
空戦魔導士候補生の教官13
諸星悠、甘味みきひろ/KADOKAWA
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総合評価
(1件)5.0
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最終巻
同時発売の14巻と『EXTRA MISSION』は落穂拾いや後日談の短編集なので、本編はこの13巻で完結。 ほとんど戦いばかりの巻で、登場人物も多くて大変だが、総力戦ならではの見どころもたっぷり。 そんな中、活躍するほど忘れられる運命のカナタとアンネローゼ。 カナタなんて、この歳でなにそこまで達観してるんだと思ってしまうが、それでも予想外の喜びを得て最後の戦いに飛び込む流れがいい。 結局、カナタへの思いが強いヒロインは、ユーリ、ミソラ、クロエか。 それぞれ「らしい」行動をとる。 ゼスの結末がやや陳腐な感じもするが、全体として前向きな明るさに包まれた、気持ちよい読後感。
0投稿日: 2017.08.24
