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でんしゃ通り一丁目 2
でんしゃ通り一丁目 2
池田邦彦/日本文芸社
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総合評価

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    シリーズ、第二弾。 昭和30年代と言う、どこか懐かしい町を舞台に展開されるマサヨシとノン子の物語。 絵のタッチが柔らかく、三丁目の夕日のようですね。少しおっちょこちょいなノン子さんですが、しんみりとしたストーリーも好きです。

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    投稿日: 2022.02.11
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    すっかり恋人同士のマサヨシとノン子ちゃん。電気自動車の話は、科学技術と時代の不一致を示す少し哀しい話だった。掘割での水上生活者の話では宮本輝『泥の河』が思い出された。第15話から最終話の33話目まで、少ないページ数でテンポよく話が進み、読んでいて楽しかった。二人の幸せな結婚という展開もあっただろうが、それは都電が衰退していく時代の流れも描くことになるはず。この巻で区切りをつけるのも、読者としては仕方のないことと思う。

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    投稿日: 2017.08.16