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腰痛探検家
腰痛探検家
高野秀行/集英社
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総合評価

57件)
3.8
9
24
12
3
0
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    果たして人の腰痛の話など面白くないだろうと思いつつも少し期待して読んでみた。 そして期待通り面白かった。このお方は冒険譚抜きでも面白い話が書ける人だったのだ! 新しい診療を始めるたびに、今度こそは治るのではとスッキリしたい気持ちがどんどん読み進ませる。 探検ではないけれど探検話を読んだかのような錯覚に陥る。

    21
    投稿日: 2025.10.02
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    一定年齢以上の多くの人の悩みでありながら、意外と気にせず生きてる人も多い腰痛 著述のネタを確保する意識が却って仇となり腰痛世界で遭難させる結果になったように思える

    0
    投稿日: 2025.07.18
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    おっ面白すぎる… 腰痛に限らず、何が原因か分からない体の不調を治すとき、人は探検家になりがちだな〜としみじみしてしまった。 よく分からない治療に頼ったり、スピリチュアルに行ってみたり、気にしなくなった頃に収まっていたり… 体の事はままならないですね。 衝撃の結論含め、笑えてなんでか元気になる、人に勧めたくなる一冊でした。

    0
    投稿日: 2024.11.14
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    タイトルに探検家とあるが内容は冒険譚ではなく,腰痛に悩まされた高野氏が色々な治療法を模索し,その過程で出会った人・ことを面白おかしく書いたエッセイ. エピローグにある「肝心なことは何か心身に不具合が生じたときに自分をリセットできる場を持つということだと思う.(中略)よくなってしまえば儲け物くらいの感覚で,でも前に歩き続ける.期待せず,諦めず」というブッダの教えのような結論が刺さった.

    1
    投稿日: 2024.06.02
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    昨年、腰骨を骨折して、今も完全には痛みが消えていない読書好きの義母が”腰痛”というキーワードから興味を持って読んだところ、腰痛が治る治らないということより笑っちゃうから読んで、とのことで。 著者の高野秀行さんはずっと以前に『ワセダ三畳青春記』を読んだことがあり、文章のおもしろさはお墨付き。 そもそも探検家なんだし、あんなにアクティブに世界中を動き回ることがお仕事なのだから、腰痛と言ってもたかが知れているのではと思って読み始めたら、著者の腰痛は思っていたより重症。なのに、申し訳ないけどとにかく笑っちゃう。 藁にもすがる思いで訪ねていく治療現場の先々で、その効果や洗脳的な心理描写がおもしろおかしすぎる独特な例えと表現の連打で、同情を誘うより先に吹き出してしまう。私は電車の中では読めなかったほどで。 腰骨を折った義母以前に、実母は深刻な腰痛を抱えているし、もう二度も手術をしている。何かひとつでもヒントになるような話があるかな、と読み始めたが、一冊読んで得たものは”腰痛改善に王道ナシ”ということだった。(全く批判ではなく、腰痛というものへの絶望です。そして、最終的に高野氏の行き着いた場所も要注目!)。

    1
    投稿日: 2024.06.01
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     自らの腰痛を治すべく、整形外科、針、気功、整体、スポーツ医学など、名医やカリスマと言われるありとあらゆる治療法を試した実体験冒険記。世界の秘境の冒険記も楽しいけれど、言っちゃ悪いが役には立たない。だがこれは違う。面白いのに役に立つ。腰痛に悩む人は必読だ。

    1
    投稿日: 2024.04.30
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    単なるおっさんの腰痛治療の話がなんでこんなに面白いのか。 ご本人も後書きで書かれてますが、腰痛治療に取り組む姿勢がなかなかに狂気じみてて、納豆や未確認生物捜索の勢いと変わらない没頭ぶりに、手ぶらでは帰ってこない探検家魂を感じた。

    1
    投稿日: 2024.03.25
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    腰痛に苦しんで色んな治療を試す話。 腰痛世界を彷徨って、色んなことを調査してうまくいかなくて…を繰り返すいつもの辺境の話のノリで、腰痛体験が語られている。 腰痛怖いな

    0
    投稿日: 2023.08.31
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    腰痛持ちの方からしたら笑いごとではないのだろうが、藁にも縋る思いで頼った主治医たちに翻弄されている高野さんの様子はやはり笑いを誘う。彼の苦悩っぷりを見ていると、腰痛の悩みを吐露する人には優しく接しようと思わずにはいられない。診る人の専門領域や流派によって診断結果や治療方針が異なるとなれば、主治医選びの難易度も上がる。そして高野さんが辿り着いた結論は、実にシンプルで納得のゆくものであった。

    1
    投稿日: 2023.01.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    しつこい腰痛と悪戦苦闘の約1年半。読んでいると自分も腰が痛むような気がしてくる。 整形外科、整骨院、整体、謎の治療院、鍼灸院、理学療法、東洋医学、心療内科までフルで受けているのにこれといった結果が出なかったのは不思議だった。治療法を探して途方に暮れる気持ちがよく分かる。 高野さんの場合は荒療治っぽい感じで水泳に通い続けて次第に良くなっていったということだが、筋力がついたと同時に時が経ったことも多少影響してるだろうなと予想。 何度も声を出して笑ったはずなのに具体的に何で笑ったのか覚えてない。腰痛についてしか書いてないのに面白かったなぁ。

    0
    投稿日: 2022.12.07
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    腰痛探検家。笑笑 ホントに腰痛に彷徨い、ひたすら腰痛を治すために前進、、、また戻り、また前進、絶望感、虚脱、希望!期待! 裏切られる そんな一部始終を見られます。笑笑 また、腰痛を乙女の恋に例え、盲信的に医者を信じて、絶対良くなる、絶対良くなるんだ!とひたすら1人の医者を信じたかと思えば、他の治療に浮気したい気持ちもあったり、かと言って他人に自分の医者を否定されると必死に抗弁するという、ダメ男にハマる女の図がぴったり当てはまるという乙女の恋パターンに陥る患者。 笑笑 これ、腰痛じゃなくても結構多いよね。笑笑 わたしはめまいが酷かったから、まさに一瞬めまいジャングルに身を投げかけたが、残念ながらそこそこの立ち位置で迷宮入りする前にある程度自分の体と折り合いつけて納得。 このさきあんまり酷くなれば、わたしも高野さんと共にめまいジャングルの乙女探検家になりうる。と、読みつつ思った一冊でした。

    0
    投稿日: 2022.11.28
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    なった者にしか分からない腰痛。辺境作家が訪れた多くの医師。2年間の苦闘を描く。 まさか自分が腰痛に苦しむ日が来るとは。人生初腰痛で思い出したのがこの本、どうやって克服(共存)していったのか。 ダメ男と別れない女性を比喩に鍼、整体など様々な治療法を繰り返しては元サヤに収まる姿。痛みまでも題材にする作家根性の素晴らしさよ。 意外な結末も楽しめました。画期的な治療法はなくともどうにかやっていく方法はある。納得の行く一冊でした。

    0
    投稿日: 2022.07.31
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    色んな治療法を試され、腰痛がどのようになったかまとめてある。腰痛がどうなるか気になって、どんどん読めた。面白かった。

    0
    投稿日: 2022.04.17
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    探検とは、未知なる秘境に行くことだけを指すのではなく、捉え方次第で何でも探検になるのだと認識させられる一冊。今回『腰痛』という地獄から生還するため、情報を集め、知り合いを頼り、色んな種類の病院や治療院に通い、完治を求め彷徨い歩くその姿はまさに探検。そして行く先々で全て違うことを言われさらに混迷を深め迷走していく様は、申し訳ないけれど笑うしかないというか。特に治療者と患者の関係を恋愛に例えるところが妙に納得できました。決して読んで腰痛治療の参考になるわけではないですが、集中して読んでいる間は腰の痛みを忘れさせてくれるかも?

    0
    投稿日: 2022.02.17
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    腰痛って何なんだ。腰痛業界の有象無象が面白い。気の持ちようなのか。いくら人体や脳がわかってもこういう痛みは解明されないのではないか?

    0
    投稿日: 2021.06.12
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    腰痛持ちなら、読めばまるで自分自身のことではないかと思うのではないだろうか。マッサージは効くようなそうでもないような感じ。 医者もどこに行ったら結局正解なのか悩みと混迷が深まるばかりの日々。 ちょっと良くなったらすぐに活動をしすぎて悪化。 結末がどうなるのか、この本を読み終えても気になってしまう。 どうぞお大事に。

    2
    投稿日: 2021.03.20
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    表題だけで、世界の整体を試しに行く話かと思いきや、日本はともかく、東京すら出ておらず少々拍子抜けしてたのと、「結局、それか!」というオチにやきもきしてしまった)。

    0
    投稿日: 2020.10.25
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    いつもの高野節、しかもテーマが身近な腰痛! 娯楽として読めるし、腰痛について改めて考える機会にもなる。

    0
    投稿日: 2020.09.27
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    腰痛という、数多くの人が体験しているだろうことをここまで面白く書けるんだから、やはりさすが。とにかくもかくにも面白い

    0
    投稿日: 2020.09.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    高野秀行さんの本は、前にも読んだことが。 何しろ人が嫌がるところへ、行ってみる、、、といった冒険家。 怪しい、危なそうな冒険先が多い。 この本は、『腰痛』という正解がなかなか見出せない闇の世界を、這いずるように探検するという本だ! 高野さんが尊敬する冒険家の先輩も出演! あらゆるつてを頼り、次々と『腰痛探検』の旅に出るのだが。 その旅は、マッサージ、整体、整形外科、中道、PNF、果ては心療内科や超能力! 藁をもすがる、、、野地の如く、手当たり次第にがむしゃらに進むのだが2年の冒険談。

    0
    投稿日: 2020.07.25
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    2020年5月24日読了。 角幡唯介氏の「日々本本」で紹介されていた。 高野秀行氏は角幡唯介氏も認める探検家、ある日ブラインドサッカーをやり、腰に激痛が走り腰痛人生がはじまり、数々の医者や代替医療を試すエッセイ。 途中、ニヤッと笑うところもあり、ネタバレまでにはならないと思うが、リセットできる何かを見つけることはいい。 コロナでマインドも下がっている今でも、参考になる。

    0
    投稿日: 2020.05.24
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    「腰痛探検家」 始まりは三十八の夏、前触れも無く始まった腰痛はいつもと違った。 高野秀行。辺境作家。誰も行かないところに行き、誰もやらないことをし、誰も書かない本を書くことがモットーである。未知なる世界を探し歩く中、いつもの腰痛が始まった。本書は、頭の中が腰痛のことばかりになった辺境作家の腰痛探検である。あの高野秀行の作品の一発目として果たして適切かどうかは自信はないが、おススメによくあがってきてしまえば読むしかない。ジャンルはある種の辺境であり、馴染み深い辺境だ。腰痛はハマればなかなか抜けきれない砂漠に違いない。 そういう私も軽い腰痛になったことがある。単なる寝違えに違いないはずなのに!小さなミスであったはずなのに!なってしまう。腰痛は厄介この上ない。だからこそ、腰痛探検家になった著者には興味が湧く。オチもオチ。 たかが腰痛。されど腰痛。いや、たかがではない要注意な腰痛だ。この深さはなかなか伝えづらい。この腰痛一本でストーリーを書き上げる、この人は探検家であり、やはり作家であった。

    0
    投稿日: 2019.05.29
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    他人の行かないところへ行き、他人のしないことをする、が信条の辺境作家。なんと腰痛に!地獄からの生還を期して地図なき旅が始まった。カリスマ治療師からも見放され、難病の可能性まで急浮上。画期的な運動療法で自力更生ルートを選んだり、はたまた獣医や心療内科の扉も叩き…。腰痛という未知の世界に迷い込み、腰痛治療という密林で悪戦苦闘。とことん腰痛と向き合った、前代未聞の体験記。(裏表紙) 探していた一冊で、他の諸々をいったん脇にどけ、購入当日に読了。 面白い! 「他人の痛みは~」というものもありますが、高野さんの比喩や語られる心境がわかりやすく、笑いながらも感心させられてしまいました。

    0
    投稿日: 2018.10.12
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    読んでるとき腰痛持ちじゃないはずなのに腰が痛い気がして困った。 気にしだすとほんとに痛い気がする。

    0
    投稿日: 2017.11.03
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    私も腰痛調査隊。著者ほど時間もお金もないため、地元公立病院の整形外科でMRI検査を受けたり、整骨院通いをする以外には、インドメタシンやフェルビナクなどの薬効を謳った塗り薬を試す調査を行っている。最近では動物用消炎鎮痛剤をネットで購入して使用しているが、私もまた腰痛の密林から出ることができない。腰痛、恐るべし! そんな腰痛を抱えてサハラマラソンに行っていたとは『世にも奇妙なマラソン大会』本編では触れられていず、あとがきを読んで驚いた。

    0
    投稿日: 2017.08.26
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    ちょうど腰痛に悩み始めてどう行動したら良いかと思ってたところでまず読んでみた本。 面白いし良かった。水泳したくなった。

    0
    投稿日: 2017.07.06
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    僕は探検はやらないのだが腰痛はやるのだ。だからまあまあわかる。 探検家の高野秀行氏による腰痛との戦い。彼にかかると、腰痛さえも怪物であり探検でありエンターテイメントになる。 腰痛をカミングアウトするのもちょっとはばかられる職業なのに、腰痛。で、その腰痛は医学的にはどこもわるくない。 さまざまな腰痛のプロのところを迷走していく。まるで悪い男に騙される女の子のように。 ネタバレはつまんなくなると思うので原因はかかないが、おいマジかよ、という内容。というか僕ももしかしてそうだったかもしれない。 腰痛は、腰痛持ちにしかわからないのだが、最近気づいたことで、僕より軽度の腰痛持ちは、僕の腰痛をナメているんだと思う。つまるところ腰痛は腰痛持ちにもわからないのだ。自己の腰痛を探求することは、幻獣を探しに秘境に行くことと、実のところ大筋ではかわらない、気がする。日々是探検。

    0
    投稿日: 2016.12.18
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    内容(「BOOK」データベースより) 他人の行かないところへ行き、他人のしないことをする、が信条の辺境作家。なんと腰痛に!地獄からの生還を期して地図なき旅が始まった。カリスマ治療師からも見放され、難病の可能性まで急浮上。画期的な運動療法で自力更生ルートを選んだり、はたまた獣医や心療内科の扉も叩き…。腰痛という未知の世界に迷い込み、腰痛治療という密林で悪戦苦闘。とことん腰痛と向き合った、前代未聞の体験記。 大好きな高野秀行さん腰痛だったんですね。アクティブなので体は頑強なのかと思っていました。 こんなに色々な所通っても結局改善しないなんて・・・。お気の毒です。

    0
    投稿日: 2016.11.18
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    高野秀行さんの「腰痛探検家」が面白かった。 自らの腰痛をネタにしてこんな楽しいエンタメノンフを書いてしまうなんて!2011年の集英社文庫。

    0
    投稿日: 2016.04.25
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    表紙の情けない絵が気になって電子書籍だけど購入。 治療に通ってる期間は本当大変なのに、悲壮感がなくてニヤニヤしながら読めてしまう。 薬漬けにされてついにキレてしまうところなんて、普通の思考じゃないとこまで追い詰められてるのに、なんだか応援したくなる。 腰痛に悩んで、名医?を求めて遠方まで通ってる知り合いもこんな感じなのかな。 「元気になる」とは、1.交感神経が作用してハイになる 2.痛みが消えて爽快になる 3.血行がよくなる 著者の本はアンダーラインを引きたくなるとこが、やたら多い印象。 気軽に読了できて楽しかった。

    0
    投稿日: 2016.04.13
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    辺境作家高野さんの腰痛との闘いというか、オブセッションの記録。1回6,000円の治療院に通い詰めることができるとは三畳の部屋に一人で住んでいるころから比べるとかなり羽振りがよくなったなあ、とはじめのエピソードを読んでまず思った。結婚もしているし。 実はそれは手始めで、その後の高野さんの腰痛治療の道はあちらに行きこちらに行き行先も定まらないまま迷走を続ける。最後は、心療治療にまで行き着き、うつ病の薬を処方されるまでになってしまう。薬の服用は睡眠にまで影響して明らかにおかしいのだが、高野さんは何かをやらないと不安なのかそれでも薬を飲み続ける。アヘンもカートも中毒になるくらいやっていたので薬に抵抗はないのかもしれないが、アヘンやカートに加えて鬱病の薬も加わるとなるとますます体への影響を心配してしまう。それでも腰痛に病名をつけられ、さらに難病(狭窄症や)だと言われると何だか選ばれた人になった気がして満足してしまう気持ちになるのはわかる。自分も整体に行って「固いですね~、こんなに張っている人もなかなかいないですよ~」などと言われるとなんだか自分の行動に納得して、どちらかというといい気分になるのと同じだろう。それにしても、行く先々でこれほど診断や治療方法がバラバラなのは恐れ入る。あるところでは患部には触るべきではないと言われ、別のところではしっかり患部を揉むべきだと言われる。難病とされた狭窄症の診断も他の病院ではあっさりと覆ってしまう。こうなると、やはり整体や鍼灸は代替医療の一部でしかないのかなと思う。 また、治療する側が妙に自信を持っているのも不思議。ただ本書の中にも書かれているが、治療の効果があったものは通い続け、効果がなかったものは黙って来なくなるのだから、治療者側から見ると自分の施術は完ぺきに思えるのかもしれない。きっとそうなんだ。高野さんだって、やめるときは黙って行かなくなっているし。 自分も腰痛持ちで整体にはよく行くが、一時の気持ちよさがあるだけで完治などはもともと期待していない。直立歩行をするようになった人類特有のものなのだから、ずっと付き合っていくんだろうなと思っている。腰痛の痛さにもよるのだろうけれども、我慢できなくなるのであれば、それはヘルニアか何かになったときだろう。そういった自分の感じ方からすると高野さんの治療にかける執着心は一種異様にも感じる。最後には吹っ切れて今ではうまく腰痛とも付き合っているようだけれど。やぶれかぶれで水泳をやるようになってマシになったということだが、やはり心身ともに運動が大事なのかも。 最近、峠さんの『冒険歌手』を読んだが、それまでの経歴は別としてやはり冒険をするような人は人生の判断基準が変わっているといわざるをえないのかもしれない。彼女の人生もかなり特異である。もしくは、逆に冒険がそのあとの人生にぬぐいがたい影響を与えるということなのかもしれない。

    0
    投稿日: 2015.12.14
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    あの探検家の高野さんが腰痛!?ってところで掴みは十分(笑)。そして、高野氏にかかれば功名なお医者様との治療も何だか可笑しな展開に…?やっぱり辺境ってだけではなく、高野氏の好奇心が可笑しな事を引き寄せるのだ。

    0
    投稿日: 2015.09.06
  • 著者の迷走ぶりに共感

    幸いにも腰痛とは今のところ縁のない私も、中々改善しない腰痛に対し次から次へと様々な民間療法を試し続ける著者の迷走ぶりに共感を覚えるのは、おそらく私も歯医者や内科を転々としているからだろう。 行く先々で言われることも、治療方法も違うことに困惑しながらも、腰痛と向き合い続ける著者の腰痛体験記。

    1
    投稿日: 2014.05.26
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    著者の高野秀行は、慢性的に腰痛を患っており、その治療のためにあちらこちらの医者で治療するといった闘病記である。腰痛は本当につらいが、読んでいて悲痛な感じがあまりしないのは、筆者の個性というか、書き方のせいなのだろう。高野流のおもしろさはあるが、感心や感動とは縁遠く、せいぜいあの関野吉晴と知り合いなんだ!ということに少し驚いたり、なかなか腰痛は治らないという点に同感するくらいで、私にとって高野秀行本としてのお勧め度は低い。

    0
    投稿日: 2013.05.25
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    【韓国語版】私小説は日本の伝統かも知れないが個人的興味はない。ましてや腰痛闘病記?実は私も高3の卒業登山でギックリ腰になり大学の山岳系同好会に属しながら山が地獄のように思えた1年がある。だから共感はできる。但、韓国語多読という目的がなければ一生読まなかった類の本だ。だがだが!これが実に面白い。日本語原書未読にも拘わらず私がのめり込んだ最初の外国語本となった。分らない単語があるにも拘わらず先を知りたくて頁を捲る。忘れていた幼年期の読書感覚!私の読書生活のターニングポイントになるかも知れない強烈な体験だった。 【韓国語版】韓国語多読第3弾!気のせいか韓国語を読むのがちょっぴり早くなったような気がする。でも高野氏の書く日本語がムチャクチャ簡単、いや失礼、簡潔平明だという可能性もある。本書を含め後2冊読みきり、他の作家本に挑戦すれば事実が判明するであろう。怖いけど(^_^;) 2013年03月24日

    0
    投稿日: 2013.04.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    腰痛持ちの身としては,治療体験は興味津津. かなり重症な筆者があらゆる治療を試しながら抱く,いろいろな妄想?。 腰痛持ちにはお勧め.

    0
    投稿日: 2013.03.29
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    名医を求めての放浪記 オカルトっぽいところから、姿勢・筋力強化指導 鍼灸、手術大好き医師、心因性まで 表紙の情けない棒人間の絵がいい ずるずる延びていく治療 ダメ男と付き合う女性の雰囲気、と著者 目が不自由で日本語堪能な男性 こちらは一発で具合が良くなる 私の場合は腹ばいに寝そべって パソコンをいじるのと(今もその姿勢w)と 体重オーバーが問題だから 腰痛といっても、まだましな方なんだろう 夏樹静子の「椅子がこわい」はずいぶん前に読了 腰痛、本当に分かりにくいものだ

    0
    投稿日: 2013.03.29
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    うむ。自身も腰痛持ちとして、気になって読んでみた。 確かに彼自身が中で明記しているよう、全盛期と比べると少しくどい感じがする。たとえ話(男と女が云々とか)を減らして、もっとストレートに探求してほしい気がする。それにしても腰痛とはかくも世知辛いモノなのか。

    0
    投稿日: 2013.03.03
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    あははは、おもしろーい!高野さんは何を書いても面白いなあ。自身の腰痛体験をつづった「腰砕け巨編」、まさにこれは高野さんが目指しているという「誰も書かない本」だよね。 読み終えて思ったのは、高野さんって本当にまじめなんだなあということ。よい治療を求めて東奔西走、いくつもの整形外科や整体、整骨院、果ては心療内科まで渡り歩き、その都度そこの腰痛への考え方をとことん知ろうとし、感化され(そこがおかしい)カラダについて、ついには人生についてあれこれ考える。あとがきで高野さん自身が書いているように、腰痛に執着し、とりつかれている。 でもそこはそれ高野さんのこと、サービス精神満点で、いつものように笑わせてくれる。残り三分の一くらいを一気に読んで満足して本を閉じていたら、同じ部屋にいた夫が「その本面白かった?」と聞く。「うん、とっても!なんで?」と尋ねたら、私は読みながらずーっとニヤニヤしていたそうだ。むう。 とりわけ笑ったのは… なかなかわからなかった腰痛の原因としてついに難病を指摘された高野さん、病名がついて「少し嬉しいがほとんど絶望的という、片思いの相手が自分のことを好きだと書き残して死んでしまったような異常に複雑な気持ちにとらわれた」。そりゃ確かに嬉しくて絶望的だ。 PNFという療法のホームトレーニングとして「四つんばいになって、手足をぷるぷるさせていると、必ずダルマ(著者の愛犬)が『お、何おもしろそうなことやってんの?』という顔で飛んでくる」。ビジュアルを想像するとかなり笑える。 心療内科の医師に「あなたはストレスに弱くて、いつも人の顔色をうかがっている」と言われ、むかついた高野さん、「家に帰ると、妻に向かって喚いた。『じゃあ、もっとわがままに生きろってことか!?』『え、今より!?』妻は仰天した」。これがいちばんおかしかった。 自分自身、ここ何年かしつこい肩の痛み(世に言う五十肩…)や目の不調(光視症ってヤツ)にかなり悩まされてきたので、高野さんの苦闘にはすごく共感した。本当に体の不調、とりわけ痛みは人を支配してしまう。これさえなければ…と、あるべき姿を取り戻そうと必死になる。高野さんの言うとおりそれは「幻想」だ。「まあ、今はこんなもん」と思い「前に歩き続ける。期待せず、諦めず」。本当にそうだなあとしみじみ思いました。

    4
    投稿日: 2013.02.23
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    腰痛探検家。腰痛になっちゃった探検家でもあり、腰痛の世界を彷徨う探検家、でもある。 本物の探検の予定も控えているし、チャッチャと治してしまいたい作者の願いとは裏腹に、腰痛という密林は作者を捕らえて逃がさない。 その密林で出会うプレデター、じゃなくて腰痛治療の専門家たち。鍼、マッサージ、気功、西洋医学、どれもがもっともらしく、どれもが胡散臭いが、痛みが消えることだけはない。 意表を突く想像の斜め上の結末まで含めて、腰痛って不思議なものですね。

    0
    投稿日: 2013.02.17
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    本書の著者は頭がおかしい。ひさひぶりに原稿を読み返して、率直にそう思った。腰痛治療に明け暮れていたときは朝から晩まで腰痛のことしか考えられず、まったもくもってどうかしていた。それが水泳のお陰で一段落し、原稿を書き始めた。当時自分としては冷静に振り返っていたつもりだったが、今読めば文体が異常だ。 今度は腰痛でなく、腰痛人間のことを世に知らしめたいという執着にとらわれてしまったようだ。腰痛はどうにもしつこい。というより、私にもんだがるのかもしれないと始めた思い当たった。

    0
    投稿日: 2012.12.09
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    腰痛の探検家・高野さんの本と思って読んでみたらば、もっとすごかった。 腰痛世界という魔窟を高野さんが探検する話なのであった! とても面白かった。まさに探検、様々な治療法が乱立している秘境のような世界を高野さんが彷徨うのだ。 彷徨いながら語る言葉がおもしろくて可笑しい(^0^) 悪い彼氏と別れられないダメ女子しかり、自分の身体を直すのを会社再建にたとえ、性転換したのみならず社長に出世してしまったり、笑った〜。 「ラーメン屋のおやじ理論」も面白かったし、高野さんほんとに面白い。 民間療法、西洋医学、東洋医学、整体…。読んでいて自分も治療に立ち会っているような気になってくる。どれも理論をきくとなるほどと思ってしまう。 痛みの原因、治療の解釈、ほんとにいろいろな視点があって感心する。 いろいろ真剣に取り組むけれど、どれも良くなるのには至らず腰痛メビウスにはまり込む。同情いたします。 腰痛世界はほんとうに奥深いですね。高野さんが数々の治療を試した末にたどり着いた境地にしみじみ感じ入りました。

    3
    投稿日: 2012.04.24
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    腰痛もここまで考え込んでみると可笑しいですね。僕も相当考えたつもりでしが、完敗です。 この探検小説家さんの初めて読んだ本が「腰痛探検」では、著者も不本意でしょう。ムベンベも読んで見ます。 あとがきの、サハラマラソン完走の記載に、何か騙されたよう。 一般人が医療サービスと付き合う事、選ぶ事の難しさを考える一大喜劇。

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    投稿日: 2012.04.11
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    腰痛になり、 とにかくアッチコッチの整形外科、イイと評判の整体、果ては心療内科に通いまくった記録。 高野さんが、新宿歌舞伎町にある怪しげな、カリスマ先生のところへ行けば、 おぉ、そんなところにカリスマが居たか! と自分も通いたくなり、 高野さんが、愛犬を通わせている動物病院の院長先生が、針で動物を次々治し、 そこで診てもらうことになったとあれば、 おぉ、体の声をよくよく聞いて治してくれる医者の中の医者が居たか!と、 やはり自分も通いたくなった。 いやーもー高野さんが、”通い始める”と、ことごとく胸が高鳴った。 そして、次を探すくだりになると、高野さんと共に心が沈んだ。 整形外科や整体の先生をカレシに例え、自分をダメ女子と比喩するあたり、 かなり笑えた。腰痛方面に問題ない人も面白い読み物としておおいに楽しめるでしょう。

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    投稿日: 2012.02.24
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    もうほんとに疲れ果てて、頭を使わない本を!と選びました。でもおもしろくて夜更かしして読んじゃって、却って疲れました。くすん。

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    投稿日: 2011.12.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    高野さんの本を網羅的に読もうと思って手に取った。 どちらかというと外国へ行って「大変なことになってしまった。」と呆然とする高野さんの話が面白いので、腰痛の本は後回しにしていた。 いざ読んでみると、高野さんは腰痛に悩まされ、国内で自宅で「大変なことになって」おられる。 本人は痛みをともない深刻なのに、たかが腰痛で回りの親 奥様もみな心配しながらも本人から見るとつれない。 深刻な状況でも自分を突き放す冷静さと、さらに突っ込んでいく突進力 を兼ね備えた高野さん。何をやっても笑える。 本人の腰痛をネタに人間関係の本質を取り出して見せるあたり高野ワールドの真骨頂だ。特に患者が医者の物言いに右往左往したり、ちょっとした医者の態度に右顧左眄するところなど、日本人の典型的な行動様式を踏んでいる。 最近冒険も少なくなり、家内も旬を過ぎたのではと思っていたらしいが、この本を読んでまだまだ健在と喜んでいた。(病気の本を読んで健在もないのだが・・) 私の家内は医者だがこの本を読んで患者からみた医者の態度に対するくだりなど考えさせられたといっていた。 くだらなそうなことを面白おかしく書き、それでいて深い高野ワールドなのであった。 笑われるぐらいでないと人間生きる価値がないことに気付かせてくれる。

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    投稿日: 2011.12.06
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    タイトルにひかれて読み始めました。まさに腰痛ワールドを右往左往しながら探検し探求していく姿に共感できる部分が多いです。 ただ、ちょっと表現や言い回しが「くどい」ような「しつこい」ような感じがしました。腰痛というテーマのみなので仕方ないのかもしれませんが、同じような描写や比喩が多く、後半は飽きてしまいました。 気軽に読めるうえに、自虐的で笑える部分もあるので、ちょっとした隙間時間や退屈なときにおすすめします。 ▼最近の腰痛の新しい発見はこちら(ためしてガッテンより) 驚異の回復!腰の痛み http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20111116.html

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    投稿日: 2011.12.01
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    めちゃめちゃ最高におもしろかったーーーー。いちいちすっごく笑える。そして共感。腰痛治療をはじめて、効き目がないなと思いつつ、その治療院をやめられないのを、悪い男と別れられないダメ女子、になぞらえたり。「次に行く(男or治療院)が決まっていないからひとりになるのがこわい」。個人的にこれはすごくよくわかる!(治療院のほうです)。心因性を疑って心療内科にいって体調が悪くなっていくあたりでは、なんだかかわいそうで、その不安や怒りが人ごととは思えず、泣きそうになったほど。そしてそこから復活したときは感動すら。人間の体ってこういうものかもしれないなあとか。いやあ、わたしに慢性疾患と治療への個人的な思い入れがあるせいかもしれないけど、本当によかった。でも、単に、笑える本が読みたい人にもおすすめです。

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    投稿日: 2011.09.14
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    私も腰痛持ちで思わず手に取った本。男女のことを例に持ち出したりと、面白いです。 ついには手術という話も出て、名医に”両足をぶっちぎられる”話をされ途方にくれたり・・・と様々な困難にあいながらも我慢できないほどであった痛さがかなり良くなったらしいです。 水泳でがむしゃらに泳いだ結果らしいですが、本人なりのルールがあるようです。 腰痛が酷くなったらやってみよう。

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    投稿日: 2011.09.10
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    腰痛界に生きる人ではないのですが、高野さんの腰痛界のさまよいっぷりがおかしく、また先生方も個性たっぷりで人の痛みなのに、楽しませていただきました。しかし、腰痛ほんとうにつらそうですね。腰痛にはなりたくないなぁ。

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    投稿日: 2011.08.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    著者は探検家であり、人の行かないジャングルや奥地への苛酷な旅を身上としている。それがひどい腰痛で旅どころではない。かわりに? 腰痛地獄からの生還を期して地図なき旅が始まった。西洋医学から整体、東洋医学、心理療法など、さまざまな治療法に挑み、必要以上にのめりこんでしまう。腰痛治療の密林で悪戦苦闘!同情しつつも情けなさにこっそり笑ってしまう…。そしてたどり着いた探検のゴールやいかに!誰にでも経験のある腰痛。この本は読んでも腰痛は治りません。

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    投稿日: 2011.03.26
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    腰痛の話をここまでしてるのがなんかウケタ。 例え話があいかわらずオモシロい。 一気に読んで読了。

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    投稿日: 2011.02.28
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    腰痛を治すべく、色々な治療を試していく高野さん。マッサージとか整体とかって、確かにそうだよね!と共感できるところも多くて、楽しめました。高野さんにありがちな、独自の考察というかたとえも、珍しくなんて言ったら失礼ですが、面白かった。マッサージや整体に通ってる人のが楽しめると思います。

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    投稿日: 2011.02.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

     とても面白かった。面白かった理由は今、作者を同じく腰痛持ちだからである。今まで腰痛なんて・・・と言っていたのだが、なってみると大変。ひどいときには何を動かしても痛みを感じる。こういう時人間の神経と言うのは全身つながっているんだなあなどと、どうでもいい感動が頭をよぎったりする。この作者は腰痛の戦うということを決意。いろんな療法を試すのだが、最初はよくても恒久的によくならない。獣医の針診療やそこで初めて脈診を受け、これはチャングムの世界では?と感動するくだりはとても滑稽だった。結局完治はする。どうやって治したのかはここで書かないが、腰痛持ちの人にはぜひお勧めしたい一冊である。

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    投稿日: 2011.02.17
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    海外を飛び回り 日に焼けた爽やかな笑顔 スリムな身体!腰痛とは一番無縁な所に居そうな高野さんが こんなにも腰痛に振り回されていたとはビックリです。 整体に針治療、果ては超能力まで!一体高野さんはど〜なるんだろう?とジャングルを未確認生物を求めて進む本よりも ず〜っとドキドキしましたよ(笑) 患者も真剣。治療する先生だってもちろん真剣。この真剣と真剣の勝負がなんだかトンチンカンになってしまい 「お〜い」と突っ込んでしまいそうなところもあり、一気に読み終わってしまいました。 しかし こんなに腰が痛かったのに サハラ砂漠でマラソンしてる。高野さんってスゴイ

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    投稿日: 2011.01.19
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    病気ものの話は、自分が「健康だ!」と思えるときに読んだ方がいいな、とこのごろつくづく感じます。 風邪ひきのときに布団の中でこれを読んだら、なんだか腰痛もちでもないのに腰の辺りがズーンと重くなったような気がしてしまいました。 でも、高野さんが腰痛を治そうとあちこち探検(?)する様子は、失礼ながらおもしろかったです。 行く場所行く場所によって、いろんな意見があるんだなぁ。

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    投稿日: 2010.12.22
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    著者の得意とする辺境を舞台にした話ではまったくなく、我々が普段暮らす世界と同じ日常生活において、なぜか迷い込んでしまった珍奇な密林に関する記述。 私も含めた非腰痛持ちにとっては、まるで冗談にしか感じられないような悩み事こそが、当事者にとってはあるいはリストラや一家離散などにも匹敵しうるシリアスなトラブルに違いないのである、という心からの叫びが聞こえてくる。 さらに、腰痛を治すべく著者が会う人、すがる人たちが皆口々にバラバラのことを言い、異なるアプローチで氏の腰痛に向き合っていく様が重ねられるにつれ、一体何を信じればいいのか! と苛立ちますます深みに沈み込んでいってしまう混迷ぶりが如実に伝わってくるのだが、それは形こそ違えどどんな読者にとっても極めて高い共感度を持つ流れなのではないだろうか。 たかが腰痛、されど腰痛。

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    投稿日: 2010.11.30