『ウルトラマンA』ではなく『帰ってきたウルトラマン』   著者は自分が交通事故に遭った日、家族旅行に行った日など入念に調べているのだから、肝腎の特撮関連の情報は正確に記して頂きたかった。  同世代の食文化の受容など、面白く読めた部分もあるので☆三つ。                                                                                                                                                                                             

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    投稿日: 2022.11.16
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    1970年代を「暗い」時代と規定し、その時代の雰囲気を現わしていた作品として『帰ってきたウルトラマン』の魅力を語った本です。 宇野常寛の仮面ライダー論などとは異なり、著者がみずからの少年時代をふりかえりつつ、ウルトラマンのなにが当時の著者にそれほどの強い感銘をあたえたのかということが述べられています。ただ、チキンラーメンやボンカレーなど、主題と関係のない話が多く、内容が薄いという印象を受けました。

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    投稿日: 2018.10.30
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    わたくしも世間の大勢に倣つて、本はネットで買ふ事が多いのですが、たまにはリアル大型書店に行かねばとも思つてゐます。先達て立ち寄つた書店では、ベスト新書を全点(まあ、若干の切れはあるでせうが)揃へてゐました。稀有な品揃へ。 早速『ウルトラマンがいた時代』を見つけ、ほほう、こんな本があつたのかと手に取り、レヂへ向かひました。どこからか、これは小谷野敦氏の著書だぞ、良いのか?との声も聞こえてきましたが、何せウルトラ好きなので購買してしまつた。いつぞやは、『ウルトラマンのすすめ』といふ本をよく確認もせずにレヂへ持つて行き、清算の直前で、改めて見たら実は『ウルトラマラソンのすすめ』であつたことに気付き、書棚へ回れ右したこともあります。 で、本書ですが、ウルトラのファンにはまことに評判が悪いやうです。事実誤認とかが多く、後日版元から正誤表が発行されるといふ事態になつたさうです。わたくしが購買したものは版を重ねたものだつたので、概ね誤りは修正されてゐたやうですが、それでも小林夕岐子さんがキラアク星人を演じたことになつてゐるなど、完全ではないみたいです。 また、特撮物出身で、のちに一般俳優としても出世したのは「藤岡弘・柴俊夫・篠田三郎」くらゐだといふのはどうか。今ふつと思ひついただけでも、長谷川初範・村上弘明・オダギリジョーといつた人の名が浮かびますが。 まあ、ネガチブな話はそのくらゐにしませう。本書は、著者小谷野氏の「特撮派宣言」といふことで、堅苦しい「論」は封印して雑談ふうに自身と特撮の関りを語つてゐます。しかも新マンとその時代を大きく扱つてゐるのがいい。なぜかといふと、わたくしが初めて(再放送ではなく)リアルタイムで観たウルトラマンが「新マン」だつたのです。ちなみに新マンを「ジャック」などと呼称して違和感を抱かぬ人とは、あまり近づきにはなりたくありませんな。ああ、元元お呼びではないですか。さうですか。 無論色々と意見の違ふところはありますが、それは当然と申せませう。丁度旧友と再会して、酒宴をしながら幼い頃のヒーロー談義を楽しむのと同種の愉悦があります。「いや、違ふ違ふ違ふ、君、それは違ふぞ」などと口角泡を飛ばしたりして。実際にわたくしが特撮を語れば、とても一晩では足りませんがね。 あまり細かい所に拘泥せず、愉しんでは如何ですかな。 http://genjigawa.blog.fc2.com/blog-entry-673.html

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    投稿日: 2016.12.01
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    特撮とは関係ないところだけれど、「日清食品というのは、皇太子妃を出した会社の系列でもあり大会社だったから」という記述は明らかな間違い。こういうのって調べないのかねえ。 あとウルトラマンにウルトラQのペギラが再登場しているとの記述もあるけれど、ペギラ改造のチャンドラーの間違いではないだろうか?。ウルトラQに出て、ウルトラマンに再登場したのはケムール人だけどね。

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    投稿日: 2015.01.15
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    著者は私と同い年。「帰ってきたウルトラマン」をリアルタイムで観ていたのも全く同じ。従って、共感できるところが山のようにあった。 一か所だけ気になったところ。「帰ってきたウルトラマン」の主題歌は主役の団次郎が歌っていたが、「ウルトラマンレオ」の最初の主題歌も主役の真夏竜が歌っていたはず。

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    投稿日: 2013.06.23
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    小谷野敦が1970年代を特撮物を通して振り返ったもの。 文章がエッセイ調で少し読みにくい。且つ、ある程度特撮の知識や視聴経験が無いと読むのが大変かもしれない。 筆者が幼少の頃(1970年代初頭)を、特撮の「怪獣空位時代」としているが、まさに特撮の一つの過渡期であり社会の過渡期(高度経済成長や学生運動が下火になり始める時期)でもある。 そのことを筆者の経験談や特撮史をまとめられたことで、考察されている。 差別など特撮の裏側を考察された従来の本とは一線を画す内容であろう。

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    投稿日: 2013.06.11
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    作家(学者)が語る特撮駄話。 「第三惑星の悪夢」(22P)→おぞましい誤表記。 「ウルトラアイは商標登録していなかったのか?」(41P) 「なんという番組かわからない」(119P) など、編集が怠慢としか思えない部分がある。

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    投稿日: 2013.06.07