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総合評価

75件)
3.6
7
28
26
5
0
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    積読だったのを、読むことができました。面白くて一気に読めた。結末は意外なくらいあっさりでしたが、その分、主人公の心のうちの揺れ動く姿がストレートに入ってきた。『はたしてこの想いは自分の考えなんだろうか・・・』と思い始めたらどうなっちゃうんだろう。私も脳挫傷の大きな怪我をした後、自分の意識は脳の中でどう生まれてくるのだろうと不思議な感覚を味わったこともある。心の存在はとても興味がある。他にも色々と本棚にあるので、読んでみようと思う。

    1
    投稿日: 2025.07.09
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    大学生の和泉は心臓移植を受けたあとから性格や趣向などが変わっていく。和泉はタブーである、ドナー家族との接触を試みる。命の選別の難しさ、移植医療という近代医学の闇が浮き彫りになっていく。面白かった。

    1
    投稿日: 2024.10.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『我が心』以来の貫井作品。比較的初期の作品だけど、やはり面白い!最近の作品は複雑なプロットだったり、変わった仕掛けがあったりが多い中で"夢に出てくる女性は誰?"というシンプルな謎でスタートしたものの、物語が進むにつれ、謎が増えていく——どんどん読ませてしまう貫井さんの手腕に、読むたびにいつも本当に凄いなぁと思ってしまう。終わり方もいくつかありそうな中で、一番しっくり来る恋愛オチ(?)で楽しめました。

    2
    投稿日: 2024.05.26
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    心臓移植後に数々の不思議な体験をする。絵が上手に書ける、甘いものが好き。心臓移植に伴い、ドナーの記憶や趣味嗜好までもが転移していた。その後様々な伝を辿ってドナーの遺族を探す。会う事に成功。だが、読み進めれば読み進むほど謎が深まる。後半は、一気読みでした。

    7
    投稿日: 2024.03.01
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    心臓にちょっと触りがあって、3ヶ月に一度、循環器内科の検診を受けています。 今日はその検診日で、病院の常として長い待ち時間を予想して、あと三分の一を残すのみとなった「転生」を読み進んでました。 読み終わって3分ほどで診察室に呼ばれた時、「じつは重篤で移植が必要…」と言われるような気になってしまいました。 これって高倉健のヤクザ映画を見終わった人が映画館から肩で風きって出てくるのと同じバージョンですね(汗)。 映画から出てきた人が数分で普通の人に戻ったように、診察室で「良好です。目立った問題はありません」で普通に戻ることができました。 ミステリー風味に書かれているけど、この小説のテーマはなかなか重いです。

    10
    投稿日: 2023.10.27
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    心臓の病を抱えていた大学生の和泉は、ドナーを得て心臓移植手術を受けた。 術後の経過は順調で回復も早かったが、以前にはなかった身体の変化に戸惑う。 これはドナーの記憶や嗜好なのではないか…という疑問を持ち始め、それと同時にドナーへの強い興味を覚える。 しかし、ドナーの名前等は知ることが出来ないことになっている。 もちろんコーディネーターや医師が、それらを教えてくれることもない。 ただ、性別と年齢やどうしてなくなったのかまでは教えてもらえた。 ただ、和泉は奇妙な夢を見たことで、その夢に出てくる女性こそがドナーてはないかと確信し、その遺族を探すことを決意する。 しかし、それは容易いことではなかった。 もし、自分にも同じことが起こったら…? きっと自分も同じ思いを持つと思う。 その行動力があるかは別として… 医学の発展の良し悪し等、深い題材。 2023.5.7

    1
    投稿日: 2023.05.07
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    貫井徳郎さんの『転生』を読了。 臓器移植のお話。 心臓移植を受けた主人公。 それから趣味嗜好特技が変わり、 まるでドナーの記憶が引き継がれたよう。 また夢に出てくる謎の女性。 こんなこと本当にあるかよくわからないけど でもテーマは人の死の定義と絡んでいてとても重い。

    0
    投稿日: 2023.01.20
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     心臓移植、ドナー、レシピエント…この三題噺で読まねばならぬ、と思う。読みは「てんせい」となっているが「てんしょう」の方が良くないか。

    0
    投稿日: 2022.08.14
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    内容(「BOOK」データベースより) 自分に移植された心臓は、ドナーの記憶を持っているのか?移植手術を受けた大学生の和泉は、これまでとは違ってきた自分の趣味や嗜好に戸惑う。突然夢に現れた恵梨子という見知らぬ女性の存在も気にかかりながら心惹かれてゆく。やがて和泉は夢の記憶だけを頼りに、タブーであるドナーの家族との接触を図り、恐るべき近代医学の闇に直面する。

    0
    投稿日: 2019.11.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    心臓移植がテーマ 謎解きとしては微妙だけど、レシピエントの抱える課題とか、対象者の選択等社会的な課題をうまく織り交ぜて書かれている。

    0
    投稿日: 2019.01.28
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    移植により人格や趣味嗜好が変化して、それを暴くような題材はたくさんあるので、、貫井サンならではの展開があるのか!!と思ったら……なかった(笑)慟哭で、びっくりこいたから期待しすぎた?かも。それでも、飽きずに最後まで一気読み出来ました。内容より、あとがきが面白くて頭に残ってる。

    0
    投稿日: 2019.01.20
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    心臓移植手術を受けた大学生和泉は術後、自身の能力や嗜好の変化を感じ、夢に出てくる女性に惹かれるようになる。それらはドナーの心の影響と考えた和泉はドナーを探し始めるのだが…。推理小説風、社会小説風の青春小説か。

    0
    投稿日: 2018.10.09
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    「臓器移植」に材をとった社会派ミステリーである。デリケートなテーマでありつつも、ファンタジー性、家族愛、友情、恋愛に、科学・医学の蘊蓄など盛りだくさんの内容で難解さも無く、分厚さが全く苦にならない面白さだった。ラストの落とし所も、題材の重さとエンタメの嘘とのバランスが丁度よい。

    0
    投稿日: 2018.01.08
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    心臓移植のことについて少し意識が高まった。怖いものだけじゃなくて、色々書けるんだね〜。作家ってスゴイ。

    0
    投稿日: 2017.11.15
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    勿論貫井氏の作品なので水準以上です。面白いです。ただ、このような謎解きの王道かつ爽快感のあるエンディングを氏の作品に求めていないので、少し肩透かしをくらった感じです。氏の作品だけに辛めで評価3で。

    0
    投稿日: 2017.11.03
  • ミステリー?

    心臓移植によって現れる謎の記憶を辿って行くミステリー部分は引き込まれますか、書かれた時代のせいなのか?結末がちょっと・・・。前半の看護師さんや友人とのやりとりなと伏線なのかな?と思いきや、それほど重要な感じでもなかったり。主題がミステリーなら結末があっけなさすぎるし、医療について問題提起があるという感じでもなく。うーん、不満足です。

    0
    投稿日: 2017.09.18
  • 臓器移植に伴う記憶の転移:意欲的なテーマも佳作

    この本が上梓された1999年当時には相当に先進的な内容だったと思われる。脳死判定の是非も定かでなく(ある意味、今でもそうだが)、まして移植した心臓を通してレシピエントの記憶が転移するなどという突飛な話に取り組むには、かなりの覚悟がいったと思う。最近NHKで、記憶はどこに存在するかといった番組が放送されたが、記憶は脳だけでなく個々の細胞内に存在するという内容だった。レシピエント・ドナー間の記憶の転移を中心に、後半(終盤)は、氏の得意領域でもあるミステリー仕立てで進んでいく。この作品のテーマ(臓器移植および記憶の転移)は、今でも進行形ものでなかなか読み応えのある佳作。

    0
    投稿日: 2017.07.01
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    貫井さん初読み。 心臓移植がテーマやから難しいかと思ってたけど読みやすかった!個人的に人体実験は賛成派。

    0
    投稿日: 2017.05.31
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    心臓移植を受けたレシピエントの中に、ドナーの趣味、嗜好、記憶が転移する。心は脳にあるのか、心臓(ハート)にあるのか。細胞の一つ一つに記憶が残っているのか? 臓器移植に、何故金銭の話題がついてまわるのか。心が脳でなければならない理由。臓器移植の社会問題等も考えさせられた。 自分の死後、誰かの中で自分の一部が生き続ければ、残った家族も喜ぶかな。臓器移植というものを掘り下げて考えてみたいな。と思えるお話でした。読んだあと、スッキリとする良書でした。

    0
    投稿日: 2017.04.05
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    心臓移植にまつわる大きな秘密。本当にドナーの感情が移行するかも、と思っているので読み始めから引き込まれた。二人がうまくいくといいなぁと思えるさわやかな(?)ラスト。

    0
    投稿日: 2017.02.05
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    全体的にはそんなに面白い物ではなかったけど、主人公の友人が看護師さんといい感じになってた描写はなぜかとても辛い気持ちになりました。

    0
    投稿日: 2016.10.05
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    心臓移植手術を受けた主人公に、ドナーの記憶がチラホラと付きまとう。 勿論、気になってしょうがない主人公は色んな手を使ってドナーを探り出そうとするのだが!? 心臓移植の仕組み等が作中で解りやすく解説されています。 主人公の思考にちょっとヤキモキさせられますが、それはそれでOK 東野圭吾の変身を思い出しました。

    0
    投稿日: 2015.10.29
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    心臓移植を受けた青年が心臓の持ち主の記憶を受け継いだような気がする話。 途中ちょっとまどろっこしいけど、話の展開は早く、飽きさせない。ラストもきれい。

    0
    投稿日: 2015.06.27
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    東野圭吾さんの”変身”と似た様な作品で、脳ではなく心臓を移植された大学生が、移植後の違和感を手掛かりにこの”違和感”の謎を解いていきます。命の順位、命の移植、色々考えさせられます。

    0
    投稿日: 2015.05.12
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    臓器移植がテーマ。どういう展開になるのかドキドキしました。重いテーマだったけど爽やかな感じ。 貫井氏の作品は独特な重さ、荘厳な空気。そういうところがいいなぁ。 ただ、ちょっと最後は物足りない感じがしたかな。よかったけどね。想定外でもあるし、個人的には想定内でもあった。終わり方は素敵。

    0
    投稿日: 2015.04.29
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    2015/02/22 先がどうなるのか気になってどんどん読み進めるうちに期待が膨らんで、最後若干物足りなさを感じてしまった。

    0
    投稿日: 2015.02.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    これは面白かった。☆4.5くらい。こういうの好き。 心臓移植でドナーの記憶まで移植されてしまう、記憶転移の話。東野圭吾の「変身」を思い出した。話は記憶転移にとどまらず、臓器保存にまで至り、さらにミステリ要素も含まれいて、読む手が止まらない。こういう本に出合うと嬉しくなる。 ドナー登録をすべきか、否か。。ちょっと悩まされた。

    0
    投稿日: 2014.12.18
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    内容は心臓移植を受けた主人公が、その心臓のドナーの意識が移り、ドナーが誰か?を通じて心臓移植の真相を突き詰めるという話です。 ドナーの意識や性格が心臓移植を通じて移ってしまうという奇抜な発想の話ですが、提供された側と提供者側とで、さまざまな登場人物が絡み合い話に引き込まれました。 この本を読み終えたとき、以前読んだ東野圭吾の「秘密」と何となくダブる感じがあったのですが、あとがきで貫井徳郎が東野圭吾の影響も受けていると書いてあったので接点があるのかもしれませんね。

    0
    投稿日: 2014.10.23
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    面白かった。 ひとつ引っかかったのはストーカー被害に対して警察があまり動いてくれなかったこと。理由は彼女の恋人の父親の力があるのに、そこを頼らなかったのかと。

    0
    投稿日: 2014.09.27
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    人の想い。 人の記憶。 人の日常。 残せたらいいし、 残ったのなら大切にしたい。 きっと、それが生きたということ。

    0
    投稿日: 2014.05.06
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    『ゴッド・コミッティー』は名前が現実的じゃないから胡散臭く感じるのよね。もっと現実的な呼び名にすれば良かったのに。 ドナーは誰なのか。 読み進めながら自分の中でこの人がドナーかなとか、この人は嘘をついてるっぽいぞとか、色々考えたんだけれど結局そこに行き着くとはね。 解説にも書いてあったけど、確かにこの作品、爽やかな読後感がとてもよろしい。 それから登場人物がどの人も魅力的だよね。敵(臓器移植という現実的なテーマのある小説に対してこの表現はおかしいけれど)も極悪人とかじゃないしねえ。

    0
    投稿日: 2014.04.21
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    臓器移植に関するミステリー 最近よく移植してから観るようになった女性とのすてきな出会いの話と一瞬思いそうだが、やはり違った。 だんだん緊迫した雰囲気になる。スピードがあまりにも早くてさっと終わってしまった感が残ったが、ちがった貫井さんの小説の雰囲気を楽しめた。

    0
    投稿日: 2013.11.26
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    心臓移植手術を受けた和泉は術後数々の不思議な体験をし それがドナーの記憶によるものと確信し自分に起きている謎を探る。 よくある臓器が持つ記憶にまつわる話で ドナー家族とレシピエント間に生まれる絆系の物語かと思いきや なんという展開か…! 前半はのろのろ読んでいたけど後半になるにつれてバッチリ引きこまれた。 私は健康に生きてきたから想像もつかないけど 臓器の記憶ってきっと本当にあるよねー。

    0
    投稿日: 2013.09.14
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    最近は色々な臓器を移植するようになったが、改めて移植のことを考えさせられた。 今よりもっと色んな事が解って、将来臓器にも記憶の再生をさせることがあるようなことがわかったら、ドナーの死とはどうなるんだろう。 臓器が他の人の身体の中で生きている場合、死とは言えないんじゃないかと・・・ 色んな事が混乱する気がする。

    0
    投稿日: 2013.08.02
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    最後少しあっさりした感もありますが、最後まで一気に読んでしまいました。 さわやかな読後感です。この先に希望がもてそうな。

    0
    投稿日: 2013.03.09
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    人の心は人の体のどこに宿るのか。 科学が進んだ現代だからこその謎がテーマの小説です。 分からない方が良いこともあるんだろうな。

    0
    投稿日: 2012.12.09
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    心臓移植をしたらドナーの記憶まで移り、ドナーは誰か、なぜこのようなことが起きたのか、を移植されたレシピエントが見つけていく話。 良くあるパターンかと言えば、そんな気もする。軽快に読めたけど、☆は3つかな。

    0
    投稿日: 2012.11.16
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    心臓移植を受けてから趣味嗜好に変化が生じ、会ったこともない女性の夢を見るようになった主人公。これはドナーの記憶なのではないか? そう考えて探索を始めるが、探し当てたドナーは新しい嗜好や夢の女性とは無関係の人物であった。果たしてその真相は? 臓器移植の結果ドナーの記憶を受け継ぐ、というのはよくあるプロットであるが、それをドナー捜しとなぜ事実が錯綜しているのかを探るミステリとして描いている。 大学生の一人称のためか貫井作品の中でも字の文が一際平易。

    0
    投稿日: 2012.11.11
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    心臓移植を受けた大学生は、ドナーの記憶を受け継いだ。胡散臭い「ゴッド・コミッティ」の存在。そんなのアリ?な嘘っぽい設定。

    1
    投稿日: 2012.11.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    心臓移植手術を受けたら、もともと自分の持っていなかった趣味や能力が身についていた・・・。というのを発端に、自分のドナーを探り始める、という、まあ、割とよく見かけるテーマの物語。ドナーは誰なのか、そして警告を発してくるのは誰なのか、という謎はあるけれど、比較的ミステリー要素は薄いかな。ドナーにたどりついた後は、さらさらと流れていく感じ。移植手術と生命倫理などの重いテーマを扱いながら、雰囲気は青春小説で、読後感は爽やか。 臓器移植は、人工臓器が実用化されるまでの、過渡期の医療行為であり必要悪、という部分には考えさせられます。 また、人間の記憶や心はいったいどこにあるのか・・・。本当に、考えれば考えるほどわからなくなりますね。確かに、自分の主体が、ただの電気信号だとはあんまり思いたくありません。非科学的なんだとしても。

    0
    投稿日: 2012.10.27
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    和泉は、心臓の移植手術をうける。 手術は成功する。 急速な回復。 何が、どうなっているのか? 恵梨子という女性が、「夢の中」で現れる。 そして、殺人事件まで、記憶する。 ショパンの調べが、わかり、絵がうまく描けるようになる。 一体、そこには、何があるのか? ドナーを捜すが・・わからないことが続き、警告がある。

    0
    投稿日: 2012.10.25
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    心臓移植後の自分の変化と向き合い、その謎を突き止めていく過程が巧みに描かれている。移植について考えさせられると共に、読み終わった後心が温かくなる話。

    0
    投稿日: 2012.09.20
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    読了感、爽やかな長編青春ミステリー。 テーマは、脳死、臓器移植と重めだが。 このテーマで、この長さを一度も飽きさせずに保つのは、筆舌に尽くし難い。単調ではなく、かと云って強引過ぎる展開もなく。 貫井氏の作品で、社会問題をテーマにした中で、ここまで全面に出した作品も珍しい。 今回は、ミステリーというより、確かにヒューマンドラマだな。 しかし、この脳死や臓器移植については、実に思うことは沢山あるな。 ぜひ、そういう議論をするきっかけになって欲しい一冊でした。

    0
    投稿日: 2012.07.08
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    わりとよくあるテーマな感じ。 でも、臓器移植については詳しくはなれます。 っていうか、何か説明的な台詞回しが多くて、ちょっと… 終盤にかけて、もっと枚数があっても良いかと。 もうひと引っ張り欲しかった。 読後は爽やかかな。

    0
    投稿日: 2012.07.05
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    臓器移植したらドナーの意思がレシピエント側に移るという良くあるストーリー。 それなりに面白かった。

    0
    投稿日: 2012.06.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    心臓移植で人格や好みが変化する、ということはあり得るのか? 手術後から見る夢に出てくる女性とは? 医療機関や社会のシステムの闇部分とか。

    0
    投稿日: 2012.01.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    移植をして元の持ち主の記憶が蘇るというのは、テレビとかでも見たことはある。 この本の中にもあるが、今自分が感じている感情や思いが本当に自分のものなのか、それとも持ち主がもともと持っていたものなのかと混乱するのはつらいだろうな。 後半になってから俄然面白くなる。読み進めよう。

    0
    投稿日: 2011.08.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    移植された臓器がドナーの記憶を持っているのか?というストーリーは、結構よく聞く話で、記憶をつかさどっているのは脳細胞だけど、もしかしたら・・・と思わせる。人間の体は不思議。 途中、誰がドナーだったんだ??ドナーに起こったことは??とサスペンスチックになったが、いつのまにかSF恋愛ものっぽくなり、怪しすぎる団体の登場とか、黒幕の存在とか真実は変な方向に。結末がなんだか、すっきりせず。必要悪ってやつですか?うーん。

    0
    投稿日: 2011.08.24
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    ちょっとSFっぽさを感じさせる作品でした。ありえない、と思う一方で身体にはまだまだ謎の部分が多いんだよなあ、としみじみ感じました。心って本当にどこにあるんでしょうか?

    0
    投稿日: 2011.08.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    心臓移植と記憶のメカニズム。 ドナーとレシピエント 移植と犠牲。 移植と優先順位。 なかなか考えさせてくれる内容がいろいろある。 でも、ミステリーだからといって、無理に国家的陰謀みたいな話にもっていかなくてもいいのに。 謎解きの段階にきて妙にうさんくさくなってしまったと感じたのは自分だけだろうか。 非科学的な仮説を楽しんでいたころの方が、謎解きの時よりもリアリティを感じてしまった。 テーマ自体もおもしろいし、いろいろと考えさせる部分はあるだけに、そんな無理にミステリーミステリーさせなくてもおもしろい作品になったのではないかと思う。 実際の謎解きを読んで、正直、えーこんなの?って感じだった 主人公の言い訳めいた理屈っぽい心情描写は、ミステリー特有かな? でも、ちょっと苦手な感じ。

    0
    投稿日: 2011.04.02
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    テンポよく読める。 移植されたレシピエントが、ドナーの記憶をってのはよくあるパターンだが、青春小説ぽくまとめてあるのがいい。 読み終わった後さわやかになる一冊。

    0
    投稿日: 2011.03.16
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    貫井氏の小説は、いつも内容が奥深く、重いテーマでありながらもエンターテーメント性があり、テンポ良く読めるので、いいです。 おもしろかったです。

    0
    投稿日: 2010.10.22
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    貫井作品にハズレなし。ただ、個人的には慟哭を超えられないなあ。 脳死というキーワードが出ると高校1年の学祭の脳死について考える討論会を思い出す。高校の学祭でそんなテーマで喧々諤々議論をするなんてカルチャーショックだったから。

    0
    投稿日: 2010.10.16
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    心臓移植とココロの記憶…小説にしても興味あるテーマです。登場人物も無理な設定がなく自然体なのでさらっと読了。「この10年間を臓器移植で乗り切れば…人工臓器は実用化される。ならば10年間だけは…臓器移植の現場を清浄に保たなければならない」という部分が気持ちのどこかに響いてきます。

    0
    投稿日: 2010.10.04
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    和泉は生まれた時は健康だったのにかかわらず、大学生になってから心臓移植をしなければ長生きできないだろう、という難病にかかってしまった。心臓移植というと日本ではまだまだ始まったばかり・・前例もまだ1例しかない時代、ドナーが現れなければ死を待つばかりの日々を送っていたのだが、彼にとっては幸運な事に突然適合するドナーが現れた。 他人の命をもらって自分が生きながらえる・・その複雑な想いを抱きながらも、自分が健康になった喜びもかみしめる和泉だったが、移植手術後、彼は不思議な夢を見るようになった。その夢はあまりにもリアルで、和泉の印象に深く残る。さらに嗜好品や趣味まで変わってしまい、これは移植されたドナーの心に違いないと思った和泉は、そのドナーを探そうと決心するのだが・・。 この本を読んで一番驚いたのは、心臓移植など臓器移植をした患者さんは、免疫抑制の薬を一生飲まないといけないんだと知ったことです。拒絶反応を防ぐためなのですが、私はこの薬は入院している間だけ飲んでいれば良いのかと思っていました。しかし実際は退院後も、いつ拒絶反応が起こるか分からないので、この薬を飲み続けなければいけないんだそうです。 この状態を、作者の貫井さんは分かりやすく『エイズが発症した状態』と書かれていました。なるほど、エイズといえばその病気そのものは死にいたしめるものではありませんが、免疫がなくなるということで、他の人には平気なちょっとのバイ菌でも、命取りになる可能性があります。なので、退院後はこの薬を飲みながら、ちょっとしたバイ菌も気を付ける生活を送らなければならないんだそうです。改めて心臓移植がどれだけ大変な手術なのか分かった気がしました。 さて、物語の方ですが、和泉は自分に心臓を与えてくれたドナーを探すうち、知らなかった驚愕の事実にぶち当たります。それはたぶん、例えば安楽死の賛否であったり、命の重さであったり、議論するのもはばかれる事実でした。 あなたなら、どう思いますか? あなたが実験で命を与えられたと知ったら・・。

    0
    投稿日: 2010.10.01
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    一気に読めました。 臓器移植という題材はいまや絵空事ではなく、人身売買や倫理問題など多くの問題はあっても、なくてはならない医療になっていると思う。 私は「記憶する心臓」を医学的知識も根拠もなく“アリ”だと思っているので、興味深い内容でした。 人の命は平等ではない…哀しいけれど、今もそれは現実にあることだと思うし、医学の発展のために過去にさまざまな人々が犠牲になっていることも否めない。 そして医療の進歩に邁進し続ける学者たちを責めることはできない。 決して軽い内容ではないけれど、分かりやすく、面白く読むことができました。

    0
    投稿日: 2010.02.20
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    自分に移植された心臓は、ドナーの記憶を持っているのか?移植手術を受けた大学生の和泉は、これまでとは違ってきた自分の趣味や嗜好に戸惑う。突然夢に現れた恵梨子という見知らぬ女性の存在も気にかかりながら心惹かれてゆく。やがて和泉は夢の記憶だけを頼りに、タブーであるドナーの家族との接触を図り、恐るべき近代医学の闇に直面する。 なんでしょう。 医学というか倫理というか生きるというか生かすというか、自然というかそういう風なことで、脳死などで、もめることもしばしばあるような気がします。 どんな風なことが絶対正しい! なんてものはなかなか見つからないのでしょうね。 不完全な人間の世界ですから。。。 唯一間違いない確実に起こりうることは、生物は必ず死ぬってことです。 それをどう捉えるのか?? というのはある意味永遠のテーマでしょうか???

    0
    投稿日: 2009.10.14
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    貫井徳郎は初めて読んだ. 心臓移植をした患者になぜか記憶が移っていて,そのドナーの過去をたどっていくミステリ. なぜ記憶が移ったのか? その記憶をたどろうとするとき,過去を隠そうとするのは誰か? 夢の中で見た場所・人物が実際に現れるなど,話には引き込まれやすく,途中からは一気に読んでしまった. 心臓移植はドナーが1人に対して,移植できる患者は1人しかいない. では,移植される患者は誰が決めるのか? というメッセージが強く伝わってきた. ラストがうまく行き過ぎかなー. いい話だと思うけどね.

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    投稿日: 2008.10.28
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    これどこの東野圭吾?有名どころの作家さんばかり読むと、というか趣向っていうものがあるんで、どうしてもテーマが被ってしまう・・仕方がないけど。しかも同じ二文字タイトルっていうのが、余計に『変身』を彷彿。とりあえず二番目以降に同じテーマのものを読むと、あーまたこれか、とついつい思ってしまうのが悲しいところですよね・・。そして感想とかも、作品を比較してでのコメントとなってしまうのも、自分の不甲斐無さを感じてしまう。でも気にしない。笑)こちらは脳移植じゃなくて、心臓移植。心臓でも人格が変わってしまうもんなのかは知りませんが・・人間の神秘っていうこと!?そんでもって、こっちはちょっと青春や恋愛の要素が多い。というかちょっとSFっぽさがあるような気がしました。導入は似ていても、途中からの展開はぜんぜん違うんで、こちらはこちらとして十分楽しんで読みましたがね。

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    投稿日: 2008.03.18
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    心臓移植を受けた大学生の主人公。 移植前とは趣味,嗜好が異なり,夢に決まった女性が現れる。 ドナーの記憶が心臓に残っているのか…。 それを調べ始めるとともに近代医学の闇が明らかになってくる。 ミステリー的要素は薄く,予想・期待通りに物語は展開する。 しかし,やはり著者のリーダビリティは高く,引き込まれる。 脳死,臓器移植の問題をドナー,レシピエント双方の側から描き, 青春恋愛的エンターテイメントなども盛り込まれ, 重いテーマをうまくまとめている。

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    投稿日: 2008.01.08
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    結構、さくさくと読み進められるミステリーです。 心臓移植から始まる話は「心はどこに存在するか」を考えさせられ、ドナーとの関係、苦悩も描かれて。 人の心、生きた人の記憶はどこに存在するのか? 死んだ人により生かされた自分はどう生きればいいのか? 生と死がそこにはありました。

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    投稿日: 2007.07.31
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     拡張型心筋症を患った大学生・和泉にはもう、心臓移植をするしか生き延びる道はなかった。だが、母親が売れっ子の小説家で経済的にも恵まれ、そして幸運なことにドナーの見つかった彼は、国内で18例目の心臓移植を受けることができたのだ。それによって信じられないくらい病状が回復した和泉。しかしながら移植後、彼は自分の変化を不思議に思う。今まで特に好きでもなかった肉が食べたくなり、コーヒーは甘いものがよくなった。そして、全く興味のなかったはずのクラシックの作曲家や曲名をピタリと言い当てることができ、そして絵がうまくなった。これは一体どういうことなのか。まさか、心臓の元の持主の特性や記憶?そんなはずはないと思いつつも気になった和泉は、タブーだとされているドナー探しを始める。  記憶が蓄積されるのは脳であるというのは誰もが知っている事実。だからこそ、和泉の奇妙な体験は一体どういうことなのか、気になって次々ページをめくっていた。最終的に和泉はある黒幕と対面することになり、ある”契約”をむすぶことになる。いつもなら、こういうのは納得できない結末だと思うのだけど、今回のは黒幕の”必要悪”主張に、どこか頷いてしまった自分がいた。   人の死を前提とした医療は、諸手を挙げて歓迎されるべきものじゃない。   しかし実際には、臓器移植を受けなければ   生き続けることのできない大勢いる 読み終わった後も、いろんなことを考えさせられた。

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    投稿日: 2007.04.26
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    【2005.03.10.Thu】 大学生の和泉は心臓の移植手術を受ける。そしてその後の自分の趣味、嗜好が変わってきたことに戸惑う。心臓移植によってドナーの記憶までも移ることがあるのだろうか。そんな謎を抱えながら、和泉は心臓移植という近代科学の闇に触れてゆくことになる。脳死と言う極めて難しい問題、判断。またレシピエントとなる者の価値。触れなければならない、しかしずっと目を背けてきた事実にあえてスポットを当てている。ドナーとレシピエントの命の重さを感じずにはいられない。また医療技術の向上がもたらしたものは、科学などでは片付けることの出来ない人間の深い葛藤であった。

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    投稿日: 2007.03.13
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    心臓移植したら、だんだんと嗜好がドナーのものに似てきちゃった!                   ん?『変身』とネタかぶり?!

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    投稿日: 2007.01.17
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    臓器移植の問題は 思想とか置かれた環境とか 良いとも悪いとも意見が はっきりと良い辛い 難しい問題だと思った

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    投稿日: 2006.11.20
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     期待はずれの一作でした。貫井徳郎という作家に対して期待しているものではなく、また逆に読者を裏切る秀作でもなく、中途半端、の一言に尽きます。臓器移植をめぐる人間模様を描くのが主題なら、真っ向からそれに挑むべきで、《ゴッド・コミッティー》などというミステリーの要素を組み込む必要はなかったはず。また、彼一流のトリッキーなミステリーとしては、本作はあまりにもぬるい。

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    投稿日: 2006.11.01
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    脳移植を受けた男の子が脳のドナーの記憶を夢に見る、真相をさぐると信じられない事実が浮かび上がる、どこかで読んだ事があるような内容。

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    投稿日: 2006.10.06
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    自分に移植された心臓は、ドナーの記憶を持っているのか? 移植手術を受けた大学生の和泉がタブーであるドナーの家族との接触を図った時、恐るべき近代医学の闇に直面する。※思っていたより淡々としていた。ちょっと盛り上がりに欠ける感じがする。

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    投稿日: 2006.04.18
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    前半が冗長。会話が説明的で長すぎる。登場人物も少し整理した方が良い。半分の分量にすればもっと締まった話になる。テーマは一見重そうだが、実は単純。

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    投稿日: 2006.01.09
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    彼は心臓移植を受けた。好み、嗜好が 全く変わり、知るはずの無いショパンの曲に心奪われ、絵の才能に目覚める。誰かに殺される夢を見る。ドナーへの謎が深まる。

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    投稿日: 2005.12.20
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    心臓移植された主人公がその心臓の前の持ち主の記憶や感情まで断片的に移植されてしまうというお話。 不思議な話路線でいけば面白くなったかもしれませんが、医学の闇などに焦点を当ててしまったため深みを持たせることが出来ず小さくまとまってしまった感じがします。 つまらないわけではないが面白くも無い凡作ですね。

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    投稿日: 2005.05.18
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    心臓移植をした主人公が、移植後に不思議な体験をして、それをきっかけにドナーを探すことになる。脳死や移植は難しい問題を孕んでいるけれど、そういう現実的な問題ではなくて、ちょっと非科学的だなぁと思うような内容。ミステリというかどうかは微妙だけれど、中盤以降の展開はテンポがよく読みやすかった。

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    投稿日: 2004.12.26
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    心臓移植を受けた時から、主人公の方は……なのなの。 ありえる?ありうるかのう?んー、あるでしょう。ちう感じ。 ちょいと厚いけれども、さっくり読めてしまう一品でございました。

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    投稿日: 2004.11.02
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    心臓移植を受けた主人公は、今までは全く違った趣味嗜好を持つ自分に戸惑う。そして、会ったこともない女性に惹かれる という現実。これらを解明する ために、ドナーに会うという タブーを犯すのだが・・。 展開のテンポのよさが、作品を 読みやすくしている。また、取り扱っているテーマそのものが 興味深い。ドナーが誰なんだと いう二転三転する展開の後に、 「そういうことか」と納得して しまう。もちろん、うちが その方面の知識に疎いから・・ というのもあるだろうが(^^;

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    投稿日: 2004.10.04
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    心臓移植された大学生の和泉。彼は移植後妙な感覚に囚われる。全く興味の無かったショパンのメロディーラインが浮かんだり、絵が描ける様になったり、甘いものが好きになったり……そして恵梨子の夢を見る。ドナーの記憶が移ったとのではという考えを日増しに募らせる和泉。移植された心臓は20歳の女性だという情報しか与えられない彼は自らでドナーを探すべく行動を開始した。 誰の心臓であるか、というのは割りと早い段階で読めるので、その点の驚きは無いです。 誰のものであるかが判っているだけにそこに辿り着くまでが少々長いと思ったり。なんで判らないんだよッという感じで(笑) 丁寧に掘り下げてるのでこれはこれで良いとは思うのですが、テンポの鈍さは感じます。 鈍いのだが、物語が意外な方向へ転がって納まったのはやられたという感じ(笑) ただ、意外な方向へ流れるのがかなり終盤なので解決までが早い。ドンデン返しという置き方なので仕方ないのかもしれないが、前半部分の進み具合と比較すると余りにも早すぎる感が……。 個人的に如月は好み。こういうキャラは相変わらず好きだなぁとしみじみ思ったり。 でもって、看護師の芳野さんはどうなったんだ、と突っ込みいれたのはお約束という事で(笑)

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    投稿日: 2004.06.30