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蜜の島(1)
蜜の島(1)
小池ノクト/講談社
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総合評価

7件)
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    戦後間も無い時代の孤島を舞台にしたミステリー。どちらかというと冷徹かつ理性的な青年役人のほうがカッコいい。

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    投稿日: 2015.08.06
  • 完結してます

    言葉は通じるし、いい人っぽいが、どこかおかしい島民との話です。何かおかしいけどどこがおかしいのか。主人公達と何が違うのか、みたいな所が中心となります。 4巻完結の比較的短い作品です。ラストは賛否あるかと思いますが、個人的には良かったです。

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    投稿日: 2015.07.12
  • すばらしき世界観

    ミステリー小説、ドラマで言うなら「トリック」の 雰囲気が好きな方ならハマると思います。 #私はドンピシャでした。 一巻ではまだミツの活躍の場?はありませんね。 先が気になって仕方ないので全巻購入決定です。

    0
    投稿日: 2015.05.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ミステリー&サスペンス作品。 旧時代の古き閉鎖的日本文化が おどろおどろしい。まだ1巻しか読んでいないので 何とも言えない所だが、蜜の母の存在がどうなっているのか 気になって仕方ない。

    0
    投稿日: 2015.03.09
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    地図に存在しない島"石津島"。戦友の娘ミツを連れた南雲と行政官の瀬里沢はこの絶海の孤島へ赴く。 時代に取り残されたかのような村。独特な風習。友好的なのにどこか不気味な村人たち。そして、殺人は起きた…。 ホラー仕立ての昭和レトロミステリー。横溝正史的雰囲気です。舞台造りは完璧。これからどう謎を散りばめ、読者の興味を惹きつつ、ラストの謎解きを盛り上げるのか? オチがガッカリなミステリーは読みたくないです。期待してます。

    0
    投稿日: 2014.09.29
  • 風習が異なる人たちとの接触。

    昭和22年。戦友の遺言で遺児のミツを岩津島へ送り届けることになった南雲。途中、同じく岩津島へ調査の為に向かう内務省の役人と出会い、岩津島が書類上は日本国には存在しないはずの島だったことを知る。 島は一見のどかな農村ですが、隔絶された島の独自の風習の前に次第に戦慄を覚え始めます。 同じ日本語を話しているからこそ、価値観の違いが際立ち、何が起こるかわからない緊張感をもった作品になっています。

    3
    投稿日: 2014.07.26
  • 民俗学+孤島クローズドサークル……といった感触

    太平洋戦争終戦直後を舞台とした、クローズドサークルものミステリーです。 地図にもない孤島・石津島を舞台に、復員兵・南雲と内務省の役人・瀬里沢が事件に巻き込まれていく展開です。 定期便もない(=外部との定期的連絡手段なし)で事件が起こるあたりは典型的クローズドサークルミステリーですが、この物語の真の求心力はむしろ「石津島の常識≠本土の常識」な点。 一見にこやかで人懐っこい島民たちが、実は日本語は通じながらも意思疎通の難しい相手だと気づいた時の絶望感が半端ないです。 横溝ミステリー好きなどにもお勧めできるタイトルでは。

    6
    投稿日: 2014.03.25