
総合評価
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powered by ブクログ上杉鷹山という人にとても共感すると共に実行することは非常に難しいとも感じた。 まずは自分を厳しく律するという、当たり前のことであるが一番困難な事である。 愛と徳を持って改革を進めないと成功しない。仕組みも大事だが一番大事なのは相手に対しての思いやり。人のためにという利他の心。 常に意識し行動していく。
0投稿日: 2025.08.11
powered by ブクログ少し長いが、平易で読みやく、初めて上杉鷹山に触れるにはとても良かった。 愛、徳が政治には大事。倹約一辺倒ではなく殖産興業を。切腹やお役御免、禁錮といった厳しい処置をする面も忘れてはならない。汚れ役は不要、過去の改革の成功と失敗から徹底して学ぶ、上から押し付ける改革ではダメ。 と言った所は大変参考になった。 面白かったが、所々に「現代でいうなら…」とか「企業経営に例えると…」といった箇所が時々あって、少し興冷めした。ピュアに小説として楽しみたかったので、5ではなく4としました。
0投稿日: 2025.03.24
powered by ブクログ先輩の先生からお薦めされて、いただいた本。 上杉治憲は、高校生くらいで一国の長になり(しかも生まれ育ったところでもない)、重鎮や若手やらの反対、反抗、天災、信頼していた同僚の裏切り…数多くの壁にも「愛情」を揺るがさず改革を押し進めていった。 心の強さ、時代を先取る知識の深さなどには恐ろしさも感じるほど驚いた。 543 人を知るには、まず接触しなければならない。ことばを交わさなければだめだ。 564 どんなに優れた人間にも、好事魔多しというたとえがある。まして権力は魔物である。知らないうちに堕落する。 583 探るということは、もうその人間を信頼していないということになる。不信の念が湧いたからこそ探るのだろう。 600 ⚪︎社会状況の変化で、所属企業に何が求められているのかを知り、 ⚪︎そのニーズに応えるには、いまの企業目的や組織の社員の意識が、それでいいのかどうかを反省し、 ⚪︎それをどう改革して、上を補佐し、下をしどつするか ということを、自分で的確に把握することが、トップ側近の補佐役の責務
0投稿日: 2025.02.26
powered by ブクログ歴史小説でありながら経営書であり自己啓発書でもある。鷹山のように人に愛を持たなければ改革はできないと思うし、改革はまさに継続することにあると実感する。上杉鷹山のもとで働いてみたかった。
1投稿日: 2024.11.03
powered by ブクログこの方の名前を知らなくても、「為せば成る…」は誰でも知っているという、上司にしたいナンバーワン大名。 鬼滅の刃がヒットし我々の心を揺さぶったのは、上の立場の者ほど一番大変な役割を当然のように担うし犠牲も負うからだと、個人的には思ってますが、それを地で行く最高の偉人。好きすぎて電子図書も買って常に持ち歩けるようにして、会社で辛いことがあっても表紙を眺めて励ましてもらってます。
0投稿日: 2024.08.03
powered by ブクログ常に変革は必要 変革には反対勢力あり 理想(ビジョン)と現状のギャップの見える化 小手先ではなく本質を訴え続ける精神力
0投稿日: 2024.03.20
powered by ブクログ多分新聞の書評でみて、購入した本だと思いますが、680ページの大作故、手つけていなかったが、読み出せばあっという間の内容でした。歴史物でもあり、ビジネス書でもある。倒産寸前の米沢藩を、養子として弱小藩から迎えられた若干17歳の鷹山(治憲)が改革していくというもの、節約を自らが率先して取り組んだり、士農工商の枠を超えて、殖産興業に取り組んだり、藩民の為にと言った当時にはあまりに画期的な民主的な考えだったり、下級藩士まで含めて直接語りかける等々。小説という点意識必要もある程度史実に基づいていると思われる点、故JFKも尊敬する日本人であげている点なども今回知ったエピソード、当時の歴史理解、ビジネス書としても良著です。
9投稿日: 2024.02.25
powered by ブクログ「為せば成る、為さねば成らぬ、何事も。為らぬは人の成さぬなりけり。」 どんなことでも強い意志をもって頑張れば成し遂げられる。 どんなことでもやってみなければわからず、できそうにないこともやり通すことで成し遂げられる。 尊敬する心の師匠「上杉鷹山」です。
1投稿日: 2023.08.31
powered by ブクログ上杉鷹山を知るにも良いし、読み物としても面白い。 当然作者の受け取り方が色濃く反映されているわけだが、米沢を訪れ、鷹山に関する資料を眺めているとそう偏った書き方ではないと直感した。 完全に個人的な意見だが、寛政の改革についても書いて欲しかった。隠居後どのような流れで政に復帰したのか、その後どのように政に関わったのか。第三章で大体は分かるのだが、十分物語にできるだけの出来事だったように思う。小説はあえてこの終わり方にしたのだろうか… 文四郎とみすずについてはこの程度で良いのではないかと思う。
0投稿日: 2023.05.22
powered by ブクログ「改革だ!現状打破だ!」と唱える者は多いけれど、実際に実行する者は声の数ほど多くない。 改革を実行するには、身を削ってでも断行するという強い信念を持ったリーダーとそれを支える者の存在が不可欠である。 米沢藩にあっては、上杉鷹山公の民のためという真っ直ぐなお心と人なりが藩民の心に火をつけ、彼の志を支える真の重臣の存在があっての成果だろう。 この本から、鷹山公のリーダーシップと竹俣を筆頭とする臣下のフォロワーシップを学ばせていただいた。 今後の生活において、この本の登場人物に近づくよう努力したい。
1投稿日: 2023.04.29
powered by ブクログ上杉鷹山がすごい!と勧められて読んだのだが、安い恋愛小説みたいな部分があったり、著者が知識を披露したいだけだろうと思う部分があったりで、うーんという感じだった。 軽く読むにはちょうどいいだろう。 「為せば成る」や「働き一両」の話が出てこなかったのはKindle版だからだろうか。
0投稿日: 2023.02.05
powered by ブクログ高校時代からの座右の書の一つ。 私は彼の生き様に、「慈悲」「信念」「誠実」というリーダーの三要件を学んだ。 志士が一人立つとき、必ずや、その熱は伝播していく。 (T.I)
0投稿日: 2022.11.07
powered by ブクログ鷹山による米沢藩改革を題材に、企業変革やリーダーシップを学べる1冊。面白かった。欲を言えば佐藤文四郎とみすずが結局どうなったのか記載し、伏線を回収してほしい。。
0投稿日: 2022.10.02
powered by ブクログめちゃくちゃおもしろかった。分厚いけど夜寝る間も惜しんで小説の世界に没頭した。治憲の胆力には尊敬でしかない。私も"そんぴん"になりたいな。
0投稿日: 2022.07.23
powered by ブクログ江戸時代、米沢藩(今の山形あたりにあった)の藩主で、財政難に苦しむ藩を大胆な改革により立て直した上杉鷹山の歴史小説。なせば成る なさねば成らぬ 何事も 成らぬは人の なさぬなりけり、という名言は広く知られているが、彼が実際に何を行ったかを知る人は少ない。 息子がいなかった米沢藩藩主のもとに九州から婿入りし、17歳で藩主になった。政治腐敗が進み、侍にも藩民にも意欲がなく、藩は巨額の負債を抱えていた。若くして藩主になったはいいが、古い体質の藩では拒絶反応がすごく、ひどい妨害やいじめにあう。彼が目指したものは、藩士(侍)だけでなく、農民や商人を大事にし、皆が富める藩であった。藩民に示すために自ら倹約につとめ、付加価値が高い産物を作ることを奨励した。 興味深いのは、古い体質を壊すために、外れ者たちを集めて改革をさせたことだ。だんだん鷹山の周りに賛同者が集まり、侍も開拓をしてくれるようになったという。とにかく誠実な人柄で、実務的で、引退してからも呼び声が高く、再び政治に復帰したというから驚きだ。 この本の特徴は、読みやすさである。歴史小説はどうしても時代背景を理解しながら読み進むので難しいこともあるが、とても平易に書かれている。著者の鷹山への尊敬が浮き出ている。他の登場人物の描き方もうまいと思った。上杉鷹山の話は他の小説で読んだ気がしていたが、後で調べたら案外少なかった。 故ケネディ大統領が最も尊敬する日本人として上杉鷹山の名を挙げたという逸話も嬉しかった(内村鑑三の書を読んだという)。
3投稿日: 2021.02.09
powered by ブクログ何で?と思うでしょ 新社会人の娘に会社から送られて来ました 読書感想文を書けと 「つまんなそー!」と思ったけど、図書館が閉館中で読む本がなくなり、途中でやめてもいいや!と渋々手を付けました ・ 恥ずかしながら、この人物を全く知りませんでした 上杉謙信の子孫だろうなーくらいしか ・ 鷹山は地方の小さな藩の出で上杉の米沢藩の養子となりました 米沢藩は古いしきたり、形式にこだわるあまり財政難に陥っていたのですが、侍達は農民が納める年貢にあぐらをかいていました 鷹山はこの財政難を立て直そうと奮起したのですが、起こそうとしていた改革は並々ならぬものでした ・ まず一緒に改革を起こそうと選んだ人選がすごい! 武士社会の中ではみ出している者を選んだのです 古い体制をぶち壊すために ・ もちろん、激しい反発に遭い、嫌がらせも受けました が、鷹山は決して激すことなく、根気よく藩民に説きました 鷹山にはいつも藩民を愛する気持ちがあったのです ほぼ全てが敵のような状態で段々鷹山に賛同する声が上がって来た時には涙涙でした まさか、歴史小説に泣かされるとは! ・ 故ケネディ米大統領が「一番尊敬する日本人は」と聞かれ、「上杉鷹山」と答えたそうです ・ こんな日本人がいたなんて日本の誇りです なんでもっと取り上げられないのかなぁ 大河にもできそうなのに 私の中で1、2を争うくらい感銘を受けました 読書感想文10枚はいけるな コロナがなければ出逢わなかったと思うので本当に感謝です ・ 文中にこんな言葉があります 「弱い者をいたわれという理念は美しい。しかし、それだけでは言いっぱなしで無責任だ。その理念を実現するだけの財源調達の途を示さないのであれば、政務を担当する者の責務を欠く。いま、金の裏付けのない能書きをいくらたれてみても誰も信用しない」 安倍首相…是非、この本を読んで下さい
0投稿日: 2020.11.23
powered by ブクログ長年気になっていて、ようやく読むことができました。予想以上に感動的な歴史小説でした。 財政難で今でいえば倒産寸前の米沢藩に九州の小藩から養子に来て藩主となった治憲(のちの鷹山)。わずか17歳にして、トップダウンの倹約、殖産興業の施策を打ち始めます。彼の素晴らしさは、改革は幹部のためでなく、藩の民が幸せになるために行うという信念を貫いたこと。古い慣習に染まった反対派の強い抵抗を乗り越え、ついに米沢藩を立て直すことに成功します。やがて、改革は上からやらされるものではなく、民が自ら考え実行するものに根付いていったといいいます。 危機における組織改革、リーダーシップ、部下の扱い方、評価の仕方など、そのまま現代の企業に置き換えて非常に参考になるストーリーです。1995年の作品ですが、25年後の今も色あせていませんね。
0投稿日: 2020.06.27
powered by ブクログ上杉鷹山の性格、知性、度胸が小説を通して、強く伝わってくる。 政治の難しさ、改革の難しさ、大きな変化を生み出すには痛みを伴うこと等、現代でも頻繁に起こりうる状況が、200年以上前にも起こっていたことが米沢藩を見ているとよくわかる。 歴史から学ぶ面白さを教えてもらえた。
0投稿日: 2020.05.23
powered by ブクログ600ページ超えと、文庫の中でも極厚ですが、最初から最後まで没頭して読み切りました! 組織の改革のリーダーとしての心得を学ぶことができました。この時代にこんな人がいたとは驚きです。 ・まずは自分を変えること ・リーダーの考えを末端の藩士にまで届かせること ・農民に目標を持たせること ・藩士の立場で考えること ・人を知るにはまず接触すること ・自分でできないことを明確にすること
0投稿日: 2020.05.10
powered by ブクログ・今の自分の置かれている状況に照らし合わせると なんとも言えず立派な名君 ・過って改むるに憚ることなかれ
0投稿日: 2020.04.24
powered by ブクログめちゃくちゃおもしろかったーーー!下の人に言うことをきかせたいならまず、自分が動いて見せんといかんくてすごいなーっておもった。すぐには、怒っちゃだめだし。いろんな人の意見を聞いたり、机にずっと座ってるのってだめなんだなーっておもった。ゆっくりゆっくり成果をあげないとすぐに崩れてしまう。
0投稿日: 2020.02.13
powered by ブクログ多少の脚色はあるだろうが鷹山の偉業の一端が理解できた。現在では理解に易い鷹山の考えではあるが、士農工商と序列関係がはっきりしてた当時、既得権益の固まりである士の反発がどれだけあったかと思うと鷹山の方針を貫く精神の強さが素晴らしいと感じた。 藩の窮地だからこそ、或いは他藩から来た鷹山だからこそできたのかもしれない。そういう意味では現代の立ち行かなくなった企業が外部からCEOを選出するという意味もあるのかと思わされた。
0投稿日: 2019.12.27
powered by ブクログ米沢藩を舞台に、その藩政改革と財政再建を主題にした小説! やっぱり、Topがやると決めたことにも反乱分子は何時の時代でもいる。その反乱分子を、左遷(遠ざける)するだけで無く変えていかないと、本当の改革は実現しない。『愛』と『徳』を持って改革に取り組むからこそ成功の糸口があるのは、昔も今も変わらず大切な取り組み方かと思う。特に、今後は、『忍びざる心』の志を大切にしたい。 忍びざるの心」とは他者の気持ちを思いやる「人間愛」。
0投稿日: 2019.10.07
powered by ブクログ”名君だということは知っていたが、九州から養子に入り、十七歳で米沢藩 第九代藩主となって、壮絶な藩内改革を実施したことを、この小説で初めて理解した。 若さによる熱さ・力強さとともに、老獪ともいえる人をみる眼に感服。 それでいて、民や藩士へは「愛」と「信頼」をあますことなく伝えて姿に感動する。 「人」として1mmでも1cmでも近づきたい人物! <抄録(抜き書き)> <きっかけ> 人間塾 2018年10月課題図書”
0投稿日: 2019.08.15
powered by ブクログ人が人を信じられることの素晴らしさ。読んでいてそういう場面に遭遇する度に涙してしまった。 行動が早く、けれども然るべき手順を踏んで抜かりなく物事を進める。 しかし親方は孤独だなぁ。並外れた人物、一読の価値あり。
0投稿日: 2019.07.14
powered by ブクログ会社で勧められなかったら絶対自分では手にとることのなかったジャンル。長かったけど読みやすかった。 歴史上にこんな素敵な人物がいたとは…。感動したし、ためになった。 固定概念を壊すこと、そのためには自分も行動に移して相手の心に訴える。人の上に立つ人はこうあってほしいと思う理想像となる人物だった。
0投稿日: 2019.03.10
powered by ブクログどうもお屋形様がキレイごとを言い続けているうちに改革が進んでいくような印象。 当時としては発想点がすでに普通ではないということで理念の力(=キレイごとの力)が改革の土台だったのは確かなのだろうが、もっとたくさんの苦労があり、創意工夫と粘り強さで乗り越えていくさまを見てみたかった。例えば汚職の泥沼にはまってしまった家老が何故そうなってしまったのかとか、深く切り込んでいけば現代の組織の罠にも繋がる深いテーマになるように思うが・・・。
0投稿日: 2019.02.09
powered by ブクログ童門さんの小説、初めて読みました。こんな感動的な小説は初めてです。目頭が熱くなること五回以上。どこまで史実で、どこまでがアレンジなのかは全く不明ですが、童門鷹山は、マネージメントとはなにかを考えさせられるという意味でビジネス書としてもお勧めです。
0投稿日: 2018.10.23
powered by ブクログ経営改革を進めるには、人づくりが大切で、人づくりを無視した改革は決して成功しない。そのことと同時に、客に対するサービス精神を何よりも経営の根幹に置くべきであるとも。読んで損はなし!
0投稿日: 2018.10.12
powered by ブクログ現代の企業組織を当てはめ過ぎているきらいはあるが、それ故に歴史小説でもスラスラと読める内容。組織とその中で働く人間は、時代が変わっても変わらない、ということなのかもしれない。 しかし、上杉鷹山は若いのに、他藩が失敗したことを成功させてみせたのは、天才的な技としか思えない。
0投稿日: 2018.08.17
powered by ブクログ現代のバリバリのリーダーが、当時の習慣や背景を十分理解しつつ、タイムスリップでもしたら同じような政策を考えつくかもしれないなぁと思った。しかし考えつくのと実行できるのとでは全く違うし、あの時代に生まれついた鷹山が若干十七歳でどうしてああいう考えや信念を持てたのかとても不思議だ。鷹山の行動は現代でも十分リーダーのお手本になる。改革はまず自分から、情報を極力オープンにして疑念を払拭する、人に愛を持って接する、核となる信念を曲げずに改革に取り組む、怒らずに前向きに諫言を受け入れる、常識を破ることを恐れない、などなど。
0投稿日: 2018.02.27
powered by ブクログ★2017年5月30日読了『小説 上杉鷹山』童門冬二著 評価B+ たびたびビジネス書にも名前が出てくる上杉鷹山を知ろうと購入してみた。 680ページの大作だが、内容の面白さに3日で読んでしまうほどだった。 東北の名藩である米沢藩の藩主として上杉家に九州高鍋藩から養子入りしてきた治憲が17歳。 そこから、一部の藩士を味方につけてひどく難儀な藩政改革に着手する。 幾多の困難を乗り越えて、領民、藩士の心を変えて、皆で努力して藩の財政改革、民の豊かな生活を勝ち取る。 このような民主的な改革が江戸時代に進められたことが驚きではあるが、そこから学べることは数多い。
0投稿日: 2017.05.30
powered by ブクログJ.Fケネディが尊敬する日本人だと名前をあげた上杉鷹山。 その人物が良くわかる。 小説としても面白いし、ビジネス書としても面白い。 以下、仕事への解釈。 企業とは人である。 改革とは人である。 マネジメントは愛と徳で行え。 人への愛と徳である。 目先の利益にとらわれず長期的で俯瞰的な思考であれ。 過去の慣習にとらわれるな。 生産を生む現場を大切にしろ。 そして、企業の存在意義とは人を幸福にすることである。
0投稿日: 2017.03.31鷹山のリーダーシップに心酔
この本は、伝記物として内容も面白いのですが、 ビジネス書として会社に置き換えて 鷹山の行った施策を解説しており、 ビジネス書としても興味深いものでした。 私はこの本を通して、 「モチベーションややりがいの重要性」 を再認識させてもらいました。 私は、自ら率先して自らの理想を突き進めようとする 鷹山のリーダーシップと しっかりと仲間を信じて仕事を進める姿に 心酔してしまいました。 本当におすすめの一冊です
2投稿日: 2017.03.20
powered by ブクログ上杉鷹山、いい本だった。どの時代にも、慣習にとらわれずに、大事なことをしっかりと自分で考え、実行する人がいる。勉強になった。 何よりも大切なのは、自分を変えることだ。そして、自分を変えるときに、いちばんさしさわりになるのは、古い考えへのこだわりだ。そして、それは、自分がこの考えは絶対に変えられないのだ、と思いこんでいることだ。 お互いに、信じ合って、何でも話せる、今では貴重なことだ。 過って改むるに憚ることなかれ 徳 やさしさ、忍びざるの心 人と人との出会いというのは、人間にとって、大変な事件なのだ 人が人に与える影響というのは、大変なものだ どんな絶望的な状況にあっても複眼の思考方法を持ち、歴史の流れをよく見つめるならば、閉塞状況の中でも、その壁を突破する道はあるのだ 柔軟な思考と、果断な行動力 徳と愛 率先垂範 先憂後楽 人間の心に愛と希望を蘇らせる、心を甦らせる、信じ合う心を甦らせる 信じること、だまさないこと 過程を大事にする 他人へのいたわり、思いやり
0投稿日: 2017.01.10
powered by ブクログ若き藩主が「思いやり」を軸にして、藩を改革していく話 主人公の上杉鷹山の人物像は『海賊と呼ばれた男』の主人公の国岡鐵三と重なる所が多く、 自分を勘定に入れずに徹底的に相手の為に尽くそうとする姿勢が、周囲の人々を変えていき、その結果、改革へとつながっていく ただ、そういったリーダーの姿勢ありきの改革だから、リーダーが変われば全く成り立たなくなることもこの話では描かれている。 後へ引き継ぐことの難しさも実感させられた。
0投稿日: 2017.01.02
powered by ブクログ江戸時代の米澤藩 破綻した藩の財政を建て直す為、若くして藩主になった上杉治憲が藩の改革をする 主人公の治憲は養子のうえに、17歳ぐらいで藩主になる。改革の大変さがよく伝わる内容。
0投稿日: 2016.09.21あの人は読んだのかな
舛添要一氏なら読んでいると思うが? すべての政治家に読んでもらいたい。
1投稿日: 2016.06.23
powered by ブクログ飫肥出身で米沢藩を立て直した名君。郷土が生んだ偉人なのに最近まで知らなかったことを恥じる。不屈の精神、民を思う気持ち、部下の使い方、家族との関係等々、すべてを尊敬する。史実をベースにしている小説で読みやすい。
0投稿日: 2016.06.12
powered by ブクログ職場の大先輩に、薦められた。また読みたい。改革には何が重要なのか、民への愛、民主主義とはなにか。大切なことが詰まっている。
0投稿日: 2016.03.30
powered by ブクログ組織として大きな変革を遂げるには、人の心に火を灯さなければならない。どんなに優れた法律や制度があっても、そこに関わる人のやる気がなければ何も変わらない。 リーダーは明確なビジョン、それを実現するための施策を提示しなければならない。またそれによって、将来どうなっていくのか夢を与えなければならない。 それが出来れば、自然と流れは出来ていく。簡単なようで難しい。
0投稿日: 2016.02.19
powered by ブクログなかなか面白かったです。改革において何が大切か、今後キャリアを積んでいくのと、人生においてとても役立つ内容でした。企業が課題図書に選ぶ理由がわかりました。
0投稿日: 2015.11.25
powered by ブクログ一日で読み終えた。童門さんらしい、いいお話だった。 いい人が幸せになる話。 私も曲がったことが嫌いで、嘘がつけない。 でも、それだけではやっていけない…というかあまりに潔癖すぎると周りにいる人間が悩むとか、うまく表現できないけれど、色々と考えさせられる話だった。 清いことはしんどいことだ。強くなければならない。 わたくしごとばかりで申し訳ないが、私も潔癖すぎて、周りの方にもう少し視野を広くとアドバイスをいただくことが多々ある。その意見のありがたさは分かるが、沢山の人がいる中で、私みたいな頑なな人間がいてもいいと思っている。 そんな私に、すごく励みになる本だった。
0投稿日: 2015.09.14
powered by ブクログうむむむむ。知ってるつもりだったけど、ここまで大変だったとは!寝る前ちょっと読んで半分で寝るつもりが結局一気読みしてしまったー。
0投稿日: 2015.08.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
上杉藩の9代藩主「上杉鷹山」の生涯を語る。最後まで展開にハラハラドキドキ。 このひとのスゴいところは、江戸時代の封建主義の中で民主主義的な発想をしていたところ。そして世の中で最も大切なのは愛なのだよと言うところ。すごい人というのは時代や場所を選ばない人のことを言うんですね。 あくまで資料に基づいて人物を作り上げているので全てを受け入れるつもりはありませんが、いつかは会ってみたいと思えるひとです。
0投稿日: 2015.07.23
powered by ブクログ江戸時代の話だが組織をまとめあげる手腕に古さが全く感じられない。まあ,わざわざ「小説」と銘打っているくらいだからフィクションの部分はあるのだろうけど。
0投稿日: 2014.11.25
powered by ブクログ上杉神社に行ったこともあったのですが、本を読んで初めて上杉鷹山という人がどういう人物だったのか知りました。すごい人です。また山形へ行ってみたくなりました。
0投稿日: 2014.11.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
童門冬二さんの本。 さっき、レビューを書いて登録されたのを確認したのに、なぜかレビューが消失している(TT)。もはや先ほどのような新鮮な気持ちではもうレビューを書くことはできないので、さっきの記憶の残骸をたどって、できるだけ復元に努めたい。自身の読書記録として。 童門冬二さんの小説は、歴史上の人物を扱ったものが多く、その人物から学ぼうというスタンスの作品が多いと思う。よくビジネス教材としても使われるようである。 だが純粋に歴史小説を小説として楽しみたい私としては、あまり童門冬二さんの小説には手を出していない。その理由は、著者の執筆スタイルにあると思う。 重要なポイントが箇条書きで整理されていたり、現代に当てはめて考えてみると・・・とか、企業経営に置き換えてみると・・・とかの記述が時おり、小説の流れの中に出てきて、それにどうも興ざめしてしまうんです。 自分なりに考えを巡らせながら読み進めていくところに読書の醍醐味があるし、人物を観るにも他人の視点ではなく、自分の目で見てみたいという気持ちがある。それに、その時代から急に現代にもどされたり、小説の世界が流れているところに、急に現実の世界に戻されるのはあまり気持ちはよくない。 まぁ、そういう点を抜きにして見れば、第9代米沢藩主・上杉鷹山の改革はとても面白かったし、多くのことを学ぶことができたと思う。 藩政改革の話だったので、ついつい中学生のころに社会の時間に習った江戸三大改革のことを思い出した。徳川吉宗の享保の改革、松平定信の寛政の改革、水野忠邦の天保の改革。享保と寛政の間くらいに田沼意次の改革というのもあった。だけど、上杉鷹山の改革を社会の時間に習った記憶はなぜかないんだな(寝ていたか?)。 本書の中でも、ちょうど同時期ということもあって、田沼意次の改革と鷹山の改革が比較されるような形で登場する。田沼の改革が金権政治によるもの、鷹山の改革は人心をつかんだ改革として書かれ、著者としても人心をつかんだ改革であったからこそ鷹山の改革は成功したのだと訴えたかったのだと思う。 しかし思うに、客観的に考えれば、鷹山は当時たかだか17歳で他地(九州)から養子として迎え入れられた若造藩主である。 それに比べて、田沼は老中、しかも当時の幕府財政の再建で一定の成果を上げていたのだからむしろ田沼の金権政治のほうが当時の常識だったはず。その常識に、まったく違った(むしろ正反対の)政策方針で、藩政を貫き、結果を出したのだから、鷹山という人はやはり並の人ではなかったのだろうなという強い印象を持ちました。 そのほか、知的に障害のある妻を、生涯大切にしたエピソードが紹介されていたり、そもそもこの藩政改革が、貧しい藩民の生活改善を目的になされたということからしても、人格的にも素晴らしい人物だったということが想像できました。 読後に、ネットでどんな顔しているのか調べたくなり、上杉鷹山と田沼意次の画像を見比べてみました。瓦絵のような二人の画像が出てきましたが、鷹山にはなんとなく品格が感じられたの対し、田沼のおやじのほうは、どうも銭に敏い面に見えたのは、先入観によるものでしょうか?(笑)
2投稿日: 2014.10.25
powered by ブクログ改革とは何か,なぜ必要かという骨格が一番大切で,その後に方法論が続く。実現可能性のない空想論では意味もないわけで、方法論を伴わない改革も意味をなさない。まずは人のことを考える愛情が大切。
0投稿日: 2014.06.29
powered by ブクログいかにも童門さんらしいタッチで、鷹山を最上の人格者として描く。若くして聡明過ぎる仕立てに虚構を強く感じないのは、現代の施政にも通じ、役立つよう分かりやすく表現されており、大いに共鳴できるからだ。この作品などは、まさに政治、そして公務に携わるもののバイブルだと素直に思う。
2投稿日: 2014.06.25
powered by ブクログ上杉鷹山を知るにはもってこいの小説。だが、あくまで娯楽小説、フィクションとみなければならない。まるで時代劇、漫画のような聖人君子ぶりに違和感を覚えてしまうと、読み切るには苦痛のボリュームだからだ。これに興味をもって鷹山の経営、思想を調べていくのが良いのだろう。実際に興味を持った。
0投稿日: 2014.03.17
powered by ブクログこの小説は、ベストセラーだったそうだ。 ●2022年12月27日、追記 著者、童門冬二さん、どのような方かというと、ウィキペディアには次のように書かれています。 ---引用開始 童門 冬二(どうもん ふゆじ、1927年〈昭和2年〉10月19日 - )は、日本の小説家。勲等は勲三等。本名は太田 久行。 ---引用終了 ●2024年1月3日、追記。 上杉鷹山、そのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。 ---引用開始 上杉 鷹山(うえすぎ ようざん、寛延4年7月20日(1751年9月9日) - 文政5年3月11日(1822年4月2日))は、江戸時代中期の大名。出羽国米沢藩9代藩主。山内上杉家25代当主。諱は初め勝興、後に治憲(はるのり)であり、鷹山は藩主隠居後の号であるが、この名で知られる。米沢藩政改革を行った江戸時代の名君として知られる。 ---引用終了
5投稿日: 2013.12.16
powered by ブクログ意外にも感動する小説! 歴史小説としては、平易な文章で、さらに現在の文言にたとえる解説がついていることもあり、とても読みやすい物語でした。なので、歴史小説と思って読むと、ちょと肩透かしです。さらに小説としては、時間軸がわかりにくいところもあり、また、いくつか「あれ、この件は結局どうなるの?」というところもあって、いまいち。 なので、歴史小説として読み進めるよりも、「もしドラ」のようなビジネス小説として捉えて読み進めるのがしっくりきます。 ストーリーとしては、17歳で米沢藩の藩主となった上杉鷹山の藩政改革をそのリーダシップとマネジメント力で実現していく物語です。 暗い雰囲気の米沢藩、改革に伴う反対勢力、変わろうとしない重臣、けなされ、邪魔され、小ばかにされ、何度も心が折れそうになりながらも、米沢藩の民のために自分の信念を貫き通して、改革を実現していくストーリになっています。 そして、その中でも、胸を熱くさせるシーンが、反対派に邪魔され、ぼろくそにけなされ、打ちひしがれつつある中で、改革の炭火を北沢に分け与えるシーン。 この初めての協力者・理解者を得るシーンにはグッと来るものがあります。 また、重役の反乱にあい、藩士たち全員をあつめて、自分の行いの是非を問うシーン。 改革を、そして、自分自身を認めてくれているのかどうかを藩士たちに問い、結果、賛同を得るこの場面には、「気持ちは伝わる」ということが心を揺さぶられます。 そんな感動シーンもありながら、やはり、リーダシップ、マネジメントに関するところが本書のメインでしょう。 とりわけ、リーダシップという意味では、彼の人に対する取り計らい、取り扱いについてはとてもじゃないけどまねできません。 通常なら、自分がその組織のトップなわけなので、反対派や邪魔する連中については、厳罰に処することもできるはず。しかし、そのようなことは行わず、彼らが変わることを待ちます。 自分のことをこれだけ小ばかにする連中なのに、きちんと礼をつくす。そんな姿勢は自分には無理ですね(笑) そして、最後の最後に処分を冷徹に下します。さらに、それが感情的なものではなく、論理的な判断からの処分になっているところがスッキリ。 卓越した人間力を感じます。 改革とは、組織やシステムを変えるのではなく、人そのものが変わることということが大きなメッセージとして受け止めました。 また、彼のリーダシップタイプもポイントです。 江戸時代なのに、専制型のリーダシップではなく、ビジョン型+民主型。 さらに、統率型なのに、完全な統率型ではなく、サポーターやフォロワーにさまざまな支援を得て、改革を実現しています。 結果的には統率型リーダだったために、カリスマのようになってしまい、かつ、後継者が育たず別な意味で苦労していますが、愛と人徳をもったすばらしいリーダだったのだと思います。 格好いいですね。(人徳がないので、まねは出来ないけど..)
5投稿日: 2013.10.19
powered by ブクログ解説に「すぐれた歴史小説の感動」とあるが、 読後感は、まさにそれに尽きる。 「小説」だが「上杉鷹山」という実在の人物をもとにしており、 借金だらけで人々の心が死んでいた落ちぶれた藩の再生が、 現代でも十分通じる、複眼的で誠意ある政策により、図られる。 抵抗勢力への根気強い「信頼」など、 一貫した姿勢には素直に感動を禁じ得ない。 逆境、また逆境という、あまりにも過酷な環境の中、 信念を貫き通して藩政改革をやりとげた歴史上の名君の物語。 何より民を重んじ、人間を愛した、その崇高な精神に心打たれる。
0投稿日: 2013.05.18
powered by ブクログ最近読んだ童門冬二氏による「上杉鷹山の経営学」(PHP研究所)に触発されて読みたくなった。文庫本ながら600ページを超える大部なので、ちょっと取り付きにくい感じがしたが、読み始めたら一気に数日で読んでしまった。 何度涙を拭ったことだろう。感動で先に読み進めなくなる。この感覚は、前出「上杉鷹山の経営学」を読んだ時と同じものがあった。本作品は「小説」としているが、ほとんどが事実に即しているのだろう。 主題は藩の財政再建ただ一つである。たった17才で藩主の座を継ぎ、思い切った改革を実行していく。いや、「させていく」と言った方が正しいかもしれない。その当時にこれほど民主的な考え方を、しかも封建社会において一途に貫く姿勢は見事というほかない。 かつてJ・F・ケネディが最も尊敬する日本人として「ウエスギ・ヨーザン」と答えたというエピソードがあるそうだ。さすがにJ・F・Kは素晴らしい見識の持ち主だった。
4投稿日: 2013.03.16
powered by ブクログ大志のある人全てにオススメしたい、最高の一冊。 経営学、リーダー学、同じ日本人であることを誇りに思う一冊
0投稿日: 2013.02.09
powered by ブクログ経営者・サラリーマン向けの本だな、という印象を受けました。 歴史小説としてみるなら、そういったメッセージ性が強すぎてちょっと白けるなぁ、という感が否めません。 分厚いのですが、分かりやすく読みやすいです。
2投稿日: 2013.01.20
powered by ブクログ自分自身の在り方についても考えさせられる本でした。 決して自分の地位にあぐらかかず、 常に他人のことを考え行動できる優しさ・気遣い そして、謙虚さに心打たれました。 また、部活・アルバイト・仕事などで誰もがぶつかるであろう悩み、 「やる気のない人間にやる気を起こさせるためにはどうすればよいか」 という問いに、ヒントをくれたような気がします。 人間は理屈だけでは動かない。 人々に感動を与えることで初めて人は変わるのだ、と改めて実感しました。 古い考えに固執し、自分たちの都合の悪いことが会社で起こると 反発し、僻む人も現在の世の中にも存在します。 昔も今もそういう組織の内情は変わらず存在するのだなとも思いました。 どのようなことにせよ、人間同じ過ちを犯さないためには、 過去を、歴史をまずはよく知ることだと感じました。
0投稿日: 2012.12.25
powered by ブクログ今まで上杉といえば謙信だったけど、鷹山さんも素晴らしい。 日本人として、今まで知らなかったことが恥ずかしい。 こういう話を大河にしたらいいのになぁ。 あと、すべての政治家と役人には年一回この本の読書と内容についての議論を義務化してほしい。 怒らない、とっても大事なことだなぁ。
0投稿日: 2012.12.21
powered by ブクログ自己啓発本として紹介され読んだ。ちょっと説明がくどいところある(それでわかりやすいのだが)が相当面白い上に参考になる。この本に共感してしまうってことは、今自分がおかれてる状況がマズイって事かもしれない。
0投稿日: 2012.12.07
powered by ブクログまずは歴史からっということで 「成せばなる」という名言でおなじみの江戸期の偉大な名君のお話です 今でいうと夕張市のような破産した地方自治体である米沢藩を 一代で立て直したすごいお殿様です。 こんな凄い日本人がいたのかーっと思います。 「領民のための政治」を理念にしたのもこの方がおそらく 日本史上では初めてだったとおもいます。 個人的にベスト3に入る尊敬できる人です。 アメリカのケネディー大統領をして尊敬する日本人と言わせた方です 今こんな政治家がいれば・・・・・っと感じてしまいます。 自分も少しでもこんな素晴らしい方のようになれればと思っています。
2投稿日: 2012.11.15
powered by ブクログ米大統領クリントン大統領が一番尊敬する日本人 上杉鷹山 上杉家8代目当主。 今でも地元の学校には肖像画が飾ってあるらしい。 常に民の事を考え、民の改革をする人 そして、優しさの中に改革を進めるための冷酷を持つ人 全員が賛成する改革は、真の改革ではない 今日の政治 国民の為の政治を。決められない政治は、もうやめてほしい。 いたずらに国会をのばさないでほしい。 また読みたい。 手元に置きたい良書。 お勧めです。
0投稿日: 2012.09.01
powered by ブクロググローバルな現在において、我々に必要なものは、グローバルスタンダードではない。 きっと外国人からは、日本人ならばどう考えるか?問題をどう捉え、理解し、どんな解決策を導くのかといった視点を期待されるだろう。 日本人的な考え方・特徴といえば、柔軟性や調整力等がよく挙げられるが、本書の主人公である上杉治憲(鷹山)は、まさしく「日本人の良さ、らしさ」といった要素を具現化したような人物である。 彼が展開する、マネジメント、組織作り、リーダーシップ等は、ビジネス面においても、学ぶべきことが多く参考になるだろう。
0投稿日: 2012.06.17
powered by ブクログ約700頁・・・躊躇したが読み始めれば抵抗なく一気に読破 歴史書としてはどうかと思うが軽いビジネス書として読めばいいのかなと言う感じ いささか尻切れトンボみたいな気もするが、全体としては楽しめる一冊
0投稿日: 2012.06.06
powered by ブクログ何度読んでも泣ける… 経営学にも通じてくみたいやけど、どこまでも目の前の一人の心に灯りを灯していくことを教えられました。
0投稿日: 2012.05.31
powered by ブクログ現段階では読み掛けだけど、細井平洲がどのように描かれているかが、ひとつの楽しみにしている。 現在の愛知県東海市に農家の子として生まれ儒学者として上杉鷹山の師としてまた他の藩にも招かれたらしい。 先月記念館にも改めて行ってきたけど、再発見したのが、西郷サンが流罪の際、書物を読み、感銘を受け、弟子達にも奨めたとか… 経歴を見て、農家の生まれながら、若いうちからあちこち遊学しているので、実家は豪農か、かなり裕福な農家だったようなイメージを持っています。
1投稿日: 2012.04.26
powered by ブクログ2012年28冊目。 700ページの厚さに最初は臆したが、気が付けば一気に読み終わってしまった。 米沢の名君上杉鷹山(治憲)をの治世を描いた歴史小説。 非常に読みやすいので、歴史嫌いな方にもおすすめ。 藩の収入の80%以上が人件費にあてられ、借金も重なる財政状況。 養子として藩主となった鷹山に対する、古くから上杉家に仕えてきた古株の偏見・妨害。 逃れることのできない天災、天命の飢饉。 数々の危機を乗り越えた鷹山の手腕に学ぶところは多い。 小説なので、どこまでが史実の言葉や出来事なのかは定かではないが、 たとえ空想の部分があるにしても、 ■深い内省 ■自らの足で草の根を歩く姿勢 ■広く衆知を集める謙虚 リーダーシップの大切な要素を次々に実例で披露してくれる。 「この人物を追いたい」と、強く思う。 関連書籍を探ります。 米沢にも必ず足を運びたい。
0投稿日: 2012.03.23
powered by ブクログコーチング・人材マネジメントの一環として読破。 小説約630ページ エッセンス版約220ページ 小説⇒エッセンスの順で読んだので、コメント。 小説に求めるべきではないが、ストーリーの論理性のまばらさに途中でついていけなくなることがあった。 鷹山の世界を深く知りたい人には、この小説がいいかもしれないが、 目的を組織論の一考察として設定する場合、 既存のエッセンス版で十分すぎるほどである。 三大テーマは ・破産に追い込まれた財政改革 ・適材適所の産業振興策 ・腐敗した(していく)人間の精神の改革
0投稿日: 2012.03.19
powered by ブクログ大藩だった上杉家会津120万石が、豊臣についたため江戸時代米沢30万石に減封された。しかし、家臣を削らなかったので藩政は火の車になっていた。それを立て直したのが、主人公上杉鷹山(治憲)。17歳で小藩日向高鍋から養子にやってきた難しい環境の中、家老達が藩政をあきらめるような中で見事に立て直した。 わずか17歳にして成熟した大人のような態度で、相手の気持ちを思いやりながらも、決して上からの押しつけだけで無く、自分も実践しながら、自分の信念を貫き通すその行為には感歎する。 江戸で実験をして、米沢藩で実際に実践を行う手順も、人材を見いだす方法も、よそから来たというハンデもものともせず、自分とそれを取り巻く現状をきちんと認識して対処するその様は、奇跡と言っても良いと思った。更にすごみを感じたのは、まだ若い時期に、後継を育てる必要があるからと、隠居をしたことである。己の成功に恋々とし、得た権力を手放したがらないことが多く、晩節を汚すことが多いことを想起すると、そのすごみが胸に迫る。 ただ一つ、この小説の残念な所は、著者が現在に置き換えてビジネス書を意識していることか。小説家なら、小説ですべてを語り、どのように捉えるかは読者に任せるべき。
0投稿日: 2012.02.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今年最も胸を打った本は何かと聞かれたら間違いなくこの本を選びます。 古いしきたりに束縛され滅亡への一途を辿る米沢藩を、若き鷹山が側近と共に変えて行く様は多くの人の感動を生むでしょう。 清廉潔白な鷹山の人為を読み進め、逆に人間ってほんとに汚くて反吐が出るわと思うこともがあれば、たとえ立場上身内であっても心の底から納得し協力してもらうのがいかに難しいかを自分の胸を痛めながら読み進めることもありました。 何らかの組織に関わりながら酸いも甘いも味わっている方には特に読んでもらえたら嬉しいなぁと思います。
0投稿日: 2011.12.15
powered by ブクログ江戸時代中期、瀕死の状態であった米沢藩を立て直した上杉鷹山の実話を元にした歴史小説 初めて米沢入りした夜、小見川開墾、棒杭の商いを師弟で観るシーンなど情景が思い浮かび、感動した。 歴史小説だが、現在の会社運営や家族に対してのリーダーシップについて学べる良き参考書
0投稿日: 2011.10.07
powered by ブクログ事実に基づいた歴史小説であるが、上杉鷹山が藩を改革していく過程から感動とともにリーダーシップについて多くを学ぶことができます。企業人の多くの方に読んで欲しい本です。
0投稿日: 2011.09.19
powered by ブクログ久々に読み直したが、現代に通じるビジネス書であり、リーダー論だと思う。上杉鷹山はJ.F.ケネディが人生で一番尊敬していた人だとか。
0投稿日: 2011.09.17
powered by ブクログ著者自身が、役人だったと言うことも相まって、改革を志す人には良い一冊です。経産省の古賀さんによる長妻元大臣の分析を思い出しました。彼はこれを読むべきだったなぁw
0投稿日: 2011.08.25
powered by ブクログ米沢藩が自分とこの会社にダブってならない。 自分が組織を動かす側にまわったことってほとんどないけど、いつかそういう日がくるからなあ。 リーダーには様々なタイプがいるけど、自分はどういう型におさまれば一番力を発揮できるのか、まだ想像もつかん
0投稿日: 2011.08.06
powered by ブクログある外国人の人が日本人に「好きな日本の人物は?」と聞かれ、「上杉鷹山」と答えたが日本人は知らなかったという話もある日本ではあまり馴染みのない人物。 でも、この本を読んだら徳川家康より織田信長より坂本竜馬より私は上杉鷹山が好きになりました! 人は皆こうしよう!と思っても、自分に損害があることだとなかなか実行できないが、上杉鷹山は自らが掲げた経費削減のために上位者にあるまじき姿、上杉家の格式の高さを賎しめると言われるほど自ら積極的に実行した。 まさに理想的な上司像だなと思いました。 本的には文体がそこまで難しくないので、比較的読みやすいと思いますが、少し長いかなと思います。
0投稿日: 2011.06.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
・改革に例外を作ってはならない。 ・時間がかかっても正しい方法で改革を実施しなければならない。 ・上司にとって耳に障る内容であっても報告しなければならない。またさせるようにしなければならない。 ・改革の目的をみんなと共有しなければうまくいかない
1投稿日: 2011.05.14
powered by ブクログ薦められたことを期に、「たまには違うジャンルの本も読んでみるか〜」的な軽い気持ちで読んでみました。面白い!「小説」のため、細かい描写は、著者の色づけもあるだろうが、大筋は、上杉鷹山の足跡そのものでしょう。鷹山の手法は、現代社会においても十分通用する考え方ですね。いやぁ、面白かった。
0投稿日: 2011.03.20
powered by ブクログプレジデント誌に掲載されていた「経営者の座右の書」という企画でランキングにあげられていた本。 歴史というのは誰のものでもない。しかし、私たちが歴史を切り取って語るとき、それは特定の具体的な出来事になり、特定の人物についてということになってしまう。要するに歴史とは「人」である。西暦という概念すら、キリストの産物であることを鑑みれば、少しは説得力が増すだろうか。 そして歴史とは多面的である。この多面性を万人に演繹したとき、私たちが本気で畏敬の念を込めて、教科書的な意味ではなしに偉人と呼べる人物は、果たしてどれほどいるのだろうか。そのような問いに対して、「上杉鷹山」という人間は一つの答えになるのだ。 鷹山(治憲)は九州の高鍋藩から養子として米沢藩へ入り、藩主となった。治憲が藩主となった当時の米沢の財政は最悪で、幕府への藩返上を迫られるほどの危機的状況であった。この事態をなんとか打開すべく、齢17の治憲は改革に着手するのである。 読んでから知るのだが、山本五十六の「やってみせ~」という名文句は、鷹山がオリジナルだそうだ。また、ルーズベルト(ケネディではないらしい)が「好きな日本人は」という質問に対して答えた人物が「上杉鷹山」だったという話もある。 伝聞の域を出ないが、そのような小話にも信憑性が湧くような鷹山の行動を本書では見ることができる。 ・民を一番に考える。 ・武士としてのプライドは捨て、士農工商を壊す。 ・まずは自分から模範となる。 ・相手を信じる、嘘をつかない。 ・常に冷静に温情的に。 ・しかし、処断すべき時は厳しく処断。 ・トップダウンでなくダウントップである。 ・「愛」と「徳」を忘れない。 上記は作中での鷹山の行動の背後にある信念である。羅列すると安っぽくなって見えてしまうものだが、これを行動に移し、徹底していくというところが、彼の偉人たるゆえんであることには違いない。彼が「愛」という言葉を惜しげもなく使ってもそこに臭さを感じないのは、彼がそれを行動によって示しているからなのだ。 どの信条も、昨今のビジネスシーンにおいて管理職、経営者にとっては耳の痛い言葉だろうが、要するに、愛を形にしていくことができ、それを持続できれば、誰でも鷹山のような優れた経世家になれるのではないか。信条そのものに目新しさはない。鷹山に歴史的な評価を下すとすれば、フランス革命が勃発する数百年も前に日本のとある藩で究極の民主制をやってのけたという点にはパイオニアとしての価値が見出せるかもしれない。しかし、この本から学ぶのはそんな鷹山の歴史的な位置づけではない。そうではなく、「愛」と「徳」いう最も達成しがたい高邁な理想を、自らの能力と才覚を駆使しやってのけた人物が歴史上に、この日本には少なくともいたのだという事実が本書を読む意味なのである。
0投稿日: 2011.03.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
上杉鷹山の「改革の成功」に焦点を絞った小説。 焦点を絞ったために、読みやすく面白い。 しかし「苦労の箇所」があまり見えなかった。苦労しところの伏線がいくつもあるのに、そこをはさっと飛ばして上手く行ってしまうからかも。でもここを細かく書いたらどこにいいくか分からない小説になるだろうし、好みの問題かもしれない。 ほんとに上杉鷹山が聖人すぎるのかもしれない。 歴史小説が苦にならない方にはオススメ。
0投稿日: 2011.03.02
powered by ブクログ人として、こうありたい こういう人になりたい そんな人としての魅力が満載 もしこの人に出会っていたら、そう思うと この人を目指したくなる
1投稿日: 2011.02.14
powered by ブクログ若干17歳の若さにして、藩主になり財政的にも政治的にも腐敗した藩を改革していく話。 名作だと知っていたけど、あの分厚さと時代小説という点で読むのをためらっていたけど、友達の一言でやっと読み始めた。 最初はゆっくりした話のような気がして、スローペースで読んでいたが途中からドンドンのめり込んでいった。 この若さで、信じられない程の人を見抜く力とリーダーシップ、誠実さ、そして何よりも他者を、苦しんでいる人を慈しむ気持ちを持つ主人公に感動した。 また、一筋縄では全くいかない改革の描写も面白かった。 人のために一生懸命生きる人の人生の美しさを感じた。 アンダーラインを引きたくなる様な大切な言葉もたくさん書かれていて、 もう一度読みたくなる本。 ラストもとても気持ちのいい終わり方でした。
0投稿日: 2011.02.03
powered by ブクログ「改革は藩のためにおこなうのではない。藩民のためにおこなうのだ。」この言葉に自分は衝撃を受けた。若干17歳の上杉鷹山が灰の国と言われた、米沢を再建すべく立ち上がる。民こそ国の宝、国の源とし、民衆のために自身をなげうって戦っていく。これこそ現代の政治、そして社会において最も必要なことではないかと感じる。上杉鷹山の民衆の中に入り、民衆のひとりひとりに希望を与えていく行動。そしてどこまでも自己の変革、努力を惜しまない姿。当時では考えられない藩主である。たくさんの敵とも戦いながら、多くの同志と共に改革を進め、信念を貫く、この上杉鷹山から、自分は真のリーダー像を学んだ。
0投稿日: 2011.01.29
powered by ブクログ米沢藩の財政基盤を整え、郷土に根付いた藩政改革を行った藩主についてかかれている。 物語は鷹山公が藩主になってから始まって、隠居するまでの改革とその工程についてが綴られている。 面白いと思ったのは、著者の見解がかかれていて、ちょっとしたビジネス書のようでもあること。 米沢藩建て直しという物語を紡ぎながら、現代の政治や社会への当てはめが書かれているので、時代が異なる話なのに、身近な問題としてとらえやすいようになっている。 そのせいか話が読みやすく、人物に共感しやすい。 主人公である鷹山公については感嘆するしかない。 忍耐強く、誠実。視野が広く、思考が柔軟で、行動派。だけど人を思いやれる心の持ち主で、行動を起こす際に根底にあるのは「自分よりも弱い立場にある人たちにどれほど貢献できるか」。 なんだかもう、この人完璧なんじゃないですか。と思うくらいの人物として書かれている。けれど、別世界の人だよね、と斜に構えるのではなく、とりあえずこれくらいは真似できるんじゃないだろうか、と思えてわくわくした。 これを読んで、米沢に行ってみたいと強く思ったので、いつか絶対米沢に行きたい。そしてこの小説に出てきた場所(史跡)を巡りたい。(2011.01.24)
0投稿日: 2011.01.24
powered by ブクログ上杉鷹山がもっとも尊敬する人になりました。 あの時代にすごいことをした行動力、徳、人柄、どれをとっても尊敬に値すると思います。
0投稿日: 2011.01.05
powered by ブクログ全1巻。 ぶあつい。 知ってる人は知っている。 知らない人は全く知らない上杉鷹山。 まあ。 戦国の人ではないから。 名前と中興の祖ってくらいしか知らなかった。 自分も。 まあ。 まだ読まなくっていいやって気分。 が。 故ケネディ米大統領が、 「日本人で尊敬する人物は?」 という問いに対して 「上杉鷹山」 と答えたってエピソードを最近(いまさらだけど)目にし、 マジかと思って読んでみた。 マジか。 すごい。 借金まみれのつぶれかかった国を立て直すのに、 国民のための改革を打ち出してる。 殿様なのに。 この時代に。 フランス革命よりも二世紀も前に。 しかも自分が率先して。 殿様なのに。 で。 立ち直してる。 立ち直したって一言でいっても、対象は 「収入の88%が社員の人件費」 「何百年かかったら返せるか」という膨大な借金を抱えた国。 しかも殿様が。 すげえ。 物語は相変わらず若干散らばってる感がある。 けど。 ずっと泣きそうだった。 ほとんど全員が冷めた目で見ていた改革が、 少しずつ賛同を得るようになり、 目的に向かって団結していく。 目頭が熱い。 結びのシーンもとても良かった。 願わくば、今、この時代の為政者にも 鼻で笑わずに読んでほしいと思う。
0投稿日: 2010.09.30
powered by ブクログケネディが言及するだけあって、素晴らしいヒトだということを知った。 今まで知らなかったことが日本人として恥ずかしい。
0投稿日: 2010.09.29
powered by ブクログ「なせば為る 成さねば為らぬ 何事も 成らぬは人の なさぬなりけり」 【人が何かを為し遂げようという意思を持って行動すれば、何事も達成に向かうのである。ただ待っていて、何も行動を起こさなければ良い結果には結びつかない。結果が得られないのは、人が為し遂げる意思を持って行動しないからだ。】 今回はこの言葉で有名な上杉鷹山について書かれた本です。 簡単に感想をつらつらと。 童門氏の作品は初めて読むのですが、経営指南書として書かれているのかな?と思う箇所がありました。 私としては上杉鷹山という登場人物にどっぷりと入り込んで、小説として読んだ方がよいと思います。 全体として政(まつりごと)の理想を追い求めています。「世の中はこうであるべきだ!」という強い気持ちが伝わってきました。綺麗な話が多く、現実との乖離を覚える方もいるかもしれませんが、物事の本質的は基準を確かめたい時、心の掃除をしたい時などはお勧めです。 藤沢周平の「漆の実のみのる国」という上杉鷹山について書かれた本があるそうなので、今度読んでみます。 いずれにせよ、生きてるうちに読むべき一冊に入る名著です。ぜひ読んでみてください。
0投稿日: 2010.09.23
powered by ブクログ最高におもしろい本でした!! 改革と一言に言っても、そこには多くの意味での『魔』が存在する。 それに真っ向から立ち向かう洗練された清らかな姿は、時に涙を、感動を与えてくれました
0投稿日: 2010.01.24
powered by ブクログ確かに凄い人のようだけど、なぜか暗い・・・ 全体的に重々しいというか、暗さが拭えないのは何故だろう
0投稿日: 2009.12.03
powered by ブクログこれは、1番のオススメ!!! 歴史の本だけど、読み終わって、 ちょっと自分の人生考えちゃった。 すごいゎ。上杉鷹山。 そして、 童門さんの本は、読みやすい。 グッと作品に引き寄せられてしまうんです。 読み始めたら、とまりません。。 ケネディが、最も尊敬する日本人、というのも、納得!!
0投稿日: 2009.10.27
powered by ブクログちょうど10年前に読んで、感銘を受けた上杉鷹山の小説を再読。 前回は単行本を図書館で借りて読んで、今回は文庫化されていたので買ってみました。
0投稿日: 2009.05.12
powered by ブクログ集英社文庫 と−12−6 2010/02/05 読了 最初イマイチでなかなか読み進められなかったけれど、途中から乗ってきてかなりの勢いで読めました。 正直、上杉鷹山という人を知らなかったので、勉強になりました。
0投稿日: 2009.05.07
powered by ブクログ、誰かがお勧めしていた本を読みました。 上杉鷹山って有名な方だったんですね。 それって、もしかしたら話していた子が 山形出身だからだったのでしょうか。 上杉鷹山という方は財政危機にあった 藩を倹約や新規事業投資を行い、立て直した方です。 その経緯で、抵抗勢力との戦い、裏切り、飢饉など 多くの困難を乗り越えていく経緯が書かれています。 ポイントをいくつか。 ・自ら例となって、実際に行動に移していた。 ただ、上から命令するのではなく、命令した内容を 自分で示すことをされていた方のようです。 ・教育の大切さを認識していた。 武家のものはもちろん、そうでない人に対しても 教育は大切だという事を認識しており 学校を予算を出して作っていました。 当時から、教育の大切さに気が付いているっていうのは 素晴らしいですね。 ・就任当時17歳。 小説だから良く書かれているのかもしれないですが 彼は就任当時17歳だったようです。 17歳って自分が何をしていたかっていうと。。。 大した事はしていなかったですね。 今は24歳同じ事ができるだろうか。 読んでいて、感動できた一冊です。 ちなみに、 なせば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり は上杉鷹山の言葉だそうです。 昔読んだ本にライバルは歴史上の人物にも 一人設定した方が良いと書いてありましたが 上杉鷹山を勝手にライバルにしようと思います。 もう少し、毒舌を減らそう。
0投稿日: 2008.12.20
powered by ブクログ開始:20070717、完了:20070717 ジョン・F・ケネディ元大統領が日本人記者と会見した際に、記者に 「あなたがもっとも尊敬する日本人は誰ですか?」と質問され、 「ウセスギヨウザン」と答えたが、その場にいる記者 は誰も「ウエスギヨウザン」を知らなかったという逸 話がある人物だ。江戸時代に米沢藩を改革した人物な のだが、まさにこの本は組織変革のための教科書とい える。現在の企業に置き換えてみても十分通用する。 変革に反対する旧来の家臣たち、変革しようとす る、はみ出し者。そして人間の価値観は変わらないと いう現実...。しかし、そうした中で上杉鷹山の何が すごいという点は、我慢強く「決して怒らない」と いう点を貫き通したことと、結果ではなくプロセスを 重んじたことだろう。またそれと同時に自分自身が改 革の具体案を出し、それを実行もした。でも何よりも 世の中、そして周りがまったく違う価値観を持ってい る中で自分の価値感を信じ続けたことだろう。そして それが無私だったとうことだ。それにしても改革のプ ロセスがJ・P・コッター氏とほぼ一致している点がす ごい。また、普通に小説としても面白いので、大変読 みやすい。 以下メモ。 農民は国の宝。新しい収入源の発見もない。 形式主義、事大主義。 まず改革にあたる者が自分を変えること。 逆に藩内でなかまはずれにされている人間に目をつけよう。 そしてなぜなかまはずれにされているか? 人間をよくみている。 怒りや悲しみが決して私欲に基づくものではない。 世の中は何をいっているかを大切にすべきであって誰がいってい るかは問題ではない。自分を変えてほしい。 藩内の身体障害者・病人・老人・妊婦・子供など社会的に弱い立場に ある者たちをいたわる政治を実現したい。 大切な人々とは年貢を納める人。 気付いた方から自分を改めるよりほかない。 自分にやさしくしてくれる者は、無批判・無制限に信じた。 総論賛成、各論反対。 自分の生き方をもたず形式の中で生きてきた。虚礼廃止。 虚礼で社会が成り立っていた。 「徳」を政治の基本におき、「愛と信頼」で展開する。 藩政改革は藩民のために行うもの。 三つの壁、?制度の壁、?物理的な壁、?意識(心)の壁。 心の壁を壊すために、?情報は全て共有する、?職場での討論 を活発にする、?その合意を尊重する、?現場を重視する、? 藩庁に愛と信頼の念を回復する。 人間は、「何をやるのか」ということにはあまり意に介さない。 「誰がやるのか」をひじょうに気にする。 改革とは藩政を変えることではなく自分たちを変えること。 民を愛せ。心が死んでいる。人間たちの表情に希望がない。 上杉神社。どこまでできるかを素直に話す。 (1) 私は大藩の生まれではなく九州の小藩の生まれ (2) 若年dえある (3) 経験が非常に不足している (4) 米沢藩を継いだものの、米沢本国には初めて入ってきて米沢の実態を全然知らない (5) 今日、広間に集まってもらったおまえたちとは初対面であり、江戸藩邸でいっしょに暮らしたものの他は誰をも知らない (6) 同時におまえたちの方も私をまったく知らない 富民。情報経路を太く短くする。人口減を許さない。 仕事に興味はなくても人事にだけは異常な関心を寄せる。 怒るのはただ一度だけ。怒ったら全てが終わる。 眼が美しい。 先入観、虚像。弱いものをいたわれ。 「その改革は、なぜ成功したのか」 「その改革は、なぜ失敗したのか」 →(1)改革の目的がよくわからないこと、(2)しかもその推進者が一部の人間に限られていたこと、 (3)改革をおこなう政庁員全員にも改革の趣旨が徹底されていなかったこと、(4)当然、改革の目的 や方法が親切に領民に知らされに一方的に押し付けられたこと、(5)改革が進んで、 幕府や藩が身軽になれば、当然領民の負担が軽くならなければならないのに、逆に幕府や藩は 増税したこと。 私の改革は愛といたわりが必要。 農民たちがかたくななのは、何のために働き、何のために生きているか、目標がまったくないから。 領民の全てが働くことを楽しみ、生きることを喜ぶようにする。 原料に極限まで付加価値をつける。ただ経費を切り詰めればよくない。 逆に思い切って使うことも必要。それが生きた金の使い方。 老人子供は鯉のえさやり。これで家の中の地位も昔のようにもどる。 発想の転換。武士の権威とは何か。民の年貢で養われる徒食の人間にすぎない。 他人にやってもらうには、まず、頼む人間が自分でやってみせなければ駄目。 不運というのは、自分が自分の年齢に応じた生き方ができない。 籍田の礼。老成。学問はないが直感でいい人か悪い人かを感じ取る勘のようなものがある。 米沢を傍目八目で見られる。 人間の笑いの中で失笑ほど気分の悪いものはない。 灰の国にも人はいたのだ。毎日惰性で城を出てくるだけ。竹俣はいつでも死ぬ覚悟をもっている。 田沼意次、賄賂。金は大切なもの、その大切なものを他人に送るのだから、それは誠心。 役人の子はニギニギをまず覚え。 力で押さえつけるのは得策ではない。納得してくれなければ意味がない。 人は一朝一夕で変わるものであhない。 人間のかなしい習性は、自分をたかめる、という方法ではなく、ひとをひきずりおろせば 自分と同じ位置にきた、という錯覚の中に生きること。 自分が上昇したことにはならないのだが、出世欲にかられた亡者たちは、性懲りもなく その方法をとる。 ほかの人間からみれば正義であることが不正義になり、誠意も不誠意になる。 人の心の不気味さ。 休まず・遅れず・仕事せず。 改革はなんといっても現場が軸となる。 身分の低い層ほど支持している。 藩士世論の支持のない改革は進みっこない。 本当にそれが藩士世論であるならば言い訳をせずにだまって去ろうと 心に決めていた。上に立つ者が下の者のきもちを代弁していると称して、 まったくの嘘をついて自分たちに都合のよいようないい方をしたことが 怒らせたのである。 ただ人間がいるだけでは何の役にも立たない。忍びざる心を持つことが大切。 改革というのは、制度や政治のやりかたを変えるだけではない。 何よりも大切なのは、人間が自分を変えることだ。そして自分を変える ときにいちばんさしさわりになるのは、古い考えへのこだわりだ。 そしてそれは自分がこのことは絶対に変えられないのだ、と思いこんでいる ことだ。傍からみれば瓦のようなものを本人だけが宝石のように思い込んで いることがよくある。 考えが自分の血肉にならなければダメ。 頼んでいる、決して命令はしない、強制もしない。民こそ国の宝である。 きあぴたれ餅。やさしい眼をしている。 人間は貧しいとき、そして前途に希望がないとき、必ず自分のまわりを 見渡す。それも下ばかりみる。自分より下位にある者がいると安心する。 そして、「あいつよりは、まだ自分のほうがましだ」と思う。 この優越感はやがてその下位者に対する侮蔑に変わっていく。 何の警戒心も持たずに、ズバリと本当のことを話せる。 心の問題はそう単純ではない。 出世のためにはなりふりかまわないのが、多くの人間の本心です。 人を知るにはまず接触しなくてはならない。 どんなに優れた人間にも、好事魔多しというたとえがある。 まして権力は魔ものである。権力に永く馴れていると、 知らないうちに人間は堕落する。 水商売の女の子供。小さい頃は母親の苦労をみている。でも大きくなると...。 改革の美しい面ばかりみて、改革は成功していると思ったらそれは間違いだ。 それに人間はそれほどきれいなものだとみるのも考えが浅い。 若いけれど人を見る眼、洞察力に優れたいた。 探るというのは、もうその人間を信頼していないということになる。 不信の念が沸いたからこそ探るのだろう。 汚れ役が根回しをすればだしかに仕事の進みは速かろう。 が、私はそういう姑息な道はとらぬ。私の改革派、どれほど道が 遠かろうと、清い方法で歩く。それは、領民のためである。改革派 領民のためにおこなっているのだ。領民の眼にいささかの汚れも 見せてはならぬ。 トップの信頼を一身に集めて、自分ではそのつもりでなくても、権力が 集中していると見られれば、まわりの人間が放っておかず寄って集って 堕落させてしまう典型的な例。 民には責任はない。 いちど得たこの座はわたさない、と人はなってしまう。 おまえたちの中に私をだます者がいても、私は決しておまえたちをだまさない。 竹俣は結果だけを急いでいる。私が大切にしたいのは過程だ。 周りが自分をえらい人間だと思いすぎる。生きた仏のように扱われてしまう。 人君の心得、一、国家は先祖から子孫に伝えられるもので、決して私すべきものではないこと、 一、人民は国家に属するもので、決して私してはならないこと、一、国家人民のために立ち たる君(藩主)であって、君のために人民があるのではないこと、伝国の辞。 政治家は潔癖でなくてはならない。 鷹山の改革案は、一、民を富ませること、一、改革が楽しいものであること、一、士農工商 が身分を忘れて一体となること、一、若き人材を育てること。 生きていながら実は死んでいる。 「トップ層はわれわれの意見をちっとも聞かない」というが、「それでは意見を聞くから 存分に言ってみろ」というえばこれがなかなか出てこない。自分が意見だと思っている ことが、実はただの不平や不満の場合もあるからだ。 節約一辺倒で、景気浮揚策がないと必ず国民はソッポを向く。 鷹山は柔軟な思考と果敢な行動力をもっていた。そして本物の誠実な人間であった。
0投稿日: 2008.02.05
powered by ブクログなぜか注目してしまった、江戸時代の政治家(!?)、上杉鷹山。 「為せば成る 為さねば成らぬ 何事も 成らぬは人の 為さぬなりけり」 で有名な方ですね。 困窮していた米沢藩を養子の身で引き受けた藩主として、 当時の武家では思いつかないような行財政改革を行って、 立て直した方ですね。 どこから手をつけてよいかわからなかったので、簡単どころで、 童門冬二の小説から入ってみる。 思ったより情感深く書かれていて、すんなり頭の中に入ってくるし、 660ページあるのに、一気に読み進む。 いつの時代でも、抵抗する力が内にも外にも存在するのね。 相手を変えるのは生半可なことではないのに、少しずつでも 取組んで、大きな成果を残す。 その成果があっても、まだ動かない人もいるというのがよく わかった。ちょっとドラマチックに書かれているけど。 いくら正論でも、そのときでは考えられないことを着実に 進めていく熱意。なかなかできるもんじゃない。 ケネディがインタビューで日本の尊敬できる政治家として 名前が挙がるというのもわからんでもない。 だれがレクチャーしたのかは知らんけど。 もう少し、鷹山を勉強してみよう。
0投稿日: 2007.08.05
powered by ブクログ上杉鷹山は、九州から上杉家の養子として出羽・米沢にやってきて、後に藩主となった。破滅の危機にあった藩政を建て直すために、改革に乗り出し、倹約を軸にして大成功したと言われる。ときどき政治家が彼の業績を引用するシーンもある。江戸時代に登場した有能な治世家の生涯を童門冬二 さんが描いている………と聞けば、読まずにはおれない。
0投稿日: 2007.06.04
powered by ブクログ〇幕府に返上しなければもたないところまで極貧になった米沢藩。そこに養子に入って上杉家を継いだ治憲。改革をすすめるがそこに立ちはだかる保守派重臣や冷ややかな物見達にどうするか? 芯が強く慎重で本物の政治見識を持つ凄い人だ。 4087485463 684p 1998・5・25 8刷
0投稿日: 2007.04.28
powered by ブクログ理想の指導者とは? 理想の組織とは? 普遍の定義が載ってます。 童門冬二の著作の中で、一番作品と論理のバランスがいいと思う。
0投稿日: 2007.02.18
powered by ブクログ九州の小藩からわずか十七歳で名門・上杉家の養子に入り、出羽・米沢の藩主となった治憲(後の鷹山)は、破滅の危機にあった藩政を建て直すべく、直ちに改革に乗り出す。―高邁な理想に燃え、すぐれた実践能力と人を思いやる心で、家臣や領民の信頼を集めていった経世家・上杉鷹山の感動の生涯を描いた長篇。
0投稿日: 2006.10.25
