火の粉や血飛沫がページから飛んでくるような力強い画がかっこいい！ バンビも三つ子もジジィ達もかっこいい！！ 全体に漂うパンクな世界観もただただかっこよくて、かっこよくて、かっこよかった！！！(語彙力消失)。 バンビみたいに、自分のためだけにただ生きられたらな。

かなり辛口コミック； ハードな展開ずっと続きますね(´∀｀;) ハバネロとキムチを合わせたような印象だった。

最初に読んだときの、あの何とも言えない感情が、今でも忘れられません。とにかく、無駄が無くて、計算されたストーリー展開に思わすのめり込みます。この作品を読んで、改めて漫画って良いなと思いました。

「bambi」に嘘はない。どこまでもデタラメな世の中で、pureを貫くと歪んだものになる。世のロッカーが皆諸手を挙げて大絶賛した、天才・カネコアツシは凄い。「KID　A」ばかり聴いてた最も多感な時期に、多大なる影響を受けた映画。漫画ではなくて、映画。全く偽りのない箴言集でもある。私にとって聖書的存在。

『殺戮の不良少女バンビが棺桶屋の稼ぎ時を知らせる！囚われの身となったクソガキ・パンピを奪還すべく、大いなるママが君臨する荒野の町に、憤怒の処女は舞い降りた！血溜まりと硝煙が誘う、凶暴で能天気なロード・コミック!』とかいてあります。犬猫のように生きるバンビは強くてかっこいい。命の軽さは西部劇レベル。