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秘密の花園
秘密の花園
バーネット、土屋京子/光文社
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総合評価

63件)
4.4
30
20
7
0
0
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    最初から最後まで、読むたびに幸せな気持ちになる本は初めて。 年齢がバレますが、子供の頃に見ていたカルピス劇場のアニメを見終わった感。あの頃の気持ちに戻れた自分に驚いてもいる。 遅くはなったが、生涯に出会うべき本の一冊になった。

    0
    投稿日: 2025.10.11
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    目の前に物語の情景がありありと浮かび、読み始めると一気になかに引き込まれてしまう作品。 訳も難しすぎずくだけすぎず、古すぎず新しすぎずの頃合いが読みやすく、作品にもよくあっていたように思える。 10代の頃に読んだときよりも、メアリやコリンの境遇がかわいそうで、胸が痛んだのが、新たに印象的。 同時に、大人たちの事情や感情に対しても、昔より同情心が強まっていた。 花や草木や動物が好きなので、読んでいるだけで幸福感も感じられた。 あとがきや解説もとてもわかりやすいので最後まで読むべき。

    1
    投稿日: 2024.08.02
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    小学4年生の時 夏休みの宿題の読書感想文を書いた本。 物語の内容も どんな感想を書いたかもすっかり忘れてしまった…が書いた文章を親に手直しされ賞状をもらったことだけは覚えている ちょっと苦い記憶の中の一冊。 「秘密の花園」ちょっとへそ曲がりの女の子が主人公 濃い目のグレーの物語が女の子が「秘密の花園」を見つけるところから ほんのりピンク色が混ざりだす。  どんどん どんどん 色が加わり… 緑・ピンク・オレンジ・黄色…光が差し込む 花園に存在している魔法 女の子男の子が魔法によってどんどん変化していく。 普段はなかなか感じられないけれど きっと「この魔法」はどんなところにも いつでもあって あとは感じるだけなんだろうな… 読み終えて ほっこり幸せな気持ちに包まれている

    6
    投稿日: 2024.04.28
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    よい魔法とはみんなが使える魔法なのだ 誰も彼も、大人も子どもも、老人も、キツネもカラスもこまどりも、子羊だってリスだってポニーだって使えるのだ そうだ自分も今日からよい魔法を唱えよう 土屋京子さんの『秘密の花園』である え?原作はバーネット?フランシス・イライザ・ホジソン・バーネット? わーっとるわ! 分かってて言うとるんだわ! それほど土屋京子さんの新訳がすんばらしかったんだわ!『秘密の花園』史上最高の日本語訳だわ! 他の訳一切読んだことないけど言い切れます とっても分かりやすいのはもちろんだけど、ご自身があとがきで仰ってるんですが、まず土屋京子さん、この『秘密の花園』を児童文学ではなく大人向けのものとして向き合ったみたいなんですね それがまず大成功だったんじゃないかと思うんです そしてこの物語の重要な要素であるヨークシャー訛りの和訳もすごかった ヨークシャーってのはイングランドの北部地方なんだけどけっこう訛りのきつい方言らしいのね これがまぁ英語なんてちーとも分からんのにヨークシャー訛りにしか思えんのよね ヨークシャー訛りを和訳したらこうなるだろうなとしか思えないほど自然 そして3人の子どもたちがまあ生き生きとしてるのよ 花園の描写も素晴らしい まさに魔法使いですよ、土屋京子さん もしこれから『秘密の花園』を読もうとしてる方は絶対土屋京子さん訳で!というのはもちろんですが、過去に『秘密の花園』を読んだことある人も土屋京子さん訳で読み直してほしい! そのくらい素晴らしかった もちろん内容も(今さら)

    73
    投稿日: 2024.03.22
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    文章が上手い。とても読みやすい。 小学生でも読めるんじゃないかな 人間、特に子供たちの生きようとする力や植物や動物を大事に思う気持ちに泣いてしまう。 私の幼少期には秘密の花園的な経験はないはずなのに、読み進めていくうちに、心の中に秘密の花園が浮かんできて一緒に蘇らせている自分がいた。

    1
    投稿日: 2024.03.15
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    児童文学とは「児童のための文学」というだけではなく、「児童だった人のための文学」なのだと思います。 メアリ、ディコン、コリンの3人の子どもたちがとにかくキラキラと輝き続け心の底から愛おしい。子どもたちの成長を見守る物語ではなく、子どもたちから大切なことを教えてもらう(思い出させてもらう)ような物語でした。

    0
    投稿日: 2023.09.22
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    子どもの頃から大好きだった本です。全訳を読んだのは大人になってからですが、やっぱり感動します。イギリスの地理や食生活、インド植民地など、知識が増えるとさらに楽しめる名作です。 クレイヴン氏が旅先で亡き夫人に「花園にいるわ」と呼びかけられるシーンが今でも好き!

    1
    投稿日: 2023.05.12
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    児童向けと分類されており、小公女、小公子と並ぶバーネットの作品と言われている本書。とても単純な筋でありながらも結構なページ数を備えた本書はその丁寧な登場人物達の心の洞察や出来事の表現力や自然への洞察力によるもの。サスペンスなどとは違い、読み手にはその後の展開が明らかに見通せているが、読み手の愉しみは如何にその展開が素敵に提示されるかであって、その点においては読み手の期待以上のものとなっているのでは思う。特に最終章では 目線が主人公の一人、コリンの父親目線に切り替え、その父親もその後迎える結末について予感めいたことを考えている様子て、この章に至るまで散々説明されている「魔法」の作用について、この奇蹟を読者に納得させることに成功している。 大人に翻弄された子供が卑屈に育ってしまうこと、環境の変化と運命の人との出会いの化学反応により正しい人の有り様に気がつくところにこの話の大筋の醍醐味があるが、子供達の劇的な変化に大人達が驚愕する様も本書の大事な要素。タイトルの「秘密」は秘密の花園とコリンの父親への秘密の掛け合わせであることは言うまでもないが、後半でやたら使われる「魔法」とは超常現象ではなく自己が未来に向けての希望を唱える呪文により実現するものだと感じさせてくれる。 巻末の解説も深い考察で読み応えがあります。 類似の古典作品をもっと読みたくなりました。

    4
    投稿日: 2022.08.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    三省堂の著名人フェアにて、ノラネコ軍団の作者の工藤ノリコさんが、心のバイブルとまで評して紹介しているポップをみて、気になり買ってみました。 素晴らしい作品でした!過去読んだ本の中でも指折りの傑作だと思いました。偏屈だったメアリやコリンが、秘密の花園を通して交流を深め成長していく様は、なんだか心が温まり、これが教育ということなんだろうなぁと思わされました。ヨーロッパコマドリが頻繁に出てくるのも、イギリスを感じさせます。 メアリやコリンが過ごしたヨークシャーのお屋敷やムーアを見てみたくなりました。とにかく素晴らしい

    0
    投稿日: 2022.06.22
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    最初の数ページでは、主人公のメアリが全く良いところのない子どもとして描かれており、メアリのことが全く好きになれなかった。そのため、この子が主人公の物語を最後まで読み切ることができるのか、すごく不安だった。 しかし、メアリの置かれた可哀想な境遇が明らかにされ、メアリの子どもらしく可愛らしい一面が垣間見えるようになっていく中で、いつの間にかメアリのことをすごく応援する気持ちになっていた。 自分に関心を向けてくれる人が一人でもいれば、人は救われるのだということを強く感じた一冊だった。

    0
    投稿日: 2022.06.20
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    『小公女』、『小公子』は主人公が心優しく素直で利発ないわゆる優等生キャラだったのに対して本作の主人公がつむじ曲がりだったのは新鮮でした。それでも周りの愛情を受けて成長していくメアリの物語は子供の成長に愛情は欠かせないということを教えてくれました。

    4
    投稿日: 2022.05.16
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    これぞわたしのインタレスト読書欲の原点。おもしろくて、もっともっと読みたいと夢中になった、最初の本。 その新訳が出たと。しかし、読み進むうちにドキドキ感はあったものの、ストーリ展開構成の粗が目に付いてしまった。 カタストロフになるもヒロインのメアリがどこかへ行ってしまい、コリンが主人公でもなし、どう収めるの?という尻切れトンボだったとは。あらら、村岡花子さんの訳が偉大であったのか? ***** 以下はその思い出の感想 フランシス・エリザ・ホジソン・バーネット『秘密の花園』は私をほんとの本好きにさせた一冊である。 12歳、図書館でふと見つけて読んだ。面白くて面白くて夢中になった。 体中熱を持ったみたいになって読む、その興奮は何物にも変えがたいとその時悟ったのだった。その後の読書人生、熱く読めなきゃ本じゃない!は続いている。 まず主人公が不機嫌な怒りんぼうのメアリ。いい子じゃなくていいんだが発見だった。 だって「小公子」のセドリックも「小公女」のサアラも初めから上品で素直ないい子として登場していた。やはりわくわくして読んだけれど、いい子がいいことをして幸せになる。いい子だから人の心を動かす、というのはさもありなんである。 ところがメアリは病後の色の黒いやせぽちのかわいくない子。甘ったれで手がつけられない。両親を亡くした身を、インドからイギリスの伯父さんに引き取られにやってきた。 伯父さんの家はヒースの荒野ある淋しいお屋敷。そこも冷たい風吹きすさぶいやな土地。しかも伯父さんも不幸な病人だった。 いくつも部屋があるお屋敷での見知らぬ人との生活。秘密めいた音。秘密の庭。 ミステリーの要素もあったのだ。だから面白い。謎を解き、精神を鍛えられ、心が解けていく。 主人公が憎たらしくて普通の子、安心して読めるではないか。それが変化していく様子は興奮させられる。12歳の心今と変らず、私の原点の本。 後にお小遣いで買った、 昭和30年(1955年)発行(瀧口直太郎訳)の新潮文庫、黄色くなった本を大事にしている。 ***** この新潮文庫も新訳が出ている。そのうちに読もうと思う。また感想が違うかもしれない。

    2
    投稿日: 2021.09.13
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    子どもの成長に必要な物を教わった。 このお話のメインは、 やはり秘密の花園。 最初に花園に足を踏み入れたメアリが、 動物や自然の成長とともに、 自らの心も豊かになっていく。 また、ディコンやコリンなどのお友達だちと遊んだり、 一緒に自然の育て、 一緒の秘密を持つことで、 いわゆる、 『子どもらしさ』を得ていく。 その様子が、読んでいえ清々しい。 また、コリンも同じく、 親からの愛情を得ていなかった分、 メアリやディコンから認められることで、 自信をつけ、 良く遊び良く食べ、 どんどん成長していく。 親からも愛情ももちろん大事だが、 子ども同士での成長、 自然の成長、共通の秘密を持つことのワクワクさなど、 大人でも楽しめる内容だった。

    0
    投稿日: 2021.01.30
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    両親を亡くし、英国の叔父の屋敷に引き取られたメアリ。 「秘密の花園」の存在と再生、彼女と関わる人々の成長を描く。 全27章。解説、バーネット年譜、訳者あとがき有り。 ヨークシャーの豊かな自然の中で育まれる、庭の再生と 子どもたちの成長の物語です。 両親を亡くし、インドからヨークシャーの叔父の家へ。 ミッスルスウェイト屋敷に引き取られた、つむじ曲がりのメアリ。 謎の「秘密の花園」の存在を知り、発見。動物たちと仲良しの ディコン、病弱な従兄弟のコリンと共に、その再生に熱中する。 愛情に飢えたメアリとコリンが豊の自然の中で変化し、成長。 彼らを支える個性豊かな人々。女中のマーサとその母スーザン。 老庭師のベン・ウェザースタフ。なによりも自然を愛し慈しむ マーサの弟ディコンとの出会いは、メアリとコリンを成長させる。 それは季節の移り変わりと共に再生する「秘密の花園」のように。 小・中学校で福音館書店版に親しみ、手元には西村書店版がある 『秘密の花園』の大人版です。 訳者あとがきでは原書は、素っ気ない文章なので、手加減なしで 翻訳したと書かれてますが、挿絵が無いこともあり、 かえって想像力が膨らむ内容になっています。 インドやヨークシャー、クレイヴン氏が訪れたヨーロッパの描写。 季節の移り変わりと生物たちの息づき。 壮大な屋敷の内外と部屋。美味しそうな食事の情景等。 素っ気ないとはいうものの、登場人物たちの描写は丁寧で、 メアリとコリンの心と身体の成長が変化していく様子が良い。 また、ヨークシャー訛りも訳者の苦心でしっくり物語に合ってます。 だけど、タマゴちゃんって・・・謎の翻訳は原書に当たって調べて みようかな?西村書店版も再読してみよう。

    4
    投稿日: 2021.01.25
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    秘密の花園の美しい自然描写を想像して、わたしも癒された。 自然、友達、見守ってくれる大人、それに秘密。 子どもたちの成長にとって大切なものを教えてくれる作品だと思う。

    6
    投稿日: 2021.01.15
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    過去に新潮文庫版で読了済みだけど、試し読みしたらかなり良さそうだったので、思いきって訳違いも購入。 土屋京子さんの訳、めちゃくちゃ好きだわ。なんか頭に文章がすーっと染み込んでくる感じで、すっごく読みやすい。 ただ、食べ物の描写で気になる点がいくつか。 クロテッドクリームがクロッテッドクリームになってたり、ぶどうパンがスグリ入りの丸パンになってたのはちょっと衝撃だった。ずっとぶどうパンで馴染んでたからさ……、違和感がハンパなかった。

    0
    投稿日: 2021.01.02
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    とても前向きになれるキラキラしたお話だった。 自分も秘密の花園に入ったら考え方が素直になれるだろうか。 子供向けではあるかもしれないけど、大人も読んではっと気づくこともありそうです。

    0
    投稿日: 2019.12.10
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    梨木香歩の「『秘密の花園』ノート」を読んだら、読みたくてたまらなくなり書店へ。いくつもの出版社の中から、出だしの一文が気に入った光文社古典新訳文庫を購入。 なるほど、なるほど。優れた解説を読んだあとにする読書というのも楽しいものですな。

    2
    投稿日: 2019.08.03
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    心洗われる物語。 素直な心で読み進めると良い。 子供が生きる力を伸ばしていくのを、大人はどう見守ったら良いのか。 ついつい忘れがちなことが描かれている本です。

    1
    投稿日: 2019.05.11
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    秘密の花園は昔名作アニメ劇場でみたような。原作はずっと読みたいと思っていてやっと。新潮社の翻訳も読もうかな。

    0
    投稿日: 2019.01.23
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    児童向けのダイジェスト版では何度か読んでいたが、今回、光文社古典新訳文庫で読んでみた。21章や27章などはとても子供向けとは思えない内容で、作者バーネットのメッセージを強く感じた。晩年の作品であり、色々な思いを込めたかったのだろう。 解説では、”コリンが、庭師ウェザースタッフや労働者階級の男の子ディコン、植民地生まれの女の子メアリを相手に「科学的発見」に関する「講義」をするというかたちでの<成長>をみせるさまは、この庭を大英帝国という文明化した国家の比喩としてみたて、その繁栄を言祝ぐ場と解釈することをも可能にする。” とあったが、そうした意図までもあったのだろうか… 私的には、ニグレクトされた子供たちのたくましい自然治癒の力、「親はなくとも子は育つ」ことを描いた物語として読みたい気持ちだ。 梨木香歩さんの『秘密の花園ノート』を読み返して、もう一度、『秘密の花園』の世界を楽しみたい。 解説に書かれたバーネットの生涯は、自分で勝手に想像していたものとはだいぶ違っていた。バーネットもサンテグジュペリもモンゴメリーやアリソン・アトリーも、みな作品の世界からは想像できないような苦悩多き人生を送っているのだなあ。

    0
    投稿日: 2018.10.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    心が凝り固まった二人の少年少女が、秘密の花園を通して心を開き成長していく様子はすばらしい。 しかしなぜにメアリは最後の方にあまり登場しなくなるのか。まるでコリンの物語みたいになってしまったではないか。

    1
    投稿日: 2018.08.04
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    少なからずこころの動くいい作品だった。こじれている人にはいいかもしれない。小説がやさしく語りかけてきてくれる。

    0
    投稿日: 2017.12.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    心がきれいにあらわれて行く、 本を読むという趣味があってよかったな、 と思える作品です。 コレラによって 不幸にして両親を亡くしてしまったメアリー。 愛情を知らぬ彼女はまさに暴君。 つれられていった屋敷でもはじめは乱暴そのものでした。 しかしながら、彼女を世話してくれる女中さんは そんな彼女を温かく見守り 時にいけないことを教えてくれました。 そして彼女はだんだんと こころに抱えていた闇から開放されるのです。 世の中に疲れ始めたとき、 希望を与えてくれる本だな、と感じました。

    0
    投稿日: 2016.06.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    子供を室内に閉じ込め、わがままを許し、お前は長生きできないと囁き、哀れに見つめる。子供はどう育っていくか。  そんな子供だったメアリとコリンを救い出したのは、マーサとディコンだった。  のびのび生きる術を忘れたすべての人へ。

    0
    投稿日: 2015.11.02
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    英国のヨークシャー州を舞台にした作品。自然の描写が秀逸で、美しい。そして登場人物たちも個性溢れて魅力的。題名だけ知ってはいたものの、実は初めて読んだのは大人になってからなのだが、訳者のあとがきにも記されていた通り「大人が読むからこそ得られる感動」があると思った。

    2
    投稿日: 2015.03.16
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    小学生の頃、一時エンドレスで読んでいた。そしてその時ぶりに読んだ。まさか光文社新訳で読めるなんて。 はまったきっかけは名前が自分に似てるから。日本の小説には私に似た名前があまり出てこなくてなんとなく寂しさを感じていたし、メアリの元々の自分さえ良ければいいとか他人を斟酌しない様子なんか自分に近い感じがして、メアリのことを好きになってくれる人が出てきますようにと応援してたなあ。鳥やリスを操るディゴンを羨んだりする気持ちは当時と変わらないけど、親子仲の進展に感動できたのは今だからかなと思ったり。

    4
    投稿日: 2014.08.21
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    徐々にワクワク度が増す、愛すべき物語。人はどこであれ、変革のきっかけを持つことができるという楽観主義を感じる。荒削りのようで、しかし、どことなく憎めない物語だった。解説、訳者のあとがき共にグッド。

    0
    投稿日: 2013.12.03
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    視点が変わったところ以外はとても読みやすく、自然の描写が好み。 私も外を走りまわれば美人になれるかな? 終わり方がそっけなさすぎな気も。

    0
    投稿日: 2013.11.30
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    古典的な児童書なので、退屈そうな印象だった。 読んでみると、一気に引き込まれて、わがままで偏屈なメアリをはじめ、病弱なコリンたち、登場人物が生まれ変わり、生気をとりもどしていく姿に元気をもらった。 読んでる間は食べ物がたべたくなるし、外に出たくてしかたなくなる。 花園そのものの魅力もこどもたち同様に受け取れたし、花園の再生に心踊らせながら読み終えました。 最後は喜びに打ち震えて涙がでた。

    0
    投稿日: 2013.10.26
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    子供の素直さにきゅんとくる本。 いくら主人公だって、酷い環境で育ってきたら「清く明るく正しく」なんていられない。そんなひねくれてしまっていた子たちが、ゆっくり自然に触れて、自分と向き合って、窓を開けていく姿が眩しいです。

    0
    投稿日: 2013.06.21
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    ディティール読み返したくて大人向けの完訳本読み返したらかなりの読みでが。ディティール楽しいし美しい!しぼりたて牛乳と焼きたてのパン食べたい。

    0
    投稿日: 2013.04.05
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    子供による子供の為の話。だけどこの話に出てくる大人の為でもある話。 文章を追いかけながら、懐かしい気分になり、笑みが抑えられず、自然に対して素直で率直で、なんでも驚き興味を示す三人に何度も涙があふれてくる。 子供が読んだら、当たり前の事が書いてあると思うのでしょうが、大人から見たら涙ぐまずにはいられない。 子供のころに感じた新しいものへのあくなき探究心と愛がある。それしかない。 子供の秘密は、いつか誰かに打ち明ける為にある。 大人の秘密は、誰にも話さず墓場まで持っていく。 人を笑顔にさせ、秘密の花園に入り、出てきたクレイヴン氏は、この作品を読んだ読者の姿だと思う。 とても素敵な作品。

    2
    投稿日: 2013.03.31
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    自然描写の美しさとひねくれた子供たちの鋭い描写が絶妙。メアリとコリンが変わっていくのは本当に清々しかった。 映画も見てみたいけど、実際にイギリスに行ってヒースの臭いや色を体で感じたい。

    0
    投稿日: 2012.11.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    クソすねた女の子が出会いを通じて素直になっていって、クソすねた男の子を素直にしていきますよ、それを通じて男の子の病気も治りますよ、というお話。 こんなに人間は素直なものなのか・・・俺がひねくれているのか、それとも著者が人間の本質に対して楽観的すぎるのか。最近読んだ本の中で、どうも英米系の古典は、話の雰囲気が楽観的である気がする。個人的にはフランスとかのもう少し悲劇的な要素を含んだお話の方が好き。

    0
    投稿日: 2012.05.09
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    我侭で貧弱な女の子の成長物語。 動物と話せる男の子と出会ったり、自然と触れ合う事で女の子は変わっていく。 植物の描写がとても綺麗。美しい花々や木々が目に浮かんでくる。

    0
    投稿日: 2012.02.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    母の庭。手を入れ花を咲かせる。 映画を先に見たので、文章を読みながら、映像を思い出し、想像が膨らみました。 冷たい感じの出だしから、こころ温まる最後の展開まで、飽きずによむことができました。 映像作品(DVDなど)をお勧めします。

    0
    投稿日: 2011.12.30
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    カビたもやしが日の下の菜の花に化けたような、健康的なHAPPYが詰まっている。コリンが思い悩んだものは、私たちの生活の中にも本当によくある。考えすぎにとらわれて、正しくない魔法を使っていることが。コリンを見る嬢ちゃんの視線が考察に満ちていて、快活で新鮮。

    0
    投稿日: 2011.10.30
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    我儘で気難しく孤独な少女が主人公。 ある日、主人公の両親は流行病で亡くなり、主人公はイギリスの田舎の伯父の家に引き取られることになった。 そこにある人々との交流から、次第に子供らしい活気と素直さを取り戻していく。

    0
    投稿日: 2011.09.07
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    最初はあまり読む気がなかったが、物語をどんどん読んでいくとこれが結構楽しかったりする。 私はこれを読んで、本の中で登場する子どもたちが一生懸命寂れた花園を立派にしていく場面は、自然と生きていく力そんな素敵なものを私たちに伝えたかったのではないか?そしてその力がここで言う魔法と呼ばれる物ではないのか?とそう感じされたのである。 追記 ・わりとハイジに出てくるクララが男版にしたような感じ(笑) ・大人でも子供でも読みやすくて良い

    0
    投稿日: 2011.09.02
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    植物や動物や食べ物の描写が魅力的。 土いじりをしてみたくなります。 ディコンやディコンのお母さんの人の良さが人間離れしていて、そこだけ少し違和感。

    0
    投稿日: 2011.08.06
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    この世の「善きもの」を心から信じさせてくれるような作品。鬱陶しいほどの健全さ、のはずなのに素直に満ち足りた思いで読める。とても懐かしかった。

    2
    投稿日: 2011.07.06
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    いいオトナになってから、この訳で読むおもいいもので。 よりビターというかスパイシーというか。クミンとかナツメグみたいな。

    0
    投稿日: 2011.06.23
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    動物たちに好かれて気持ちが通じ合える自然児ディコンや少ししか姿を見せないけど大きな影響を与えるディコンの母親などの温かな登場人物たち、そして光溢れる自然に影響を受けて生き生きと変わっていくメアリとコリンの二人の姿を眺めるのが楽しかったです。最後の方の宗教的な描写はちょっと気になって残念だったけど、それを補って余りある美しさがありました。特に縄跳びやリスの動きの描写がすごく可愛らしかったです。暗い思想を打ち消す力のある作品でした。

    0
    投稿日: 2011.03.26
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    ひねくれた子供たちは、子供の素直さからひねくれて、子供の素直さを持って、心も、体も成長していく。 魔法ってそんな名前かもしれないし、そうではないかもしれないし、名前なんかどうでもいいということ。

    0
    投稿日: 2011.03.08
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    インドで両親を亡くしたメアリは、英国ヨークシャーの大きな屋敷に住む叔父クレイヴンに引きとられ、そこで広大なムーアを目にする。何もかもが初めてのことばかりのメアリにとって、ヨークシャーは退屈な場所だった。しかしお屋敷の周辺やたくさんの部屋を探索するうちに、病弱な従兄弟のコリンと動物と話ができるディコンに出会う。3人は長いあいだ誰も足を踏み入れたことのなかった「秘密の庭」を見つけ、その再生に熱中していくのだった。 子供の頃「小公女」は何度も読んだけど、なぜかこれは未読でした。こんなに面白いのならちゃんと読んでおけばよかった!と今更後悔。子供ってどんなに退屈な場所でも何かしらの楽しいことを見つけて元気になれるんだよなーと、昔を懐かしく思い出しました。本を読んでその世界を味わうことだって、その一つだった。読んでいるとまるで自分もメアリたちと一緒に秘密の花園にいるような気分になります。動物や植物の様子をここまでいきいきと伝えてくる文章はさすがだなー。自然の中にひたりたくなる一冊。

    0
    投稿日: 2011.01.28
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    このお話はすごいです。 言わずと知れた名作だし、子供のころテレビアニメでも見てましたが改めて本で読んで感激。 読んでいてこんなに幸せな気持ちがあふれてくる本はないと思います。 大人にも子供にも、とにかくあらゆる人に読んでもらいたい!

    0
    投稿日: 2010.12.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

     バーネットは子供の頃にお決まりの『小公子』『小公女』『秘密の花園』の3作品を読んだが、一番お気に入りだったのが『秘密の花園』。でもやっぱり内容はうろ覚えだったので改めて読む事に。  子供の頃に面白いと思った印象そのままだった。  花園が美しく蘇って行く様も勿論素敵なのだけれど、暗くて広くて誰もいないような屋敷の中を冒険するシーンがまたとても素敵。異次元の世界に行ってしまうとかの大仕掛けがなくても、日常にあるドキドキやワクワク、そして秘密が本当に楽しい。  途中、魔法の儀式のシーンは余り私の好みではないし、物語の主役の座が、最後はメアリからコリンにすっかり移ってしまっているところに若干違和感があるけれど、全体としてはやっぱりとても魅力的な物語だった。  登場人物では、何と言ってもディコンがいい。子供の頃に、いや、大人になった今でも、周りにこんな人がいたら惹かれずにはいられないだろうなぁ。  この年齢になって読んだら、子育てについても色々考えさせられた本だった。自分はディコンのお母さんのようになれるんだろうか。

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    投稿日: 2010.12.06
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    この話はすごい!!子どもの頃、少年版を読んだ人も、絶対読んでみた方がいいと思います。 つむじまがりのメアリ嬢、若きラージャのコリン、動物と友達になれるディコンの三人が、城に隠された秘密の花園を甦らせる話。一筋縄じゃいかないメアリとコリンが、花園の自然に夢中になっていく様、そして春が来て一気に花が芽吹き、子ども達の中に生命力が漲るシーンは感動的を通り越して、自分も秘密の花園に行きたくなります。

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    投稿日: 2010.08.07
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    偏屈持ちの少女・メアリーが、移り住んだ先で徐々に変わり、そしてその屋敷の少年をも変えていく話。光と希望に満ちていて、花園の美しい様子が目に浮かぶ。もっと幼い頃に読んでおきたかった……。

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    投稿日: 2010.05.07
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    子供のころに読んだことがあったけれども、それを新訳で読んでみたら…子供のころに読んだものは簡略化された本だったことに今更気付いたり。読後に感じることが1回目に読んだ時とは少し違って、このお話の本当の素晴らしさ(文章からイメージされる花園の美しさとか)が分かるということを実感しました。

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    投稿日: 2010.04.28
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    日曜の夜に考え事をしていたら、ふと手が伸びてしまって止まらなくなった。 [トムは真夜中の庭で]という本を昔よんだことあるけれど、あれもいい本だった。 庭や原っぱって子供にとって飽きる事のない輝く世界。自分の子供のころを思い出すな~という気持ちで、薄暗い部屋の中で緑茶をすすりすすり朝4時過ぎまでメアリやディコンと庭で遊びまわってしまった。翌日の仕事は実にきつかった(苦笑) 児童文学久しぶりに読んだけれど、良い!

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    投稿日: 2010.04.26
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    (2010.03.15読了) 「こどもたちは知っている」野崎歓著、を読み、「『秘密の花園』ノート」梨木香歩著、を読んで、やっと本命にたどり着きました。 500頁ほどあるのですが、読みやすくて、面白く、どんどん読めます。 トム・ソーヤー、ハックルベリー・フィン、等と同じく、子どもたちだけで、花園の再生と自分たちの再生を図る。花園で、思う存分体を動かし、家に帰ると相変わらず体が弱く、食欲がないふりをしてみたりして、大人たちを欺いて楽しみます。 とはいえ、コリンの父親が帰って来たときに驚かそうという目標のためなので、意地悪でだましているわけではありません。 主人公は、インド生まれのメアリ・レノックスという10歳の少女。もう一人は、コリン・クレイヴンと言う10歳の少年。二人とも親に見捨てられ、病弱で、不細工で、わがままいっぱいの子供たちです。ふたりだけでは、自然に対する知識がありませんので、ディコンが補佐役で登場します。さらにそれをバックアップするのは、ディコンの母親のスーザン・サワビーです。イギリスのヨークシャーの自然の中で庭園の再生をすることによって、体も心も育ってゆきます。 この本に出会って読む子供たちが楽しむさまが見えてきそうな本です。 ●ムーア(38頁) 原っぱでもないし、山でもない。とにかく、何マイルも何マイルもヒースとハリエニシダとエニシダしか生えない土地が続く。野生のポニーとヒツジしかいないような土地。 ●メアリに起こった四つのいいこと(81頁) コマドリと分かり合えたような気がしていたし、風の中を走りまわって血のめぐりがよくなったし、生まれて初めて空腹という健康な感覚を知るようになったし、他人を気の毒に思うということも知った。(インドは暑くて外を走りまわる気になどならなかった。) ●春(212頁) 春ってね、雨の後にお天道様が照って、お天道様の後に雨が来て、いろんな植物が地面からぐんぐん育ってくるの。 ●楽しく暮らせるように助けてくれる人(237頁) ディコンは、いつも生きているものの話をするから。死んだものの話や病気の話はしないから。いつも空を見上げて、鳥が飛ぶのを見ている―でなければ、地面を眺めて育ってくる物を探してる。 (2010年3月15日・記)

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    投稿日: 2010.03.15
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    両親から見向きもされず、召使いと乳母に囲まれて我が儘放題に育ったメアリが、両親の死後インドから、叔父のいるイギリスに引き取られていく。 動物と話せるディコンに出会い、子供らしさや健康を取り戻し、従兄のコリンと出会い、コリンを通して自分の我の強さなどを見つめ直し成長していく。 それと平行して閉ざされた庭を再生していく。 あまりに不幸な子供達の環境に同情するでもなく、冷静に淡々と筆が進められている。逞しく成長していく子供達の姿に人間の強さに対するメッセージが込められているように感じる。 大人になったからこそ読み取れ、感じることがある。幼少時代に感じた感想とはまた違った感想、後味を楽しめる。

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    投稿日: 2010.03.14
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    訳がうまいと思った。確か海外テレビドラマで途中まで見て、本を読んだけど当時の自分には長くて挫折した覚えが・・・。

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    投稿日: 2010.02.08
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    花園を復活させながら走り回ったり、風を浴びたり、笑ったり、食事を取れるようになったり‥ 訳だけれど、自然の描写が好き。 でもオレは日本人の自然観の方が繊細で美しいと思う。 魔法は自分の中にある。 自分を素敵な魔法で包みたいと思ったな。

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    投稿日: 2009.12.30
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    2009.12.20. 小川洋子さんの、なにかの本でおすすめとして見かけたような。実は、私は海外の児童書ってほとんどちゃんと読んでない。今頃になって、それが悔やまれる。おもしろいです「秘密の花園」。子どもたち3人がそれぞれうんと魅力的になっていくし、花園のたくさんの花々が目に浮かぶよう。読んでる間中、なんだか幸せな気持ちでした。 2009.07. 春の読書案内。

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    投稿日: 2009.12.20
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    ちょうど自宅の庭造りを始めた時に読むにふさわしい話。 庭の植物、動物、外気が痛みを持つ二人の子どもを癒し、前向きに 生きる糧となる。児童文学と分類されるのは惜しい。

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    投稿日: 2009.12.09
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    好きな文字書きさんが読んでいたので気になって読んでみた、ら!! 久しぶりに楽しいー! うわぁ、うわぁああぁぁ! なんか読んでるこっちがきらっきらしてきそうな本です。 満足の一冊。

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    投稿日: 2009.07.19
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    買ってしばらく置いていましたが、ふと気づいて読み始めると、とまらなくなりました。 愛らしい子供たちや花・緑・動物が溢れるムーアや庭を想像しながら、移動中の新幹線の中から、青空を眺めてみる・・・ この世の中も捨てたもんじゃないよね。毎日、素敵なことをみつけようとする心が、幸せをつかむカギなんですね。 忘れかけていたことを思い出させてくれた本です。

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    投稿日: 2009.03.30
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    大人の鑑賞に堪えるような詳しい翻訳で、持ちやすい文庫版が欲しいと思っておりました。ひねくれ娘のメアリが有名ですが、わたしはメイドのマーサとその母スーザンのたくましさも好き。

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    投稿日: 2009.03.21
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    2008.11 完訳版では初読み。児童版では小学校2年生の時、廊下にあった本棚から抜き出して読んだ。あの時よりも、今読んだ方がどきどきして面白かった。ただ最後、主人公がヒロイン→いとこへと変わってしまったような印象を受けたのがちょっと残念。彼女をもう少し、おじさんとからませてほしかった。

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    投稿日: 2008.12.06
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    子供のころ読んだことがあるけど新訳らしいので読んでみました。子供のときはすごくドキドキして読んだ気がするけど結構タンタンと物語が進んでいって・・・こんなだっけ?って思ってるうちに読み終わった。一番のショックは最後の解説でバーネット氏の経歴を知ったこと。優しくて家庭的なお母さんのイメージだったのにぃ〜〜

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    投稿日: 2007.09.25