
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2025/8/15読了(再読) 初読('14年)から10年を過ぎて改めて読んでみたら、この作品はミステリとしては非常に奇形ではないかと思えてきた。前半は行方不明の母の手掛かりを探し求める純(ソラ)の物語で、後半で漸くメインの事件が発生(前半で伏線があったといえば、そうなのかも?)。しかし、捜査はあっさりと終わり、謎解きは論理よりも空想・想像が主で、どうにも煮え切らない。初読当時は違和感を持った記憶がないが、『闇の喇叭』のすぐ後に読み、続編『論理爆弾』があることも判っているシリーズものの流れの中で、余り単体のミステリとしてみてなかったのかもしれない。尚、シリーズとしても、母親は生存している(らしい)ことは判るが、〈ブラキストン・コンフィデンシャル〉なる謎ワードに〈分断促進連盟〉(分促連)なる怪しげな組織とそのメンバーが登場して、探偵〈ソラ〉の前途は更にハードになりそう。次作で、多少なりとも道筋は見えるのか? と期待していたのだが……。 (続く?)
24投稿日: 2025.08.15
powered by ブクログソラシリーズの2作目です。 探偵行為が禁止された社会で、探偵を目指す少女の話。 主人公の成長や心の移ろいが感じられて、面白く読めました。
0投稿日: 2024.05.14
powered by ブクログこれは今ひとつというか有栖川有栖、どうしちゃったの、と問わずにはいられない。 謎解きよりハードボイルドでSF(それもディストピアものである)を主にしたのは新しい試みだとは思うが、如何せんパーツの一つ一つが噛み合っておらず面白みがない。探偵業が禁止された未来で探偵をするというのは面白いとは思うが……。
0投稿日: 2023.05.13
powered by ブクログアリス、火村シリーズ以外有栖川有栖さんの作品は初めて読みました。又、長編も初めてです。 率直な意見をいうとよく分からない。結局母親探しはせず、父親はどうなったのか。中途半端な感じ。元探偵砂家「金魚」の殺害トリックが飛躍し過ぎ!
0投稿日: 2023.02.08
powered by ブクログアンチ探偵の世の中で探偵の是非を問うこのシリーズ。有栖川有栖の作品は学生アリスシリーズや火村シリーズが好きでこのシリーズも読んでいるが、前者ほどの面白さはないが、違う視点で物語を楽しめる。
0投稿日: 2022.12.06
powered by ブクログアリスシリーズ以外の、有栖川先生の長編はこれが初めてかも。そしてこれ、シリーズモノの2作目なのね。そしてあんまり評判良くない感じ…? 舞台は、SFミステリ?北海道が独立国として、日本と対立しており、そして探偵が法的に禁止されてる世界での話。 主人公ソラが、探偵的な斜に構えたところとかがなく、真っ直ぐな若者という感じでわたしは好き。 有栖川先生のミステリはあんまりトリックとか気にするものでないと思って読んでたので、まあ今回もざっくりしたトリックだったけど、物語の肝はあくまで仮想日本で生きる探偵の話だったのでストーリーは楽しめた。 確かに医療行為だって免許なかったら禁止されてるしな…そういう感じで犯罪を暴くのも禁止することもあり得るのかな、と納得して読めた。 わたしは生まれた時から日本は沖縄も北海道も日本だし、ロシアはソ連じゃなかったしドイツは東西統一してたけど、将来的には日本だって分裂することもあるのかなあと思いながら、いろいろ考えながら読める話だった。
2投稿日: 2022.04.19
powered by ブクログミステリというジャンルに入れるのも憚られる作品。そもそも時代背景の説明がほとんどで事件がとても少ない。 シリーズものならタイトルにその旨入れてほしい。2作目らしいが、最初にこれを読み始めたら途中から始まって途中で終わった気しかしない。 主人公も出てくる登場人物の名前もわざわざ通り名をつける設定も厨二病(この単語もどうかと思うが)で読んでて恥ずかしくなるが、そんなことばかり気になって物語に入り込めなかったのは結局面白くなかったからだと思う。最後は斜め読み。私はこの作者とは合わなかったらしいのでもう読まない。
0投稿日: 2022.02.13
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序盤はなかなか入り込めなかったけど、終盤は引き込まれるところがあった。この残りで全部解決するのか?と思っていたけど、やはりお母さんのことについては生きているというだけで結局分からず仕舞いだし、純や誠の今後についてもあいまいなまま終わった。他の感想を読んでみるとシリーズものだったのか、、続きがありそうなのも納得。でも他は読まなくていいかな。
0投稿日: 2021.08.30
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うーん、完全に好みの問題だけども、うーん、ちょっとなぁ。 設定がエキセントリックなのはよしとして、そして中の人がその状況に不満を抱いて反骨精神たっぷりに活動するのも王道だろうと思う。だけども、なんだろう。主人公の精神性とか思想とかイデオロギーがイマイチ単なる中二病的なものにしか見えず、応援しづらいテンション。社会に対する憎悪は一貫してるけど、それが単なるわがままにしか見えないのが一番のネック。探偵になりたいわりには、直情的的でだだをこねてるだけのような。 後半はなんとなく探偵らしさをまとってきたから、次の巻でまた印象はかわるかもしれないけども、現時点ではうーん。
1投稿日: 2020.04.13
powered by ブクログ有栖川さんじゃないと読まない歴史設定。少し背景設定垣間見えた気がします。インタビューがあれば設定理由を是非知りたい。トリック自身は面白い。
0投稿日: 2018.11.08
powered by ブクログ一作目と同様にミステリー感は少々弱いように感じたが、ディストピア小説として楽しめた。次作も買って読みたい。
0投稿日: 2018.09.27
powered by ブクログ事件そのものに焦点をあてるのではなく、探偵行為そのものに焦点をあてている不思議なシリーズ。 そう言う意味でいつもの愛する有栖川有栖作品とは異なっていて、事件の構成、謎の解かれ方のテイストも違う。 読者への挑戦がないのは寂しいけれど、これはこれで、変則形のミステリーなので楽しめる。 ただし、今回の謎解きの部分は、個人的には悲しい気分に陥った。まさかの…。本来的には許せないのだが、そういう作品にしたかったのだろうから仕方がない。 探偵行為を禁じられたパラレルワールドの舞台設定の説明に今回もだいぶページを使っているが、この先、どこに向かっているのだろうか???続きが楽しみな作品。 古野まほろの聖アリスガワ女学校シリーズほど、ぶっ飛んではいない。似通ったパラレルワールドだけれども。
1投稿日: 2018.04.11
powered by ブクログ私は好きです。このシリーズ。 純の孤独に息がつまりそうでしたが、 心の中の父と母の言葉や 「私には希望しかありません」のセリフとか、 前向きに頑張る姿は応援したくなる。 犯人やトリックはいたってシンプルでした。 続きが気になる。
0投稿日: 2016.06.29
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「探偵ソラ」シリーズの二作目。行方不明のジュンの母が初登場、どうやら〇〇にいるようだ!今後どのように物語に絡んでくるのか楽しみだなぁ。。で、そのジュンは言うとある人物に出会ったことにより事件に巻き込まれ、探偵になると新たに決意し事件を推理し始める。最終的にどのようにして犯人へと至ったのか、その過程が十分に示されていないと感じて少し物足りなかった...って、三瀬に話した仮定がそれに該当するのかな?それともジュン単独で推理した最初の事件だから敢えて、なのか?うーん...
0投稿日: 2016.01.02
powered by ブクログ有栖川有栖の「ソラ」シリーズ第二弾。探偵が悪とされる世界で父親が逮捕され行方不明の母を探す17歳の空閑純。今回は「木箱に入った元探偵の溺死体」の謎を解くが・・・ シリーズキャラクターになりそうな人物もちらほらとでてきて、お母さんの現状もわかってきて段々と盛り上がってきました。ミステリとしては「水の棺」の謎だけなので「とにかく謎解きを」という人には不満かもしれませんが。 この先が非常に気になるところですが、次回作で完結するのかな?まだまだ続くのかな?
0投稿日: 2015.11.20
powered by ブクログ2015/11/03図書館から借りた。 これは、続きがあるのか? 皆さんのレビューを見て、第2段なのか。
0投稿日: 2015.11.03
powered by ブクログシリーズもの第2弾だったのか。 なかなか世界観がつかみにくかった。 そんな時に殺人のアリバイやら殺害方法は何だというが放り込まれても、読み手としては戸惑うばかり。 消化不良のまま終わってしまいました。 とりあえずまだ続きそうですね。 第1弾読もうか、どうしようか…。
2投稿日: 2015.10.08探偵ソラ、始動
「探偵ソラ」シリーズ第2作。時系列的には1作目(『闇の喇叭』)の続きに当たり、前作を読んでいないとわかりづらい部分もあるのでご注意ください。 本書では、純が本格的に探偵活動を始めます。舞台は大阪に移り、登場人物もガラリと入れ替わりました。ディストピア的な世界は相変わらずですが、1巻より本格ミステリ度がアップしたぶん、重苦しい場面は少なくなったように感じます(個人的には歓迎!)。 いちばんの読みどころは、謎の溺死事件に対する純の推理でしょう。探偵=違法な世界で、彼女が一人の探偵として歩みだす瞬間です。推理以外の面ではまだまだ未熟な部分も多いものの、それも可愛さの一つかと……。某警視がいかにもな悪役なので、純の真っすぐさがなおさら引き立って見えました。
6投稿日: 2015.07.11
powered by ブクログ空閑純シリーズ第二段。 著者にしては珍しく、ミステリとしてもちょっとモヤっとした感じが残る。明快でない。 単純に、本格ミステリとしての分量が少なく、人物像や舞台設定の確立に裂くページが多いからなのか。 続編以降、徹底的な謎解きに期待をする。 2+
1投稿日: 2015.05.13
powered by ブクログ数年前に失踪した母親の行方がつかめぬまま、17歳の空閑純は大阪で独り暮らしを始める。探偵行為の科で逮捕された父親との面会が許されない状況下、思いがけない人物に声を掛けられたことをきっかけに、純は探偵への道を歩きだす。木箱に入った元探偵の溺死体が発見され、純は「水の棺」の謎に挑戦する。
0投稿日: 2015.04.25
powered by ブクログあのお話(喇叭)の続編だったのですヽ(〃Д〃)ノ気付かずに読み始めたのですけど、分かっていたら買わなかった……かも?と思っていたのですけど、相変わらずのSFテイスト+本格(?)とゆー感じで事件が起きてから面白さも加速ヽ(*´∀`*)ノ.+゜♪.+どうやらまだまだ続くのですね( ´¬`)有栖川小説に飢えたらきっと読んでしまうのです
0投稿日: 2015.04.09
powered by ブクログ数年前に失踪した母親の行方がつかめぬまま、17歳の空閑純(そらしずじゅん)は大阪で独り暮らしを始める。探偵行為の科(とが)で逮捕された父親との面会が許されない状況下、思いがけない人物に声を掛けられたことをきっかけに、純は探偵への道を歩きだす。木箱に入った元探偵の溺死体が発見され、純は「水の棺」の謎に挑戦する。
0投稿日: 2015.03.09
powered by ブクログ再読4回目。 高校生探偵の第二弾。探偵ものとして読むよりは、主人公の成長記録として読んだ方が面白い。この先はどうなるのかな。まだまだ残る、たくさんの謎。
0投稿日: 2015.02.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前作、「闇の喇叭」のタイトルの意味は結局最後までよく分からなかったのだが、この「真夜中の探偵」に関しては、終盤でその含意が示され、ストンと腑に落ちた。 完全に"シリーズものの第2作"という頭で読むべきで、単品のミステリーとしては決して秀逸とは断言できず、また状況説明も不足しているように思う。 筆の運びに関しては、実績のある著者だけに確かで、途中で飽きて放り出すことなく読了することができる。 また、青春小説の側面も若干備えている。 シリーズ全体を鳥瞰した上での期待を込めて、星4つ。 ラストシーンは、ひょっとしたら「バイオハザード」が元ネタかな、とニヤッとしてしまった。
0投稿日: 2014.12.02
powered by ブクログ「探偵ソラ」シリーズ第二弾、『真夜中の探偵』を読了。 前作のあと、純は友人達のもとを去り、大阪で一人暮らしを始めていた。 そこで純は、探偵である父親に仕事の仲介をしていた人物やある組織のメンバーなど、複数の重要人物に出会う。 父親と同じ探偵になる決意をするが、昔の両親の仕事仲間には止められてしまう。この世界では探偵行為は禁止されているからだ。 しかし決意は固く、ある事件を解決する事で認めてもらおうと奮闘する。探偵名「ソラ」として。 さて、事件の話になるが、今回のトリックは比較的面白いものだった。簡単には思いつかない。しかしミステリとしては、まだ軌道に乗ったか乗らないかだと言える。本シリーズはストーリー性に重きをおいていて、謎解きの要素はまだまだ本格的ではない。実際、「探偵ソラ」シリーズは二つのアリスシリーズに比べるとストーリー性がかなり重視されていると思う。現実とは異なる世界の話なので、二作目ではまだその説明などが不足しており、ミステリ要素も足りなくなってしまうのも仕方が無いのであろう。 三作目からは、これまでより謎解きの要素が強くなると予想する。既にノベルスなどで読まれた方もいるだろうが、オレは文庫派なので二、三年後を楽しみに待ちたい。
0投稿日: 2014.11.24
powered by ブクログなんかワンピースの世界観を見ているよう。 そして「大長編」になりそうな物語の構成。おお、有栖川御大、ここにきて新境地の開拓とは。 ちょっと戸惑いはあるけれど、その心意気は素直に寿ぎたいな。もちろん内容は抜群の安定感。ややアクロバティックなトリックも、この世界観にはふさわしい。 火村や江上がこの謎に直面するという設定だったらどんなふうに振る舞うだろうと想像するのもまた楽し。
0投稿日: 2014.11.17
powered by ブクログ20141102読了。 第一作よりはストーリーが分かり易かった。が、動機の伏線がなく、最後にならないとわからないのはちょっと。
0投稿日: 2014.11.03
powered by ブクログ17歳の空閑純は大阪で見習い探偵を始める。 と書いてしまうと、探偵の雛の物語のように思えてしまいますが、世界観が面白い。第二次世界大戦後、日本は北海道と本州に別れて争うことになる。そして、警察は絶対的な権力を持つために、探偵による捜査を違法とする。彼女の父親は探偵で、それがもとで警察に捕まり、同じ探偵の母親は行方不明。 この世界観を見て思い出したのが有川浩さんの図書館戦争でした。これも、権力による横暴により自由に本が読めないというもの。 日本って他の国に比べたら、自由かもしれないけど、慣れの問題で、絶対的に見たらやっぱり束縛が強くなっている気がしますね。子供の声は騒音だという声もある。それは子供の自由を奪う訳だし。声の大きな人が特をする世の中になっているのかな。 純が、必死に探偵としてまわりに認められようとする姿が応援したくなる。シリーズ第2段と気付かずに購入。
0投稿日: 2014.09.25
powered by ブクログ設定に力が入りすぎて、ミステリ要素が少ないのが残念。手をつけてしまった以上はとりあえずシリーズ読み切ろうとは思う。
0投稿日: 2014.09.22【小説】探偵の視線や仕草から推理の方向を推理するところが面白い
探偵が非合法な時代 という設定 探偵のイメージが悪くなる一方で 裏探偵の価値が密かに上昇しているような時代では 探偵も自分の推理を高らかに語ることはしない 探偵の視線や仕草から その推理の方向を探る という 面倒くさいような でも意外と面白いような事態に。 前半は退屈だが 後半はなかなか。
0投稿日: 2014.09.09
powered by ブクログ『闇の喇叭』の事件後、単身大阪に移り住んだソラ。そんなある日、ソラは行方不明の自分の母に探偵業の仲介をしていた男性と引き合わされることになる。 シリーズ二作目の今作は伏線を張ることと、ソラ自身の母を探したいけど、具体的に何をしたらいいか分からない、というもどかしさを描いた巻となっている印象です。そのためどちらかというと地味目な展開です。 読んでいて結構手詰まり感があるので、ここからどうソラが動いていくのか、ということが気になります。 またこの本は北海道と日本が分断されたり、探偵行為の罰則化、政府の国民への監視などパラレルワールドの日本が舞台となっているのですが、その世界観とソラの母の行方不明事件が結び付いてるようにも匂わされているので、そこをどう結び付けていくのか、そしてあくまで17歳のソラがそんな大きな力の前に何ができるのか、というところにも期待していきたいです。
1投稿日: 2014.08.25実世界とは違う日本での少女探偵の話
世界観が突飛。戦争やらもろもろの事情で探偵業が厳しく禁止されている日本において、それでも探偵を目指そうとする少女の出発点。元探偵の父親は主人公が探偵になるのをやめさせようと必死で説得するが、主人公はどうしてもそれを受け入れられない。そんな中、主人公の周りで事件が起こる。探偵が禁止されている日本において、主人公は同事件と向き合い、どのような決断をしていくのか、という話。
0投稿日: 2013.10.02
