
総合評価
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powered by ブクログ読み終えてみれば切ない史実となりました。伊賀の忍笛吹城太郎の愛の復讐劇。謎の幻術師果心居士の弟子七天狗との死闘と淫な欲望。これが1967年に発行されたものとは…今読んでも全く古さを感じさせない内容でした。甲賀忍法帖とはまた違う魅力があります。
1投稿日: 2022.04.21
powered by ブクログ城太郎と右京太夫の身分違いの恋は古典的だが、一周回って新しい。大仏内の仮住まいのシーンが印象的だ。しかし、物語は予定調和で終わらず、城太郎が闇落ちして終わる。その後の果心居士と城太郎が銀河皇帝とアナキンのような関係としたら、右京太夫はパドメ、新左衛門=オビワン、伊勢守=ヨーダだ。弾正はジャバ・ザ・ハットかな。15年後に弾正を討ち果たしたあと、城太郎はどうしたのだろう。SWのように果心居士を倒したのだろうか。
0投稿日: 2019.12.28
powered by ブクログエログロ表現で毎度吐きそうになりながら読んでいます。 いつもここで挫けそうになるのですが、乗り越えれば! 面白いから! と岩にしがみつくくらいの気力を振り絞っています。 本当、めっちゃくちゃ面白いんだもの。エログロスルーさえできればすっごい面白い。たまらないワクワク感。 敵が沢山出てきて名前を覚える前に消えていくとかもう慣れたし、そんなことお構いなしに読みたい、読みたいようと思わせてくれる。 ああ、山田風太郎。なんて面白いんだろう……娯楽小説という言葉がぴったりです。 そうだ。笛吹城太郎、いつ笛吹くんだろうと待っていたら終わってしまいました。関係なかったんですね。
0投稿日: 2017.12.10
powered by ブクログ講談小説でありながら強かにも他作との仄かな繋がりというかリンクを残しながらも圧倒的な情報量でそこへ向けられた意識を一気に押し流す豪快さ。そして復讐譚でありながらも主人公は決して鉄血の士ではなくむしろ酷く脆くて氾濫した河に蛙を投げ入れる様な先への不安さを抱かせつつも話の興は二転三転させる妙。感服。
0投稿日: 2014.09.10
powered by ブクログ『甲賀忍法帖』に輪をかけて奇想天外でアダルト路線。ありえないよなぁ と漏れ出る感想を一蹴するストーリー展開と忍法のおもしろさ。 新左衛門の暗躍が鮮やか!
0投稿日: 2013.01.13
powered by ブクログ50年経ってもあまりに斬新なアイデア、しかもそれを惜しげもなく使い捨てる潔さにどんどん引き込まれていく。史実を熟知しているからこそだろうけど、史実に縛られながら、これほどまでに新しく入り組んでいて面白い「歴史」を作り出せてしまう筆力にはただ圧倒される。奇想天外なストーリーと切ない恋情の動きが女としてはたまらん! 欲望に忠実な人間の、醜さとは少し違う凄まじさの表現がこれでもかと言うほど秀逸で執拗。著者自ら悪役(?)を出来れば物語の中で成敗したのだとでも言いたげな物言いをするのも面白い(笑 そしてその後に事実に基づいたまま、読者を腑に落ちさせてしまうのが著者の一番凄いところだろうなぁ。
0投稿日: 2012.04.17
powered by ブクログ1964年に書かれたとは思えない。時代を感じさせない。ヒロインの造形も対照的で魅力ある。敵方も濃い。
0投稿日: 2011.12.14
powered by ブクログあああごめんなさい。 山田風太郎ファンのみなさま。 どぎもをぬかれました。 ついていけませんでした。 途中で爆笑しました。 帯に「小説にルールなんざねえ!」とあるのですが ま、まさにそのとおり。 内容というよりも、 なんでもありな、その自由な精神にふれて なんだかはハッピーな気分になりました。
0投稿日: 2010.12.07
