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金を払うから素手で殴らせてくれないか?
金を払うから素手で殴らせてくれないか?
木下古栗/講談社
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総合評価

44件)
3.4
6
13
8
8
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    大変賛否ありそうな本。多分ソローキンの某作を下敷きにされていると思うのだが、漂って充満するのは紛い物な筒井康隆の匂い。筒井を読めばいいじゃんって人もいるであろうし、いいぞもっとやれとよだれを垂らす人もいるだろうし、金払ったんだから殴らせろと怒る読者もいるだろう 「Tシャツ」という作品が入っている。この作品を読めたというだけで僕は満足している。 読めばきっと、まち子という名前が脳裏に焼き付けられる 僕はこの本を読む。僕はこの本を捲る。僕は文字を追いかける。僕は喉が渇く。僕は立つ。僕は冷蔵庫へ向かう。僕は冷蔵庫を開ける。僕は中を覗く。僕はビールを探す。僕は酒がないと気付く。僕はソファーへ戻る。僕はこの本を読む。僕はこの本を捲る。僕は文字を追いかける。僕は喉が渇く。僕は立つ。僕は冷蔵庫へ向かう。僕は冷凍室を開ける。僕は氷を出す。僕は棚からTHERMOSカップを出す。僕は氷を入れる。僕はチューハイを作る事にする。僕はウィルキンソンで割る。僕はレモンを切ろうとする。僕は包丁を出す。僕はレモンを半分にする。僕は絞る。僕はご満悦になる。僕はコップを持ってソファーへ戻る。すると声をかけられる レモン、明日使うんだけど   という本だ(謎)

    20
    投稿日: 2026.04.12
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    でたらめな文章がノンストップで押し寄せてくる体験だった。なんだったんだこれは。熱がある日に見る悪夢のような文章を浴び続けて、時に「なんでだよ」とゲラゲラ笑ってしまう。真面目に物語を読もうとするのはおすすめしない。かといって誰におすすめできるのかといえば、そうおすすめするような本でもない。俺たちが空回りをさせられる本だった。

    0
    投稿日: 2025.10.15
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    終わりはいいけどすごい時間かかった IT業界 心の闇、Tシャツ、金を払うから素手で殴らせてくれないか?

    0
    投稿日: 2025.02.12
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    デイリーポータル某でオススメされてるのを見て読んでみたが。。。読んでいて苦痛を感じるのは自分の感性が鈍いからなのか?どうしてもストーリーや文章の整合性を追ってしまう。このような常識を破壊する意図を持って書かれた、かつてのパンクロック的な小説なのだろうか?理解するためにネットで解説を読みたいと思ったが、常識的に理解しようと思う事自体が著者の意図に反する事なんだろう。 正直自分には合わず、この本の著者の作品を読む事は二度とないと思うが、文学の懐の深さを感じられた意味では良い読書体験だった。

    1
    投稿日: 2024.12.13
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    広島に初雪降ったそうですw ってな事で、木下古栗の『金を払うから素手で殴らせてくれないか?』 ⁡ ⁡⁡ ⁡■ IT業界 心の闇 ■ Tシャツ ■金を払うから素手で殴らせてくれないか? の三部作短編集。 どの作品も金を払わないけど殴らせてくれって言いたくなる様な話じゃった…。 ⁡ ⁡⁡ ⁡わしには合わんかったw 2015年69冊目

    0
    投稿日: 2024.02.13
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    「おい鈴木、米原正和を捜しに行くぞ」とその米原正和が言った──。 失踪した男をその本人が探しに行く、社長の浮気相手になりすまして謝罪する、新しい挑戦を求めて国内外をかけまわる…… 人を食ったようなストーリーに独特な言葉遣い、意外というより突飛な結末。呆気にとられて笑わずにはいられない。筒井康隆ファンにも刺さりそう。

    0
    投稿日: 2022.09.21
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    これが文学的な価値があるものかどうか自分にはよく分からないけど、笑っちゃう。たまにはこういう読書も必要

    0
    投稿日: 2021.02.04
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    わかろうとしなくてよい、という意味で、大変読みやすい。 考えさせられる読書に疲れた時におすすめしたい。 脈絡がないので文章に改行がなく、ページにみっちりと文字が並ぶ。強烈な内容の割に、読み終わったあとに何も残らない。私は一体何を読んだのだろう? 執筆にあたり推敲はあったのかと疑わしいし(もちろん推敲されてると思います。思いつくまま吐き出してるかのような書き方、という意味で)、それなりに下品な単語やぶっきらぼうな展開で構成されているので、苦手な部類に入りそうだけども素直に受け入れられたのは、作品の良さなのか私の懐がふかくなったのか笑

    0
    投稿日: 2021.01.13
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    Twitter文学賞受賞作ってことで。中編×3編収載。最後に表題作なんだけど、最初の2編はあまりピンとこず。①は、結局男っていうどんでん返しがなんだか受け入れ難かったし、②は、最後の怒涛の繰り返し部分は圧巻とはいえ、意図的に読みづらく書かれた文体から受けるネガティブ印象の方が個人的には勝った。でも、①と②の良いとこどりみたいな表題作は秀逸だった。あ、ひょっとしたら①、②は、だんだんと慣れさせるための策略だったか?としたらまんまと引っかかっちゃいました。

    0
    投稿日: 2019.12.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    確かに唯一無二である作風。こんなの読んだことないけど、他の作品も読みたいかと問われたら迷う…。でも面白い読書体験はできる。 ・IT業界 心の闇 三作の中では一番小説の体をなしていた気がする。 ・Tシャツ ほぼほぼ台詞だけで進むし、脈略のなさがおそろしい。特に107ページから110ページが衝撃。まち子ゲシュタルト崩壊。 ・金を払うから素手で殴らせてくれないか 自分で自分を探しにいく話。もはや意味が分からなかった

    0
    投稿日: 2019.11.15
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    読んでてきつい・・・ 悪い意味で文学っぽい 脈絡はないしエログロナンセンスはちりばめられてるし 自分で自分を探す話は周囲の反応も合わせて異空間で面白かった

    0
    投稿日: 2019.08.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    3作構成。 「IT企業 心の闇」 ぽかーん。開いた口がふさがらず。自分の理解力が足らないのだろうか。そんな裏切り方されても何が面白いのかわからないや、という印象。 が、ここで本を閉じなくて良かったと、後々思うことになる。 「Tシャツ」 描写が独特なので、状況がわかりづらい。 しかし、だんだんくせになってきた。 ページをめくると唐突に人が死ぬ(笑) まち子の言葉遊びシリーズは深夜ラジオのハガキコーナーを彷彿とさせた。 ほんとにずっとふざけてる。 主人公と思っていた外人がいつの間にかフェイドアウトしている(笑) 「表題作」 一寸先が読めない。一行先に何が起きるか予測不能なので、目が離せない。ずっと狐につままれている。 米原のことを、米原と共に捜索するという奇妙な物語。 Tシャツがいちばん良かった。 なんだろう、この作者は。この1冊で判断しては駄目な気がする。他の著書も読んでみよう。

    1
    投稿日: 2019.07.30
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    著者の作品は三冊目。慣れたつもりでいたが、そうではなかった。最初の「IT業界、心の闇」では、普通(あくまでも古栗作品として)に読み続けた後、突如現れるラストに、伏線!ちゃんと伏線があった!と驚愕。Tシャツは物語としてより、鮮烈なセンテンスを楽しんだ。私は物語にはそれほど乗れなかったけど好きな人はたまらないんだろう。表題作の最初からわけのわからない米原が米原を探す怒涛の奔流が、なぜか一番好み。彼らを追いかけ、待って待ってとそっと手を伸ばす。その伸ばした自分の手が、思いがけずに私自身の背中をドンっと押した。

    0
    投稿日: 2019.06.14
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    なにこれ(笑)って感じかな。テレ東のドラマや鳥肌実を楽しく見れる人はきっと楽しい。真面目な人はダメかもしれない。でも、丁度いい感じだと思う。逆に。逆にとはいえいい感じで描けていると思う。どれもスッとグッと一気に読み通せた。とりあえず三作品楽しく読ませてもらったという感じ。

    0
    投稿日: 2017.12.18
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    どの話もめちゃくちゃで常識を覆される。 ・IT業界 心の闇 IT業界で病んでいるエンジニアの話かと思ったらとんでもなく違う世界の話だった。わけがわからないよ。 ・Tシャツ ハワードがたくさん出てくる。まず始めから状況がよく理解できず、数Pで読むのをやめた。 ・金を払うから素手で殴らせてくれないか? 失踪した、という体の米原が目の前にいるのに一緒に捜索するという話。 最後の展開は( ゚д゚)ポカーン 頭が疲れました。

    0
    投稿日: 2017.09.19
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    相変わらずのナンセンス、不条理、アバンギャルドが全編にわたって炸裂だが、他の作品集より読みやすい感じがした。 収録作「Tシャツ」の「まち子が~」のくだりが最高。 木下作品も一種の「アール・ブリュット」であると改めて感じた。

    0
    投稿日: 2017.05.27
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    全体的に好みがわかれそうなヘンテコな話ばかりなのに、Twitter文学賞2014年第1位はすごい。個人的にはたいへん好み。ハマりそう。 「IT業界 心の闇」3…アシンメトリーでアンバランスでとりとめのない不思議な駄話。 「Tシャツ」5…時間や場所を無視した超圧縮文体の中毒性たるや。 「金を払うから素手で殴らせてくれないか?」4…失踪した上司を捜索する部下たちの優しき悪ふざけと悪趣味な結末。

    0
    投稿日: 2017.05.01
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    『急接近の気配がして目の前の光沢液晶画面に人影が映り込んだ。振り返ると米原が立っている。「おい鈴木、米原正和を捜しに行くぞ」とその米原正和が言った』 理屈で何かを理解しようとすることを木下古栗は猛烈に拒否する。とは言え、全ては単なる言葉遊びのように並べられはするが、その一つ一つにどこかで聞いたフレーズが、皮肉な響きを伴いながら木霊する。その元のフレーズの意味を手繰り寄せてから次の言葉へ進むべきなのか? 愚かにもそんなことを思いつくが、その答えは直感的には否である。たが、ピンチョンの「重力の虹」のように夥しい脚注が、後世出版されるであろう木下古栗全集の中に挿入されることがないとは言い切れない。その時になって、分かっていたのに、と叫んでも始まらない。cautiously optimisticに読み飛ばす、それが精々出来ること。 それにしてもこの作家は何かに憤っているのだろうか? だとしたら何に? 現代社会全般に対するもどかしさ。日々目にする理不尽さ。公共交通機関の中で起きるちっぽけな無言の小競り合い。なんだか知らない内に自分たちの身の回りは小さな諍いだらけになって、それをやり過ごす内に何かがすり減っていく。そんなことに対する憤り。 ナンセンスな文章の中に秘めた毒性。これを面白がれなければイケてないことになり、単純に面白がれば皮相的な笑いとなる。木下古栗は悩ましい。

    0
    投稿日: 2016.08.23
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    表紙的確。ちょっとずれてる、世界が。古栗ワールドとかじゃないよ。世界が、よ。帯で、頭が柔らかくないと読めないって書いてあったの、そうだと思う。わたしは表題作が好きです。ほかのはきついです。話題だったから。グローバライズの順番待ちで先にこちら。

    0
    投稿日: 2016.07.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    テンポ良く読める分、最後に来てグロさが光る1冊でした。 テンポの良さという点では、「Tシャツ」。 まち子が~する。というループ。文章として平坦になりかねないが、読ませてしまう技量を感じた。 末恐ろしいわ、この子(苦笑)

    0
    投稿日: 2016.05.08
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    人づての人づてで薦められて読んだ作品。しかしわたしはこの作品を誰かに薦めることはないだろう。 内容は3つの短編集で、表題の作品は3番目に位置する。 感想としては、ここまで読んでいる側の気持ちを考えていない作品に初めて出会った、になる。よく言えば個性的だが、悪く言えば著者の自己満。 最初の2編だけならば、何が言いたいのかわからないということで★2だったが、表題の短編は独特の雰囲気が素直に楽しめたので、★2.5。

    0
    投稿日: 2016.04.15
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    とても面白かったが、この気持ちはどういえばいいのか。 面白い小説を書くための百術千慮のうえ、これまでの小説の設定というものからは別の場所から書かれたような話だった。 これから先の本当に面白い小説は、こういう風に書かれないといけないのではないか、、、分からないけど。

    0
    投稿日: 2016.03.16
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    失踪した男を、その本人が追う? 不思議に満ちた4編の短編。 きっとこの手の本が好きな人にはたまらないのかと思うけど、 私はよくわからなかった(^^; 強いて言えば、最初の短編が好きだったな。続きが気になった。

    0
    投稿日: 2015.12.06
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    いちいちうっとうしい文体、語り口、読みづらいリズム、ふざけるなと思いつつ読み進めて、終わるころには癖になったかもしれない。脱税といえば茂森さん、ハワードさんのTシャツ、米原正和を探しに行くぞ。

    0
    投稿日: 2015.09.12
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    Amazonでの本書の内容説明にこう書かれている。 読むものを混乱と肩すかしに陥れるカルト作家の真骨頂。古栗ワールド全開の小説集。 このように『○○ワールド全開!』とか『○○ワールドの真骨頂!!』『○○が魅せる独壇場!!!』とかいう売り文句が並べられている本は要注意である。 この手の売り文句がつく作家の物語は非常に読者を選ぶ。 読者の感性と作家の感性がシンクロできれば、これほどオモシロい物語は無い。しかし、少しでもベクトルの角度がズレていると、先々物語に没入しようにも取っ掛かりの数度の角度は、読み進めるほどに読者は作家の感性に引き離され置いてけぼりを喰らわされる。 本書には、 IT業界 心の闇 Tシャツ 金を払うから素手で殴らせてくれないか? の3編の中編が収められている。 『IT業界 心の闇』はIT業界に勤める主人公が、何の因果か上司の不倫相手の身代わりになって奥様へ謝罪するがしかしっ!?というお話。 『Tシャツ』は、若かりし頃日本のとあるご家庭でお世話になったアメリカ人ハワードが数十年ぶりに日本を訪れ、地域住民と交流をするというお話。かと思いきやいつの間にか主人公は入れ替わり立ち替わり、グチャグチャに入れ子になった行き着く先のラストを責任持つのは誰っ!?というお話。 『金を払うから素手で殴らせてくれないか?』は、この3編のなかでは一番わかりやすい。ある日失踪した主人公米原正和を米原正和自身が同僚を引き連れて探しに行く?というお話。そして、衝撃のラスト。 それぞれのお話はさほど解りにくいというモノでは無い。ストーリー自体は単純である。 が、その単純なストーリーのページの右上から左下まで埋め尽くす言葉の数々にどれだけ乗れるか? この物語はどれもこれもリズムである。作者が奏でる『言葉』のメロディにどれだけ身を委ねて感じられるか次第で、この物語の評価は分かれる。 なんか、大昔に読んだ高橋源一郎の『さよならギャングたち』を初めて読んだ時のような印象を持った本である。 ちなみに、万全の状態で『無』の状態であったらボクとしては楽しめる本である。が、変に頭が冴えながら読んでしまったので、正直リズムに乗りきれずに読了してしまった...(^^;)ハハハ。 後々再読した時にはまた違った印象を抱くようなタイプの本である。

    0
    投稿日: 2015.05.17
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    『IT業界 心の闇』★★★★ 『Tシャツ』★★★★★ 『金を払うから素手で殴らせてくれないか?』★★★ 木下古栗、今後要チェックだわ。

    0
    投稿日: 2015.05.12
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    改行もなくダラダラと続く文章が読みにくい。あえてそうしてるのだろうけど、自分には合わなかった。一応現代的なテーマをモチーフにはしているのでウケはよいのだろうけど、物語性も心理描写も殆どないので、週刊誌の事件モノの記事を台詞の羅列で読んでいるという不思議な感覚。

    0
    投稿日: 2015.04.26
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    意味もなく読みやすかった。よみやすかったが、意味はわからなかった。面白いかといえば面白い。読みやすく意味がわからないことを書くひとは結構好きだ。

    0
    投稿日: 2015.03.19
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    2015/3/19 全く先が読めず、最後まで読んでも一体なんの話だかわからない 笑 可笑しい話三編。 Twitter民に選ばれるだけあってRTされてきたら読んじゃうだろうなって感じの文体だけど、小説としては解せないー。

    0
    投稿日: 2015.03.19
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    「IT業界心の闇」どころの騒ぎじゃない話、神話的叙事詩のようで正反対なような「Tシャツ」、米原が米原を探してみんな巻き込んで右往左往する「金を払うから素手で殴らせてくれないか?」の3作所収。なんだこれ? 「ポジティヴシンキングの末裔」も読んでみるつもり。

    0
    投稿日: 2015.03.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「IT業界 心の闇」★★★ 「Tシャツ」★★★★★ 「金を払うから素手で殴らせてくれないか?」★★★

    0
    投稿日: 2015.03.17
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    簡潔な文が矢継ぎ早に畳み掛けられ、驚くほどポンポンと強引に話が進行。置いてけぼりにされないようテンポに乗りつつ、笑いを楽しむ感じの本でした。まち子の連発面白い。ただ個人的には物語がある方が好きで、ナンセンスというのもよく分かっていないので、特に表題作は内容のなさに途中で飽きてしまった。好みが分かれそうな本。

    0
    投稿日: 2015.03.06
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    正しいかわからないけれど、アバンギャルドという印象。松田青子さんとか日本の現代文学の文字・世界の混沌な感じ。(アメリカの創作課程系が20cm浮いた世界なら、日本は言葉・文字のカオスだと思う)

    0
    投稿日: 2014.10.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    この小説はなんと表現したら良いのだろう? 難しいことは私にはわからない。 ただ、また読みたい。もっとこの木下古栗という人の作品を読んでみたい。 そう思わせるこの気持ちは、…たぶん…アレ。 表題作『金を払うから素手で殴らせてくれないか?』を含む、それぞれに個性的な3作品が収められている。 『IT業界 心の闇』 「今ではすっかり浮世の荒波に揉まれ(勿論、その間には幾人もの殿方に~)」で、心を掴まれた私は変態かもしれません。 えぇ~!さ、咲子!そうだったのか!ってか、えっ!えっ!どうした、時江ぇぇ…! 『Tシャツ』 …ハワードいつのまにか帰国。 『金を払うから素手で殴らせてくれないか?』 ツラツラツーラとひとつの文章が長かったり(しかし、なんだろうこの読み心地の良さは)、2ページの間に、同じ文章が2度使われていたり(重要だから2度言った?)、一人だけ名前の出ない、いるのかいないのか存在感の薄~い人物が語り手(?)だったり(だからといって、その存在感の薄さに理由はないようだ)、なんとも奇妙な、感覚を刺激する文章。 作品どれもが深いのか浅いのか、皆目見当がつかない。が、心にガツンとくるものがある。

    0
    投稿日: 2014.08.16
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    刺激的な題名に惹かれて手に取りました。 独特のテンポで進む話し。最初は小気味いいって思ったけど、ちょっとついていけなくなちゃった。やっぱ、年はとりたくないね。

    0
    投稿日: 2014.08.11
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    短編集3編。 消費税増税に反対しての自殺!とは、なかなか着地点の見えないままに引っ張り回されての落ちにびっくりした。

    0
    投稿日: 2014.07.03
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    分かるとか分からないとか、腑に落ちたとか落ちなかったとか、それらに一切頓着しない。 次々と展開していく世界にただただついて行くだけ。

    0
    投稿日: 2014.06.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    強烈! 先日「群像」で、「わかるだろう? 云々なやつは云々されて然るべきだ」という唐突な展開にくらくらさせられて気にかかっていた著者。 この本でも、くっだらないことくっだらないことを積み上げて積み上げてガラガラと崩落させる! 「IT業界 心の闇」 「Tシャツ」 「金を払うから素手で殴らせてくれないか?」 どれにも社会情勢への怒りという観点をほのかにただよわせながら、実はそんなんどうでもいいというあっけらかんさ。 どこからどうしてこんな作者が生まれてくるものやら。 たぶんよく言われるように中原昌也の系列。文体は筒井康孝か。 しかしもっと突き抜けた感触もあって、帯で岸本佐知子のいうとおり、パースペウティヴの狂いが変な読後感をもたらす。

    0
    投稿日: 2014.05.19
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    今まで読んだことのないタイプの小説。激しすぎるストーリー展開に、完全に置き去りにされているにも関わらず、気が付くと逆に引き込まれていました。帯にあった「中毒します」は本当でした。

    0
    投稿日: 2014.05.08
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    やばい…この人はやばい……小説を読んで「やばい」しか感想がない、ってなかなかないことだけど、しかしやばい。 前から「頭のおかしそうな人いるな」と思って気にはなっていたのですが、やっと読みました。結果、樋口毅宏からかっこよさを抜いたかんじというか。舞城王太郎からさわやかさを抜いたかんじというか。会田誠の再来というか(まだ生きてます)。 まちがいなく馬鹿なんだけど、これこそが文学かも。とかいって違うかも。ただ、すごいくだらないことを書いてるのに上品なかんじがするのが見どころかなと思う。 友達が「こんなの書いた」と言ってもしこれを持ってきたなら「うん、いつか大物になる気がする!でもちょっと、店におけるかどうかは…店長にきいてみないと…ちょっと場所がないかも…ちょっと今忙しいから…」って逃げたくなるような、でも友情を誇りたいような、捨てたいような、でも次の日なんか気になってゴミ箱から拾っちゃうような作品。 いや、面白かったです。

    1
    投稿日: 2014.04.30
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    戦慄に嗤た。最初、戸梶圭太ぽいとおもったがもっとタチ悪いわ! 「IT業界~」がスキ。あたしも時々、場違いなオンナをあぁしてやりたくなるから、とってもスッキリ♡ 妄想飛び越え、いつか自分もやってしまうんじゃないかって後味残る。いろんな意味で、マジ戦慄小説。

    0
    投稿日: 2014.04.30
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    全国の書店員を苦笑させた「本屋大将」作家・木下古栗、その新刊。 今作も全く人間性を感じさせない淡々とした描写を駆使して、IT社会に潜む闇、薄れ行く人々の繋がり、そして消費税増税という現代日本が直面する社会問題に、ギンギンに研ぎ澄まされた言葉のナイフでズカズカと斬り込んでくる。しかし斬り込むだけ斬り込んで切りっぱなしなので、こちらの傷口はもう、膿んで爛れてグッチャグチャである。 前作から2年半、待った甲斐があったというもの。と言うか、早く全集とか出してくれ。消費税10%でも買うから(多分)。

    1
    投稿日: 2014.04.04
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    一時は読み始めたことを後悔しかけたが、収録された三篇を読み終えた時には「消費税増税前にこの本を読んで、本当によかった」と思い直していた。

    0
    投稿日: 2014.03.31
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    饒舌でめくるめく作品世界の毛布を纏える文体かと思えば、ジャン=リュック・ゴダールの編み出した「ジャンプカット」の手法を取り入れたかのような『Tシャツ』まで。読者は著者が描く物語の眩しすぎるほど荒々しく輝く断片を両の目に叩きつけられるように提示され、軽い盲状態に陥るかのよう。しかし目が慣れてきた後に眼前に広がる作品世界に驚きと喜びを持って受け入れるのだ。 著者の持ち味である不条理な設定と現実の世界とは、もうあまり差異がないように思えてくる。木下古栗が作り出した世界の裂け目はすぐそこにあり、もはや我々読者は裂け目から向こう側へ移住している。救いようのない茫漠たる荒野が広がっていようとも、この本のこんな一文が乾いた希望を持たせてくれる。 「どう生きたって結局は苦しいことしか残らない世の中、たとえ束の間の夢であれ、こんなに気持ちのいいことがある。これがあればどうにか絶望をごまかしごまかし、余生を全うできそうだ。」 まだまだ木下古栗とは切っても切れそうにない生活が続きそうだ。

    1
    投稿日: 2014.03.27