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総合評価

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    みな
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    誰でも経験したような人間関係。 共感する部分も多い。 小さな世界で生きていても人間関係は難しい。 旦那さんに相談しても「小さい世界の悩みだろう」と鼻で笑われたりした苦い思い出が蘇ってきた。 全部で7編、登場人物が再度登場してくるような場面も面白い流れ。

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    投稿日: 2022.08.22
  • 0071のアイコン
    0071
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    このレビューはネタバレを含みます。

    7つの短編集。どれも女性が主人公で、だいたい人間関係に悩んでいる。 「卒業」・・・高卒で消防士になった体育会系女子の、同級生とのすれ違いと、職業の自覚。 「首なしリカちゃん」・・・幼稚園ママ友づくりをめざすが、デザイナー志望の放任ママにつかまる。ラストはどのママもありじゃん、てところがよかった。 「ピンクの神様」・・・多分マニュキアしたホームレスのこと。小学6年でグループのトップにいる子の不安定な家庭と憂さ晴らし。 他の話も、さらっと書いてあるが、よく考えたら結構人間のずるさや弱さが出てるな。そのなかで、自分の生き方を認めたり、人に頼る事を選んだりするって、大きな一歩だと思う。

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    投稿日: 2018.03.05
  • Dr.(読多ー)あんころ猫のアイコン
    Dr.(読多ー)あんころ猫
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    タイトルに惹かれてどんなジャンルの小説家もわからないけど読んでみた。 児童文学の作家のようだが、大人が読んでも良い内容です。 日常の人付き合いのなかに生まれる、悩み、怒り、不安、喜び、葛藤などが繊細に描かれています。 面白いというよりは読むと少し考えさせられる内容です。

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    投稿日: 2016.02.10
  • ranasanaのアイコン
    ranasana
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    2013/06/28 同性の対人関係に悩む七人の女性が主人公の短編集 ちょっとドロドロな女の関係がリアルにかかれている

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    投稿日: 2013.07.02
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    じゅえ
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    女性ってめんどくさいなーと。周りの登場人物だけでなく主人公のはてまで。最後まで受け身的で、ポジティブに描かれててもあーそうですかって感じ。児童文学の頃のが良かったような。

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    投稿日: 2013.06.16
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    ayae1229shelf
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    女の子って難しい・・・。 女友達づきあい、社会人になっての同僚との付き合い、その難しさがすごく共感できる。 些細なことでイライラしたり、もやもやすることがあるけど、誰に行ったらいいか分からない、この気持ちドウシヨウ・・・ そんな日常で起こりうる7人のオンナの主人公の短編集。 小学生、おばさん、社会人、中学生、さまざまな年代の主人公たち。 1話完結だけど、別のとこで見た名前を他のストーリーで発見できたり、ちょっとした遊びが入れられているのも呼んでて楽しかった。 どの話も面白かったけど、私が好きなのは”囚われ人”。

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    投稿日: 2013.01.24
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    alco
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    往復電車でさらりと読了。周囲の同性との関係に悩む女性の短編集。ひとつひとつが「事件!」という程の事ではなくて、日常の延長線上にある些細な事なのだけれど、じわあっとボディブローなダメージをくうような仲間外れだったり、価値観の違いだったり。「女ってホント嫌よね~」って、わりと高頻度で女性は思ったり口にしたりしてる割に、昔からぜんっぜん進化しないのは何でだろうなあ。7つの物語のうち、女性だったら誰しも思い当たる節、自分に似た人間、疑似体験がひとつくらいあるような気がする。

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    投稿日: 2012.07.13
  • horierinのアイコン
    horierin
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    「主人に話しても、ただの愚痴だと思うみたいです。そんなことで悩めるなんて、おまえは暇でいいなって」 典子は胸が痛んだ。 そうだったと思いだす。小さな世界で生きている人の悩みを、馬鹿にする人がいる。もっと大きな世界で体を張って生きていると自負している者たちだ。その者たちは、閉じられた世界に住む者の悩みなんて、とるにたりないことだと信じている。 --------------------------------------------- この短編たちは、ほんとに小さな世界を切り取ってるから余計に生々しいし、その時代時代を打算的に渡ってきた自分を浮き彫りにさせられた。あまり深入りせずに読まないと、辛くなっちゃいそう。私には。 最後の「ベランダからキス」の裕治のセリフ、 「毎日同じ冷凍食品ばっかり食べる身にもなってみろよ。うちのおかんは二日続けて同じ弁当作ったことなかったね」 はドキっとした。 そうか、、、ぬんがもしこんなこと思ってるなら、やっぱり私は相当まずい妻だ・・・反省。これからは、料理がんばる。

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    投稿日: 2012.05.04