Reader Store
底辺女子高生
底辺女子高生
豊島ミホ/幻冬舎
作品詳細ページへ戻る

総合評価

93件)
4.0
29
35
19
2
1
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    学生時代スクールカーストというものの底辺あたりにいた人は皆、共感できると思う わけもなく世界が憎くて何かしたいのにスクールカーストのしがらみに邪魔されたり、ね。 そんな中でもいろいろやっていた著者は偉いと思う。世の中を憎むだけで終わる人もいるのだから。 最後の卒業式がよかった。 私たちはまだ子供で、たくさんのものに守られていた。

    3
    投稿日: 2022.01.12
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    おもしろかった。 リアルな女子高生の日常が書かれていた感じを多く受け、実感しました。 「あるあるネタ」って思えるところと「んなことやるわけないって」って思うところが混じり合って面白かったです。 他の作品も手に取りたいと思いました。

    1
    投稿日: 2021.10.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    自分の高校生活を記憶を必死に掘り起こして思い返してみれば、たしかにこういう女の子がクラスにひとりふたりいたよなぁ、と頁を繰りながらひどく懐かしく感じた。 派手できらびやかで近寄りがたい女の子たちと同様、こういう3年間で男子と話したのは3回だけでそのどのシチュエーションも明確に細部まで記憶している、という地味目な女の子の考えていることもわれわれ男子には永久にわからないんだよねぇ・・・・。謎だ。 その謎が、少しだけ、なんとなくわかるようなわからないような、そんな気分になる一冊でした。 それにしても絵、上手いなぁ・・・・。

    7
    投稿日: 2020.12.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     学校という場所にいる、傍若無人に振舞う「あいつら」が嫌い。人を侮る「イケてる組」を呪う(呪ってないか?)地味女子だった作者のエッセイ。  美形やお笑いでテレビや雑誌に出ている人達は、人口比率からするとわずかなので99%の普通の人は見る側になる。  なのに、高校というところは、ミニ世界なので、そこで謎のスター枠、お笑い枠、スポーツヒーローの役割が割り振られるのだ。  その枠に入らない大部分の学生は、何故か劣等感を感じさせられるのだと思う。  中学や前のクラスでは、そのスター枠にたまたま入っていたりすると、二軍落ちした時の落胆は並では無い。ただし、ほとんどのスター枠の子達は卒業したらただの人になる。社会が広くなると上には上がいるからだ。どこかのタイミングでほとんどのスター枠のひとが引退させられ、地元の中で「あの人は今」的存在になる。  だから、あとから振り返るとなんであんなに自意識過剰だったのだろう、あの頃の私に大丈夫だよなどと言ってあげようなどと思うのだ。 こんな気持ちを面白く、瑞々しく文章にしてくれてありがたかった。  

    1
    投稿日: 2020.10.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ピチっとはじけるような作品のイメージ(読んだのだいぶと前だけど…)だったので、家出してたり、保健室登校してたり、本人いわく底辺だけど、ドラマチックな高校生活をおくってはったのかあ!と。  下宿生活や部活が、楽しそうでした。 屋上って、社会にでても、憧れますよね。 雪国の雪は、かくも恐ろしいものなのか。 学祭はね。。私立でないとそんな本格的に出来ないんでは?と思う。知らないだけかな。準備の雰囲気は好きだけども。 自分を振り返ってみると、高校生活の記憶がなく、地面の水たまりでノロノロうごめいてたんではないかと。 まあ、ぬるま湯もいいさ。 90年代の高校生の流行り物とか懐かしく。 そういえば、ポストペットとかどこにいったんだろう?

    1
    投稿日: 2020.09.20
  • 平凡な人生なんてないな。

    最後の方の卒業式の場面が感動しました。年齢が同じくらいの娘がいるもので両親の気持ちになってしまい、ついホロリと来ました。青春ものを書いた本は結構読んでいるけど、私の中では、上位の部類に入る小説でした。

    0
    投稿日: 2017.01.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    著者の暗黒時代とも言うべき、高校生活を描いた自伝的エッセイ。誰にでもある、あったはずの思春期の日常が赤裸々に描かれていて、自分の過去を思い出しながら読める一冊。

    0
    投稿日: 2016.04.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    何度も読んでいるエッセイ。 黒田硫黄が気になった。 高一で秋田から大阪へ、家出をする行動力はすごい。

    0
    投稿日: 2016.02.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    すべての地味女子の気持ちを代弁していると思います! 私の場合は中学時代がまさにこんな生活、底辺女子でしたねー 始終共感しまくりでした

    0
    投稿日: 2016.01.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    作者の高校生時代を綴った本 題名通りの「底辺」女子高生だと思った この時期独特の考えとか辛さとか行動とか周りの視線が気になるとか、 現役の私からすると本当に共感できる 家出して1日で捕まらずに割と満喫していたところが時代のなせるわざなのかなーって関心しました笑 意気地のない私はそんなに図太く家出できんわ 保健室仲間の友達とだったり、 先輩だったり、 そこにはそこの青春があって、 どんな思い出でもどんなことがあっても、 振り返ったらそこが青春なんだなぁと 高校生頑張ろうと思える

    0
    投稿日: 2015.03.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    高校時代我慢してたことをココで熱弁してる感じがします。 自分大好きなのはわかるよ。 みんなが理解してくれないのもわかるよ。 高校生らしい調子ののりっぷりも良し。 フツーのことを、おもしろく&悲しく 書くのが上手。 底辺を味わってきたからかな?

    0
    投稿日: 2015.01.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    作家・豊島ミホさんのエッセイです。 私はこれが初豊島ミホ。小説は読んだことないです。 底辺にいた女子高生時代のお話。 私もまぁまぁ底辺だったので、すごく共感しました。 特に、体育の「みんなの足引っ張り系競技」がいやだという所。私も極度の運動音痴で、体育が嫌で嫌でたまらなかったんです。 でもご自分で「底辺」なんて言ってますが、家出したり下宿したりそこまで底辺な感じはしなかったです。 普通は家出しないと思います^^; 家出なんてかなりの行動力と勇気がいると思いますけどね。

    1
    投稿日: 2015.01.09
  • この作家は当たりだ!

    実に良いですよ。笑いもありますが、久しぶりに泣けました。 文章に読者を引き込む魅力がありますよね。マンガ家に転向されたようですが、筆を折るには余りに惜しいです。 真骨頂は、中学時代の同級生のお葬式の場面と、家出の場面。作者自身は言及していないけど、この両者には関係があると読みました。 作者はきっと、周囲の気持ちを大事にする心優しい人なのでしょう。それにしても「ハトガイッパイ」って家出中のメッセージにしては詩情の欠片もない(笑)。 でも一言・・・。この人は「底辺」ではないです。本人の認識に尽きますが、「底辺」という意識があっただけ、私の高校生時代より全然マシです。 作者はちゃんと悩み、もがき、そして堂々と大人にケンカを売っている。周囲の大人も、それに割とマジメに付き合ってくれている。良いじゃないですか・・・。 なんとなくモヤモヤした感じのままダラダラと日々を過ごし、時々顔色を伺いつつスネてみる・・・。 周囲の大人も本心は面倒はヤなので、テキトーに指導する。少なくとも私の場合は、そんな感じの高校時代だったと思います。それより全然マシ。

    2
    投稿日: 2014.12.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    家出する行動力がすごい!よく無事に帰ってこれたなあ。私もバレーとかグループでやる競技嫌いだったわ。共感する。卓球じゃなくて友達同士でするバトミントンが楽しかった!あの時は悩んでいても今ではいい思い出。イラストがいいね!

    0
    投稿日: 2014.11.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    何度も再読している。豊島さんの行動力、何だかんだ周囲と違っていても自分を突き通す所、ネガティブながら妙なところがポジティブな所がすごいなと思う。

    0
    投稿日: 2014.08.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    学生時代のあれこれなんて、のどもと過ぎればなんともない。 でも、のどもと過ぎるまでが辛いんだよね。 私は、まさしく「底辺女子高生」だったし「底辺OL」を経て今は「底辺主婦」だ。 きっと、豊島さんはこんな底辺女から「豊島さん好きです」なんて言われてもちっとも嬉しくないんだろうな。 だって私がそうだもの。 でも、豊島ミホが、私は好きだ。

    0
    投稿日: 2014.07.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    初めて、「エッセイ」というものを読みました。 これは豊島ミホさんを知らなくても面白いと思います。 しかし…自分も割りと底辺な高校生活を送ったけど 全然違う ! すごい楽しそうだし行動力もあると思う。 もっともっと底辺な人はいっぱいいるぞ! と思うが、平均的な学校生活を送った人ならば どこかしら分かり合える話題もあるはず。 作者自ら描いた挿絵もよく合っていて、 さらっとめくって目についた部分だけ読んでも面白い。 時々、ふと目を通したくなります。

    0
    投稿日: 2014.05.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「こいつに何をしたっていいのだ、と思われていること自体が耐えられなかった」。否定された思い出の数々。トラウマを克服しきれていないまま書かれているので生々しい。生きにくさの原因は概ね自分で作り出している。穿って見ると、この人の場合も選別意識が仄見える。

    0
    投稿日: 2013.12.02
  • ほんわか学生気分がよみがえる

    ほんとに安心して読める本です。自分の学生を思い起こして「あー、そうだったなあ。とかいろいろ蘇ってくるもんです。」でも、これが青春であるのが事実です。読みやすく入っていける本です。次は何を読もうかな。

    1
    投稿日: 2013.10.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    高3のとき、学校が大嫌いで受験勉強にも苦しんでいた時期に偶然出会ったのが、この作品であった。 題名のインパクトがすごくて、見たことない作家であったが、あらすじを見て即購入。 笑えて泣けて最高! かなり共感できる部分が多く、ラストの一人卒業式は泣けた。

    0
    投稿日: 2013.05.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    豊島みほがまだ作家だった頃の作品。 もう作家活動はしないのかな。 この作品は底辺の女子高生の人を見下す感じがよく書かれている、 いま流行りの「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」に通じる精神の先取りだったと思う。 家出が上手くいかないと書いてあるけど、高校生にしてはきちんと貯金してるし、何よりこの子は一応早稲田入ってるし、しっかり底辺生活満喫してます。

    0
    投稿日: 2013.02.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    評判が良かったので手にとってみた、“【底辺】女子高生”。底辺、という自負はあまり好きではないけれど、カースト制度的にいえばわりと、や、かなりの身分の低さに思わず失笑。当時の豊島さんからしたらものすごく苦悩したのだろうなというのが読み取れる。真っ直ぐすぎて、一生懸命すぎたために歪んでいる感じがうまく描けてて好きです。

    0
    投稿日: 2013.01.29
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    エッセイ。前に読んだ『檸檬のころ』はこの経験をもとに描かれたということが分かった。下宿生の話、保健室通いになる女の子の話、などなど。だから『檸檬のころ』を先に読んでいてよかったかもしれない。いつもあとがきで“私の高校生は散々だった”と述べる著者のことが詳しくわかった感じがする。

    0
    投稿日: 2013.01.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    豊島さんの高校時代を綴った実話。 勉強ができ 進学校と言われる高校に すすんだけど 保健室登校、家出、 同級生から遅れての 1人卒業式。 いろんなエピソード満載で おもしろかったです。 高校時代に読んでたら もっと共感できたんだろうなぁ。

    0
    投稿日: 2012.09.23
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    ネガティブスイッチ入り過ぎの感じが笑えもするし、共感もできる。 高校時代の何とも言えない、モラトリアムとか焦燥感とか思い出した。 読んでると何だか元気出た。

    2
    投稿日: 2012.09.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    やっぱり豊島さん、好きだなぁー。 著者の高校時代を振り返った青春エッセィ。 「他のどっかに  キラキラした青春の日々があるわけじゃないんです。  そのみっともなくもがいてる日々こそが、  振り返れば青春なんです。」 共感できて笑える。 だけど、思春期の落ちてく感じもあって。 振り返れば、 もう何年も前なんだけど 今でも漠然と思い出せるし 何年も経ってるのに 変わってない部分が多々あったり。 『「不健康」と「読書」がどれだけ危険な相性だか、  みなさんおわかりかと思う。  強烈に惹かれ合いつつ、結ばれると落ちていくしかない、  そんなアブない二者なのだ。』 『そうです。  「居場所探し」もしくは「自分探し」です。  魔の。  探すのが「居場所」でも「自分」でもどっちでもいいんです、  要するに現状否定なんだから。』 文化祭、球技大会、部活、家出、授業、テスト、 ほろ苦くて可愛い女子高生のお話。 こんな季節が私にもあったなぁ。

    1
    投稿日: 2012.08.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    このレビューはネタバレを含みます。

    豊島ミホさんの高校時代をつづったエッセイ。 キュンキュンきらきらな高校生活のお話を描いている人なので、自分の実体験なのかと思いきや意外な高校生活だったんだな、と。 でも共感する部分がとても多くて、卒業式の下りで一緒に泣いてしまった。 私も「生きなきゃなぁ」と改めて実感してしまいました。

    0
    投稿日: 2012.08.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    最近、朝井リョウさんが活躍していてこの前も直木賞にノミネートされていた(彼のことは「朝井くん」ぐらいの方が似合う、という説もちらほらある) その作風は豊島ミホに似ている、とどこかで書いてあったのを覚えていた。豊島さんは未読であったので、そこでまずは豊島さんの本を読むことにした(遠回りにも程がある) ただ『底辺女子高生』は豊島さんの地味女子高生時代を語った実録ものであった。小説ではなかった。でもなるほどな、と思う部分はいろいろとあった。小説もまたいずれ。 高校デビューに失敗した豊島さんのほろにがデイズである。自我をもてあまし家出してしまう話とか、高校で男子と話したのはたった3回、保健室登校の日々など、トホホな感じで語られてゆく。本では自虐ユーモア風に語られており、豊島さん自筆イラストもあって軽やかだが、たぶん渦中にあった時は本当に大変だったんだろう…。なんだかんだで学生というのは大変だ。私も高校ぐらいなら戻ってもいいが中学とか小学校はあまり戻りたくない。そんな頃は人間関係をさばけるスキルも持ち駒もなかったから大変なのだよ… そういう意味じゃ勤め人の方が楽だと思うこともある。 でも、こうして作品になってよかったじゃないですか豊島さん! と言える本でもある。

    1
    投稿日: 2012.07.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    まさに現役の女子高生なので、共感できるとこが多々ありました。 一章ごと、出だしは笑い話みたいな感じなのに、しめは心にグッとくる言葉が多く、なんか読みながら泣きそうになりましたぁ。 いつか、今の自分に大丈夫、って優しく言える日が来てほしいなー

    0
    投稿日: 2012.05.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    面白かったです。私は秋田県民で作中の高校についても知っていたのでとても共感できました。 下宿や家出など、底辺というよりある意味すごく楽しそうな高校生活だと思います。

    1
    投稿日: 2012.03.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    すごく共感できる。 別に何か特別な事があったんじゃない いじめられてるってわけでもない だからって毎日が満たされてるわけでもない そんな多感な時期を細かく書いている エッセイでした。 10代のうちに読んでおいてよかった。

    0
    投稿日: 2012.03.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    豊島ミホの高校時代の 自伝的な作品です。 卑屈で陰キャで 笑えました 笑 あとがきの引用だけど 檸檬のころがあくまでも 高校時代のキラキラを すくいだしたものなのに対し 底辺女子高生は 高校時代のドロドロを 純正抽出って感じ。 因みに私事ですが この小説について書いた 小論文で高校合格しましたw

    0
    投稿日: 2011.12.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     中学から始めたラッパを吹奏楽以外で試してみたいというのと、毎日昼休みにお姉さん達から勧誘されたこともあり、ジャズバンドクラブに入部、これが3年間の高校生活の思い出の大部分かもしれない。演奏もさることながら、良い意味でもそうでない意味でも高校生らしい人間関係が思い出される。  「底辺女子高生」では、想像していた高校生活と実際に過ごしていった高校生活を比較したり、振り返ったり、恨んだり、逃げ出したりした著者の人生の切り取りだ。なんとなくよくあるような気もするが、意外となめらかな文章の中に著者自身の想いが込められている。この滑らかさが本書を「面白い」と思わせているのではないか。  こんな女の子いたのかなと自分の高校生活を振り返ることで、もうかなり年を重ねてしまったことに改めて思いが至ってしまった。

    1
    投稿日: 2011.09.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    何だこの人。 面白いではないか。 喪女っぷりがたまらない。 わかる!ちょうわかる!ってのばっか。 ミホちゃん好きだ。

    0
    投稿日: 2011.09.08
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    若いころによくある卑屈さや思い込みを、行動に表してまわりを困らせた著者のエッセイ もうちょっと楽に生きたら‥と読むのが辛くなってきたところ、最後の2月と卒業式のところでふいに心をぎゅっとつかまれてしまいました 「今まで知らなかった。世界はこの学校だけでできてるんじゃないのだ。 もう誰も私を笑わない。世界はひろいから、わざわざ私を見る人なんかいない。私は別に何者ってわけでもない。これから何をするのも、どうなるのも、自由だ。」 気付くことができたら、人生はきっとそこから違うものになる

    0
    投稿日: 2011.08.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2009/08/05読了 ああーわかる。この感覚。 豊島さんぶっ飛びすぎだろーとも言いたくなる部分もあるけれど、そこまでしたからこういうエッセイが書けるんだよね。 日々あったことを、輝いたことを、そうでもないことをそのまま相手に「感覚として」伝えるのって結構難しい、それができるのってすごいよね。 家出をしたから開けた人生があるんじゃないかと思うんですが。

    0
    投稿日: 2011.03.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    【新歓企画】ブックリスト:「大学1年生のときに読んでおきたい本たち」 何かを書こう・描こう・撮ろう・作ろうとなった時、けっきょくのところ僕らは自分が知っていること・考えたことを良いように取り繕って客前に出すことしかできないので、自分というやつの救いようのないごみくずっぷりにその都度向き合って打ちのめされるのが嫌な人は、きっと創作には向かない。お金の賢い稼ぎ方を学んだほうがいいと思う。なけなしの自分をどうすれば少しはましな見栄えにして人前に出せるか、この日本で、のんべんだらりの国で。と考えると、この本は、惜しげもなく残念な高校生活を、言葉づかいと語り口の巧みさでもって、きらきらに魅せることに成功していると思うのです。【U.K.】

    0
    投稿日: 2011.03.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    リア充、なにそれ?おいしいの?高校2年の春、新しいクラスメイトの顔をみわたしたら、私が「一番下」だった―。 ”スクールカースト”の底辺に置かれた豊島ミホのほろ苦い青春。 そこで笑って青春している人たち! 誰かを踏み台にしていませんか? あんたらなんかだいきらい― (院生アルバイトスタッフ・コーディリア)

    0
    投稿日: 2011.02.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    すべての地味女子の気持ちを代弁してると思います! あたしの場合中学校時代がまさにこんな生活、底辺女子でしたねー ほんと、始終共感しまくりでした

    0
    投稿日: 2011.02.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    同い年みたいだ。 なので、当時の見ていた風景が重なり、余計興味を持って読むことが出来た。 小沢健二のbuddyとか。 不意にでてきたときは、思わずにんまり。 高校生というものは、どこで育とうとイタいものだと再認識するとともに、安心した。

    0
    投稿日: 2011.02.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    学校の図書館で推してたので借りてみた。 最初は笑った。 すごく共感…てか身に覚えのある話だったのでw 今思えばほんとに厨二病としか思えないわ…ってゆう話が色々書いてあって、まさに、おまおれ…!!と何度も思った。 (ていっても25万かけて家出したり、保健室登校したり、私からすればやりたい、と思って出来なかったことを行動に移せている分うらやましいと思ってしまったわけだが…うらやましいてのも変だけど…) 途中から、愚痴じゃないか、とイライラしだした。 基本的に人の愚痴も、自分の愚痴も、きいていて楽しいもんじゃない。 う~ん、あんまりかも… て思ってきはじめたあたりで最後の章を読んだ。 鳥肌がたった。 なんだかわからないけど凄く感動して、イライラしていたのがスッキリした。 読んでよかったと思えた。 これは豊島ミホさんがユニット分けしていた、きらびやかなユニットに属していた人がよんでも全然楽しくないだろなっと思う…けど私は楽しかった

    0
    投稿日: 2011.01.17
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    『檸檬のころ』の豊島ミホの高校時代を綴ったエッセイ。 これを読むと、『檸檬のころ』が自身の体験から来ていることがよくわかります。 このエッセイはエッセイで面白いですよ。

    0
    投稿日: 2011.01.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    女子高生のころ、地味で底辺だったという著者の回想エッセイ。自分を卑下しているところなど、面白いのだけれど、けっこう友だちがいたり、部活の仲間、下宿の仲間、などなど、わりあい普通の女子高生の部類じゃないか!?と思うところもあり、一般的にはまだまだ底辺とはいえないのでは…と矛盾を感じるところも。

    0
    投稿日: 2010.12.21
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    端々にギュッとくる言葉が出てくるので、えんぴつで線をひきながら読んでしまった。豊島ミホのツーンときてしまう言葉選びや文章の締め方がとても好き。

    0
    投稿日: 2010.12.18
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読書を奨励する高校生向けのフリーペーパーで豊島さんが語る高校時代を読んでからずっと、この人のエッセイを読みたいと思っていました。 思わず苦笑してしまうようなものから、じんわり心に染みるエピソードまで豊島さんが飾らずに綴られています。 高校生活も残すところあと4ヶ月。言葉に出来ないような感情が次々と胸を駆け巡り、少ししんみり。(登録日20101009)

    1
    投稿日: 2010.12.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「本当の私」なんて探してもいません。みっともなくもがいてる日々こそが、振り返れば青春なんです―。「底辺」な生活から脱出するため家出した高校二年の春。盛り下がりまくりの地味な学祭。「下宿内恋愛禁止」の厳粛なる掟。保健室の常連たち。出席時数が足りなくて、皆から遅れた一人きりの卒業式。最注目の作家によるホロ苦青春エッセイ(「BOOK」データベースより) この本の中の豊島さんじゃなくても、マンガみたいな高校生活に憧れるって、誰もが経験するんじゃないのかしら? そういう想いって、勝手にわき起っちゃうんだよなー。 もうあの頃の病気みたいなもんよ。 妄想に明け暮れつつ、そんな生活夢みたいなもんじゃねーかと現実にやさぐれる女子高生のもがきを描いた一冊な気がします。 田舎の地味系女子高生なら、全力で頷きまくるであろう絶妙なエッセイでしたよ。 あ、本人手書きのイラストもおもろかったですー。

    0
    投稿日: 2010.11.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    クラスの底辺に位置する高校時代を綴ったエッセイ。 冴えない女子高生を送っていた子は共感できます。 私もそのひとりです(笑) 豊島さんと同年代なので余計に「分かる分かる!」と思えるエピソード満載でした。

    0
    投稿日: 2010.11.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    豊島ミホのエッセイ。 「檸檬のころ」で気に入ってしまい、豊島ミホ制覇を目指します。 個人的には、最後の卒業式あたりが一番好きで、 描写の素晴らしさに毎回感動してしまいます。 お勧めです。

    0
    投稿日: 2010.10.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    'みっともなくもがいてる日々こそが、振り返れば青春’。 そんなもがき続けた作家の'ホロ苦青春エッセイ’です。 まだ豊島さんの本は数冊しか読んでいませんが、 なんとなく「暗い/重い」印象を持っていました。 …もしかしてこの高校時代が反映されてる…のでしょうか。 特別に印象に残った話はありませんでしたが、表現が面白いと思いました。 もっといろいろなエッセイを書いて欲しいですね。

    0
    投稿日: 2010.10.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    本屋でこの本を見かけタイトル買いしました。 私は現在進行形で女子高生で、しかも作者と同じ秋田出身。作者の母校も本の内容で分かってしまいました。 そのうえ内容にも共感しまくり。最後の卒業式の場面では保健室登校だった中学校のころを思い出して泣いてしまいました。 面白いのに胸が苦しくなる。私にもまだまだこんな青春が待っているのかしら、なんて。

    1
    投稿日: 2010.09.05
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「学生時代にイケていなかったグループに属していた芸人」の女性版というべきか。でも、笑い飛ばせるほど明るいわけではなく、気持がわかるだけにキツイ。でも、大丈夫だよと言ってあげられるほどの余裕が生まれているのが救い。

    0
    投稿日: 2010.07.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    <「本当の私」なんて探してもいません。みっともなくもがいてる日々こそが、振り返れば青春なんです―。「底辺」な生活から脱出するため家出した高校二年の春。盛り下がりまくりの地味な学祭。「下宿内恋愛禁止」の厳粛なる掟。保健室の常連たち。出席時数が足りなくて、皆から遅れた一人きりの卒業式。最注目の作家によるホロ苦青春エッセイ。 >基本すごく笑わせてくれたエッセイ。全国の十代よこれを読め!という傑作だと思う。豊島さんは、人にはできないことができる人で、凡人から見るとそれはすごくうらやましく映るんだなぁなんて思いつつ読んだ。

    2
    投稿日: 2010.06.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    地味系女子の逆襲!? ―高校生活は、楽しかったですか?友達は、たくさんいましたか?それとも、やり直したいですか? 『底辺女子高生』は、作家・豊島ミホによる「底辺」だった高校生活を綴ったエッセイ集です。(挿絵の可愛らしいイラストも、豊島さん本人の手によるものです。)ここで言う「底辺」とは、偏差値のことではなく、いわゆる“スクールカースト”を指すのだと思われます。 世の中には、輝かしい高校生活を送った人がたくさんいるでしょうし、一方で問題児だったという人もいるでしょう。けれども、そのどちらでもなくただただ地味だった、冴えなかったという人だって必ず一定数いるはずです。豊島さんも、その一人だったといいます。 ただ、彼女が他の人と大きく違ったのは、そのことを卑屈になるでも自虐的になるでもなく、ありのままに書き記す力があったということです。それはきっと、ものすごくエネルギーのいることだったでしょう。 地味なことは地味なまま切り取り、冴えないことは冴えないまま掬い上げたこのエッセイ集は、けれども時にさらさらと輝き、ふわりと心を撫でては降り積もります。 桜、家出、夏休みのワクワク感、下宿での一日、大嫌いだったクラスの“みんな”、雪、そして卒業――。この青春もまた、まばゆいのです。 彼女の「底辺」だった高校生活は、『檸檬のころ』や『リテイク・シックステーン』などの小説にも活かされています。また、その後の作家としての東京での日々はエッセイ集『やさぐれるには、まだ早い!』に描かれています。

    0
    投稿日: 2010.06.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

     田舎出身の元女子高生としては(笑)、気持ちがよくわかる。 豊島さんほど進学校じゃなかったし、ここまで田舎じゃなかったけど。 そして、私の高校生活はとても充実していたけど。 このエッセイ読むと、私のほうが幸せな人生と思う。 あっ、私、性格悪い?

    0
    投稿日: 2010.03.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「底辺女子高生」ってタイトルに惹かれて購入。 スクールカースト下層部に属していた学生時代を思い出して なんともいえない気持ちになった。 でも、なんか当時の気持ちが共有できたというか、ほっとした。 当時の私に読ませてやりたい。 豊島ミホに興味が凄く興味が湧いたのだけど、休業中なんですね。 残念。

    0
    投稿日: 2010.03.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    豊島ミホの高校時代のエッセイ。 所々共感した。 バレーボールとか体育の話とか特に…! 卒業式やその前らへん泣けた。 高校の時に読みたかった。

    0
    投稿日: 2010.02.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    読んでいて素直な作家さんだと思った、好き。 共感できました。家出まではしたことないけど。 底辺で何が悪い。

    0
    投稿日: 2010.02.04
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    同じ秋田県民として、 底辺女子高生として、 ものすごく共感できました。 いちいち頷けるというね! 豊島ミホさん・・・好きです。 2009.07.11-18

    0
    投稿日: 2009.12.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    秋田の高校時代のことを書いたエッセイなのですが、これがすんごく良かった。地味女子だった自分と通じるところがあって、底辺女子高生の気持ちに何度もうなづいていた。家出、保健室通い、赤点とネガティブだった当時の気持ちがが赤裸裸に描かれる。あの頃もがいていた自分を思い出す。並の高校生のこころをリアルにきめ細かく書いていて主人公が好きになる。球技大会や下宿の話は面白い。なにひとつ大きな事件は起こらなかった美術部の話もいい。その自由な時間と空間が高校時代にしか得られない宝物のように思える。思い出と重なりそうで感傷的になった。この作者はやはり美しい文章を書きます。卒業前、作者が階段を上りながらふっと思った場面、友達と見上げたこわいくらい美しい星空をみた場面。「檸檬のころ」しか読んでいなかったけれど、この作者の作品を次も読んでみようと思わされた。後半は、じたばたしていた底辺女子高生の成長に青春を感じきゅんとした。

    0
    投稿日: 2009.11.03
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    クラスのリーダーに立てる訳でもなく、かといって飛びぬけた才能がある訳でもない、顔は平凡だし、スタイルが良い訳でもない、そんな全国どこにでも相当な数が存在すると思われる「地味な女子高生」。ただの地味じゃない、「底辺」である。その一人だった豊島ミホの高校時代。 ・・・・地味な高校生活、なんて言ってますが、本当に「底辺」に女子高生が秋田から大阪〜再び秋田にて捕獲。なんてことしませんよ!地味なりにあがきまくってるところが、凄く好感が持てます。だって、ただの地味女子高生ならそんな破天荒なこともできず、かといって学校を放り投げることもできず、グズグズ言いながら結局高校生活をまっとうに過ごしてしまうのですから。 全国の「底辺女子高生」諸君! 多少ドロップアウトしても良いから、好きなようにやっちまえ! イラストも作者本人が書いたものだそうで、個人的にもっとエッセイが読みたいです。

    0
    投稿日: 2009.10.25
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    WEBマガジン幻冬舎に連載されていたエッセイ文庫。 キラキラした高校青春小説なんかより リアリティがあって面白かった。 底辺から見上げた方が面白いこともある!

    0
    投稿日: 2009.08.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    さすがにここまで底辺ではなかったけれど、 なんかわかるーと感じるところがいっぱい。笑 思いつめることもあるけれど、世界は広いんだよ。 「ホントの自分なんていないんだよ」とはよく言ったもの。 でも“ホントの自分”を信じたくなる若い気持ちも大切だと思うなー 個人的にはちょっと心苦しい、というか胸が痛いかもね SPの女子はこの気持ちわかる気がするなー

    0
    投稿日: 2009.06.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    20090528 エッセイってあんまり読まないんだけどおもしろかった この人の作品読みあさりたい

    0
    投稿日: 2009.05.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    豊島ミホのエッセイ。 面白おかしい高校時代。底辺だったころ。 もがいてんなぁ、めっちゃ・・・ わたしも高校時代は自分的に周りを巻き込み大騒ぎだったけど、豊島さんもかなりだね。 高校時代に、同じように底辺で、同じように苦しかった人はすごく共感できるんじゃないかな。 あの頃のすごく苦しくて、理由もなくもやもやして、周りが全部敵にみえて、辛くてしょうがなかった時の気持ちを思い出したなぁ。 わたしも「大丈夫」って言ってあげたい。 あと豊島さんとは保健室の常連ってとこと美術部だったことが共通しててなんか嬉しかった。 こんな友達、欲しかったー! 家出がけっこう派手だね。 ━「不健康」と「読書」がどれだけ危険な相性だか、みなさんおわかりかと思う。強烈に惹かれ合いつつ、結ばれると落ちていくしかない、そんなアブない二者なのだ。この二つは「モラトリアム」を生むのである。 ━それでも書きたいと思ったのは、どこかに、十六、七の私と同じような高校生がいると思ったからです。わかりやすい理由がないのに、自分も世の中も嫌いでしょうがない高校生が(それはある意味、自分をとっても好きということなんだけど、健康な「好き」ではない、多分)。

    1
    投稿日: 2009.02.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    友達に借りた。 豊島ミホ、あたしと同じ秋田出身なんですけど?(・△・) しかしあたしがどんだけ楽しい人生送ってきたか、 (もちろんこれからも送るつもりだけど)、 よ〜くわかった。 低いところで安定して生きるより、 浮き沈み激しくて底とか天井とかにぶつかってでもスペクタクルに富んだ人生送ったほうが、 幸せだよやっぱ。 あ、でも、基本的に面白いです。 豊島ミホの文章好きです。 「家出する。しかも大阪」っていう、 突拍子もない行動力も好き笑 ‥だけど、 家出話のあとは盛り上がりに欠け‥ (‥って、盛り上がりのない高校生活を描いたエッセイなんだから当たり前だけど‥) あまりにも暗くて2/3あたりでリタイア

    0
    投稿日: 2009.02.07
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    あたしも、 全てが嫌になって、友達さえもが嫌になって、 授業に出ずに保健室で生活していた。 そのときの 言葉にできなかった気持ちを この本は代弁してくれてる。

    0
    投稿日: 2009.01.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    こちらはFさんお勧めで借りたもの。年代特有の自尊心とか、人間関係のドロドロした気持ちもストレートに書いているけれど、自分の中で消化して、書きにくいあたりはさらりと流しているところもあり、その力加減がいい感じ。何気なく書いている内容も、第三者的に見れば結構ヘヴィなんだけれど。20081022

    0
    投稿日: 2008.10.22
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    これほどにはっちゃけたエッセイもなかなかないと思います。 ただひたすら残念で、 それはおろらく作者自身も同意見なんだけれども、 それを見事にネタに昇華させた作者に乾杯。

    0
    投稿日: 2008.09.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    懐かしい。 こんな人、クラスに1人はいたなぁ。 私の出身地が近いので、風景とか、雰囲気とかものすごくわかります。 読み終わった後、無性に地元に帰りたくなりました。

    0
    投稿日: 2008.08.28
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「檸檬のころ」を単独で読んでも素晴らしかったけど、こんな高校生活が背景にあったことを知り、もう一度読み直したくなった。すべての豊島ファンにお勧めしたい。

    0
    投稿日: 2008.08.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    豊島さんの高校生時代の話がたくさん載ってて そうなんだーとか思ったり たまにすごく共感したり 美術室に魚喃キリコ置いてあるなんてすげえ!いいな!とか 黒田硫黄だっけ?読んでみたいな、とか 卒業式の話は思わず涙出ちゃった あたしもまさか泣くなんて思ってなかったし 毎話の最後の、まとめみたいな感じが好き こんなことあったけど結局のところは〜〜なんだよなあ みたいな とにかく、すごく親しみやすい本だったなあ 文体とか特に そんで何よりさ、絵がかわいかった! 高校生のあいだに読めてよかった また読もう

    0
    投稿日: 2008.06.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    L25のコラムを書いている豊島ミホのエッセイ。話は面白いし、年が近いというのもありけっこう気になってたんだけど、割とシビアな話も多かったです。本人が高校生の頃にけっこうナイーブな時期があって、それをなるべくおかしく書いてます。今ナイーブな時期の高校生にはぴったりなのかも。 でも文章がうまいのかとっても読みやすかったです。 今度は小説を読んでみようっと。

    0
    投稿日: 2008.06.20
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    豊島ミホさんの、「地味な」女子高生時代のエッセイ。 これもまた共感。そうそう。わたしもメガネ非モテでスポーツまるでだめでしたから。 でも広末涼子真似てショートカットにしたりちょっとだけ髪の毛茶色くしたりスカートひざ上にしてみたりしてな! でもにあわないんだよな! にがいなー。女子高生時代思い出すと(中学生のときもだが…)。あー。しょっぱい。笑

    0
    投稿日: 2008.06.06
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    200805読了! ★★★★ 痛いッ。あまりの底辺っぷりに全俺が泣いた。 しかし、豊島さん小説家になってよかったね。この人がこれだけの3年間を過ごしたのは、ちゃんと神様がきめた理由があったんだなぁとつくづく思いました。 というか、これだけの感受性があったからこそ、ものかきになるしかなかったのかも。 エッセイです。エッセイはぶるおれ本棚にいれるつもりはないんですが、これはノンフィクションのように見えてちゃんとそれなりに小説になっているから入れます。 ひとりの女子高生が苦しんでいじけて腐って、そしてその日々を卒業するまでの痛ましいものがたり。 たしかにこれは豊島ミホ自身の女子高生時代だけど、主人公がなんだかみょうに痛キラキラしている。 同じことを豊島ミホ以外の人が経験したなら(たとえば保健室登校のほかの人とか)まったく魅力のない日々にしかならないだろう。 同じことをやっても、その中からなにかを掬い取ってしまって、それをネタにできるというすごさ。 まあ、転んでもタダではおきない、ということなのだろうけど、それが出来る人はほんとうにほんとうにこの地球上に一握りしかないのだ。 やっぱり好き。

    0
    投稿日: 2008.05.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    大学の生協で表紙に惹かれて読んでみた。 絶対面白い小説だと思ったら、作者のエッセイだった…。 しかも、この人よくこれでグレなかったよなぁと感心するくらいの底辺っぷり。 でも、普通の青春ってこんなものだろうな。 ある意味で、この人のは普通じゃないけど…。 つーか、普通にいじめでしょ、これは。笑

    0
    投稿日: 2008.05.19
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    『檸檬のころ』の原作になる高校時代回顧録的エッセイ。イラストも本人ということは『エバーグリーン』で漫画家目指すという設定もありだったとわかった。 自意識の強さは天下一品! 作成日時 2006年12月03日 12:26

    0
    投稿日: 2008.05.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    なんか笑える。豊島ミホさんは、映画にもなった「檸檬のころ」の作者さんです。 実はネットでも読めるのです…( ´−`)

    0
    投稿日: 2008.03.31
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    檸檬のころ、を読了後購入。 この装丁で、エッセイと気付かなかった オガタにびっくり。 何も思わずに買って後で気づいた・・。 著者が底辺にいた、女子高生時代のエッセイ。 檸檬のころ、とかなりリンク。 というか思ったとおり、 あれはほとんど作者の体験やったんやなあ。 もとにしてうまく話をつくってましたが。 ここまでの底辺っぷりを だしてしまうのもすごいとはおもいますが・・。

    0
    投稿日: 2008.03.16
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    そうそう、底辺。もうわたしは家出できないんだよな。まずお金ないしな。 豊島さん、もっとこう、ギャルギャルしい方だと思ってました。

    0
    投稿日: 2007.12.11
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    自分の高校生ライフと重ねることが出来る。 周りから見ると大したことないんだけれど高校時代独特の苦しかったり、切なかったり共感できることがたくさん。

    0
    投稿日: 2007.11.15
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    日本の高校生とはこのカテゴリーにきっぱりわかれるのだ!と思い知った。 まさにその通り…! 家出する行動力があったりやらで、作者さんなんも底辺じゃない気がするな。

    0
    投稿日: 2007.09.02
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    豊島ミホさんの学生時代のエッセイです。家出の話があるんですが、それを読んで本当に家出がしてみたくなりました(笑) 面白いけど最後にはほろっとする本です。 「底辺女子高生」→「檸檬のころ」の順で読むとより面白いと思います。

    0
    投稿日: 2007.09.01
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    底辺女子高生ってあたしじゃーんと思ってつい購入。これが初めて買った豊島さんの本。高校時代のエッセイです。あたしも高校時代はエッセイに出来るほど悪い意味で面白かったんで、なかなか参考になりました。いつかできたらこういった作品も作ってみたい。なかなか面白い本でした。挿絵も可愛かった。暇があると読んでます☆

    0
    投稿日: 2007.08.24
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    「あー分かるなぁ」ってところがチラホラ。でも家出しちゃう行動力にはびっくりだ。高校時代の電車登校してた日々を思い出してちょっとほのぼの。

    0
    投稿日: 2007.08.14
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    あぁ、底辺。なんだか身につまされる。私もたぶん、高校生のとき、こんなだった。この卑屈さと妄想感、他人事とは思えません。といっても、家出をする行動力も、保健室浸りになるほどの反抗心もなかったけど。そして、それを面白可笑しく書く力もないけどさ。

    0
    投稿日: 2007.06.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    わかるー!!ってとこがたくさん。 私も高校嫌いだったしなぁ。男子こわかったし。笑 「地味女子は卓球」とか「派手男子と女子は仲いいけど、地味男子女子は仲良くない。」 とか確かに!!みたいな。

    0
    投稿日: 2007.05.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    自分も「底辺」な女子校生だったので、読みながらあいたたな感じもありつつ。私にとっての「屋上」は高2の教室(放課後の)だったなーと懐かしく思い出しました。

    0
    投稿日: 2007.04.13
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    2007.3/7-8  『青空チェリー』『陽の子雨の子』を読んできたので、豊島さんがこんな高校時代を送っていたのはすごく意外。「微分積分より妊娠のほうが人生に関係ある」はもっともだと思った。

    0
    投稿日: 2007.03.09
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    年も近く、青空チェリーを読んで面白かったので購入。 タイトルの通り、底辺の女子高生話。 蹴りたい背中の綿矢りさのような陰鬱とした女子高生像もあるっちゃあるのかもしれないが、それをちょっと軽く書いたという感じ。 しかしいきなり大阪に家出する行動力には完敗。 かなり家出したくなる。 高校生時代をきらびやかに過した人の共感はなかなか得られないと思うが、 あの年代なら誰しもが持っている、いや持っていてほしい気持ちが心地よく吐露されている作品。 でも、ちょっと卑屈かも。笑

    0
    投稿日: 2007.02.10
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    私の高校時代は別に底辺でも天辺でも無い中間層だった。 でも中間層ってもしかして一番何も考えてない結構やっかいな存在だったかもと思う。

    0
    投稿日: 2006.12.27
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    すごい面白い!暗いのにポップだわ!著者の地味な高校生活を綴ったエッセイ。高校があまり面白くなかった自分としては、彼女の言い分がすごくわかってしまって痛い…世の中にはこういう高校生もいるんです。豊島ミホは高校生の気持ちを代弁させたら、かなりリアルに語れるのではないかしら。

    0
    投稿日: 2006.09.30
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    エッセイです。豊島さんの女子高生時代のエピソードをネットで連載していたものを文庫本として出版されました。挿絵もあり(ご本人によるもの)読みやすい。電車登校に下宿、と『檸檬のころ』に通じるところが所々にちりばめられています。なるほど、『檸檬のころ』を書く上でのネタや材料はやはり彼女の学生時代からあったんだなーなんて。 今現役で高校生な子も、卒業して大学で学業に専念したり、既に社会人としての生活を送っている方にも・・人それぞれだとは思いますが楽しめるんじゃないかなと思います。

    0
    投稿日: 2006.09.26
  • powered by ブクログのアイコン
    powered by ブクログ

    とにかく卑屈で全てのものに反抗したかった女子高生時代を描いたエッセイ。秋田県内でのカルチャーショック、そこから生まれてくる劣等感、家出など、おそらく本書の中でひとつくらいは、誰でも経験あるのではなかろうか。そういった経験を通して得た、ひとつの価値「私は生きなければならない」まだ広い世界を知らない、若い人たちへ。

    0
    投稿日: 2006.09.13