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本日は大安なり
本日は大安なり
辻村深月/KADOKAWA
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総合評価

516件)
4.0
142
226
102
14
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    あるウェディングホテルの1日。あらすじが家庭板のようだから、これはメシウマ展開きたかと期待した。全然そんなことはなく普通にハッピーエンドだった。まあ 商業誌なんだし、それもそうかw幸せになるための結婚なのだからその方が良い。双子の姉妹が花嫁役を入れ替わるっていかにも小説的だ。そこに説得力を持たせら れるかどうかは作家の力量なのだなと思う。

    0
    投稿日: 2014.09.19
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    おめでたい日になんてこと!ややこしいうえにちょっと歪んでるときた。式当日に人生最大の賭けに出ようとも終わり良ければ全て良し! 視点が切り替わりながら4つの話が同時進行して最後にリンク。 それにしても映一さんがカッコイイ。

    0
    投稿日: 2014.09.16
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    一番始めの、カップルの名前が書かれた時間割表とホテルの見取り図で殺人事件を連想し、最後まで誰か死ぬかも、誰が死ぬんだ!?とハラハラドキドキしながら一気に読めました。 1組目はそっくりでめんどくさい美人双子。伏線がちょこちょこと張られており何となく違和感を覚えますが、最初の違和感では全然違う事を(新婦の姉と新郎が誰にも言えない関係なのでは!?と)想像して、すっかり騙されました。違うのですよ。双子ちゃんのめんどくさ〜いイベントに付き合ってあげる新郎、めっちゃタイプです。 2組目は若くないギャルと年の離れたカップル。そしてその担当のプランナー山井。新婦にはずっと嫌な感情を抱きましたが、最後の最後、この子色々あかんたれやったけど根はええ子やんか〜と救われました。そして、やたら山井さんの過去がクローズアップされると思ったら!!そう来る!?そこと繫がる!?真底山井さんをカッコいい女性だと思いました。 3組目は薬剤師のりえと薬局勤めの年下の東。りえの甥っこの真空くんに私の思考は振り回されましたが、回り回って、めっちゃ良かったです。真空君も良かったし、真空くんの話を真剣に聞いてあげた東のお友達2人も良かったです。 4組目は自尊心が高く楽観的思考を持つ新郎りくおとそのお相手。途中でえ!?そうだったの!?となりました。騙されました。りくおは本当にアホでダメダメで、とんでもない奴でしたが、最後に軌道修正出来てよかったと思いました。弱いけど、本当に大事な物に気付いて良かったです。 あるホテルの一日の出来事で、同じ時間・空間を共有しているからこそ、それぞれに少しずつ関係してきていて、あるいはがっつり突っ込んで来たりしていて面白かったです。内容は違うけど、有川浩さんの阪急電車のような、「ある日常を切り取って、それぞれ別々の人達の物語が少しずつ繫がっている」というのに似ている。 色々騙されている事にちょこちょこ気付かせてもらえるのが何回もあるので、「そうだったのか!」と何回も楽しめて最後まで飽きる事なく読めますよ。どの話もどこか絶望感が脳裏をかすめていくんですが、最後は救われて、心が軽くなります。面白かったです。

    1
    投稿日: 2014.09.16
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    『太陽の座る場所』のときは、うーむ、な感じだったけど、これは面白かった。 しかし、婚約者を寝取られるひとって、わりと多いのかな、現実でも。

    0
    投稿日: 2014.09.15
  • 華やかな会場に潜むそれぞれの人たちが抱える闇。

    ある結婚式場の、ある大安の一日に催される4つの結婚式・披露宴のお話です。4つの結婚式の新郎、新婦、出席者、プランナー等、それぞれの立場の人物たちの一人称の視点を変更しながら時系列通り話は進みます。 中盤くらいから次々とそれぞれの人物たちの抱えている問題が唐突に明らかになっていき、断然面白くなってきます。問題が明らかになるたびに「うぁ...、これは...」と嘆息し、この先の展開はどうなるんだろうと強く興味をひかれました。 最後は私が期待していた展開とは違っていたのでちょっと残念でしたが、ハレの日の舞台の話なのでこれはこれで良かったです。 ただ、登場人物のひとりとして出てくる最低男の去就については不満です。この男の相手の女性が悲惨でちょっと可哀そうすぎるので、ちょっとはフォローを入れてあげて欲しかったです。 でもこういう身勝手な思考を持った人物は現実にも一定数はいそうで怖いですね。

    5
    投稿日: 2014.09.06
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    多くの人が、人生の至福の瞬間を迎えていると思われているところに、人それぞれの事情があって、それがまたサスペンスタッチで描かれているので、ナニコレ!って思わされました。 多くの登場人物による群像劇は、アレ?今、誰の視点なんだっけ…という伏線もあって、楽しめました。 六輝って、一つ一つの意味が結構いけてるって、勉強になりました。元気になります(笑) 「大安」は大いに安し・何事においても吉・成功しないことはない日、らしいですよ!

    0
    投稿日: 2014.09.01
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    結婚式のテンションてえげつない。 みんな喜ばなきゃっていう雰囲気がすごい。 作者の代表作になるような暖かい作風の本ではなく、度の話しも予測の範疇だが、1日に何件も式を挙げる式場ってまさにこんな感じだと、昔のバイトを思い出した。

    0
    投稿日: 2014.08.31
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    大安・・・「歴注の六輝の一つ。吉日で万事によしという日。今日では、多く結婚式などに良い日とされる」 大安吉日の日の人気結婚式場の1日を描く。4組のカップルは無事結婚式を行うことができるのか!?後味すっきり♪結婚式小説です。

    0
    投稿日: 2014.08.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読んでる最中は双子の姉妹に始終イライラさせられましたが読み終わってみるとまるっと収まって「良かったな」と思える本でした。大団円のハッピーエンド。 ただ多香子の恋敵が怜奈でしたっていう設定は必要だったのでしょうか。あれがあったがばっかりに折角怜奈を「根は良い子」に持って行こうとしても読者はちょっと引っかかってしまう。少し残念だったなーと思いました。あと結局鈴木を殴った男は誰だったの?出てきた??

    0
    投稿日: 2014.08.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    老舗結婚式場(ホテル)の大安の一日。ウェディングプランナーや新郎新婦が入れ替わり立ち代わり登場し話が進んでいく。 私は双子ではないけれど相当面倒な人間だと思うので、映一さんのような人が現れてくれたらいいなと思った。鈴木陸雄は正直許せない。こんな人は自分の相手にも友達の相手にも絶対いや!!山井さんと玲奈の接点がちょっと浮いていた感じがした。

    0
    投稿日: 2014.08.20
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    おもしろかったーー!! ドラマをちらちら見ていたので、思い出しながら。 あーそれにしても、本当に本当に純粋に読み進めるのが楽しかった!おもしろかった! 山井さんと玲奈のエピソードはどれも、いちばん思うところがあって好き。 岬くんとのお式も知りたかったな〜〜! 鈴木陸雄はわたしも一発ぶん殴りたくなり、 双子は双子も新郎も心底面倒な人だと思い、 りえちゃんと東さんが幸せになって欲しいって真空とおんなじこと思って、 どのエピソードもとても良かった。面白かった!

    1
    投稿日: 2014.08.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    同日に行われた4つの結婚式。 入れ替わった双子、色々と文句の多い女、既婚なのに結婚式をあげることになり中止にしようと奔走する男、叔母の結婚を止めたくてでもどうしようも出来ない少年。 そして、ウエディングプランナー。 それぞれの視点から物語が語られ重なり合い、一つの結末へとつながっていく。 結婚式っていいなぁ、と思えた作品。

    0
    投稿日: 2014.08.09
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    なんといっても、装丁がかわいい!最近読んだなかでいちばんすきなデザインです。 ラスト3分の1がおもしろかった。ラストのスピード感が心地よかった。 「結婚式=幸せ」ってイメージがよりわたしの中で多彩になった気がする。式を挙げる人、参列する人、支える人。いろんな人の視点から、癖のある式が挙げられていきます。 途中はよくわからなかくて、読み進めるのに時間がかかったけど、さすがは辻村深月です。ささやかな幸せな後読感。 自分の結婚が決まったら、相手に読ませたいな♪

    1
    投稿日: 2014.08.08
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    同じ日に同じ式場で結婚式を挙げる4組のオムニバスストーリー。 題材がおめでたいだけあって、読後は幸せな気持ちになりましたが、やはり鈴木陸雄が許せない…。 一番好きなのは双子の話かな(でもあまりにもお互いに対する気持ちが歪曲していてあまり話に入り込めなかった)。映一さんいい男!! プランナーの山井さんのポリシーだとか、仕事に対する姿勢だとかはとても尊敬できるし、自分もそうなりたい!と思いました。できれば岬との話ももっと読みたかった。 しかし、自分勝手すぎる花嫁、もっさりという言葉で片付けられない常識のない新郎には???となりました。あとやっぱり鈴木陸雄は許せない(笑) あっさり読めたし、素敵な題材であたたかな気持ちになりましたが、あまりこのお話とは相性がよく無かったようです。辻村さんの他の作品も読んでみようと思います。

    0
    投稿日: 2014.08.07
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    双子ってなんか憧れだったりする。なんでだろう。独特の世界があるような感じがするからかな? 今回出てくる双子はみんなが間違えるほどにそっくり、その上美人。と個人的にかなりのトキメキぽいんと。 でもなぜ彼女たちはお互いに相手のことをそこまで、なくてはならない存在のように思うようになったのだろう。2人の関係性が分かるような、分からないような、でした。

    0
    投稿日: 2014.08.01
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    初めは、複数の話が入り乱れているようで、読んでいて混乱した。ひとつの会場を舞台に、まるで連作の短編のようで面白かったと思う。

    0
    投稿日: 2014.07.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    単純に楽しかった(*^^*) 同じ日に結婚式をあげる4組のカップルor カップル周辺のお話。 双子姉妹よかった。 うちに双子がいるから余計。 真空くん 素直&健気でかわいかった。 陸雄氏は人としてあり得ない。 何が起きても因果応報です。 山井さん 岬さんとのご結婚おめでとうございます♡ おととしドラマになってたいたらしい。 見たかったな〜

    0
    投稿日: 2014.07.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    同じ日にこれだけいろいろ問題を抱えた結婚式が重なるか? と感じてしまい、物語に集中できませんでした。 個々の物語は面白かったので、別々の日に起った連作短篇という構成だったら違った印象になった気がします。

    0
    投稿日: 2014.07.24
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    辻村さん好きだけど、御都合主義感が否めなかった。貴和子に対する好感は確かに持てたけど、結局そこ許して一緒になる意味の深さを、今の私には理解出来ない。

    0
    投稿日: 2014.07.22
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    ドラマ化されたお話らしい。 辻村さんらしく、予想を裏切られる展開と魅力的なキャラクターがひかる作品だった。 舞台は結婚式会場。 プランナーと、そこで行われる4組のカップル達のお話を様々な視点から描いている。 ちゃんとほっこり心に残るものを残してくれて、涙もちょこっと出そうになったりして、満足行く本でした。 買ってよかった! 個人的にはちっちゃい真空(まそら)くんのお姉ちゃんを思う一生懸命さと、きみかとまりかの一大イベントでやっちゃう賭けに乗ってくれたえーいちが好き。孤塚くんもでてくるし、ね。あ、山井さんも!かっこいい憧れの女性だなぁ。火事に気付いたえーいちがまりかに扮したきみかを助けに行くとこがすき。東さんが真っ先に逃げるように促したのがすき。 やっぱりいざという時に助けてくれるひと、動ける人ってすてき。

    0
    投稿日: 2014.07.20
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    彼女の本は、ちょっと苦手意識が続いていたけれど、これはなかなか良かった。一人一人が丁寧に描かれている。双子の心の細やかな動き、何とも言い難い結びつきの書き方に感心。普通じゃない感じをうまーく出していた。綺麗過ぎなくていい。 予定調和じゃない感じのまとめ方が良かった。読み応えありでした。

    0
    投稿日: 2014.07.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    辻村深月の作品で、結婚をテーマにしたミステリーチックなエンターテイメント小説。 正直よくも結婚式という限られたテーマで様々な人とミステリー的なものを描けるなと感心した。 出てくるのは4組のカップルだか、皆、別々の問題を抱えている状態で結婚式に臨み、何だかんだハッピーエンドになる話。 スッキリ読める小説。 それにしてもやはり心理描写を描くのは辻村さんはすごくうまいと感じた。 正直ストーリー自体はウ~ンと思うときがあったが

    0
    投稿日: 2014.07.19
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    感想はブログでどうぞ http://takotakora.at.webry.info/201407/article_6.html

    0
    投稿日: 2014.07.18
  • 先が気になって一気読みです

    ドラマ化されていることに気づかず読みました。。 晴れの日を掻き回そうとする人々にイライラ、ハラハラしながら読みましたが、「え!そうだったの!?」な展開になんとも幸せな気持ちになりました。 ちょっと謎解きっぽいストーリーも手伝って、一気に読みきってしまいました。 最後に載っている後日談も、ほっこりしていて良かったです。 辻村さんの作品はあまり読んだことがないのですが、この本を機に他の作品も読み始めたくなりました。

    5
    投稿日: 2014.07.18
  • 山井さんみたいなプランナーに担当してもらえたら幸せでしょうねぇ。

    結婚式場の大安吉日の1日、4組のカップル・親族・プランナーたちを描いたこの1冊。後半からの怒濤の展開に止まらなくなりました。 山井さんみたいなプランナーに担当してもらえたら幸せだろーなぁ、なんてつい思いました。 辻村作品らしく、懐かしのあの人も登場で、ついニヤリとしてしまします。

    4
    投稿日: 2014.07.11
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    2014.07.10(木) 友人の結婚式ラッシュでご祝儀ビンボー。。 そんな中で読んだこの本でした。 淡々としていながらも、すらすら読めて、どこか考えさせられる。辻村さんらしい。 友人ばっかりにお金をばらまいてないで、そろそろじぶんも結婚したいなぁ〜…苦笑 まぁ相手にその気があるのかないのか、あるのか、ないのか、あるのか、ないのか、知らないけど。。

    0
    投稿日: 2014.07.10
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    ありえないと思いながら、でも、一人一人に感情移入出来る。 それぞれの家族が生き生きしていて楽しかった。

    0
    投稿日: 2014.07.05
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    辻村深月いいわー。4組の結婚式の話で、とある新郎の話、新婦の話、親戚の話、ウェディングプランナーの話。私的にタイムリーなお話w 映一さん、あんた最高だよ。かっこいいよ。 みんな事情あって、当人は大変そうだけど、とは言えぶっちゃけ他人事だから凄く面白く読めました(ツメタ 辻村深月いいわー。

    0
    投稿日: 2014.07.04
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    結婚式を舞台にした一日に起こる出来事。 登場人物のそれぞれの視点から描かれている。 途中まではスピード感を感じられず、ちょっとだらっと読んでしまうけど、後半から怒涛の繋がる感じがさすが辻村さんって感じ。

    0
    投稿日: 2014.07.02
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    読んで気づいた。TVドラマちらっと見たな。 それぞれの新郎新婦+主人公のエピソードがどれもこれもがミステリ仕立てで引き込まれる。どれもがハッピーエンドであとあじもスッキリ。

    0
    投稿日: 2014.06.23
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    映一さんと真空くんがすきです。あと山井さん。辻村さんには珍しく、全面的にハッピーエンドで、明るくてよかったです(´ω`*

    0
    投稿日: 2014.06.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読み始めはそれぞれの立ち位置が解りづらくて、入り込めなかったんだけど、 からくりが解ってからは、展開が気になって、あっという間に読み終えた。 そして再読。2回目の方が、最初から解って読む方が断然面白い! 久々の本屋で立ち読み→購入。 普段は図書館→気に入れば購入。

    3
    投稿日: 2014.06.15
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    展開スピードが早くてサクサク読める。最終的ににっちもさっちも行かなくなる人間って滑稽だなと思える一冊。

    0
    投稿日: 2014.06.15
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    結婚式場。そこはある意味、異空間。一回の挙式に最低300万はかかる式場アールマティ。式場スタッフは誰よりもプロであり、そこで式をあげるお客様は至福の時を…とは限らないのが「式」のマジック。 「価値観っていうのは、植えつけるものだ」チーフはぴしゃりというものの、そこは人の子。300万のお買い物に価値観を植えつけるのは…。でも、山井は山井なりにお客様に添い続けた。訳ありの彼女だったけれど。 ややこしい双子・加賀山家をはじめ、一癖も二癖もあるお客様たち。晴れの舞台の裏に隠されたそれぞれの事情。月並みな言葉だけど、ひきこもごも。結婚式当日に確かめる愛の定規。も、あるのかもしれないな。と。

    0
    投稿日: 2014.06.11
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    老舗ホテル・アルマーティ 大安吉日に行われる4組の結婚披露宴の様子が描かれている。 まさかと思うような事件や双子のお互いへの意識、寂しさ、クレーマーだった新婦、偽装結婚。 読んでてはらはらドキドキしました。 私はクレーマーの大崎玲奈が最後の最後までいい仕事してくれてて、好きになりました。 ハッピーエンドで感動できる素敵な本に出会えました。

    0
    投稿日: 2014.06.11
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    単純思考なわたしはこの1冊の中で何回だまされたことか。 そのだまされた感が絶妙にすてき。 でもちょっとくやしい。 「勘弁してよ」

    3
    投稿日: 2014.06.09
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    また辻村さんにしてやられた!! いつものように、前半は何が何だかわからないまま、心がぐちゃぐちゃにかき乱され放題。 そして後半にさしかかり、前半の謎が全て解き明かされ、どんどん辻村ワールドに引き込まれ。 最後には興奮と感動で泣きそうになる、、、 この読み応え、クセになっちゃいます!! 今回の舞台は老舗ホテルの結婚式場。 大安という、どんなことでもうまくいくとされる縁起のいい日に、結婚式を挙げる4組のカップルとそれに関わる参列者や従業員、プランナーの式当日を描いています。 そこには、女のワガママ、辛い過去、隠し事、嘘、ガマンや、愛、色んな感情が渦巻いてます。 今回もそんな人のぐちゃぐちゃした心を、最後にずばーっと鮮やかなお手並みで綺麗に解決してくれます。 辻村さんの物語を読んでいつも感じるのは、人が人を思う心を描くのが上手だな、ということ。 ただ、綺麗に言葉にするのではなくて、ドロドロして言葉に出来ない気持ちを、そのままの鮮度を保ったまま描いているということ。 きっと辻村さん自身が感受性が豊かで、人が感じてることを、一緒に感じることができ、人のことを思いやることができる方なんだろうなと、いつも好感がもてます。 まだまだいろいろよみたいな〜♡

    0
    投稿日: 2014.06.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    老舗高級結婚式場で行われる4組の結婚式、披露宴が舞台。 プランナー多香子の話と美人姉妹の話が好き。 時間軸ごとに登場人物視点で書かれているので、最初はすごく読みにくくて、読み進めていくのが大変だった。 なかなか読み進められないのがのが苦手かも。 でも、クレーマーの新婦と多香子の最後の所とか、双子の結婚式の映一の実は分かってましたよな反応とか面白かった。 一番最後模擬披露宴に来ている鈴木さん。あぁ丸く収まったんだ。でも現実ならないよなぁきっと(笑)と思いながら本を閉じました。

    0
    投稿日: 2014.06.04
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    読み終えたくなくて、ゆっくり読んでいたんですが。とうとう読み終えてしまいました。 辻村さんの作品のために、出来ればカテゴリの中に群像劇という項目を入れたいのですが、群像劇にぴったりとくる英訳がなくて、いつも何となくの振り分けちゃっています。 が、今回は、群像劇の英訳としてよく使われるGrand Hotel themeがぴったりかも。 ハラハラしつつも、大安なりなラストにきれいにまとまっていくのだけど、あまりに平和な終わりに物足りなくなるかというと、そうでもなく、みんな偉いなぁ、ってほのぼの出来ました。 とんでもないやつもいたりするんだけど、それでもなんとか、ちゃんと収まって、誰も大きな傷を負わないでほしいと思えるのは、きっとそうあるように描かれたからなんでしょう。 よいお話でした。

    0
    投稿日: 2014.06.03
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    登場人物がわりと多いので最初の方は少し複雑に感じましたが、中盤以降はどんどん面白くなっていってあっという間に読んでしまいました。結婚式を既に行った人にも、これからの人にもおすすめ。

    0
    投稿日: 2014.06.01
  • 目のつけどころが◎

    大安吉日、結婚式当日の人気結婚式場でのおはなし。 プランナー、双子姉妹、プランナーを困らせるクレーマー、新婦に重大な事実を伝えられずに披露宴当日を迎えた新郎・・・皆複雑な事情を抱えていて、それぞれが同時進行で進んでいきます。よくもまぁ、面倒臭い人を集めたなぁと感心するほど、一癖も二癖もある人達です(笑) ウェディングプランナーという仕事をものすごく丁寧に取材されているなぁと感心させられましたし、様々な出来事の伏線の張り方が相変わらず上手いし、とても楽しく読むことができました。お薦めです!! 過去の辻村作品とも微妙にリンクしているので、他の作品を思いだしながら楽しめます。そろそろ辻村作品のリンクのまとめがないとフォローしきれなくなってきた・・・

    6
    投稿日: 2014.05.22
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    今流行り(?)の辻村さん初読。 ホテルの結婚式場が舞台。親戚に「結婚しないの?」と聞かれ始めたナイーブな年頃の私には興味津々の舞台。 表紙のイラストもいいけど、中の感じもかわいくデザインされている。女子はたぶんこういうの好き。 登場人物は割りと多い。 なぜならこの大安の日、ホテル・アールマティでは4組の結婚式が行われるからだ。会場は4つあるものの、チャペルはひとつ。当然時間はずらしてある。 それぞれの結婚式は、それぞれに問題を抱えている。まず行われる結婚式に出席する双子の妹、妃美佳。彼女は双子の姉に捻くれた(当然、兄弟姉妹ならみんな捻くれているものですよね、もちろん私も)感情を抱いている。そして捻くれすぎていろいろ大変なことになっている。 そして次に行われる結婚式のプランナー。彼女は花嫁との反りが会わず、今回が今までで一番の難局とも思っていた。花嫁の性格だけではない、「難局」。これは…確かに難局です。 3つ目の結婚式でも事件が。これから結婚式にのぞむ花嫁の、カチューシャがない!花嫁の甥、真空はそれを見ていた。りえちゃんの結婚に真空の母(りえちゃんの姉)と祖母は反対している。本当にりえちゃんは結婚していいのかな? 最後の結婚式は夜に行われる。バンドをしていた鈴木。女遊びばかりしていた彼はついに運命の女に出会う。 そして…、その後どうなるか、鈴木の怪しい動きと他の3つの結婚式の問題が重なり合って、ぐるぐるして、そして、彼らはどうなるのか?「結婚式ではなにが起こるかわからない」「大安の式にだって問題が起こる時は起こる」…ウェディングプランナー山井さんのすばらしい名言がなんだか預言めいてて怖い。ただ、登場人物とそれぞれの問題が飲み込めたら、転げる石のように物語が動き出していく。それは読みながら、ゆっくりメリーゴラウンドが加速していくようで、つまり、…快感でございます。 大きな風呂敷をばばっと開いて、ある切っ掛けで上手く「大安かくあるべし」となっていく。少し、伊坂幸太郎っぽいかも。途中に出てくる不良っぽい(真空談)男子の登場についてもそう。ただ女子の心情については伊坂さんとは違って、生々しさがすごい。とても面白かった。 うん、話をぐいぐい引っ張っていく力が良かった。きっと丸く収まるよね?でもどうやって?という引き伸ばしだけど、まったく無駄がなくて、読後感も良い。意外性のあるラストも良かった! 結婚を考える女子にはきっと面白く、結婚を終えた女子にも面白い。きっと、男子だって面白いんじゃないかな。あとは女子の内面をのぞく教科書としていいかもしれん。ドラマになったというので、ちょっと見てみたいです。

    0
    投稿日: 2014.05.20
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    辻村さんにしては、わかりやすく、とっつきやすい感じw 初期作品を全く読んでいないわけではありますが。 というか、辻村さんっぽくない感じ?w いや、面白かったです。

    0
    投稿日: 2014.05.15
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    グランドホテル方式で、四組の結婚式とウェディングプランナーの人間ドラマが展開されていくお話。 四組が四組とも個性あるカップルで、それぞれに主役ポジションの人物と結婚式に求めているものが違っていて、飽きなかった。 双子の話と真空くんの話が個人的に好き。ダメ男の話は辻村作品には珍しいくらいのダメっぷりで新鮮だった。 角川なので辻村作品によくある作品間のリンクはないかなーと思っていたけれど、狐塚と恭司が出てきてがっつり物語に絡んできた。二人とも相変わらずで良かった。 一度作ったキャラクターをいつまでも大事に使ってくれるのも辻村作品が出たら読んでみたくなる理由なのかもしれない。

    0
    投稿日: 2014.05.09
  • その結婚式に問題あり

    結婚式を舞台にその日集まったちょっと問題のある人々、 それぞれのドラマが同時進行していく、 展開が面白くどうなるかその先が気になり一気読み。 大安吉日すべて成功しない事はないのですね。

    0
    投稿日: 2014.05.07
  • 結婚には色々なストーリーがありますね。

    結婚式のアレコレ。 と、ちょっとしたミステリー。 でも結局、たいした盛り上がりもなしに収まるところに収まってしまったので、 え?ここまで読んできたのにこういう終わり方? と思ってしまいました。 これから結婚される方にはおもしろく感じる人もいるでしょうが、私には物足りなかったです。 ホテルの厨房で小火って、ちょっとありえないな、とも思いました。

    0
    投稿日: 2014.05.06
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    久しぶりの辻村作品。ちょっとした意地悪心とかやきもちだったりとか、わがままだったり。「あー、(なんとなく)わかる」という絶妙なラインで描かれた感情の数々はさすがだと思います。 人生は山あり谷あり、波乱万丈、飽きのこないドラマのように色々なことが起こるけど、それでも必ず幸せな方向に回っていく。4組の結婚式を舞台にした11月の大安の日はそう思わせてくれるのに十分でした。 こんなに気持ちの良いハッピーエンドの小説を読んだのは久しぶりかもしれません。

    1
    投稿日: 2014.04.27
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    結婚式場「ホテル・アールマティ」を舞台に4組の結婚式、披露宴を描いた長編作品。 お互いに鬱屈した思いを持った美人双子姉妹が仕掛けるたくらみ。 かつて自身の夫になるところだった男性を奪ったクレーマー新婦に振り回されるウェディングプランナー 憧れの叔母の結婚に納得できない思いの小学生 人に言えない理由で、自信の結婚式を阻止しようとする新郎 4つの物語が1つの舞台で同時進行し、ストンときれいにまとめます。 辻村深月さんの作品にありがちな鬱々とした思いは控えめなので、終盤の開放感もマイルドになっています。「ツナグ」などと同じような、比較的読んでいて辛くなりにくい、人に薦めやすい作品です。 個人的に気に入ったのは物語ではなくて、「奥付」 平成23年2月25日(大安) 初版発行 平成23年3月20日(大安) 再版発行 こんなところまで、きちんと「大安」なのはホンマにいいなぁと感じた一冊でした。

    0
    投稿日: 2014.04.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    とある結婚式場で、結婚式を迎える花嫁・婚約者の浮気相手を担当したウェディングプランナー・いとこの式に参列する小学生・わけありの新郎…の4人が主人公の、結婚式にまつわる4つのお話.それぞれのお話が少しずつ重なっていって、みんなまとめて幸せになっちゃう辻村さんらしい楽しめる作品だった. 一番好きな話は双子の「姉」に、新郎が自分と姉を見分けられるかを探るために、花嫁入れ替わりをお願いした双子の「妹」妃美佳の話.双子なのに明確に「姉」「妹」と位置づけられたためか、双子特有の、相手と「同じ」であることに喜びを感じる半面、自分と相手を違うものとして位置づけたいというジレンマを、二人を交代で主人公にしながら描いていてとっても良かった.妃美佳は本当に良い旦那さんと巡り合えてよかったねえという気持ちになる.「ややこしい子が好き」って何て最高な理由なんだろうと思った.うらやましい.火事が起きたときに「姉」として座っていた妃美佳のところへ駆け寄って、新郎が手を差し伸べるシーンはとても良かった.少女漫画的. あと家族の評判が芳しくない年下の男と結婚するいとこを、はらはらしながら見守る小学生真空の話には「子どもたちは夜と遊ぶ」のあの二人が出てきて、お!と思った.その片方の恭司は、最後にオチが来るわけあり新郎の話の「ストッパー」として出てくるんだけど、この話には何だか伊坂っぽさを感じた.憎めない悪役に愛のある制裁が下る感じが. 最後に「大安の後日」としてそれぞれの後日談あり、読んでさらによかったねえうんうんと頷ける.準備やら人間関係やらでどんなに大変で、いろんな思いがあったとしても、結婚式はやっぱりしあわせでなくちゃね.と思えるお話でした.

    0
    投稿日: 2014.04.20
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    11月22日、大安。県下有数の高級結婚式場では、4組の結婚式が行われることになっていた。だが、プランナーの多香子は、クレーマー新婦の式がつつがなく進むか気が気でない。白須家の控え室からは大切なものがなくなり、朝から式場をうろつくあやしい男が1人。美人双子姉妹はそれぞれ、何やら企みを秘めているようでー。思惑を胸に、華燭の典に臨む彼らの未来は? 辻村深月の文庫が出ていたので、購入した。内容は偶然にも11月の大安の結婚式の話。自分も結婚式を控えているので、とても入り込めた。それぞれの新郎、新婦、それに周りを取り巻く人々、皆が色々な思いをもって、抱えて、たった1日のために準備する。これからの自分達と重なり、結婚式をゴールにせず、その先の人生を見据えて、その人生の準備の予行練習が結婚式の準備なんだろうなと感じた。 話の中で特に好きなのは、美人双子のエピソード。一枚上手の新郎に安心したが、互いに強く意識しすぎる双子が、初めてそれぞれ個々として立つきっかけになったんだろうなと思う。 ※NHKで平成24年1月から3月までドラマ化されたらしい。

    1
    投稿日: 2014.04.18
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    友人の結婚式の翌日に読んだので、なんだか胸に迫るものがあった。特に双子のエピソードはいい。今回はよく使われる名前のトリックもなくストレートな話で読ませてて良かったと思う。

    1
    投稿日: 2014.04.15
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    久々の辻村作品です。 悪くないなー,と思う作家さんですが,なかなか手が伸びない作家さんでもある(笑)今回は友人のおすすめということで。 出だしが敬語の一人称だったので, 「うわ。私の苦手タイプだー。辻村さん,いつの間にか路線変更したか?」と思ってしまった。 でも読み進めていくうちに視点が変わる物語だと理解。むしろ好みのタイプだった。 奇しくも知人の結婚式と小説読んでた時期が被ったので,結婚の裏側とか大変さとか考えながら読んでた。個人的に山井さんが一押し。やっぱ,特殊な職業の裏側を書いた小説は面白い。

    0
    投稿日: 2014.04.13
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    あぁやっぱり辻村さんの世界はいい。本を愛する人間を同じように大事にしてくれる彼女を、やっぱり私もいつまでも追いかけたいと思ってしまいます。映一くんの『勘弁してよ』が好き過ぎる!

    1
    投稿日: 2014.04.13
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    すごく久々に本を読みました。 はらはらしながら続きが気になるなんて久しぶりで! ややこしい双子姉妹の話は、ほんとうにどうなることやらと思っていましたが、素敵な結末で何よりでした。 クズ男はもうすこし痛めつけられるべきだったと思います。 たぶんものすごく色々アクシデントや揉め事があるのでしょうけれど、結婚式っていいですね。

    1
    投稿日: 2014.04.08
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    ドラマも見たことがあったけど、少しずつ違うところがあって小説も良かった! 結婚式という最高のエンターテインメントが行われる中、わがままな人やややこしい人や情けない人が出てくる。 それでもそんな人たちはやっぱり辻村深月によって一気に素敵な人に早変わり!? 人の真の優しさや想いを引き出すってことかな。

    0
    投稿日: 2014.04.05
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    僕はみんながハッピーになる物語が好きだ。予定調和だろうとなんだろうと。なのでこの本も好きだ! 辻村さんなのでミステリちっくな展開もくるかなぁなんて思ったけど、そうではなく。女性の屈折ぷりや格好良さの描写は感心。ダメ男はうーん。ちょっとダメすぎない?笑  あとなんでかはわからないけど、辻村さんの書く口語がすごく印象に残ることがある。『凍りのくじら』の「とりあえず、笑っとけ」とか。今回だと「そして多分、今日はおしまいの日じゃなくてはじまりの日のはずだ。」とか。キャラクターの輪郭がハッとするほど明らかになる一言というか。そういうのがある気がする。 敢えてケチをつけるなら、オチがつきすぎている感じは人を選ぶかなぁ。

    0
    投稿日: 2014.04.03
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    ハラハラドキドキで安定の面白さ! 一気に読み終わっちゃいました! 山井さんへのサプライズには うるっときました。

    0
    投稿日: 2014.03.31
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    有名老舗結婚式場の大安吉日の日の出来事を、グランドホテル形式で描く、ちょっとだけミステリアスなストーリー。 愛憎が混在する美人双子姉妹、正義感溢れる少年、重大な現実を抱える男、そしてプロフェッショナルなウェディングプランナー。それぞれの思いに起伏があり、読んでる側に複雑な気持ちを伝えてくる。でも、これが終章に効いてくる。おもわず巧いって唸ります。

    0
    投稿日: 2014.03.26
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    何を想像してたわけじゃないけど、こういう話だったのか、結婚にまつわる話だったのかと思った。 文庫になって表紙の絵が変わっているみたいだけど、ハードカバーの方は黒い服を着た女の人がいた。 文庫は白い服でウェディングドレスに見えなくもない。 てか、黒い服だし、まさか結婚の話だなんてね。 というのが最初の感想。

    0
    投稿日: 2014.03.26
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    4組のカップルが出てくる上に、 その4組がそれぞれややこしい問題をかかえているので最初は 「ん?これどのカップルだーー(;´д`)」 ってワケわかんなくなりました。 でも読み進めていくうちにどんどん目が離せなくなって3分の1あたりから一気に読み終えました。 おもしろかったー♪

    1
    投稿日: 2014.03.26
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    メインの登場人物がみんなどこか一生懸命が故に…な部分が面白かった。 次のページを早く読みたくなる本だった。女性は特に楽しく読めそう。

    0
    投稿日: 2014.03.20
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    ”本日は大安なり”辻村深月著 角川文庫(2014/01発売) (2011/02発売 角川書店の文庫版。解説:西荻弓絵(テレビドラマ版脚本担当) ・・・四組の結婚式を控えた老舗結婚式場。クレーマーな花嫁担当のプランナー、双子の片割れが結婚する姉妹、大好きな叔母さんの結婚に不安を覚える男の子、結婚式を中止にしたい男性など様々な視点から紡がれる物語。 ・・・安心して読めた一冊でした。最後には中心人物が皆、幸せになりました。 とはいえ、それなりの歳で未婚のわたしからすると結婚式と言うだけでホラーでミステリーでサスペンスですわな。(笑) ・・・以下、メモ。 ”子どもたちは夜と遊ぶ”の狐塚と恭司も登場。 (”狐塚”で”あー、どれかで見た!”と思い調べました。恭司だけならわからなかったですわ。(笑)) テレビドラマ版は式場に中止の脅迫状が届く、と少し内容が違う。

    0
    投稿日: 2014.03.19
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    面白かったー!結婚イコール幸せ、ゴールではないと改めて思う。そして恋愛はどこまでいっても自己評価。大事なのは他人の目じゃない

    0
    投稿日: 2014.03.19
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    辻村さんはさすがだな。数組のカップルとその家族、それを取り巻く登場人物の誰もが必要で重要。人間のまっすぐだからこそひねくれちゃった部分がよく出てる。双子の話がいちばんらしいかな。

    1
    投稿日: 2014.03.19
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    本日は大安。 結婚式場で催される4つの結婚式&披露宴。双子の姉妹、本当は既婚者の新郎、モンスターコンシューマー、親戚から反対された結婚。どれも波乱含みだど、さすが辻村さん全てハッピーエンド?に。 個人的には、双子の入れ替わった花嫁の話が良かった。

    0
    投稿日: 2014.03.18
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    4組の結婚式とウェディングプランナーたちの話。それぞれ並行して話が進んでいくけど最後は話が繋がります。 特に双子の話が印象的でした。姉妹間の劣等感や優越感、屈折した愛情の表現にどんどん引き込まれました。この辺りは女性でないと書けないところかもしれません。 山井さんのプロ根性は素晴らしかった。見習いたいものです。

    0
    投稿日: 2014.03.15
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    とある日の結婚式場の一日を描いたストーリー。ありえない、ってほどではない非日常のストーリーが展開されていて、読んでて楽しい作品だった。 ウェディングプランナーの仕事の魅力、大変さがよくわかった。

    0
    投稿日: 2014.03.15
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    4つの結婚式がそれぞれ話のテイストが違ってて面白かった!それぞれ全部の結末が気になりすぎて、一日で読んでしまった✩ 双子の姉妹の話が、少し狂気じみてていい意味で恐くて良かったなぁ。 1年前の自分の結婚式を思い出しました(ノ´∀`*) 2020.4再読 憧れの高級結婚式場で、同日に行われる4つの結婚式。それぞれが思惑を秘めたまま、華燭の典にのぞむ新郎新婦の未来は!? 不穏さ目白押しで、結末が気になって一気読み! (予想できたところも結構あったけど) 最後はいい感じに終わって良かった。

    3
    投稿日: 2014.03.14
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    くーっ、面白い。結婚式場の話というから、新郎が逃げたりとか、浮気がばれたとか、そんなゴタゴタかな?と先入観アリで読んだけど、もっと心温まる話だった。 4組の式がパズルのように綺麗に展開され、読みやすさと、飽きさせない構成が良かった。主人公にもうひとひねり欲しかったけど、読後もスッキリ。特に女性にオススメの本です。

    0
    投稿日: 2014.03.13
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    物語は、いわゆるグランドホテル方式で、ある大安の一日に同じ結婚式場に集まった4組のカップルと、ウェディングプランナーのスリリングに交錯する人間模様を描いたもの。

    0
    投稿日: 2014.03.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    まだ辻村美月を知らない頃に、ラジオで紹介しているのを聞いて、面白そうだなと思った作品。  冷たい校舎~とかの系統を先に読んで、こちらを読むのはずいぶん後回しになった。  どこか超常現象が入る作品群と違い、一般小説として面白かった。テレビドラマも見たかったかな。  途中で思わせぶりに出てくる青年たちは、多分他の作品の主役クラスなのだろうけど、読んでいないのか忘れているのか。 面白かったけどもう一度読むかは微妙だったのでブックオフに50円で売却。  

    0
    投稿日: 2014.03.10
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    おもしろくて、一気読み。 アールマティというホテルでの、4つの結婚式にまつわるお話。 ドラマ化もされていたとか。見たかったな。 結婚式ものだったので、読んでいるうちについ懐かしくなり、自分の結婚式の写真や、まだ取ってある式場のパンフレットなんかを探し出して眺めちゃいました。 確かに、あれは特別な空間だったなあ。 特に「結婚式やりたい!」という願望はなかったけど、今になってみればやっておいてよかったなと思う。 ウェディングプランナーというお仕事、私も自分の結婚式で初めて「認識」しました。 人の幸せのために動く仕事だから、楽しそうだなーとは思うのだけど、確かに、一筋縄じゃいかない新郎新婦もいるだろうな……。ヘタな失敗は許されないし。 辻村さんの作品らしく、「あれ、この人確か…」と他の作品に出ていた人も登場して、面白かったです。

    0
    投稿日: 2014.03.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    久しぶりに苦手な辻村深月に挑戦してみたがやはり、だめだった。ドラマ化もされていたので読みやすいかなと思ったが無理。辻村深月特有の黒さ的なものが全面に出てるなーくらいの印象しか残ってない。あと、ウェディングプランナーって大変だなと。結婚なんて一生、縁のないものだと思うのでこんな感じなのかと思いながら読了。

    0
    投稿日: 2014.03.09
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    女の人にしか書けないお話って感じがとても好き! 出版社の壁を超えて、懐かしい彼らを出してくれてありがとう!楽しかったー(*^^*)

    0
    投稿日: 2014.03.08
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    辻村さんにしては大どんでん返しがない、穏やかな展開の作品。でも、やっぱり他作品とのリンクはファンとしては嬉しいな。

    0
    投稿日: 2014.03.06
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    初めて読む作家さんでした。 結婚式場での、 •ややこしい双子姉妹 •どうしようもないダメ男 •叔母を守りたい甥っ子 •プランナー魂 (↑読了後、個人的に付けた項目名) と、4つ同時進行で時系列に話が進みます。 『大安の後日』でハッピーエンド! 先が気になって、どんどんページを進められるので、一気に読めます♪

    0
    投稿日: 2014.03.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ハードブックで一度読んで、文庫ででたら絶対買おうと思っていた1冊。 久しぶりに読んだけど、この「本日は大安なり」と言う題名が本当に相応しいお話だと思った。 1度だけじゃなく、読み終わった後にもう一度読んで味をかみしめたくなる。 特に双子の話が凄く好き。

    0
    投稿日: 2014.03.05
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    ウエディングプランナーの多香子さん。今日は苦労したお客様の結婚式。他の三組の結婚式と披露宴もあって、式場は大忙し。それぞれのカップルはそれぞれに訳アリで、さてさて皆様の宴はめでたく結ぶことになりますかどうかお楽しみってな感じですが、とんでもないハプニングもあってドキドキハラハラ面白かったです。皆様どうかお幸せに~♪

    0
    投稿日: 2014.03.03
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    大安吉日.4組の結婚式を舞台に,プランナー多香子の多忙な1日が始まる.次々と起こるトラブルと新郎新婦の大いなる企みにドキドキワクワクの連続でした.いつもの辻村作品とは一風変わった感じですが,期待を裏切られることはないと思う.ぜひ読んで5組の夫婦の物語を堪能してください♪

    0
    投稿日: 2014.03.02
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    結婚式にまつわる話だと聞いていたから、爽やか路線かな?っと思ったけど、そうでなかったのがさすがの辻村さんです(笑) けど、程よく仕掛けがあって重く暗くなりすぎずサラサラ読めました。後味もスッキリ。 登場人物によって、語り口調で話が進むトコとか新鮮で良かった。

    0
    投稿日: 2014.03.02
  • 結婚式という儀式に纏わる生々しい人間模様

    結婚式は人生の一大イベントであるが故に生々しさも出てくるもの. 結婚する当人同士,親,そして当人達と結びつきの強かった兄弟姉妹,仲の良かった親族・・・.コンプレックス,悪癖,あこがれ,嫉み,生々しい人間模様が明らかになっていきます.比較的平和に物語が進行していったのに,えぇと思うたたみ掛けが・・・. 彼女の作品は何作か読んできましたが,初めて5つ星をつけました. これまでの作品でも「扱いの面倒な人たち」が描かれてきましたが,本作品で出てくる人はひときわめんどくさい.そこがまた怖く,一方でいとおしい. 最後はなんとか治まるべきところに治まったのかな.  自分が結婚したときはどんなだったかなぁなどと考えながら,一気に読みました.嫌な感じはそれほど残らないと思うし,これから結婚しようと思う人も,すでに結婚した人もお勧めしておきたいです.

    1
    投稿日: 2014.03.02
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    いつもの辻村さんとは少し作風が違うように思いましたが、それでもやはり人物描写は素晴らしく、とても面白くて一気に読みました。 懐かしい名前にニヤリとしたり。そういう他の作品との繋がりも嬉しいですね。

    0
    投稿日: 2014.02.28
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    何やら企んでいる双子姉妹。 叔母の結婚に複雑な思いを抱える小学生男子。 クレーマー新婦に振り回されるプランナー。 何やら秘密を抱えたまま結婚式当日を迎えた新郎。 と4組のカップルのお話が時系列に沿って、順に語られます。私はやっぱり屈折した双子と、その新郎映一さんが好きですね~。 大好きな叔母の結婚に心を痛める真空君も可愛いし、 クレーマー新婦も鬱陶しいんだけど、最後まで読むとまた違った感情を得られるんです。 なにせ「大安」ですし、この物語はハッピーエンドです。でも、でも、陸雄だけはハッピーエンドになるのが許せない!!辻村さん優しすぎる~。 読んでてこいつにだけはムカムカしっぱなしでした。

    3
    投稿日: 2014.02.28
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    普通に面白かったのだけど、辻村さんの本ならもっと面白いものを期待してしまうので、☆三つ。 個人的に、やはり辻村さんは青春群像劇が一番面白いと思う。

    1
    投稿日: 2014.02.27
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    結婚式を成功させることの難しさと、それに至るための努力が大切なのだと感じました。 それも当人たちだけではなく、周りの人たち全ての、努力が。

    0
    投稿日: 2014.02.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    同じ日に同じ式場で行われる予定の、 4組の結婚式に関わる人たちの心理が書かれるお話。 それぞれの式でのイベントや登場人物が 相互に絡むかと思いきや、 最後まで密な関わりは持たずに それぞれが自己完結してしまう感じ。 いわゆるグランドホテル形式の舞台を 上手く使い切れていないような印象。 狐塚と恭司が特別出演程度に出ていて、 恭司の発言的には時系列的に 「ぼくのメジャースプーン」の 後に来るっぽい。

    0
    投稿日: 2014.02.25
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    ありえない設定が同時並行で走っていくという意味で、Theエンタメ小説!って感じの小説だった。結婚式は、なにがなんでも幸せでなければならないという神の意志(作者の想い?)を感じた。双子の美女を見てみたい。

    0
    投稿日: 2014.02.23
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    2014.2.23読了。 文庫化を待ちわびてました♡4つの結婚式で起こるトラブルと、それに関わる人間模様のお話。双子が入れ替わる結婚式をそれぞれの双子目線で、ウエディングプランナーにとって史上最悪のお客様の結婚式をウエディングプランナー目線で、大好きな叔母の結婚式を小さな甥っ子目線で、重婚しそうになる男性目線で、一日のお話がそれぞれ進んでいく。トラブル続きでも最後はほっこりして、幸せな気持ちになれる、素敵なお話でした(*^^*)

    0
    投稿日: 2014.02.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    女性らしい話でした。 男性の話しも出できますが、特に女性の話が好きです。プランナーの話では、女性らしさと仕事のプロ意識の狭間で乗り越えていくストーリーに励まされました。双子の話は、切なくてどうなるのかと思いましたが、最後のほうで映一さんがかっこよく見えてしまいました。双子の話だけでもこの本が成立しそうな充実感でした。辻村さんのファンになりました。

    0
    投稿日: 2014.02.23
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    久々に二度読みしちゃった作品です。 11月の大安に結婚式を挙げた四組のカップル(いや、三組と一人のダメ男かな?)のお話。 それぞれが色んな波乱を抱えながらも皆に平等に時が流れていく、何かが起きそうでハラハラしながらもどんなどんでん返しが待っているんだろうとワクワクしながら読みました。 個人的にはえーいちがかっこよ過ぎ(笑) あれは奥さんとしては嬉しいだろうな。 自分が同じ立場だったらって考えると素敵だなぁって思いました。 そして波乱万丈だった二人も、素敵なサプライズになんだか私までうるっときちゃいました。 最初はなんだ?このわがまま女は!?と思ってましたが読み終わってみると彼女の可愛さにやられたなぁと思いました。 そして白雪姫 真空くんの葛藤奮闘がジーンときました。 あぁ、本当に大事な叔母さんなんだろうなぁと。 いつもはもっさりなまことくんの粋な計らいにもなんだが愛を感じました。 そしてダメ男(ーー;) 彼だけには天罰が下って欲しかったな。 だってアスカさんがかわいそうなんだもん。 そりぁ勝手に予約したりするのはダメだぞって思うけど憧れてる会場だったんだから仕方ないななんて思って見たりして。 最後に幸せそうなのがちょっと悔しかったりして。 なんだかこの本を読んだら自分の時に親身になってくれた担当さんに挨拶に行きたい気分になりました。

    0
    投稿日: 2014.02.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    結婚式場を舞台に、プランナーの山井、双子の新婦、叔母の結婚式に参列する甥っ子、結婚しているのに不倫相手と結婚式を挙げるよていの鈴木、それぞれの視点から時間を追って描かれているのですが、次は誰か、どうなってしまうのか、先が気になってどんどんページをめくってしまいました。あっという間に読み終わったのですが、これはドラマに出来るなと思ったのですが、もうドラマ化されていたんですね。知らなかった・・・見たかった。探そ。

    0
    投稿日: 2014.02.20
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    ある大安の日に結婚する4組のカップルのそれぞれの話をいろんな人の角度から話にしている物語。 なんといっても「えーいち」の一人勝ちでしょ。 こんな「私」だけを望んでくれる人がいたら、最高ですよね。 まさに王子さま!? 山井さんのプロ根性には共感です、嫌なことを表に出さず嫌な人にも頭を下げる。でも、幸せの為の職業だから、そこはやや羨ましいですかね。 本当に面白い物語だったのですが 陸雄だけが一人だけ幸せになって、本気だった(たとえわがままでも)あすかは?どうなったのよ?とそこだけ納得できず、☆4つにしました。

    1
    投稿日: 2014.02.20
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    おもしろかった。 すべてがうまくいくと言われる大安の日。 4組のカップルとそれぞれの事情。 花嫁さんと双子の姉妹 甥っ子 プランナー 浮気男 全部違った立場の目線で描かれていて、色々な考えがあるものだなー、と思った。 火事をきっかけに、一気にすべてがクライマックスへ動き出す。 最高に幸せな一日。 縁起って、縁を起こすと書く。 そのきっかけとなる結婚式。 やっぱり式はするべきだな。 結婚式っていいものだな♪

    0
    投稿日: 2014.02.17
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    大安の日に結婚式を挙げる4組のカップルとウェディングプランナーのてんやわんやのエンターテインメント小説。 どのカップルも危ない橋をギリギリ渡っているようで、ハラハラドキドキ。読み終わってやっと一息つけた。 ダメ男がとことんダメ男で・・・情けない。。対照的にプランナー山井さんのプロ意識が飛び抜けてカッコよかった。

    0
    投稿日: 2014.02.17
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    活字離れも甚だしい今年2冊目の読了。(1冊目は1月に再読した袋小路の男)久々の辻村さん作品の文庫化、嬉々として購入。正直に言うと今までの作品の方がキレがあって好きだけど、これはこれでハッピーエンドでよかった。映一さんが素敵。20140216

    0
    投稿日: 2014.02.17
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    初めて読む作者でしたが、面白かったー!こんなに引き込まれて一気読みしたのは久しぶり。。 どの話も救いがあって、読後感は幸せいっぱい。 ただ、鈴木だけはーーー… あすかの気持ちを考えるといたたまれない。 でもこーゆー男、きっと普通にいるんやろな。。

    0
    投稿日: 2014.02.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    らしくないけど、 この話しが辻村深月さんのターニングポイントになってたりするのかな? 双子さんと英一。 大崎玲奈。 陸雄。 真空君とりえちゃん。 つか狐塚さんに恭司が居るから、らしくもある? そして、 主人公はウエディングプランナーの「山井多香子」さん。 お話しはそれぞれのカップルの視点が展開されて、 と、 ある1日の結婚式場で行われる結婚式4組のてんやわんや! バラバラに書かれた短編だとしたら、 らしいのが「双子」 王道が「真空とりえちゃん」 どうしようもないのが「陸雄」 感動が「大崎玲奈」かな。 ある意味では「陸雄」もらしいですな。 つまり、 「らしい」を連発してるんでわかるかもですが、 テイストが「辻村深月」さんらしくないけど、 らしいところは探せるということ。 まったく違う作者名でたら感想は違ったな! でも、 ちゃんとおもしろいから読め! しかし、 これ読むと「結婚」はしてもいいけど、 「結婚式」はあげたくないね。 と、 言うのが男の子の本音かしら。

    0
    投稿日: 2014.02.15
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    結婚式前に読み、気持ちが高まった。 始めは4組のカップル+αが登場してくるので戸惑うが、じわじわと物語に引き込まれていく。 ジーンとくるハッピーエンドがとても良かった!

    0
    投稿日: 2014.02.15
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    期待していたストーリーとは違っていたけど、ラストがとってもほっこりするお話で、プランナーのお仕事も素敵だなぁ、ウェディングドレスまた着たいなぁって思いました。 結婚式というイベントそのものだけどはなくて、結婚するあるいは結婚式を挙げるカップル・親族の心境なんかもうまく描かれていて良かったです。 辻村深月の作品でも、こんなにほっこりした明るい作品は珍しいと思います。

    0
    投稿日: 2014.02.14
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    ドラマ化を知らなかったので見逃してしまいましたが。さすが辻村先生!人生一回きりのハレの日(できれば笑)、結婚式。ハラハラドキドキしながら読みました。いいOFFになったー。

    0
    投稿日: 2014.02.12