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powered by ブクログファイナンスの全体像復習用に。 著者の道具としてのファイナンス、を教科書的に使っており、その補助的役割として、大変有用。
0投稿日: 2025.11.03
powered by ブクログざっくりわかるっちゃわかる。 分かってたけど確かにな。ハイリスクハイリターンの原則はより納得。 中々経営者目線もあり一回読んだだけじゃわからないところがあるため再読が必要かな。
5投稿日: 2025.10.28
powered by ブクログタイトルの通りファイナンスについての概要を知れる本でした。企業価値を高めるための様々な指標が出てきますが算出された数値が絶対的な正解ではなく複合的な判断材料なんだと教えられました。内容は難しい題材にしては比較的わかりやすい内容だと感じました。
0投稿日: 2025.10.26
powered by ブクログ会計とファイナンスの違い、投資の判断基準、お金の価値と時間など色々と説明があったものの、ちゃんと理解できた自信はない(笑) 繰り返し読むことで少しずつ定着させていきたい。
6投稿日: 2025.09.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
会計は利益を扱い、ファイナンスはキャッシュを扱う。 現金商売は強い。運転資金を必要としない。 経常利益は日本にしかない概念。営業利益を重要視する。 キャッシュフローは営業活動、投資活動、財務活動に分かれる。 営業活動と投資活動によるキャッシュフローをフリーキャッシュフローという。自由に分配できるもの。 リスクとは危機=危険と機会をあわせたもの。 資本コスト=ファイナンスで重要な概念。 株主コストのほうが負債コストよりも要求するリターンは高い。損益計算書には現れない。経常利益は負債コストだけを反映したもの。 加重平均資本コスト=WACC。 負債コストには節税効果がある。 IRのミッションは、株主コストを下げてWACCを下げること。適切なディスクローズがあれば株主の要求リターンは下がる。 投下資本利益率=ROICとWACCの差をEVAスプレッドという。これを拡大することが使命。 NPV法=投資判断のとき、投資とは将来生み出すフリーキャッシュフローを購入する、という考え方。 IRR法=内部収益率法。価値と価格とが均衡する割引率と調達コストを比較する。 MM理論=最適な資本構成を算出する理論。 優良企業ほど負債は少ない=株主資本の割合が高い=WACCが高い。 格付けは企業の総合力ではなく、負債返済能力だけを見ている。 配当は、株主にとっては現金の保管場所が変わっただけ。 自社株買いは、自社のキャッシュフローに自信がある証拠だが、投資機会がないというシグナルでもある。
0投稿日: 2025.08.21
powered by ブクログファイナンスを学びたい人にオススメ。初心者はもちろん、一定の知識がある人でも復習を兼ねて読んでほしい。最近読んだファイナンスの本の中では一番分かりやすい。 私自身、ファイナンスはそこそこ勉強してきたつもりですが、この本は最低限押さえるべきポイントがわかりやすく説明されています。 これからも繰り返し読むと思う。また、部下育成に活用したいと思います。
15投稿日: 2025.08.05
powered by ブクログ顧客のIT投資判断をサポートする過程でWACCを使う機会があり、ファイナンスの知識の必要性を痛感し再読。最初に読んだのは、確か入社してすぐだったか。あの頃は投資判断や企業価値についてイメージがわかずあまり理解が進まなかったけど、今回は実務経験も伴い頭に入りやすかった。 普段あまりファイナンス知識が顧客から求められることはないが、ビジネスパーソンとして調達や投資判断の考え方を理解していないと真に自社の経営戦略さえ腹に落ちないだろうなと思った。
0投稿日: 2025.07.29
powered by ブクログ会計を勉強する中で、その先の未来を扱うファイナンスについてもキャッチアップしたくて読んだ。会計が扱う範囲、それをもとに企業価値の最大化するための行動についてざっくりとフレームをおさえるのに適している本だった。 リスクは日本語訳すると「危機」。それを分解すると「危険」と「機会」となる。危機は"陥る"とか"瀕する"という動詞が続くため、どうしてもネガティブな印象が先行してしまう。しかしリスクに対する適切なリターンが望めるのであればその機会を見逃してはいけない。 "第4章 会社の値段"は特に面白くて、2回読んだ。
0投稿日: 2025.04.23
powered by ブクログとても分かりやすくてタメになったので、以下要点を備忘録として記載。 ・会計は利益を扱い、ファイナンスはキャッシュを扱う ・銀行借入は間接金融 ・流動資産はすぐに現金化できる資産のこと ・流動負債はすぐに返す必要がある負債 ・株主が要求するリターンが株主資本コスト、リスクフリーレートにマーケットリスクプレミアムと個別要素βを足して算出する ・WACCは負債コストと株主資本コストの合計 ・投下資本利益率=ROIC ・経営者の使命はWACC以上のROICを上げること ・WACCとROICの差をEVAスプレッドと呼ぶ ・安全なお金はリスクがあるお金よりも価値がある ・投資判断指標には、NPV(正味現在価値)法と、IRR(内部収益率)法などがある。
0投稿日: 2025.03.09
powered by ブクログとにかく読みやすかった。 ファイナンスについて順序立てて語りかけるように説明してくれる。 文章を読んでいくだけで、頭の中に図が描かれるような感じ。
1投稿日: 2025.02.22
powered by ブクログ財務について、読み流しただけじゃ「フーンなるほど…」だけど時折読む手を止めて考えると「あ、なるほど!」となる凄い本。手元に置いておけば忘れてもまたすぐ読んで思い出せるしね。 筆者の古巣である日産の例えがちょいちょい出てくるせいで、意図せず味わい深くなっている
0投稿日: 2025.02.14
powered by ブクログ後半はちょい難しい部分があったけど、聞き覚えのある概念について一旦一通り触れられた感がよかった。継続的に勉強せねばなテーマだ…
0投稿日: 2025.01.18
powered by ブクログ基本的には良書だったと思います。 ROE,ROIC,WACC,IRRなど、分かりそうで分からない略語をざっくり理解するには有用です。
0投稿日: 2024.09.13
powered by ブクログ財務会計の勉強をしていたので新しい内容はなかったがいい復習になった。 最適な資本構成は何かを自分で身につけていくことは必要だと感じた。
0投稿日: 2024.08.18
powered by ブクログ会計とファイナンスの違いすら分かっていない状態から読んでみたが、良い意味で「ざっくり」知ることができる本。 会計は利益を扱い、ファイナンスはキャッシュを扱う。ファイナンスの目的は企業価値を最大化すること、を学べただけでも十分か。 フリーキャッシュフロー、WACC、PV、NPV、IRRなどは理解できたようなできていないような、、、繰り返し触れる必要がありそう ○要するにファイナンスとは、投資に関する意思決定(投資の決定)と、その投資に必要な資金調達に関する意思決定(資金の調達)と、そして運用して得たお金をどう配分するか(配当政策)という意思決定に関わる
0投稿日: 2024.08.17
powered by ブクログ会社の推薦図書として読む必要があったため、読んでみました。が、『ざっくり分かる〜』というタイトルに油断したわけではないけれど、初読では理解しきれないところが多々あった… リスクの考え方について書かれたエピソードが、特に勉強になったと思うので書いておこう。 教授がスライドに「危機」という漢字を映し出し、「リスクというのは、この『危機』という東洋の漢字が一番その本質を表しているよ」という説明をしたんですね。つまり、リスクというのは、危険、つまりデンジャーと、機会、つまりオポチュニティというものを、両方表しているということなのです。 リスクというと、危険の方ばかりを考えてしまうけど、確かに機会という観点もあって、どっちに転ぶか分からないということがリスクなのかなと。 付箋ベタベタなので、また読み返そう…
37投稿日: 2024.08.04
powered by ブクログこれまで「ファイナンス=財務、投資」くらいの漠然とした印象しか持っておらず、自分は蚊帳の外だと思っていた。しかし、事業や組織などの意思決定をして会社を成長させる立場にいる身として、さすがに概要くらいは掴んでおかないと何にしても適切な投資判断ができないのではないかという不安から手にとってみた。 一通り読んでみて、まだまだ実行できるだけの知識としては昇華できていないものの、「同じ投資家でも立場によって重視するものが違う」「企業の価値はこうやって算出するんだ」など、基礎的なものから応用的なものまで網羅的に整理されていたのでファイナンスの知識がない自分にとってもスッと内容が頭に入ってきた。 一方で、ファイナンスが絶対というわけではなく、未来は不確実性の高いものなので、最終的には「どの程度の覚悟を持って意思決定したか」が一番大事だなという感想も持った。
9投稿日: 2024.07.07
powered by ブクログ流し読みだが、どこがどう関係していて、上下するとどうなる、また想定値であるための課題などもあり、経営層やファイナンス作成時に把握しておきたい内容がうまくまとまっている。 経営層や財務部門に。
0投稿日: 2024.06.30
powered by ブクログ本書は、ファイナンスの知識が企業経営には必須であると述べられている。 ・企業価値の判断 会計上の利益は過去のデータに基づくものであり、将来のキャッシュフローを予測するファイナンス視点がなければ、未来を見据えた企業の本当の価値を判断することはできない。→過去だけでなく、未来どうなるか予測することが重要? ・投資判断の精度向上 投資の評価には、将来のキャッシュフローを現在価値に割り引いて算出することが必要であり、これはファイナンスの基本。 (その投資は将来いくらのキャッシュを生み出してくれるかの視点は会計だけでは不十分であり、将来いくら稼げるかが重要である。) ・資金調達の効率化 株式や債券の発行、銀行借入を選択する場合には、リスクとコストを評価し、比較することが重要である。 ・リスク管理 リスクを適切に評価し、そのリスクに見合ったリターンを追求し、選択する必要がある。 会計は過去のデータをまとめ現状を把握するもの、ファイナンスは未来を予測するもの。そのバランスが重要であると考えさせられる書籍であった。 過去の分析もいいけど、これからどうなるか考えることも重要だよねって話か。これは会計とファイナンスだけでなく、人間の営みにも言えることだと思った。
1投稿日: 2024.06.13
powered by ブクログタイトル通り、ファイナンスについでざっくり学べる本。 自分としてはそんなにピンと来る本ではなかった。 ファイナンスと、会計の違い => ファイナンスは、資金を扱う、会計は利益を扱う。 ファイナンス 三つの意思決定 - 投資の決定する - 資金調達 - 配当政策 => 企業価値の最大化を行う。 audibleで読んだのも良くなかったのかも。w
0投稿日: 2024.06.09
powered by ブクログ説明が中途半端でわかりにくい。 専門用語を使うなら使うでしっかり説明がほしかった。一方で簡単な仕組みについての説明が冗長だったりして、ちぐはぐさを感じた。
0投稿日: 2024.05.04
powered by ブクログとても分かりやすく書かれているので、初めてファイナンスに触れる人におすすめ! 企業価値は誰の視点で見るかによって変わるって、言われてみれば当たり前なんだけど、あまり意識したことがなかったな。 仕事ではM&Aをする側としてしかバリュエーションしてないからなぁ。 広く浅く書かれているので、入門書としては最適です、本当に。
0投稿日: 2024.01.15
powered by ブクログタイトル通りファイナンスがざっくりわかった。ファイナンスは仕事にも投資にも使える知識なので、これを足掛かりにしっかり勉強していきたい。
0投稿日: 2023.12.09
powered by ブクログファイナンスとは直接関係ないが以下の言葉がよかった 「リスクマネジメントはブレーキではありません、むしろアンチブロックシステムか、エアバックです」 ・・・以下メモ・・・★は自分が思ったこと ■ファイナンスとは →企業価値の最大化を図るための意思決定に役立つツール →→意思決定には、投資・資金調達・配当の三つ ⇔アカウンティング(会計)は両輪 ■会計とファイナンスの違い 1.会計は「利益」を扱い、ファイナンスは「キャッシュ」を扱う 会計基準はそれぞれの国で違うから見え方や数字が違う ⇔キャッシュは残高を調整できない →会計基準が違くても、経営者の考えが違くても、キャッシュは嘘をつかない 2.会計は過去の業績、ファイナンスは未来の数字を扱う ■会計について 財務会計 →外部に報告するために行う 管理会計 →企業自らの経営に役立てるため行う 決算書 ①バランスシート ②損益計算書 ③キャッシュフロー計算書 ①バランスシート →右側の負債や資本で調達したキャッシュを資産サイドでぐるぐる回して、リターンを生み出すイメージ →決算期末日一日の状況のみ ■資金調達の方法二つ ・株式発行 ・有利子負債 →銀行借入か社債 ■資本と資本金 資本金は企業を立ち上げた時に払い込みをしたお金→変わらない 資本は利益が出たら増えていく ?これは自分も勘違いしてた、資本金の多い少ないは企業の資金繰りに関係ない ■資産 流動資産→すぐ現金化できるもの →売掛金 →在庫(棚卸資産 固定資産→現金化に時間がかかるもの →有形 土地や建物、機械設備 →無形 営業権、特許権、有価証券、子会社の株式など ■負債 流動負債→すぐ返す必要あり 固定負債→すぐ返す必要なしわ ■現金商売が強い!と言われる理由 →入金と支払いのタイムラグを埋めるために運転資金が必要 →→しかし、現金商売は入金が先なので運転資金不要 ②損益計算書 粗利から販管費を抜いたものが 営業利益 営業利益に営業外損益を足し引きしたものが 経常利益 経常利益に特別損失、特別利益を足し引きし、税金を差し引いたものが 純利益 ■損益計算書が原因でバランスシートは結果 →利益は必ず、バランスシートの資本の部に組み込まれる ③キャッシュフロー計算書 ・営業活動による →高ければ儲けパワーが強い! ・投資活動による →何にいくら投資しているかがわかる ・財務活動による →プラスだと、必要な資金が不足して新規調達した、マイナスだとちゃんと稼いでいて、有利子負債の削減、株主配当がおこなわれた →ここだけ、マイナスだといい意味!(企業からするとお金が出ていくことだから ■債権者と株主は借金の考えが違う 債権者 →有利子負債は増やさない →→格付けの上昇を望むから →→いくら儲けても変わらないが、潰れるのだけは困る 株主 →有利子負債を増やす →→利益の上昇(株主への配分)を望むから ■ファイナンスとは 下記三つの意思決定 ①投資の決定 投資に関する ②資金の調達 投資に必要な資金調達に関する ③配当政策 運用して得たお金をどう配分するかという →目的は企業価値の最大化 ■リスクとは 危機 危→デンジャー 機→オポチュニティ プラスマイナスというよりは、何が起こるかわからない将来の「不確実性」のようなものを現している リスクマネジメントはブレーキではありません、むしろアンチブロックシステムか、エアバックです ■ 投資家の期待するリターンは 経営者の視点からするとコスト(資本コスト)になる ■お金の価値 そのお金をいつ受け取るかで変わる →明日より今のお金の価値がある
1投稿日: 2023.11.29
powered by ブクログコーポレートファイナンスの優良な入門本。入門的な内容とはいえ概念・考え方としては必要十分。きちんと理解できれば有効な武器になる。
0投稿日: 2023.10.13
powered by ブクログ本当にビギナーには少し読むのに苦労するかも。 知識ゼロの僕が、なんとなくの流れ、ファイナンスというものを学ぶ上で大切なことを理解できるまでにはなりました。 ただ細かい部分は正直端折ったところもあります。 何度も周回する、もしくは他で補完しながら読むことをおすすめします。
0投稿日: 2023.09.06
powered by ブクログタイトルの通りファイナンスをざっくり説明してあり、初学者には分かり易い。この本を起点にファイナンスを学び、理解がスタックした時に基本を学び直すのにも手元に置いておきたい一冊。
0投稿日: 2022.10.09
powered by ブクログ会計は利益を扱い、 ファイナンスはキャッシュを扱う。 会計は過去の業績、 ファイナンスは未来の数字。 企業会計 ∟財務会計…外部(株主、金融機関、税務署) ∟管理会計…内部(経営活用) 調達 ∟有利子負債(デット・ファイナンス) ∟銀行借入(間接金融)と社債(直接金融)
0投稿日: 2022.08.20
powered by ブクログ【299冊目】たしかにざっくりと書いてあって、入門書としてはちょうど良い感じ。初学者の私が読んだ印象だと、世の経営者は資産・運用サイドの成績にばかり注目しており、負債等・調達サイドに注意がおろそかになっているというのが筆者の危機感のよう。そのため、財務=ファイナンスを勉強する必要があるとのこと。 CAPM理論やβぐらいまでは理解できたが、第3章の割引率のあたりから怪しくなり、第4章のフリーキャッシュフローによる企業価値計算でこんがらがり始め、第5章投資の判断基準のNPV(Net Present Value)法・IRR(Internal Rate of Return)法で完全にリタイアしました……泣
0投稿日: 2022.02.13
powered by ブクログとにかく仕事で扱うことになった財務について全体感を知りたくて購入。 【ザッと内容】 タイトル通り、企業活動する上でのファイナンスについてポイントを噛み砕いて説明された一冊。 【こんな人にオススメ】 ・投資関連の仕事初心者 【感想】 わかりやすかった! 特に割引率、NPV、IRRは過去いくつかの参考書で概念は分かっていたけど、あんまり腹落ちできておらず、つまりこういうことだよねって他人に言えてない状態であることを放置していたけど、それらの消化率が上がった。 初心者には財務三表一体理解法と並んで是非手に取って頂きたい一冊。
0投稿日: 2021.12.30
powered by ブクログ会計とファイナンスの違いは? WACCとは何か? IRの目的とは何か? わかりやすい文章で本質的な解説がされていると思う。 金融機関に入社してから断続的に勉強しながらもあまり理解できている気がしていなかった知識が繋がった感覚があった。 上司に借りて読んだけどきっと読み直すと思い自分でも買いました。
0投稿日: 2021.08.15
powered by ブクログ投資家には株主と債権者の2種類いる、がメッセージ。 WACCは事業プロジェクトによって違う(全社画一ではない) NPV 最適な資本構成を考えると、ベンチャーは、銀行からの借入を増やすべきではない(リスクを嫌って安定を好む資本だから) 人に勧められて読んだけど、自分で読んでもこれには辿り着けない。
0投稿日: 2021.07.18
powered by ブクログ投資判断ツールとして WACC、ROIC、、、。 これまで聞きかじってきた指標だったが、改めて頭の整理になった。
0投稿日: 2021.03.31
powered by ブクログ企業財務の本。株主と債権者の目的の違い、IRのミッションはWACC(資本コスト)の最小化でありその為には透明性による期待調整が鍵であること、等。株式上場済みの大企業の財務担当者向けと言う感じで、タイトルからそれが分からなかったのがマイナス点(自分の読み取り力が低い所為もある)。
0投稿日: 2021.03.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
簡潔にファイナンスに関する重要概念を説明してくれているので、理解がしやすかった。特にこの領域は、専門用語などが多く、頭が混乱しそうになるが、本書に書いてあるような原理原則、シンプルな構造を頭に入れておくことで、柔軟な対処が可能になるように感じた。特に負債コスト、株主資本コスト、CAPM、WACCなどの用語の関係性が分からなくなった時には立ち返って読むべし。
0投稿日: 2021.02.21
powered by ブクログ会計とは、利益に焦点を当てたもの、ファイナンスとはキャッシュに焦点を当てたもの 中小企業診断士の財務を勉強する前に読むとすごく良い。分かりやすい。
0投稿日: 2021.02.16
powered by ブクログ本書タイトルの『ざっくり分かるファイナンス』がまさにその通り。ざっくり分かります。今まで食わず嫌いしていた資本構成の最適化における各種指標の算出方法が、ざっくりイメージできた。何度か読み返せば腑に落ちてくるでしょう。負債と資本のバランスを導くのは難しい。何しろ難しい用語や計算式にて成り立つ。そういったものの構成や考え方、計算式をざっくり・わかりやすく・まとめられているので、企業の資金調達に関わる部署の方でイチから勉強したい場合は本書がおすすめです。
0投稿日: 2021.01.30
powered by ブクログタイトル通りファイナンスについてざっくり解説してくれている本。ファイナンス入門書について読んだ直後であったため、かなりいい復習になった。
0投稿日: 2021.01.29
powered by ブクログファイナンスの大まかな内容を掴める本。ただ、ファイナンスが全く初見の人は何度か読んだ方が良い。原理の部分が見えてくる。
0投稿日: 2020.12.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
〇第1章 会計とファイナンスはどう違う? ・会計とファイナンスの違い N138~ ☑会計は「利益」を扱い、ファイナンスは「キャッシュ」を扱う。N138~162 利益:売上から費用を引いたもの。この売上や費用は、実際のキャッシュの入り払いにかかわらず、商品を販売した時点、商品を仕入れた時点で、会計上「認識」され、その結果、会計における決算書を構成する損益計算書に記載される。 ←このことが、同じ会社であるにもかかわらず、「会計上の利益」と「キャッシュの残高」が違う原因のひとつとなっている。これに関係するのが利益は出ているのにキャッシュがなくて倒産に追い込まれる「黒字倒産」。 キャッシュ:入金や支払いがあって、企業の預金の残高に反映された時点で「認識」される。「利益」の会計基準はまちまちだが、「キャッシュ」は残高を調整できず、「キャッシュは噓をつかない」といわれる。 ☑会計は「過去」を扱い、ファイナンスは「未来」を扱うN166~173 「現在の投資」と「将来のリターン」のバランスをとる必要があるため、ファイナンスが重視される。 ・財務会計と管理会計N196~ ①財務会計:外部向けの会計。ここがファイナンスと関係。 ②管理会計:経営に役立てるための内向けの会計。 ・財務三表N205~ ①賃借対照表:左側に資産・右側には負債と資本(純資産)、これが釣り合う。その企業がどうやって資金を調達し(負債か資本か)、どのように資産として運用しているのか、を示している。 ☑資本は資本金(立ち上げたときや増資したときに払い込みしたお金)と余剰金(稼ぎ)に分かれる。N239 ☑流動資産:資産のうちすぐ現金化できるものN246~ 例)現金や預金、投資有価証券、売掛金、受取手形など 売掛金/買掛金:取引から支払い受取りまでラグがあるもの。売ったけど支払は月末みたいなものが売掛金で、資産の部に計上。買掛金はその逆で負債の部に計上。N246 約束手形:商品を販売した際に、その代金をキャッシュではなく「掛け」で受け取る際の手形を受取手形、逆を支払手形という。 棚卸資産:在庫のこと。流動資産の項目に計上される。 ☑固定資産:現金化するのに時間がかかる資産N280~ 有形固定資産:土地や建物、機械設備など 無形固定資産:営業権や特許権など。長期保有の有価証券や保有する子会社の株式もこれに該当するが、連結決算では子会社の株式は親会社の投資有価証券と子会社の資本金が連結処理の際に相殺されるためBSには出てこない。 ☑流動負債:すぐに返す必要のある負債N290 例)支払手形、買掛金、短期借入金(1年以内に返済要) ☑固定負債:すぐに返す必要のない負債N290 例)長期借入金、社債 運転資金:通常、売上代金の入金よりも先行して原材料などの仕入れ代金の支払いがある。両社のタイムラグを埋め合わせるために必要なキャッシュを運転資金という(車は売った後、代金がローンなどによって後から支払われる)。N333 現金商売(スーパーマーケットなど)は売上入金が原料支払いよりも先に来るから資金繰りがしやすい。N355 ②損益計算書:収益からかかった費用を引いたら、これだけの利益や損失が出てきた、ということを示している。N377 5つの利益 Ⅰ.売上総利益=売上高ー売上原価:商品そのものからいくら儲かったか。企業が商品にどれだけ付加価値をつける力があるかを表している。N382 Ⅱ.営業利益=Ⅰー販売費および一般管理費:本業の営業活動から生み出された利益 Ⅲ.経常利益=Ⅱ+営業外損益:通常の営業活動や財務活動から生み出される利益 Ⅳ.税引前当期純利益=Ⅲ+特別利益・特別損失:企業のすべての活動から生み出される利益 Ⅴ.税引き後当期純利益:Ⅳー法人税等:税金の差し引き後に最終的に残った利益 PL上の利益がBS上の資本に積み重なる。PLが原因でBSが結果。N415~420 ③キャッシュフロー計算書:企業にどれだけの収入があって、どれだけの支出があったか、というキャッシュの動きを表すもの。N431~ Ⅰ.営業活動によるキャッシュフロー:企業がどれだけのキャッシュを生み出す能力を持っているかわかる。これがマイナスの場合は「経営上問題あり」となる(スタートアップやライフサイクル導入時には往々にしてみられる)。N439 Ⅱ.投資活動におけるキャッシュフロー:企業が何に投資しているのか、(有形固定資産を取得するための支出額と減価償却費を比較することで)投資活動に積極的かどうかがわかる。N451 Ⅲ.財務活動によるキャッシュフロー:営業活動並びに投資活動におけるキャッシュの過不足の状況や資金の調達方法を把握できる。N464 企業のライフサイクルに応じでキャッシュフローのパターンも変わってくる。N496 →導入期はⅠとⅡがマイナス、Ⅲがプラス。事業が軌道に乗り、成長期を経て成熟期に入るとⅠはプラス、Ⅲはどんどん減っていく。 上場したばかりの企業(つまり導入期)のⅢがマイナスになる場合もある。上場を果たした創業社長は、おいそれと株式を売却することができず、金銭的恩恵がないために、ならばと増資によって調達した資金を使い増配することで、創業者のポケットにキャッシュが入る。N505 ・デットとエクイティN221~238 資金調達には ①有利子負債(デット)による調達 ②株式資本(エクイティ)による調達の2種類がある。 デットには銀行借入と社債の2種類がある。 銀行借入は間接金融、社債と株主出資は直接金融と呼ばれる。 ・企業に成長性を求める株主と安定性を求める債権者のマインドの違い 「融資」も「預金」も「投資」であるN514 投資家にとってのいい企業とは、成長性の高い会社。そのためには、ある程度の有利子負債を増やすのもやむなし。 「あの会社は無借金経営だからいい」と安定性を求めるのは、債権者の視点。N539 両社のマインドの違いは、損益計算書と利害関係者との関係からくる。N551 企業は顧客から得た売上から、取引先に原価→従業員に人件費→金融機関等に元本と利息→国家に法人税→経営者に役員報酬→株主に配当を払う。 ←株主は最後に残ったものを受け取る。さらに損失は出資金の範囲なので限定的なのに対し、利益は青天井なため、「とにかく売上を上げてくれ」というマインドになる。 債権者は、支払いのタイミングが、同じ投資家でも株主より手前。さらに利益は利息の形で固定で入る。よって企業がどれだけ売上を上げようが関係ないし、ハイリターンを求めてリスキーな投資をするよりも、堅実に売り上げを上げることを求めるマインドになる。 ・経営者の役割N570 株主重視の経営は従業員を軽視している、とよく言われるが、決してそんなことはない。 上述の通り、株主は利益配分の流れで最後に位置するわけだから、株主の利益を最大化することによって、川上に位置する従業員にも恩恵がもたらされる。 企業にとって一番重要なことは事業の継続であり、常に最適なリソース配分が求められる。それを可能にするためにうまくかじ取りを行うのが、株主の代表である経営者の役割。 〇第2章 ファイナンス、基本のキ ・コーポレートファイナンス(企業財務)N602 ①投資に関する意思決定 ②その投資に必要な資金調達に関する意思決定 ③運用して得たお金をどう配分するかという意思決定 の3つの意思決定にかかわる 上記3つの意思決定の目的は、企業価値の最大化であるが、ファイナンスにおける企業価値とは「投資家(株主と債権者)にとっての企業価値」N613 ・リターン=利回り=収益率N716 ・期待収益率N736 =予想収益の期待値 利回り2%になる確率が60%、6%になる確率が20%、8%になる確率が20%の時の期待収益率は 2%×60%+6%×20%+8%×20%=4%となる 投資家にとっては「私はこれくらいリスクをるのだから、これぐらいのリターンは欲しい」という期待が込められている。 ・株主資本コスト(株主が要求するリターンのことN789)の計算式N807 CAPMを使う。株主資本コスト=リスクリフレート(国債に投資した場合に投資家が期待する収益率)(約2%)+β(株式全体の変動に対して、その会社の株式がどれだけ連動するかを表した数字。ブルームバーグのHPで調べられる)×マーケットリスク・プレミアム(市場株式全体(TOPIXやS&P500)のリターンとリスクりフレートの差)(TOPIXなら約5%) !欧米に経常利益の概念がない理由N921 経常利益は負債コストしか反映していない。 かつての日本のようにメインバンク制度があって、資金調達の大部分を銀行融資という形で賄っていた時代には、確かに株主資本を意識する必要性は少なかった。 ・経営者が抑えるべき加重平均(WACC)の考え方N936 負債コストと株主資本コストを加重平均して求めたもの。加重平均資本コストともいう。 投資家の要求にこたえるために企業が資産を活用して生み出すべき最低限の収益率といえる。N953 負債D(Debt)と株主資本E(Equity)のそれぞれの時価ベースでの按分でコストを算出するのが基本。【表N959】 ←ここでいう実効税率とは、有利子負債の場合は損金として、支払利息が課税所得から控除できるので、税引き後の値で計算することを意味している。N959・N1004 WACCは企業の資金調達コスト。つまり、この会社が投資家からいくらで資金を調達してきているかを表した数字。N986 ←ふつうは銀行など債権者から借入する場合の調達コスト(負債コスト)にしか目がいかない。しかし資本株主を考慮したWACCの視点に立つと、意外と資金調達コストは高くなる。そして、WACCの利益率を達成しないと、株主が離れ、株価の下落が起きる。 経営者としてWACCを認識していないのは失格。設けているか否かを、会計上における利益の増減だけでとらえ、運用再度ばかり見るのではなく、調達サイドも見るべし。 ・WACCを下げるのは広報の役割N1030 WACCが高いということは、投資家はリターンを高く求めている(期待収益率が高い)ということ。ここには「ハイリスク・ハイリターン」が適用される。 実は、WACCを下げることこそが、IR(Invester Relation 投資家向け広報)の役割。適切な企業情報を適切なタイミングで公開することで、投資家のリスク認識を下げる。 WACCが下がれば、資金調達コストが下がる。このことは、企業にとってはかなり重要な目標のはず。見逃されがちだが。 ←企業はもっとWACCを下げることに注目してもいい。 経営者は必ずROIC(後述)とWACCの両方に目を凝らすべき。 結果が良ければいいというわけではない。「いい時しか報告しないなら、悪い時は隠して発表しないのではないか」と、投資家が考えることもありうる。 →信頼関係の構築は、いつだって十分なコミュニケーションによって成り立っている。 ・企業の収入は税引き後営業利益N1090 ・投下資本利益率(ROIC)をWACC以上に!N1135 投下資本利益率(ROIC)=税引き後営業利益/投下資本(有利子負債+株主資本)。つまり事業の利回り。 これをWACC以上に、そしてさらに拡大させていくのが経営者の使命。 ROICとWACCの差をEVAスプレッドという。 さらに投下資本にEVAスプレッドをかけたものを、EVAという。EVAとは、単年度でどれだけ企業価値が増加したかを表す指標。これがマイナスだと、資本を投下すればするほど、企業価値を毀損することになる。 〇第3章 明日の1万円より今日の1万円~お金の時間価値 ・お金の価値は、いつ受け取るかで変わる。そして、明日のお金より、今日のお金のほうが価値がある。N1179 ・将来価値の計算N1221 ファイナンスにおける利息とは、複利のことであるN1216 将来価値とは、今のお金を複利で運用した場合に、将来どれくらいの価値になるのかということ。元本×(1+利率)の年数べき乗。【式N1240】 ・現在価値(PV)の計算N1242 お金の価値は、遠い未来のものほど小さくなる。今日の100万円を年率10%とすると、1年後には110万円になる。つまり、今日の100万円のほうが、1年後の100万円よりも10万円分価値が高い。 現在価値は、将来の金額を利率で割り戻して出す。元本/(1+利率)の年数べき乗【式N1261】 !現在価値の考え方をマスターすると、世の中の様々な金融商品の理論価値を計算することができる。金融商品の理論価格とは、その商品が将来生み出すCFの現在価値の合計だから。N1285 割引率=要求する利回りなので、割引率が高くなると現在価値は低くなり、割引率が低くなると現在価値は高くなる。リスク認識が変わると、要求する利回りも変わるので、割引率も変わるわけだ。N1293【グラフN1327】 ・永久債の現在価値n1328 満期がなく永久に利息が支払われる債権。 永久債の価格の算出公式は、それが将来生み出すキャッシュフロー(現金収支)を現在の価値に割り引いたもの。 永久債権の現在価値=毎年のキャッシュフロー/割引率(期待収益率)【式n1346】 ・成長型永久債の現在価値n1360 永久債は「毎年一定額(例えば100万円)のキャッシュフローを受け取ることができる債権」についてだったが、今度は「その100万円のキャッシュフローが毎年3%ずつ成長していく」債権。 成長型永久債権=初年度のキャッシュフロー/(割引率-成長率)【式n1365】 ←企業は永遠に続くものであるということを前提にしているため、企業価値の算定に用いられる。 〇第4章 会社の値段 ・事業価値と非事業価値n1381 企業価値=事業価値+非事業価値 非事業価値:事業と直接関係のない絵画や遊休地やゴルフ会員権などを時価評価したもの。 事業価値:企業が将来生み出すフリーキャッシュフローを現在価値に割り引くことによって求める。 フリーキャッシュフロー=営業利益*(1‐法人税率)+減価償却費‐設備資金‐運転資金の増加額【式1437】であり、企業が将来生み出すキャッシュフローから将来支払う必要のあるキャッシュフローをひいたもの。n1405 ・減価償却費とは、使った分だけ価値が下がる機械設備の価値の減額分をその耐用年数に応じて、費用として計上したもの。実際にキャッシュが出ていくわけではない。 !一度に設備投資額を費用に計上してしまうと、初年度は赤字になってしまう場合があり、そうすると税金が取れないから、減価償却費という考え方が生まれた。n1447 ・FCFには運転資金の増加額がマイナスされるn1473 企業が行う投資には、設備投資(お金になって戻ってくるのに時間がかかる)と在庫投資(=運転資金、原材料など)に分けられる。 製品も売れるまでは在庫であり、売れて実際にお金を回収するまでは売上債権になり、最終的にはお金となって戻ってくるもの。売上債権の増加や回転期間の変化、在庫の増加によって必要となる運転資金は異なる【グラフn1486】 この運転資金は支払う必要のあるキャッシュフローであり、差し引かなければならない。 ・割引率にはWACCを使うn1489 事業価値を求める際に、割引率にWACCを用いる。 経営者にとっては資金調達コストであるWACCで、なぜ割り引くのか? ←投資家の視点に立った場合の期待収益率がWACC。視点が違うだけで、資金調達コストと期待収益率は同じ数字。WACCとは、投資家視点で言い換えれば、運用してほしい最低限の収益率ということ。だから企業が生み出す将来のフリーキャッシュフローをWACCで割り引く。【グラフn1503】 ・企業価値の計算n1504 まず、企業が生み出すであろう将来のフリーキャッシュフローを予測。永遠には予測できないから、企業が成長期から成熟期に移行するまでの年数をある程度予測して、それ以降はその先のフリーキャッシュフローが横ばいか、一定成長率で増加するものとする。成熟期の事業価値(継続価値)はn1328で述べたように永久債や成長性救済の現在価値を求める公式を使う。 継続価値=予測期間の翌年のFCF/(WACC-FCFの成長率)【式n1517】 ←これはあくまで「予測期間終了時点における現在価値」であるため、さらに現在価値に割り引く必要がある。 ・株主価値n1522 企業価値から債権者の取り分である有利子負債(債権者価値)をマイナスすると、株主の取り分である株主価値が求められる。 株主価格と、株式の時価総額を比べて、マーケットがつけた株価が割安なのか割高なのかわかる。また、M&Aのベースになる。 たとえば、経営者が企業価値を算定して考えた妥当な株価に対して、マーケットがつけた株価が高すぎる場合、2つの原因が考えられる。 ①投資家が将来のフリーキャッシュフローを高めに考えている。 ②投資家のリスク要因が低すぎる。 いづれも中長期的な視点に立てば、企業の実態とかけ離れた株価は是正される。いつかは株価の下落という形で、顕在化することになる。 ・企業価値を高めるにはn1539 ①フリーキャッシュフローを極大化。 ←営業利益を多くする・節税する・設備投資を見直す(WACC以上のROICが見込めなければ企業価値を毀損する恐れあり)・運転資金を管理する(在庫を管理する(在庫を抱えるということは、売れてキャッシュ化するまでの生産貯蔵コストを負うということ)、支払いまでの期間を見直す(商品を受け取ってから支払いまでに3か月の猶予があるということは、3か月お金を借りていることと同義)) ②WACCを下げる ←n1030で述べたように、投資家のリスク評価を下げる。 ③余計な非事業資産をキャッシュ化し再投資に回す。 ④投資家に還元する。 ←WACCが下がる。 〇第5章 投資の判断基準 ・投資判断の決定プロセスn1588 ①そのプロジェクトから生まれるキャッシュフローを予測する ②予測したキャッシュフローの現在価値を計算する ③投資判断指標の計算を行う ④その計算結果と採択基準とを比較、基準を満たしていれば投資 ・NPV法n1597 プロジェクトに投資することは、「プロジェクトが将来生み出すであろうフリーキャッシュフローを購入する」ことと同義。将来のキャッシュフローを現在価値より安い価格で購入できたら「良い買い物」となる。 ファイナンスでは、あるプロジェクトが将来生み出すキャッシュフローの現在価値(キャッシュインフローの現在価値)と、そのプロジェクトに必要な投資額の現在価値(キャッシュアウトフローの現在価値)を比べて、前者のほうが大きければ「投資してOK」。「キャッシュフローの現在価値」から「キャッシュアウトフローの現在価値」をマイナスしたものがNPVであり、第3章の現在価値(PV)とは別のもの。 式はNPV=キャッシュインフローの現在価値‐キャッシュアウトフローの現在価値 ・割引率の設定は高すぎても低すぎてもダメn1633 現在価値を求めるには割引率を用いる。 投資判断に用いる割引率(ハードルレート)の設定にはなかなか難しいものがあり、少なくとも死因提供者である投資家(株主と債権者)の要求するリターン(期待収益率=WACC)以上にする必要がある。 しかし、割引率が高すぎると新事業を展開しにくくなりチャンスを見逃し、低すぎると雑多なプロジェクトまで手を伸ばすことになる。 ・本社機能のNPVがマイナスになる理由n1654 各プロジェクトの事業価値の合計+非事業価値が企業価値となる【グラフn1659】 ここで本社機能のNPVはマイナスになるが、それは本社がプロジェクトに投資しておらず、キャッシュを生み出していないためマイナスになる。 ・IRR法n1668 プロジェクトの投資判断基準のひとつ。 IRR(内部収益率)とは、「あるプロジェクトがあったときに、NPVが0になるような割引率」。つまり「価値と価格がちょうど均衡するような割引率」。 たとえば、IRR5.71%のプロジェクトがあるとして、そのプロジェクトに投資するということは、預金金利5.71%の銀行にお金を預けることと同義。 ・IRRとWACCを比較して投資判断をせよn1694 IRR法を使ってプロジェクトの実行を判断する際に、判断基準となるのがWACC。 IRR法における投資の意思決定プロセスは ①そのプロジェクトから生み出されるキャッシュフローを予測する ②プロジェクトのIRRを計算する ③IRR>WACCなら投資実行、IRR<WACCなら投資見送り ところが実際にはWACCを考慮して投資判断をしている会社は少ない。NPVがプラスなどというよりも、「ああ、あのプロジェクトの利回りは8%か、結構いいな」と感覚で思えてしまう(笑)。 しかし、重要なのはその投資資金の調達コストがいくつであったのか。10%で調達してきたお金を、8%で運用するなんて馬鹿げた話はない。調達コスト(WACC)以上の収益率が期待できるIRRのプロジェクトに投資する必要がある。 ・IRRはプロジェクトの規模を反映しないn1715 IRR法の欠点は、プロジェクトのキャッシュフローパターンによって解が存在しなかったり、解が複数ある場合があること。また、永続的にキャッシュフローが発生する場合は計算できない。 そして、IRR法は期間の短いプロジェクトほど高くなる。つまりプロジェクトの規模の違いを反映しない。例えば、IRRとNPV法では、結果が逆になる場合がある【表n1715】 上記の理由からも、企業価値の観点からすれば、NPV法での結果がより高いプロジェクトを選択するべき。プロジェクトの利回りが単純に高くても、企業価値に与えるインパクトが小さくては意味がない。 ・回収期間法n1737 投資したお金が何年で返ってくるのかを計算したもの。 わかりやすいが大きく4つの欠点がある。 ①お金の時間価値を無視している。 ②回収期間以降のキャシュフローの価値を結果的に無視しているため、回収期間以降に急激にキャッシュフローが増えるようなプロジェクトを見送ってしまう。 ③プロジェクト全体のリスクを無視している。NPVやIRR法では割引率を調整することでプロジェクトのリスクを反映させていたが、回収期間法ではできない。 ④回収期間の基準があいまい。 〇第6章 お金の借り方・返し方
0投稿日: 2020.11.26
powered by ブクログタイトルの通り「ざっくり」とファイナンスのことが分かる本。 基本的な内容を、丁寧に(あえて悪く言えばクドく)繰り返してくれるため、とても分かりやすい。2007年の本でやや古いため、安定した企業の一例として東電が出てきたりもするが、(当たり前ながら)ファイナンスの本質は色褪せることなく、本書でしっかりと学ぶことができる。
0投稿日: 2020.11.01
powered by ブクログだいぶ前の本ですが、ファイナンスの教科書として多くの社会人のバイブル的存在と言えます。 240ページくらいしかないのですぐ読めますし、面白いのでどんどん進みます。 この本を高校生くらいに読んでいたら、色々な事象への考え方が変わっていただろうなと思えるくらい、簡単かつ充実した内容です。 多くのサラリーマンに読んで欲しいですし、楽しめること請け負いです。
3投稿日: 2020.10.28
powered by ブクログこれは良かった。 何がいいかと言うと、「わからないから勉強したいけど、でもやっぱりよくわからんから…」という層でもわかるように、敷居をめちゃくちゃに下げてくれているところ。
0投稿日: 2020.08.22
powered by ブクログ基本的なファイナンス知識のインプットができます! ただ、身に付けるには手を動かさないと難しそうです。
0投稿日: 2020.08.09
powered by ブクログ会計とファイナンス(財務)の違いから始まり、ファイナンスの基礎知識を分かりやすく解説してくれています。例題で具体的なイメージを掴めるし、読み進めて行くと忘れてしまうようなことも繰り返し説明してくれる。財務経理部門の方以外にもお勧めです。
0投稿日: 2020.07.19
powered by ブクログファイナンスの基礎を身に付けるため、読みました。本書の内容を一言でいうと「ファイナンスとは、投資に関する意思決定、その投資に必要な資金調達に関する意思決定、運用して得たお金をどう配分するかという意思決定、に関わるもの」です。ファイナンスには限界があり、正解がないことを知ったうえで、使いこなせるようになりたいです。
0投稿日: 2020.06.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ファイナンスについてはある程度理解した状態で読んだため新たな発見は少なかったが、とにかく説明がわかりやすく、つまずきやすいところまで丁寧に理屈が解説されていて、すごく理解が深まった。バリュエーション、投資判断、資金調達のパートは特にわかりやすく、原理原則を教えてくれる書籍として手元に置いておきたいと思った。 あと、ファイナンスって面白いというポジティブな気持ちになった。これを機に応用編の本も読んでみたいと思う。 (自分がファイナンスを学んだ「コーポレート・ファイナンス実務の教科書」(松田千恵子著)に似ててわかりやすいと思ったら、著者の石野氏は松田氏の元職場の後輩だった) 特に学びになった点を以下に示す。 ・経常利益は日本にしかない概念で、アメリカにも欧州にもない。経常利益は負債コストしか反映せず、株主資本コストを反映しないため、指標として意味がないと考えられているため(昔の日本は資金調達の大半を銀行融資で賄っていたため、経常利益が重視されていた)。 ・ファイナンスとは投資判断・資金調達・配当政策の3つに意思決定に関わるもの。 ・企業価値の向上が経営における至上命題であるならば、利益だけをいくら上げても意味がない。こういう時代だからこそ会計よりもファイナンスに力点が移っている。 ・株主資本コストについて。株主資本コストは負債コストと違ってBSに現れないので意識されづらい。もし経営者が株主の期待を下回ったら、株主はその会社以上のリターンを探し、株を売ってしまうため、株価の下落という形で顕在化する。これが「コスト」である。 ・株主の期待収益率は、全く同じ事業だとしてもその企業のリスク見合いで変化する。つまりリスクが高いと資本コスト(=WACC)は上昇し、企業価値が下がる。ゆえに経営者は株主のその会社に対するリスク認識を下げることが仕事。そのために用いているのがIR。IRは決して会社の広告宣伝のためにあるわけではない(でもそれに気づいている人は少ない) ・買掛金は一見無利子負債のように見えるが、販売側には運転資金が増えることによる資本コストの上昇(=運転資金確保のためにお金を借りる等)が発生するため、その分を販売価格に転嫁するインセンティブが働く。ゆえに見えないだけで有利子負債である(しかもその内訳がわからない分厄介) ・ROIC(Return on Investment capital)=投下資本利益率。投下資本とは有利子負債+株主資本。WACC以上のROICを上げることが企業の至上命題(定義より自明)。ROICとWACCの差をEVAスプレッドという。ゆえにこれがプラスでないといけないし、投資の際にはこの視点を忘れてはならない。 ・売上債権と在庫を圧縮しなければならないのは、これに応じた運転資金を用意しなければならず、そのための資本コストがかかってしまうから。 ・PJTに投資するということは、PJTが将来生み出すであろうFCFを購入することと同義である。 ・資金調達配分の最適化は簡単にはできない。実務上は同業他社の資本構成を参考にしたり、格付け機関の意見を参考にする必要がある。 ・日本には「負債を減らすのはいいことだ」という風潮が強すぎる。インフラ企業などCFのばらつきが低い企業は負債を増やしてWACCを減らした方がいいわけだが、現状そうはなっていない。 ・格付けは単に「債権者の立場」から企業の債務償還能力を分析判断しているものに過ぎない。ゆえに、成長性に乏しくても資本効率が悪くても、自己資本比率が高いなどその時の財務状況が健全でありさえすれば高くなってしまう。これに対しIBMのトレジャラー、ジェフリー・サークスは以下のように述べている。めちゃめちゃ示唆的。 「トリプルAは非常に安定的な産業のものだ。また、トリプルAを取るためには、250億ドル(2兆5000億円)の手元現金を持たなくてはならない。それだけの手元資金を持つコストと、トリプルAをもらうメリットは見合わない」 「現在は安全をみて少し多めの資金を手元に置いているが、それでも60億~80億ドル程度だ。200億ドルくらいあると何に使うんだ、株主に返すべきだ、という要求が出る」「(最低限維持したい格付けについては)現在のシングルA。使っている資本のトータルコストは、株主資本よりもコストが安い負債を多く利用するトリプルBのときに一番低い状態になると思う。だが、トリプルBは買収や自社株買いなど、急でまとまった資金需要への対応力が極めて乏しい財政状態だ。シングルAなら負債もある程度利用できるし、買収などに柔軟な対応も可能だ」 ・配当するとその分現金が減り、企業価値が下がる。配当するということはNPVが0より高くなる投資案件がないということ(いい投資案件があるならば、配当しないで投資した方が株主のためになる)。 ・自社株買いは、配当と同じくいい投資案件がないことを示すと同時に、経営陣が自社株を割安と考えているというシグナルにもなる。
0投稿日: 2020.04.15
powered by ブクログファイナンス=キャッシュの流れ、財務 アカウンティング=利益と資産、会計 両者の違いとは?新しい学びが多かった、いずれ再読したいもの。
0投稿日: 2020.03.15
powered by ブクログコーポレートファイナンスをざっくりと理解するのに 非常に良い。専門家になるわけでないなら、 この一冊だけでも十分かと。
0投稿日: 2020.03.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
薄い本なのに内容はぎっしり詰まってる感じ ◎会計は過去の利益、ファイナンスは現在から未来のキャッシュを扱う ◎財務会計 = 社外向け 管理会計 = 社内向け ◎コーポレートファイナンスの3つの役割 1.投資の決定 2.資金調達 3.配当政策 ◎資本コスト 企業が債権者や株主に支払う下記のコスト 株主資本コスト 株主が求めるリターン 負債コスト 債権者が求めるリターン ◎債権者より株主の方が求めるリターンが大きい 債権者は契約内の利息をもらうだけ 株主は企業の成績によって配当金が変わる ◎wacc 株主資本コストと負債コストの加重平均 waccは低い方がいい 高い=投資家の期待収益率が高い(リスクが高い) ◎ROIC(投下資本利益率) 税引後営業利益÷(有利子負債+株主資本) 投資した資本に対してどれだけのリターンが得られるか 企業の利回り ◎wacc以上のROICが求められる ROIC-wacc=EVAスプレッド これを拡大することが企業の使命 ◎運転資金が増える=キャッシュが減る=企業の価値が下がる ◎現在価値 〉将来価値 ◎NPV法 100円のにんじんに対して、100円以上の価値があるか ある事業がNPV 〉0 だったら投資すべき ◎IRR NPV=0 のときの内部収益率 waccよりIRRが高ければ投資すべき ◎格付けは高すぎてもだめ その分配当しろー!ってなっちゃうから
0投稿日: 2020.02.10
powered by ブクログ「読書を仕事につなげる技術」で超基本の6冊として紹介されたうちの1冊。ファイナンスで扱う具体的な計算には立ち入らずに、考え方、思想の紹介を行う本。 自分自身は細かいことはいろいろ知識として持っているが、本当に大事な部分は何かを再確認できた。 ・ファイナンスは投資、資金調達、配当政策にかかる意思決定にかかわるものであり、その目的は企業価値の最大化にある ・IRの役割はWACCを下げること、そのためには適切な情報を適時に開示すること ・投資の判断基準、NPV、IRR ・最適な資本構成、格付とWACCの関係
0投稿日: 2020.02.02
powered by ブクログ学生時代の講義で使う教科書として昔購入。 はっきり言って、当時は何がなんだか理解できず、最終試験のために丸暗記しただけで終わってしまってた。 負債コストと株主コストの考え、WACC、NPV等の用語解説等非常に分かりやすくて頭のもやもやがスッキリした。当時の自分はただの勉強としてしか考えてなくて、今の方が投資意欲があるので実感として捉えることができたからかな。
0投稿日: 2020.01.26
powered by ブクログ先日読んだ書に掲載されていた、本質的な本のマンダラ図にあったので読了。タイトル的に本質感はないのだが…がっつり本質的。序盤の会計部分で、さすがに知っとるわい!と調子に載ってたらファイナンスをあまりに知らなさすぎて途中で心折れそうになる。これは何回か読まないと身につかない。数字の意味、つながりをキチンと説明されていて頭に入りやすい。人に説明するときの勉強になる。
0投稿日: 2020.01.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ファイナンスについての基本的事項が、初心者でも容易に理解できるよう解説されている。 財務に関して知見のない方が、最初に読む1冊として手に取るといいと思う。
0投稿日: 2020.01.04
powered by ブクログ「アカウンティング(会計)は過去の利益を扱うのに対して、ファイナンス(財務)は未来の現金を扱う」という記述からして、恥ずかしながら目から鱗でした。 企業の存続を左右するのは、利益ではなく現金であり、キャッシュフローをみればその企業の多くのことがわかります。あらゆるビジネスパーソンが理解すべき基本事項が記載された本であり、何度も読み知識を定着させたいと思います。
0投稿日: 2020.01.03
powered by ブクログファイナンス理論がざっくりわかる ファイナンスに関して、知らなすぎるため購入 ・キャッシュの大切さ ・お金の現在価値は高くなる ・リスクとリターン などファイナンスに関する基本を理解できた。 お金を理解することは、経営においてかなり重要な事だと感じた。
0投稿日: 2020.01.02
powered by ブクログ会計の全体像をザックリ掴むには一体理解法の本だとすれば、ファイナンスはこれが良いんじゃないか。 どう調達してきて、それを何に使って結果をどう解釈するのか、のお金の流れから考えることができた。 日産で実務側にいたからか、調達、在庫サイドの説明が分かりやすく、売上の方に目が行くことが多かったので視界が広くなった感覚があった。
0投稿日: 2019.10.13
powered by ブクログ資格の勉強してたころからだいぶ時間が経って、中小同族では注目されることのないような知識が抜けつつあることがよくわかった。 伝えかたも平易であり、内容自体も意味がメインと感じられ、思い出す+理解の増進に役立ったと思う。
1投稿日: 2019.06.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【気になった場所】 企業価値の最大化をはかるための意思決定に役立つツール ・投資 ・資金調達 ・配当 →ファイナンスにとっての企業価値=投資家 →投資家=株主+債権者 会計と財務(ファイナンス)の違い ①会計は利益を扱い、ファイナンスはキャッシュを扱う ・利益=売上−コスト ・会計は、会計基準や経営者の判断によって調整できる→キャッシュは嘘をつかない ・利益は、実際のキャッシュの入り払いに関わらず、商品を仕入・販売した時点で、会計上認識される キャッシュフロー=企業活動によって生じるお金の流れ ・入金(キャッシュイン) ・支払(キャッシュアウト) →実際にキャッシュが入金・支払された時点で認識される ②時間軸→会計は企業の過去の業績を扱い(現状把握)、ファイナンスは未来の数字を扱う(将来予測) 企業会計 ・財務会計 外部に報告するために行う会計 ・管理会計 経営者・経営管理者が、企業経営に利用するために行う会計 決算書 ・貸借対照表 企業の資金の調達と運用 ・損益計算書 収益−費用=利益or損失 ・キャッシュフロー計算書 企業の収入・支出 →損益計算書が原因で、バランスシートが結果 企業の資金調達方法 ・有利子負債 銀行借入と社債 ・株主資本 →社債と株主資本は直接金融、銀行借入は間接金融 →企業と資本家の関係が直接か間接か 貸借対照表 ・資産→流動資産と固定資産 ・負債→流動負債と固定負債 ・資本→資本金と余剰金 →左側に資産、右側に負債と資本(純利益) →左側が運用、右側が調達に関わる ・流動〇〇 すぐに行うもの ・固定〇〇 時間をかけて行うも 資本 ・資本金 企業を立ち上げた時に払い込みをしたお金 ・余剰金 いままでに稼いできたものを積み上げたお金 キャッシュフロー ・営業活動による 企業がキャッシュを生み出す能力がわかる ・投資活動による 企業が投資活動に積極的かどうか ・財務活動による 営業・投資活動のキャッシュの過不足状況や資金の調達方法がわかる ・簡便フリーキャッシュフロー=営業活動+投資活動 株主は成長性を重視し、債権者は安定性を重視する ファイナンス ・投資の決定 投資に関する意思決定 ・資金の調達 投資に必要な資金調達に関する意思決定 ・配当政策 運用して得たお金をどう配分するかの意思決定 お金の価値は、そのお金をいつ受け取るかで変わる ・将来価値 お金を複利で運用し、将来いくらか ・現在価値 将来のお金を、現在の価値に置き換え ・単利と複利 →ファイナンスにおける利息は、すべて複利の考え方を適用 会社の値段 ・企業価値=事業価値+非事業価値 ・企業価値=債権者価値+株主価値 ・株主価値=企業価値−債権者価値(有利子負債) ・事業価値を計算するときに使うフリーキャッシュフロー≠簡便キャッシュフロー ・企業が将来生み出すキャッシュフローから、事業を継続するにあたって「支払う必要がある」キャッシュフローを差し引いたあとのキャッシュフロー
0投稿日: 2019.06.09
powered by ブクログ1度説明のあった用語がその後当然のように使われるから、斜め読みでは理解しきれない。じっくりと用語の意味を押さえながら先に読み進める必要がある。
0投稿日: 2019.05.29
powered by ブクログ【きっかけ】 GWの課題図書 財務への苦手意識の克服のため 【学び】 ・資産=資金運用、資本+負債=資金調達 ・ファイナンスとは企業価値を最大にするための意思決定に役立つツール ・投資家=債権者+株主 前者は"安定性重視"後者は"成長性重視" ・リスクとはバラツキである ・調達コスト>運用コスト ・資本コスト=負債コスト(デッドファイナンス)+株主資本コスト(エクイティファイナンス) ・経営者にとって、株主資本コスト>負債コストなので、期待収益率も株主資本>有利子負債 になる ・明日の100万円と今日の100万円は価値が違う(=企業の将来価値と企業の現在価値は異なる) ・レバレッジをかける=有利子負債を増加させる
0投稿日: 2019.05.06
powered by ブクログまた1つ視点が増えました、ファイナンス面白い! ◾︎会計は過去、ファイナンスは現在と未来を見る ◾︎利益率や資産など運用サイドだけでなく、調達サイドの資本コストやWACCにも目を向ける ◾︎負債を増やすことが企業価値の向上に繋がる局面もある
0投稿日: 2019.04.11
powered by ブクログ基本、ファイナンスの入門書としての位置づけであるが、 WACCやIRRの使い方や考え方を改めて勉強できた。 WACC自体、DCFの割引率としてしかかんがえていなかったが、改めて考えるとそれは外部からの調達コストの比率と考えるのが通常であり、資本コストも調達コスト比率として考えていなかった自分に反省した。
0投稿日: 2018.11.28
powered by ブクログ「ファイナンスとは、一言でいうと、「企業価値の最大化」を図るための意思決定に役立つツール」 と言われても、一般的な社会人は???になると思う。 この本には、上記に至るまでの公式や算出方法の概要が書いてある。 本書を読んだだけで使えるという事はないが、本格的な本を最初に読んだら挫折する可能性大。 ファイナンスという言葉を気になったら、まずこの本を読んでみることをおすすめします。
0投稿日: 2018.11.17
powered by ブクログタイトルのとおり、ざっくりとファイナンスについてわかる本。 自分が理解したところのファイナンス(財務)とは、過去の数字を正しく出すアカウンティング(会計)を参考にしつつも、資産を調達・運用してさらなる利益を生み出すこと、と読めた。 将来に利益を出すから現在に換算すればこれだけの価値を持つため、投資をする(される)価値があると示して、資産を運用し合う、投資主と会社の関係、という印象。 個人的に数字にあまり強くないので、一読しただけでは納得できていないこともあるので、資産は運用すべきとわかったところで一旦読了。
0投稿日: 2018.10.28
powered by ブクログ最近残念に思うのは、我が社の社員は、あまりにも経営リテラシーを持っていないこと。まともなエンジニアならば当然知っておくべきPL、BS、CFなどの内容を聞いたこともない始末。さらに言うと、事業管理系の社員もPLしかわからない人が堂々と仕事をしている。なんと嘆かわしいことか。このような人に、私は言いたい、「我々は、各分野の専門家である前に、ビジネスマンである」。 本書は、上記のような経営リテラシーが低い人にお勧めできる一冊である。後半で言及されているNPVや、IRR、WACCといったやや高度な内容はともかく、PL、BS、CF(前半で解説)をざっくりとわかるための良書である。
0投稿日: 2018.10.23
powered by ブクログはじめに 第1章 会計とファイナンスはどう違う? 第2章 ファイナンス、基本のキ 第3章 明日の1万円より今日の1万円~お金の時間価値 第4章 会社の値段 第5章 投資の判断基準 第6章 お金の借り方・返し方 さいごに ~ポスト会計時代の基本知識はコレだ! 『ファイナンスの目的は企業価値の最大化』『リスクの本質は「将来の不確実性」』『経営者にとっては、株主資本コストの方が負債コストよりも負担が大きい』『投資家のリスク認識を下げるには、適切な情報を適切なタイミングでディスクローズ(公開)する』『負債の節税効果を考慮に入れる』
0投稿日: 2018.09.15
powered by ブクログ日産自動車で財務部でリスクマネジメントの仕事を行い、財務を通じた経営管理に精通する著者がファイナンスについてわかりやすく解説した一冊。 財務会計と管理会計の違いや財務諸表の見方といった基本的なことからリスクの概念や投資判断の手法など実践的な内容まで学ぶことができました。 そして、WACCやCAPMなどの説明やそこから業績をどう考えるのかといったことを勉強することができました。 そんな本社のなかでも借り入れなどの負債だけではなく資本についても同じようにコストを考えることは勉強になりました。 情報公開のタイミングの大切さや資本と負債のバランスについても勉強することができました。 ふだんあまり馴染みの薄い財務会計の基本から踏み込んだ内容までをわかりやすく学ぶことができ、企業価値を高めるための財務会計の入門書という位置付けの一冊だと感じました。
0投稿日: 2018.09.03
powered by ブクログファイナンスとは株主、社債購入者、銀行等の投資家視点で語るものである。 投資家としての企業価値は作り出すであろうフリーキャッシュフロー(営業CF+投資CF ※財務CFは資本の調達結果なので含まない)+αを現在価値に直したものである。投資家としての期待収益率はWACCといって債権者(負債の金利)+株主(TOPIX連動型投信の期待収益率*β)の期待収益率から計算する。 経営者はWACC以上に企業価値を高めなければならない。それが投資家の求める姿であるからである。 ・会計とファイナンスの1番の違いは、会計は「利益」を扱い、ファイナンスは「キャッシュ」を扱う点 ・会計とファイナンスの2番目の違いは、会計は「過去」を扱い、ファイナンスは「未来」を扱う点 ・運転資金とは、キャッシュの支払いと回収のタイムラグを埋めるために必要なキャッシュ。 サイトの長い顧客が増えると、より多くの運転資金が必要となる。 ・フリーキャッシュフローとは、企業が事業活動を行った後に、企業への資金提供者である投資家(株主と債権者)に 自由に分配する事ができるキャッシュフローの事。 ・コーポレートファイナンスとは、「投資に関する意思決定(投資の決定)」と、その投資に必要な資金調達に関する 意思決定(資金の調達)」と、「運用して得たお金をどう配分するかという意思決定(配当政策)」を行い、 「企業価値を最大化」させる事。 ・ファイナンスにおける「企業価値」とは、投資家(株主と債権者)にとっての企業価値の事。 ・リスクとは危機の事。つまり「危険」と「機会」の両方が存在している。 ・リスクフリーレートとは、国債の利回りの事。ある企業の株式を購入する場合、投資家はリスクフリーレート以上の 期待収益率を求める。これリスクプレミアムと呼ぶ。 ・負債コストは、債権者が経営者に要求するリターン(期待収益率)。実務では便宜的に過去の有利子負債の調達コストを代用する。 ・株主資本コストは、株主が経営者に要求するリターン。株主資本コストの計算式(CAPM)は、 「株主資本コスト=リスクフリーレート(2%)+β×マーケットリスクプレミアム(日本ならTOPIX。5%を使うのが一般的)」で算出できる。 ・βとは、株式市場全体の変動に対して、その会社の株式がどれだけ連動するかを表したもの。1だと市場と同等。ネットで検索可能 ・資本コスト=負債コスト+株主資本コスト。株主資本コストのほうがリスクが多い分、負担が大きい。負債コストと株主資本コストを 加重平均して算出したものがWACC(加重平均資本コスト)である。 ・WACCは、企業が投資家(株主と債権者)からいくらかけて資金を調達しているかの指標 ・企業の収入は、「税引き後の営業利益」で見る。算出方法は、「営業利益-(営業利益×実効税率)」である。 ・ROICは「投下資本利益率」の事。計算式は、税引き後営業利益÷投下資本(=有利子負債+自己資本 or 運転資金+固定資産・ 無形固定資産・投資その他)である。 ・経営者の使命は、EVAスプレット(=ROIC-WACC)をプラスにする事。20%増益するために2倍の投下資本を使っているようでは 経営者失格。 ・投資家のリスク認識を下げてWACCを下げる。若しくは、運用利回りであるROICを上げる事が重要
0投稿日: 2018.04.17
powered by ブクログ確かにこれはざっくり分かるわ。 ただ図の下に毎回©️ AllrightReservedって書いてあって鬱陶しい。権利発生するほど特別な感じもせんよ。
0投稿日: 2018.04.05
powered by ブクログわかりやすい。終末は斜め読み。 日本的会計と欧米的会計の違いを日産自動車に勤務していた著者が説明しているところが分かりやすかった。如何にしてもカルロス・ゴーンは日産を立て直したか。 こうした考えが日本人に定着しないと日本は沈んでいくんだと思う。
0投稿日: 2018.01.09
powered by ブクログ文字主体だが分かりやすい。 なぜ欧米企業は経常利益という概念あんまりないのかなどの話が分かりやすくつながってる。
0投稿日: 2017.12.25
powered by ブクログ◯ROICとWACCとの差を、EVAスプレッドと呼びます。このEVAスプレッドをプラスにする、そしてさらに拡大することが経営者としての使命といえます。(118p) ◯使っている資本のトータルコストは、株主資本よりもコストが安い負債を多く利用するトリプルBのときに一番低い状態になると思う。だが、トリプルBは買収や自社株買いなど、急でまとまった資金需要への対応力が極めて乏しい財政状態だ。シングルAなら負債もある程度利用できるし、買収などに柔軟な対応も可能だ(218p) ★企業価値を高めるにはどうするかの理論が学べるが、リスクの認識やプロジェクトのキャッシュフロー予想次第とも感じた。
1投稿日: 2017.12.16
powered by ブクログ会計とファイナンスの違いから説明を始め、分かりやすくファイナンスの基礎を紹介していたと思う。株式投資に生かせるかと思ってファイナンスを知るためにこの本を買ったが、ファイナンスの初歩を学んだだけではほとんど有益ではないと思って途中で読むのをやめてしまった。ファンダメンタルズ分析に基づいて投資するなら、PL・BSや経営戦略などを見て投資判断をした方が良いように感じた。 いずれ事業会社に入って財務戦略を学ぶ必要性が出てきたらファイナンスを学べばよいという程度の認識が得られたのは良かった。
0投稿日: 2017.10.16
powered by ブクログこれは分かりやすい!そもそもファイナンスとは何か?キャッシュフロー経営とは何か?から切り込んで、最終的には、ファイナンスの知識を投資判断へと転用してくれる。 M&A業務に携わる人、もしくは新事業を上に打診する人には最適の入門書。IRRとNPVの意味が分かるようになると、安心するよね笑
0投稿日: 2017.09.15
powered by ブクログとてもわかりやすいです。が、ちょっと物足りない。でもまあこの薄さとわかりやすさだとこの辺りになるのかな…。 私のようなファイナンスど素人でも無理なくついていけたので、初心者にはオススメです。
0投稿日: 2017.08.29
powered by ブクログファイナンスの概観をつかむために、とても分かりやすく記載されている。日経文庫のコーポレートファイナンス入門では分からなかった部分について改めて理解できた。例えが明瞭ですっと入ってくる。
0投稿日: 2017.07.22
powered by ブクログ経営者の使命は、EVAスプレッドをプラスにする、そしてさらに拡大させると論じられていました。今までは戦略や利益ばかり気にしていましたが、ファイナンス的知見がなければ誤った方向へ導きかねないと反省。
0投稿日: 2017.06.27
powered by ブクログファイナンスの基本情報の解説から始まり、お金の現在価値、会社の値段の計算の仕方、社内プロジェクトへの投資判断基準、税金や配当自社株買いも含めたお金の借り方返し方と、内容は盛りだくさん。 債権者や投資家が自社に何を期待しているのか、どう応えるべきなのかについて、企業経営者としての視点以外に、株式に投資する投資家としての視点も身につける事が出来る。 著者は、ゴーン体制の日産自動車の財務部門を経て、財務戦略コンサルタントとして活動している石野雄一氏。 この本の想定読者としては、ある程度このエリアでの前提知識なり実務を経験している人なんだと思う。 完全に理解出来なくとも、企業を取り巻くお金の流れや、投資家を意識する必要性や、社内のプロジェクトがどの様な判断基準で実施されるのかについて、ファイナンスの切り口から理解出る様になれると思う。企業向けの営業担当者は、ファイナンス観点から、相手先でどの様な判断がされるのかをある程度、予測出来る様になれそう。
0投稿日: 2017.06.16
powered by ブクログ20180513再読。 会計を勉強し始めたので、前よりも理解は進んだ気がするが、やはりまだまだ分からないことが多い。 これでザックリ、とのことなので、やはりファイナンスは奥が深いと思う。 馴染みの薄いファイナンスの入門書としてはいいのでは無いかと思う。少なくとも自分にはタイトル通り、ざっくりとした考え方は学べた気がする。
0投稿日: 2017.05.31経理と財務の違い。企業価値、とは。
会計の知識を付けたい、バランスシートを読めるようになりたい。 そんなことを感じているビジネスパーソンの方は多いのではないかと思います。 私もそんな軽い気持ちで読み始めたのですが、これが面白い。 経理と財務とは何か。そもそも企業と債権者、株主の関係性とは。そして、キャッシュフローを考えるためのお金の価値とは。。。 個人的には、今までわかったつもりでいたものの、本当は分からずモヤモヤしていたものを、すごくクリアにしてくれた本です。 もし、この分野の知識を付けたいと思っているなら、入門書としておすすめです!
2投稿日: 2017.02.22基本な考え方もわかりやすい本です。
この頃、将来に向けて会計について知りたいと思っていました。 会計(アカウンティング)と財務(ファイナンス)の違いとは、何か? IRの目的は?。等々・・・。 ファイナンスとは何かを基本から知りたい人はおすすめの本です。
1投稿日: 2017.02.16
powered by ブクログ最初の方は分かりやすかったのだけれど、次々と計算式が出てきてからは理解が追いつかなくなってしまった。 一度理解が追いつかないと、次の項目もその次の項目もあやふやなままで進んでいってしまう。 一読した感想としては、結局よく分からなかった。 もう少し基本的な部分の理解から始めて再読しよう。
0投稿日: 2017.02.04
powered by ブクログ【それでもむずかしい】 本当にざっくりとしかわかりませんでした。 (あまりにも知識が無さすぎるためです・・・) しかし、 ・WACCと負債比率の曲線 ・投資回収期間はわかりやすいが、お金の時間価値を無視している。 ・格付会社は債権者サイドである。 など、なるほどがたくさんありました。 ありがとうございます!
1投稿日: 2016.11.16
powered by ブクログIRRを学ぶためにチョイス 読了。 とりあえず目的は達したかと。あと、減価償却が、初年から税金取れるようにしたっていう話がなるほどなーと思った。
0投稿日: 2016.10.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ファイナンス=企業価値の最大化を図るための意思決定に役立つツール 投資 資金調達 配当 会計→企業の過去 利益を扱う キャッシュの出入りは関係いない 財務→企業の未来 キャッシュを扱う 財務会計(外部)がファイナンスに関係 財務三表 バランスシート 損益計算書 キャッシュフロー 右が調達 左が運用 資金調達の方法は2種類 ①銀行借入 ②社債 株主資本 バランスシート記載3つ 資産 負債 資本(純資産)資本には資本金(startのとき変わらない)剰余金(稼ぎ) 売掛金 売ったけどお金入ってきてない 買掛金 買ったけどお金払ってない 負債という形で右 配当(インカムゲイン) 株式上昇による売買益(キャピタルゲイン) 右はどのように調達したかのみ 使える形ではない 資本金も運用されている 税引後当期利益(法人税引いた後)=最終利益 現代は営業利益が重視 バランスシートは決算日における調達と運用を表す バランスシートの変化の原因が損益計算書 収益ー費用=プラス 剰余金が増える(右下) 投資(キャッシュアウト)営業活動(キャッシュイン) プラスになっていれば、有利子負債の削減や、配当、自社株買いによって株主に還元できる 資金調達する必要がある→財務活動によるキャッシュフローではプラス表示 投資などはマイナス表示 調達方法を把握できる キャッシュフロー計算書で分かることは、1年間にどのような資金調達方法でキャッシュが増減したのか 投資家は株主と債権者 売上ー売上原価=粗利ー販管費(給料)ー利息ー税金=配当金 株主は出来るだけ売上を上げて欲しい 債権者がもらえる利息は契約時に決まっている 安定を求める 会社にとって一番重要なことは事業の継続 ファイナンス 投資の決定(何に投資するか)資金調達の決定(資金の調達方法)運用したお金の配分決定 リターン 何かを得るためにいくら使ったのか 社債と株式なら社債の方がリスクが低い 社債はあらかじめリターンが決まっている 債権者は融資に対するリターンを要求する=負債コスト リスクフリーレート 国債に投資した場合に投資家が期待する収益率のこと 企業が債権者や株主に払うコスト=資本コスト 資金提供の見返り 銀行融資→利息 社債→クーポン
0投稿日: 2016.08.29
powered by ブクログファイナンスの目的:投資家にとっての、企業価値の向上 会計とファイナンスの違い 会計:過去、利益を扱う ファイナンス:未来、キャッシュを扱う ファイナンスは、3つのことを決める 1投資 2投資に必要な資金調達方法 有利子負債による調達(借入か社債発行)か、株主資本による調達か 3利益をどう分配するかという配当 投資家の種類 1成長性を重視する株主 2安定性を重視する債権者 PLと利害関係者との関係 収益=顧客 原材料費=仕入先 人件費=従業員 元本・利息=金融機関 法人税=国家 役員報酬=経営者 残余利益・配当=株主 リスクマネジメントは、ブレーキではなく、リスクに見合ったリターンをあげられているかの考えること →アンチブロックシステムやエアバックと同じ 株主資本コスト=リスクフリーレート(2%)+β×マーケットリスクプレミアム(5%) 株価の下落=既存の株主価値の下落=企業価値の下落 WACCを下げることが、IRのミッション →下げるには、投資家のリスク認識を下げる→適切な企業情報を、適時開示する(サプライズは不要) 企業価値を高めるために フリーキャッシュフローの極大化:営業利益の拡大、税金の削減 WACCの引き下げ:適時開示 格付けは、債権者サイドの価値 格付け高い=手元現金が多い→株主に還元するべき 格付け低い=手元現金が少なく、買収など急な資金需要に対応できない恐れ →格付けはほどほどが良い
0投稿日: 2016.08.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
いろんな本で読んだり、研修で教わったようなことを、やさしい言葉でざっくりと。改めて、頭の中の整理。 そろそろ入門編を卒業できそうです。
0投稿日: 2016.08.17
powered by ブクログサ・ザツク・ざっくりわかるファイナンス Page 8, Note (Yellow): 会計は利益を追い、ファイナンスはキャッシュを追う Page 9, Note (Yellow): 現在と未来を抑えるのが経営者 Page 9, Note (Yellow): キャッシュを調整できないファイナンス、利益を調整できる会計 Page 9, Note (Yellow): 会計は過去の数値、ファイナンスは未来の数字 Page 10, Note (Yellow): 財務会計は外部への報告を行うもの Page 12, Note (Yellow): 有利子負債で調達するのはデット・ファイナンス Page 14, Note (Yellow): 受取手形=代金をキャッシュでなく、掛けで受け取る際の手形(約束手形) Page 15, Note (Yellow): グループ以外の投資有価証券は無形固定資産として計上 Page 15, Note (Yellow): 支払手形は流動負債 Page 16, Note (Yellow): 配当=インカムゲイン 株価上昇による売買益=キャピタルゲイン Page 17, Note (Yellow): 見返りは企業にとって株主資本コスト Page 18, Note (Yellow): 資本金は調達サイド、運転資金は運用サイド Page 19, Note (Yellow): 支払いと回収の資金の埋めを運転資金という Page 24, Note (Yellow): 投資キャッシュフローはキャッシュアウト 営業キャッシュフローはキャッシュイン 合算するとフリーキャッシュフロー Page 25, Note (Yellow): 有形固定資産を取得する為の支出額と減価償却費を比較→投資活動への積極性をみる Page 27, Note (Yellow): 融資という名の投資。 Page 34, Note (Yellow): ファイナンスとは、投資の意思決定、資金の調達、配当政策=企業価値の最大化 Page 34, Note (Yellow): 投資家=債権者と株主 Page 38, Note (Yellow): 空売り=将来の株価下落を予想 株式を証券会社から借りる それを高値で売っておく 将来、安くなったら株式を買い戻し 証券会社に返却する 高値で売って、安値で買う Page 39, Note (Yellow): 利回り 投資した元本に対して1年間、どれだけの収入があるかのこと Page 40, Note (Yellow): 期待収益率=予想収益率の期待値 Page 42, Note (Yellow): 社債=契約によりリターン決定 Page 42, Note (Yellow): リスクプレミアム=リスクフリーレート以上に求める部分→リスクに対する報酬 Page 42, Note (Yellow): リスクフリーレート=投資家が国債投資に期待する収益率、無リスク金利 Page 42, Note (Yellow): 期待収益率=リスクフリーレート+リスクプレミアム Page 43, Note (Yellow): 負債コスト=債権者が要求する、社債流通利回り期待収益率(リターン) Page 43, Note (Yellow): 株主資本コスト積算=CAPM Page 43, Note (Yellow): リスクプレミアム=β✖️マーケットリスクプレミアム Page 43, Note (Yellow): 株主資本コスト リスクフリーレート=ざっくり2% Page 44, Note (Yellow): 株式全体のリターン=TOPICS Page 44, Note (Yellow): 企業のβ値を調べるには ブルームバーグHPで企業コード入力を Page 44, Note (Yellow): β1とは=株主市場と全く同じ値動きをする株式のβ Page 44, Note (Yellow): マーケットリスクプレミアム=株式全体のリターンとリスクフリーレートの差 Page 44, Note (Yellow): 株主資本コスト=リスクフリーレート+β✖️リスクプレミアム Page 45, Note (Yellow): マーケットリスクプレミアム=ざっくり5% あとはβを入力するだけ Page 47, Note (Yellow): 配当=インカムゲイン 株価の上昇益=キャピタルゲイン Page 47, Note (Yellow): 経営者にとって 株主資本コスト>負債コスト Page 49, Note (Yellow): 価値毀損をコスト増加と理解 Page 49, Note (Yellow): コストは株価の下落という形で顕在化 Page 49, Note (Yellow): 資本コスト=負債コストと株主資本コストを加重平均して求む=加重平均資本コスト=WACC Page 49, Note (Yellow): WACC=投資家の要求に応えるために企業が資金を活用して生み出すべき最低限の収益率 Page 50, Note (Yellow): 投資家の期待するリターン期待収益率=経営者から見るとコスト=資本コスト Page 51, Note (Yellow): 1-税率の意味 有利子負債の場合は損金として、支払利息が課税所得から控除できる。税引き後の値で計算することを意味する Page 51, Note (Yellow): WACC=企業の資金調達コスト 企業が投資家からいくらで資金で調達できているかを表した数字 Page 54, Note (Yellow): WACCが上がると資金調達コストが上がる Page 54, Note (Yellow): WACCを下げることがIRのミッション= 投資家のリスク認識を下げること Page 58, Note (Yellow): ROIC=税引後営業利益➗投下資本(有利子負債+株主資本) Page 59, Note (Yellow): 経営者の使命=WACC以上のROICを上げる Page 59, Note (Yellow): ROICとWACCとの差=EVAスプレッド →これをプラスにするのが経営者の使命 Page 60, Note (Yellow): EVAスプレッドに投下資本を乗じたもの=EVA Page 60, Note (Yellow): 単年度にどれだけ企業価値が上がったかの指標→EVA Page 68, Note (Yellow): 将来価値を1+割引率で割り引くことで現在価値を知る Page 77, Note (Yellow): フリーキャッシュフロー= 営業利益✖️(1-法人税率)➕減価償却費−設備投資−運転資金の増加額 Page 78, Note (Yellow): 在庫投資=運転資金 Page 79, Note (Yellow): 在庫が売れて実際にお金を回収するまでは売上債権、それを回すのが運転資金 Page 84, Note (Yellow): 運転資金が増えるとフリーキャッシュフローが減少する=企業価値の減少に Page 84, Note (Yellow): 運転資金増加理由=売上債権や在庫が膨らむ Page 86, Note (Yellow): 投資判断基準 ①PJから生み出されるキャッシュフロー予測 ②予測したキャッシュフローの現在価値積算 ③投資判断指標計算 ④計算結果と採択基準とを比較 Page 90, Note (Yellow): 道具としてのファイナンス
0投稿日: 2016.07.03
powered by ブクログまさに、ざっくりわかった感じ。電子書籍で隙間時間に読んでも、数式が頭に残らない…。紙とペンを用意して、座って読むべき。それ抜きでも、ざっくりわかった感。
0投稿日: 2016.06.05
powered by ブクログ財務3表が感覚として分かってきた。 えーと。 BSが、会社のお金をどこから調達してきて、どのように投資し、どの様な資産になってるのかを表す表で、 PLが、会社がどのくらい儲けているかを反映している表で、 CSが、現金の流れを把握する為の表。 お小遣い帳感覚の試算表なら一つの表のCSだけで事足りるかもしれないけど、会社の活動には、買掛けや売掛け、減価償却などの時間価値が反映してくるので、BS、PL、CS、この3表がまとめて必要になってくる。 これが少しずつ理解出来てきてるけど、3分の2くらい読み進めたところから頭が追いつかなくなってきてました。 でもなんとなくだけど理解出来る感覚があった。 ファイナンス系の色々な本をもっと読んでいこうと思いました。
0投稿日: 2016.02.16
powered by ブクログ大学時代に学んだファイナンスをもう一度振り返ろうと思い読んだ。ファイナンスの基礎が分かりやすくかつコンパクトに纏まっていて、振り返りには良かった。利益が出た出ていないかで一喜一憂するのではなく、稼いだ額が資金調達コストを超えているか、つまりROIC>WACCとなっているかという視点を忘れないようにしたい。ファイナンスを一から学びたいあるいはファイナンスを簡単に復習したいという方にはオススメの一冊である。
0投稿日: 2016.02.13
powered by ブクログ会計=利益(商品やサービスの売り上げから、費用を抜いたもの) 過去の業績 ファイナンス=キャッシュ(未来) 黒字倒産=利益が出ているのに会社にキャッシュがなくて追い込まれる ➡会計は計上されているのに、キャッシュが取引先から未回収 キャッシュフロー(キャッシュイン&キャッシュアウト)=企業活動によって生じるお金の流れ 会計は国によって違いがあるが、キャッシュフローは統一されている 財務会計=外部(株主、金融機関)に報告するため 管理会計=経営者が企業経営に利用するため 決算書(バランスシート、損益計算書、キャッシュフロー計算書)財務諸表 バランスシート(結果)= 資産(固定、流動) 負債(流動、固定)資本{(純資産)資本金、過剰金} ➡調達(負債か資本)と運用(リターンを生む仕組み) 資金調達=有利子負債による調達=デット 銀行借り入れ(間接金融)と社債 株主発行による調達=エクイティ 社債と株式資本=直接金融 投資家が金融機関に対して投資 投資された金融機関が企業に融資 間接=投資家と企業の間に金融機関が介すること 資本金=企業を立ち上げた時に払い込みをしたお金 過剰金=今までに稼いできたものを積み上げた 流動資産=すぐに現金化できる資産(現金預金、投資有価証券) 売掛金=取引先とその場で現金取引せずに、月末などにまとめて払うこと。 約束手形=代金をキャッシュではなく掛けで受け取る 棚卸資産・・流通業で仕入れ商品から販売されるまで 製造業 原材料から製品が販売 固定資産・・・・現金化するのに時間がかかる 有形固定資産=土地、建物、機械設備 無形固定資産=営業権、特許、有価証券 流動負債=すぐに返す必要がある(支払い手形、買掛金) 固定負債=金融からの借入金、社債 資本金、剰余金(固定資産) 資本金、剰余金は返済の必要がない 純利益ー配当、賞与=剰余金 資本金の多い、少ないは企業の資金繰りには関係なし 運転資金(ワーキングキャピタル) ➡原材料などの販売よりも先行するもののタイムラグを埋めるために 資本金=調達サイド 運転資金=運用サイド 損益計算書(原因)=収益ー費用 例 車 売り上げ=車の単価×台数 売上原価=原材料、人件費 売り上げー売り上げ原価=売り上げ総利益(粗利) 売り上げ総利益=付加価値力 営業利益=売り上げ総利益ー販売費、一般管理費 経常利益(海外にはない)=営業利益+本業以外の収益と費用 本業で稼げる力=営業利益 バランスシート=決算日における資金の調達と運用 キャッシュフロー・・企業にどれだけの収入と支出があったか 営業活動によるもの・・・企業がどれだけキャッシュを生む力を持っているのか(儲ける力) 営業活動がマイナス=経営に問題ある 投資活動による・・・・企業が投資活動に積極的か ➡マイナスになる(キャシュアウトのため) 財務活動=企業における営業活動と投資活動におけるキャッシュの過不足や資金の調達方法(財務戦略) キャッシュフロー計算=一年間におけるキャッシュ残高の増減 フリーキャッシュフロー=企業が事業活動を行った後に、企業への資金提供者である投資家に自由に分配する 投資家にとっていい会社・・・ 株主・・・企業の成長性 利益は青天井 債権者・・企業の安定性 (銀行) どれだけ売れても関係ない 株主は収益からコストをすべて引いた残ったものを受け取る ファイナンスの基本(コーポレートファイナンス) ファイナンスとは投資、資金調達、運用に関する意思決定 リスク=将来の不確実性 事業活動=何かに投資する 負債=銀行から借入れ 資本=株式を発行して株式市場から増資で調達するのか リターン=利回り=収益率(投資した元本に対して1年あたりどれくらいの収入が得られるか) 利回り=得た利益%出した金額 期待収益率・・・リターンの期待値 CAPM・・・(capital asset pricing model) 株主資本コストの計算式 リスクフリーレート(国債に投資したときの投資家が期待する収益率)× マーケット・リスクプレミアム (株式市場の変動に対してどれくらい連動するか) 投資家の期待するリターンは経営者からするとコストになる WACC(加重平均資本コスト)・・・・会社がいくらで資金調達をしてきているか WACCを下げるためには適切なタイミングで企業情報を公開する 収入=税引き後の営業利益 投下資本=税引き後の営業利益を得るために投資した資本 投下資本利益率(ROIC)=税引き後の営業利益÷投下資本 WACCとROICの差 (EVA spread) EVA(economic value added) ..... 単年度でどれだけ企業価値が増加したか 投資家のリスク認識を下げることでEVAを広げる お金の価値はそのお金をいつ受け取るかで変わる。 複利・・・利息を引き出さずに翌年に繰り越す 将来価値の計算方法 元本× 利回りタス1 キャッシュを受け取る場合は利息を稼ぐために早く 現在価値、将来価値、割引率(要求する利回り) 割引率が高くなると現在価値は低くなる 明日のお金より今日のお金のほうが高い 資本構成=有利子負債+自己資本 MM理論=市場価値は資本構成とは無関係に一定 負債を利用すると節税効果の現在価値だけ企業価値が高くなる 格付け=株主資本比率=債務返済能力 配当前の株主価値 =配当額+配当後の株主価値 自社株取得 投資判断のプロセス ①プロジェクトから生み出されるキャッシュフローを予測する ②予測したキャッシュフローの現在価値を計算する ③投資判断指数の計算(NPV=CI-CO) ④計算結果と採択基準を比較
0投稿日: 2016.02.09
powered by ブクログ経営者の使命とは WACC以上のROICを稼ぐこと 要約すると、調達コスト[負債コストと株主資本コスト]以上のリターン[投資資本よりも高い利益をあげていること] EVAとは、投下資本✖️[ROIC-WACC] 投下資本利益率がどれだけ調達コストを上回り、それがいくらなのか!! 在庫の増加が運転資金を減らす とは、在庫を、仕入れるのに使ったお金を回収できていない分、次に必要なお金が減ってしまうため。、 企業価値とは、事業のNPVと、本社機能のNPVを、足して非事業価値を足したもの
0投稿日: 2016.01.27
powered by ブクログタイトル通りざっくりではあるが、ファイナンスの基礎を理解できる。重要ではあるが、なかなか触れる機会は少ないと思うので貴重な本。
0投稿日: 2016.01.24
powered by ブクログファイナンスの基本知識が分かりやすくまとめられている。単なるルールや計算方法だけでなく、背景知識や目的なども説明されている。
0投稿日: 2016.01.17
powered by ブクログ前半はまさに知りたいこと。 式とか出てきて、大学時代を思い出した。 負債コストとかリスクプレミアムとか勉強したなー全部忘れたけど。
0投稿日: 2016.01.02
powered by ブクログ全くファイナンスのことが分からない人が読んでもすごく分かりやすい書き方で書かれている。用語の解説や考え方を本当に「ざっくり」と書いてある。非常に分かりやすい。ファイナンス入門書としては最適。
0投稿日: 2015.11.28
powered by ブクログとても平易な言葉でファイナンスの基礎を語っていて分かりやすい(ファイナンス基礎の振り返りに適している)。 が、その構成がどんな意図かが見えにくいところはあったかな。 ※以下、健忘録 ・ファイナンスは、「(投資家にとって)企業価値の最大化」を図るためのツール ・アカウンティングは「利益」→そのときどきの会計基準や経営者の判断に左右される ・ファイナンスは「現金」→会計基準や経営者の考えに依存しない、キャッシュは嘘をつかない ・資金調達には有利子負債(Debt)と株主資本(Equity)の2つがある。 ・営業活動によるCF:どれだけのキャッシュを生み出す能力をもっているかが分かる。つまり「マイナス」だと「経営上問題あり」と考えられる可能性あり(スタートアップ時には起こり得るが)。 ・投資活動によるCF:企業が何に投資しているのかが分かる。投資活動に対しての積極性が見ることができる。 ・財務活動によるCF:企業における営業活動ならびに投資活動におけるキャッシュの過不足の状況や資金の調達方法を把握できる。例えば、資金調達を、金融機関などからの借入金で調達したのか、社債を発行して調達したの、それとも株式を発行して調達したのかなど。 ・FCFとは「営業活動CF」+「投資活動CF」。企業が事業活動を行った後に、企業への資金提供者である投資家に自由に分配することができるCFのことを指す。 ・債権者のリターンは借入をする段階で契約されている、かつ株主よりも優先度が高いので「安定性」を求める。一方で、株主は実際の結果からリターンが決まり、時には配当がおこなわれない、株価が下がることもある。更に株主は優先度が低いので「成長性」を求める。 ・株主資本コスト=リスクフリーレート+マーケットリスクプレミアム ・経営者はどうしても負債コストに目がいきがち。なぜなら、PLの営業外損益の所に支払利息として表れてくるため。 ・WACC=D/D+E×(1-t)×負債コスト(%)+E/D+E×株主資本コスト(%) 1-t(tは実効税率)の率右派、有利子負債の場合は支払利息が課税所得から控除できるため。これを節税効果と呼ぶ。 ・ROIC(投下資本利益率;Return On Invested Capital=税引後営業利益率/投下資本)は、投下資本(有利子負債+株主資本)に対してどれだけのリターンを得られたかが分かる。WACC以上のROICを上げることが経営者の使命とも言える。 ・割引率が高すぎると、新しい事業を展開しにくくなり、低すぎると、雑多なPJにまで手を出しかねない。 ・IRRにおける投資の意思決定プロセスは、 ①PJから生み出されるCFを予測 ②PJのIRRを計算 ③IRR>WACCなら実行! しかし、IRRはPJの規模を無視するので、注意が必要。 ・負債を増やすとレバレッジが効くが、増やし過ぎれば今度は倒産リスクが高くなり、倒産した場合に生じる財務破綻コストの分だけ、企業価値は低くなる。 ・資金調達の機動性という点で、増資よりも負債の方が優れており、業績が良い企業ほど、万一に備えて有利子負債を抑え、余力を保っていることが多い。 ・格付けとは、デットに対して行われる。格付け機関の最も重要視するのは、債務返済能力。つまりは、株主資本比率(自己資本比率)が高いほど格付けが高くなる。一方で、高すぎると今度は「WACCが高く」なるため、企業価値は低くなる。要は、格付けとは単に債権者の立場から企業の債務返済能力を判断しているものに過ぎないことを抑えておくこと。 ・増配は株主に将来の業績予測が安泰だという安心を与えることと同時に、将来の投資機会がないのでは?と勘繰られることにもなりうる。これを避けるために、現金を手元においておく企業もあるが、そうなると「投資しないなら返してくれよー」という声にもつながる。
0投稿日: 2015.06.21
powered by ブクログファイナンス(金融)というと普段意識しない人が殆どだと思うのですが、貯金、ローンの返済、保険の掛け金とリターン等、意外と身近に存在しています。そんなファイナンスの考え方からちょっとした応用まで判り易く書かれています。入門には最適です。
0投稿日: 2015.05.25
