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天を衝く 秀吉に喧嘩を売った男九戸政実(2)
天を衝く 秀吉に喧嘩を売った男九戸政実(2)
高橋克彦/講談社
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総合評価

18件)
4.2
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2
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    このレビューはネタバレを含みます。

    南部は信直が継ぎ、いよいよ愛想を尽かした政実は葛西を見据えて和賀を攻める。だがしかし、戦国の世は政実の想像を越えた急流で、ついに秀吉の手が小田原を越え陸奥へと伸びてきてしまった。 序盤の和賀攻めはこれぞ九戸党と言える名勝負で、その後の南部本家の浅瀬石攻めの体たらくと比較でき面白い。また大浦為信決死の秀吉謁見もなかなか。さて、安東愛季が死に、奥州仕置が始まり、高水寺斯波が潰えた…急に陸奥が乱れ始め、伊達と九戸の未来に暗雲が立ち込める…ここからどうなるか。 にしても南部の小田原参戦はいやにあっさり書いてるな…本書では敵役とは言えもうちょっと書いても良さそうだが…

    0
    投稿日: 2026.01.21
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    結局は、自ら招いた運命に翻弄されていくのだろうかという切ない思いになる第2巻である。 特に戦闘の場面は、先の展開を知りたくなって、つい頁を繰ってしまうのである。

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    投稿日: 2021.07.07
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    北の鬼、九戸政実。南部一族晴政の葬儀後、実子の晴継までもが、暗殺される。 北信愛の調略により、信直が後継者に決定。九戸政実は、信直らと対立しながらも、着実に勢力を伸ばしていく。 天下人となった秀吉。秀吉のもとで、生きながらえたとしても、未来は定まったも同然。死んで未来に繋げるものもある。九戸党一丸となり、辛い道を行くことを決意する。

    0
    投稿日: 2020.07.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    学生時代、ゼミの先生に「小説の面白さはストーリではなく、プロットの確かさに依る」と言われたことを思い出しました。 高橋克彦の書く東北の歴史小説ですからするする読めるのです。 登場人物こそなじみは薄いですが、戦国時代が舞台となると、流れは読めてしまいます。 秀吉が勝つに決まっている。 だからなのでしょうか、人物が薄っぺらいのです。 圧倒的に強くて、頭が回って、人の心をつかむ男、九戸政実。 周りが口をそろえてほめたたえるほど、政実が薄っぺらになる。 もちろんほめたたえる側も、敵役の北信愛(のぶちか)も。 それだけできる男なら、私を滅して南部家を支えるなり、見切りをつけて独立するなりすればいいのだ。〈歴史上してないから無理だけど〉 腕は立つのかもしれないけれど、周りを見下して文句ばっかり言っているように見える。 南部家に隠れて津軽の大浦為信や、伊達政宗に知恵を授けるなんて、武将じゃなくてフィクサーに見える。 もちろん姑息なことしか考えない北信愛は好きじゃないけれど、政実も魅力があるとは思えないなあ。 東北三部作の他の二作「火怨」「炎立つ」は面白かったんだけどなあ。

    0
    投稿日: 2020.02.13
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    動きそうで動かない展開に焦ったさを感じていたけれど、後半になってついに動き出した。 あくまで九戸党が正義という一貫したスタンスて描かれているので、感情移入して三戸の卑怯さと不甲斐なさに苛立ちを感じています。 かの伊達政宗すら我慢が足りない若輩者扱いするくらいなので、どんな風に締めくくるか期待が高まります。

    0
    投稿日: 2018.08.30
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    奥州惣無事令の中、1人秀吉に反旗を翻す九戸政実を描く。 彼を扱った作品は少なく彼の歴史を紐解く上での必読書。実に面白い。

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    投稿日: 2018.05.04
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     南部の雄、九戸政実は南部一族内の権謀術数うごめく陸奥に縛られていた。そんな中、天下人となった秀吉が20万の兵を率いて東へ進軍を始める。  前巻では、政実の戦いぶりが数多く描かれ、戦国武将の強さを見せつけられましたが、この巻の前半部分では、合議の駆け引きの緊張感漂う戦いが描かれ、一気に読み進めてしまいました。  陸奥に縛られながらも南部の将来を見据えて闘い続ける政実の生きざまに心を打たれてしまいました。  政実の敵や弟たちが戦いの中で武将として成長していく様子も読みごたえがありました。  次巻の最終巻で政実が秀吉とどのような決着をつけることになるのかしっかりと見届けたいと思います。

    0
    投稿日: 2017.05.07
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    奥州南部一族の九戸政実がいよいよ動き始め、秀吉が奥州の区割りを行うところまで。九戸の変は次の巻ですね。 それにしても、相当な器がありながら、思い通りに身動きが取れないのは、この時代にあって残念。次の巻も楽しめそう。

    0
    投稿日: 2014.07.24
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    第二巻。九戸政実と南部本家と息のつまるような政略が続く。 後半には、いよいよ秀吉が登場し、また伊達政宗も重要な役割を担うようになり、最終巻に向けてストーリーのピッチが上がってくる。 以下引用~ ・「今の世にはご貴殿(伊達政宗)のごとく生きて未来に役立つ者と、死んで未来に繋げる者とがある。奥州で真っ先に秀吉どのに恭順を示した南部の中に、手前のような者がおることこそ肝要。戦さとなって果てたとしても、必ずその意を汲み取ってくれる者が出て参ろう」

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    投稿日: 2014.04.30
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    読んだきっかけ:妻から借りた。 かかった時間:11/20-12/2(12日くらい) あらすじ:南部家棟梁が二代続けて怪死する激乱の事態。「北の鬼」九戸政実は、南に目を向けながらも、南部一族内の権謀術数が蠢く陸奥に縛られていた。織田信長が殺され、伊達政宗が台頭する。天下人となった豊臣秀吉は、二十万の兵を率いて東へ進軍をはじめた。戦国時代の知られざる豪傑の波乱の人生はいかに…。(裏表紙より) 感想とあらすじ:二巻もなかなかよいです。 まずは、新棟梁の選出の合議から。信直一派の作戦に破れ、棟梁は信直に。その後、九戸vs和賀戦(win九戸)。南部vs大浦戦(win大浦)、南部vs斯波戦(win南部)と戦が続く。南部は秀吉の傘下に入り、小田原攻めに参加する。北条が秀吉に敗れたのち、東北各地で反秀吉勢力が反撃の狼煙があがった。秀吉と組むつもりのない九戸はどう動くか?

    0
    投稿日: 2013.03.31
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    棟梁が二代続けて死を遂げ南部のて激動の時代にはいる第二章。陰謀が渦巻くところに、織田信長、豊臣秀吉の天下統一も絡んできてますます戦国時代の嵐が吹き荒れる。政実の強さが戦いで次々と示され勝ち抜いていくところは圧巻。

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    投稿日: 2013.03.28
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    サブタイトルの通り、秀吉に喧嘩を売った男である九戸政実が主人公です。 九戸政実は陸奥の三戸を中心とする南部家の一族で、生涯、合戦で負けたことがない、というほどの強さを誇りました。 東北地方といえば、伊達政宗や最上義光などが有名ですが、同時期にこれほどの武将がいたとは知りませんでした。 ↓ ブログも書いています。 http://fuji2000.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-2eeb.html

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    投稿日: 2013.03.13
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    あとがきで、作者も書いているが、戦国史全体から見れば、本当に小さな戦いのひとつひとつをかなり詳細に描きこんでいる。 三分冊にするほどの大作だが、この第2巻なんかは、とばそうと思えばとばせる内容でもある。 しかし、にも関わらず、読ませる。 文章力か、それとも丹念な調査によるものか。とにかく飽きずに読んでしまう。

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    投稿日: 2011.09.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いよいよ第2巻。 しょうもない内輪揉めはもういいから、外に向かって行こうよ! 政宗との会話でジワッときた。 さぁ、いよいよ3巻が楽しみ。

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    投稿日: 2011.07.22
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    2011/6/22 Amazonより届く。 2012/3/7〜3/11 合戦がメインの第二巻。高橋作品の大きな魅力の一つである、知力を振り絞る勇猛な武将の姿が全編に描かれる。外へ飛び出したいのにそれが許されない政実の苦悩はいかばかりのものだったか。 血縁というのは、有難いものではあるが、近しい故の難しさがあるよなあ。 秀吉の世と定まりつつあるなか、いよいよ最終巻へ。

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    投稿日: 2011.06.22
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    ・1/5 読了.今回はもっと早いペースで読みきった.読み応えがあるんだけど、爽快な話しと解せない話しと交互にくるようで、一喜一憂してしまう.それだけ主人公や登場人物に感情が同調しながら没頭しているという表れかもしれない.

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    投稿日: 2010.09.09
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    南部家棟梁が二代続けて怪死する激乱の事態。「北の鬼」九戸政実は、南に目を向けながらも、南部一族内の権謀術数が蠢く陸奥に縛られていた。織田信長が殺され、伊達政宗が台頭する。天下人となった豊臣秀吉は、二十万の兵を率いて東へ進軍をはじめた。戦国時代の知られざる豪傑の波瀾の人生はいかに―。 2009.5.29読了!

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    投稿日: 2008.08.03
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    東北の地に生きる人々、そして武士の壮絶な歴史ロマン。 時代背景は『火怨』→『炎立つ』→『天を衝く』と続く。 格好良い生き方の男達に惚れますよ!涙しますよ!引き込まれますよ!

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    投稿日: 2005.10.05