
総合評価
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powered by ブクログ運動が苦手だとしても、他にその人ならではの魅力がある。魅力を活かしていくうんちゃんがステキだなと思った。
0投稿日: 2024.03.23
powered by ブクログ川入勝。運動ができず、勉強もできにあモテない高校男子。唯一の友達でゴツくて柔道部で、リビドーを無駄に持て余している宇佐田だけが友達である。ある日、クラスでも目立つ美人の波多野さんに自転車でぶつけられ、気になる存在になってしまったが、波多野さんからはどうも嫌われているようで、毎日が暗闇なのだ。 川入くんの遺書のノートという形で前編が描かれる、男子高校生の日常を描いた作品。一章一章は2~3ページと短く、ほとんどの日は何も起こらない。ただただ、モテなくて死にたいと思い続ける日々が綴られていく。 しかしそんな中、柔道部の宇佐田が作詞するという能力を披露。そしてそれがきっかけで疎遠になっていくのだった。 全体にちょっと古いなと思っていたら、途中で御巣鷹山の日航機事故に阪神タイガースの大躍進(バースがいる)、岡田有希子に『ガラスの仮面』31巻と、唐突に1985年であることが明かされていく。 そこで疑問を感じるわけだ。1985年に、中学生が熱中するラップ(ヒップホップ)があっただろうか?なぜ「1999」なんていう歌詞を思いついたのか?「カワユス」は存在し得たか? 同時代を経験したからこそおかしいぞと感じる部分もいくつかあり、途中からは少し冷めた目で読んでしまった。あまりに集中して時代製のキーワードを出してほしくはなかったかな。 終盤では、運動も勉強もダメな川入くんが、とあることから皆の注目を浴びていく。 作者があとがきで言い訳して入るが、特技を除いてかなり私小説の部分はあるのであろう。川入くんがあまりに救われなくて仕方がなかったのだろうが、実際の高校生なんて、ほとんどが本当に救われずに卒業まで過ごすのである。そういうストーリーでも良かったような気はする。 まあ、男子高校生は一度読んでみたらいいと思うよ。思い当たるところがたくさんあるだろう。
0投稿日: 2022.09.30
powered by ブクログ勉強はイマイチ、運動は出来ない、やたらと親近感を覚える主人公の青春期を描く。 舞台はノストラ何某の預言よりさらに前なので、懐かしさもあるが、内容は今でも十分楽しめるものである。
0投稿日: 2022.09.14
powered by ブクログ運動音痴で有名な川入勝ことうんちゃん。なにも自信がもてないうんちゃんには隠れた才能があった。女の子には知らない男の子の世界にも悩みが盛りだくさん。ちょっとしたきっかけで自分の世界は大きく広がる。世界を広げる”きっかけ”はどこにでも身近に転がっているかもしれない。それをいつ拾う(見つける)か、使うかは自分次第。まず、やってみるも世界を変えるいい方法。可能性はいつでもあるんだよと教えられた気がした。
0投稿日: 2021.06.08
powered by ブクログ実際に存在しそうな運動おんちの子の高校生活。登場人物みんな人間らしくて、カッコ悪いところもあって、ほっこりした。時々出てくる下ネタ?も高校生男子って感じでクスッとしてしまう。 うさちゃんの詩がもっと読んでみたい。
0投稿日: 2021.03.07
powered by ブクログ運動おんちのうんちゃんこと川入勝の死にたい毎日。 様々な人の思惑や感情に巻き込まれて、ジタバタとでも健気に奮闘する姿に頬が緩む。男子高校生のあからさまな青春がユーモラス且つ真摯に書かれて胸を打つ。 読み進める内に、うんちゃんの魅力に夢中になります。
0投稿日: 2020.09.13
powered by ブクログジュブナイルと言っていいのか、大人になってもこういう本をたまに読むと正気を保てる気がする。 主人公の妹が兄のことをうっとうしく思っていないのが微笑ましく、たぶんあの妹がいなければ主人公が死にたいと思う理由は別のものになっていたのではないかと思う。かなりおすすめできます。
0投稿日: 2020.09.09
powered by ブクログ初枡野浩一。すごくアップテンポな小説。アップテンポと言っても展開が急なわけではなくて、むしろスローテンポなんだけどすごく軽快な話運びというか。主人公のキャラ設定がすっとぼけていて、真っ直ぐだけど愚直で、すごく温かいのに時折毒を吐いて、魅力的なことこの上ない。そして、頻繁に挿入される宇佐田の詩がすごく素敵で味があるなぁと思ったら、この人詩人か…。ハマりそうな世界観とリズム。枡野浩一、他の本も読みたい。
0投稿日: 2017.08.20
powered by ブクログ歌人・枡野浩一が詠む歌はもちろん面白いけれど、小説もとても面白い。本作は煩悩だらけの17歳、高校生男子が主人公。徹底して運動ができない勝(しょう)は、バレーをすればサーブが1本も入らず、バスケをすればオウンゴール。同級生たちはそれを面白がって、勝のことを運痴ゆえ「うんちゃん」と呼ぶ。そんな彼だがアソコだけは大きい。見られるのが嫌で、少し離れたところにあるトイレでなぜかしょっちゅう出くわす「うさちゃん」と仲良しに。うさちゃんは柔道部でみんなの人気者。しかし秘かに詩を書いていることは勝しか知らない。国語の成績のみ優秀な勝は、うさちゃんから詩を見せられては感想を言うように。ところが、うさちゃんが勝の運痴ぶりについて詩を書き、ラジオ番組に投稿したことを別ルートで聞いた勝は激怒。……と、あらすじを書き始めてみましたが、書かなくてもいいぐらいぐだぐだウダウダしています(笑)。主人公がなよなよしすぎている影響で、私の小説の好みから少しずれているのですが、それでも青春を感じるこの作品には笑わされ、元気をもらえます。著者の自伝的な部分があるらしく、著者と世代の近い人(1960年代後半生まれ)ならば、登場する実在の出来事や歌を懐かしく思うはず。
0投稿日: 2017.04.27
powered by ブクログ運動おんちの主人公、通称「うんちゃん」の高校生活悲喜こもごも。 思春期のモヤモヤ。性に関するモヤモヤが、独特の活字の面白さで表現されてるのが良い。
0投稿日: 2016.01.28
powered by ブクログ運動おんちな「うんちゃん」目線で描かれた青春ストーリー。うんちゃんが喋る形で物語が進んでいくのでスラスラ読めた。内容は、特別でもない何気ない高校生の日常という感じ。
0投稿日: 2014.06.14
powered by ブクログ最初読み始めたときは、「しまった…… これあんまり好きじゃないタイプだ」とか思っちゃったけど、最後まで読み進めてしまいましたね。 特別すごいことが書かれてるわけじゃないのに、なんだか心があったかくなるストーリーです。 みんな人間らしくて、良いところもあれば、嫌なところもあった。でも、それがいい。長所と短所なんて付き物ですものね。 友情って良いですね、うさちゃんを見ていて感じました。 因みに私は女子ですが、うんちゃんには共感できる部分もあれば、それはないだろって部分もありました。面白いですね。男の子ってこんなこと考えてるんですね(笑)
0投稿日: 2013.10.29
powered by ブクログ文字通り運動おんちの「うんちゃん」の学校生活を描いた作品。 一人称のゆるめの語り口で和やかに進む中、運動おんちという特徴が彼を卑屈にさせていて、たまに忘れてた学生時代の痛いところを突いてくる。そんなトゲも持ちつつ、優しさのあふれる彼と周囲の友人の関係性が魅力的。 詩人の書いた小説なので、そこかしこに出てくる詩も楽しみたいポイント。個人的には「1999」という歌詞がツボでした。
0投稿日: 2013.08.07
powered by ブクログ背表紙を見て、思わず心の中で「私も‼」と呟いて手に取りました。 うーん…男の子の主人公目線だったからか同じ高校生だけどあまり共感はできませんでした(^_^;) 男子だったらもっとおもしろいと感じられるのかなぁ。
0投稿日: 2013.03.05
powered by ブクログダメダメ『うんちゃん』の会話がおもしろくて笑えます。笑えるところと青春だなあと感じるところがたくさんあって進む本です。
0投稿日: 2013.02.21
powered by ブクログどうしてこの本を選んだか・・それは長男がこの主人公に少しだけ似ていたから。長男は主人公と同様に運動おんちなのだけど、なぜか水泳だけは得意としている。水泳は運動神経の良し悪しと少し違うところがある。もちろん、良いに越したことはないけれど。とにかく彼の人生は水泳ができることによって救われた面が多々ある。 主人公は、自分に自信がなくていつも死にたいと思っている。でも、彼のことを親友だと思ってくれる友人が少しずつ増えていき、好きだと思ってくれる女の子も現れる。そんな彼に私は息子を少しだけ重ね合わせて、彼の人生を応援しながら読んでいた。面白かった。
0投稿日: 2012.11.27
powered by ブクログ軽く読める!おもしろい!2009年に出たはずなので設定は1900年代後半で、「近い未来に○○になったりするのかな」とか実際に実現されていることをユーモアに書かれていておかしかった。主人公の勝がだんだんと美容師の仕事(?)に目覚めていって自信がついていくのも読んでいて心地よかった。 中学生よりも高校生におすすめしたい1冊。
0投稿日: 2012.11.18
powered by ブクログ枡野浩一のセンスに感服! 石川くんといい、この小説といい なんて心温まる書き方! はたから見るとくだらないことだけれど、本気で悩んで青春を生きているうんちゃん。 自殺したいと、思った時に 時差!時差!って叫んじゃうところが ほんと面白い。 でも本人は真面目なんだよなぁ。 女である私でも 男の子ってこーゆーこと考えてるんだ!ってとーっても楽しめました。 (みんながみんなじゃないだろうし、大分色付けされてるだろうけど。でもほんとにこんなこと考えてるんだろうなーって何故か納得。) 好きです。枡野さん。
0投稿日: 2012.06.20
powered by ブクログ最初は全然話の意図が掴めなかったけれど、後半の展開が予想外ながらもサクサク進んで、淡い青春ストーリーになっていることに感動しました。
0投稿日: 2012.04.08
powered by ブクログ運動も勉強も出来ず、「うんちゃん」とあだ名がついた高校生の勝。自殺したいといつも思っている。美人の妹の髪を切っていたことから、友達にも頼まれるようになる。
0投稿日: 2012.03.17
powered by ブクログ運動おんちで、死にたがりの僕が、友達とのかかわりによって、少しずつ変わっていく話。 中学生独特の青臭さが良かった。 読み終わって、ほっとするというか、じんわりくる話。
0投稿日: 2011.12.24
powered by ブクログこれは男性のほうが感情移入しやすいのかなぁ。 面白くないわけではないけれど、なんとなく「ほぉ」って感じでした。 人にはいろいろな面がある、というところはそうだなぁとうなずけました。 それにしても、(特に高校までは)運動が得意であるかどうかということが男子にとってかなり大きな要素となっているのは何故なんでしょうね。 やはり女子の視線が気になるということでしょうか? 大人になればなんていうこともない要素になるのものなのにね。 枡野さんは歌人で、そちらのほうの本が面白そうなので、いつか読んでみたいと思っています。
0投稿日: 2011.12.18
powered by ブクログ高校生が人生に見切り発車をかけて自殺を考えるけれど、それが段々と、しかも平易にフェードアウトしていく小説。最初に「遺書のつもりで書く」と書いていても、そのうちすぐに遺書にはうんたらと書いておこうなんて書いてしまう、そんな思春期特有のローリングマインドがよく描かれていると思う。 ただ、運動もできない、勉強もできない主人公勝がたびたび発揮する、とても優れた洞察力、未来を思考する姿は納得もいかず、小説を稚拙なものにしている気がした。
0投稿日: 2011.11.06
powered by ブクログ「僕は運動ができない」 思わずこのタイトルに「Me,too!」と 叫びたくなってしまいました。 何せ私も全く運動が出来ない身ですから。 しかもこの子、数学まで出来ないんですよ。 これに関しても「Me,too!」と全力で 叫びたくなってしまいました。 物語自体も凄い面白いです。 宇佐田くんにイツキ君、かよさん、岡下さんetc.... 登場人物がわりと個性的なのに反して何かと「時差!時差!」 「死にたい、死にたい」と叫ぶ主人公がツボです!
0投稿日: 2011.09.08
powered by ブクログ才能がどんどん開いてくうんちゃん。結局はいい思いをしちゃう。運動だって、勉強だってできないうんちゃんに共感してたのに。
0投稿日: 2011.08.05
powered by ブクログ自殺したいといいつつ、自殺しないんだろうなという感じ、高校生らしいなあ。主人公が自分の予想しない方向に転がされていく様が面白い。要所要所、クスリと笑えます。
0投稿日: 2011.07.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
死にたい死にたい言っていた男子高校生が、友達の作った詞を元に文化祭でバントをやることになり奮闘する話……かと思ったら違かった。友達に詞を見せられたあとも話は淡々と進み、劇的な変化はない。やむなく水泳大会に出ることになったり、文化祭の手伝いをしなきゃいけなくなったりしたけど、本人の意識に変化はない。それでいて、将来やりたいことが見つかったり、クラスメイト女子に好かれたりする。 やっぱ、偶然なきっかけって大事だよね。「あれやろう!」って何かを追い求めるんじゃなくて、なんとなーく色々やってるうちに本当に大事なものが見えてくるってのが。 なかなかいい感じだったのに、作中の詞が筆者が以前にコンテストで賞をとった詞だと分かり、興醒めした。主人公が物語の中で「この歌詞は……、すごいよ……」と衝撃を受けたりする。自画自賛のにおいがした。
0投稿日: 2011.05.14
powered by ブクログ運動音痴の主人公が自殺に悩む話。 自殺を「時差」としそれを叫ぶなどありえないし、だいたい自殺したいやつは「死にたい」というだろう。自殺!と叫ぶこと自体がおかしいのでは。その点がものすごく気持ち悪かったが、一つ一つの話が短く読みやすかった。 しかし、結局自殺の話はどこに行ってしまったのか。
0投稿日: 2011.04.01
powered by ブクログ近いうちに自殺しようなんて思ってる主人公だけど、ほんとは自殺なんかしないだろうなというのがわかる文体で書かれていて、おもしろい。自分の考えとは違った方向にどんどん進んでいって(いろんなことに巻き込まれていって)、ほんわかと今後に期待を持たせるラストになってるし、「いいなー、高校生」って感じ。
0投稿日: 2011.02.20
powered by ブクログ私は疎いので知らなかったのですが、枡野さんは歌人だそうです。 古本屋で偶然見つけ、短歌歌人の書いた青春小説というのに興味をひかれて購入しました。 青春小説というとスポーツ万歳!的なイメージがあるのですが、この本は真逆。主人公は友人もあまり居ない根暗だし、いきなり20歳までに自殺するなんて始まり方だし、根っからのアンチスポーツ、けなしまくりです。 アンチ王道青春小説。 とはいえ、途中からは友人も出来るし、恋愛要素も出て来て、浅春小説らしくなります。 一般的には高評価のようですが、私はどうも。。。。何か中途半端な感じを持ってしまいました。
0投稿日: 2011.02.18
powered by ブクログ賛否両論あるかもしれないけど、わたしはこの話し結構好き。弁当がわけられなくなったあと宇佐田くんの影が薄くなってしまったけど、最後はやっぱり宇佐田くんが再登場してよかった。さすが青春時代だ若干の下ネタ的な部分もあるけどそこも爽やかに記されている。ただ他のレビューにもあるように話しの内容は薄い!例えばいつ岡下さんが川入くんに惚れてしまったのかがよく解らなかったしいつの間にかイツキくんも消えていた。まぁ最後まで高梨くんは出てきたけど 最終的には高梨くんは嫌な役立ったなぁ。だから最後の川入くんのヤダはよかったなぁ???
0投稿日: 2011.01.11
powered by ブクログ私も体育の時間はほんといやだったなあ。他人より何十分の1秒早く走って何が楽しいのか、という主人公のぼやきに、まったくだよねー、と同感。
0投稿日: 2010.12.31
powered by ブクログなかなかいい青春もの。 とても運動が苦手でネガティブな主人公にやるせなく読み進めていったのですが、終わり方がグッドエンドだったので救われました。 展開が急すぎて薄っぺらくなってる感は否めませんが、読みやすくあっさりと楽しめる小説としては満足できるものでした。
0投稿日: 2010.12.08
powered by ブクログ高校生主役の青春もの。 運動音痴で水泳部へ、大会にも出ることになった。 青春時代が味わえます。
0投稿日: 2010.11.27
powered by ブクログちょっとネガティブな高校男子。でもちょこちょこ笑えるし、共感できる部分もあって全体的に爽やかな印象の小説。
0投稿日: 2010.11.15
powered by ブクログとてもおもしろかった。 言葉だけが武器(まだその自覚もないようだが)の運動音痴の男の子の高校生活。著者が書いた高校生時の文章が出てきて、生まれた作品らしい。 私は好き。
0投稿日: 2010.09.05
powered by ブクログショートソングが良かったので購入。 作詞ってやっぱこっ恥ずかしいですよね。この本を読んでますます作詞が嫌になりました(笑)
0投稿日: 2010.09.04
powered by ブクログ枡野浩一の小説は初めて読んだけど、すごく面白かった。 ところどころに痛い表現が多くて自分のこととかぶっているところも多くて。 こころに残る作品だった。
0投稿日: 2010.08.24
powered by ブクログ何かというと死にたくなる気弱な男子高校生が主人公でちょっとイライラ。でも読み終わったあと髪の毛が切りたくなり、前髪をばしばし切ってしまった。ちょっと切りすぎ(-"-)
0投稿日: 2010.08.22
powered by ブクログ想像以上におもしろかった。それぞれの章がみじかいのがよかったのかな。枡野浩一さんはこの小説ひとつぶんをぎゅっとかためて、ひとつの短歌にしてしまえそう。
0投稿日: 2010.08.12
powered by ブクログネガティブな発想に共感が持て、なかなかおもしろかった。「時差」と心の中で叫びつつ、周囲の人がきっかけであってもだんだんと「時差」が減り、自分の居場所を掴んで行く姿がいい読後感をもたらした。
0投稿日: 2010.08.09
powered by ブクログ『ショートソング』がすきな人は好きでしょう。テーマも良いしわかりやすくはないけど一応はハッピーエンドなので読後感は爽やか。とはいえ面白いというかどんどん読まされたものの、好き嫌いを問われればあんまり好きではない。あれば読みたいけれど、自分で買ってまで、というのは躊躇する感じ。穂村さんの本は好きなのにどこが違うのか。単に作家と自分とのジェネレーションギャップかもしれないけれど。
0投稿日: 2010.07.18
powered by ブクログ運動おんちで「うんちゃん」と呼ばれている男子高校生が主人公。 自殺したいと思う気持ちが強いが、自分の居所は見つけていく。 途中にでてくる、歌詞や詩が高校生にしてはできすぎていて、やっぱり歌人である作者は言葉がうまいなぁと思った。
0投稿日: 2010.05.31
powered by ブクログ運動音痴のうんちゃんがポエムな性春に髪を切る話。 ショートソングの枡野さんがいつの間にか小説を書いていたので衝動買い。相変わらず細切れで、290ページが90個ぐらいに分かれている。内容はともかくとして、文章の細かい表現がやっぱり面白い。オシャレじゃないけど洒落ている文章だ。枡野浩一、要チェックやで。 身の丈にあったテーマだし、身の丈にあった生き方をしようとする主人公の物語なので、身の丈にあう生活をしていくことの大切さを学べる。 戸田公園の本屋で購入。あそこのブックカバーはいまいちだ。安かった。
0投稿日: 2010.03.26
powered by ブクログ主人公が可愛い! 水泳部の子は、多分ゲイだったんだな思う。 終わり方があれだったので、続きが気になる感じ ダメ少年がリア充になって行く生き様 暗い作品ばかり読んでいたので、 明るい作品読んでちょっと楽しかったです。 さくさく読めて読みやすかった。 しかし、 主人公の妹は何であんなにオタクくさいの? 妹の喋り方が気になってしまった。
0投稿日: 2010.02.11
powered by ブクログ途中で出てくる歌詞とか詞がすごくいい。 手でノートに写したくなるような。 落としどころも面白い。
0投稿日: 2010.02.01
powered by ブクログ運動も勉強も出来なくて、落ち込みがちな高校生・川入勝。 自殺できたら・・・などと思ってる事もあり、家で一人の時に「じさ・・・じさ・・・」と言う事がある。 本当は、「自殺」と言いたいのだけど「時差・時差」とつぶやく日が多い。 クラスからは、運動音痴から「うんちゃん」と呼ばれ、ついでに音痴でもある。 同じ高校に美しい妹が入学してからは、変に目だってますます死にたいと思う毎日だった。 そんな中、いつも体育の授業で対戦相手となることが多い宇佐田春夫と友達になる。 宇佐田君は、柔道部員で体躯の授業ではいつも投げられてばかりだが、彼の詩を読ませてもらたり仲良くなっていく。 さらに、勝は宇佐田君の幼なじみである、髪の長い女子柔道部員のエースに恋をしてしまう。 そんな日々が続く中、なぜか人数が少なくて大会に出られそうになかった水泳部に入部するハメになる。 学校生活は、思わぬ方向に動き始める・・・。 笑えて元気が出る?青春小説です。 希望を持たない高校生の男の子の青春物語りかな? 少づつ変っていく姿を描いてます。 作者は、「ショートソング」で短歌をたくさん書いてた作家さんなので、今回も詩があります。 この現代ぽい詩が面白いかな? たまには、こういうのも面白いですよ。
0投稿日: 2009.12.30
powered by ブクログ面白いけど、けっこう下品!高校生の男子ってこんな感じなんだろうなあ・・・考えることがいつもソッチっていうか・・・。けど、面白かった。
0投稿日: 2009.12.28
powered by ブクログ枡野さんの本5冊目。 今回は枡野さんの短歌じゃなくて詩(歌詞)が作品に登場してます。 話は青春っぽくて、いいなと思いました。 うーん、でも枡野さんの前回の小説、「ショートソング」が斬新だったからなあ…^^; もう一回くらい読んでからジャッジを。
0投稿日: 2009.11.28
powered by ブクログいいんだなー。 面白いんだなー、枡野浩一。 リズムがあっていい。 選ぶ言葉がいい。 「時差!」とかすごく面白い。 あと、宇佐ちゃんの詩は、本当に良かった。 それに対する僕の、奇をてらってなくて素直な感想が、 全然自分にはできないことなので、うらやましい。
0投稿日: 2009.11.24
powered by ブクログ運動おんち=うんち そして勝についたあだ名は、うんちゃん。 うんちじゃなくってよかったね! そして、「時差」と連呼するとこはシュールだ。 「自殺」って連呼するのも傍から見ると怖いけれど、「時差!」って言われても結構怖い。 なんかいじめられてんだか そうじゃないんだか。 しかも本人は10代のうちに自殺するって言っときながらも 結局、最後は忘れてるじゃないか!まあ、そんなもんだよね。 あたしも「時差!」って言いたいとき、いっぱいあるよ。 でも結局それって、平和だよね、本当に死にたい人はなんも言葉にできなさそうだよね。 個人的に サッカー中に無意識にボールをドリブルするうんちゃんがツボ! しかも、主人公のうんちエピソードは作者の実体験らしいよ。 うん、インテリっぽ!
0投稿日: 2009.11.11
powered by ブクログ枡野さんの作品だったからかなり期待して読んだのですが、私はそこまで・・・という感じでした。中に出てくる詩もちょっとイマイチな気がしたけど、それはわざとなのかなー?うさブタ野郎はちょっと好き。笑
0投稿日: 2009.07.15
powered by ブクログ昔、世紀末の頃にこんなこと考えた気がする、となんか懐かしくなる小説でした。 ちょっとはがゆい恋だとか、端から見ると良い友人なのに本人たちですれ違ってるところとか、 青春の良いところが詰まってます。章の区切りが短く、しかし、テンポがいいためか、一気に読めました。
0投稿日: 2009.07.14
powered by ブクログ読んだことないくせに 「ケータイ小説」にはマイナスのイメージがあり 常日頃からいかんと思っていたので これも携帯小説だということで読んでみました 最初らへんは何かちょっと うーん・・って感じだったけれど最終的に 思ってたよりはいい感じでした でも多分もうこの人の小説は読まない というか文章の雰囲気が 中学生向けのような感じがしました H21.7.13読了
0投稿日: 2009.07.13
