
総合評価
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- リトル"powered by"
「どうやって話の決着を付けるの?」とだけ気になって頑張って読みました。 無駄な描写が多く、納得がいかない・説明が欲しい場面がたくさんありました。
0投稿日: 2021.04.30 - 小鳥遊小鳥"powered by"
このレビューはネタバレを含みます。
再読。 蛇神を祀り、生贄を捧げる奇祭を現代に至るまで密かに続けている村の話が、こんなふうに着地するとは…… 転生体はDNAを書き換えて云々とか、うーんわけがわからない。もうちょっと、雰囲気を壊さない締め方があったようにも思う。
0投稿日: 2019.08.14 4部作シリーズ 遂に完結!
どうなることかと思ってハラハラしましたが、おさまる所におさまってほっとしてます。 そして、後半の疾走感たるや。これでもか、というくらい神々しいまでの時空を超えたストーリーに、震えました。ここまで来るのに中弛みがあったり、自分をえいやっと鼓舞したり、宥めすかしながら辿り着いた甲斐がありました。 特に聖二、美奈代の最後のシーンは、圧巻でした。 聖二が幾代もかけて来た路を、一瞬で駆け巡るシーンの美しさは鳥肌ものです。 目の前にその光景がまざまざと浮かび、すごい作家さんだなと。惜しい人を亡くしたなとあらためて思いました。文句なしの★5です!
0投稿日: 2017.05.28いつもの今邑さんとは違う異色小説です
4部作にわたるシリーズ完結編。 そうとは知らずに迂闊にも本作品を最初に読んでしまった。 でも、過去のいきさつが所々出てくるので、前作までの展開がおおよそ推測できて、未読でも違和感はなかった。 幼女誘拐事件から始まり、ミステリーか?と思いきや徐々にオカルトな路線に転じていく。 残念ながらいつもの今邑さんの軽快なテンポはなく、重々しい感じのストーリー運び。説明もくどい。いくつかの謎について、真相を明かさないまま放置。読後のスッキリ感が感じられない。 今邑彩ファンとしてはちょっとばかり残念な一冊。
1投稿日: 2016.08.01- くろうま"powered by"
シリーズ4作全て読み終わりましたが、 もったいないなあという気持ちです。 もう少し練られていたらすごいものができてた かもしれないのになあという残念な気持ち。 『蛇神』では、長野の古社と神話を絡めた 伝奇色の濃い何か得体のしれないミステリアスな要素と 運命に振り回された母と娘の物語がそれなりに うまく混じり合っていました。 ただ、得体のしれない感じだった神社と宮司一家の正体と 娘がこれからどうなってしまうのかが 中途半端な状態で終わっていて不満が残るものだったのですが、 逆に言うと不満はそこくらいで それ以外の部分は割合よくできていたのに、 『翼のある蛇』、『双頭の蛇』で迷走気味になってしまって 完結作である本作でその迷走を修正できずに 終わってしまったように思います。 割合良い感じの建物を8割くらい作って一呼吸してみたら 残りの2割を完成させるんじゃなくて 変な気起こして屋上屋を架す状態な増築に増築を重ねてしまって 収拾つかなくなってしまった感じ。 誘拐された女の子の話と、音楽プロデューサーの話、 両方とも作品の冒頭で展開されていたけど どう着地させるか考えてなかったのがバレバレで すごく変な感じの伏線回収になってました。 いきあたりばったりにシリーズ作品作っても グダグダになるだけでろくなことにならないという 悪い見本になってしまったのがすごく惜しまれます。
0投稿日: 2013.05.03 - ao-neko"powered by"
やっと完結。「蛇神」と「翼ある蛇」は単独でも読めたけれど、「双頭の蛇」と「暗黒祭」とは切り離して読むことができないし、シリーズ三作目・四作目としてしか読むことができないのが、少しばかり難点といえるかもしれない。けれど通しで読む分にはまったく問題なし。というか見事な結末。一続きの壮大な物語。
0投稿日: 2009.12.29 - xmayumix"powered by"
蛇神シリーズの完結。 前作で、すっかり論文と化してた感のあったシリーズだけど、今回で無事終わったなって…。 にしても、似たような名前がごろごろしてるので、一体この人はなんだったのか?と悩むことしばし。 名前に意味があるのはわかるけど、女性の名前は意味をすごく持たせてるのに対して、男性の名前は適当?な感じなので、余計覚えにくいんじゃい。 エラクごつい本だったけど面白かった。
0投稿日: 2009.11.14 - BEA"powered by"
蛇神シリーズ最終巻。 面白かった♪ ラストが伝奇ロマンといった感じでしょうか。やはりこのシリーズは面白い。知る人ぞ知る名作ですな!! ******** 再読記録 ******** 2009.06.03
0投稿日: 2009.06.03 - はっぱ"powered by"
「蛇神」シリーズの最後の一冊です。(初めの2作読んで無い・・) 少年少女の行方不明事件を特集したテレビ番組を見た喜屋武(きゃん)蛍子は、そこに映った一つの写真に目を止めた。行方が解らなくなった元恋人を探しに訪れた日の本村の神社で、立ち入り禁止の奥で見かけた少女に似ていたのだ。蛍子は、その少女をさがしてる両親に連絡を入れ・・。 日の本神社では、大祭がまじかに迫っていた。お印(蛇のような肌)が出た新庄武は、三人集の役柄を一人でやる事になった。日女の役は、神社の宮司・神(みわ)聖二の養子の神日美香がやることに。彼女もお印を持った人間だった。大祭が目前だったが、人々の思いが交錯する。そして大祭が始まった・・。武の取った行動は?日美香の思いとは?村人までしか知られていない隠された祭りとは? 神(みわ)家に伝わる家伝書の内容を紐解き謎が解明される。蛇神信仰を背景に書かれた完結編です。 でも、俺の中で謎がいっぱい残ってます。書ききれなかったのが真相なんでしょうか?俺としては、面白いので全部揃えてみますそうすれば謎が解明されるかな?さてはて?
0投稿日: 2009.01.10