
総合評価
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powered by ブクログ読み進めるごとに、目の前が光で照らされていくような感覚を感じた。ここに書かれていることは普遍的なことであって、誰もが本来知っていることなのだと思う。だけど大人になった私たちは夢への進み方を忘れ、現状に甘んじてしまっている。いまを楽しんで生きるために、物事の決定を先延ばしにしないこと、努力を惜しまないこと、自分や愛する人を信頼すること。願う力を信じて持っていれば、欲しいものは必ず手に入る。
2投稿日: 2020.04.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
なつかしい。昔、英語の教材か何かで読んで、ずっとまた読みたいと思っていたのが、これだった。記憶してた本のタイトルと違っていたが、これを機に思い出せてよかった。 お金をとられたり、夢を見てたけど諦めたりしたパン屋さんの話がすごく記憶に残ってて、なんかどこかで自分の行動原理にささやきかけてくれていた気がする。よかった。 運命的な本だなぁと思った。どこで何をしているか、それ以上にどんな自分であるか、それが今の自分を定義する。読み終わった後、思わず最初のシーンを読み直して、じんわりした。この本にこのタイミングで再開するとは。まさに前兆。はっとする言葉が至るところにあってすごいなと思った。 主人公の少年サンチャゴは羊飼い。2年前に羊飼いになって、自由気ままな羊たちとの旅を楽しんでいる。ある日見るようになった奇妙な夢が気になって、夢占いをしてもらってから、彼の運命は動き出して…。 あるときは(わりと何度も)お金、最初に恋心、大事な時間、命とかける勇気、そんなものたちを運命に差し出しながら、いつの間にか運命に溶け込んでいく少年。 これは他の本の中で年老いた女の人が言っていたことだけど、人生とは、何かを成し遂げようとする、その途中で得られるものなのだなあと思う。 世界は同じ著者の言葉によって書かれている。世界をおそろしく思えば、世界はおそろしい場所になり、逆もしかり。一人の冒険家の描いた心の旅の地図が心をかきたてる。
1投稿日: 2020.04.04
powered by ブクログ夢を追いかける少年サンチャゴ。途中の困難や誘惑があっても、目的に向かって生きる姿は清々しい。大人になって忘れている素直さもあり、徹夜で読んでしまった。 重要なこと 熱中するということばであり、愛と目的をもってものごとを達成するということばであり、信じていることや、望んでいることを追求するという言葉でもあった。 らくだ使いのことば 人は、自分の必要と希望を満たす能力さえあれば、未知を恐れることはない、ということです。 私は食べている時は、食べることしか考えません。もし私が行進していたら、行進することだけに集中します。もし私が戦わなければならなかったら、その日に死んでもそれはかないません。なぜなら、私は過去にも未来にも生きていないからです。私は今だけにしか興味をもっていません。もし常に今を集中していれば、幸せになれます。砂漠には人生があり、空には星があり、部族の男たちは人間だから戦う、ということがわかるでしょう。人生は私たちにとってパーティであり、お祭りでもあります。なぜなら、人生は、今私たちが生きているこの瞬間だからです。
3投稿日: 2020.03.31
powered by ブクログ羊飼いの少年が運命に従い「生きる事の真実」を掴む寓話+童話+神話。 どのページも示唆に富み、ハッとさせられる。心が暖かく、強くなる。 真理を得る時、人は宇宙となり神に近づく。ただし、全てはマクトゥーブ。
3投稿日: 2020.03.28
powered by ブクログある人は「この本は名言の本」と言った 私は「この本は世界の全部が書かれている」と思った きっと出会えた人だけが この本と出会う
1投稿日: 2020.03.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読みやすい。3日間で計10時間未満で読めた。話は、自由な暮らしに憧れ、羊飼いになった少年が、夢でみたお告げを頼りに、宝物を手に入れるまでの物語。 ここで何度も出てくるの重要な要素は、前兆を読み取るセンスだ。少年は、何度も財財産を失うが、腐らずに、そのたびにその土地の人たちに出会い、前に進んでいく。その人たちは、盗人だったり、クリスタルの商人だったり、オアシスを移動するキャラバンの一員だったり、錬金術に取りつかれた若者など様々で、その考えもばらばらだ。アルケミストは、後半に出てくるが、 私の印象に残っているのは、クリスタルの商人と錬金術にとりつかれた若者だ。クリスタルの商人は、かつてムスリムの義務の1つである、巡礼の旅に出ることにあこがれていた。そして、そのために、まず旅に必要な財産を用意しようと、商売に精を出す。商売は一定の成功を収めるが、彼は結局、巡礼に行かなかった。成功した今を失うことを恐れたのだ。でも、店で巡礼に向かう人たちを見るたびに、後悔と憧れの感情を抱いている。この人は、大きな夢を持つが結局、自分の決意を持てなかった。決意がなく、だらだら人生を送っている自分自身のことを見ているようだ。 また、錬金術に魅了された若者は、本物のアルケミストに出会うために、書籍を買いあさり、さまざまな土地を旅する。本にむさぼり、現実の世界に対して興味を持てない。結局、本物の錬金術師に出会っても、彼から言われた言葉は「じゃぁ、やってごらん」だ。結局、自分の夢を実現するのは、実践するしかない。ライフハック本を買いあさり、むさぼり読んでいることで自己満足は得られるかもしれないが、それでは、ただのノウハウコレクターになるだけで、人生は何も変えられない。 主人公は、実践するだけの覚悟と行動力をどっちももっていた。彼は、自発的に多くを学び、錬金術師に会っても、彼に道案内してもらったが、彼から教わることは多くなかった。
3投稿日: 2020.03.21
powered by ブクログこの本の中では「前兆を感じ取れ」という内容が頻繁に出てくる。 前兆(夢を掴むチャンス)はどんな人の前にも起こるが、それに気付いて自分のものにできるかどうかは、その人が自分の夢に対してどれだけ強い思いを抱いているか、実現させたいと強く思っているか、によるのかと思う。 自分の成し遂げたい夢を夢のままでいいやと思っている人間と、何が何でも叶えてみせようと思って追いかける人間とでは、チャンスを見極める力の強さが全く違うんだろうね。
10投稿日: 2020.03.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
多くの人は小さい頃、夢を持っているものである。しかし時が経つにつれ、自分には夢を叶えられる力がないと諦めてしまう。だが、クリスタルの店主のように夢を諦めても、夢は常に心の片隅に眠っているものであり、ふとした時に思い出す。でも周りの目を気にしたり、自分には勇気が無かったと思う事で割り切って生きていく。徐々に、夢を見ている今の生活に慣れ、今の暮らしが無くなるのが怖い、若しくは実現する事は自分を失望するのではないかと思い込み、夢を叶えないで生きていく。そんな大人が多いんだろう。 自分の夢を叶える事は、地球における自分の使命である。自分の心と対話を繰り返してよく知ること。 ・前兆を大切にする。 ・今を生きる。今に集中していれば幸せになれる。毎日の中に永遠がある。 ・傷つくのを恐れる事は、実際に傷つくよりも辛い。夢を追求しているときは、心は決して傷つかない。 ・今の自分より良いものになろうと努力すれば、自分の周りの全てのものも良くなる。それが錬金術。 ・幸福とは、世界のすべての素晴らしさを味わい、しかもスプーンの油のことを忘れない事。 夢を諦めず、追いかけ続けていこうと思った。
3投稿日: 2020.03.17
powered by ブクログいい言葉もあったけど、全体的に説教臭さや胡散臭さがあり物語に没入できなかった。 世界的ベストセラーという言葉に期待しすぎたかもしれない。
1投稿日: 2020.03.16
powered by ブクログ夢を追い続ける少年の物語。 エジプトにねむっている宝物を探しながら旅をする少年の姿はとても勇敢で素敵でした。
1投稿日: 2020.03.13
powered by ブクログ童話・寓話的でありながら哲学的な内容を含み解釈の議論が弾む良書。 また、若者が自分を見つめるための良書でもある。すれた大人ではなく、夢にあふれた人に読んでもらいたい。
1投稿日: 2020.03.08
powered by ブクログとても難しく、読み終えるのに時間を要した。 人は変化を恐れて、現状のままでいようとする。その時に前を進めるかだ。停滞は楽で心地よいが先はない。勇気をもって進むのだ。 どんなことがあっても、辛いこと、悲しいこと 心の持ちようだ。もうダメだと過去を振り替えるのではなく、前向きにとらえる。何を学び、何を反省し、どう行動していくが大事ということ また時が経ち読み返したときに、どのようにこの本を読み解くのか楽しみである
1投稿日: 2020.02.24
powered by ブクログいろいろあったけど、旅を続けて最後は夢を叶えてピラミッドまで行き、宝を発見する話。 諦めそうな場面は何度も出てきたが、それでも自分を信じて、周りにも支えられながら進んでいく姿が印象的。 ただ、小説とは違って哲学的な内容なので私には読みにくかった。
1投稿日: 2020.02.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
羊飼いの少年サンチャゴは、「ピラミッドに眠る宝物の夢」を見たことをキッカケに旅を始める。 旅の道中に運命に従う人、挑戦をしない人、冒険に出られるのに自分にはできないと思いこんでる人など、自分の身の回りの人を思い浮かべるような象徴的な人たちが出てくるところが、『チーズはどこへ消えた?』にも重なる。
1投稿日: 2020.02.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
子供の頃ベストセラーだったけど、今時間があって読めた本。 夢を信じること、予兆を見逃さないようすべてをフラットに受け止めること、本質を信じることなどが、物語形式で書いてある。 たまたま、読み終わったあと、Twitterで「夢を叶えたくない人たち」についてのツイートが流れてきた。 「困難を具体化したくない」「自分や夢の対象に幻滅したくない」という思考に陥る。 羊飼いが出会った、本ばかり読んでいるイギリス人や、巡礼に行きたいと願うが目標達成後の空虚さを恐れるクリスタルガラス屋の主人と似ている。 私はどうだろう。 この本に出会ったのも、『予兆』なのかもしれない。
1投稿日: 2020.02.10
powered by ブクログ幼少期、青年期に読んでおきたい、と思える一冊。生きていく上での様々な示唆に富んではいるが、おっさんには不向き。あと訳が単調なのも...。ただ、読んで損はないと思う。 「人は誰でも、その人その人の学び方がある~彼のやり方は僕と同じではなく、僕のやり方は、彼のやり方と同じではない。でも僕たちは二人とも、自分の運命を探求しているのだ。だからそのことで僕は彼を尊敬している」 「悪いのは人の口に入るものではない~悪いのは人の口から出るものだ」
11投稿日: 2020.02.06
powered by ブクログ「夢を追求している時は、決して傷つかない。それは、追求の一瞬一瞬が神との出会いであり、永遠との出会いだからだ」 少年が旅の途中で出会う人々の多くの言葉に胸を刺された。いかなる時も自分の心に耳を傾け、人生の目的を果たそうとする時には必ずヒントが得られるという事を教えてくれる作品。人生で迷った時や挑戦に対して不安になった時に読み返したい。
1投稿日: 2020.01.31
powered by ブクログ深い。 「ある者は偶然に賢者の石にぶつかった。彼らは最初からそのように生まれついていて、その魂は他の人の魂よりも、こうしたことに対してずっと準備ができていたのだ。しかし、こうした人は何人もいない。非常にまれな存在なのだ。 ただ単に、金にしか興味を持たない者もいた。彼らが秘密を発見することは決してなかった。鉛や銅や鉄が、それぞれに果たすべき運命を持っていることを、彼らは忘れてしまったのだ。そして、他の者の運命をじゃまする者は自分の運命を決して発見しない。」
1投稿日: 2020.01.18
powered by ブクログ夢に向かって行動する中で様々な壁に人はぶつかる。そんな壁を、夢を阻むものと捉えるのか、それとも乗り越えたときに新しい道を示してくれるものと捉えるのか。全部自分の捉え方次第だと教えてくれる一冊。 そして身に降りかかる色んな出来事は、すべて世界とつながっていて、夢へとつながってる。そんな素敵な哲学を教えてくれる、物語であり、哲学書でもある大好きな本。
2投稿日: 2020.01.18
powered by ブクログ夢はいつでも遅くないってことを教えてくれるような本。 諦めがちになっちゃうからね。 定期的に読み直したい。
2投稿日: 2020.01.12
powered by ブクログ1年の終わりに、何かに突き動かされて手に取り、あっという間に読んだ本。 きっとこれも何かの前兆だと信じている。 …という言葉が気になったら、是非この本を手に取って頂きたい。 もっと直感に従って、風のように生きようと思った。
1投稿日: 2019.12.29
powered by ブクログ夢を忘れた現代人に、夢を諦めずにその夢を生きることの大切さを教える本 あとがきより 短いが、一文一文考えて読んでしまう。何度も読み返し、その度に心に刺さる場所が変わるのではないかと思う。 私達は、所有物を失うことを恐れる。しかし自分の人生の物語と世界の歴史が、同じ者の手によって書かれていると知った時、そんな恐れは消えてしまう。 君が何かを全身全霊で欲した時、君はその、大いなる魂、と最も近い場所にいる、前向きな力となる お前の心に耳を傾けるのだ、心はすべてを知っている。 それは大いなる魂から来て、いつかそこへ戻ってゆくものだからだ マクトゥーブ
0投稿日: 2019.12.22
powered by ブクログこれが世界的ベストセラー....。 (・3・)エェー!? 文化の違いつーか、世界観が違う。哲学が違う。 私にはまるっきり物語のポイントがわからず ダラダラと読んでワケワカメな話だった。
0投稿日: 2019.12.20
powered by ブクログ大学の時に買って読まずにどっかへ行ってしまった本。アラジン実写版をみてウィルスミスが好きになり、ウィルスミスが好きな本ということで再度買って読んでみた。これは何かの前兆か。マクトゥーブ。
0投稿日: 2019.12.15
powered by ブクログ最初から最後まで、何気ない日常と、自分の夢について考えさせてくれる本だった。 ボリュームも多くなく、気軽に読めるのもいい所。 つまらない毎日や、夢を追うことに疲れた人に読んで欲しいなと思う。 僕はクリスタル屋の親父だけど、そういう人生も悪くないんだと思える素敵な一冊。
0投稿日: 2019.12.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
アラブの羊飼いの少年が本当に大切なものとは何かを求めて山から砂漠から長い旅をするはなし。 アルケミストと出会ってからは名言集のよう。 ちょっと聖書っぽい?
0投稿日: 2019.12.04
powered by ブクログ名作!とか感動!とかは読んですぐは感じられませんでしたが、後々、あ、あれはそういうことだったかと気づく、かもしれない。そんなエピソードが各所にありました。 印象的だったのは「何をしていようとも、この地上のすべての人は、世界の歴史の中で中心的な役割を演じている。そして、普通はそれを知らないのだ」という言葉。 すべての人が。 また、心のあるところに宝物もある、というのもも覚えておきたい言葉。
1投稿日: 2019.12.03
powered by ブクログ日本IBM社長紹介で話題! 宝物が隠されているという夢を信じて。旅の出会いと別れのなかで、人生の知恵を学んで行く夢と勇気の物語。
0投稿日: 2019.12.03
powered by ブクログ色々な人に薦められていたけど読んでいなかった本。書かれたのが1988年。もっと古い本だと勘違いしていた。 寓話的なエピソードのようで、こころのあり方について多くの示唆がある。冒険、成長、伴侶との出会い、旅、メンターの存在、などなど。 オーディブルで聴いた。波乗りの往復、昼休みのジムにて10時間。
1投稿日: 2019.11.19
powered by ブクログ夜明けの直前に、最も暗い時間がくる カルロス・ゴーン愛読書 名著「アルケミスト」も最初は売れず 「リーダーはその信念に柔軟性を持ちつつも、固執しなければなりません。最初、周りから理解を得られなくても、時間がたてばわかります。世界的ベストセラーになったブラジル人作家、パウロ・コエーリョの名著『アルケミスト』は1カ月で1冊しか売れず、1年たってもうまくいかず、編集者に『これはダメだ』といわれたそうです。しかし、作者は売れると信じていた。今や世界中で読まれるベストセラーになりました。人生のなかで最も大切なことは、簡単にはいかないのです。皆になかなか認められない。私が07年に『EVの生産を決める』と話したときも批判されて大変でした。しかし、見てください。今、独フォルクスワーゲン(VW)など世界の自動車大手は競ってEVの開発・生産をやっています。信念はかたくなに、そして実行するときは柔軟に動くことが肝要です」
0投稿日: 2019.10.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
新しい職場に向かう満員電車の中でもみくちゃにされながら読んだ。パウロ・コエーリョの著作を読むのはこれが初めて。 なんだかまったり進んで、突然終わる感じ。 サンチャゴ少年(青年?)の、物わかりよすぎる感じに、ちょっとついていけなかったかな。よくそんなすぐ真理的なものにたどり着けるね?っていう。 でも実は、彼が特別だというよりも、本当は僕らが気づいてなかったり、気づいているのに怖くて気づかないふりをしていることに、サンチャゴはいろんな人の導きをもとに、真摯に向き合った結果なのかも、と思ったり。 とはいえ、ところどころにハッとさせられるような言葉がたくさんあった。僕自身は、これを読んでなにかすごく勇気づけられたとかそういうことはなかったけど、印象的だった言葉をいつかまた振り返りたいと思いました。 この本のメッセージとして受け取ったのは、 何かを求めて踏み出すことは、求めるものの分何かを失ってしまうかもしれないという恐怖を伴うものだが、 何かを失ってもなお、大事なものはすでに自分で持っているはずだ、見つけているはずだ、あるいは、必ず見つかるはずだ、ということでした。 モロッコに渡ってすぐ、バーで出会った人にお金を騙し取られてしまうところの絶望感にはしびれた。 それと、砂漠のオアシスの描写が印象に残っている。やはり何か、個人的に砂漠に惹かれるものがあるんだろう。 ==以下、引用== P28. 誰でも若い時は自分の運命を知っているものなのだ。まだ若い頃は、すべてがはっきりしていて、全てが可能だ。夢を見ることも、自分の人生に起こってほしいすべてのことにあこがれることも、恐れない。ところが、時がたつうちに、不思議な力が、自分の運命を実現することは不可能だと、彼らに思い込ませ始めるのだ P28. お前が誰であろうと、何をしていようと、お前が何かを本当にやりたいと思う時は、その望みは宇宙の魂から生まれからなのだ。 P.29 自分の運命を実現することは、人間の唯一の責任なのだ。すべてのことは一つなんだよ。 P.30 結局、人は自分の運命より、他人が羊飼いやパン屋をどう思うかという方が、もっと大切になってしまうのだ P.116 砂丘は風で変わります。でも砂漠は決して変わりません。私たちのお互いに対する愛も変わりません。 - 砂漠は私たちの男を連れてゆきます。そして彼らは、いつも戻ってくるとは限りません。 - 私達はそれを知っていて、それに慣れています。帰らない人は雲の一部になり、谷間に隠れて住む動物の一部になり、地面から湧き出る水の一部になります。彼らはあらゆるものの一部になります。 - 私は自分の夫には、砂丘を作る風のように、自由に歩き回ってほしいのです。 P153. 夢を追求していくと、おまえが今までに得たものをすべて失うかもしれないと、心は恐れているのだ。 - 心を黙らせることはできないからだ。たとえお前が心の言うことを聞かなかった振りをしても、それはお前の中にいつもいて、お前が人生や世界をどう考えているか、くり返し言い続けるものだ - もしおまえが自分の心をよく知っていれば、心はお前に反逆することはできない。なぜならば、お前は心の夢と望みを知り、それにどう対処すればいいか、知っているからだ。お前は自分の心から、決して逃げることはできない。だから、心が言わねばならないことを聞いたほうがいい。そうすれば、不意の反逆を恐れずにすむ。 P.154 「時々私は不満を言うけれど」と心は言った。「私は人の心ですからね。人の心とはそうしたものです。人は、自分の一番大切な夢を追求するのがこわいのです。自分はそれに値しないと感じているか、自分はそれを達成できないと感じているからです」 - 「傷つくのを恐れることは、実際に傷つくことよりつらいものだと、お前の心に言ってやるがよい。夢を追求している時は、心は決して傷つかない。それは、追求の一瞬一瞬が神との出会いであり、永遠との出会いだからだ」 P156. 「なぜ人の心は、夢を追い続けろと言わないのですか?」 「それが心を最も苦しませることだからだ。そして心は苦しみたくないのだ」 P158. お前が自分の内にすばらしい宝物を持っていて、そのことを他人に話したとしても、めったに信じてもらえないものなのだよ。 P163. 鉛や銅や鉄が、それぞれに果たすべき運命をもっていることを、彼らは忘れてしまったのだ。そして、他の者の運命を邪魔するものは、自分の運命を決して発見しはしない。 P179. 私たちが良くなるか悪くなるかによって、私たちの住む世界は良くも悪くもなります。そして、そこで愛の力が役に立つのです。なぜなら、私たちは愛する時、もっと良くなろうと必ず努力するからです。
1投稿日: 2019.10.15
powered by ブクログ誰もが世界最大の嘘を信じている。それは、 人は人生のある時点で、自分に起こることをコントロールできなくなり、宿命により人生を支配される、ということ。 メルキゼデック 何度も心を打ちのめすような困難が立ちふさがっても、友人と錬金術師の導きにも助けられて、自分の心の声に従い続けて夢をつかんだ少年の話。 最後はハッピーエンド。 夢を追うことを忘れてしまう人が多い現代において、自分の心の声に耳を傾け、自分がなにを望むのか、考え続け、実行することの大切さを教えてくれる。
0投稿日: 2019.10.05
powered by ブクログ童話のようなストーリーの中に人生論を展開しているように感じました。子供よりも大人向けだと思います。 少年が旅する中で受けるアドバイスや会得する気付きの中には、自分もどこかで聴いたり、考えたりしたこともありました。 立ち止まって考えてみたいときなどにいい1冊だと思います。
0投稿日: 2019.09.23
powered by ブクログ読み始めて間もなく、サンテグジュペリ『星の王子様さま』を彷彿させるなぁと感じながら読み終えるとまったく同様なことがあとがきにも記載されており少々驚く。 作中に頻繁に出てくる『前兆』は『インスピレーション』と置き換えた方が腑に落ちやすいかもしれない。 下手な自己啓発本を読むなら、このアルケミストを一度読むことをお勧めしたい。 自らの行動・人生を決めるのは、自らを除いてはなく、その行動すべきタイミングは時期を逃すとその重要性を失うものなのである。
3投稿日: 2019.09.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
夜、眠っている時に見る夢。 その夢を信じて、今自分が持っているものすべてを捨てて新しい生き方をすることは、大人には難しい。 貧しい家に育ったサンチャゴは、息子を神父にしてこの生活から抜け出させたいと考えた親のおかげで、神学校で勉強をすることができた。 しかし神父となってひとところに留まるより、いろんな世界を見てみたいと、羊飼いとして遊牧の生活を送る。 両親は反対しなかった。 サンチャゴの気持ちを理解してくれたから。 しかしサンチャゴは、ある晩見た夢、ピラミッドのふもとで彼を待っている宝物を探すために、羊を売って旅をすることにする。 旅は最初から厳しい試練を彼に与え、最後まで命の危険を伴うものだった。 たとえ途中で旅を投げ出したとしても、恥ずかしいことではなかったろう。 サンチャゴは、厳密な意味ではアルケミストではない。 けれど、旅の途中で得た知恵や知識を素直に吸収し、目的に向かって歩き続けた結果が、宝物という形で返って来る。 少年だから成し遂げられる、大人には難しい旅の物語。
0投稿日: 2019.08.26
powered by ブクログ・同じ友人といつも一緒にいると、友人が自分の人生の一部となってしまう。すると、友人は彼を変えたいと思い始める。そして、彼が自分たちの望み通りの人間にならないと、怒りだすのだ。誰も皆、他人がどのような人生を送るべきか、明確な考えを持っているのに、自分の人生については、何も考えを持っていないようだった。 ・まだ若い頃は、全てがはっきりしていて、全てが可能だ。夢を見ることも、時運の人生に起こってほしいすべてのことにあこがれることも、恐れない。ところが時がたつうちに、不思議な力が、自分の運命を実現することは不可能と、彼らに思い込ませ始めるのだ。
0投稿日: 2019.08.18
powered by ブクログ”大連出張から成田への飛行機内で読み始め、帰宅までの道で読了。 読む前は、リーダーシップにまつわる寓話だ、というイメージがあったけど、どちらかというと個人の生き方について考えさせられる話。「前兆」や「大いなる魂」、「心はすべてを知っている」などスピリチュアルなテイストをもちつつも、運命や立命について考え、人生を信じる勇気が湧いてくるストーリー。 このタイミングで出会えてよかった。 <読書メモ> ・「夢見ることをやめてはいけないよ」と年老いた王様は言っていた。「前兆に従ってゆきなさい」 (略) 「おまえが何か欲する時、宇宙全体が協力しておまえを助けてくれるよ」と年老いた王様が言っていた。(p.74-75) ・人がわしに相談に来る時、わしは未来を読んでいるわけではない。未来を推測しているだけだ。未来は神に属している。未来がわかっているのは神様だけだ。神様が未来を明らかにするのは、特別の事情がある場合だけだ。どうやって未来を推測するのかだって?それは現在現れている前兆をもとに見るのだ。秘密は現在に、ここにある。もしおまえが、現在によく注意していれば、おまえは現在をもっと良くすることができる。そして、おまえが現在を良くしさえすれば、将来起こってくることも良くなるのだ。未来のことなど忘れてしまいなさい。(p.122) #らくだ使いが千里眼から聞いた言葉。 ・「どのように砂漠に浸り切ればいいのですか?」 「おまえの心に耳を傾けるのだ。心はすべてを知っている。それは大いなる魂から来て、いつか、そこへ戻ってゆくものだからだ」(p.151) #錬金術師(アルケミスト)と少年の会話。 ★彼は恐れをなくし、オアシスに戻る必要を忘れた。ある日の午後、彼の心が自分は幸せだと行ったからだった。 「時々私は不満を言うけれど」と心は言った。「私は人の心ですからね。人の心とはそうしたものです。人は、自分の一番大切な夢を追求するのがこわいのです。自分はそれに値しないと感じているか、自分をそれを達成できないと感じているからです。永遠に去ってゆく恋人や、楽しいはずだったのにそうならなかった時のことや、見つかったかもしれないのに永久に砂に埋もれた宝物のことなどを考えただけで、人の心はこわくてたまりません。なぜなら、こうしたことが本当に起こると、非常に傷つくからです」(p.154) ★人生は運命を追求する者にとっては、本当に寛大だと少年は思った。(P.196) <きっかけ> Tanakaさんオススメ。色んな所で紹介もされていたが、ようやく購入して読めた。”
0投稿日: 2019.08.15
powered by ブクログこの本は世界で読まれた本ベスト5らしい。話の所々に出てくる教訓めいた言葉がしっくりこなかった。感動したとか印象に残るフレーズとして引用される所を見たけれど、話の中では唐突に感じた。教訓、決めつけられた説教のようにも感じた。中学生や高校生が読んだら、先入観なく、素直に言葉とおり受け止められるのだろうか。
0投稿日: 2019.08.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「何かを強く望めば宇宙のすべてが協力して実現するように助けてくれる」 この言葉がとても印象深く残りました。誰しも心の中に何らか夢を抱いているかと思います。その中でひらすら夢見ている人と、夢に向かって行動を起こす(夢の中に生きる)人とでは大きな差があるのではないでしょうか。サンチャゴは羊飼いの少年として優秀な人でした。おそらく、そのまま羊飼いを続けていても問題なく過ごせていたはずです。しかし、セイラムの王(メルキゼデック)と出会い、夢を実現するために羊飼いを辞め、旅に出ました。エジプトのピラミッドを見るために自分の生業としてきた仕事を捨て、実現できるかも分からない旅に出たのです。なかなか思うようにいかない旅の中で、時には困難な状況に陥って夢を諦めそうになったり、気づかない内に夢を忘れ旅を辞めてしまいそうになったりします。そんな状況に晒されながらもサンチャゴは自分の夢を実現することができました。夢を実現できるかどうかは自分次第です。この本を通して、今まで自分が夢見てきたこと、今自分は何を目指しているのかを改めて考えてみようと思いました。そうすることで私にも前兆が訪れてくるかもしれません。
0投稿日: 2019.05.26
powered by ブクログ生まれた時から運命は決まっていてしかも気づいているのに、歳を重ねるにつれて忘れてしまう この概念はなるほどと思った部分の1つ。 また読みたい本。
0投稿日: 2019.05.06
powered by ブクログ令和、最初に手に取った本は、この本でした。 羊飼いの少年が、スペインから、アフリカ大陸に渡り、夢で見たエジプトのピラミッドで財宝を手にするという。その旅に出るという話しです。ただの冒険ものではなく、自己啓発ものという意味合いが強くて、夢を諦めるな。その夢を叶える為に生きるのは素晴らしいという話しでした。とてもいい本でした。
2投稿日: 2019.05.02
powered by ブクログ「自分の夢や人生を探求して生きるのか、それともそれを諦めて生きるのか?」 行動するしかない。 行動した結果を正解にするのも自分自身。
1投稿日: 2019.04.04
powered by ブクログ前兆=ヒント? を感じられるように あせらず、いそがず、を心がけようと 思いました。 作者も少年と同じように 旅をしたブラジル人らしく、 同じように 自然から何か1つのものを 感じてこの作品ができたのかなー
1投稿日: 2019.02.16
powered by ブクログ本屋で文庫を探していたところ、「これぞ!名作1位」と書かれており、思わず手に取り購入。 物語の展開は、日本人の私からしたら全く異質のもので、広大な草原や砂漠を想像しながら読めて楽しい。 夢を追う主人公の青年がさまざまな人との出会いの中で生きる知恵を学んでいく。ファンタジー要素がやや強い気もするが、その土地ならではの宗教や信仰心もあり、それなりに納得できる。 もっとも心に残ったのは、旅の中で出会った馬使いの男の言葉である。「私は過去にも未来にも生きていない。人生は、今私たちが生きているこの瞬間。」なんともシンプルだが、人生の核心を突いている。夢を見て、夢を追い、未来を期待するが、そんな先のことは誰にもわからない。一つ一つの前兆に気づきながら、今に集中すること。 夢を追う人は是非読んでみてください。
1投稿日: 2019.02.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前兆に注意しながら、今を生きること。そして心の声を聞いて運命を信じること。この歳で読んだからこそ、胸にズンとくる。2年前に読んでいたら、今と全く違う感想を持ったと思う。「僕は他の人と同じなんだ。本当に起こっていることではなく、自分が見たいように世の中を見ていたのだ」「幸福の秘密とは、世界のすべてのすばらしさを味わい、しかもスプーンの油のことを忘れないことだよ」
0投稿日: 2019.01.16
powered by ブクログ本書を読んだタイミング(年齢)が悪かったのか、純粋な物語ではあるのですが、正直面白さを感じ取れないままの読了となってしまいました。。。 オッサンとなった今でなく、自分の人生哲学がかなりあやふやだったころに出会って読みたかった一冊でした。
0投稿日: 2019.01.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
親切な、「星の王子さま」が第一印象。 前兆に従うこと、 ビギナーズラックで無いが、この世の全てが 自分を支援してくれることがあること。 後悔先に立たず。 信じて進んでみようと感じた。
0投稿日: 2019.01.03
powered by ブクログ深い意味を持つ話である。 けれども、そこがどこか漠然として感じられた。 それは、まだ私が人生というものを知らなくて、周りに流されながらも夢を持つような経験をしていないからかもしれない。 人生に悩んだ時、もう一度読み直したいなあ、 でも、訳があんまりしっくりとこなかった。 和訳という感じが否めず、情景や感情の繊細な部分が表現できていないように感じた。
0投稿日: 2018.12.21
powered by ブクログこれは人生のどの時点で読むかで印象がまるで変わる本だと思う。運命を知って実現しようとする人、他人の評価を気にして運命の追及をあきらめる人、運命を追求しないことの言い訳を常に考える人、運命を非現実的と考える人の対比。舞台のほとんどは北アフリカのアラブ人世界だが、聖書のモチーフがあちこちに散らばる。
0投稿日: 2018.12.13
powered by ブクログ夢を追い続けることがいかに大事かを教えてくれた本。旅の中でざまざまな人と出会う。 その人たちの助言や、言葉が少年を導いていく。アクシデントにも見舞われるが、くじけず何度も立ち上がる少年。 全ては宇宙の言葉というのが印象的で、どんなものにも自分が追い求めているものの前兆が書かれているというのが刺激的だった。 最後の盗賊からの言葉で少年がピラミッドと向き合い笑うところがたまらなかった。 遠回りだようだが、この遠回りがいかに大事だったかが本を読むことでわかった。自分の人生にも通ずる話だった
0投稿日: 2018.12.12
powered by ブクログ読みながらこれ書いた人は絶対旅の経験がある人だろうなって思ってたら本当にそうだった。また絶対に読むと思う。
0投稿日: 2018.11.24
powered by ブクログ名作と言われ、読んだ人誰もが高評価。 果たして、自分は何を感じるのかなどと考えて 手に取った一冊。 正直言って、評価が難しい。 夢を求めて冒険に挑む少年の心と姿は確かに 清清しい。読みながら十分に入っていけた。 ただ、夢に向かうにはそれだけでいいのか、 負うべきリスクがないんじゃないか、などと 若干あまのじゃく的な感想を持ってしまった のも事実。 もう少し心が穏やかなときに読み直してみたい と思う。
0投稿日: 2018.11.18
powered by ブクログ夢を追うことは大切だという話。勇気はもらえるかもしれないが、ロジック、説得力は皆無。スピリチュアル小説というのね。私には合わなかった。
0投稿日: 2018.11.16
powered by ブクログ電子書籍で一度読んでいましたが、大変良い本だったので文庫本で買ってもう一度読んだ。夢を持っていますか?
0投稿日: 2018.10.13
powered by ブクログたまたまネット上で見た "I love you because the entire universe conspired to help me find you." という言葉が、なんともこう、心を鷲掴みにしてきたもんですから 気になって本編を読んでみました。 非常に短く、童話のような小説ですが アフォリズムがそこかしこに散りばめられていて (もう、いい言葉がたくさんありすぎて線だらけになったよ…) 誰が読んでも、どこかでハッとさせられる場面に出会えるのではないかと思います。 でも特に、「これから新しいことを始める人」には読んで欲しいかも。 自らの意志で新しいことに挑戦する人も たまたま新しい環境に放り込まれてしまった人も すごく勇気付けられるような気がします。 それから、「今やっていることに迷いがある人」にもオススメ。 仕事や人間関係などに行き詰っていたり、 何か目標を掲げて努力していても成果が見えなかったり、 どうも気分が落ち込むんだよね、って人は是非。 示唆に富んでいるので、次へのステップのヒントになるかもしれません。 なんにせよ、「前を見る以外に道がない」時に何度でも読み返したい1冊。
0投稿日: 2018.10.08
powered by ブクログパウロ・コエーリョの名作。 夢を生きることの大切さを思い出させてくれる大人のための童話。 ビジョンの重要性は多くのビジネス書でも説かれている中で、本書の印象は夢に向かうプロセスにあった。 極端ではあるが、直感や日常の中に気付きを得ようとする姿勢は大切だなと。 以下、印象的な一文の引用とそれに対する解釈。 > 人生で簡単に見えるものが、実は最も非凡なんだよ。賢い人間だけがそれを理解できるのさ。わしは賢い人間ではないから、何か技術を学ばなければならなかったのだよ。手相を読む技術とかをね。 夢の実現のために、技術を学ぶことを賢いことではないと言っている。多くの人間は行動を起こさずに理由をつけて遠回りをしている。 > 「これからおまえがやっていくことはたった一つしかない。それ以外はないということを忘れないように。そして前兆の語る言葉を忘れてはいけない。特に、運命に最後まで従うことを忘れずにな。」 夢の実現のために必要なことは、心の声を聞くこと。また、聞くために研ぎ澄ますこと。 > 僕は本当は十年も前に始められたことを、今やり始めたのだ。二十年間も待たなかっただけ、少なくとも僕は幸せだよ 今始めることの重要さ。(言い訳を許してくれない。笑)
0投稿日: 2018.10.03
powered by ブクログアルケミスト 2回目だが、前回より理解出来たと思う。 この本を読んで一番感じた事。それは、「自分の心の声に耳を傾ける事」。多分生きてる人みんなに心の声が聞こえているはず。ただ、大抵のひとがそれに気づかぬ振りをして、周りに流される道を選ぶ。だからそのうち心の声は無くなってしまう。私の心の声はなんだろう。問いかけたらどんな答えが返ってくるんだろう。「何がやりたいの?」「子ども」私の心の声はそう答える。けどそれに気づかぬ振りをして、無視し続ける自分がいるんだ。その結果、やりたいことがわからない、といつも嘆いている。答えはすぐそこに、自分の中にあるのに。サンチャゴは心の声と対話し、その言葉を信じ、夢を信じ、行動した。それが遠回り道になろうと、それは結局夢を叶えるために全世界が協力して、そうなるようになっていたんだ。運命とは言いたくないけど、きっと全てはなるようにしてなってるんだ。 でもやっぱり大いなる魂はいまいち理解できなかったような、、、笑 ・大いなる魂 ・過去の教訓と未来の夢と共に今を生きたいと思った。 ・勇気こそ大いなる言葉を理解するために最も必要な資質
0投稿日: 2018.09.30
powered by ブクログ所謂引き寄せの法則を体現しており、幸せは身近なところにあるということを教えてくれる本でした。チャンスの予兆を見逃さないようアンテナを張らないといけないという教えが印象に残りました。
0投稿日: 2018.09.17
powered by ブクログ数年前に買って、途中で飽きて放置していました。 数年ぶりに始めから読み直しました。 今回は何事もなくスイスイ読めました。 哲学的……。 錬金術師に会ってからが結構好き。 大事なものは何気にすぐそばにあるけど、夢を追うことも追い続ける気持ちも、夢中になった時間も、経験は全て無駄はなく尊いものなんだよなと感じられる。 夢を追うっていいよな。
1投稿日: 2018.09.17
powered by ブクログとてもよかった。 夢を追う時は、全世界が味方をしてくれている。 前兆を聞き逃さないように注意し続ける限り、夢に近づくことができる。 ビギナーズラックは必ずあり、そのあとの困難を乗り越えることができるかどうかで、夢を実現できるか、あきらめるか決まる。 夢を追求していくと、今までに得たものを失うかもしれないと恐れ始める。 傷つくことを恐れることは実際に傷つくよりもつらいもの。 夢を探求しているときは心は決して傷つかない。 それは追求の一瞬一瞬が神との出会いであり、永遠との出会いだからだ。 一瞬一瞬が宝物を見つけるという夢の一部だから。 夢が実現する前に、大いなる魂は途中で学んだことをテストする。それは学んだことを自分のためにするため。多くの人はここで諦めてしまう。 若いころはすべてがはっきりしていてすべてが可能。 しかし、時が経つにつれて不思議な力が自分の運命を実現することは不可能だと思い込ませ始める。 人は自分の運命よりも、他人が羊飼いやパン屋をどう思うかという方がもっと大切になってしまう。 幸福の秘密は世界の素晴らしさを味わい、しかも一番自分に近い大切なものを大切にすること
1投稿日: 2018.08.29
powered by ブクログ8/21-8/26 夢を追い続けることが大事だという話。途中、困難もあることを優しく伝えてくれる作品。
0投稿日: 2018.08.26
powered by ブクログ夢を諦めずに追い続け、旅をする少年の話。 他人から見たら、自分の夢は笑われてしまうかもしれない。それでも追い続けることの大切さを感じた。 夢を叶えるために多くの犠牲が生じる可能性がある。それでも夢を信じ続けることによって夢が叶う。
0投稿日: 2018.08.15
powered by ブクログ2018/7/28 本は読む時期によって印象が変わる。本が変わったのではなく、ボクが変わったのだ。1998年7月に読んでいる。ちょうど20年前。変わらない方がおかしいね。今回印象的だったのは「何をしていようとも、この地上のすべての人は、世界の歴史の中で中心的な役割を演じている。そして、普通はそれを知らないのだ」という一節。
0投稿日: 2018.07.28
powered by ブクログなんとなくだけれど、英語で読んだ時のほうがしっくりときた気がする。 やはり、スワハムの行商人の話を思い出す。 全てを手に入れるあたりが、なんとなく、都合いいよなあ、と感じてしまう。 励ましの文学。
0投稿日: 2018.07.14
powered by ブクログ1994年に単行本で刊行された話題の書。 2000年前後に挑戦したが挫折したので再読。内容がすいすい頭に入った。当時、かなり退屈だと思っていたファンタジー風味がこころに染みる。とても穏やかな気持ちにさせられた本。 人生の知恵とはなにか。 生きるのに疲れたら。 忘れた頃に読み直したい。
1投稿日: 2018.06.23
powered by ブクログ夢のお告げを信じて、 アンダルシアからエジプトのピラミッドまで旅をする少年の物語。 これはたぶん、量子論のコペンハーゲン解釈を つきつめて考えた知見を下敷きにして 作り上げられた物語だと思う。 本作で重要な、さまざまな「前兆」だとか、 そういったものを確率統計の考え方で処理せずに、 意味のあることとしてとらえ、 でもそれを病的や狂気的なものにならないように そういった領域から回避して物語を編んだあたりにすごさがあります。 そしてそれは、スピリチュアルと呼ばれる視座のようです。 僕はスピリチュアルってよく知らないし、 あやしげなものだというイメージを持っていたりもしますが、 科学的な深さを持つイメージを、 科学の言葉を使わずに語ってみるという手法、 それも古代からの人間の感覚的な知恵や知識と繋げてみるやり方で 本書はつくられているように見受けられて、 そこはおもしろいなと思いました。 面白くて、不思議で、 ある意味「狂気だ!」と振り捨ててしまいたくもなって、 でも運を運ぶものだったりもして、 取り扱い以前にそれをどうとらえるかが本当にぶれる、 そういったものを取り扱っているのがこの『アルケミスト』。 本書の中ではぶれてないけれど、 神が死んだ現代に生きる者の実生活ではぶれるものを扱っています。 アルケミストは錬金術師という意味ですが、 単純に金を作成する術をする者という狭義の錬金術師ではなく、 世界を知るものみたいな意味での広義の錬金術師として描かれています。 さすが、世界的ベストセラーだけあり、 うまく頭と心をくすぐってきます。 それも、シンクロニシティなどの不思議な経験に ポジティブな意味を与えるのですからなおのこと、 そういった種類の物事に興味があったり、 自分の人生にでそういうのがあって気になっていたりする人の 心をぐっと捉える作品なのではないかなと思います。 フィクションなんだけれど、 まるで啓発するかのように読めてしまうのが、 ちょっと楽しくも怖いところでもあります。 考え方が固まっていないうちに読むと、 感化されてしまかもしれないですねえ。 でも、おもしろい。 ただ、ラストは僕的にはちょっと残念です。 中盤からラスト近くまでの盛り上がりには圧倒されましたが。
1投稿日: 2018.06.21
powered by ブクログブラジル出身のパウロ・コエーリョ作の小説。 この本をただの小説として読むのは惜しいです。 現代に生きる私たちにとって、大切にすべき価値観などが、この作品にはふんだんに盛り込まれています。 自己啓発本としても読み応えがあります。 例えば、「行動しなければ、何も生まれない、まず行動する事が大切」という事がエピソードとして織り込まれていたり、小説を楽しみつつ、たくさんの事をこの本から吸収できる、とても良い作品だと思います。
0投稿日: 2018.06.14
powered by ブクログ中学生か高校生の時によんで、いかにもキリスト教的な、一元的なものの見方にひどく憤ったのを覚えている。今読めばまた違うのだろうか。
0投稿日: 2018.06.11
powered by ブクログ20代に読んだ記憶があって、うっすらと記憶の片隅にどんな物語かは残っているが。こんなにも自己啓発本ちっくな中身だったかと。は、さておき。羊飼いのサンチャゴが宝物を探す旅の物語。騙されたり、盗まれたり。悪いことも起きるが、宝物を探すという目的のために様々なミッションをクリアしていくRPGみたいな物語。「私は今だけにしか興味を持っていません」人を羨んだり、恨んだりしている暇があったら、ただひたすら目的を見失わずに前に進むしかない。
0投稿日: 2018.06.10
powered by ブクログ残念ながら途中で断念しました 文章が分かりにくくて、内容が入ってこなかったのです とても多くの人に推薦されているし、きっと良い本なのだろけど! 原文で読めたらよかったかもしれません ギブアップ〜(ほしみっつ〜のトーンで)
0投稿日: 2018.06.08
powered by ブクログ「他の錬金術師が金を作ろうとしても作れなかったのは、何がまちがっていたのですか?」「彼らはただ金だけを探しているのだ」「彼らは自分たちの運命の宝物だけを求めていて、実際に運命を生きたいとは思っていないのだ」 ピラミッドのそばには宝物が眠っている。 そんな不思議な夢を見たアンダルシアの羊飼い少年サンチャゴは、海を越え、砂漠を渡り、ピラミッドを目指す旅に出る。 羊をすべて売り、そのお金をもって最初に訪れた街で、最初に友人となった少年に裏切られ、所持金すべてを失い途方に暮れるサンチャゴ。 そんな彼の前に“王”を名乗る老人が現れ、運命を指し示す――。 結局宝物は羊飼いの近くにあり、旅は一見、「宝物を得る」という目的のためには遠回りといえるものに見える。 しかしサンチャゴは長く、時に辛苦をなめる旅の間に世界の広さを知り、善悪様々な人と出会い、多くの経験を積んだ。 それが、サンチャゴや誰にとっても、宝物を得るために必要な過程であるとしたら。その「旅」こそ、「運命を生きる」という意味であるとしたら。 夢を追い続けることに意味はあるのか? 幸せな人生とはなんだろう? そんな、誰もが一度は考える素朴な疑問を、サンチャゴの旅と共に考えてみてはどうか。 今の選択に迷う人、未来に悩む人、ぜひ読んで欲しい。
0投稿日: 2018.06.06
powered by ブクログ山行のお供にと、薄い冊子の文庫本を探していて本書に巡り合いました。 自身の人生観をすっかりと変えてしまった映画に出会ったかのような、そんな錯覚を受けました。文章を追っていたはずなのに、脳裏では悠久の砂漠の海が広がっていました。 もう本作にいまさら説明は必要ありません。一歩を踏み出したい時、その一歩に躊躇してしまっている時、その一歩すら踏み出せず立ち止まっている時でも、この本はきっと、それぞれの人々に「きっかけ」を与え、その背中を軽く押してくれることでしょう。 これから成長しようとする若い世代に心底読んでほしいなと願う名作ですが、一番手に取るべきなのは、自分自身というダイヤの原石を日々の生活で擦り減らして色褪せている疲れた社会人にこそ読むべき価値のある本だと思うのです。 http://chivalryblog.com/2018/06/04/
1投稿日: 2018.06.04
powered by ブクログ世界一周中に読んでいた! そしたら心得ておかなければならないことばかり 書かれていた! 何度も読み返せる長さで、 内容も分かりやすくて冒険ものとしても楽しめる! 1度読んだ人ならセリフの部分だけを 読んでも重要なところを押さえられるし、 1時間かからなかった! 旅が終わってからも時折読みたい作品!
1投稿日: 2018.05.26
powered by ブクログ「宝物を見つけるためには、前兆に従って行かなくてはならない。神様がおまえのために残してくれた前兆を、読んでゆくだけでいいのだ」みたいなセリフがふんだんに散りばめられたファンタジー。物語としては尻すぼみな感じがした。
0投稿日: 2018.05.26
powered by ブクログ夢を信じること,その難しさとその難解さを体現していく少年. 冒険ファンタジーにリアリティを含ませた何かです, 夢を追ったすべての人に響く悲しくも楽しい最高の本です. 夢敗れた方は,切なさにご注意を.
0投稿日: 2018.04.04
powered by ブクログ哲学小説.少年が夢を諦めずに旅する物語.何度もピラミッドまで行かずに帰ろうとするがその度に地球のおおいなる意志が働き前兆が現れ,王様や錬金術師が登場し助けられて進んでいくその過程の心の動きを見つめたもの.とても瑞々しい静謐な気持ちになる.
1投稿日: 2018.03.23
powered by ブクログ世界には自分ではどうしようもない存在があり、それを肌で心で感じることで、人は決心することができ、運命に導かれることができる、ということを伝えてくれている気がした。自分の在り方に疑問を持ったときに読み返したいと思う。
0投稿日: 2018.03.22
powered by ブクログとても不思議な感覚になる本。 ぜひ、読んでみてください。小さい頃は誰しもこんな感覚になることが多かったのでは? 子供の頃の夢はなんでしたか? 何に希望を持ち、何をするときワクワクしていましたか? いつあなたは夢を追うことを諦めましたか? なぜ、現実は厳しい、実現は不可能だとおもいましたか? これから、あなたはどんな人生を送りたいですか?あなたにとっての幸せとは? そんなワクワクを感じさせてくれる本です。 世の中で大切だと言われていることが、ぎゅっと詰まった不思議な物語です。ありそうで、なさそうで、ありそうな。フィクションだかノンフィクションだかの素敵なお話です。
0投稿日: 2018.03.18
powered by ブクログとても静かな物語だった。それが読み終わった直後の感想である。 本書は羊飼いの少年・サンチャゴが、錬金術師の導きと旅の様々な出会いと別れの中で、人生の知恵を学んでいく物語である。 だからと言って抹香臭いわけではなく、実に淡々とした物語である。 錬金術師が導くとはいうが、巨万の富を得る方法を知るわけではない。サンチャゴが教えられるのは、自分以外のモノが自分を導く声を聴くこと。 我々の身の回りにある数多のモノは、我々が成し遂げたいことを助けるために声をあげている。その声を聴くことが、人生を成功させるカギである。 錬金術師はその声を聴くことを知っているのだ。 国語の教科書に載せるべき物語。
1投稿日: 2018.03.16
powered by ブクログ“一番好きな本は?”って聞かれたらとっても、とっても、迷うけど。無人島に一冊だけ本が持っていけるなら、この本だと思っています。
2投稿日: 2018.03.10
powered by ブクログ知人に薦められて読みました。 羊飼いの少年が夢で見た宝物を追い求めて旅をするのが基本的な物語なのですが、そこかしこに出てくる言葉「前兆」がキーワードとなる物語ではないかなと思いました。 友人はこの本を読んでいたので、アフリカでサファリ体験をしていた時にハゲタカの群れを見て物事の「前兆」について実感したんだとか。 物語を要約し、すごく単純な言葉で表すと「夢を信じて追いかけれていれば必ず叶う」ということ。 幾度もの困難に遭い、心の声を聞き、悩み、歩んでいく少年の姿は現在の日本に生きる私たちにハッとさせてくれる何かを感じずにはいられません。人生にはいくつもの分かれ道があって、選択をして進んでいくわけですが、それが当初思い描いていた道とは違う道に進むことなんてザラにあります。 内なる声に耳を傾けるなんていうのは、簡単に聞こえますがすごく難しいことで、自分にまっすぐに突き進んでいくのは決して容易なことではありません。 ちょうど転職の時期と重なっている私には、重なるところも多々あり、考えながら読み進めていきました。 人生の中で前兆を感じ取ったことはハッキリとはないのですが、「もしかしたら…」という野生の勘を働かせたりすることはあるので、今後は意識して前兆を感じ取れたら面白いんじゃないかなと思ったりしました。
1投稿日: 2018.02.20
powered by ブクログ砂漠、風、太陽。それらの声に耳を傾ける。それは鳥や虫や自身の心からも同様に聞こえてくる声。そこから予兆を知る。旅の中に予兆があり、予兆の中に旅がある。それが宇宙と繋がり宇宙もまた個と繋がる。う〜ん、壮大だ。世の中は壮大で美しい。
0投稿日: 2018.02.17
powered by ブクログ星の王子様のような童話と人生の大切なことを混ぜ合わせたような本。 目標を持って進む人へは宇宙のすべてのものが協力してくれるという真理を元に少年が世界の仕組みを学びながら旅をし、決断していく物語。 すごく本質的なことが書かれているのだけど読む時期を誤ったか心に残るものはなかった。
0投稿日: 2018.02.05
powered by ブクログどこかでおすすめされていたので読んでみたいな~・・と思いはや数年、ようやく読了しました。 全体的には「夢を諦めずに追い求め続けることの大切さ」を伝える趣旨なのですが、私にとって一番印象的だったのは、いくつかの登場人物に投影される様々なタイプの人生の縮図。 夢を持ち続けているのに、怖れから夢の一歩を踏み出せない人。かつては夢を追いかけていたものの、途中で壁に阻まれてそのまま諦めてしまった人など。。 誰でもどこかの登場人物に自分を投影できるのではないかと思いました。 何かを達成しようとする時、だれでも壁に阻まれることがあると思います。でも、そこで踏ん張れるか踏ん張れないか、それで先の未来が左右されるということを改めて実感しました。最後のシーンは特にその象徴だと思います。 何かに夢中になりたい人、実現したい道の途中で進むことを迷ってしまいそうな人におすすめの本でした。
0投稿日: 2018.02.04
powered by ブクログ「人生の偶然の必然」について示唆をもらえる書。たぶん自分の生き方の方針が定まらない年齢に読むと、とてもいい本だと思いました。
2投稿日: 2018.02.03
powered by ブクログスピリチュアルの教科書的な本かな。 文学的要素は見つけられず、期待していたほど感慨深いわけでもなく。 最後は「おぉ!」となったけれど。
0投稿日: 2018.02.01
powered by ブクログ期待していたほどワクワクできなかったし、新しい哲学を見出すこともできなかった。これは完全に、わたしの中にあるネガティブなモヨモヨのせいだろうと思う。 また元気な時に読んだら印象が変わるだろうか?
0投稿日: 2018.01.30
powered by ブクログ大切なことが沢山埋まっている本。一度読んだだけでは、全然掘り起こすことができない。これから何度も何度も読み直すだろう。
0投稿日: 2018.01.26
powered by ブクログ宝物を探すためにエジプトへ旅をする。という目的も明確でページ数も多くないから海外文学の中でも割と読みやすかったけど、どうも世界観や考え方が私には合わなくて読んでいても「胡散臭いなぁ……」なんて思ってしまった。 今までの自分の生活や慣れ親しんだ街を置き去りにして、こんなにも大胆な行動ができるくらい、夢中になれる夢や目標って凄い。
0投稿日: 2018.01.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
世界的なベストセラーになった本で、世界11言語で翻訳されているそう。 読んでみたけれど、私にはなぜベストセラーなのか理解できず。私には文芸作品を楽しむ素養がないのかもしれない。
0投稿日: 2018.01.09
powered by ブクログ2018年1月3日読了。 「ベロニカは死ぬことにした」がとてもおもしろく興味を持ったため。 羊飼いの少年が夢を求めて旅をする物語。 文章自体が読みやすく、言いたいこともストンと腑に落ちる感じがあり、読んでいて楽しい。話自体もおとぎ話を読んでいるような感がありとても好き。
0投稿日: 2018.01.03
powered by ブクログ浪人期の勉強がてらに洋書で読了した。勿論、節々に分からない部分はあるがニュアンス等は理解できた。孤独な状況に置かれていた自分に強く響くメッセージが多々あった。何度も読み返した一冊。
0投稿日: 2017.12.30
powered by ブクログ尊敬する上司から薦められて読みました。自分が本当にやりたいことがやれていない、疑問を感じている、その他人生で悩んでいる人に是非読んでほしいです。子供の頃のような純粋な気持ちを思い出しました。
1投稿日: 2017.12.28
powered by ブクログ健全な神秘主義的世界観で描かれた物語。大切なものをみつめ、追い求める者を描いた物語。エンデにも通じる、いいはなしだと思う。適切な比喩を用いて描かれていてわかりやすい。それを物質的ではなく、精神的に理解するように描かれていていい。シュタイナー的世界観にも通じていると個人的には思う。世の中には、こういう物語がもういくつか必要だと思う。流行った時には読んでなかったけどとても素晴らしい物語だと思った。
0投稿日: 2017.12.18
powered by ブクログ面白かったけど、最後のほうで少年が色んなものと話をしだすのがちょっとついていけなかった。 含蓄に富んだ文章がとても多く、児童文学として読めば面白いのかもしれないけど、前兆とか、大いなる魂とか、夢とか、自己啓発感が強くて後半ややうんざりした。
0投稿日: 2017.12.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
強く望むものには、前兆が見える。 この言葉を強く意識した小説のように感じた。 現実には、そううまくいくかわからない。 ただ、前兆をうまく逃さないことが大事。 小説内容としては、ファンタシーな部分や、アッラーといった宗教的な部分があるため、なかなか理解しずらい部分もあった。 世界中でベストセラーになっていることから購読してみたが、日本訳に違和感を感じたため、英文で次回は読んでみたい。(原文は英語ではないが。)
0投稿日: 2017.10.22
powered by ブクログ本作品の主人公は錬金術師(アルケミスト)ではない。 旅好きの,一人の羊飼いの少年の物語である。 少年はある夢を見た。同じ夢を二回も。 それはエジプトのピラミッドに行けば,そこに隠された宝物を発見できるだろうというものだった。 羊と宝物との間で迷う少年。そんな時に出会ったある老人の言葉をきっかけに,少年はスペインのアンダルシアの平原からエジプトのピラミッドへと長い旅に出かけた。 旅の途中,少年は色んな人と出会う。 泥棒に金を盗られ,クリスタル商人のもとで働き,砂漠では錬金術師を目指すイギリス人に会い,オアシスでは運命の人と出逢う。 少年は彼らから多くのことを学んだ。そして,それよりも多くのことを自然から学んだ。 錬金術師は物語の後半になってようやく登場する。 彼は決して多くは語らず,それでいて彼の言葉は重く,深みを帯びていた。 「傷つくのを恐れることは,実際に傷つくよりもつらいものだと,おまえの心に言ってやるのがよい。夢を追求している時は,心は決して傷つかない」 羊飼いの少年同様,私も多くのことを彼から教わった。この物語は著者パウロ・コエーリョの紀行体験がもとになっているらしい。先が見えず,これからどう歩んでいこうかと幾度なく思い悩むこの頃。今この時に,自分がこの本と出会えたことに感謝したい。
7投稿日: 2017.09.10
powered by ブクログ登録していてびっくりしたが、こんなに読者がいる本だったとは。今まで知らなかった本だが、なんかで話題になったのかな? 羊飼いの少年が大いなる意志を感じ、エジプトのピラミッドへ宝を探しに行く話。いわんとしていることは分からないでもないが、いまいちピントは来なかったな。だが、やはり人にはそれぞれ使命が有るが、心の壁などでその使命に気付け無い人が多い、自分の使命に気づき、それを全うするのが産まれてきた意義だと言う事は分かる。私も、兆候やお告げをスルーしまくって今に至るのだろうな、今からでも間に合うかな?と思う。 #私をリーダーに導いた250冊
1投稿日: 2017.09.06
powered by ブクログ良い言葉が多くて人生のヒントがいっぱい転がっていると感じた。以下、雑多にですが本文より読みながら拾ったパワーワード。 愛とは砂漠のように動かないものではなく、風のように動き回ることでもなく遠くから見守ってるものでもない、大いなる魂を変え、より良いものにする力 傷つくのを恐れるのは実際傷つくよりつらいもの 学ぶ方法は1つしかない、行動を通して 風に乗せてキスを送り、その風が少年のほほに触れて欲しい 人は愛されるから愛される 愛に理由はいらない ラクダは裏切る、疲れないのに突然ひざまづいて死んじゃう、馬は少しずつ疲れる 男はいつも未来に基づいて人生を生きている 世界中で話されていることばの最も重要な部分 すべての人が心で理解できる言葉 愛 人生はパーティ 過去の教訓と未来の夢とともに今を生きる 人は誰でもその人の学び方がある 人は自分の運命のり、他人が羊飼いやパン屋をどう思うかという方がもっと大切になってしまう 自分を縛っているのは自分だけ スプーンの油を忘れずに世界のすばらしさを味わう 本当に起こっていることではなく、自分が見たいように世の中を見ている メッカには決して行かない、そうしたいと一生想う
2投稿日: 2017.08.21
powered by ブクログ羊飼いの青年がエジプトにあるとされる財宝を目指して旅をしていく過程でクリスタル商人の下でのバイトや人に騙されたりといった経験を通じて人間的な成長を遂げて本当に大切な宝のありかを突き止める。
1投稿日: 2017.08.20
