
医療詐欺 「先端医療」と「新薬」は、まず疑うのが正しい
上昌広/講談社
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総合評価
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- 講談社+α"powered by"
STAP細胞騒動、終わりなき患者のたらい回し、何を信じてよいのかわからない高度医療の実態……、医療崩壊列島ニッポンで超高齢社会を生き抜くための知恵を、「医療ガバナンスの旗手」が授ける。本当に役立つ医療とは? 医療をダメにする本当の「癌」とは? 患者=一般市民だけが知らない「医療の不都合な真実」を糺す!
0投稿日: 2015.05.25 - inahit"powered by"
先端医療・新薬を取り巻くさまざまな現状の問題点。 国立病院の生い立ちは日本軍から派生しており体質は軍隊を元に成り立っている。 歴史的に日本の医療は戊辰戦争で反逆した地域では相対的に遅れている。 この先日本において総合医を育成することで医療費抑制を図ることを提言。
0投稿日: 2014.10.26 - polyhedron"powered by"
医師としての経験から,日本の医療システムの問題点を指摘。医療ムラや地域格差といった歪みの根っこには,国家による統制,特に価格統制があるという主張で,それを打破する突破口として混合診療の解禁を訴えている。 歴史的に構築されてきた医療制度が多くの面で弊害をもたらしているというのはうなづける。ただその流れを変えるという混合診療についてのデメリットが特に挙げられていないことや,日本医師会や国立病院をかなり悪玉的に書いていることなどには不満も残った。全体として,明快すぎて頭から信用はできないなという印象。
0投稿日: 2014.09.24 - こひろ"powered by"
問題意識の強さからなのか、筆が走り気味で特に前半は説得力が今一つだが、後半の医師不足やその原因についての主張はよくわかった。 政治家はもとより業界団体や役所に期待できないとなると、草の根からということか。
0投稿日: 2014.09.13