
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
これすごく好きだった。仕掛けとハッピーエンド的な感じ?まあ、不穏がたくさんではあったけど笑 でもなんかよく考えたらあんま覚えてないかも また見てみよー
0投稿日: 2025.10.30
powered by ブクログ久々の辻村深月。この方の作品はやはり裏切らない。とあるホテルで大安の日に行われる4組の結婚式、どの組も色々なことを抱えていて先が読めないドタバタ展開が面白かった。ちょっとミステリー仕立てだったのが良かったかな。特に双子の結婚式の話が好きでした。 自分の結婚式の時はどんな風に準備したっけなあとか思い出したり、最近結婚式に参列してないし久々雰囲気味わいたいなあとか思ったりしながら読んだ作品でした。
0投稿日: 2025.10.17
powered by ブクログ最初は登場人物たち謎めいていて 何を考えているのかわからなかったし せっかくのハレの日に…って思っていたけれど 物語が進むにつれて、みーんな そんなこと考えていたんだね こんなことになるとら…みたいなことばかりで とっても面白かった。 物語の最初が後半への伏線になっていて 回収したり戻って確認したりするのも良きだった。 結婚式だけの物語を読むのは今回が初めてで、 自分も挙げたからこそ驚きと共感が混じって 読んでよかったな〜と思った
1投稿日: 2025.10.11
powered by ブクログさらっと読めて面白かったです。ドタバタでしたが、最後はほっこり良い話でした。真空君のお話が良かったな。一番本当にありそうなお話で幸せな気分になりました。
28投稿日: 2025.10.04
powered by ブクログ「傲慢と善良」で、どうなるの?どうなるの?って分厚い文庫本をあっという間に読んでしまった辻村深月さん。 それ以来読んでなかったのが嘘みたいなんだけど、辻村さんの2冊目は「本日は大安なり」。 やっぱりこの人すごい! 傲慢と善良の時と同じで、続きが気になって気になって、一気に読んでしまう。 そして最後はほっこり終わる。 読みやすいし、話の展開の仕方もわくわくして、好き!!
1投稿日: 2025.10.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
自分も今年結婚式をした中で、好きな作家さんの本だったので読んでみましたが…、 私的にはかなり期待外れでした(TT) 屈折した人間の心情を細かく書くことは、やっぱり凄く上手いなあと思ったのですが…、 私も中々性格が悪いので、とにかく全員にイライラして感情移入もできず、こんなに登場人物が多いのに誰も好きになれませんでした。 ・双子の話は考え方が捻くれすぎてて理解できない(大勢巻き込んでおいて、姉妹の感情もコロコロ変わりすぎ) ・元彼の浮気相手に散々クレーム浴びせられて、結婚式でサプライズ演出されただけで許しちゃうプランナー(甘すぎる) ・運命の女(笑)とか言いつつ不倫&不倫相手と結婚式の当日まで迎えてグダグダとうるさい男 →顔が良くてモテるという設定だが、そんなにモテるならこんなに間延びせずとも女を切れるだろ ・サプライズがバレそうになって子供に怪しすぎる口止め&家族にも色々言われてる自覚あるなら、新婦以外には言っておけばいいのに鈍臭いな とか… フィクションなので仕方ないと思いつつ、結婚式がテーマなのになんともスッキリしない内容でした(TT) そして何を伝えたいのかもよくわからない終わり方… 人を許すことが大事だよとかそんなに完璧な人間ていないよね、とかなんですかね? ドタバタ結婚式コメディとしてなら楽しめるかもですね!
0投稿日: 2025.09.22
powered by ブクログちょっとご都合主義的すぎるような気もしたけれど、結婚式をテーマにした小説はたぶん初めてで新鮮だった。終わり方もとても満足!
0投稿日: 2025.09.11
powered by ブクログとても読みやすい作品でした。 どの人物も、爆弾を抱えながら人生の幸せの有頂天とも言える結婚式に臨んでいるヒリヒリさが面白い!
44投稿日: 2025.09.08
powered by ブクログ400Pくらいあったけど面白くて一気に1日で読んだ! 正直うまく行きすぎ感というか、そこ幸せになっていいのか、、!?みたいなのはあるんだけど まあ物語だしね、、て感じだった笑
10投稿日: 2025.09.06
powered by ブクログ面白くて続きが気になって、一気に読みました。オーディブルの聞く読書なので、たまに、ながら聞きして、聞き逃して?とおもって、前に戻ったりしながらも、とても楽しめました。 責任転嫁して、延々と文句や、不満や、不安を述べる登場人物の感情の流れの表現が、すごいなあと、いつも思います。共感できなくても、「なるほど〜そういう流れでそんな考え方になるのか」と、納得しながら。だから、私にとって、辻村深月さんの小説は、面白いのかも。
7投稿日: 2025.09.03
powered by ブクログ中盤からの不穏な雰囲気からの最後の回収までが鮮やかでかつ優しくて、途中翻弄されながらも最後には温かい余韻が残る作品でした。
1投稿日: 2025.08.31
powered by ブクログ大安。当日はホテル・アールマティで4組の結婚式が予定されている。 すったもんだがありつつ、その日のスケジュールは進んでゆく。 ハッピーエンド、大団円。終わり方がとても好きでした。 映画で観てみたいなぁと思って調べたら、ドラマ化はされているんですね。ドラマ版は結構改変されてそうだけど、どうなんだろう?
3投稿日: 2025.08.26
powered by ブクログなかなかページ数はありますが、テンポ感よく読むほうが楽しい小説だと思うので、一気読みすることをおすすめします。登場人物と場面の切り替わりが多いので、はじめにある図解が助かりました。 ややこしいひとという表現が作中に出てきましたが、4組の新郎新婦みんなややこしいです。さらに結婚式という一世一代の大舞台だからこそ、事件が目白押しです。お仕事小説の側面もあり、その視点では常にこの難局をどう乗り切るのかと楽しめます。 最後まで展開が読み切れず、おもしろかったです。
24投稿日: 2025.08.22
powered by ブクログ働く女性の物語りは好きだなぁ。 ページ数は普通だけど1ページ毎の文字数が多くてかなり日数かかった。 お盆休みに入り一気に読めた〜。 かなりこじらせた人達の話しだけどウェディングプランナーの裏側も知れてかなりおもしろかった。
65投稿日: 2025.08.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
章ごとに登場人物が変わるため最初は世界観に入り込めず序盤は結構苦痛だったが、章の終わりに少しずつ出てくるそれぞれの【事情】が気になって途中からはもう一気読み。 最後の方は展開が読めてきたしちょっとうまくいきすぎじゃない⁇と思うところも多々あるけど、このくらい分かりやすいハッピーエンドな本が読みたいときもある。
3投稿日: 2025.08.11
powered by ブクログ登場人物が多いので一気に読むことをオススメします! 自分は時間をかけて呼んでしまったので、ちょっとこの人誰だっけとなってしまった 辻村さんの本は初読みでした 身内に双子がいたりで比べられて育つところを見てきたこと、親戚が連れてきた結婚相手が頼りなくて家族会議になったこと等わりと自分が近い立場で見てきたものが同じような目線で書かれていて共感しながら読めた ただ、これだけの濃いキャラクターをよくまとめきったなというのが読み終わった感想でした また時間があれば、次回は一気に読んでみたいと思いました
0投稿日: 2025.08.10
powered by ブクログ誰が誰だか分からなくなるけど後半になるにつれて惹かれた。縁起を担ぐってスピっぽくて好きじゃなかったけど、いいなあと素直に思った。
1投稿日: 2025.08.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
辻村深月作品を順番に読むチャレンジ実施中。 もう何冊目だろう。 思いがけず、自分の中でスマッシュヒット。 群像劇が好きなのだろうか。 めんどくさい人だらけの結婚式場。 なりすましの双子や、放火や、物隠し小学生。 子供はしょうがないとして、双子の拗らせが凄まじい。 一番好きなのは、東くんだな。 コミュ障が似ていることもあるけど、火事のときの一言がかっこいい。 鈴木はクズすぎるけど、最後に救われるのはほっとした。というか、家族が救われたことになるのか。 出版社をまたいで、ほかの辻村作品の登場人物が出てきたのは嬉しい。 講談社だけかと思っていたのに。 今後も期待してしまう。
1投稿日: 2025.07.23
powered by ブクログAudibleで。 テンポよく、大安吉日の1日が描かれていて、先に先にと進む物語でした。 私は双子の姉妹の下りがむちゃはまりました。 入れかわった花嫁。 両親でさえ気が付かないのに、旦那になるであろう人は気づくのか気がつかないのか。聴きながら(笑)これ気づいてるよねって、読者には解る(笑) 「かんべんしてよ」って呟く旦那さん(笑) ウェディングプランナーは過酷だが、やりがいがあると。どのカップルにもそれぞれに歴史があり、家族があり、思い入れがあり決して一つではない。だからこそ面白い
35投稿日: 2025.07.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
初めての辻村さんの本。 今の自分には一編一編が短すぎたのか最初は切り替えの多さに少ししんどさを感じたものの、慣れてしまえばテンポよく読み進められた。 ただ、他の方の感想のように心晴れやかな読後感とは行かず… 良さげな感想ばかりの中で申し訳ないけど、私が素直におめでとうと思えるのはりえちゃんと東さんだけかも…ごめんなさい… 個人的には双子が入れ替わって新郎を試す話しは楽しさよりも気持ち悪さが強くて(もちろん物語としてはおもしろいけど)。 でも新郎の英一さんも一生に一度の晴れの日にまでこんな茶番に付き合えるんだから同類なんだな… 結果やり直しで同じ式2回???えぇ…… 「勘弁してよ…」のセリフはこっちに譲ってください…笑 玲奈みたいなタイプはなんだかんだと周りを振り回しながら上手くやるんだろうし、貴和子さんはアレを全部知っててよく許したな…別に本人が幸せならいいけど…とモヤモヤしてしまった。 私が山井さんだったら玲奈のことは「仕事だから」ととしか思えないだろうし、最後のお礼のサプライズなんて「は?こんな時まで人を利用して感動演出?まじで無理ぃ…」って引き攣った笑顔しか出てこなさそう。心が狭くてだめですね…笑 りえちゃんと東さんには本当に幸せになってほしい!!
3投稿日: 2025.07.06
powered by ブクログいつも通りあっという間に読み終わった辻村さん作品。 人生をめちゃくちゃにされた過去があるにも関わらず、最後は玲奈の幸せを願った山井さんは人格者だ。 双子というそうじゃない自分にはわからない関係性。顔は似ているけど別の人間。互いに大事に思ってはいても、他人から比較されて自らも比較してしまい嫌な気持ちにもさせられる存在。兄弟姉妹とはまた違う双子にしかわからない世界をのぞかせてもらった気持ちになりました。 火を放とうとした浮気男が痛い目を見切らず良かったような許せないようななんとも言えない気持ちになりましたが、「世界一憎い相手であっても、きちんとその時がくれば祝福できるから」の言葉にあるように、どんな相手であれその人の人生・結婚生活が幸せであってほしいと願うウェディングプランナーの信念を表したストーリーとして終わらせたのかなと思いました。 とっても楽しく読めました。 辻村さんの作品を制覇したいと思います。
4投稿日: 2025.06.27
powered by ブクログ11月22日(いい夫婦の日)で大安吉日の休日という日にあるホテルで結婚式披露宴を行う4組のカップルとウェディングプランナーをめぐる物語。 同時進行で進む物語が時には少し交錯したり、辻村深月の他作品の登場人物が出てきたり。 どの新郎新婦も幸せな様で、裏ではいつ爆発して結婚が台無しになる様な爆弾を抱えている。 結婚式というハレの日だからこそ抱えてしまう問題だったり、そんな日そんな場だからこそ色々と考えてしまったり。 主役である新郎新婦はもちろんの事、ウェディングプランナーってのも大変なんだな。 双子の話が気に入りました。 狐塚君、恭司君お久しぶりです。二人とも変わっていない様で懐かしかった。月ちゃんは名前だけ少し。
7投稿日: 2025.06.05
powered by ブクログかなり面白かったです。 双子の話と薬剤師の話は特に感動しました。 浮気野郎が最後まであまり痛い目を見なかったのはすごく残念でしたが、暖かい気持ちになれるカップルが多かったように思います。 結婚式をテーマにした4人のカップルとウェディングプランナーのお話でしたが、辻村深月らしい展開で、驚きと感動、ハラハラするところもあってすごく良かったです。 結婚式ってこんな感じなんだなぁとしみじみ思いました。
1投稿日: 2025.06.03
powered by ブクログ文庫本で再読。初読のときは辻村さんの本として初めて読む本だったので気づかなかったが、今回、孤塚、恭司が出てきたこと、更には月ちゃんの名前まで出てきてほっこり。ウェディングプランナーと結婚式、披露宴に問題を抱えながら参加する人たちの目線で「大安」の一日ついて語られる。最後にはすべてが丸く収まるところがよい。
1投稿日: 2025.05.20
powered by ブクログ2025年5月5日 大安吉日の結婚式4組のそれぞれ。 双子のややこしい心理がありえない、勘弁してと思った。 とんでもないトラブル続きの4組、でもどれも身近にありそうなエピソード。いつだって大なり小なり問題を孕んでるはず、現実も。 人間的にどうしようもない4人だったが、ふたを開けると… 読後感爽やか。 性善質。
6投稿日: 2025.05.06
powered by ブクログおもしろかった!登場人物の視点が次々に変わるグランドオペラ式の小説はともすると話のスジが見えなくなったりするのですが、色々なことが有機的に繋がり、そして最後はやっぱりホロリとくる、いいお話でした。 登場人物がみんな個性的でそりゃないだろ、と思うこともありますが、それでもまとまるところにはまとまる、と。
1投稿日: 2025.05.01
powered by ブクログ結婚式にまつわるお話。 11月22日の大安。 人気のあるホテルの結婚式場で式を挙げる4組。 プランナーの多香子は過去に苦い経験を持つが、この仕事に誇りを持っている。 ただ、担当している新婦のわがままには辟易している。 いろんな意味で何度も担当替えを頼んだが、叶わなかった。 そして、双子の姉妹の複雑な思いからくる、とんでもない企み。 大好きな叔母が結婚する相手に危険なものを感じる男の子。 結婚式をどうにかして中止にしたい新郎。 とにかく、どのカップルの話も興味深くて面白い。 2025.5.1
12投稿日: 2025.05.01
powered by ブクログ舞台はホテルアールマティの結婚式場 大安吉日のある日、その式場で結婚式を挙げる 4組の訳ありカップルと出席者、ウエディングプランナーがおりなすドラマ。 それぞれのの思惑が絡み合い、結婚式に暗雲が立ち込める! トリック、謎解き、ミステリー、お仕事小説といろいろな要素で楽しめました。 一番の目玉は、やはり双子の美人姉妹。 双子の姉妹が晴れの大舞台で一世一代の賭けを行う場面はドキドキです。 なぜこの賭けをしようと思ったか、子供の頃から遡って現在に至るまでの気持ちの揺れが複雑でややこしいのも面白い。 なんたって新郎の映一君!素晴らしい。 一枚も二枚も上手。 「結婚式は花嫁のためのものだから何をやったっていいと思った。」 どこまで心が広いんだー ホント「勘弁してよ」って感じですよね! 辻村さんの斜術的トリックも良かった、途中までまんまと騙されました。 あと、プランナーの山井さんと新婦の玲奈の話。 山井さんと玲奈の因縁、運命のいたずら? 仕事とはいえ、相手の幸せを心から願えないなぁ。ホント嫌な奴っと思ったけど、最後に大どんでん返し! 結婚式を通して、山井さんの丁寧な対応が玲奈を変え、また自身も2枚も3枚も皮が向けた感じ。 サプライズも、あんなことされたらもう感動ですよね! この本読んで、山井さんのようにウエディングプランナーになりたいと思った人たくさんいるんじゃないかな? 大変そうだけど、プランナーの魅力がたくさん描かれていて、自分も若かったらなぁ なんて思ってしまった。それくらい楽しそうだった。 これはダメだね。最後の陸雄 しかりグズ雄 どこまでも他力本願で、中身カラッポ。 ストッパーばかり当てにして。 貴和子も高校生の時に見抜いていたのに人生し失敗したね。 あすかも可哀想、トラウマになるよね。 こんなドタバタだらけの結婚式、自分がプランナーだったら嫌だけど、物語として最高! 映一さん的に言うと、辻村さん 「ホント 勘弁してよ」ですかね。
18投稿日: 2025.04.27
powered by ブクログ双子で入れ替わりをする新婦や、結婚式場に灯油を持ち込む新郎、因縁の相手を接待するウエディングプランナーなどエンタメ豊富で、あっという間に読めた。 結婚式は、生涯でその日一日限りの巡り合わせで、縁起という願いの真摯さがとても好きだと思った。 それと、結婚相手に関する質問が印象に残った。 まず、あなたが結婚相手に求める条件を3つ考える。その条件と全く同じ相手が2人現れる。そして、どちらか一方を選ぶとする。その決断に至った決め手は? この決め手で思いついた事が本当に求める物。 1.ポジティブ 2.一緒にいて楽しい 3.一定の収入がある 決め手 妻件母親みたいに優しく支えてくれて、愛してくれる人 一人じゃ楽しく生きていける気がしない。根がネガティブだし、自我が少ないので、自分を引っ張ってくれる包容力のある人と余生を過ごしたいんだと気付けた。 そんな人と運命を共にしたい。それができずとも、後悔なく幸せな人生だったと思いたい。
20投稿日: 2025.04.20
powered by ブクログ同じ日に結婚式を挙げる4組のそれぞれの目線から見た思いが描かれていて、他のがっつりミステリーの作品を思い出させるようなドロドロ感もありつつ、ツナグのようなほっこりする場面もある面白い作品だった。
0投稿日: 2025.04.18
powered by ブクログある結婚式場での1日の出来事のお話。不穏な雰囲気を経て最後にはあったか〜い幸せな気持ちになれるのが辻村深月ワールドでめちゃくちゃ大好きだった!
1投稿日: 2025.04.15
powered by ブクログウェディングプランナーっていいなぁと思いながらも山井さんは凄いなぁと思う どのエピソードも同じ1日、同じ会場で起こってるって思うと結婚式人組1組にそれぞれあるんだなぁと ただ陸雄だけは私は許せない、、笑
1投稿日: 2025.04.12
powered by ブクログ子供達が結婚ラッシュの時期なので、余計に題名に目が止まり購入 読み始めたら面白くて止まらなかった! 再読する時は、確認しながら読もうと思う(o^^o) 一卵性双生児を持つ母として、特に興味を持って読んだのも有るので複雑な思いもあったけれど 色んな人物の絡みが面白かったです
2投稿日: 2025.03.26
powered by ブクログ面白かった。双子花嫁と薬剤師のカップルが好きだった。玲奈みたいな自己中な子って幸せになりがちと妬ましくなったし、鈴木はクズすぎて許せなかった。それぞれ違う家庭で育った2人がまた新たに家庭を作るってすごいと思うし、決断するのも勇気がいると思う。ウエディングプランナーは大変そうだけど、素敵な仕事だと思った。自分が結婚するときにはまた感想が浮かぶかもしれない。
6投稿日: 2025.03.13
powered by ブクログ双子の心情描写に引き込まれ、現実世界の双子の関係性にも興味が湧いた。 私には2歳上の姉がいるのだが、小中高と同じ学校で、◯◯の妹という目でみられるのが嫌だったことを思い出した。振り返ると狭い世界で生きていた故の感情だったのだと思う。 印象に残った言葉は 価値観は植えつけるもの
9投稿日: 2025.03.09
powered by ブクログ結婚式場を舞台にした4組のお話。 一筋縄ではない歪んだ愛。嫌なことから生まれる感動。思い込み。ダメ男。 人それぞれあるけど、結婚式って幸せな場所で、はじまりの場所。 ほっこりした終わり方で読了感よし。
0投稿日: 2025.03.07
powered by ブクログ高級結婚式場で大安の日に起こるあれこれを多視点から綴った小説。 書架で目があって、これは面白そう、と、迷わず借りて来た。 著者は聞いたことがある、たぶんアンソロで読んだんやな…、と、思ってたら、「あなたの不幸は蜜の味 イヤミス傑作選」で初読やった。 ※ブクログ調べ。ほんまありがとう わりと(出会ったのも)最近やな。 しかもそのときのわたしは 「あまりにもドロドロしているので長編は無理かも」 と、言うてたけど、知らんと長編を読んだね…。 めちゃくちゃ面白かった。 視点が目まぐるしく変わっていくのが、余計に、この日一日の大騒動ぶりの渦中にいるようで、読んでてどんどん引き込まれていく。 視点ごとに主観が違うので(当たり前やろ何言うてんの)、語り調もころころかわっていくのに、それが全然読みづらくないねんなあ。 これがすごい。 以前、藤崎氏の「神様の裏の顔」を読んだけど、あちらと同じ感じよね。 (そういえばあちらはお葬式の話か…) なんやろう。冠婚葬祭はやっぱり、色々あるのか…笑。 あちらは男子ノリ、こちらは女性ノリ、て感じがする。どちらも面白かった。 ただ、語り調が変わるなかで双子のそれだけがなかなか読みづらくて、最初数十ページを読んでもいまいちのりきれなかったから 「読むのやめようかなあ」 とは、一瞬だけ思った。冒頭は双子じゃなくて(アクの薄い)山井さんにしてほしかった(笑。なんでやねん)! でも、あのお嬢様ワールド全開のもっさり感を超えた先にこそ爽快感があったし(?)あの双子の話に 「あれっ?」 ってなった中盤が最高に 「や、やられた~~~」 ってなったよね。個人的には毬香ちゃんには他意も悪意もない、ただのエエ子やろ…、受け取る妃美佳ちゃんがひねくれすぎやろ…、と、思ってたけど、それはほんまにそうやったので(ややこしさ的に)いっそさわやかやった。 ややこしいことを良しとする人種も世の中にはおる…。たぶん…。 まあそれにしてもきれいにまとまったよね~! この本も、他人におすすめしたい本かもしれない。 ネタバレを承知で言うと、 ↓ ↓ ↓ 「そこ、繋がる!?」 って箇所がたくさんあるし 「そこ、そういうとこ!?」 っていう叙述トリックじみたしかけもたくさんあるし、読めば読むほど味わいがあった、と、いうか、読み応えがあったわ。 たまたまゆっくりじっくり読めるときに一気読みしたので、いきつもどりつしながら読んだため、余計そう思うのかも。 ますます著者の別タイトルも読みたいけど、せやから、長編は読めるかなァ~。(二回目) そしてこれはドラマにしたら面白いかもなあ、と、一瞬思ったらすでにドラマされていたらしい。なるほど~。 ちょっと見てみたい気もする。 で、文庫本の解説がそのドラマの脚本を書いた人らしく、なんとなく解説は読まずに閉じた…笑。 原作者と脚本家の関係がもうクリーンには感じられず…(どういうドラマになったのか次第やろうけど)。 そしてわたしが「ゆっくり読書できる時間ができた」理由は、人生二度目のコロナ罹患やったからでした。 途中寝落ちしながらやけど布団に転がって読めたので、なおのこと集中できたんやろうな~。 読書のタイミングは毎回神がかっている…。 (このタイトルは、通勤時の細切れ読書よりも、じっくりまとめて読む方が面白かったやろなと思えるので) と、感謝しつつ、コロナ罹患中に図書館の本って読んでええんやろうか、とは、なった。 (カバーして手袋くらいはしてページをめくってはみるものの、なんかもう今更感が)
2投稿日: 2025.03.06
powered by ブクログ4組の主人公の視点で結婚式までの話が描かれていて面白かった。途中どの展開も読めない状態で最後どうなるか気になったがどの組も円満になってよかった!
0投稿日: 2025.03.03
powered by ブクログある1日の結婚式場で起こる4組の人間模様がとても面白くて、どんどん次が読みたくなった。人間としての弱さや狡さもありながら、愛すべきキャラクターに最後は癒された作品だった。
0投稿日: 2025.03.03
powered by ブクログ4つの結婚式が、同時にリアルタイムで進むからはじめは若干混乱。 でもそれぞれの会場のエピソードがあって、次第に引き込まれていった。 みんな、捻くれてる、からこそまっすぐ。 happyだけじゃない結婚式の物語、楽しかったです☻
0投稿日: 2025.03.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
みんなそれぞれ憎めないところがあって安心した。それにしても、子どもたちは夜と遊ぶのこづか、石澤、月ちゃんが出てきたのは辻村深月さんファンとして胸熱やったなあ。
0投稿日: 2025.02.23
powered by ブクログ結婚式場を同じ日に予約した4組の話をウエディングプランナー、新婦、参列者、新郎、双子の新婦を視点に読み広げる物語。同じ日にできた出来事をいろいろな家族の立場から読み、面白かった。長い本ではあるが私は特に陸雄がお気に入り。最後は妻を選び子供と式場選びに参列したのはかなり苦労と償いがあったのではと察し。考えるよりは読んでて楽しい本でした。
1投稿日: 2025.02.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
広がったそれぞれの家族のストーリーが最後に綺麗にまとまってめでたしめでたし。 とても面白かった。 ウェディングプランナーを長年していた私からみても違和感なく、リアルなところが多く嫌な思いをせずに読めました。 だいたい結婚式のストーリーは「いやいや現実そんなことしてる暇ないって」「いやその一組だけにそんだけ時間かけてられないって」と突っ込みたくなるものだらけで、あまりに楽観的な設定に多く不快になることが多いのですが、この作品はリアリティがあってびっくり。 グラタンが生焼けだったら配膳される前に絶対気づくと思うけどそこはおいといてみんなが幸せになるハッピーエンドで読了後もスッキリ。 もう一度言いたくなっちゃう。面白かったです。
0投稿日: 2025.02.10
powered by ブクログ4組の結婚式を短編集としてではなく、それぞれの視点でストーリーが進んでいきます。登場人物が多く、始めは読むのをやめてしまおうかと思いましたが、登場人物の名前が珍しいからか、奇想天外な内容だからか、中盤はのめり込んで読んでいました。4組それぞれのストーリーが盛り上がっているところで切り替わるため、続きが気になって気になって仕方なかったです。笑 個人的には双子の鞠香・妃美佳のストーリーが好みでした。
1投稿日: 2025.02.08
powered by ブクログミステリーちっくなストーリー展開だけど、ミステリーではない。群像劇。 楽しんでサクサク読めたし、読後感がとてもよかった。 登場人物それぞれが良い結末を迎えたと思う。 韓国ドラマの登場人物みたいに、最終的にはみんな憎めなくてなんか好きになっちゃうみたいな感じ。嫌なヤツだと思ってたけどそうでもないじゃん?とか本当はいい人なのかも、とか。 ただ、最後まで許せないどうしようもねぇ人が1人いる。まぁでもこういう人っているんだろうな、こういう人はこんな思考回路なんだなって思った。
6投稿日: 2025.02.03
powered by ブクログ11月22日大安。高級ホテルで結婚式を挙げる4組のカップルの話し。 双子の姉妹の企み、わがまま新婦に翻弄されるプランナー、新婦を守ろうとする少年、結婚式を中止にしたいダメ男。 色々抱えた4組の結末が気になって仕方がなかった面白い作品。
0投稿日: 2025.02.02
powered by ブクロググランドホテルである大安の1日に結婚式場に集まった4組のカップルとウエディングプランナーの人間模様を描いた話。双子の姉妹の複雑な恋模様、ダメ男で当日まで問題を先お越しにした末路、花嫁を守ろうとする少年の迷走、悲しい過去の因縁相手がお客様になったウェディングプランナーからなる話。 私が一卵性の双子ということもあり、一番印象に残ってるのは双子の姉妹の話だった。一見クレイジーに思える結婚式の双子の入れ替えは、結婚式に限らず考えたこと、もしくは行ったことがある一卵性の双子は少なくないと思う。 この話を読んで改めて、双子という生き物は人と比べてしまうという性質があると思った。片割れより幸せでありたいし、かつ片割れの幸せが一番という逆説的な感情を持ってると思う。幼い時はお互いが自分という存在を認めてほしく、互いに違う生き方を目指す。しかし、一つが別れた存在なため、根本は同じ性質ななことが多く、好きなもの、人など一緒の傾向になる。私も弟と好みが近いことは話さなくてもなんとなくわかっていた。そのため相手が嫌な思いをしないというためにお互い恋愛の話はしなかったり、友達の話を聞いて同じ人を好きにならないようにしたことを思い出した。 全部の話がハッピーエンドだったのはよかった。辻村さんは普通の話や小さい悩みを丁寧にいろんな人の視点から書かれている。そのため、どんなキャラクターでも感情移入がしやすい。まだ2冊目だが、他の本も読んでみたいと感じている。
10投稿日: 2025.02.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
大安の11月22日「いい夫婦の日」に4組みのカップルの結婚式が行われる式場でのお話。 それぞれ面白いストーリーがあります。家族、親戚ってめんどくさいなと思ったり兄弟っていいなと思ったり、親戚が集まるときによく思う描写がたくさんありました。 大変な事件が起こりそうになるも… みたいな事もあり、叔母が大好きな少年が可愛かったり。 「大安の後日」で全てが救われていて良かった。あっちもこっちも良く向かっていて。 面白かったです。
2投稿日: 2025.01.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
人生の晴れ舞台とも言える結婚式の日に ある思惑を持って参加する人達。 新郎が自分と双子の姉を見分ける事が出来るか実験する為に、双子の姉と入れ替わり式に参加する新婦の双子の妹。 叔母の結婚相手に不信感を抱き、結婚を止めさせる為にどうにか出来ないか悩む甥っ子。 既婚者なのに不倫相手との結婚話が進んでしまい、結婚を中断させる為に結婚式場で火事を起こそうとする男。 結婚準備の話合いのたびに、事あるごとに文句を言ってくるクレーマー新婦。 出来る限りあらゆる要望に答え、時に現実的な助言をし、脇役として新郎新婦を支えるウエディングプランナー。 夢を見せてくれる仕事ではあるけど、こんな人達を相手に仕事をするのかと思ったら予想以上に大変な仕事だったし、頭が下がる。 彼等の思惑がどんな結果になるのか、途中まで不穏な雰囲気があってどきどきしたけど、なんだかんだハッピーエンドで良かった。 最初から双子を見分けてた映一さん素敵だったし、彼女の為にサプライズを用意したり親族の不満に何も言わずに耐える東さんも素敵だった。
0投稿日: 2025.01.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読後爽快! と冠されていたこの作品。 たしかにそのとおり、爽快感のある終わり方。 後半からは一気に読んでしまいたくなる作品だった。 ウェディングプランナーの1日を描いた作品で、カップルたちの悲喜こもごもが彼女をいい意味でも悪い意味でも振り回す。 ウェディングプランナーって、素敵な仕事だけれど、自分のプライベートがうまくいってないとなかなかつとまらない仕事だろうなあと、読みながら感じた。 でもちょっとなってみたいなあとも思う。 人の幸せをサポートできる仕事。 目に見えて顧客満足がわかってしまう、ある意味で残酷なお仕事。 私はなかなか顧客満足が見えない仕事をしているので、なんとなく羨ましく感じてしまうのでしょうね。。
0投稿日: 2025.01.26
powered by ブクログ4組の結婚式当日の、ウエディングプランナーの奮闘や、それぞれの思惑が絡み合う物語❣️展開も何となくわかり、読みやすい1冊☻☻☻ほっこりできます(*^^*)
3投稿日: 2025.01.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
辻村深月が好きなので気になっていた本作をようやく読むことが出来た。期待どおり今回も好みの作品だった。 視点がすぐに変わり、時間が細かく進んでいく点は湊かなえの「高校入試」と似ていると思った。 最近は物語の展開をより予測できなくするため、あえて裏のあらすじを読むのを控え、事前情報を出来るだけ減らして作品を楽しんでいる。 そのため、「本日は大安なり」というタイトルから割と穏やかなストーリーをイメージしていたが、ミステリー的な進み方で良い方に予想を裏切ってくれた。 また、私も昨年結婚式を挙げたばかりなので、場面がイメージしやすかったり、共感できる部分もありより楽しむことができた。 エピソードの中では、双子の話と子供が結婚式を阻止しようと健闘する話が好きだった。 ハッピーエンドでまとめたかったんだろうが。灯油を撒こうとした浮気男が妻とやり直してるのは腑に落ちない気がした。 また、「子供たちは夜と遊ぶ」も読んでいたので、狐塚孝太と石澤恭司の登場は嬉しかった。
3投稿日: 2025.01.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
陸雄がずっとダメ 玲奈イイ女感出してるし山井さんも感動してるけど恋人奪われたんじゃなかったのか??? 真空はずっとかわいい 双子は旦那も含めてねじれすぎてるのにちょうどハマってておもしろい 結婚って、色んな形があるんだなあ
0投稿日: 2025.01.17
powered by ブクログたった4つの結婚式会場で、大変なことがいくつも並行して起こりそうな状況が続く。そのうちのいくつかでも悪いほうに転ぶと、それはそれは大変なことになってしまいそう。 真空がりえを想う気持ちや、玲奈の山井への感謝、東さんの不器用さの裏側など、ほろっとしました。 双子姉妹は再度式を挙げるそうだが、またややこしいことになっているのかな。旦那さんもややこしさを楽しんでいるのかな。 喜和子はなんで、陸雄を許せたのか。同じ会場での式というのもすごい。 ハッピーエンドでよかった。
15投稿日: 2025.01.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白くてほぼ一気読み。読後感も最高! たった1日の結婚式に何百万もかけたり、六曜を気にしたり、疑問に思うことの多いブライダル業界だったけど、そうかあ、かける手間と、お金は今後の幸福への祈りなのかあ。素敵な考え方。誇りを持ってお仕事しているプランナーさん、かっこいいです。 ①入れ替わり双子の話 姉妹がどちらも拗らせまくっている(笑)それよりも一枚上手な新郎、かっこよすぎる。火事の後この人たちだけ式をやり直したっていう後日談が好き。そりゃ余興もパワーアップするさ(笑) ②少年健気な話 叔母さん大好きな少年かわいい…っ!ほっこりエピソード。子どもたちは夜と遊ぶが大好きなので、孤塚くんと恭二(名前だけ月ちゃんも!)が出てきたのは嬉しかった‼︎ ③重婚男の話 バカすぎる(笑)信じられないくらい最低なことしてるのに、奥さんの懐が広すぎる。 ④因縁の花嫁の話 この話すごくよかったなあ。かつての泥棒猫が担当の花嫁だなんて。でもこのクレーマー花嫁のおかげで、プランナー山井さんの苦い思い出が昇華された。当事者に救われるってすごい…でも私だったら絶対結婚式ぶち壊して復讐するわ…(笑)山井さんの人間力に感服…。 後味爽やか、気持ちいいほどのハッピーエンド。どんな結婚式も素晴らしいと思える作品でした!
9投稿日: 2025.01.11
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ずっと積読してきたけど、ようやく読んできた。 最高に面白い結婚エンタメ小説! 県下有数の高級結婚式場「ホテルアールマティ」にて、四組の結婚式が行われる。 日付は11/22、そして「大安の日」! プランナー、親族、夫、妻それぞれのパートが順繰り順繰りと組まれています。 プランナーという職業の、難しさ、そして素晴らしさが満遍なく味わえました。 とてつもないクレーマー妻は、なんとかつて自分の婚約者を横取りしてきた女の玲奈だったのだ。 とにかくあらゆることに難癖はつけられるわ、勝手に予定と全然違うことをしだすわ、かつて婚約者を盗られた憎しみを思い出してしまうわ… プランナーの多香子は玲奈に苦しめられます。 しかし、式当日に、サプライズで玲奈からハンカチをプレゼントされます。 玲奈が自分のことを信頼できるプランナーとして認め、不器用ながらも玲奈なりに多香子に感謝の気持ちを伝えるこのシーンには、とてもジンときました。 双子姉妹の話も良かった。 なんと式当日に新婦として振る舞っているのは、妻であるはずの妹の妃美佳ではなく、姉の鞠華なのです! まあとにかく複雑で拗らせている姉妹で…そんな妃美佳の夫は、結婚で譲れない条件として、「ややこしい」があります。 肉親すら騙せる姉妹ですが、夫だけは最初から見抜いていたのです… 感想が書き終わらないのでこの辺にしておきます。 りえちゃんと東さんの話(東さんはコミニュケーションが得意でないが、実はしっかりしてる、りんごの中に結婚指輪を隠してる演出)や、浮気クズ男陸雄の話も面白かった!
15投稿日: 2025.01.07
powered by ブクログaudible20冊目。 幸せに満ち溢れているはずの、大安吉日の結婚式場で繰り広げられる人間模様。 4組の新郎新婦たちにはそれぞれ抱えた事情があって、続きが気になる展開がお見事でした。 ウェディングプランナーの方の仕事や他者への向き合い方が素敵だなあと思っていたので、幸せな結末を迎えて嬉しかったです。 ただ、この作品に出てくる唯一のクズ男も同様になっていたのでモヤモヤしました笑 ドラマ化したら面白そうだなあと思ったら、すでに過去に実現していたんですね。
1投稿日: 2024.12.30
powered by ブクログどう考えても絶対おもしろいやつだ!と思って読み始めたら、想像の何倍もおもしろくてわくわくしっぱなしだった。読了感がとってもよかった。しかもドラマ版の岬くん役、調べたら鈴木亮平なんですね?よ、よすぎる……!!!
0投稿日: 2024.12.28
powered by ブクログ自分の中での印象は逆ジェットコースター。 ゆっくりと暗い気持ちにさせられていくけど、終盤は急激に明るく心がほっとさせられる展開だった。 素敵な作品だったと思う。
0投稿日: 2024.12.20
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こんなポップな辻村さんは初めて。 双子姉妹のややこしさ、真空の葛藤、 陸雄の幼さ、山井プランナーの強さ、 それぞれにいろんなハラハラがあって 全部が同時に進んでいく構成もおもしろかった。 まさにハッピーエンド!
0投稿日: 2024.12.18
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もどかしくて、先が気になって、ページをめくる手が止まらない作品でした。 めでたい日なのに、たくさんの人たちが集まるのに、引き起こる様々なトラブルに、読みながらもどかしさをとても感じていました。 様々な人間関係か巧妙に複雑に入り組んでいて、とても読み応えがありました。 強いて言うなら、りくおはそれで許されたのか。白雪姫の殺人は幼い子どもが聞いたから起きた勘違いなのか。モヤモヤが残りました。
4投稿日: 2024.12.16
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キャラクターの個性が強くて面白かった。双子の新郎の人間性が気になった。姉の方が拗れているように感じた。 不倫の結婚式ブッチ野郎が幸せになってたのがちょっと気に入らない。お咎めを受けるべき!
1投稿日: 2024.12.12
powered by ブクログ大安のある日、同じ結婚式場で式を挙げる4組に関わる登場人物たちそれぞれの視点から、新郎新婦に対する思いと一日の出来事が描写される。 それぞれの会場で同時に起きる出来事をそのバックグラウンドと共に描写しているため、せっかちな私はもどかしい思いをしながら読んだ。「早くこの続きを知りたい!どうなっちゃうの?!」と思っていると、別の登場人物の視点に切り替わり、「こっちもどうなるの?!」とハラハラする…そんな怒涛の展開が、中だるみすることなく最後まで続き、とても楽しい読書体験だった。 さまざまな登場人物の視点で語られる作品は珍しくないが、バランスが崩れると先の展開が気になってしまい、この人物の話はあまり興味がないから読み飛ばそうかと考えてしまうことがある(せっかちすぎる)。 しかしこの作品はどの人物も魅力的だった。始めは全く共感できない心情にも、いつの間にかその人物と共に、悔しさや焦り、あふれる喜びを感じている自分がいたのは驚きだった。 陸雄の自分勝手さには心底腹が立っていたため、最後の展開については辻村さん優しすぎるよ!と言いたくなったが…ともあれ私の中での評価は変わらない。素晴らしかった!
12投稿日: 2024.12.03
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昔読んだことがあり、双子の話は覚えていた。東さんの話は感動してしまったし、玲奈の正体には驚くがそれでも仕事を私情挟まずやりきるのはすごいと思った
3投稿日: 2024.11.23
powered by ブクログもー。 落ち着いて、 みんな、 落ち着いて。 結婚式は、楽しいよ。 幸せだよ。 そんなに色々ないよ。 でも、2度はしなくていいかな[笑]
2投稿日: 2024.11.19
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鈴木陸雄がクソ過ぎてとんでもないやつ過ぎるのに奥さんが女神すぎて、お兄ちゃんも優しすぎて、鈴木陸雄が持ってるとしか言いようがないところが事実過ぎて最後にムカついた。笑 いいお父さんになってドレス着せてあげるなら一万歩譲って許してやる、くらいにはなった。 メンヘラ双子の夫が面白い。強い。 頼られてる感が増すんだろうか。笑 結婚式場っててんやわんやなんだなーと思いました。バイトしてたけど、わたしはただの配膳のバイトだったから全然わからなかったなー。 本日は大安なり、と言うタイトルが、最後の最後に染み渡ってさすがだなと思いました。
3投稿日: 2024.10.29
powered by ブクログ大安というと結婚式の日取りを思い浮かべる。最近では仏滅でも結婚式をするカップルも増えていると聞く。本作ではやはり大安の結婚式の4組のカップルと式場の担当者の視点で描かれている。しかも、かなりひとりひとりの個性を細かく巧みに描写されている。 同時進行で時間による描写も面白い。感想は4組別にまとめてみた。 相馬家・加賀山家、新郎の相馬映一と性格の異なる双子姉妹、妃美佳と姉の鞠香の心の内。優しさとは何か、懐の深さも垣間見える。 十倉家・大崎家では結婚式の担当プランナーである山井多香子と新婦の大崎玲奈の過去の因縁。読み始めと読了の落差が刺激的だった。そして岬との関係が・・・。 東家・白須家、真空が母の妹の白須りえの結婚を阻止しようとするのは思い込みによる誤解がどんな結末を招くのかが面白かった。 鈴木家・三田家、鈴木睦雄が新婦のあすかとの不倫を隠蔽するために放火を企てる。睦雄の不甲斐なさが際立つ。 式場で起こった火災がそれぞれのカップルの真実を引き出すストーリー性も構成が良かった。 最後は火災後のそれぞれがどうなったかも描かれていて、困難に直面した時に人はどう生きるのかというテーマで楔を打たれていて、奥の深さを感じた。
22投稿日: 2024.10.19
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★きっかけ SNSでお仕事小説、読後爽快感のある物語で紹介されていた気がする。久しぶりに辻村さんの物語が読みたくて。 ★感想 ある大安の日の結婚式場の物語。 結婚破談したプロ意識の強いウェディングプランナーと自分勝手な花嫁、憎愛の強い双子の姉妹、叔母の結婚式に参列する素直で優しい男の子、どうしようもない浮気男の4つの話が同時進行で絡んでいく楽しい展開。 どんでん返し、伏線回収も多くて飽きることなく最後まで読めた。 浮気男以外、みんな愛があっていい人ばかり。 特に真空くん、余興を本気でヒヤヒヤしてとてもかわいいのと、周りのお兄ちゃん2人の関わりが優しくてよい。 双子の姉妹の話も途中まで全然入れ替わりに気づかず、やられたー!でした。 浮気男はほんとどうしようもなく最低なやつなのに、エピローグで幸せになっちゃって、辻村さんいい人過ぎやと思った笑 読んでる時も読み終わった時も楽しい気持ちでいられる、ハッピーな一冊でした!
0投稿日: 2024.10.19
powered by ブクログテンポよく、色んな人の視点から、 同じ日の結婚式。 まりかとひめかが拗れすぎててかわいかった。 オーディブルにて。
1投稿日: 2024.10.17
powered by ブクログ様々な問題を抱えたカップルたちの過去、結婚式準備、当日のハプニングが描かれます。あり得ないでしょ~!?と突っ込みを入れたくなる部分もありながら、面白くてどんどん読み進めました。いちばん好きなストーリーは双子の話です。お互い大事な存在だけど疎ましい…、強いライバル心は、胸がきゅんとなりました。
0投稿日: 2024.10.15
powered by ブクログ11月の大安吉日に結婚式を挙げる4組の話。 不審者あり、勘違いあり、元彼を奪った女やら不穏な空気で当日を迎える。
0投稿日: 2024.10.08
powered by ブクログ視点が順不同で入れ替わるので、慣れるまでは少しまどろっこしさを感じたけど、面白かった〜! 個人的には、叔母さんを守るために必死に考えて行動する姿が素敵だった「真空くん」の話が好きだな〜(*´꒳`*) 映像化に向いていそうな内容だな〜って思いながら読んでたんだけど、10年くらい前にNHKでドラマ化されてたんですね。知らなかった〜
0投稿日: 2024.10.08
powered by ブクログ視点がころころ変わり、最初はややこしく感じましたが、読み進めるうちにどんどん先が気になりあっという間に読めました。 面白かった〜
0投稿日: 2024.10.02
powered by ブクログ同じ結婚式場で同じ日に行われる4組のカップルとその招待客の話。順不同に話が入れ替わるので、途中でちょっとわけわからなくなるけど、退屈はしなかった。個人的には、叔母が大好きな甥っ子の可愛い勘違いがよかったかも。
5投稿日: 2024.10.02
powered by ブクログ久々に小説読んだ。 何回も前のページに戻って伏線読み返して、そういえば昔はこんな感じの湊かなえさんの小説好きだったな、と懐かしい気持ちにさせられた。 結婚式が近いこともあり、非常に共感して面白い小説だった。
0投稿日: 2024.09.29
powered by ブクログ結婚式場「ホテル・アールマティ」を舞台に、4組の結婚披露宴でくりひろげられる群像劇。特に、新婦とその姉である双子姉妹が、式当日に入れ替わる物語では、幼少期よりここに至るまでのお互いへの屈折した感情、複雑な感情が日常の些細な出来事を通してつぶさに描かれていて、とても印象深かった。 私たちは二人で一人♡を強要しつつ、劣等感につけ入ることで姉の立場を守る鞠香には、同じように姉という立場ながら、むしろ、姉という立場であるからこそ、姉ってそういうもんじゃない!と、妃美香が気の毒でならず、「なんとか鞠香をこてんぱんにしてやって、相馬(妃美香の夫となる男)!」と強く呪いながらページを繰る。 そうは言うものの、生まれた日から同時に用意ドン、で、常に周囲の比較の目に晒されながら、姉の役割を担わされる、という重圧を思えば、自意識をこじらせてしまうのも当然か、と、妹より2年半も先んじて生まれたおかげで、姉の面目を保っていられる身としては、少し反省する。 悩みを抱えた「ややこしい子」が好みのタイプ、という相馬は、包容力の点で鞠香を圧倒する。妃美香と相馬の結婚で、鞠香は姉という役割を卒業でき、ただの双子として良い姉妹になれるのではないか、後日談でそう感じた。
21投稿日: 2024.09.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
だいぶ前にドラマがありましたね。ドラマは見ていて、小説はずっと未読でしたがようやく読みました。こんなシーンあったなあと少し思い出したりしたけど、自分が担当する4組のカップルがみんな訳ありってめんどくさーい!(読む分には面白いけど) 大崎玲奈のようなクレーマーはどこにでもいるし想定内として、問題は鈴木家と加賀山家。陸雄ってこんなクズだったっけ?何事も自分の責任じゃなくストッパー待ちでフィアンセの結婚台無しといて自分は2年後幸せそうにやってるって最低だろ。 鞠香・妃美佳姉妹ややこしいどころかやっかい過ぎです。2年後も同じことやってるし… こういう人が好きって言う映一くんもまあ… 「その後」が幸せそうで良かったと思えたのは白洲家だけ、か…?
4投稿日: 2024.09.25
powered by ブクログ結婚式場を舞台にした群像劇・・・ 視点が変わるたびに、こちらも気持ちを新たにしないといけないから、いつもパワーがいる。 白状すると、どうしても好きになれないイヤなヤツがいて、出てくるたびに、 またコイツか! しょうもないな、コイツは! 酷いやつだな、コイツは! と思いながら、イライラじりじり読むのに、 気づいたら、全力で走らされてた!! イヤなヤツがどうなるのかさえ平等に気にさせる。 恐るべし・・・!!
1投稿日: 2024.09.20
powered by ブクログ結婚式って憧れるけどすごく準備とか色々大変そうでめんどくさそうって思ってたけど、やっぱりいいものだなと思いました。私も結婚式を挙げるなら山井さんみたいなプランナーさんに担当してもらいたい! クズ男がクズすぎておもしろかったです 後半は続きが気になることが多くて一気に読みました みんなハッピーエンドに落ち着いてよかった!また読みたい!
0投稿日: 2024.09.19
powered by ブクログ大好きな辻村先生 昔、ウエディングプランナーに憧れ、バイトしていた事もあったのでリアルな話に感動しました あっぱれ大満足で、寝るのも惜しみ続きが気になり読む手が止まりませんでした 辻村先生で、こんなハッピーエンドもあるんだなと爽快感と意外性がありました 昔、ドラマ化していたことも知り見てみたかったな
0投稿日: 2024.09.17
powered by ブクログ面白かったし、よくできてるな〜と思った。 途中モヤモヤする場面が多かったけど、最後はどの組みも大団円でよかった
0投稿日: 2024.09.10
powered by ブクログ本日は大安なり 著者:辻村 深月** **内容説明:** 11月22日、大安。県下有数の高級結婚式場では、4組の結婚式が行われることになっていた。しかし、プランナーの多香子は、クレーマー新婦の式が問題なく進むか不安を抱えている。白須家の控え室では大切な物が紛失し、式場内には怪しい男の姿が…。美人双子姉妹もそれぞれ秘密を抱えながら式に臨む。果たして、彼らの未来はどうなるのか? 結婚式の裏側を描いた、エンターテインメント史上最強の結婚式小説! --- **感想:** 辻村深月さんの作品をこれで5作目読みましたが、毎回異なるテーマやジャンルに驚かされます。この作品は、結婚式場を舞台に、4組のカップルの結婚式が繰り広げられる中で、さまざまなトラブルやドラマが描かれています。登場人物が多く、混乱しそうになる場面もありますが、それが結婚式の喧騒や慌ただしさをうまく表現しているように感じます。最後には「雨降って地固まる」という言葉がぴったりの展開で、結婚式ならではの感動がありました。結婚式という舞台を通して描かれる人間模様に引き込まれる一作です。
21投稿日: 2024.09.09
powered by ブクログオーディオブックでまず何を聴こうか迷った時に、まず好きな辻村さんの作品にしようと思い、この作品を聴いてみることにした。 辻村さんの小説はどれも心理描写が凄く丁寧で細やかだから、この作品も例に漏れずすぐ情景が頭に広がり、感情移入しながら聴いていた。 また、オーディオブックで聴いたのだが、ナレーションの方(木ノ瀬ちひろさん)も様々な役を見事に演じ分けていてお見事だった。 それぞれの物語の真実が明らかになった時の驚きも多く、とても楽しく聴けた。 中でも一番印象的だったのは、鈴木陸雄のエピソード。 “ザ・クズ”という他ない(笑) クズ過ぎて、一人で文句言いながら聴いていた。 それほどにこの世界に入り込んでしまっていた。 私事ながら最近結婚したばかりで、これから式場探しという状況だったので、より結婚式を挙げるのが楽しみになった。 手元に形として残しておきたくなったので、書籍も買おうと思う。
1投稿日: 2024.09.08
powered by ブクログ結婚式のドタバタ喜劇。漫画を読んでいるみたい。プランナーの多香子さんが仕事人としてプロとしての仕事をきっちりしているけれど、その日に集まったカップルは何か訳あり。それぞれの思いが丁寧に描かれている。共感できない部分もあるけれど、最後は皆ハッピーだから、読後感は悪くない。
6投稿日: 2024.09.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
同じ日に同じ建物で行う4組のカップルの結婚式が描かれております。それぞれ違う悩みを抱えている中、どういう結末になるのか…!? 同じ時間軸で、それぞれ場面展開がされており、たまに交わる瞬間があったり、映像作品のようだなと感じました。 個人的に一番印象的だったのは、トラブルが起きてしまったけれど、それに対するパートナーの対応に自分への愛を感じる瞬間。結婚式としてはよくない事態となってしまったかもしれないが、代わりに大きなものを得ることができて、お互いの愛が深まる瞬間がとてもいいなあと思いました。
1投稿日: 2024.09.01
powered by ブクログ面白い!ある大安の4組の結婚式のお話。 私も昔、婚礼担当していてお式までどんな流れで進めていくか、変わったカップルおるとか、よう分かってて懐かしくて面白かった!私が担当した面白ろは、お祭りのようにしたいって真ん中に櫓組んでサイドに屋台を呼んだお式、花嫁さんがめちゃくちゃTUBEが好きでBGMが全曲TUBE!でも打合せの時に「君となら」は使わないんですか?って聞いたら「別れの曲です」ってキレられて、、、色々です。懐かしくて笑えた。
41投稿日: 2024.08.23
powered by ブクログ辻村作品をいろいろ読めば読むほど、この作家さんの作品が好きになる! 今回は結婚式会場で行われる4組の新郎新婦とウエディングプランナーのある1日をいろんな人の視点から描かれている クレームの多い新婦 新婦家族から受け入れてもらえない新郎 双子の姉にコンプレックスのある双子の妹 既婚者だと言えずに浮気相手と結婚式の当日を迎える男 どれもクセがあっておもしろい 個人的に薬剤師の甥っ子の真空くんが楽しかった 大好きなおばが悪い男に騙されていると苦悩する姿がかわいすぎる!真空くんが主役の作品があればいいとすら思ってしまった
7投稿日: 2024.08.23
powered by ブクログ面白かった、辻村さんの話は大体がハッピーエンドで終わるから安心して読める。同時進行で複数の主人公がいて、最後にまとまるんだけど、もう一度どうつながっていたのかすぐ読み返したいと思うほどはないかな〜 主人公たちのその時の気持ちを考えながら読み返すのはありかな。
3投稿日: 2024.08.19
powered by ブクログ双子のお互いに対する複雑な感情とか、ダメ男の情けなさとか、全キャラすごく人間らしさが溢れてて良かった。最初から最後までずっと面白かった!
1投稿日: 2024.08.02
powered by ブクログ結婚式場の話。3組の披露宴にて様々な事件が起こる中、プランナーはどう事件を乗り切るか!? 狐塚や恭司も出て来る
7投稿日: 2024.07.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かった! 登場人物が全員良い。双子の関係性や、真空のりえちゃんへの想い、山井さんと大崎れいなの関係、鈴木陸雄のダメ男っぷり、、、どの登場人物も色々と抱えているものがあって、なんだか全然めでたくない!と思って読み進めていた。しかし後半になるにつれて、登場人物一人ひとりの良さが見えてきて、気がついたら、全員の幸せを願わずにはいられなくなっていた。 モノローグ形式だから、一人ひとりに感情移入してしまうところも面白ポイントだと思う。 2024/07/29
2投稿日: 2024.07.29
powered by ブクログ面白い!とか楽しい!って言葉にするとやや軽薄に思えるかもしれませんが、この小説を読み終えた時の胸のドキドキワクワクはまさに面白かった!楽しかった!の気持ちでした。 小説としてまとまっていてとても良いです。読後感が100点。まさに遊園地で1日遊んで退場ゲートで後ろを振り返って楽しかったなー!と笑顔になる、そんな小説でした。
1投稿日: 2024.07.07
powered by ブクログ主人公のこれを超えたら頑張れる気がするから頑張る、という姿勢に感銘をうけた。最近そんなふうに思えてなかったかも。双子の描写など本当に辻村深月さんらしく、面白かった。
2投稿日: 2024.07.05
powered by ブクログ登場人物が多くて最初混乱してたが、読み進めるにつれて驚く展開ばかりで楽しかった。最後の終わり方も好きでした!
1投稿日: 2024.06.22
powered by ブクログ自分の結婚式と重ねながら読んだ。私も双子だけど、出てくる双子のような事はしないな。。と思いながら、でもハッピーエンドで良かった。 とにかく全て、丸く収まったのがとても良い◎
1投稿日: 2024.06.21
powered by ブクログもはや、凄腕ウェディングプランナー辻村さん この大混戦の大安吉日4組の結婚式を見事に納めます 1F パールルーム 11:30 美人双子姉妹の幼少期から複雑に絡みあった感情 姉の結婚式当日に妹が花嫁の席に着く 試される新郎 2F エメラルド 12:30 主人公の女性ウェディングプランナーが担当のワガママ女王花嫁 実は女王花嫁は過去プランナーの婚約者を奪った挙句、別の男と結婚 スリリングな展開をプロ意識を貫く 1F ロイヤル 13:30 どうも頼りない新郎に花嫁の家族は気乗りがしない結婚 甥っ子の花嫁を守ろうとするドキドキナイトぶり 2F ゴールド 17:30 新郎予定の男は 結婚しているにも関わらず 花嫁に本当の事を言えず結婚式当日まで来てしまう どうにか結婚式を潰そうと画策しているが… 各カップルのそれぞれの事情、本心 どの夫婦も無理でしょと 黒辻村ぶりを発揮する 読みながら、みんなご破算ね、ふふって楽しんでいたのに 見事なハッピー着地に持ち込む 逆どんでん返しだわ
96投稿日: 2024.06.09
powered by ブクログとある日のとある結婚式場での物語。 一般的には人生でそう何度も経験することではないし、大金が動くし、関係者が大勢集まるし…と結婚式はドラマになる要素十分。 物語は何組かのカップル、親族、式場関係者目線で動き進んでいく。 屈折した双子姉妹、クレーマーみたいだと思わされるカップル、秘密を抱える人、いろんな人がいてそれぞれにドラマがあって面白かった。 さあ、頑張ろう!と読んだ後感じた一冊。
1投稿日: 2024.05.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
結婚式の話。だいぶリアルだった! 勘弁してよ、がとても好きだった 4つのカップルの話が同時進行してて、先が気になるかんじ 最終的にみんなハッピー!
0投稿日: 2024.05.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
結婚式を挙げるカップルが4組いて、それぞれが異なる事情を抱えているので、何度も視点が切り替わり、飽きずに最後まで読み続けることができた。ウェディングプランナーの主人公の仕事に対する姿勢がかっこよくて、自分もそうなりたいと思った。「子供たちは夜と遊ぶ」の孤塚くん、恭二くん、(月子ちゃん)が登場して密かに嬉しかった。
0投稿日: 2024.05.12
powered by ブクログ結婚式での一日の出来事。それぞれの抱えている事情の展開が気になりあっという間に読破した。 何気なく読んだ文章が伏線になっていて、後から分かると同じ文章が最初読んだ時に感じた意味と違う意味で感じられるのが面白くて、何度も読み戻りながら読んでいた。 初辻村深月作品読破、面白かった。 双子のストーリーを読んで、 「あなたはあなたでいい」「あなたにしかない魅力がある」と伝えられる人でありたいと思った。
0投稿日: 2024.05.06
