
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
登場人物の誰にも共感できない、不幸な暴風雨みたいな物語――そう読んでいる方が多くて驚きました。というのも私は登場人物みんなに共感しつつ、たしかに不幸な物語だとは思いながらも、暴風雨の中であそこまで魂の激しいぶつかり合いが生じるのは幸福だと感じられたからです。「心の中心にいるのはヒースクリフなのよ。たとえほかのすべてが滅びても、ヒースクリフさえいればわたしは存在し続けるし、すべてがそのままでもヒースクリフがいなくなったら、宇宙はひどくよそよそしいものになって、自分がその一部だとは感じられなくなるでしょうね」
0投稿日: 2025.05.12
powered by ブクログ三代にわたる三角関係の話 育った環境によるのか、 元々の人格が環境によって育てられたのか、 登場人物たちの個性が強く、語り手の印象は薄い 子供が虐待されるのはきつい
0投稿日: 2024.01.11
powered by ブクログ閉鎖的な世界で混ざり合う愛と憎しみ。 終始暗雲たる雰囲気が立ち込めている。 アーンショー家はどうしてこうも皆狂っているのか、、、。
2投稿日: 2023.10.18
powered by ブクログ18世紀イギリス片田舎のドロドロ愛憎劇。愛は独善的で人間関係は閉鎖的で、カップルとなりうる男女の組み合わせが循環しており純粋に恐いなと思う。そこが面白い。親世代のそれぞれの復讐心混じりの愛が目指していた、または目指せれば生前から安らぎを得られていた価値観が、下巻18章ラストでネリーが指した、19世紀に生きる若者二人の姿だったのかなという印象。主人公ヒースクリフが清々しいほどのヒール振りを発揮してくれていて、あくまで小説だからという前提の下、小気味よく感じられた。彼が心の恋人キャシーへの熱情を語るいくつかの場面は、作中屈指の暗い輝きを放っていて読み応えがある。
0投稿日: 2023.06.19
powered by ブクログ騒がしい世間から隔絶したところ、人間嫌いにとって、まさに天国のような土地… そこで会ったヒースクロスの恐ろしく激しい愛に慄き始めた、、、
0投稿日: 2023.02.11
powered by ブクログヒースクリフ!なんと狂気に満ちた人物造形。キャサリンを思う気持ちだけが純粋。 不穏な空気が空中に立ちこめている。召使いが語るという手法もはまっている。
1投稿日: 2021.05.27
powered by ブクログ有名な小説なので、以前読んだと思っていたのは抄訳だったのかもしれない。ロックウッドが手伝のディーンからヒースクリフに関係する人々の話しを聞く、というスタイルの小説である。抄訳では、ロックウッドがディーンから話しを聞くスタイルが割愛され、ヒースクリフだけの話になっていたと思う。イギリスの屋敷についての何の知識がない人でも、翻訳ではわかり易いが、英語で読むのは難しいと思う。
0投稿日: 2021.04.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
19cイギリスヴィクトリア朝の小説。 作者は有名作家三姉妹の次女、エミリー・ブロンテ。ヴィクトリア朝の小説は、栄華を極めたように見えるヴィクトリア朝期イギリスの水面下の社会問題に気付かせるためのものが多い。 この小説の特徴は、初期の心理小説、情熱の小説(ヒースクリフとキャシーの関係)、ヨークシャーの田舎の荒涼とした丘陵地帯という舞台設定、一人称の語りである。他にも18cイギリスで流行った、恐怖による感情の揺さぶりを目指した「ゴシック小説」的要素を持つ。ゴシック要素に関しては下巻のレビューで触れたい。 この作品の簡単な説明としては、スラッシュクロス屋敷と嵐が丘という屋敷に住むリントン家、アーンショー家の2家族の2世代と邪悪な心を持つ男ヒースクリフの、復讐と愛憎の物語である。 作品の始まりは、スラッシュクロス屋敷を借りるために嵐が丘の屋敷にロックウッドという男が立ち寄り、彼が寝るときに嵐が丘に住む人たちの複雑な関係性について使用人のネリーが昔話を語って聞かせるというものである。なぜ嵐が丘の人々の関係性がそのように複雑になったのかが昔話により紐解かれていく面白さを感じた。 物語の流れとして、昔話と現在の話という時間軸の前後も特徴となっている。 この小説の舞台設定は、ヨークシャーの田舎の荒涼とした丘陵地帯である。ヒースクリフとキャシーはとても気性が荒い。さらに2人はお互いと自分のことしか見えていないため、他の人を寄せ付けない。これらは丘陵地帯の悪天候の激しさ、荒々しさと重ね合わせられている。更にはこの小説の流れを見たとき、ヒースクリフが2家族に影響を与えたり人が亡くなったりする悪い時期と、そうでない平和な時期の繰り返しとなっている。これらは突然入れ替わったりする。これも山の天気の変化のしやすさが重ね合わせられているのかなと想像した。 この小説の語り手は、ロックウッド、使用人のネリーとジラの3人である。ロックウッドは比較的中庸的な視点の傾向があり、ネリーとジラは、一人称の語りらしく、彼女らの主観交じりの視点で語る。一人称の小説では、語り手が与える人物や事柄への印象に関して、語り手の主観が入っていると考えて読むのが肝要である。次読むときは、彼らが自分の想像で結論付けた様々な人物の心情をもっと想像しながら読みたい。 上巻では主にヒースクリフとキャシーの関係について書かれている。彼らの愛情や関係性について考えるのは楽しかったが、話の展開としては下巻のほうが動くので、むずむずする、先の展開が気になるといった感想を抱いた。
0投稿日: 2021.02.05
powered by ブクログ昔ながらの名作は読みにくいものが多いけど、その中ではすらすら読み進められた。キャサリンとヒースクリフの恋愛物語とおもいきや、最終的にはそういうわけでもないらしい。
0投稿日: 2016.12.22
powered by ブクログネリーの語りまでが長い。 登場人物がとらえにくい。 皆狂っていて、嵐が丘にとりつかれている。心を尽くしても贅をつくしても 満たされない寒々しさが苦しい。
0投稿日: 2016.09.22
powered by ブクログ読む前の嵐が丘のイメージは一般的なロマンス小説だったが、Picaresqueな要素がふんだんに盛り込まれており、その長さにもかかわらずあっという間に読めた。特にヒースクリフのキャシーに対する長年の愛憎はフィッツジェラルドのグレートギャツビーを彷彿させる。
0投稿日: 2016.06.30
powered by ブクログこの強烈な物語をもっと早く読むべきだった。新訳で読みやすくなっていることもあり、まさにページを繰るのがもどかしいと思いつつ、一気にラストを迎えました。
0投稿日: 2016.04.29
powered by ブクログ十年以上ぶりに読み返した名作。 印象度としては初めて読んだときの方が強烈だったかな、とは思いますが、ぐいぐい引き込まれてあっという間に読んでしまいました。簡潔な表現なのに、人物の感情描写がずはずば!と心の中に切り込んでくる感じはさすが。 キャサリンが、自分の選択について「魂と心では思うのよ、私は絶対にまちがっているって」と言う下りがありますが(160ページ)、こういう直感を絶対に無視しちゃいけないんだよな、と、この歳になってつくづく思います。 「この選択は間違いだ」と魂がはっきり言ってくれる場合は勿論、「なにかおかしい、引っかかる」というレベルでも、そのシグナルを無視しては駄目。とくに人生を左右する選択で魂の声を無視してはいけないのですよね。 ただ…キャサリンが魂の声に従っていたら、幸せになれたのかというと、あまり幸せな想像ができないのですが(^^;)
0投稿日: 2015.11.19
powered by ブクログ書評: http://www.kunimiya.info/blog/2015/09/23/book-review-wuthering-heights/
0投稿日: 2015.09.23
powered by ブクログサマセット・モームが"世界の十大小説"の中で名を挙げている、エミリー・ブロンテが1847年に発表した唯一の長編小説。個人的には1939年のローレンス・オリヴィエ主演のものが好きですが、何度も映像化されています。今までにも原作に何度かチャンレジしたのですが、いつも挫折してました。ということで、念願の原作読破に成功しました。なぜ、今まで読み終われなかったのかわからないくらいに、今回はスラスラと読めました。大人になったということですかね?
0投稿日: 2015.08.24
powered by ブクログ登場人物が多くて読みながら関係性を整理するのが大変だった。紙から生きた感情が怒涛のように心に流れこんできて、よくこれだけの文章で愛憎を表現できるなって感動しちゃった。物語の後半がどうなっていくのか楽しみ。
0投稿日: 2015.03.12
powered by ブクログずいぶん長くかかって読んだ。 ガラスの仮面を読んで読みたくなったもの。 リースクリフはすごく嫌な奴なのにキャサリンは彼が好きなのか。 ヒースクリフのキャサリンは自分を愛してるって自信はどこから来るのか。 続きが楽しみ。
0投稿日: 2014.09.29
powered by ブクログ狂気狂気の復讐劇。狂人ばかり出てくるので、そのテンションでいろいろ進むが、視点が常識人の女中のものなので、それがバランサーになり、物語を成り立たせている。恨み憎しみの悲劇は芸術として長く語り継がれる。反対に美談に芸術性を語る人は少ない。共感できる側面がないからだろうか。そんな単純な問題ではないようだが、今日はあまり深く考えるには疲れすぎた。 ヒースクリフの次の言動が気になってしまう。お互い独善に酔い、相手をののしり合いながら結びつくヒースクリフとキャサリンの関係に人間の悲しさを見る。本能と理性と良心に股をかけた悲しき姿である。ヒースクリフの怨みのエネルギーが強すぎる。それに当てられ次々に登場人物の生命が削り取られる。我々もぼそりとつぶやきながら、現代においてヒースクリフを再現しているのではなかろうか。悲しい。
0投稿日: 2014.08.21
powered by ブクログ性格が悪い登場人物だらけで虐待、ヒステリー、復讐と読むのがしんどくなる。と思いきや続きはとても気になりついつい読んでしまいました。 下巻も楽しみです。
0投稿日: 2014.03.15
powered by ブクログ良い意味でも悪い意味でもお似合いなヒースクリフとキャサリンが好き勝手に周りを困らせていました。 劇的で良かったのだけど、 上品過ぎたかな・・・。 映画版の方が、エンターテイメント性はありそう。
0投稿日: 2013.03.22
powered by ブクログやっと上巻を読み終えました…。 登場人物みんなが性格悪くて、読むのに疲れます。全てが救えません。ぐったり。 どんどんヒステリックになっていくので、下巻は人を殺すのかな…きっと。 いくつか訳が出ているようですが、河島弘美さんの訳は女性らしい繊細で自然な日本語訳な感じです。 翻訳ものは、訳によっても印象がだいぶ変わると思います。だから海外小説って、苦手です。。。 ☆あらすじ☆ 作者の故郷イギリス北部ヨークシャー州の荒涼たる 自然を背景とした、二つの家族の三代にわたる愛憎 の悲劇。主人公ヒースクリフの悪魔的な性格造形が 圧倒的な迫力を持つ、ブロンテ姉妹のひとりエミ リー(一八一八‐四八)の残した唯一の長篇。新訳。
0投稿日: 2013.02.09
powered by ブクログさすが近代イギリス小説って感じで台詞が長い。でも読みやすい。ぐんぐん読めます。 ヒースクリフとキャサリンの関係にときめいてしまう自分がしばしば…。血縁の濃さが源氏物語ばりだ。
0投稿日: 2013.01.29
powered by ブクログ個人的にはこの一癖も二癖もある登場人物たちについていけず…。 誰かに共感することもできず、 見守るような視点で客観的に見ることもできず。 読んでて自分の内面も殺伐として来る感じがしました。 それだけ引き込まれていたとも言えるのかもしれませんが、 とにかく読むの疲れます。笑
0投稿日: 2012.12.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
もう20年以上も前、大学1年のとき「英文学講読」という授業でこの作品にふれた。授業でふれられた原文は全体のほんの一部で、あとは邦訳で「読んだつもり」という体たらくだったけど。。。 ごく最近になって、全くひょんなきっかけでこの作品をもう一度読んでみようかという気になった。どうやら21世紀になって、3種類の「新訳」が出ているらしい。その中で上下巻分冊でない(要するに一番安価な)新潮文庫版を買って読み始めたのだが、どうも読んでいてクラクラする。言っちゃなんだが、下品で行儀の悪い表現が多く、代名詞の指すものが不明瞭なのだ。 amazonでは光文社文庫版が好評のようだったので立ち読みしたところ、新潮とあまり違いを感じず。そしてこの岩波も立ち読みしたら、すんなりすらすら読める。この時点で改めて上下巻ゲットし、漸く読了。いやぁそれにしても気づいたら随分熱心に入れ込んでいたもんだ(笑) 内容的には、この歳になって改めて感じるものがいくつもある。ほんの一例だが「墓を暴く」という行為の意味なんぞ、ハタチ前の青二才にはピンとこなかったけど、今なら身震いをもって感じ取れる。他にもシンメトリーの妙とか、怨念とか、切り口は豊富。いつでも読めるし、読んだその時々で様々な感想を抱ける作品だ。 新訳の出来・不出来は、おそらく橋本治がかつて『桃尻語訳・枕草子』で言っていた「直訳で分かりづらいのは清少納言の表現力の問題!」に通じるもののような気がする。要するに、岩波の新訳はその辺を親切に訳し直してくれている。ストーリーをつかむには岩波が最適かも。
2投稿日: 2012.08.16
powered by ブクログ歪んだ愛と、復讐を描いた話。激しい感情についつい引き込まれてしまうが、一回読んだだけでは何のことやらわからない、というのが正直な感想。
0投稿日: 2012.07.08
powered by ブクログ登場人物全員が濃い。まともな人間が一切出て来ないのがとても面白い!とにかく狭い世界でゴチャゴチャな人間関係を織り成す物語。キャサリンはめちゃ性格悪いがモテる。きっと美しい人なんだろーなー。キースクリフもかなりヤバイ。続きが気になります。
0投稿日: 2012.02.05
powered by ブクログ全二冊。必読。小説はこうでなくっちゃというかんじ。爽やかさに欠ける、癖だらけの登場人物たちを一人残らず好きになってしまう。作者ブロンテが生涯故郷を出なかったという事実が興味深い。
1投稿日: 2011.12.03
powered by ブクログずいぶん昔に読んだので、内容はほとんど忘れてしまった。 ただ、方言のせいかやたらと言葉遣いが乱暴であったのと、胸を引 き裂かれるようなラストの印象だけが残っている。 最近になって、無性に読み返したくなって手に取ってみた。 不幸に向かってせっせと糸を縒り合わせているようにしか見えない 登場人物にいらいらしながらも、物語に引き込まれる。
0投稿日: 2011.11.21
powered by ブクログずっと読んでいても読み飽きない本です。 いろんな意味で、人間の欲はすごいと感じました。 【熊本学園大学:P.N.プーさん】
0投稿日: 2011.10.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
こんなまるで台風のような愛を注ぎ合ってしまったら、魂を燃やし尽くしてしまっても仕方ない。 「僕の生命」という科白がヒースの愛と、そこから滲み出る切ない遣る瀬無い感情が一気に上巻終わりに読んでいる側に降り注いで、めちゃくちゃ面白かった。素晴らしい。
0投稿日: 2011.08.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2011 7/29読了。ACADEMIAで購入。 『文学少女』シリーズでさわりを知ったり『青い花』の劇中劇を読んで以来、気になっていた本。出張を機に読んでみた…下巻を置いてきたのを悔やんでいるorz 筋は以前から知っていたが、思った以上にヒースクリフ抜きでもアーンショーの家は色々問題あるな。そしてヒースクリフもキャサリンもとんだ問題人物だな(汗) 単純な虐げられた人物の悲恋話じゃないというか、誰にも同情しづらく感情移入もできない、のに、ひきつけられる。下巻も早く読もう。
0投稿日: 2011.07.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
このレビューは、阿部知二訳(初版1960年)に基づいて書かれています。 【粗筋・概要】 1801年、イギリスのヨークシャーのある村に引っ越してきた「私」であるロックウッドは、借家であるスラッシュクロスの所有者であるヒースクリフを訪れる。ヒースクリフと彼とともに嵐が丘とよばれる屋敷で一緒に暮らすキャサリン・リントン、ヘヤトン・アーンショウらの敵意、冷淡さ、陰湿さ、口の悪さに「私」は度肝を抜かされる。ある大雪の日、嵐が丘に一泊する羽目になった「私」は、キャサリン・アーンショウという女性が蔵書の余白に書いた断片的な文章を発見し、興味がそそられる。スラッシュクロスに戻った「私」は、かつて嵐が丘で家政婦をしており、ヒースクリフやキャサリンらと暮らしていたエレン・ディーンから、素性のわからない捨て子であったヒースクリフを中心に、アーンショウ・リントン両家で繰り広げられた愛憎の歴史を聞かせてもらう。 【感想】 この作品を10数年前に一度読んだことがあるが、なんか禍々しい内容だったという印象以外には記憶に残っていなかった。去年、この作品の舞台でもあり作者の生まれ育ったハワースを訪れたので、再読することにした。 憎悪、執着、侮蔑、激情、狡猾、高慢、冷酷、粗野、狂気などあらゆる人間の負の感情または側面が、この作品にはあふれている。読む人によっては不快感を覚えるかもしれないが、私は驚嘆し興奮を覚えた。ヒースクリフやキャサリンら異常な人物たちがどんな愛憎劇を繰り広げるか気になって仕方がない。 ほとんどの登場人物が互いに敵意をもち対立しているなか、ヒースクリフとキャサリンの互いを愛し求める想いはかなり異質だった。もっとも、二人の様子は、あくまでも第三者視点により語られるため、彼らの内面にまで立ち入ることはできない。しかし、彼ら以外の人物が哀れに思えてしまうほど、二人の結びつきは強い。さて、キャサリンの死後、嵐が丘はどのなっていくのだろうか。 2008年3月13日読了
0投稿日: 2011.06.19
powered by ブクログこの本に出てくる登場人物はほとんどの人が感情がむき出しで、とにかく激しい。なんなんだこの人たちと思うが、その分登場人物一人ひとりの気持ちにも感情移入しやすい。 また結構長い話だが一気に読ませる力があって何回読んでも様々な楽しみ方ができる。
0投稿日: 2011.04.14
powered by ブクログとにかく凄い。 そんじょそこらの昼ドラより過激なセリフと行動の嵐。 今の時代にこれだけ衝撃的なんだから昔はやばすぎて酷評されたのもうなずける。 洋書で読みたかったけど難しいので翻訳に逃げました。 おいお前やりすぎだろ!という精神錯乱状態の人がいっぱい出てきますが、怖いもの見たさのような面白さがあります。完全に背筋も凍るホラーの域なのに、なぜか穏やかな感じもある不思議な話です。神話に近い。
0投稿日: 2011.03.16
powered by ブクログヒースクリフのキャラクターは、現在のドラマ作品のいろんなアーキタイプなんだろうな。『ザ・ワールド・イズ・マイン』のモンちゃん、『ジョジョ第一部』のディオ、『シグルイ』の伊良子清玄…。上巻はまだまだ序章。
0投稿日: 2011.01.22
powered by ブクログ読んでいてつらくなる展開の連続・・・エドガーリントンもこの人たちとかかわらなければもっと長生きできただろうにね。
0投稿日: 2010.12.29
powered by ブクログ題名だけ知っていてなかなか手を出さなかった名作。 実はあらすじさえ知らなくて正直こんな昼ドラだとは思わなかった。
0投稿日: 2010.12.19
powered by ブクログとことん重苦しいし狂気すら感じる。所々ホラーかってくらい怖いし。人間てここまで心すさんじゃうのかと思うと人間そのものについて凹みそうになる。文章自体は読みやすいけど、なんかもうねぇ‥うん(´ω`;) -- アンナカレーニナのレビューつながり。読み応えあるって聞いて。
1投稿日: 2010.11.13
powered by ブクログ[図書館] 読了:2007? 愛憎がいっぱいに詰まった小説。 登場人物はみな思い合い、でもとても脆くて、それが悲劇の呼び水となる。 全体的に鬱蒼とした曇り空の空気だけれども、最後はほんの少しだけ光がさしてくるような終わり方。 訳はもう少し硬くてもいいかと思うけど、読みやすくて無難。
0投稿日: 2010.09.22
powered by ブクログ一気に読み進めてしまう作品とうたっているけれど、実際はそこまで・・・っていう感じ。 もっと歳をとってから読んでみたい。また感じ方も違うんだろうな。
0投稿日: 2010.03.15
powered by ブクログタイトル通り、荒々しい作品だが、一気に読ませる力がある。 これが処女作にして唯一の小説作品とは、恐ろしい。 訳は断然河島弘美訳を推す。
0投稿日: 2010.02.08
powered by ブクログモームがすすめる世界十大小説の一つ。 あらすじにヒースクリフという悪魔的人間の形成過程を描くとあるが、 それほど悪魔的でない。 実際は、人間的もろさや他者に対する苦悩などに悩まされ続ける。 何人も不幸に陥れ、屋敷や財産を手に入れたが、満足感を得ず 自滅した感がある。 1847年の作品を今読んでも古臭いとは思わない。 語り手の家政婦が、今のテレビドラマにも出てきそう。
0投稿日: 2009.12.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
Wuthering Heights(1847年、英)。 登場人物が見事に病んでいる。ただ、少なくとも虚無的ではない。彼等は力の限り相手を愛し、憎む。泥沼の愛憎劇なのに多くの人を魅了してやまない理由は、このひたむきさにあるのだろう。特筆すべきは、語り手の批評眼の公正さだ。道を踏み外す者にも理由があり、本人だけの責任ではないことを、彼女は熟知している。しかし、最終的に運命は自分で選び取るものであり、苦境を乗り越えて相手を許せる者にしか幸せを掴むことはできないと、物語の結末を通して言外に語る。病的なドラマの背後に、まっとうで強靭な人生観がある。30歳にもならない作者がどうやってこの心境に達したのか、感嘆するばかりだ。
14投稿日: 2009.07.02
powered by ブクログ大学の時 英文学科だからね 2年〜3年はひたすら米・英文学ばっかり読んでた でも楽しくて これも素敵で怖い恋愛小説 いいなぁ こんなに愛させたい
0投稿日: 2009.05.30
powered by ブクログキャシーとヒースクリフ、道徳や常識を超えた、自由な1対の魂が嵐が丘の厳しい自然と共に綴られています。 既成の常識でなく筆者独自の人のあるべき様など、文学の自由な息遣いを感じられた。
0投稿日: 2009.05.03
powered by ブクログ元祖『家政婦は見た』じゃなかろうか。市原悦子さんの声が自然に思い浮かんでしまった。 1847に書かれた19世紀はじめの頃を舞台とした小説。 家の借主のロックウェル氏に、家政婦ディーンが、アーンショー家とリントン家の複雑な恋愛関係から生まれる悲劇を語っていく。 原題を「WUTHERING HEIGHTS」というが、読み進むうちに、この英題のWUTHERINGという響きが具現化していくように感じていくから不思議だ。 登場人物の関係は、ヒンドリーとキャサリンが兄妹、エドガーとイザベラが兄妹 ヒンドリーの息子がヘアトン・アーンショー キャサリンとエドガーの娘がキャサリン・リントン ヒースクリフとイザベラの息子がリントン・ヒースクリフ 愛を貫きすぎて執念に燃えるヒースクリフと、他と自己への愛情とに正直すぎるキャサリンが不幸を招いていることは瞭然なんだけれど、この人物が幸福になってしまわないところに理屈があるような気もするナ。
0投稿日: 2008.07.13
powered by ブクログ2008.07.02. ついに読み始めた!と思ったら、あっという間に読み終わってしまった。「嵐が丘」近年に見ないジェットコースターのようなメロドラマ。ヒースクリフ悪魔。でも、おもしろいんだなぁ。下巻を早く読みたい。
0投稿日: 2008.07.02
powered by ブクログ救いようのない暗さに、一度は放棄したものの、適齢期ってのはあるもので今読むと、 崇高な魂の壮絶な物語なのだと分かる。 殺伐とした空気が逆に、魂が惹かれ合う激しさを際立たせているから 健全な幸福の描写など一切出てこなくとも不思議と美しい話なのだ。 傲慢で荒々しく気高い人々もなぜかチャーミング。 女性が描いたとは思えない力強く異常な文章です。
0投稿日: 2008.01.19
powered by ブクログはじめは冗談かと思い、ヒースクリフはなんてシュールなユーモアの持ち主なんだハハハ!と笑っておったら、途中で本気だ!と気づいて固唾を呑みました。しかしキャシーが浮かれて結婚話をしている最中にそっと出て行く彼の姿を思い浮かべると、せつない。キュン。
0投稿日: 2007.09.29
powered by ブクログ以前に漫画版を読んだことがあって、キャサリンとヒースクリフの身分違いの悲恋物語だとばかり思ってました。あれっ?正直なところ登場人物全員の考え方に理解がいかないというか、しまいには腹まで立ってくるのですが(これは、召使や身分制度の文化に実際触れたことがないからかもしれません)不思議と最後まで読みたくなってしまいました。共感はおこらなかったけれど、嵐が丘の人々の愛憎模様を追っていくのはおもしろかったです。
0投稿日: 2007.02.27
