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ウェディング・ドレス
ウェディング・ドレス
黒田研二/講談社
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総合評価

49件)
3.3
5
12
16
10
0
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    意外性はあった。ただ、期待しすぎた感はある。そこまで没入感を味わえなかった。これは単に好みの問題だろう。

    0
    投稿日: 2025.10.17
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    結婚式当日、婚約者の事故連絡を受け、病院へウェディングドレスのまま駆けつける花嫁。 そろそろ、本格ミステリーは卒業しようかなとメフィストの中でも違ったものを選んだつもりだったのに 叙述トリックと呼ばれるスタイル。 読み終えれば、なるほどなあとは思う。 各トラブルの時間のズレの扱いは、面白いなと。 ただ、混乱させるための、似たような名前とか、顔が似ているとか、双子とか、多少読むのが面倒だと思ってしまった。 母の形見のウェディングドレスの秘密が最終的な目的地。その秘密と隠し場所は素敵。

    70
    投稿日: 2024.02.29
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    一本道だったはずが、途中で分岐する。どちらがホントなのか。どちらも真実なのか…。あらゆる可能性を探るのが楽しくて、最後まで飽きる事がなかった。「まだこんな手があったのかっ!!」と驚いた。

    2
    投稿日: 2024.01.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    序盤の伏線、違和感を見事に回収。 無駄がなく綺麗にまとまっています。 まあ双子や顔が似てるって言うところで、中々怪しかったですけどね笑 時系列がずれているのも少しづつわかるようになっていて面白かったです!

    0
    投稿日: 2023.03.12
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    内容紹介 「謎と論理がぐるぐる回るこの一発芸には目眩した」――東野圭吾 結婚式当日、何者かに襲われた祥子。婚約者のユウ君と手分けをしながら、祥子は真犯人を目指した。鍵となったのは、あるビデオに関わる猟奇殺人と、母が遺したウェディング・ドレス。そしてユウ君と再会したとき、不可解なジグソーパズルは完成する。全編に謎と伏線が鏤(ちりば)められた第16回メフィスト賞受賞作

    0
    投稿日: 2019.07.09
  • あゝメフィスト

    文体もトリックもとても苦手でした。 「ああ、うん、メフィストだな」というのが素直な感想。 逆にメフィストのテイストが好きな方は楽しめるかも?

    0
    投稿日: 2019.01.09
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    章ごとに男女の視点が変わる章立て 同じ事件を語っているようで、なんだか違和感あり 時間的乖離があるのだろうとは容易に想像できたが、それ以上に様々な伏線が

    0
    投稿日: 2018.10.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    祥子とユウ君の物語。ウェディングドレスに秘められた謎には、おぉと思ったが、ストーリー展開がややこしくて、最後に全てがつながるはずだったが、自分の中でつながらず。グロテスクな場面描写(レイプ、殺人、AV)なども多くて、気乗りしにくい作品、!

    0
    投稿日: 2016.12.05
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    2016年55冊目。 読み終えてみれば大好きな叙述トリックモノだったのに、何故ここまで読むのに時間かかったのか。扱ってるネタがあまり気持ちいいものではないのと、祥子のキャラクターが好きではないからかも。 途中で、ある程度は気づいたけど、やっぱり細かいところまでよく出来てるなーと。 うーん、でもやっぱりあんまり好きじゃないかなー、この作品^^;

    0
    投稿日: 2016.11.14
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    もうちょっと読み込まないとちゃんと理解できない…僕ってほんたうに頭が悪いですね! ヽ(・ω・)/ズコー 何かミステリ物を読んで驚きたいナー、といった気分でしたので手に取ってみたんですけれどもまあ…面白…かった、かな? 少々自信がないのですけれども、ミスリードの仕方はうまいと思いますし、僕も夢中でページを繰りましたとも…! ラストはなんかアレでしたが…てか、ミステリってどれもこれも読後感、こんな感じなんでしょうか? 一般文芸に比べればやはり人物描写などは劣るし…まあ、そこを求めても仕方がない、とミステリマニアの人たちはおっしゃるかもしれませんが… ヽ(・ω・)/ズコー しかも題材が題材ですよ! 女性の皆様なら心底嫌悪感を感ずるに違いありません…。まあ、僕は男ですからまあね…楽しめましたが(!) ヽ(・ω・)/ズコー そんなわけで著者の作品を読むのはこれが初めてですけれども、割かし良かったかと思います! 文章も端的に言って読みやすかったですし…ブッ○オフに別の作品が置いてあれば手に取りたいと思います(!)。 さようなら…。 ヽ(・ω・)/ズコー

    0
    投稿日: 2016.11.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大掛かりな装置やいかにも叙述トリック的な名前使いもありましたがが、程よい緊張感を保って最後まで楽しめました。ちょっと途中であれ?と思うこともありましたが、最後の種明かしはなかなかすっきりしました。

    0
    投稿日: 2016.06.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    メフィスト賞受賞作品。 キワモノかと思ったけど、意外と正統派ミステリーだった。あっという間に読み終えて、それまでモヤモヤしていたことが、きちんと繋がるのは醍醐味。ただ、同じような顔の人が何人も出てきたり、やたら大仕掛けなトリックだったり、ちょっと都合良すぎ?と思える面も。 男女それぞれの話が交互の章で語られる。それぞれ素敵な2人だったと思っていたのに、結婚式を境に離れ離れになり別の時空で生きてるかのように相手に出会えない。その前の雑談でパラレルワールドの存在を話していたこともあり、ミスリードを招く。今まで一緒にいた相手は本当の姿だったのか?お互いがお互いを探して見つけられず、当初の幸せだった頃の人物像からかけ離れてく。誰が悪で何が2人を遠ざけてるのか、結末まで目が離せなかった。

    0
    投稿日: 2016.05.14
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    とにかく滅茶苦茶だった。あからさますぎる「ユウ君」呼びと先の読めない展開にワクワクするというより疲れてしまった。本当に最後ちゃんと収まるんだろうかと不安になりながら読んだが、収まっているといえば収まっているが、滅茶苦茶だった。顔似てる奴どんだけいるんだっていう。そして悪魔の館のトリックはひどすぎる。

    0
    投稿日: 2015.12.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    黒田研二のデビュー作であり,メフィスト賞の受賞作。「私」という女性視点と,「僕」という男性視点から描かれる男と女の出会いから結婚までのエピソードと,結婚式の直前に発生する悲劇。そして,「私」の章と「僕」の章で描かれている内容が少しずつずれてくる。 プロットは,よくある時間のズレを利用した叙述トリックである。「私」の章で描かれているのは,「僕」の章で描かれているより1年前の話であり,「私」の章の主人公である祥子を襲ったのは,祥子が1年前に結婚しようとしていたフィアンセである三笠勇紀だった。 祥子は,勝田という小説家の隠し子であり,勝田が祥子の母がウェディングドレスに残した秘密を隠すために,三笠勇紀を利用して祥子を襲う。祥子はその復讐のために,一年後に「僕」を罠にハメる。 叙述トリックとしては,ややことば足らずの部分があり,よくできていると感心させるより,純粋にオチで驚かせようという感じの作品である。 登場人物の性格の悪さは好み。黒田研二の作品は,基本的に一癖も二癖もある人物が出てくるのがたまらない。 なお,建物の中が回転していたので,既に死亡していた死体が動いたと感じたという,アリバイ工作に使われた物理トリックはバカミスっぽくて結構好き。とはいえ,全体的に見ると,評価は★3くらいになるかな。

    0
    投稿日: 2015.10.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    メフィスト賞受賞作。 結婚式当日、何者かに襲われた祥子。 トリック自体は好きなタイプのものだか、ある程度は予想がつくのと扱ってる題材が堪え難いので星3つ。 (図書館)

    0
    投稿日: 2014.05.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    初読みの作家さん、ブクログでフォロワーさんの評価が高く興味を持った。今作が処女作でメフィスト賞を受賞している。以下ネタバレになりますのでご注意ください。 序盤から人称変化による叙述トリックの匂いがプンプンしている。恋人同士の男女がそれぞれ交互に出来事を紡いでいくのだが、二人の行動、出来事に微妙な差異があり、事件勃発時には全く異なる事象が展開される。このへんで時系列誤認のトリックが想起される。この展開は過去の読書歴からして驚くことではなく、どのように騙してくれるのか?そう簡単には…などと余裕もあったりしたのだが… 中盤以降二人が離れ離れとなっていくにつれ、事象に関わる人物が多く登場するのと、二人に起こった事件があまりにも違い過ぎる故、これは作中作のあるメタ構造では?とも思えた。これは大きな勘違いであったが…さらに殺人事件における密室まで登場してしまい、これは収集つくのか?どうやってまとめるのだ?と疑問に思うのだが、離れていた二人が再開することによって、かつてなかったほどの大量のパズルピースが、すべてハマり二重三重のどんでん返しが展開される。よくぞこれをまとめあげたな!という読後感を得た。これは物語の出来云々ではなく、作者の努力を称えたいという種類のものである。 詰め込み過ぎなカンジもする、強引さもあったかもしれない。ただ時系列や人称変化によるトリックはすでに20~30年も前に折原一、中町信らによって描かれているではないか!これだけではダメじゃないか。もっともっとやってやろう、という黒田氏の気概を大いにに感じたのだ。個人的に特筆事項は、密室殺人に物理的仕掛けまで取り入れてきたことだ。一歩間違えばバカミスになりかねなく、実際どうなの?と突っ込まれかねないが、それを押し込んでまとめ上げた努力を大いに称えたいと思う。 好き嫌いの分かれる作風だし作家さんだと思う、が自分は大いに気に入った。他の作品も読んでみようと思う。

    0
    投稿日: 2014.05.12
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    ちょっと現実味の薄いお話だと感じてしまって、もうひとつお話に入りこめなかった。 途中は結構面白かったんだけど、読後感はイマイチ。 個人的にこういう叙述トリックは好きじゃないからかも。

    0
    投稿日: 2014.02.10
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    途中から読者が感じていくであろうズレ。それが最後に解明されるのですが…。なかなか巧いやり方だと思いました。読者に与えるズレの感覚は面白かったです。爽快感がありました。 ただ、密室トリック、殺人動機、祥子以外の人物描写の希薄さ等、納得いかない点も多かったです。

    0
    投稿日: 2013.07.31
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    おっなんだ面白い。読みやすい。 しかし盛りだくさんだな。 なぜこんなことになったのかを見失いかけるほど盛りだくさん。 でも上手い。

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    投稿日: 2013.03.26
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    時間軸を起用し視点を変える・・まぁ良くあるトリックでは ありますが、怒涛(?)のクライマックスまでは面白く読めますね。 ただ、少し雑な感じがして伏線回収の快感がイマイチってのがマイナスかな。

    0
    投稿日: 2013.01.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    3- どうやら時間を錯誤させる叙述トリックには全く驚けない体質であるらしい。他作の例を挙げるのは、それだけでネタバレになてしまうので控えるが、今まで読んだ中では特に面白いと感じたものはなかった。楽しめない一番の理由は、読み始めるとすぐに「あ、時間を錯誤させようとしているな」とわかってしまうからである(大概1年ズレているパターンが多い)。それがわかると他の謎にもある程度推測がついてしまう。そう思わせておいて実は…、となってくれればいいのだが、大抵は読み手が課したハードルを越えてくれない。それでも話自体が面白ければ、ある程度は楽しめるので、無理にその手の小説を避けるようなことはしない。しかし、わかっちゃった時点で心の準備は完了なのだから、その後の展開にはあまり期待できない。 それは本作を読み終わっても変わらない感想、変わらない認識であった。更に本作には大掛かりな物理トリックによる犯罪も行われるのだが、これも少しでも映像制作をかじったことのある者にはバレバレなのであった。だがこの手のトリックを用いようとした発想自体は大いに好感が持てるし、共感もできる。

    0
    投稿日: 2012.09.01
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    何でしょうか… ズレ漫才を見ているかの様な展開。 トロサーモンを何故か思い出してしまった。 要するに楽しんだって事だ。 こういのは好きな部類。 後半にバタバタと繋がる感じはね。

    0
    投稿日: 2012.06.27
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    普通に良かった。 ぶっとんだトリックがあるからそこに批判があるのだろう。 わかりやすい仕掛けには目をつむろう。

    0
    投稿日: 2012.06.20
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    結婚式当日、祥子は、婚約者のユウ君が 踏切を横断しようとして事故にあったという報せを受け、 病院へと急ぐ途中、二人組の男に拉致され、暴行される。 しかも、自分を拉致するためのでっち上げだと思われた 事故の話も事実で、ユウ君は帰らぬ人となってしまった――。 一方、ユウ君は、結婚式当日の教会で、 祭壇の上に引き裂かれたウェディング・ドレスを見つける。 その日から、婚約者の祥子とは連絡がとれなくなってしまう。 途方に暮れる彼は、偶然街で出会った、自分に似た男とともに 奇妙な猟奇殺人事件の目撃者となるのだが――。 祥子とユウ君の体験の奇妙な食い違い。 二人はパラレルワールドに迷い込んでしまったのか。 再び二人が出会うとき、不可解なジグソーパズルは完成する。 鍵となるのは、とあるアダルトビデオと、 祥子の母が遺したウェディング・ドレス。 各方面で活躍する、黒田研二のデビュー作。 第16回メフィスト賞受賞作品。 文庫化があまり進まないメフィスト賞受賞作品だが、 本作も、ノベルス版の発売から8年ほど経っての文庫化。 この機を逃したら一生手に取ることはないと思ったので、 発売直後に衝動買いしてから寝かせておいた一冊。 比較的キワモノの多いメフィスト賞の中では 逆に異彩を放ってしまうほどにまともな作品だった。 ただ、オーソドックスなミステリとは言えない。 殺人事件が起こり、その犯人を探す、 というようなパターンの作品ではない。 祥子パートとユウ君パート、どちらにおいても、 そちらに書かれていることだけを読めば、 これといって不思議なことは起こっていない。 作品中に登場する唯一のミステリ的なトリックは 藍田麻美という女性の殺害に関するものだけで、 それ以外には、特に不可思議な状況はないのである。 だが、二つのパートを交互に読むことで 読者だけが体感できる不思議さがある。 「二つのパートの奇妙な食い違い」がそれだ。 結婚式当日のそれぞれの体験が異なることに始まり、 その後もいくつもの「?」が登場してくるのだが、 最後にはそのすべてに納得のいく解答が用意されている。 ほとんどの読者は、仕掛けのおおよその“形”に うすうす気づきながら読み進めることだろうが、 完全に真相を看破できる人はまずいないだろう。 そういった意味で、ミステリとしては及第点だと思う。 が、全体としてはそこまで絶賛する気にはならない作品である。 まず、 「あるときまで同じ体験を共有してきたはずの二人が ある日を境に別々の世界に迷い込んだかのようになる」 という設定をもっと活かし、 不気味さをもっと強く打ち出すべきだと思った。 せっかく「パラレルワールド」という言葉まで登場させたのに そのような演出をしないのはもったいないのではないか。 これが綾辻行人なら、二つのパートにもっと共通性を持たせ それでありながらどこかが奇妙に違う、という書き方で 読者に強い眩暈感を覚えさせるようなつくりにするはずだ。 また、キャラクター造形も全然うまくない。 別に現実味がないと言いたいわけではない。 ハードボイルド小説の登場人物や、 伊坂幸太郎の小説に登場するキャラクターだって 現実味なんてこれっぽっちも感じさせないが、 でもそれらのキャラクターは作品の世界にハマっているし、 逆にそのキャラクターが作品世界を作り上げてもいるわけで 違和感のようなものはまったく感じさせない。 だが、本作では、キャラクターの不自然さが気になる。 高田崇史の小説を読んでいても同じように感じるのだが、 何がどう変に感じるのかは、まだ分析できていない。 あと、何もかもが結末に関連してくる構造はいいのだが、 祥子の出生の秘密や、作家の勝田の存在までもを 事件に絡めていくのは少々やりすぎではないかと思った。 その部分を削ぎ落として、もっとシンプルにしても良かったはず。 メフィスト賞は当たり外れが大きい賞であるが、 この作品は決して外れではない。 だが、当たりかと言われれば、森博嗣や殊能将之、 西尾維新、舞城王太郎などと比較したときに どうしても見劣りがしてしまうというのも事実。 ミステリ好きは読んでみても損はしない。 だが、ほとんどの人にとっては、読まなくてもいい小説。

    0
    投稿日: 2012.05.07
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    いやぁ、なかなか面白かったですね。途中早い段階で気付いて しまったけれど、『葉桜の季節に君を想うということ』と 『イニシエーション・ラブ』を合わせたようなトリック。 映像化はできない作品ですね。間違いなく。 物語は彼氏と彼女の視点で交互に語られていきます。 ま、これが味噌なわけですよ。 あー、でも、「きっとこうなんだろうな。」って思ってた、 ある程度正解してた結論の一部に至っても彼女の側の行動に 謎が残ってしまって最後に、「あー、なるほど。」ってかんじ だったな。7割くらいは当たってたのに・・・ちょっと残念。 帯に書いてあること、あながち外れていません。 次々に謎が浮かんでは、論理的に解消されてはまた謎が。 そんな繰り返しなので、頁をめくる手が止められませんでした。 事件のトリックそのものよりも、語り方によって騙してくれる 文系なミステリが好きな方にはオススメですよ☆

    0
    投稿日: 2012.05.02
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    2011/10/20 Amazonより届く。 2012/2/10〜2/15 第16回メフィスト賞受賞作。 いやい、見事にやられた。祥子とユウ君のすれ違いが、そういうことだったとは。タイトルもそういうことだったのね。 黒田さんの作品は、二階堂黎人氏との合作しか読んだことが無かったが、こういう作品を書く人だったんだ。次作品のペルソナ探偵も楽しみだ。

    0
    投稿日: 2011.10.20
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    第16回メフィスト賞受賞作。 あなたはきっと間違える。 意図された錯誤。 平行世界に騙される。 ああ、この無造作な喪失。 結婚当日に何者かに襲われた祥子。 婚約者ユウ君と手分けして犯人を見つける。 彼女とユウ君との間に見事な矛盾が生まれ……。 乖離していく。 けして、最後まで認知不可能。 水没していくピアノのように。 ローファーを履いて走るように。

    0
    投稿日: 2011.09.16
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    メフィスト賞に慣れているあたしには、 これでもかの伏線てんこもりも、ばりばりの誘導も楽しめたけれど、 人によってはまったく意味不明だったと思われ。 トリックがあまりに大仰の割につまらなくて、 これを島田荘司作品と並べる解説には苦笑。 ってゆーか、スタジオだからそういった大掛かりな作り込みが できたと言いたいのかもしれないけど、いやいや本来の用途はなんだったんだ? と思わず突っ込み。 パラレルワールドものなのか、 フォーカスされた登場人物をあいまいにしたいのか、 時間軸を意図的にずらしたいのか、 いろいろ考えながら読んだのだが‥ 最終的には、「うへ?」って感想でした。

    0
    投稿日: 2011.08.28
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    途中でトリックには気がついたけど、最後まで読めた。 視点がぺこぺこ変わる時点で「ははは~ん」と。叙述系ミステリってこういうのいうのでは?とひとりで納得した。 こういうのはお話のシチュエーションを先に思いつくのかな、トリックが先なのかな。 何気に怖い表紙。

    0
    投稿日: 2011.07.17
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    デビュー作という事を差し引いても、少し肩透かしを食らった感が否めない。 章毎に変わる視点、という時点でトリックの半分は予想が出来るが、もう1つの大技トリックは見抜けなかった。どちらにせよ、どちらのトリックも小説ならでは。そういう意味でも正直「十角館」の足元に及ばない。 次作が積読されているので、期待。

    0
    投稿日: 2011.07.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    小説ならではのトリック。 女性の本質を見た事がないと理解できない部分もあって、 そこが難点かな。 たぶん、真相がわかっても納得いかない人も多いと思う。 でも、そういう人はきっと幸せなんだろうな。 著者の作品ははじめてだけど、重くなりそうな話を、 嫌悪感を抱かせることなく読ませるのはうまいなって思った。 もっと本格よりの作品があればまた読んでみたい。

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    投稿日: 2011.06.05
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    様々な伏線がはられた! みたいなコピーだったから、またもや疑り深く読み始める。 だから話がかみ合わなくて気持ち悪いし 読みにくいし… 仕掛けが分かった時も微妙だし… ☆ふたつ

    0
    投稿日: 2011.06.02
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    第16回メフィスト賞受賞作。 挙式の日、花婿が事故で死んだ――。 知らせを聞きつけた花嫁は、花婿の会社のものだという男たちに連れ去られてしまう。 挙式の日、花嫁が消えた――。 代わりに教会にいたのは、自分も今日ここで花嫁と挙式を行う予定だったと主張する男ふたり。 男と女、ふたつの視点から生じるズレ。 事件はどこへ向かって行くのだろう。 くろけんこと黒田研二の長編デビュー作。 長くミステリ書評サイトを運営していただけあって、地に足のついた作風。 (とはいってもメフィストデビュー。誤解しないでほしい) 視点の違いとズレを楽しむ作品だった。 ひとつの事実が明らかになるたびに、もう片方の視点から矛盾していることに気付く。 読んでいる間中、心地よい酩酊感に浸れた。 残念だったのはズレの正体、つまりトリックに見当がついてしまったこと。 まとめあげた技量は見事だが、先例がないわけでもないので仕方ない。 途中、大がかりな物理トリックが登場する。 しかし、そのことを大仰に解決するのではなく、比較的あっさりと流してしまう。 この扱いには非常に好感が持てた。 解説では大掛かりな物理トリックがあるから本格だというようなこと言っていたが、この作品においてこのトリックはおまけ程度のものでしかない。 解決編のあの場面において重要なのは花嫁の、そして花婿の正体と目的なのだから。あそこでトリックについて大げさにやられても興ざめだった。 物語としても綺麗で読後感も良かった。

    0
    投稿日: 2011.05.16
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    結婚式当日、祥子は婚約者のユウ君が指輪を取りに帰っている間に拉致されレイプされる。 これらの出来事を背後で操った何者かの存在に気づいた祥子は真相究明に乗り出す。 祥子とユウ君、それぞれの視点で語られる一連の出来事。 二人が再会した時にひとつになったこの事件の驚くべき結末! 黒田研二さん、単独では初です。共著は読んだことあったのですが。 大枠の仕掛けは早い段階でわかりましたが、すごい伏線の嵐に驚き! これら全てがラストで次々につながっていくところは爽快でした。 犯人の前に現れた祥子の両親の幻に、ちょっと「なんだよこれ」って思ったのですが、それすらもきっちり説明をつけてくれたのには拍手です。

    0
    投稿日: 2010.09.28
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    もっかい読まないと人物がごっちゃになってわからん。 最初グロくておどろいたー。二日酔いの朝から電車で読むべきじゃなかった。 展開が早くてぐるぐるしてた。入り乱れてたし。頭使った。

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    投稿日: 2010.01.11
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    連続してトリック系のミステリーを読んでしまった 時系列と視点で惑わせながら進んでいくんだけど 伏線を必要以上に散りばめすぎて納得の行くラストではなかった。

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    投稿日: 2009.12.11
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    視点が切り替わり、同じ事件のはずがかみ合わない事実が浮かび上がる。 こういうトリックあるよなと思いながらも、最後まで読みきれる。

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    投稿日: 2009.06.07
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    結婚を誓い合った男女の視点が、章ごとに 入れ替わるのですが、段々とその二人の状況に 違いが現れてくるのでおかしいなぁ?と思っているうちに、 悲劇が起こります。 その後読んでいくうちには、予想もついてきますが ラストまで、ハッキリしない点もあり、気になって 一気に読んでしまいました。 最後の方まで読んでスッキリするので面白かったのですが 登場人物や、事件に関係のある会社「サンライフ」の 裏の事業がちょっと掴みにくかったり、 途中で出てくる少年が、随分ご都合主義的に 動いていたりするような気がしました。 あと、やはり、女性の自分にはこういう内容は 受け入れにくいかも…。

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    投稿日: 2009.05.17
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    わりと予想したような話しの構図ではあったけれど 面白かったス。今まで読んだこの方の作品では一番かも。 トリックは…かなり大胆なトリックでやや疑問符… ですが…まぁ…アリかと(笑)。馬鹿馬鹿しいけど活字の 中なら許される大胆さでしょう。 タイトルと内容がピタリと嵌まる瞬間が気持ちいいス!

    0
    投稿日: 2009.04.29
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    これはいいですね。 中盤までのパラレルワールドぶりをどう回収するのかと思ったけれど、納得のいくラストで、小気味いい「だまされた」感がありました。 タイトルにも騙された感じ。あはは。

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    投稿日: 2009.02.18
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    一気に読んでしまった! ユウ君と祥子のそれぞれの視点が交互に出てきて話は進みます。 何かがおかしい・・とは思うんだけど、はっきりとは分からなくて。 でも、それが最後ですっきり解決。 もう一度読んで、伏線を確認したくなっちゃいました笑 メフィスト賞受賞作品です。

    0
    投稿日: 2009.02.09
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    「結婚しよう」 祥子の部屋で晩御飯を食べていた時、ユウ君に突然言われた。 祥子は、その言葉を聞き動きが止まってしまった。 そして、自然と溢れる涙は、やがて号泣になった。 祥子は、結婚を承諾する。 根暗だと思っていた自分が結婚できるなんて・・・。 祥子は幸せの絶頂にいた・・。 彼は、意を決して祥子にプロポーズをした。 色々考えたのだが、口にしたのは「結婚しよう」と言う言葉だけだった。 号泣した彼女をみて戸惑ってしまうが「ユウ君・・・・本気だよね?」 色々と言葉を交わしてお互いが好きだと確認をして、祥子から承諾の返答がもらえた。 彼は、祥子との幸せな日々を想像するのだが・・・。 祥子は、自分の行く所になぜか同じ車が止まってるのに気づく。 まるで尾行されてるようだった。 母親一人に育てられた祥子は、母親の再婚相手をどうしても父親と認められないで一人暮らしをしていた。 母親は、一年前に亡くなったのだが遺言で結婚する時に箪笥の隠し引き戸を開けるように言われていた。 そしてそこにあったのは、母が再婚の時に着ていた手作りのウェディングドレスとティアラだった・・・。 彼には、双子の兄がいた。 兄には、婚約者がいたのだがその人は、自殺をしてしまう。 一年前、兄は「ちょっと出かけてくる」と言ったきり行方不明になった。 兄の机には、婚約者の名前が入ったビデオテープと文字が書かれていた古びれた切れ端だけが残っていた・・・。 結婚式当日。 二人っきりで、教会で式をあげようとしていた。 祥子は、ユウ君が結婚指輪を部屋に忘れたといって取りに出かけた。 教会で待ってると、ユウ君が事故にあい病院に運ばれたと知らせが入った。 ウェディングドレスを着ていた祥子は、そのまま病院に駆けて行く。 その途中で車に乗っていた、ユウ君の会社の同僚と名乗る人物に会いその車に乗った。しかし、車は違う道えと・・・・。 すっかり遅くなってしまった。 彼は、教会に駆け込み扉を開いたのだがそこに祥子の姿が無い。 そして教会の中には、見知らぬ男が二人いた。 彼らは、祥子と結婚の約束をして騙されたと言うのだが・・・。 あるビデオに関わる猟奇殺人が鍵を握る。 そして、祥子とユウ君が再び出会う時、真相が明らかになる。 第16回メフィスト賞受賞作品です。 これは、本当にやられました。 ここまでやられたのは記憶にございません しかも後半の回答まで混乱しっぱなし〜 『謎と理論がくるくる回るこの一発芸には眩暈がした』東野圭吾 この言葉通り、頭のくるくるしてました。 これは、ミステリーの好きな人は、ぜひ読んでください。 強制したいくらいです

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    投稿日: 2009.01.11
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    久し振りに新しい人にチャレンジした本。 実はちょっと読み難くて、なかなか進まなかったのだけど、 きっとこういうオチだろうと思っていたのとはまったく違ったラストに感激。 読み終わると面白かったなぁと思える作品でした。

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    投稿日: 2009.01.10
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    普通。 メフィスト賞とったってポップが帯に描いてあったから買ってみたけど、普っ通! 感想も・・・・まぁ特になし。

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    投稿日: 2008.12.08
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    エロ、猟奇、館モノで叙述トリック臭いものをかぶせるという 詰め込み型ミステリー 詰め込んだ分切れ味を欠く 主人公の女性の描き方が、男性として読んでてもイマイチ不可解で 登場人物のリアリティのなさは随一 駄作と言い切るのはちょっと微妙だが、受賞は謎

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    投稿日: 2008.08.16
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    なんとなくこういうことなんだろうと読みながら読んでいたら、 やっぱりそんな感じだった。 けどもなんだか先が気になる。読みやすい。 けど…あのトリックだけはちょっとなぁ あとヒロインの方があんまり好きになれない

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    投稿日: 2008.07.30
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    黒田さんの作品は初めて読みましたが、予想以上に面白かったです。 序盤で、「パラレル・ワールド」というキーワードらしき言葉が出てくるのですが、「時間と名前の罠」は、乾くるみの「イニシエーション・ラブ」で経験済みなので、騙されません。 しかし、それがわかっていても、ラストまで一挙に読ませてくれる面白さです。

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    投稿日: 2008.06.08
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    これもまた叙述トリックを用いた作品。 リーダビリティが非常に高く、先が気になって一気に読んでしまった。 恐らく大抵の読者は途中で違和感の正体が何なのかに気付くだろうが(ヒントが散りばめられているため)、そこからさらに重ねて伏線が張ってあるので、この本を読めば必ず一回は驚くはず。 また、物語の舞台設定もいい。幻想とも現実ともつかない世界観に引き込まれる。 メフィスト賞受賞とのこと。これだけ筆力とエンタテイメント性が高ければ納得。他の作品も読んでみたい。

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    投稿日: 2008.04.15
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    ミステリーとオカルトとをうまく繋ぎ合わせたメタ小説! やはり、メフィスト賞はこうでないとというべき作品。 小説という限られた表現方法の中で、いかに作者が読者を騙すか・・・そこに特化しているような小説です。

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    投稿日: 2008.03.25