
総合評価
(215件)| 61 | ||
| 72 | ||
| 50 | ||
| 6 | ||
| 2 |
powered by ブクログ表題は、なにも分からないほどぐっすり眠り込む、という意味らしい。 てっきり、静かな夜に白みがかった河を船で渡るようなイメージだった。 夜の河を舟で進んでいく、流され進んでいく内にいやでも朝はやってくる。 その朝を迎えるまでの夜の話。
0投稿日: 2014.11.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
何回も何回も読み直した本。 白河はきれいなところだ。 好きな人が、ほかに大切な人がいることがわかっても、その人を思い続けていることは、とても、つらい。 でも、自分に向く気持ちもあって、それは嘘じゃなくて、自分の相手に向く気持ちも嘘じゃなくて、そうわかると、もっとつらい。この恋が、本当のものだと誰かが保証してくれれば、その人の足元に膝ま付くだろうというような内容の(というか、私はそういう受け止め方をした)、一文があった。 たぶんその気持ちは今の私の気持ちに似ていて、もうずっと長いこと考えてきてもうわからなくなってしまったから。
0投稿日: 2014.10.04
powered by ブクログテーマは時間 明けない夜はない。。というより、明けないといけない。といった感じ。 巻末書評がいいです。
0投稿日: 2014.08.09
powered by ブクログ初期よしもとばななの、透明感に溢れてて不思議な世界観が好き。 基本的に誰かの死が物語の中にあって、その死について、悲しむでもなく嘆くでもなく、ゆるやかにドライな感じでずっと考えているような。 この小説は短編✖3の短編集。 親友の死、兄の死、恋のライバルの死。 その死や生前のその人のことを考えながらも、主人公の生活は続き、眠りに溺れたり酒に溺れたり、不倫をしたり、そんな風にして生きている。 人は弱い。だけど強い。そんなことを思う。
0投稿日: 2014.06.22
powered by ブクログやっぱり吐き出しすぎて疲れ切ってしまった時、なにもないさびしさに襲われた時、吉本さんのことばに触れたくなってしまう。 ひとは覚めないことはできても、眠らないでいることはできない。時間の流れを止めるような、深い深い、ひとつの眠り。 愛することはひとりじゃ無理だから、どうしてもすれ違い、傷つけあうしとても疲れる。眠ったところで、何一つそんな現実が変ることないけれど、立ち向かえるだけの力さえ吸い取られてしまったら、深く眠りに落たまま覚めることさえできなくなってしまう。 常に眠りと死は隣り合わせにあるのかもしれない。 明日を迎えてしまうこと、夜明けが来てしまうことは以外にも残酷なことなのかもしれない。
0投稿日: 2014.05.31
powered by ブクログ「すっきりしたり、楽しいことなら、うそでも何でもやってみたらいいんだ。気がすみゃ、何だっていいんだ。」 きっといくつになっても、人は扱われ方によって色を変えるところがあるように思える。 *・*・*・*・ 大学で借りてきたこの本のあとがきには 平成元年6月のある日の真昼 とかいてあって それはわたしのまだ生まれる前のことだった。
0投稿日: 2014.05.26
powered by ブクログ人生には立ち止まることがあるのは当たり前だと優しくさとしてくれる短編集。 眠ることへの意味を考えさせられる。
0投稿日: 2014.03.09
powered by ブクログ本当に最高。まさにこのタイミングでグッとくる本でした。 白河夜船よりも、夜と夜の旅人、ある体験が個人的に好きです。 特に夜と夜の旅人なんか、「サラはひどいやつだ!」ではなくて、真意はもっと深いところにあると思います。 いろんな人にいろんな苦しみがあって、それは「本気」で、「自然」であるからこそ成立している。誰の苦しみをも誰の行為をも誰の生死をも、ハッキリと「こうだ」と定義しないで、ただ自然と自分の周りに浮かぶ、そしていろんなことと不思議な繋がりを持っていることを意識させる作品。最高です。
0投稿日: 2014.01.31
powered by ブクログ「吉本ばななは、貪るように読んでいたんだ。中学くらいのときに」 蛹はそう言って、懐かしそうに目を細めた。 「読みすぎて、最後は飽きてね。それがこの本の途中だった」 「それで、今ごろ続きを?」 葉月の問いに、蛹は曖昧に頷いた。 静かな冬の夜だった。風と、打ち寄せる波の音だけが、窓の外から低く響いていた。 「今思うと、あの頃は何が面白かったんだろうね」 「……? つまらないんですか、それ?」 葉月は、テーブル越しに蛹の手元を除き込んだ。蛹は、笑った。 「いや、とても好きだよ。静かで、真っ暗で」 「たとえば、冬の夜みたいな?」 「うん、今日みたいにね。実際、冬の夜の話なんだけど。……何が面白かったんだろう、と言ったのは、なんというか、この物語は、すごく奥まった場所にあるだろう?」 「奥まったところ?」 「喪失とか痛みとか、悲しみとか……そういう入りくんだ路地をいくつも抜けた先にある、静かで暗くて、落ち着いた雰囲気の小さな店のような、そういう場所で語られている物語だろう?」 葉月は、控え目に頷いた。 彼の言うことは、よく分かった。 「どんな本でもそうですけれど、出会うべきときというのがありますよね」 「うん。昔の自分が、吉本ばななの本をどう感じていたのか、いまいち思い出せないんだ。単に読みやすいから読んでいたのかな」 「どうでしょう、何かしら感じるものはあったんじゃないですか」 「さあね。あるいは、今読んで感じることができる孤独や失望や喪失感の、予兆のようなものは感じていたかもしれない。この先失うことになるものや、この先感じることになる痛みの片鱗のようなものを」 そして蛹はふと口をつぐみ、苦笑した。 「……つまらない話をしてしまった」 それきり、蛹はいつものように黙り込んでしまった。それで、葉月もそれ以上は話しかけなかった。 そうしてまた、静かな部屋に、風と波の音だけが響いていた。
2投稿日: 2014.01.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
『しおりといると、人生の重みがずっしり来る時に、それが半分になるの。気持ちが楽になってね、別に何をしてくれるわけでもないのに、いくら気を許しあってもべたっとこなくてね、ちょうど良く優しい感じでね。』 と、優しすぎることは冷たすぎること。が好みです。
1投稿日: 2013.12.22
powered by ブクログ白河夜船というのは、 京都に行ったと嘘をついたひとが 白川はいかがでしたかと問われ、川と勘違いして 夜に船で通ったのでと嘘をついたというエピソードからきている 言葉だそう。今知りました。 なかなか初期の短編集だったんですね。 こんなタイトルの意味など知らず、ただキーワードのとおり 「夜」のイメージをもったまま読み始めたら、中身も 静かな眠りの物語たちでした。 植物状態になり目をさまさない妻を持つ男と不倫する「私」。 私は仕事もせず、ずうっと眠っている。 彼からの電話の音だけが耳に入る。 そのうちに彼からの電話の音すらも聞こえなくなる。 「私」の友人であるしおりはそっと誰かと添い寝をするだけの仕事をしていて、 曰く、いっしょに眠るとその人の闇を覗いてしまうのだ、と。 抱えているものをどんどん吸い取ってしまうのだと。 そうしてしおりは死んでしまう。 「私」もまた、目を覚まさない妻という闇を抱えた彼とともにいるうちに のみこまれかけていく・・というお話です。 亡くなった奥様が出てくる、というファンタジーめいたところはよしもとばななだから 覚悟の上として、ラストが意外でした。 彼と手を切り、仕事を始めて健全な暮らしに戻るのかと思いきや 彼とふたりで花火を見つめながら、これから先もそうしていたいと思うところが。 添い寝をするだけのクラブ、というところで 川端康成の『眠れる美女』を読んでみたいところ。 ほかの短編としても、死んだ兄と昔付き合っていた外国人の彼女や従姉妹のくらしを えがいたもの、 一人の男をめぐって三角関係の愁嘆場を演じていた相手の女、「春」の死を感じて 眠りの前に歌を聞く短編も幻想的です。 死んだ人と話ができたら、というのは誰もが思うことでしょうが、この短編ではあっさり 叶っている。 それが肉親でも恋人でもなく、かつて憎み合っていたように思う関係の相手というのは なかなかに妙がありますね。 さすがによしもとばななというところで、 しみいるような痛みと再生が描かれていました。
0投稿日: 2013.11.20
powered by ブクログ白河夜船は眠りって感じだったけど、夜と夜の旅人、ある体験はそこまで感じなかったなぁ…。 すぐにねてしまう。現実と非現実がぐずぐずに溶けて混ざり合ってしまうような。熟した柿のような。どんどん向こう側に引きずりこまれて、飲み込まれる。 みたいな。似ている、と思った。
0投稿日: 2013.10.01
powered by ブクログ表題の如く、「眠り」が描かれる3部作。いずれの作品も若い女性(20代前半)が主人公なのだが、おそらくここで語られる「眠り」は、彼女たちのそれぞれが次のステップに進む前の一種のイニシエーション(通過儀礼)なのだろう。その先は、当人も含めて誰にもわからないのだが。また、よしもとばななの小説は、村上春樹と同じく素材や文体を含めて翻訳にも適しているようで、海外にも広く読者を持つのもよくわかる。
0投稿日: 2013.09.23
powered by ブクログ再読。 よしもとさんの作品は、熱帯の密林みたいな雰囲気のものと、寒くて本当に静かな、しんとした雰囲気のものに分けられると思う。 この作品は後者。 それでも救われる。 文って偉大だと思う瞬間。
0投稿日: 2013.09.21
powered by ブクログ〜以前書いたレビュー〜 まず装丁が好きです。 表題通り眠りに纏わる話が三つ。 彼女の作品の例にもれず、 割合にどうしようもない現状と、 それでも何となく、運命的に未来を「悪くない」と生きる三人の女主人公。 読後感としては状況に疲れ、 登場人物の心に癒される感じ。 作者がこの世界を肯定的に捉えているのが解る。 救いはちゃんと用意されている。 まぁ、 「ばななにお決まりのパターン」 と言われてしまえばそれまでだけど、 少なくとも僕は、 斜に構えて「こんな世界」って、 “問題定義”という形をとったふてくされた「文学」よりも、 よほど読む価値があるとは思う。
0投稿日: 2013.05.08
powered by ブクログ眠りがテーマの短編集。 わたしも異常なほどよく寝るので興味深い感じだった。 眠りと身近な人の死…死者との対話。 不思議でかなしいようだけどやっぱり安心してしまう。 そんな本です
0投稿日: 2013.03.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ばななさんの作り出す世界観ほんと好きだなぁ。 恋人・友達・家族といった、言葉は簡単に区別できるようになっているけど。ばななさんの作品は、そういったカテゴリーが伝わらない。主人公が登場人物に対して何かしら想っている雰囲気が心地いい。 色んなカタチの愛情。切なくて、あたたかい。全部で三つの短編集なんだけど、どの話もじっくり味わって読めました(笑)あとがきもよかった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 【ふだんは敬語を交えないで話す彼がふいにそう言ってくれるその言い方があまりにも好きで、聞く度に世界がふっと閉じるように思う。シャッターが降りてくるように盲目になる。その響きと余韻を永遠のように味わう】 【私はなにも変わらず、二人の状態もなにひとつ変わってはいないけれど、こんな小さな波をくり返しながら、ずっと彼といたいと思った。とりあえず今は、いちばんいやなところを通り過ぎたと思う。なにがそれなのか、はっきりとはわからないのに、そんな気がする。だから、今ならば他の人を好きになることさえできるかもしれない。―でも、多分しないだろう。私は、今、横に立つ背の高いこの人と、生き生きとした恋を取り戻したかった。大好きな人と。すべてをこの細い腕、弱い心のままでつなぎとめたかった。これからやってくるはずの雑多でおそろしいたくさんのことをなにもかも、私の不確かな全身でなんとか受けとめてみたかった。】 【手元にはもうなにも残ってない、ただ前に進むだけの夜の底。なにから手をつけていいか、少しずつわかりはじめている、でも、なにもないの。あの人は、なんだったんだろう、いや、意味なんてない。そう思うと、少し落ち着いて眠ることができた。】 【水男の中ではすべてが「時期」なのだろうか。私のことも、私といることも。】 【あの安心、あの甘さ、あの切なさ、あの優しさ。よかったなあ、と私はライトに照らされた庭木の緑を見るごとに、あの柔らかな旋律のしっぽをかすかにきらりと思い出し、よい香りのようにくんくんと追い求めるだろう。そして少しも思い出せなくなり、やがて忘れてゆくのだ。】
1投稿日: 2013.02.14
powered by ブクログ起きていることが困難なほど眠ってばかりいた頃この話を読んだので、なんだか自分の話のような気がして衝撃を受けました。 ひとは眠り、夢を見ることで心の傷を癒すのだといいます。 眠ることは怠惰のようでいて実はすごく体力を使ったりするんだけど。 眠ることでしか回復できない傷もあるんだなと、思わせてくれる作品でした。
3投稿日: 2013.01.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
不思議と心にしみてくる言葉、ときどきよくわからなくて、あれ?って読み返す。よしもとさんって、とってもきらきらした文章を書くなぁと思います。恋愛や友情など人間関係の描写が、生々しいけれど、とってもきれいでさわやか。頭の中に、入ってきた言葉を自分の眠りの世界に持っていくと、不思議な眠りを得られる。気持ちよく寝られたり、考えすぎて目が覚める、それはとても力強い夢のような。この世界にもっともっと浸っていたくなります。
0投稿日: 2013.01.14
powered by ブクログなんだか気持ちがわかる気がしてなりませんでした。 友だちの気持ちや、友だちを思う気持ち、夜の果てのこと 。 くいっと引っ張られるように読みました。
0投稿日: 2012.12.09
powered by ブクログ眠りをテーマにした吉本ばななの中短篇集。表題作の「白河夜船」とは、「何も気がつかないほどぐっすり眠ること」「熟睡して何も気がつかないこと」を指すそうだ。 無職でやることがなく、自宅で眠っているばかりの寺子は、植物人間の妻を看病する恋人との関係を続けている。そんな中、かつて同居人で「添い寝」をビジネスにする女友だちが自殺を遂げた…。 やることもなく眠るヒロイン、植物状態の恋人の妻、そして、自ら永遠の眠りを選んだ親友。この三者の「眠り」が交錯し、なんともいいようのない「刹那」な感情に、ゆっくりと静かに揺り動かされる。 最後、ヒロインと恋人が花火を見に行く場面がとてもいい。
0投稿日: 2012.09.19
powered by ブクログひたすら眠り続ける主人公と聞いて。 私自身一時病気の関係上、 体調があまりに悪く、時間をやり過ごすように、 昼間もただ、眠り続けるような時期があって、 その間は、今思い出しても不思議な状況でした。 どんなお話だろう、と気になって手に取りました。 いつも通り、よしもとさんらしく、 どこか気怠くて、静かで、ゆったりとしていて、 何だか大きなものに包まれているような気分になる、 安らぎの一冊でした。 ちょっと忘れてしまった部分もあるから、 もう一度丁寧に読み直したい。 初めて読んだ「キッチン」でも感じたことですが、 よしもとさんの作品は、 漫画感覚で、すらすらーっと読むことも出来るし、 そんな読み方からでも、得られるものは多いけれど、 繰り返しじっくりと読んでいくと、 それはそれで、新しい発見がある、 そんな作品が多い気がします。 「白河夜船」という作品は、 「デッドエンドの思い出」収録の「おかあさーん!」 (合っていたかな、、ちょっと自信無いや、大事な作品なのに) の次に、私のリアルに迫るもののある物語だから、 これからもずっと、私にとっては宝物となるでしょう。 どうも、ありがとう。
0投稿日: 2012.09.10
powered by ブクログ友人が死んでからというもの、眠ってばかりいる女がいて、 そんな彼女の恋人には、眠りから覚めない妻がいて。 心のバランス、 すこし不思議な世界がちらと覗く、 そんなおはなし。 中々にこういうSFチックなものは不得手としていたのだが、割りきって読めば入り込める気もした。
0投稿日: 2012.08.19
powered by ブクログ中学生のときに読んでうっとりしたこの本を 今日読み返しました。 3つのストーリーが入っているけれど、 わたしは表題作「白河夜船」がとても好きです。 当時は「大人の世界だなぁ」と思っていたけれど、 わたしはもう主人公の歳を越えてしまいました。 「うっとりした」といったけれど、 この本の主人公は無職で寝てばかりいて 不倫相手からお金をもらって生活しているし 不倫相手の奥さんは植物人間だし 主人公の親友は自殺してしまったし 設定はもうドロドロなのです。 それなのになんでだろう。 みんなとても人が良くて優しくて、真剣だからかな。 そういうところがうそ臭くならないで 読者に受け入れられるように書けるところが、 よしもとばななって上手だなぁって思います。 あと、よしもとばななってなんでこんなに、感覚を言葉で上手に表現できるのだろう。 『私のこころの中の明るいところがあの子の背中についていってしまったような、がらんとした気分』 という箇所なんか、「あぁ本当にそれピンとくるなぁ」と共感できます。 25歳のわたしも、しっかりうっとりしていました。
1投稿日: 2012.08.16
powered by ブクログ「夜と夜の旅人」の『夜』というのはかなり死に近いもののことだと思っていたけれど、巻末にあるこの本の紹介文を読んで、違うかもしれないと思った。この短編集のテーマは「眠り」だけれど、主人公と深く関わりのある人がどの話も亡くなっているために、「眠り」と「死」が近いところにあるのだと改めて感じた。個人的には「ある体験」が良かった。
0投稿日: 2012.04.23
powered by ブクログあらら、またこの作家は、わたしのことを書いてくれたのね。 そう思わずには、どうしてもいられない。 あとがきに書かれてました。 「これを読んで、『自分がよく寝ていることをうしろめたく思わなくなった』という感想を聞くたび、とても嬉しいです。」 と。 まさにその感想です。 ☆マイナス1にしたのは、今自分は早くこの泥のような眠りから覚醒したいから、期待を込めて…
0投稿日: 2012.04.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
公園のシーンが、あたしにとって、すごく臨場感を感じる。 間と決別(覚悟?)の物語。 暗くなったとき読み返そうw
0投稿日: 2012.03.07
powered by ブクログ「眠る」ということが神秘的に思えた。 逃げるように眠ったり、泥のように眠ったり、 甘くとろけるように眠ったり、いろいろな眠りがあるけれど、 「眠り」はいつも、わたしたちの味方だ。 安心した。
0投稿日: 2012.03.01
powered by ブクログいつから私はこんなに眠るようになったのだろう―。「白河夜船」「夜と夜の旅人」「ある体験」の眠り3部作。―この世にあるすべての眠りが、等しく安らかでありますように。ばななさんのどきっとする表現が好きです。
0投稿日: 2012.02.12
powered by ブクログ眠り三部作。静かで曖昧で心細い、けど優しい後味。どんな状況でも、望んでいない感情を持て余している状況でも意味があるのかな。いつかひとかたまりの出来事として、消化できるかな。そう思えた。
2投稿日: 2012.01.30
powered by ブクログわたしはかなりの量のよしもとばななの本を読んだことがある(多分作家別の読んだ冊数は一番だとおもう)が、その中でもこの本が一番すきだった記憶があったので再読しました。 どこがそんなにすきだったのかは思い出せない。夜の描写がすごく多くて、夜が重要な位置を占める作品が3編。このよしもとばななの書く夜の深さとか優しさがすごく羨ましかったのかもしれない。他人との壊れそうな微妙なバランスのなか、夜に溶けていくように眠っている綺麗な雰囲気の小説。やっぱり初期のよしもとばなながいちばんすき。
0投稿日: 2011.12.20
powered by ブクログこのあたり、バイト先の本屋で新刊が出ると、せっせとPOPを描いてたから読んだような気になってるけれど、たぶんちゃんとは読んでないはず。
0投稿日: 2011.11.12
powered by ブクログ友人や恋人をなくしたことによって、現実より眠りに近くなってしまう人の話です。 ストレスがたまったり悲しいことがあっても、無理に立ち上がろうと思う人が多いけど、いったん休憩して、それから立ち上がってもまだ間に合うんだと思いました。 忙しい人こそ読んでほしいです。
0投稿日: 2011.10.28
powered by ブクログ一気に世界が鮮やかになる そんな瞬間はあると思う どこかがとても当時の自分にリンクして 読みながらすごく泣いた時があった ふと読み返したくなる
0投稿日: 2011.10.19
powered by ブクログいつから私はひとりでいる時、こんなに眠るようになったのだろうーー。 植物状態の妻を持つ恋人との恋愛を続ける中で、最愛の親友しおりが死んだ。眠りはどんどん深く長くなり、埋められない淋しさが身にせまる。 抜けられない息苦しさを「夜」に投影し、生きて愛することのせつなさを、その歓びを描いた代表作「白河夜船」の他「夜と夜の旅人」「ある体験」の“眠り三部作”。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 一個目は、恋人の奥さんが幽体離脱みたいに出て来て諭されて眠りから離れる 二個目は死んだ兄と、それが好きだったいとこ、兄が付き合ってた留学生のサラ… 三個目は恋敵が死んじゃってて、その人に会うため不思議な体験する…って話 よしもとばななさんの本って、なんか…特になにもせず待つ女と、不思議な霊体験みたいな話が多いね~
0投稿日: 2011.10.11
powered by ブクログ眠り3部作ということで、話の構成はとても似ていた。過眠症って想像しただけで辛い。だるくて、頭が痛くて、元気になりたいけど、どうしたらいいか分かんなくて・・・。けど、そういう状況から少しだけ良くなる瞬間をこの本で見ることが出来る。自分も頭がぼんやりして冴えないときには、もう1回読もうと思う。
0投稿日: 2011.08.17
powered by ブクログタイトルにもなっている『白河夜船』。 ちょっと中だるみもある気はしましたが、 収録されている3作品の中では1番好きです。 いわゆる不倫の話なんですが。 奥さんが植物人間で。 おそらく目を覚ますことはない。 そんな状況の中で 恋をしてしまった2人は。。 どうなってしまうんでしょうか。 よしもとばななが描く恋愛観と 自分の恋愛観が全く違うので、 読んでいて興味深いです。 というか、勉強になる。。
0投稿日: 2011.07.14
powered by ブクログまだ一回読むだけじゃ 自分のなかまで入ってこない。 もっともっと読みこみたい一冊。 でもこの本とであってから 眠ることの大切さと すばらしさを知ることができたのです。 そして今日もふわふわしたまま すばらしい眠りの中に 吸い込まれていくのです・・・
0投稿日: 2011.07.11
powered by ブクログ毎回思うんだけど、吉本ばななさんの本って 通勤電車みたいなところで読んじゃいけない本だと思う。 そんな理由もあってお風呂での読書用の本に ピックアップした1冊だったんだけど、 もっと違うシチュエーションで読むべきだったと思った本でした。 眠り、この世からいなくなった人にまつわる3作品。 その時の心境によって、優しい本に感じたり、冷たい本に 感じたりしそうな1冊でした。
0投稿日: 2011.04.02
powered by ブクログ「眠る」という行為を題材に、もやもやしたものを晴らしていくようなイメージの作品。個人的には表題作ではなく「夜と夜の旅人」がオススメ。"眠り三部作"を通して思うことは、愛しいひとを失うということ・ひとを想っていく気持ちに対して素直になれそうな気がするということ。
0投稿日: 2011.03.09
powered by ブクログよしもとばななって、 こんなにスピリチュアルな 作品を書く人だったかな? この作品もとてもよかった。 「寂しさ」がとてもよく表現されている作品。 あまりにも分かりすぎてしまう部分があって困った。。。 これを読んだら「なるほどの対話」が 俄然読みたくなってきた。
0投稿日: 2011.03.07
powered by ブクログこれもやはり中学時代に読んだ。当時、本のタイトルが頭にまとわりついて離れなかった。 内容は忘れちゃったな。もっかい読んだらいろんなこと思いだせそう。
0投稿日: 2011.02.08
powered by ブクログ大切な人を喪った人たちが時間や周りの人の優しさや、ひとつの体験をきっかけに気持ちを浮き上がらせていく3つのお話。 まともな人がひとりも出てこないところがすごく好き。
0投稿日: 2011.01.31
powered by ブクログおすすめされた本。 ハッキリと細かく縁取られた情景描写と心情描写。 状況としては決してよくないけれど、むしろ悪いくらいだけれど、 淡々と幸せそうに流れている空気。 さっぱりと簡潔な会話もすき。 なんとなく、読んでいるとこの本を薦めてくれた人の話し方を思い出す。 個人的には哀しい予感よりこちらの方が全然面白かった。
0投稿日: 2010.12.04
powered by ブクログこころがくたびれた、という感じをすごくうまく書くなーと思う。吉本ばななさん。女の子が、80年代か90年代なのか、なんかきちんとしてロマンチックなのと、スピリチュアルな感じの展開は、たまに読むのにはとても好ましい。いろいろな事を受け入れる器をもっているお話であるな、と思います。
0投稿日: 2010.10.10
powered by ブクログやっぱりよしもとばななの文体は説教くさいなー 説明的すぎるなー あと、愛人みたいなニートみたいなの好きだよね
0投稿日: 2010.10.04
powered by ブクログある日、食欲が止まらなくなってしまった女の子の、少し変わった日常を描く。ばななさんの文体は心にすっと染み入る感じがとても好き。
0投稿日: 2010.09.17
powered by ブクログかなり感情移入してしまい、少し重く感じられた。 でも「ある体験」が一番良かったかな。 私も思う。寝ることは無駄ではない。だからこそ今動けているのだと思う。よしもとばななのあとがきに納得。
0投稿日: 2010.09.04
powered by ブクログ三つのお話の、 あえてあげるなら、タイトルの作品を。 初めて読んだ当時も今も、ゆっくり時間が進んで行くように読みました。 切ないけど、無理しないで、谷間に幸せそうにみえる主人公が良かった。
0投稿日: 2010.08.01
powered by ブクログこれを初めて読んだのは高校生の頃。文庫じゃなくてハードカバーで買いました。 この中の短編「夜と夜の旅人」に出てくる毬絵さんって女の子にすごく憧れたなぁ。
0投稿日: 2010.07.16
powered by ブクログ3本の短編。「夜の三部作」らしい。 3本とも夜がテーマ、キーワードになってるのかな? 古本屋でなんとなく吉本ばななが読みたくなって買ってみた。 ただ、「吉本ばなな」「三部作」というのだけ 気になって買ってみた。 普通やったー。なんかすごく宙ぶらりんの感じ。 ふわふわしてる。特に行き先がない感じ? でもなんとなく気になって読んでしまう。 なんやろうな。特に惹きつけられるような要素はないと思うのに。。。
0投稿日: 2010.07.05
powered by ブクログ静かな夜のような短編集。 でも、誰の中にもある強い何かがちゃんと秘められていて「やっていける」そう思える。 最初に読んだ時は、私によしもとばななをすすめてくれた、とても大好きな親友が亡くなった直後。 当時、この本は私の薬だった。
0投稿日: 2010.05.16
powered by ブクログ吉本ばななの本の中で一番好き。 特に白河夜船で、恋人の奥さんと出会うはずがないのに出会う場面がとても素敵だったと思います。 読んでから7年近く経過しているので、もう一回読み返してみようかな。
0投稿日: 2010.05.04
powered by ブクログ話の良さもあったけど、表現の仕方がやっぱりとっても良かった。 ステキだった。「沈黙の密度」なんてとても面白い表現だと思った。 言葉に重みがあるし、この人の感受性の強さに脱帽。じっくり読み返したいと思った
0投稿日: 2010.05.02
powered by ブクログこの話が一番、好きかな… 作品全体に共通しているかもしれないけど、 男のことの話し方がとても優しいのが好きです。 年上の人が好みなのは、ばななさんの作品の影響かもしれないと、 気づきました。
0投稿日: 2010.04.22
powered by ブクログどうしてだろうか。 最初の1Pから、これは面白いというのが分かってしまう。 興味と緊張と不安と。 自分の1番見られたくない秘密の部分を、一枚一枚剥がされているような気分になる。 そして気付いたのは、今がその『夜』だってこと。 飲み込まれそうな夜がある人は読むべき本。
0投稿日: 2010.04.18
powered by ブクログ夜のとばりをたゆたいながら、 失った大切な人を想い、 悲しみをゆっくりと消化してゆく人々を描いた短篇集。 のんべんだらりと眠り続けることを肯定してくれるので、読んでいると心が安らぎます。 私も悲しいことがあると眠り続けるタイプだからです。 けれど、眠るだけ眠ったら、そこからはい出してまた歩き出さないといけないと、感じることのできる物語でもあります。 傷ついた人達への控えめな応援ソングのようです。 かきうつしたくなる秀麗な文章表現がたくさんあったのに、すぐ図書館に返さなければならなかったことが無念です。。
1投稿日: 2010.02.21
powered by ブクログこの作家ならではの、読後感。 吉本ばなな読むと、身体の周りに70~80センチくらいのゼラチン様の膜が形成されて、読後感もかなり長持ちします。 脳髄がやられたのかも。 特に眠りをモチーフにしているからか、一日中雨が止まない寒い日に寝具の中で読むと格別。
1投稿日: 2010.02.16
powered by ブクログ3話とも、とても静かな喪失を伴った 静かな物語。 雰囲気で読むのがいいかもしれないようなそういう感じ。アンニュイがベターみたいな感じで。。。 スーッと沁みて、あんまり後を残さない。 そーいう本も、やっぱし、いい本かもで 必要。そおいう本。3話通じて「白河夜船」とてもピッタリな表題だと思う。 吉本ばななは、あとがきもいい。 カーテンコールのようで ほっこりとしみ舞す。
0投稿日: 2010.02.11
powered by ブクログ久しぶりに読んだら物語を忘れていた。 思うのだけれど、よしもとばななの主人公と江國香織の主人公の違うところは、普通の人と違うなりに社会に順応していく強さを持ってるか否か、な気がするのだけれど、その傾向はばななさんの最近の作品ほど強くなってるなぁって。 この頃はまだ主人公の心に弱い割合が多い感じがして、心が弱ってるときに読んだらとてもシンパシーを感じた。 ただやっぱりそういうときに引き上げてくれるのは、王国とか、最近の作品。
0投稿日: 2010.01.05
powered by ブクログおもしろい人間関係。 でも、あるあるーって感じ。 3編あるけれど、さくっと読めてしまいました。 今自分に必要なことってなにかなぁーって考えることができました。
0投稿日: 2009.12.09
powered by ブクログ泣きたくなるくらいすばらしくて、夜の闇があたたかく感じられる。 きっとまた、何度でも読みたくなるんだろうと思った。
0投稿日: 2009.12.07
powered by ブクログ初めて読んだ吉本ばななの作品。 ストーリーのゆるい進み方と、文章の美しさに惹きこまれます。 3作の中でも表題の白河夜船が特によかった。 でも、まだまだ子供だった私には読みきれない部分があったんだろうなとも思う1冊。
0投稿日: 2009.12.01
powered by ブクログ吉本ばななの透きとおった感じの文章が心地よかった。 三つの話の中でも白河夜船が好き。 いつも眠い寺子に共感。 私も早くここから抜け出したいなって思う。 岩永さんのしゃべり方が昔の主治医の先生に似てて懐かしかった。
0投稿日: 2009.10.27
powered by ブクログ夜の深いところ、記憶の遠いところで ぼんやりと進んでいくようなストーリー。 眠りに引きずりこまれてしまうのはこわいけれど それはそれで良かったりして。。。
0投稿日: 2009.08.25
powered by ブクログ何度読んでも、吉本ばななの文章にはうっとりしてしまう。 彼女の紡ぎ出す文体のリズムとセンスはまるで心地よい眠りをいざなうα波のよう。 【白河夜船】【夜と夜の旅人】【ある体験】の3作が収められた‘眠り三部作‘はあっという間に僕をそ の世界感に引きずり込んでしまった。この3作に共通しているのは「眠り」と「死」である。 吉本ばななの作品には「死」をテーマにした作品が多いが、「死」は「生」の対極にあるものであり、そ の中から「生」を見い出そうというものなのだろう。けして暗く重い物語ではない。 表題の【白河夜船】は友人の死、不倫相手の奥さんの死(と言っても出会ったときから奥さんは植物人間 状態であり、この場合の死は活動していない生ということになるのだが)。【夜と夜の旅人】は実兄の 死、【ある体験】は恋敵手の死である。 生を全うし、活動している者は、死んだ人間のことを考え生活する。「生は死によって生かされているの かもしれない」と、この3つの物語を読んでいると思えてくる。 以前、僕が自分で書いた小説の中に取り得れた台詞に「前があるから後ろがある。右があるから左があ る。すべては対になっていて、人間はいつもその中心にいる。そして、なにかのはずみでそのバランスを 崩して前に行ったり後ろに行ったりしてしまう」といったニュアンスのことを書いた。生と死もそれと同 じだ。バランスが崩れて、生き残る者と死する者に分かれる。「負」の力というものは引力がとても強 い。欲望と同じで人間は往々にして「負」の強い引力に惹かれる。負の引力でバランスを崩すと立て直す のはなかなかに難しい。意識がある状態では、どうしても「負」を意識せざるを得ないからだ。 そこで「眠り」である。唯一人間が無意識状態を持続していられる時間。医学的には眠りの最中にも意識 があるのかもしれないが、日常生活のように意識のコントロールは難しく、従うしかないのが一般だろう と思う。その「無意識の意識」の中でバランスを修正したり、負から離れたりするのだろう。 作中においても、眠りは「負」からの脱出の場としてキーワードとなる。人はみな、眠りの中で戦い、そ して眠りの中で癒され解き放たれるのだろう。 本書によって、いままで持っていた「眠り」という概念がちょっと変わった。眠りの中にこそ、本当のバ ランスの中心が存在するのかもしれない。
0投稿日: 2009.08.08
powered by ブクログ10年以上も前に読んだ本。いや、本の最後の出版年月日を見てみると、どうやら20年も前のよう。あの頃はまだ子どもで、ただ話の持つ雰囲気に酔いしれていただけのような気がする。今読み返してみると、当たり前に大事なことがそこにあるのに気づく。「人と共感すること。」私たちは常にそれを求めて生きているんだと思う。 彼女の書く文はとてもストレートでシンプルで謎めいた所がなく、身近な誰かが私のすぐ側で身の上話をさらっと語っているようだ。でも話の内容自体は重かったりする。そのアンバランスさがきっと心に引っかかるのだろう。「白河夜船」は同タイトルを含む3つの短編から成っている。どれも日常的な話であるのに読み終わった後は夢のような感覚が残る。 でも日常を振り返ってみると、過去のそれはどれも夢のようであったりするのだ。彼女の小説はどこまでも日常的で、どこまでも夢のようだ。 http://emitter.posterous.com/asleep-banana-yoshimoto
0投稿日: 2009.06.19
powered by ブクログ現実と魂の世界の間(ハザマ)にいると、眠たくなるのかもしれない。 見えないものを見たり、感じたりするものなのかもな〜。 なんとなくわかるだけに、ちょっと切ない。
0投稿日: 2009.05.29
powered by ブクログ正直細かい内容をまったくといっていいほど覚えてないのだけど、読んでる時、あたたかいと言ったら大げさな温度に包まれてるような気持ちだったことは覚えてる 海の中にいて、でもちゃんと呼吸もできてるような 内容を覚えてないのは書いたら壊れるぐらい儚いことを、壊さずに書いてあるからだと思う
0投稿日: 2009.05.21
powered by ブクログ吉本ばなな〜ってかんじです。 眠り続ける日々が私にもあったのですが、 この本を読むと、眠ることが肯定されている気がして気持ちがいいです。
0投稿日: 2009.05.13
powered by ブクログ合宿の時に買ったんだなぁ以来。 おぼえてる。 おちておちておちておちたとこにある ひかり。 厚く生きたいと思わしてくれる。
0投稿日: 2009.04.24
powered by ブクログこの人の書く女性は、たとえ不倫しててもお酒飲みまくってても、なんか愛しい。 全部よかったです 切なくて、泣きたくなるんですな
0投稿日: 2009.03.14
powered by ブクログ高校時代、初めて読んだときにはよく分からなかった。 でも、この歳になって読み返すと、 全部分からずとも、ぐっと胸にくるものがあった。 眠るということは限りなく死に近く、 しかし死とはまったく違うものなのだ。
0投稿日: 2008.11.20
powered by ブクログ時々ふかーい眠りに襲われる。疲れてないのに眠りつづける。 人生に疲れているときなんや!と思った。 本当は分かっていることに目を背けることが何よりもしんどい。
0投稿日: 2008.09.25
powered by ブクログ吉本ばななさんの本は、漠然とした寂しさを持ってる人が出てきて、悲しくなる。けれどそこに絶望がないからほっとする。 2008/9/23
0投稿日: 2008.09.23
powered by ブクログ從國中就很喜歡吉本バナナ小姐的書 以前看幾乎每一本都會哭 我很喜歡這本書裡面主角的阿姨 他描寫上班時候的阿姨 總是穿著老鼠灰的套裝 但是下班之後 穿著長袍睡衣 在家裡彈著琴 喝著酒的樣子 就跟幽靈一樣 我總是有許多想像 我覺得這個故事很多劇情都很有畫面 我喜歡想像她在充滿灰塵的老房子裡 彈著鋼琴 或是像幽靈一樣 在老宅中游走 頹圮著喝著琴酒 對我來說 這樣的生活大概是很浪漫的 我不記得是不是這篇 後面的附錄故事 是個很愛睡覺的女孩 但是怎麼睡 都不會錯過戀人的電話的故事 那個故事 我也很喜歡 很喜歡バナナ書中那種 有種 有點距離的透明感 帶點奇妙的氛圍 不過後來的書 就沒有那摩喜歡了。。。
0投稿日: 2008.09.23
powered by ブクログんーー。 ばななの創りだす 「哀しい」空間は大好き。 でも…あんまり哀しいと 自分とマッチしすぎて のわぁぁああ!! ってなるのです。笑 短編だけど、どの作品も すごい存在力です。
0投稿日: 2008.08.16
powered by ブクログ◆いつから私はひとりでいる時、こんなに眠るようになったのだろう―。植物状態の妻を持つ恋人との恋愛を続ける中で、最愛の親友しおりが死んだ。眠りはどんどん深く長くなり、うめられない淋しさが身にせまる。ぬけられない息苦しさを「夜」に投影し、生きて愛することのせつなさを、その歓びを描いた表題作「白河夜船」の他「夜と夜の旅人」「ある体験」の“眠り三部作”。定本決定版。◆ この頃、自分が纏っていたい空気感といったものにひどく鈍感になってしまった気がする。どんどん口ばかりになる。 時間を割いてしまうため合間は音楽と決めて数ヶ月頑張ってみたものの、やはり活字を読んでいるのがたまらなく愛おしい時間のようだ。雀百まで踊り忘れずと言うが、ありきたりな行為でも幼い頃からの習慣は容易く変わるものではなさそうだ。 8割方のページを眠りに堕ちる直前に読んだせいなのか、その淡白な色の内容のせいなのか、内容を全然覚えていない。 そもそも内容に対する目的は何もなく、ただそこに存在する文字を追っている間別の空気の中で生きる、そのためだけに得た直方体だ。大学2年の夏くらいまでを振り返ると、物理的に取り巻いている空気とは異なる空気を吸って生きることそれ自体が私の生き方だった気がする。アイデンティティの曖昧さ、それを打破する欲の無さは、「行動している」以外の時間を小説や演劇につぎ込んできたためか。 『「人はみんな、誰かにただとなりに眠ってほしいものなんだなあって思うの。」』『私は、うなずいて聞いた。うなずきながら、この人は私の人生の時間をたくさんとりそうな人だ、と私はなんとなく直感した。』『「でも、どう考えてもそう思う。」「きっと、そういう時期にさしかかったんだよ。」水男は笑った。水男の中ではすべてが「時期」なのだろうか。私のことも、私といることも。」』とかく“ぞっとする”(吉本ばなな的に言うならば) ような言葉は無かったが、引用する言葉の選択の変化に己の変化を感じる。 ブクログ、改行できるようになってよかった。
0投稿日: 2008.06.04
powered by ブクログ私にとってよしもとばななは、3大欲求を満たして心の喪失感を埋めるような作品が多い。 眠りの快感、おいしい物を食べ、そしてよしもとばななはセックスに対しても一家言あるようでどのようにして、満たされているのかがよくわかります。 表題作は友達が死んで眠りすぎてしまう主人公であったり、死んだ恋敵に会いに催眠術に掛かる話であったり、今回の短編は眠りの話が多いです。
0投稿日: 2008.06.02
powered by ブクログ吉本ばななさんの初期の作品が好きです。 まあ、最近のも読むけど、宗教とかオカルト、スピリチュアルな感じがあんまり好きじゃない。 最初はもちろん「キッチン」ですね。 すごいカルチャーショックでした。 今までの小説と全然違う・・。 何かこんないい加減な書き方でいいのか?って最初は思ってました。 「少女漫画」っぽい世界観・・。 大島弓子と似てるよね・・と思ってたら、やっぱり影響受けてたと・・。 その中から「白河夜船」と「哀しい予感」を紹介したいと思います。 「白河夜船」という言葉は 京都を見てきたふりをする者が、京の白河のことを聞かれて、川の名だと思い、 夜、船で通ったから知らないと答えたという話から、 熟睡していて何も知らないこと。 何も気がつかないほどよく寝入っている いつから私はひとりでいる時、こんなに眠るようになったのだろう──。 植物状態の妻を持つ恋人との恋愛を続ける寺子。 寺子の親友しおりは「添い寝」のアルバイトをしている。 「眠り」「夜」「死」に彩られた物語。
0投稿日: 2008.06.01
powered by ブクログ表題作、白河夜船、はまるで私のことのようで、すごくおどろいた。 難しく生きるのは案外簡単だけれど、簡単に生きるのはとても難しい。 でも、この作品を読んで、前に進みたくなった。だいすきなお話。
0投稿日: 2008.05.24
powered by ブクログ1頁目を読んで、その言葉の持つ空気に思わず引き込まれて、この後次々と吉本ばなな&よしもとばななを読みあさることとなった作品。 でだしの日本語のつむぎだす密度がたまらなく好きです。 「哀しい予感」とかもそうだった。 吉本ばななの作品はなぜかストーリーを覚えてないことが多くて でも世界観と言葉だけしっかり印象に残っている。不思議。
0投稿日: 2008.05.06
powered by ブクログ切ない女性の心理に深く入り込んでいき、読者が主人公と一体化したところで、一気に物語が非日常的な世界に飛び込んでいくために起こる、読む側のめまい。それも読書効果として作者は想定しているのかもしれない。 どの物語を読んでも、作者はさらりと彼岸の世界を描くことに長けていると思う。
0投稿日: 2008.04.21
powered by ブクログ夜、夢、眠りなんかを主題とした三部作で、穏やかで切ない読後感がばななワールドです。吉本ばななさんの世界は死に満ち溢れてるけど優しいなと思いました。
0投稿日: 2007.09.30
powered by ブクログやさしい子守唄。とても儚くて、どうしようもない喪失感といとおしさがぐるぐるうずまいてわたしをおだやかな眠りへ誘う。「夜と夜の旅人」がすき。
0投稿日: 2007.09.09
powered by ブクログ初読:2005年10月29日 夜、死をテーマにした三部作。 すっごく親近感を覚えた。吉本ばななが好きになった。 胸の中にあって言葉にできなかったことを、文章にしてくれた、そんな気持ち。読んだあと救われた気分になった。
0投稿日: 2007.09.03
powered by ブクログばななさんの本で一番すき。 何度読んでも素敵な本だな。 蘇生、というと言いすぎなのかもしれないけど、モヤから抜け出した主人公は綺麗だ。
0投稿日: 2007.08.01
powered by ブクログ閉塞状態にある人たちの「夜」の物語。三部作です。いずれも身近な人が死んだということが共通しています。 2作目の「夜と夜の旅人」が好きです。死んだ兄の昔の恋人達が、再び歩き出すお話。(簡潔すぎた。本当はもっと複雑です。) 主人公が主役じゃないところがいい。妹の視点で語られてて、妹がいなきゃ成り立たない展開だけど、話の中心は死んだ兄。素敵なお兄ちゃんで、ほれぼれします。 私が買ったのは福武書店のハードカバー本なので、画像と装幀が違います。黒地に青で抽象的な木?葉??が描かれていて、文字は白。でも、よく見ると銀。たぶん用紙のテクスチャーのせい。
0投稿日: 2007.07.23
powered by ブクログ有名ですが、あ〜〜〜わかるなあって感じの…あの覚束ない、言葉で言い表せなかったあの頃の心情を、もっとも正確な言葉で言い当てられた、そんな印象。 救われた感じがしました。
0投稿日: 2007.06.12
powered by ブクログ彼との出逢いの場面が、すごく良かった。主人公の心配が分かる気がして、ふっと笑ってしまった。 眠りは活力も与えてくれるけど、それと同時に小さな死なのだ、ということに改めて気づかされる。
0投稿日: 2007.05.25
powered by ブクログ初めて読んだのは「TSUGUMI」で、次に読んだのがこれで、結構衝撃を受けた気がする。あたし、夜寝ても大丈夫かなぁ、って思う。少しずつ少しずつ、怖くなる。だけどだいじょうぶ、って思う。生きることをリアルじゃなく、なのにリアルに描く人だと思う。
0投稿日: 2007.05.24
powered by ブクログすごく好きな本。1番目の『白河夜船』が大好き。出てくる岩波さんが好きなの。 たまに敬語を使って話すとこが好き。 夜にまつわる3部作。 寝ることって意外と体力使うんだよなって思える。夢もいろんなの見るし。 だけど、その先に、眠った先に、夢の先に、深い深い、落ちるとこまで眠りに落ちた先に、君は何を見る?何が見える? 考え出すと怖いです。
0投稿日: 2007.04.04
powered by ブクログ死と夜がテーマな3つの短篇。どれも登場人物がカッコよくて、生き生きしていて。うっかり安心して泣いてしまいそうなほど優しくて綺麗な言葉が沢山散りばめられていました。
0投稿日: 2007.03.06
powered by ブクログどのおはなしも劣ってない、素敵です。でもやっぱりよしもとさんはわたしに合わないというのか。うーん、でも好きです結構。
0投稿日: 2007.01.23
powered by ブクログ年末年始の暇さに久しぶりに読み返してみた。 夜に関する三部作。 夜明けが来なければいいのに、と思うくらい夜が好きになる。
0投稿日: 2007.01.15
powered by ブクログ不倫の相手と私の切ない恋物語。だんだんと何もかもが駄目になって、深い眠りから覚めなくなり、唯一気付いていた彼からの電話さえも気付かなくなるほど駄目になってしまって・・・そんな話がすごく現実的で、少し怖いとも思いました。でも終わり方がとてもスキです。短編が2本入っていて、どちらも楽しかったです。
0投稿日: 2007.01.12
powered by ブクログ夜に関連した3つのお話で、どのお話も漂っている夜の空気がさみしくて、好ましい。「夜と夜の旅人」に出てくる毬絵の持ち合わせる高貴さと可愛らしさが好きです。
0投稿日: 2007.01.12
powered by ブクログどの話も「夜」をテーマにしたもので、どれもキレイに夜を表現していた。表現の仕方がいちいちキレイ過ぎてほれぼれです。 06/05/17
0投稿日: 2007.01.04
powered by ブクログ実は初めて読んだばななさんの本。良かった。はまりそう、吉本ばなな。「恋を重ねるごとにその人に絞り込まれてゆく」ってのが心に残った。
0投稿日: 2006.10.15
powered by ブクログ一日中ぼーっとしちゃった時とかの心の支え笑眠っている人の傍でただ添い寝するだけっていう職業?が印象的だった。人間って一人だからこそ誰かに眠っているときに傍にいて欲しい、起きた時にだれか傍にいて欲しいって思うのかな。なんだかちょっとホッとするような不思議な気持ちになる短編3作。
0投稿日: 2006.09.10
