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本日は大安なり
本日は大安なり
辻村深月/KADOKAWA
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総合評価

516件)
4.0
142
226
102
14
0
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    筆者の仕掛けた伏線にまんまと引っかかってしまいました。謎が解けた時に自分の知能の低さがよく分かりました。笑

    1
    投稿日: 2022.09.04
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    面白い。 結婚式をテーマにした作品はいくつかあると思うが、うまく人間模様、結婚式という非日常とミステリを融合させている。 色々な伏線が最後に回収されていくのも気持ち良いし、登場人物の心理描写もお見事。

    0
    投稿日: 2022.08.27
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    たまたま友人の結婚式に参加したタイミングで読んだので、世の中には色んなカップルがいて、2人の答えが出たらそれで良いんだな〜と。 良い感じに続きが気になるところで視点が切り替わる構成になってて、仕事の帰りの電車とか隙間時間に読むと気分転換できてよかった〜

    0
    投稿日: 2022.08.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    双子の姉妹や子供の話が印象的だった。 クレーマー気質の玲奈がプランナーに感謝したのは驚いた。よく担当をおりずに続けたな、私には無理だと思いました。 うーん、辻村深月さんの作品の中では好みではないなと思いましたが、長い割にはサクサク読めます◎

    0
    投稿日: 2022.08.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    登場人物5人の目線からのそれぞれの結婚式を描いた作品。 最後のウェディングプランナーの岬さんから山井さんへの告白にほっこり。加賀山家の結婚式も、序盤から伏線張られてて素敵だった。 また登場人物の中には子供の目線もあり、可愛らしさも垣間見られて、読み進めていくうちに止まらず、中盤からは一気に読み終えた。

    0
    投稿日: 2022.08.09
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    山井さんのエピソードが好きだった。 玲奈に、最後まで立ち向かった。途中で諦めなかったプロとしての意識がカッコよかった! サプライズの場面でうるっときた。山井さんの頑張り、ちゃんと伝わってたんだ。 何より玲奈が根っからの悪人じゃなくて、ホッとした。 誰かの幸せを願うことや、願って行動する人々の優しさに感動した。 陸雄のラストは、モヤっとした。 キャンセル後貴和子やあすか、また双方の両親に何と言ったのか、何と言われたのかを知りたかった。

    0
    投稿日: 2022.08.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    あのクソ男の情けなさが腹立つ〜! 今回は特に気分が晴れる様なお話ではなかったし 感情移入するキャラもいなかった。

    0
    投稿日: 2022.07.20
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    それぞれの視点から結婚式への想いが書かれていて、とても面白かった。ヒヤヒヤしたり、感情移入してしまう場面もあり、読書そのものを楽しめる一冊。

    2
    投稿日: 2022.07.16
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    どの話も一筋縄ではいかないストーリーで面白かった。 プランナーの結婚式は2人にとってスタートで、縁起担ぎの意味もあるという言葉とプランナーとしてのプライドがかっこよかった。 双子の話が一番面白かった。 色々なりながらも、最後はそれぞれが幸せを掴むところに、温かい気持ちになった。

    0
    投稿日: 2022.06.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    結婚式を迎える4組の話。どのカップルも訳ありそうで、泥沼かと思いきや最後は綺麗に収まりました。もっとドロドロの展開を期待していただけに、少し物足りない印象。。 中盤が1番面白かった。

    0
    投稿日: 2022.06.26
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    4組のカップルのお話。テンポ良くあっという間に読めた。伏線の回収ににやけてしまうところもありつつ、心温まる本でした。ラストも良かった。

    0
    投稿日: 2022.06.05
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    人生の一大イベントである結婚式を舞台に、四組のカップルをめぐるお話が進んでいく。 屈折した思いを抱える美人な双子姉妹、ストッパーがあると信じて自分の意思では止まれない男、叔母さんの結婚が心配な男の子、担当した新婦のわがままに振り回されるプランナーの4人が登場するのだが、そこの心情描写の巧みさはもちろんのこと、きちんと驚きも用意されていて、とても面白かった。 辻村作品にたまにある、ダークな結末ではなく四組のカップルの新たな門出を祝福するような明るい結末だったのも良かった。

    0
    投稿日: 2022.06.03
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    視点がコロコロ変わるので、最初は読みにくいと感じましたが、中盤からは一気に読めました! 結婚式を通じて、色々な人達の人生を垣間見れて面白かったです!特に双子のお話が好きでした。

    0
    投稿日: 2022.06.03
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    ホテル・アールマティ Hotel Armaiti、県内で最も老舗のホテル。ウェディングの実績にかけては県内ナンバーワン。 山井多香子(やまいたかこ) ホテル・アールマティのサロンに勤務して五年の三十二歳。小さな出版社の経理を辞め、二十五歳でウェディングプランナーの専門学校に通い転職。十倉家・大崎家の式の担当。婚約者に女ができて破談になったことがある。 仁科(にしな) チーフウェディングプランナー。鈴木家・三田家の式の担当。三十代半ば。縁の太い眼鏡、オールバック。 岬(みさき) 同僚の男性社員。三十歳。山井と同期。相馬家・加賀山家の式の担当。 和木(わき) 美容室オーナー。専門は和装の鬘(かつら)。 若槻(わかつき) 美容室の一番若いスタッフ。 相馬家・加賀山家 加賀山妃美佳(かがやまひみか) 新婦。一卵性双生児の妹。眼鏡をかけた人が好き。私立の礼華女子校、音大のピアノ科に進学。貴金属会社に就職。結婚式で鞠香と入れ替わる。 加賀山鞠香(かがやままりか) 妃美佳の一卵性双生児の姉。公立高校を経て私大の英語科に進学。二年遅れで妃美香と同じ音大の声楽科に入学する。卒業後はオーケストラのマネージャーになる。 相馬映一(そうまえいいち) 新郎。眼鏡。外見は冷たそう。妃美香と同じ貴金属会社の同期。国立の工学部出身。研究職。 加賀山毅彦(かがやまたけひこ) 妃美香と鞠香の父親。 十倉家・大崎家 大崎玲奈(おおさきれいな) 新婦。化粧が濃いギャル風のかわいい女の子。二十九歳。顔が大きく等身バランスもよくない。顎がしゃくれている。高圧的でケンカ腰の喋り方をする。山井の元婚約者の浮気相手。 野原(のはら) 玲奈の親友。着物の着付けの予約が取れておらず一時的に混乱する。 十倉(とくら) 新郎。玲奈は二度目の結婚相手。 東家・白須家 白須真空(しらすまそら) 小学2年生。小さい頃は「りえと結婚する」と言うほどりえは大好きな存在だった。 白須りえ(しらすりえ) 新婦。33歳。真空の叔母。薬剤師。大のディズニープリンセス好きで、お色直しで白雪姫の衣装を着る。 東誠(あずままこと) 新郎。26歳。りえと同じ薬局に勤めるアルバイト店員。職場の女性と仲良く話してるところを真空に見られた。 狐塚(こづか) 招待客の一人。東とは大学の同級生。転びそうになった真空を支えた。 ミエ 薬局の同僚。東と仲良く話してるところを真空に見られた。 鈴木家・三田家 鈴木陸雄(すずきりくお) 新郎。38歳。バンドの元ドラム。軽薄なホスト顔と言われていた。ライブで貴和子と知り合う。 三田あすか(みたあすか) 新婦。27歳。母親は県内に三店舗を持つチェーン「トゥルー・トラスト」のオーナー。 伸(しん) 陸雄のバンドの元ボーカル。人望が厚い。 鈴木貴和子(すずききわこ) 陸雄の妻、伸の妹。礼華女子高校出身。伸とは年が離れている。市立図書館のボランティアをしている。 恭司(きょうじ) 目の上と耳と唇にピアスをしている。狐塚の友人。

    0
    投稿日: 2022.05.26
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    結婚式場という舞台に、複数の視点で進行するパニック的な要素を組み合わせるとは恐れ入った。 この形態の常だが序盤少しとっつきにくい、 中盤から物語が加速してからは一息に読了。 全体としてはちゃめちゃな印象でありながら、 辻村先生らしい仕掛けで存分に楽しませてくれる上、 一部感動する場面もあり。 また辻村作品愛読者諸君には嬉しい人選も。

    3
    投稿日: 2022.05.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いつか読んでみたいと思っていたけど、なんとなく行動に移せていなかった辻村深月さんの作品を初めて読了。 勝手に、ダークな物語の方だと思っていたので、こんなに明るく幸せなお話を書く方だったとは!とびっくり。他の作品も読みたい詐欺ではなく、行動に移そう。 同じ結婚式場で同じ日に結婚式を挙げる4組とプランナーのお話。 数年前に結婚式を挙げた身としては、同じ日に同じ場所で結婚式をあげてもバックボーンは本当にそれぞれだよなぁ、と自分のことも思い出しました。 ちょっとミステリー要素もあり、ハラハラしながら読み進められたのが良かったです。 それぞれのストーリーが美しく丸く収まったことも。 双子姉妹のなんと、愛おしいことか!!! 劣等感に優越感、独占欲と色々な気持ちが渦巻いていて、双子だろうと兄弟姉妹だろうと家族であろうと、とにかく一人ひとりが「個」なのだと感じました。 友達や他人とさえ比べたくなったり、比べてしまう、比べられてしまうこともあるけれど、「たった一人の自分であること」が他人から認められることはとても大事なのだと思いました。

    0
    投稿日: 2022.05.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    同じ式場で結婚式を控えた4組のそれぞれが抱える事情をそれぞれの結婚式に関わる人物やブライダルプランナーの心情を織り交ぜた物語で読み応えがあった。やっぱりどの本読んでも辻村深月さんの書く物語が好きだと思う。

    0
    投稿日: 2022.05.02
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    この話どうなっていってしまうの?!と焦りながら読みました。 4組それぞれのストーリーとウエディングプランナーのストーリーがあって、全てに胸を打たれました。泣けました。 あー面白かった!

    0
    投稿日: 2022.04.26
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    安定して辻村深月だなー。 グランドホテル方式で、かつ登場人物の関係も少しややこしいとこを、きっちり、わかりづらさなく読ませるのはさすが! おもしろかった!

    0
    投稿日: 2022.04.24
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    仕掛けが散りばめられている驚きと、結末が気になり、気になり。。。 良い夫婦の日…11月22日休日、大安吉日! 中庭にチャペルがある老舗ホテルでは、結婚式が4組予定されている。 式の準備〜挙式〜披露宴。時間を追いながらそれぞれのドラマが進んでいく。 自分の結婚式で、こんなホスピタリティに溢れたプランナーに出会えていれば、もっとステキな想い出として残ったかも。 辻村深月作品のリンクは今のところこれで終わり⁈ はい、懐かしい人々の元気な姿に会えました。 それも加味して大満足な一冊。

    8
    投稿日: 2022.04.20
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    4組の結婚とウェディングプランナーの話。 時間軸が同じなので、目まぐるしく変わっていきますが、どれもいろんな問題を抱えているので、ややこしいと思う間も無く読み終わりました。 面白かったです!

    2
    投稿日: 2022.03.12
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    大安吉日に行われる4組の結婚式について、それぞれの視点で進められる物語。 それぞれの問題を抱えた4組が同じ日、同じ場所に集まり、ある事件が起きてしまう。 個人的に結婚式やその前撮りが近く、ウェディングプランナーの視点や結婚に関する価値観、参列者の想いなどを感じることができて楽しく読めた。 複数視点の物語は慣れるまでに時間がかかると思ったが、登場人物みんなに特徴があり、読みやすかった。 印象に残ったのは、双子の話を通じて語られるそれぞれ相手に感じている劣等感や嫉妬について。 私のように兄弟感では感じない「相手を強く意識する」感情を新しく知れた気がした。

    2
    投稿日: 2022.03.10
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    ‪大安吉日‬。 ‪老舗ホテル・アールマティで行われる4組の結婚式が様々な目線で描かれています。‬ ‪晴れ舞台なのに漂う不穏な空気‬。 ‪それぞれが抱えている問題は一体どういう風に着地するのかー。‬ ‪『子どもたちは夜と遊ぶ』の登場人物が出てくるということで続けて読了です。

    0
    投稿日: 2022.03.07
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    11月22日の大安吉日。結婚式場ウェディングプランナーと4組の新郎新婦を襲う奇想天外な一日。緻密な構成が素晴らしい。 過去にNHKでドラマ化されて見たことがある。ウェディングプランナーを狂言回しにグランドホテル形式で進行するドラマ。何より構成の見事さ。双子の姉妹、婚約破棄を機にウェディングプランナーを志した女性など内面の描写も二重丸。

    0
    投稿日: 2022.03.06
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     結婚式当日とは思えないくらい、4組ともドロドロを抱えていて、最初はなかなか読み進めず。 でも中盤あたりから展開が進んで一気に読めました。子供と女子の思いの表現はさすがです。 個人的には映一さんと岬くんに惚れました(笑) 辻村さんと言えばという懐かしの面子が出てきて、それだけでテンションが上がりますね。

    0
    投稿日: 2022.03.04
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    気の塞がるニュースばかりなので、少し明るい本をと「パニック・エンターテインメント長編の大傑作」と紹介されるこの本を読むことにしました。大安吉日の11月22日、良い夫婦の日に老舗ホテルで挙式する4組のカップルとウェディングプランナーの話です。 4組の結婚式ですから登場人物も多いのですが、それよりも姓だけで呼ぶ場面と、名だけで呼ぶ場面が併存するために結構混乱。珍しく登場人物リストをメモしながら読み進めます。 恩田さんの『ドミノ』の様なあっけらかんとしたスラップスティックをイメージしていたので、読み始めてすぐ「失敗だったか・・・」。なんだかね、登場人物のキャラが悪すぎるのです。内容や相手は違えどどこかみんなクレーマー。読み進めるほどに気が滅入ってきます。 残り1/3位からでしょうか、オセロの黒の札が白の札にバラバラと裏返る様に一気に物語の回収にかかります。ここからは一気読み。流石に面白い。 最終組のどうしようもないダメ男まで回収するのはやり過ぎじゃないかと思いますが、最後にはホッと笑える暖かな話でした。

    2
    投稿日: 2022.03.04
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    同じ日に4組の結婚式の物語。 それぞれに思惑があり、どれも問題を抱えておりスリリングな結婚式だった。後半からどんどん読み進めるのがはやくなるほど展開が面白かったし、最終的にも読んでいて気分がすっきりするほど後味がよかった。

    0
    投稿日: 2022.02.27
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    中盤あたりから夢中で読んでしまった 結婚というテーマひとつで色々な人の人生を覗いているようで面白かった 特に双子の話が好き

    0
    投稿日: 2022.02.21
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    大安の日にとある結婚式場で次々とハプニングが起こる 4組のカップルに隠された秘密が明らかになっていく どのカップルも素敵な終わり方で良かった 鈴木はもっと懲らしめるべきだった 私も結婚式場でバイトしていたことがあるけど、流石にこんなことはなかった笑 でも色んな人生の晴れ舞台を間近で見られたのはいい経験だったなあ

    0
    投稿日: 2022.02.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大安の結婚式場での1日。 双子姉妹は、オチが読めたけど伏線が散りばめられているので、宝探しのように伏線を探せて楽しかった! 陸雄はクズすぎていっそ清々しい(笑) 真空君はかわいくて、キュンとします。嫌な結末になるかハラハラしたけど、良かった☆ スラスラ読めて、読後も良かったです。

    0
    投稿日: 2022.02.13
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    人生の大事な日にチャレンジしようって思う事に驚いていた。 死後にかける情熱と人間関係が素敵だな〜ってふんわり思った。

    0
    投稿日: 2022.02.09
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    読み進めていくにつれ、人と人との絡まった糸が解けていくような感じが面白かった。結婚式という幸せな舞台。幸せの瞬間だけが見えるが、実はいろんなことを抱えている、おそらくみんな大なり小なりそんなものだなと思った。

    0
    投稿日: 2022.02.05
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    いろんなことが何重にもしかけられてて、結婚式っていう非日常でもあるけど日常の延長にあるものの中で小さなミステリーを繋げていく、さすがの1冊だった。 美人双子と、クレーマー気味の新婦の話が好きだった!

    0
    投稿日: 2022.02.03
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    結婚式場での悲喜こもごも。双子の話はどっちがどっちだかわからなくなりそうだった。私は陸雄は許せない。貴和子ほ強い。

    0
    投稿日: 2022.01.30
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    辻村深月さんの作品は3冊目。 10年くらい前に「ぼくのメジャースプーン」と「ツナグ」を読み、3、4年前に「ツナグ」を読んだことを忘れて再読。そんなにハマらなかったのですが、SNSでよく見るしおすすめにも表示されるので、図書館に並んでいたこの本を借りてみました。 1/4くらい読んで、「この話知ってる気がする」と思い解説を見たらドラマ化のことが書かれていて、ネットでドラマについて調べたら、ちょうど10年前の今頃放映されており、当時観ていたことを思い出しました。 ストーリーはなんとなく覚えていたけれど、登場人物の心情が描かれているのでドラマとは違った面白さがありました。 自分の結婚式の時のプランナーさんを思い出し、すごくいい方だったなぁと改めて思いました。

    1
    投稿日: 2022.01.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    映一くん、めっちゃいいわあ。結婚式には興味ないけど、いいなあ、結婚 縁起を担ぐことは、祈ることだ。

    1
    投稿日: 2022.01.20
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    結婚式場が舞台。序盤から引き込む力がすごかった。刺激的。結末が気になって一気読み。 散りばめられた数々の伏線が回収されていくのは、ほんとうに気持ちが良い。テンポよく前後の話がひとつの世界に繋がっていくのもおもしろい。読後感もなかなか。 結婚相手に何を求めるか、という問い。 自身の答えを探す人、きっと多くいるはず。 登場人物が多く視点がくるくる変わるが、見出しに語り手の名前が直接入っていることと、文体に変化があることで頭の切り替えがしやすかった。視点が変われば見え方も変わる。事実は一つでも、捉え方なんだよな。なにごとも環境次第で、転がる方向性も変わる。見誤りたくないな。

    1
    投稿日: 2022.01.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    一気に読まないと双子がどっちかわからなくなる。読み終わってしまえばそんなもんかーという感じだけど、読んでいる間はワクワクして面白い

    1
    投稿日: 2022.01.13
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    人生最大のイベント、結婚式。十人十色のドラマが詰まっているだけでなく、裏方のプランナーにも同じ数だけドラマが重なってる。双子の姉妹、お互いへの葛藤やら嫉妬やら、新郎がいい味出してる。大安吉日、みなさん、末永くお幸せに。

    8
    投稿日: 2022.01.02
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    「いつも言ってるだろう。価値観っていうのは、 植えつけるものだ」 11月のハイシーズン、しかも11月22日“いい夫婦”の日の大安吉日 成功しないことはないとされる最高にめでたい日、 1つのホテルで行われる4組8人の結婚式は、新婦と双子の姉のたくらみ、ウェディングプランナーの 復讐、リアル白雪姫、そしてゲス野郎…さまざまな 思惑が渦巻く ドタバタではじまるけど、はやいうちにオチが読めてしまい、その通りのエンディングで…… 実際こんなことあったらゾッとするけど 大安吉日だから、イイっか

    3
    投稿日: 2021.12.20
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    ウエディングプランナーのお話。 大安の日の結婚式場。 純粋に幸せいっぱいなカップル達のめでたいお話かと思ったが、各々問題を抱えているようで。 本作品の主人公、ウエディングプランナー山井さんが担当した新婦はワガママで対応に苦労しますが、それでも投げ出さず向き合う姿はプロ意識を持って仕事をしていてカッコイイと思います!彼女に憧れウエディングプランナーを目指す人もいるのでは。 最後は山井さん感動のハッピーエンドですが、鈴木さんまでハッピーエンドとは。

    13
    投稿日: 2021.12.12
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    老舗の結婚会場のウェディングプランナーである山井さんを軸にしつつ、こじらせ女子の双子、わがままな元ギャル、クズ男、モッサリ旦那との結婚を家族から賛成されてない新婦(姉想いの弟がメイン)の4組のカップルが大安の日に結婚式を挙げる話。闇深くない伏線がするする回収されていくのが面白かった。辻村さんのはいじめとか自殺とか暗いテーマも多い中、これは暗い気持ちにならずにすむ本(笑)子供たちは…の狐塚くんとかも出てくる所もよい。 伏線とは別のテーマであるウェディングプランナーという仕事。確かに式場で迷った時はどっちのウェディングプランナーと今後決めていきたいかを基準にした方がいい。思った以上に長い打ち合わせが続く。めんどくさい客もいるし大変な仕事だと思う。高い買い物の結婚式。価値観はウェディングプランナーによって植え付けられるものでもあるが自分で決めることを諦めた代償でもある気がする。どんな仕事も嫌な客はいるがその道のプロとして仕事する人はかっこいい。

    1
    投稿日: 2021.11.29
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    図書館本。 とある結婚式場にて、4組のカップルが結婚式をあげるものの、それぞれの事情が折り重なる群像劇。読み進めるにつれ、特別な日だと言うのにどうなってしまうのか気になって一気読み。最後にはさすが「大安の日」らしく綺麗に収まって一安心。そしてなによりウェディングプランナーの多香子のプロ意識に尊敬。ドラマ化もされてると言うことなので、ぜひ観てみたい。

    0
    投稿日: 2021.11.28
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    各々、事情があるんだねー!。 プランナーさんも大変だ。 結婚したカップルが離婚しないことを祈るばかりです。

    6
    投稿日: 2021.11.20
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    面白かった。 ある大安の日の結婚式会場を舞台として4組の新郎新婦とウェディングプランナーの交差を描いた小説。 ひねくれたややこしい美人姉妹。おばさんの幸せを願う少年。プランナーが担当するクレーマー気質の新婦。そして、結婚式の破談を目論むとある新郎。と一癖も二癖もある登場人物が結婚式という人生で唯一のイベントで何が起こるのか。という期待で一気に読めた。 顔がそっくりな双子ということはやることはひとつしかないよね。と思いながら読んでたけど思った以上にややこしくて混乱しかけた。 クレーマー気質の客は大変だけどその分少しでも優しくされるとすぐ落ちてしまうよね。ギャップというずるさ。 仲良しのおばさんの幸せを願う少年はいじらしくもかわいい。大人ばかりの世界に1人戦いを挑んでいるような少年目線だととても心落ち着かない場所なのかなと思った。 そして放火を企む新郎。辻村作品の中でもかなりとびきりのダメ人間かもしれない。あらゆる事象を人のせいにして、どうしても人のせいに出来ないことは逆に憎むほど。思考回路があまりにもダメな大人すぎて健気な少年との差がすごい。 そしてまさかの角度からあの人たちが登場する。これは完全にファンサービスなんだろうけど、文庫が違う作品でもクロスさせることできるんだなぁと感心した。 元々それぞれ独立した4編として上梓されていたこともあり、それぞれの組であまり接点がないのは少し残念だけど、同じ結婚式でも登場人物によって話が全く変わるんだなぁと。 陸雄をそんなに簡単に許していいのかとは思うけどね。 事件が色々起こるけど大安という名の通り、なにか見えない縁のような力が守ってくれているような読後感が爽快な小説だった。

    0
    投稿日: 2021.11.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白かった! 結婚式には色んな夫婦の形がある。 この歳になると感慨深いものもあるので、 余計に感情移入して読むことが出来ました。 途中まではどこか1組くらいは悲しい結末なんじゃないか、と思っていましたが、 それぞれの笑顔の結末があって、 今の私にはそういう本がとてつもなくパワーを貰えて ありがたいなと感じられました。 個人的には、火事の時に双子の妹を呼んだシーンと、 リンゴの中身がわかったシーンで泣きました。 自分の結婚式も100点ではありませんでしたが、 終わってみるとそれもこれもいい思い出で、 だからこそ、結婚した人にこの本を読んで 思い出す瞬間があればいいなと思いました。

    0
    投稿日: 2021.09.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    同じ会場で結婚式を行う4組のカップルの物語。 様々な思いをかかえて式にのぞむんだと知ることができました。

    0
    投稿日: 2021.09.15
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    4組のカップルが結婚式を挙げるホテルで繰り広げられる群像劇。 登場人物の「ややこしい」事情が徐々に明かされていき、読み始めと終わりで人物の印象が全く変わってくる辺りが辻村作品らしく、安定した面白さ。 陸雄は洒落にならないレベルのクズすぎて、全て失って欲しいと思ってしまった…。

    0
    投稿日: 2021.09.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    4つのお話、どれもがスリリング。そしてほっこりさせられる。 ウエディングプランナーになりたいなんて、思わされてもしまう。 映一、東さん…深月さんが描く男性、やっぱりカッコいい。まあ、どうしようもなくダメ男も登場するのもいいね。 そして、やっぱり、弧塚くん、恭司くん、月ちゃんに会えたことが嬉しかった。

    4
    投稿日: 2021.08.05
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    前半はどうにもやな感じな雰囲気満々で、どうしたもんかのーって、もやもやしていたけど、 月子兄とキョージが登場してからの二人は信頼できるし、何かやってくれるって期待からサクサク読めた。 どれも展開はお約束なんだけど、そのお約束を待っていたんだよ〜ってね。

    0
    投稿日: 2021.07.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ざっくり言うと、四組のカップルの結婚式の話。 相馬家・加賀山家。 双子のこじらせ具合の上を行くえーいちさんがやべえ。 完全に入れ替わりに気付いていないと思っていたのに、気付いていないふりをしていただけだった。思えば第一声も「勘弁してよ」だったし。 そして、火事で逃げなきゃいけない大事な場面で初めて演技を解いて妃美佳を選んでくれてぐっときた! 後日談で、懲りずに入れ替わって遊んでいるんであろう描写にまた「勘弁してよ」と困っていてなにこの三人ちょうかわいい。 東家・白須家。 すっかり真空くんに感情移入して読んでしまった。 東さん、赤ドレスの女の人とできてて、りえちゃんの毒殺を企てているんだとすっかり信じ込んでしまった。 狐塚さんの白昼堂々人を殺す訳がない、そうじゃなくてもっと楽しいサプライズかもよ、的な発言に殴られた気持ち。ほんと仰る通りです。 火事で皆が逃げ惑う中、りんごを見つけて拾いに行く真空くん、君は本当に小学生か?かっこよすぎるんだが! 十倉家・大崎家。 こちらは両家の式というより、プランナーの山井さんがメインのお話。 この大崎玲奈という女がまた…横柄を擬人化したような横暴ぶりで腹立つ… 山井さんもそのことで悩み苦しみ、しかも玲奈は夫になるはずだった人をかっ攫った張本人だし、仕事を辞めようかとさえ思っていた。 でもそんな客でも真摯に向き合い、プロとして玲奈のせいで辞めることだけは絶対に避けたいという気持ちに心打たれた。 そして、玲奈のせいから玲奈のためへとシフトするプライド。まさにプロですわ。 結果的に、玲奈は山井さんにすごく感謝していたし、マリアベールの話を覚えていてそれに因んだハンカチをプレゼントに選んだのポイント高いし、「許すと言っているのだ」のシーンはちょっと見直した。 鈴木家・三田家。 こちらも問題大有りの新郎新婦。そもそも新郎と言っていいものか? 陸雄の思考がつらつらと文章化されているんだけど、とにかく自分に酔って他者に甘えてる感じが読んでて不快になる。いや、ここまで来るまでにいくらでも既婚者だって伝えるタイミングあったろうが!今しか見てなさすぎ!どんどん抜けられない深みに自分からずんずん進んじゃってるよ! 貴和子さんの悲しむ顔ばかり浮かんでしまう。 灯油まで用意して、火を放つ準備はできたのに、結局覚悟が足りずに非常ベルに便乗して「火事だ、火事だ」と騒ぎ回る小者。 まあ、お前の中途半端な覚悟のお陰で燃えなかったのはよかったよ。 恭司にボコられ、ようやく目が醒めた模様。 後日談で貴和子さんと式場の下見をしていた。まじで幸せにしてやってくれ。 最後はきれいにまとまっていたし、読んで損なし! むしろ結婚式前に読んでおいたら、式への心持ちが変わっていたかも。 思い通りにいかなかったり、こじれたり、いろいろあるけど、人を愛するってやっぱりいいなあと気付かせてくれた本でした。

    0
    投稿日: 2021.07.14
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    大安吉日、とある一流式場で開催される4組の結婚式。どのカップルも一癖も二癖もある個性派揃いで、最終的にどう着地させるのか、楽しくて気になって一気読み。あり得ないだろうというくらいみんな独特の価値観をもっているのだが、読み進めていくうちに馴染んできて、最後は辻村さんらしいほんわりと幸せな終わり方で大満足。個性的なカップルに対して、一生懸命なプランナーの多香子は好感のもてるキャラクターだった。

    3
    投稿日: 2021.07.11
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    結婚式場という舞台に起こる、4組それぞれの物語。 ありそうな、ありえないような、辻村さんの世界観が楽しめる1冊。 入れ替わった双子の姉妹を新郎は区別できるのか?という話が非常に興味深い。普段の姿ならいざ知らず、花嫁衣装になる事で難易度は格段に上がる気はする。親ですら見抜けないが新郎ならあっさり見抜く、はあり得るし、その逆もあるかもしれない。初見なら見抜くことって難しいと思う。式とか披露宴の間って喋らないし、お互い顔を見る機会も格段に少ないし。 家内双子だけど、これやられても多分見破れると思う。

    6
    投稿日: 2021.06.22
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    ブクログで辻村深月のおすすめ本として紹介されていたので、読んでみた。 あらすじだけ見ると、ウェディングプランナー目線の物語かと思いきや、11月22日の大安の日に同じ会場で結婚式を挙げる関係者の目線から描くグランドホテル形式。 同じようなタイトルの原田マハの「本日はお日柄もよく」とつい比較してしまい、何ともバタバタした感じと、イヤミスにミスリードしていく手法があまり好きではなかった。 この作品自体は2011年の発売で、2012年にはNHKでドラマ化もされているらしいが、まだ直木賞を受賞前の作品と言うことで、これまで読んで来た辻村作品とはまた違った印象。 登場人物が全員マイナスな面を持っているところは、この作者さんならでは…なのかなぁ。

    28
    投稿日: 2021.06.15
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    大安の日に結婚式をあげる4組のカップルの話。双子の話は予想できた結末だったけど、それがとてもよかった。映一さん惚れるわ。山井さんがとてもかっこいい。浮気男の見事な責任転嫁っぷりにイライラ。狐塚くんたちは出てきただけでネタバレ感があって、そこは残念。真空くんと一緒にハラハラしたかった。それぞれの話につながりはほとんどなくて、それもちょっと物足りなかったかな。

    0
    投稿日: 2021.06.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    コロコロと視点が変わっていくスタイルに、最初はついていけず誰が誰だか(特に双子)見分けがつかなかった。 それぞれの話の登場人物に悪い印象がついた後に、物語の終盤で全て良い印象に変わってしまったのがすごい。 最初の方にホテルの地図も掲載されていて、場面の風景を想像しながら楽しめた。 また、ウェディングプランナーの仕事内容も深く知れる。 途中、山井と岬くんの掛け合いにきゅんきゅんしたが、結婚まで描写してくれるとは..!嬉しすぎる。

    0
    投稿日: 2021.06.03
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    大安の日の結婚式場でのそれぞれのエピソードで綴るお話。 場面転換が多いので先が気になりサクサク読める。 ドラマ化もしたようです。 ハラハラさせておく展開が多くて面白かった

    0
    投稿日: 2021.04.24
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    辻村深月は天才です 最初から最後までめちゃくちゃ面白くて秒で読みきってしまった。 双子の厄介な性格、真空の計画と東さんカップルの良さ、陸雄の滑稽さ、プランナーの素敵さ! どれもおもしろかった。

    0
    投稿日: 2021.04.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    結婚式場での一日を巡る数組のカップルとホテルの話。 途中迄不穏か修羅場か?と思ったがハッピーエンド 最後まで読むとあるべき形に収まって終わってほっとする。

    0
    投稿日: 2021.04.12
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    自分の結婚式を思い出しながら楽しく読みました! それぞれのキャラが魅力的です。 ・双子には共感できず… ・レイナ大好きになった ・りえちゃんと東さんと幸せにね ・鈴木さんクズ過ぎでしょ、奥さん偉すぎ

    0
    投稿日: 2021.04.08
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    とある大安の日、老舗ホテルで結婚式をあげる4組を描く。 大丈夫かしらと思うカップルが多くて前半は不穏な雰囲気だけど、まとめかたはさすが。しょうもない登場人物もいるものの、最終的には幸せな気持ちになれる。 結婚式って、準備も大変だしいろいろ問題も起こるけど最終的にはよかったなぁとなる日だと思う。まさにそんな雰囲気の物語。

    0
    投稿日: 2021.04.04
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    結婚式を迎える夫婦の恋愛小説であり、プランナーのお仕事小説であり、色んな思惑が渦巻くミステリーであり。 大安の1日にそんな盛り込まれるかというくらい事件や偶然が起き続けます。 個人的には双子の話が良かったですね。女性の内側をここまでエグく、めんどくさくかけるのは辻村さんならではでないでしょうか。ため息がでます。 ドラマ化もされており、チラッとだけ見たことあったのですが、そちらはドタバタ劇になっていたような。キャストを見てから読むとまた味わい深いですね。

    3
    投稿日: 2021.03.11
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    同じ大安の日の結婚式に参加する人々の、それぞれの状況と思惑が同時系列で語られる(それゆえに少しわかりづらい)。 明らかになる事実、そして事件が複数の登場人物の視点で描かれているところが面白い。 いろいろあるけど、結婚式っていいなと思える作品。

    0
    投稿日: 2021.03.07
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    途中からもどかしくて、流し読みになってしまった。 けど、相変わらず登場人物それぞれの他者や自分自身に対する想いにグッときます。 自分の結婚式を振り返りたくなりました。 信頼をおける人物の再登場や、爽快な結末、美しい風景描写に満足です。

    0
    投稿日: 2021.02.20
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    結婚て、それぞれのカップルに何かしら色々あるもんだなぁ。。。と改めて思いました。 憎い相手の幸せを私だったら絶対祝えないし、できるかどうかは別として復讐を考えるだろうなぁ。プロってすごいね。

    0
    投稿日: 2021.01.31
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    面白かった! 今までの辻村深月さんの作品で1番好きかも! それぞれのカップルに色々あったけど、双子とえーいち良いなー。めっちゃ良かった! 「勘弁してよ」を確かめるために最初に戻って確認しちゃった。 だいたい回収された感じだけど、鈴木陸雄の話だけ、恭司は一体何なのかってのと、あすかさんのその後がとっても気になる。陸雄はどーしよーもないな。なんか、こんな事件がリアルにあった気がする。こんな感じで引けなくなっていったのかな? 辻村さん独特のブラックな雰囲気が活かされつつも、色々解決されていくのがなんか良かった。読後感スッキリ。

    16
    投稿日: 2020.12.19
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    大安の日に4人のカップルが結婚式を挙げる。みな、色々な事情を抱えている。そして、プランナーにもある事情があった。ハラハラドキドキとした面白さがあり、最後はなるほど!となるように幕を閉じる。さすが辻村深月‼️

    0
    投稿日: 2020.12.17
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    本当に面白かった。 ページをめくる度に、とある11月22日大安吉日にその場所で結婚式を挙げる4組の新郎新婦、列席者、ウェディングプランナーの諸事情が明らかになり、ある事件が起こる。じわじわとくる高揚感がたまらない。

    0
    投稿日: 2020.12.09
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    なんて楽しい本なのだろう、と思いました。偶然同じ日に結婚式場で居合わせた人々。その中の何人かの主観で物語が進み、徐々に皆の心情や企みが見えてきます。読み終えて、これがたった1日の出来事なのか!とハッとさせられる一冊です。(笑)

    0
    投稿日: 2020.11.20
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    結婚という大きなライブイベントにまつわる人々のお話。登場人物それぞれの視点で「大安」のいちにちを過ごしていくのが楽しかったです。

    0
    投稿日: 2020.11.06
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    面白かった!! 憧れの結婚式場でこれから挙式を挙げる4組の新郎新婦の物語が、同時に展開していきます。 少しずつ進展をみせるストーリーに、あっちもこっちもどうなるの!?とハラハラしながら一気読み!軽快にサクサク読めました。 中に1人最悪な新郎がいてイライラさせられましたけど、さすがのラスト。 帯に「結婚は、人生最高のエンターテイメント」とありましたが、読んで納得。 読後の爽快感も良い。エンターテイメントと言える一冊でした♪

    0
    投稿日: 2020.10.17
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    同じテーマの短編小説をこまぎれにしたような感じがしてなれるまで内容がつかめなかった不思議な感じがしました。読み進めると、妙に引き込まれる感じが面白かったです。

    0
    投稿日: 2020.10.13
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    暗い要素がなく、ポップなノリですらっと読めた。辻村深月らしく、登場人物はみんな人間味に溢れていて面白かった。

    1
    投稿日: 2020.09.19
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    プランナーの仕事をしてたから、興味をもって読む。けど、こんなことないない!て事が多い。笑 それでも最後まで小説としては悪くなかったです!

    4
    投稿日: 2020.08.06
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    11月12日の大安 アールマティという結婚式場で式を挙げる4組の話。 新郎新婦やその身内、小さな勇者、ウェディングプランナーなどの登場人物で、時系列で描かれる形で物語は進んでいく。 ドキドキ、えー、マジか。 どーなるの?そーなるかー。 の連続で楽しく拝読しました。 辻村さんの作品は優しいなぁ。

    1
    投稿日: 2020.05.07
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    結構、当事者になったのが最近なもので不快な感じがしたけど、四組のカップル(中の主要キャラ)にまつわる四種類のヒヤヒヤを味わえ、かつ、最後には全てのハッピーエンドを祝福できる。

    0
    投稿日: 2020.05.03
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    2020/04/30読了 #辻村深月作品 11月22日の大安に結婚式を迎える 4組の訳ありカップルの話。 重婚、不倫疑惑、花嫁入替り、クレーマー。 最後のドンデン返しが気持ちいい。

    7
    投稿日: 2020.04.30
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    憧れの高級結婚式場で、同日に行われる 4つの結婚式。それぞれが思惑を秘めたまま、 華燭の典にのぞむ新郎新婦の未来は!?

    0
    投稿日: 2020.04.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    凄い。すごい。スゴイ。すごいですコレ。ビックリした。物凄く、物凄く面白かった。これは本当です。本当に、物凄く、面白かった。辻村深月、恐るべし。これはもう、凄いですよ。ちょっと、感覚としては、恩田陸の「蜜蜂と遠雷」を読んだ感覚と、ちょっと、似ている。全然ジャンルは違うんだけど、アレと一緒ぐらい、ホンマに面白かった。衝撃だった。 辻村深月さんの作品を読んだのは、コレが初めてです。2018年の作品「かがみの孤城」が、なんだか当時、凄く話題になっていたのをホワッと知っておりまして「なんだか気になる作家さんだね」って思っていたのですが、この作品を、偶然最初に手に取ることになりまして。で、読んだら。めちゃんこ凄かったよ。 加賀山 妃美佳、鞠香、の話。 こりゃ面白い。双子の姉妹が、新婦役とその姉の役を、結婚式当日にお互いの立場を取り換えて、新郎の愛を試そうとする、ってなんつーぶっ飛んだ設定や。って思ったのですが、その裏側の姉妹の心の面の描写が、いやもう、上手い!で、最初は読者に「姉の鞠香の結婚式に、妹の妃美佳が親族として参列している」というふうに思わせておいて、実は違うんですよ!という種明かしをする場面のミスリーディングの持っていきかた、ホンマに上手かった。「はあ!!!???」って思いました。 山井 多香子、の話。 こりゃ面白い。というか、この人の話が、いっちゃん好きですね。グッときましたね。この人の、自分の仕事に対する誇りと情熱。素晴らしいですよ。「結婚式」という儀式に対する、溢れんばかりの愛情と愛憎。いやもうホンマ素晴らしいです。自分も、飲食業・接客業が長かったのですが、一切の衒いなく「お客様の喜びが自分の喜び」という事のできる尊さ、知っておるつもりなのです。結婚に関する、多香子の悲しい過去と、大崎 玲奈との実は!の因縁を明らかにするエピソードへの繋ぎ、いやもうホンマ上手い。凄い。 鈴木 陸雄、の話。 こりゃ面白い。なんつう強烈なダメ男だ、と驚嘆。だが決して憎めない。お見事。つーかね、自分が既婚者であることを浮気相手に隠して、騙して付き合ってて、で、既婚者であることどうしても言い出せないまま、浮気相手と実際に結婚式をするところまで話がいく、って、んなアホな。でも、そのバカバカしさが最高にオモロいやね。いやもう、お見事すぎる。これも、エピソードの最初の方では、この結婚式は、陸雄と貴和子の結婚式なんですよ、ってミスリーディングさせておいて、実はこの式の相手は、浮気相手の三田 あすか!という事実を読者に知らせる持って行きかた、上手いです。あと、あすかの親がオーナーのサロンの名前が「トゥルー・トラスト」というのも、皮肉が効いていて良い。「真実の信頼」って。それ、何処にもないやん、っていうね。 白須 真空、の話。 こりゃ面白い。幼い男の子の、「身内の仲良しのおねえちゃんに対する憧れと照れと愛情」を、見事なまでに表現しきっておるやないか。こら凄い事ですよ。あと、結婚とは、結婚する一組の男女だけの問題ではないのである。どうしても、家族そのものを、決定的に巻き込むものなのである。という事を、ちゃんと描写している。素敵だ。愛する二人のためのものなのであり、その両家のものなのである。ということなのだ。うむ。お見事です。 あと、すげえな、って思ったのが、この小説、もともと、最初の発表形態は、それぞれの話をそれぞれの短編集として発表して、連絡短編集としての長編作品、としていたらしいんですが。だが、それを単行本化する際に、一旦全部バラバラにした上で時系列順に同時進行形式にして、一つの長編作品として、改めて、ほぼ別の作品みたいにして発表した、ってこと。すげえ。でらスゲエやんか。で、おそらく、絶対に、この同時進行形式にした方が、絶対に面白い。なにその発想。凄いよホンマ。 なんか、三谷幸喜さんの脚本の映画みたいな感じ?各エピソード同士が、凄く絶妙に関連しあっているところとか、めちゃくちゃ上手い。別の話の主人公が、別の話の脇役になるところとか。凄い。ゲームでいうと、家庭用ゲーム、セガサターンとプレイステーションでの超名作、チュンソフトの「街 ~運命の交差点~」みたい。そういや、街、まだほぼ無名時代?の窪塚洋介、出演してましたよねえ。スゲエことやでアレ。 あと、とにかく各エピソードでの、伏線の貼り方、その回収の仕方、お見事すぎる。「アレはそういう事だったのか!」とあとから理解できる快感さ、パネえです。そういう意味では、凄く、推理小説的。辻村さん、綾辻行人さんの大ファンだそうで。なるほどね。 いやもうね、お見事でした。ホンマの悪人が、ほぼ存在しない世界観、ってのは、甘っちょろいよね、とかとも思うんですが、いやでもそれでも、この作品は、一つの理想の小説として、本当に素晴らしいと思います。まさにそんな所も、恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」と、被るんだよなあ。

    1
    投稿日: 2020.03.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最後の終わり方が楽しかった。ドラマと並行して見ていたので、ドラマと比べてしまって、本自体を楽しむことができなかったかも。

    0
    投稿日: 2020.02.26
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    辻村深月さんの作品はやっぱり面白いです。 「子供たちは夜も遊ぶ」を先に読んでおいて本当に良かったです。 あの世界のその後がずっと気になっていて、とてもスッキリとしたのでホッとしました。 それぞれのカップルの話が最後には繋がっていくのも 素晴らしいです。 自分が結婚式に関わる仕事を少ししているのもあって、とても面白かったですし、その裏側で働いているプランナーさんの仕事ぶりの凄さも改めてわかりました。

    0
    投稿日: 2020.02.19
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    「子どもたち夜と遊ぶ」を先に読んでて良かったー! そして、また、それを読みたくなるというループ。 伏線回収がとても鮮やか。 バラバラじゃなくて、隣どおしで繋がってるのもよい。 伊坂幸太郎さんが好きな人はぜひ!という気持ちです。 この本、結婚する前の人にもっともっと読んでほしいなぁ。 興が削がれるかなぁ… 結婚式準備について、ゼクシィもいいけど、こういう小説から学ぶのもありだと思うのでした。

    0
    投稿日: 2020.02.16
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    「こどもは夜と遊ぶ」を先に読んでおいて本当によかった、報われた思いがしました。 11月22日の大安の日曜日という日本人にしかわからない最高の吉日の結婚式場を舞台にしたドタバタ劇。4つのカップルのストーリーが並行して進む分、登場人物も多数、多彩、物語の一人称となる人物もバトンを渡すようにどんどん変わっていくため最初はかなり戸惑いましたが、辻村さんの丁寧な人物描写、そして性格分けがきちんとなされているために頭の切り替えもスムーズに進みました。このあたり、恩田陸さんの「ドミノ」が少し頭をよぎりましたが、「ドミノ」が『見た目のドタバタな立ち回り』なのに対して、この作品では、『心の内のドタバタな立ち回り』という感じでしょうか。全く描き方が違いますがどちらも見事だと思いました。 そして、辻村流の不穏な空気が入り混じる中で、唐突に「こどもは」のあの彼らが登場します。そして、不思議と感じる包まれるような安心感。 最初はちょい役での登場かと思いましたが、まさかのとても重要な役回り。そして、「こどもは」を思い出させるあのセリフ、このセリフの数々、直情的な行動もそのまんま。これには感激しました。文字通りの助演男優賞というのは、こういう時に渡すものではないかと思いました。 今の時代『大安』や『仏滅』なんていうことをあまり口に出しすぎると馬鹿にもされるものだと思います。世界でこの国にしかないこの言葉。この作品では、違う言葉ですが辻村さんがこう語ります。『長い間交わされてきた言葉には、きちんと意味が宿る。縁起を担ぐことは、祈ることだ。幸せや成功を願う前向きな祈りを責める権利は誰にもない。』結婚だけでなく、新しくお店を開いたり、何かしら仕事で一つの賭けに出るような場合にも、この国では『大安』を頼みにすることがまだまだ多いと思います。日常で馬鹿にしておきながらこういう時だけは声を揃えて『大安にしよう』と。その大きな賭けは事々によって内容こそ違えど、みんなで力を合わせ、その成功に全てをかけて、苦労して準備して作り上げてきたもの、大切なものを確実にはばたかせるために、確実にはばたけるように万全を期す時に最後に頼りにするもの『大安』。結果として、そこまでの苦労と努力が本気であればあるほどにその『大安』に賭けたその願いは確実に叶うものとなり、結果として、『大安』が成功の象徴として人々の中に刻まれていく。そんな『大安』を書名にしたのがこの作品なんだと思います。 途中の不穏な空気が跡形もなく消え去り、白く澄んで幸せに包まれるような結末にすっかり心が満たされたました。「本日は大安なり」。すごく前向きな気持ちになれました。

    15
    投稿日: 2020.01.31
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    辻村さんのこのばら撒いた伏線を最後に綺麗に回収してくれる感じが大好きです。 そしてそれぞれの登場人物の心理描写がもの凄く繊細で一緒になってハラハラドキドキしたり切ない気持ちになったり。 でも最後にはあったかい気持ちにしてもらえるいい物語でした。 あと、いつものように「子供たちは」に出てた孤塚と恭司が出て来てなんだか懐かしかった。

    0
    投稿日: 2020.01.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトルから予想した通り、結婚式のお話。 結婚式を挙げる四組のカップル。 そして式場に勤めるプランナー。 幸せの象徴である結婚式ですが、難しい問題があちこちに広がり…。 結婚式というのは結婚のスタートだというのに、自分はなぜかゴールのように思っていました。 あれこれ詰め込んで、絶対に失敗は出来ない! お天気すら晴れじゃないと納得いかないところまで思い詰めた思い出があります。 物語の冒頭で妃美佳が礼華女子校の出身だと分かり、いつもの辻村ワールドであることを知ります。 その後、狐塚と恭司が登場し大活躍(?)。 名前だけですが月子も出て来ます。 私がどうしても納得いかないのは鈴木陸雄! 奥さん目線になってしまうのでしょうがないのかもしれないのですが、本当に許せない!

    1
    投稿日: 2019.11.25
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    伏線を綺麗に貼っていて、どんどん物語が繋がっていくの大好きです。そしてやっぱりの辻村深月さんで、人の感情の表現が素敵です。 コメディさもあって読みやすかった! 旅行に持って行ってよかったなぁと!!

    0
    投稿日: 2019.09.20
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    ストーリーがよく練られていて面白い。ミステリ要素もありコメディでもあり、いろんな作品が描ける作家だなと思った。

    1
    投稿日: 2019.09.12
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    200人規模の結婚式・披露宴を4組もさばける大ホテル。ウエディングプランナー・山井と、それぞれ訳ありな新郎新婦が繰り広げる愛憎劇。物語の序盤に「問題を起こしたくない相手に限って、ミスやトラブルが狙い澄ましたように押し寄せる。」とは山井の台詞。結婚詐欺まがいの男の台詞がこれまたダメダメで、波乱の展開になるのか? と思って読み進めた。ホテルのボヤ騒ぎを境に、大安吉日に相応しい幕引きは意表を突かれたが、ほっこり読み終えることができた。

    1
    投稿日: 2019.08.25
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    無意味に感情移入するタイプなので アラフォー独身には入ってこなかった。 もし今20代だったら、おもしろかっただろうなー。 2019.05途中で積読

    0
    投稿日: 2019.05.30
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    結婚式場を舞台にした4組の夫婦とウェディングプランナーの話。色々な伏線が重なっていく様が面白い。他の辻村作品も読んでみたい。

    3
    投稿日: 2019.04.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    私はこういう、色んな視点の複数の物語が繋がってく感じの話が大好きだったので面白かったです。 それぞれの話に視点のトリックめいたものがあって、読み進めていく内に全体像が見えていく感じも爽快でした。 ただ残念だった点を云うならばラストに掛けて終盤で突然出てきた登場人物がいわゆる美味しい所採りをしちゃった点かなー。誰やねん!ってなりました。 そこいくと最序盤からきっちり存在していてでもずっと大人しくって最後だけめちゃくちゃ格好良かった英一さんは素敵でしたね。

    0
    投稿日: 2019.04.24
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    辻村深月さん ツナグに続き2作目。 厚い単行本だったが、3日で読み終わった。 小説を久しぶりに読んだのと、目まぐるしくも景色がさっと浮かんでくるような描写のおかげで、早く読み進めたい!という気持ちで読んだ。 そして、いかに、自分が思い込みで読み進めているのかということ。固定観念や先入観って怖いと思いつつ、おそらく、大半の読者がわたしと同じように考え読み進めていくことを想定した言い回しが素晴らしい と思った。 ん?と途中で思い前のページに戻るなんてミステリー小説でしかやったことない!すごい! あと、辻村さんの章ごとの結びの言葉が短くも絶妙で刺さる。その一言で涙腺が緩むレベルの破壊力。

    3
    投稿日: 2019.04.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大安の日の結婚式を巡る物語 双子の姉妹 結婚式を潰そうとする男 厄介な嫁に付いたウエディングプランナー 叔母さんの結婚に賛成できない男の子

    0
    投稿日: 2019.03.25
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    結婚式場を巡る、4つのストーリー。双子の話が特に面白かった。 読後感が良く、読み終わってスッキリした。

    0
    投稿日: 2019.03.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    やっぱり辻村深月の描く世界が好きだなあって思った。 最初は登場人物の移り変わりについていけるかと思ったけど、だんだんと一つの線にみんなが絡まり出したら続きが読みたくなるいつものパターン。 読後感がほんと癖になる。 それに、読む前に知らなかったから、弧塚や恭司、月ちゃんの名前まででてきてリンク好きな私にはまたたまらなく好きなポイント。 最後には浮気男まで幸せになってるって言うのは納得しない人もいるかもだけど、私はそんなまるっと収まるところが辻村深月の好きなとこ。 それにそうなっても納得させるだけの物語がある。

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    投稿日: 2019.03.13
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    ある大安のめでたいよき日に行われる4組の結婚式。その結婚式の話が同時並行に進んでいく。 思っていないようなことがおこり、つながっていき。読了感がよかった。

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    投稿日: 2019.02.22
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    4組の結婚式と一人のプランナーが入り組んだはなし。 オムニバス形式に近いかな? どんどん引き込まれて、最後まで読ませてくれた。

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    投稿日: 2019.01.31
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    結婚式場での一日の出来事を、登場人物の様々な視点から語られるモノローグ及びその展開が意外性と予定調和が巧みに編み上げられていて、どんどん引き込まれていきます。”エンタメ史上最強の結婚式小説”のキャッチコピーは伊達じゃない。

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    投稿日: 2018.12.21
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    ある大安の日に結婚式を挙げる4組の訳あり家族と、それに対峙するウェディングプランナー達の一日を描いた作品。 晴れの舞台に似つかわない、登場人物達の負の部分を描きつつ、最後は綺麗にハッピーエンドで終わるのが辻村作品らしい。 狐塚と恭司、月子は美味しい役回りで、彼らのその後を知れて嬉しかった。

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    投稿日: 2018.12.12
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    最初人物の描写がコロコロ変わりすぎて分かりにくいな〜〜って。 けど、読み進めていくと、段々わかっていった。 主人公たちの気持ちが理解できないところも多かったけど、みんなハッピーエンドで最後はなるほどっなったー

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    投稿日: 2018.11.17