丑年に牛の作品で締めようと最後に持ってきた一冊。 　２巻であり完結巻。 　最初からこの構成を考えていたのなら、上下巻になるだろうから打ち切りだったのだろう。 　打ち切りで完結させるために、語るべき必要事項を詰め込んで、人気回復を視野に入れ前巻以上に綺麗な女性の裸の場面を必要以上に盛り込み、コメディレベルのお色気も足した感じ。 　取りあえず、説得力はある物語の真相が語られ、事件のからくりも披露され・・・ただ、どうしても語り尽くせていない部分が残る印象なのは実に残念。 　たぶん、ちゃんと描けていたらちゃんと面白かっただろう作品であるのが伝わったくるだけに、すごく残念。 　暗い話で、ドロドロな世界観の表現するのに十分な暗さを持ちつつ、雑にならず綺麗な背景に、エロいんだけど美しさを前面に押出した女性の曲線美。 　エロい女性のエロい描写が沢山登場するけれど、直接的な性描写を描かない割り切りもいい塩梅。 　良い作家を知ることができたのは収穫。

主人公の故郷に隠された謎。 突然の祖母の不審死。 不本意ながらも遺産と権力を相続することになった主人公。 暗躍する牛頭の殺人鬼。 島の謎を解明するための協力者の猟奇的な死体。 謎が謎を呼んでこの先の展開はどうなるのだろうと楽しみにしていた2巻ですが、この巻で完結してしまうとは思いませんでした。 いいキャラクターが揃っていたのですから、サイドストーリー的な話を織り込んで、もう少し話をゆっくり進めていって欲しかったとも思いますが、これはこれですっきりしてていいのかな？ ただ、やっぱり2巻で完結してしまったのはもったいないですねぇ。 続編でないかな？

まだまだ続くと思っていたのだけど、完結でした。 もともと2巻で終わる予定だったのか、急きょ決まったことなのか、どうなんだろ。 どちらにしても、残念ですね～ とはいえ、前作から続く巨乳女性達はもちろん健在です。 そういう意味でも1巻を楽しめた人は、2巻も楽しめますよ。 話はすいすいと進んで、三頭島の謎に迫ります。 主人公の勇磨が急に頼もしくなりました。 最後はどうだろう、若干納得いかない部分もありつつ。 物語としての完成度は高いです。 2巻で終わらせるのはもったいないので、外伝的ストーリーでもいいので、 続いてほしい。と思わせる1冊です。 おすすめします。

待望の第二巻。 ほぼ裸祭りなのでエロい人は期待して良し。 シリアスなシーンが妙にエロスなアングルで描かれます。 若干、大きすぎて不自然なとこもありますが、まあ些細なことでしょう。 早くも完結してしまったのが惜しい限り。この作者の名前は覚えておきたいですね。

これで終わりなの？確かに謎は描ききっていますが、話がきっちりと終わってない。余韻を楽しむタイプの作品ではないので、ストーリーもちゃんと締めてほしかった。