「ゆめならさめないで」（★★★★）、「七色恋歌」（★★★）、「ビースト＆ビューティ」（★★）の３作品からなる短編集です。 この中では表題作の「ゆめならさめないで」が良かったです。 仄暗くミステリアスな雰囲気の中にも深い愛情を感じました。 「七色恋歌」は、設定（前世物）は好みでしたが、あともう一捻りほしかったです。

短編集３作収録されてます。うち２つはファンタジー系で１つはラブコメです。交通事故に遭い、昏睡状態から目覚めた幸花。彼女を待っていたのは、両親でも恋人、哲夫でもなく見知らぬ男だった。遠い親戚と名乗る男・小原の家に連れて行かれた幸花は、次第に「違和感」を感じ始める。そして、衝撃的な「事実」に気づいた時...ってお話。このお話大好きです。短編ですが、読み応え充分です。

幸花は普通の高校生で、哲生という大好きな彼氏がいました。 でも交通事故にあい、昏睡状態に。。。 目覚めたら、家族がいなく、哲生もいない。。。 見知らぬ男・小原が待っていて、家に連れて行かれます。 孤独を感じつつも、幸花は小原の優しさに惹かれていきます。 でも、ある日衝撃的な事実に気づいて。。。 とても泣きました。 少女漫画のよみきりで、こんなに感動したのは初めてでした。 ストーリーはテンポが良くて読みやすかったし、何より描き方に関心します。 他にも短編が2つ入っていますが、片方の前世ものもおすすめです。

『ゆめならさめないで』、『七色戀歌』はシリアスモードで読んでいたのですが、最後の『ビースト＆ビューティ』で一気にもっていかれました（笑）大好きだよ、男らしい女の子！アッパーがたまらない（笑）あー、何かすっきりした（笑）