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総合評価

14件)
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    宮方の切札的存在の楠木正成、宮方の急先鋒である日野俊基、圧倒的カリスマ感を醸し出す後醍醐天皇やその皇子たち。 高氏が中心だった1巻から変わって、魅力的な人物たちが続々登場して、来る後醍醐天皇方と北条幕府、南朝と北朝の対立構造が盛り上がっていくという展開。 出兵を請われる楠木正成の葛藤、後醍醐天皇が都を離れる決起のシーン、正成の縁者である卯木の、戦乱に翻弄されながら市井を生き抜く様子。 政変の渦中にある人と、不本意にそれに巻き込まれる人が同時に描かれていて、読み応えあり。

    1
    投稿日: 2025.06.06
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    置き文で北条氏を倒す決意を心に決めた高氏。日野俊基など朝廷派捕縛 帝位の両統ていりつ 打倒幕府 後醍醐天皇

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    投稿日: 2020.12.15
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    ついに楠木正成が現る。反政府の集団である悪党の成立や実質が分かる。南北朝の対立の発端となる持明院統と大覚寺統の説明もわかりやすかった。 兼好法師や世阿弥の親になりそうな人物(?)も現れ、この時代の文化面にも目を開かされた。

    0
    投稿日: 2020.12.14
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    楠木正成登場。だが、彼は動かない。とか云ううちに内部告発から元弘の乱が勃発。戦略も戦術もなく、後醍醐天皇は笠置山に籠る。足利高氏(のちの尊氏)は元弘の乱初期に処刑された日野俊基との別れの場面に登場するのみ。大河ドラマと違い幕府内がほとんど描かれないので、登場が少ない

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    投稿日: 2020.08.29
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     登場人物が本当に魅力的。  本巻より楠木正成が登場。  後醍醐天皇、新田義貞、佐々木道誉、護良親王、足利直義、高師直、赤橋守時・・・挙げていくときりがないですね。

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    投稿日: 2020.02.01
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    帝を立てての反乱に破れた日野俊基、日野資朝の悲劇とともに、楠木正成一族も描かれる。 正成の妹卯木、服部元成もその哀れな運命から目が離せない。将来の観阿弥と思われる子供の妊娠も推察される。 天皇の御謀反と言われる元弘の乱が勃発する。

    0
    投稿日: 2019.12.20
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    楠木正成登場。 それほどの勢力でもない土豪を恃むしかなかった朝廷の無謀さに呆れちゃう。もっともこの見方は俯瞰的に見ることができる後世の人間だからこそなんだけど。

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    投稿日: 2016.02.25
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    (1991.03.01読了)(1991.01.07購入) (「BOOK」データベースより)amazon 鎌倉幕府が開かれてから130年、政治のひずみが到るところに噴出していた。正中ノ変はその典型的な例である。そして公武の亀裂はますます拡大し、乱世の徴候が顕然となった。「天皇御むほん」さえ囁かれるのである。当時は両統迭立の世、後醍醐天皇が英邁におわすほど、紛擾のもととなった。この間、足利高氏が権門の一翼として擡頭し、再度の叛乱に敗れた日野俊基とは明暗を大きく分ける。 ☆関連図書(既読) 「私本 太平記(一)」吉川英治著、講談社、1990.02.11

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    投稿日: 2013.06.02
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    2週間に1巻ずつという読了目安を立てているが、どうやらそんなペースで進められそうである。今まで英検準一級第一次試験対策のためずっと小説を読むのを我慢していたこともあり、今回はその堰が切って落とされたように楽しんでいる。本巻ではまだ南北朝の争乱は始まらず、それぞれ準備期間といったところである。この作品の面白い点は、皇族、幕府、大名、武将のみならず、一般市民にも焦点を当ててスパイスを加えているところだろう。草心尼と覚一親子、服部治郎左衛門元成と卯木夫妻がその代表例。武力がない彼らを主要登場人物と絶妙に関連を持たせながらストーリーを膨らませていく手法は、読者を気軽にこの時代へ誘ってくれる。昨年読んだ「新・平家物語」における麻鳥のようなものだろう。 そして、本作品の面白い点は、以前登場した人物が名前を変えて再登場するところ。例えば、藤夜叉が草心尼・覚一親子のピンチを救ったり、高氏から勘当されたことになっている一色右馬介が柳斎という具足師として元成・卯木夫妻と関わったり…。これは映像を観てしまうドラマでは味わえない楽しさであり、小説ならではである。 当初はそれほど興味を示さなかった本作品であるが、楽しみになってきた!

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    投稿日: 2013.06.01
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    読了。電子書籍。 私本太平記 2 吉川英治 夜中に目が覚めて眠れなくなってしまったので読みつくした。 南北朝の最初の変 正中の変。 高氏の嫁登子をもらう。 そんなところです。 高氏の出番はまだ先の模様。 では次に行きます。

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    投稿日: 2013.03.08
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    (全巻合わせた感想) 文章が読みやすく、状況描写が上手でその場の雰囲気や気持ちが手に取るように分かり、その文章の巧みさに感嘆した。内容は主人公尊氏及び周辺の人々に何らの魅力を見出せなかったので、少しつまらなかった。

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    投稿日: 2012.02.07
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    ▼本を読んだ理由(きっかけ・動機) もともと吉川英治氏の作品は全て読破したいと思っていたため、いずれ読むつもりであった。 このタイミングで手をだしたのは、山岡荘八氏の『源頼朝』を読んで、鎌倉~応仁の乱を経て戦国に到るまでの歴史を改めて知りたいと思ったから。 「足利尊氏」という人物をぼんやりとしか知らなかったのも動機のひとつ。 ▼作品について 室町幕府を起こした足利尊氏を主人公に南北朝動乱の始まりから鎌倉幕府崩壊後の泥まみれの戦模様が描かれている。 これを読めば、室町幕府が早期に瓦解し、応仁の乱を経て戦国に突入した理由がよくわかる。 ▼感想を一言 切なくなった ▼どんな人におすすめ(気分、状況) 日常に疲れ、厭世観に付きまとわれている人。 「足利尊氏」の晩年の悲しさも最後の「覚一法師」の琵琶問答に救われる。 ▼作者について 歴史・時代作家としては吉川英治氏が描く作品は司馬遼太郎氏のリアリティとは違い、人間愛に溢れている。 作品は最後に”救い”があり、現実の厳しさの中にも一輪の花(希望)を咲かせるような 読む人を励まそうとするような一面があるように思える。

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    投稿日: 2012.01.09
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    日野俊基処刑、後醍醐帝笠置蜂起まで。尊氏はあまり出てこず、後醍醐帝と楠木正成周辺が描かれている。比較的するする読める。

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    投稿日: 2011.11.24
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    宮方と鎌倉の緊張は次第に高まる。六波羅方の宮方弾圧は激しくなり、有力な公卿であった日野俊基、日野資朝は処刑された。 そしてついに後醍醐天皇は宮中を離れ笠置山に入り、決起の姿勢を明らかにする。戦乱の幕開けである。 地方の武士達が去就を明らかにする中、南河内の楠正成は思い悩んでいた―。 日野俊基の動向が主に描かれています。 ついに日頃の緊張が富士山のごとく爆発し、鎌倉と後醍醐天皇の対立が明らかとなりました。宮方の圧倒的不利に見えるこの状況がどう動いていくのか、また家族思いの良人である楠正成がどう動いていくのか、次巻が楽しみです。

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    投稿日: 2010.10.21