
総合評価
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powered by ブクログ自己啓発書を読み漁る中で本書にたどり着きました。 自分としては、数年ぶりに読みきった物語系の本です。 以下感想。 人生って何だっけ、何のために生きてるんだっけ、 などの普段考えていない大切なことを思い出させる本。 あえて思い出させてくれる、とは書かない。 パン屋の主人の気持ちも鑑みて(笑) 最後のオチも非常に好き。 私が自分の中で作ってたチンケな予想を綺麗に、 すごくすっきりとした形で裏切ってくれてとても爽快でした。 すべての人生を肯定しながら、 それでも諭してくれるような優しさ溢れる本でした。 自分の心の声、忘れないで生きていかなければ。 余談ですが、後書きに「星の王子様」と並び称される、 と書かれていて非常にびっくり。そこまで有名な本だったのね。
0投稿日: 2010.10.23
powered by ブクログ夢をあきらめずに追い続けること。 と書いてしまうととても言い尽くされたある意味陳腐化した言葉だけど そのことがジワリジワリとしみいるように物語られる。 この後の日々はもう淡々と進んでいめていくだけの感覚でいた私のなまけた気持ちをボッコボコに打ちのめされて胸がギュっとなった。 まだがんばれるのかな、私。
0投稿日: 2010.10.17
powered by ブクログ星の王子様に似た雰囲気の、「夢」を持ち続けることの重要性を教えてくれる本作は是非中高生くらいのうちに読んでもらいたい。 分量も軽いし、表現も素敵なフレーズが盛りだくさん。後半はやや難解になってくるが、そこもまた一興。 夢も希望も無い大人にはなりたくないし、誰にもそうなってほしくないですね。 本作は世界中で読まれており、愛されている作品ですが、それにたがわぬ素晴らしい作品だと思った。
0投稿日: 2010.10.13
powered by ブクログアルケミストという題名から、哲学風の物語かと思っていたが、夢を追うことのファンタジーだった。最後の結末がなかなかおもしろかった
0投稿日: 2010.10.11
powered by ブクログ自分が今まで読んだ本の中でトップ3に入る作品です。 読み終わった後には内から溢れてくる嬉しさと希望は今まで経験したことのない感情でした。 自己啓発本とも言えますが、よくあるその手の類とは違う深さがあり、これからも何回も繰り返して読んでいきたいと思います。
0投稿日: 2010.10.08
powered by ブクログ2010.9.28 「お前が現在を良くしさえすれば、将来起こってくることも良くなるのだ」 「傷つくのを恐れることは、実際に傷つくことよりも辛いものだ」 僕の心はなんて言っている?
0投稿日: 2010.09.28
powered by ブクログ角川の夏の文庫フェアに誘われてみた(笑) もっと若い時に読んでおきたかったなと思ったり、そんなこと10年前からわかってたけど、今の自分にしかなれなかったんだよと思ったり。
0投稿日: 2010.09.23
powered by ブクログ人にはそれぞれの学び方があるけれど、最終的にはその学びを実際に使わなければ意味が無いと感じさせる本だった。私は基本的に主人公と同じように色々な事を経験しながら学ぶ人間なので、この本を読むともっと色々な所に出かけて経験をしていきたいと思った。もし、何かに失敗をして引きこもりがちになってしまった時にこの本を読むとどこかに出かけ見ようと思えるかもしれない。
0投稿日: 2010.09.17
powered by ブクログやはり名作。 人には誰でも岐路があり、迷いがあり、師がいて、旅がある。 ガルシアマルケスの「百年の孤独」に近くて遠い。 でも不思議に共通点を感じるのは民族的血の匂いのせいなのか。
0投稿日: 2010.09.12
powered by ブクログ自分の夢について考えていたときに、会うべくして出会った本。 自分の心に耳を傾けることが今までの自分に足りなかった部分だと思う。 今はまだ夢の途中。 前兆と錬金術師のレッスンに従って、夢が実現するのをたのしみたい。
0投稿日: 2010.09.12
powered by ブクログ初めてちゃんと読んだ本。確か小学生のころ読書感想文を書くために。 夢のある話でかなり楽しく読めた。
0投稿日: 2010.09.09
powered by ブクログ皆さんが書いているような感動は無く読了後は頭の中に【???】が3つ・・・あのオチの説明を誰かしてください(アセ。。。 でも読みながら何か胸が熱くなる本でした。きっと大切な何かがそこにはあったのかな。前兆ってやつかな!☆3つ
0投稿日: 2010.08.30
powered by ブクログ旅する少年は、向かう先で辛い目にも幸せにもなれた、様々な人に会いその度に少年は学んだ、その全てを素直に受け入れた少年の純粋な気持ちを愛おしく感じました。人間の大切なことが書いてあります。
0投稿日: 2010.08.26
powered by ブクログ少年は、目的のために旅に出ます。 途中いろいろな人と出会い、富や名声を手にすることもあります。 しかし、少年はそれらを手放し目的のために旅を続けます。 そして、その目的のあった場所は・・・ 自分の人生に置き換えて読む。現状のままで満足していませんか?
0投稿日: 2010.08.26
powered by ブクログ羊飼いの少年サンチャゴは、アンダルシアの平原からエジプトにむけて旅に出る。 少年はアルケミストの導きと旅のさまざまな出会いと別れのなかで、人生の知恵を学んでいく。
0投稿日: 2010.08.17
powered by ブクログ2014年66冊目。(再読) パウロ・コエーリョ氏の世界的ベストセラー。 エジプトに眠るという宝物を求めて羊飼いを辞めて夢を追う少年の物語。 一心本気で自分の夢・運命を追い求める時、宇宙の力が味方をし、目の前に様々な前兆が現れる。 それを素直に辿りさえすれば、夢へと自分を導いてくれる。 そのことを、それを諦めてしまった人物や、主人公に降り掛かる試練との対比の中で鮮やかに描いている。 いつも勇気をくれる素晴らしい一冊。 ==================== 2010年度14冊目。(初読)
0投稿日: 2010.08.12
powered by ブクログ星の王子様が引き合いとして出されていた作品。 つい考えさせられてしまうようなフレーズがいくつもあり、それが魅力だと思っています。 オリジナルはスペイン語。 「どこの誰が訳してるかわからんようなもん読めるか!」と思われてる方は、まずスペイン語を勉強しましょう。そのあと、パウロ・コエーリョが選んだ言葉ひとつひとつを噛みしめながら読めばいいと思います★ では(*´ω`*)
0投稿日: 2010.08.09
powered by ブクログ(Amazonより引用) 羊飼いの少年サンチャゴは、 アンダルシアの平原からエジプトのピラミッドに向けて旅に出た。そこに、彼を待つ宝物が隠されているという夢を信じて。 長い時間を共に過ごした羊たちを売り、 アフリカの砂漠を越えて少年はピラミッドを目指す。 「何かを強く望めば宇宙のすべてが協力して実現するように助けてくれる」 「前兆に従うこと」 少年は、錬金術師の導きと旅のさまざまな出会いと別れのなかで、人生の知恵を学んで行く。 欧米をはじめ世界中でベストセラーとなった夢と勇気の物語。 この本を読むと 「夢を持つこと」 「その夢を思い続けること」 の大切さを感じる。 読後感がよく、自分も頑張ろうと気持になれます。
0投稿日: 2010.07.27
powered by ブクログ夢に見た宝物を探して冒険する少年の話。冒険を通して世界から生き方を学んでいく。 人は大人になるとどんどんと心の中に耳を傾けなくなり、心の外の意見ばかり聞くようになってしまうものだなあ。大人になりつつある自分を自覚させられ、少し子どもの側に引き戻せた気がする。いいタイミングで読んだかな。
0投稿日: 2010.07.26
powered by ブクログ借りて読んでいてまだ読み終わってませんがいい本です。 自分に自信がなくて元気がなくなっていた時に読んだら 少し気が楽になりました。
0投稿日: 2010.07.18
powered by ブクログ心が洗われるようなかんじがした。世界は繋がっている、自分の心の声に忠実に、夢の実現を強く欲し行動する。人生は試されているのだなあと、強く思った。
0投稿日: 2010.07.03
powered by ブクログ表紙がきれいだったので購入。内容はスピリチュアル。引き寄せの法則?みたいなのかな?でも、迷っているときとかに良いアドバイスをくれる1冊。鞄の中に入れて、ふとした時に読みなおしたい。
0投稿日: 2010.07.03
powered by ブクログお気に入りの1冊。 アマゾンの評価が高かったので、あちこちの書店を探してやっと手に入れた本。初めて読んだときは「?・・・」。約1年後に読むと良かった。 それからなんども読んでいます。
0投稿日: 2010.06.30
powered by ブクログ長らく色んな経験を経てくると必ず『前兆』が あることを知ると思う。 あるいは、それをコントロールできるようになったり 全てが繋がっていることに気づく。 そんな感覚を持った人なら、この本は十二分に理解できるだろうし、背中を押されるだろう。 名作純文学、感覚的な夢への思いをコストパフォーマンス抜群にシンプルな文章で表した物語。 エジプトに向う旅も私のツボ。
0投稿日: 2010.06.27
powered by ブクログこれは素晴らしい小説だ。少年が彼を待つ宝物を夢みて旅する小説。この中で、宝物を見つけるためにさまざまな試練に出会う。しかし、それを彼は乗り切り、夢に近づいていく。 この本は、まさに、ビジネスでいえば「成功」へ近づくため手法そのものである。最近は、情報にまみれて簡単にお金を手に入れようとしてもがく人があとを耐えない。しかし、何事も最初から大きなことができるわけではなく、その夢を追う過程で学ぶことが大切だということがこの小説ですんなりと納得できる。 案外宝物は身近にある。これは、是非読んでおきたい小説。
0投稿日: 2010.06.22
powered by ブクログきわめて寓話的。 いわゆるスピリチュアル・ブックって感じなんでしょうか。 いろいろと考えさせられますが、結局は幸せの青い鳥ってことなのかなぁ。 世界を巡って、旅して、様々な人に出会って。 その結果戻ってくるのは出発地点だとして、そこに成長があればそれでいいのだろうけど。 それはその場所ではできないことだったのだろうか。 その必然性を見出すための旅という要素には、ひどくあこがれた。
0投稿日: 2010.06.16
powered by ブクログ海外の大ベストセラーと知って読んでみた。 夢を追うことの大切さについて思い出させてくれる物語である。 もう一度は読みたい本の一冊・・(かな)
0投稿日: 2010.06.14
powered by ブクログ意識をぐっと、大きくさせてくれた一冊。 出会えてよかった! ウリムとトムミム っていう名前がなんかすき^^
0投稿日: 2010.06.04
powered by ブクログ非常に奥が深い物語でした。 大切なことが、たくさん書かれてる気がします。 かなりお勧めの一冊です。
0投稿日: 2010.06.03
powered by ブクログ旅のインドで出会ったこの本。 宝物はすぐそばにあったんやね。 疲れた旅人、社会人、みんなに読んでほしい。
0投稿日: 2010.06.03
powered by ブクログ初めて読んだとき、学生だった。 本当にほしいものを知っていて、いつもその気持ちにまっすぐでいれば、偶然が偶然をよび、どんどん繋がっていく。 羊飼いの少年が、砂漠の宝物を探しにいくおはなし。 今でも、ふとしたときに手を伸ばしたくなる一冊。
0投稿日: 2010.05.19
powered by ブクログかつて、これほど希望に満ちた小説を読んだだろうか。 携えた理由は、旅というキーワードに合致しただけなのに、こんな風に私を揺り起こすとは。 少年サンチャゴは、アンダルシアの平原からエジプトのピラミッドまで、長い旅をする。 夢を何度もあきらめようとするが、その度、人に触発されたり、本質をとらえることで、知恵を勝ち得て行く。 ロールプレイングゲームではなく、ほんとうにまっすぐな成長を繰りかえし、遂には自然と一体になる術を身につける。アルケミストとは錬金術師のこと。夢が叶うための術を身につけた人のことだ。 現代版「星の王子様」と称され、世界22カ国で読まれる大ベストセラーは、全く偽りのない真の成長の物語。 一読ならず、何度も読みたい大切な書となった。 ちなみに訳者は、「聖なる予言」と同じ。なるほど、箴言の多い文章なわけだ。 それにしても、海外作品の訳者の重要性を最近、ひしひしと感じています。
0投稿日: 2010.05.04
powered by ブクログ主人公サンチャゴが宝を求めてエジプトまで旅をしていく話。随所にキリスト教的な示唆が見えるため分かりにくいところもあるが、それが逆に文章に深みを持たせてもいる。随所にちりばめられた金言はこれから読み返すたびに意味を変えていくのだと思う。
1投稿日: 2010.05.03
powered by ブクログ自らの運命を読み解きながら”宝物”を探す旅をする物語。 少し宗教学的な表現もありますが、この本の素晴らしいのは主人公の身の回りのものに対する考え方や捉え方で、僕はすごく共感しました。
0投稿日: 2010.05.01
powered by ブクログ何回も何回もよんでいます。 人生の大切さ。夢を失わないこと。 本当の幸せとは何かを考えます。 幸せって何ですか?
0投稿日: 2010.04.27
powered by ブクログ聖書の考え方が色濃く反映された小説。自己啓発的な要素が強い。しかし、この小説に書かれている内容は、人の成長にとって大切なことだと思う。学ぶことが大切だが、それは行動によりもたらされるもので、また人間関係の中で磨かれていくもの。そして準備が整っているものだけが、チャンスという前兆に気付くことが出来る。奥が深い小説。
0投稿日: 2010.04.26
powered by ブクログ運命の解釈-『アルケミスト』 http://d.hatena.ne.jp/kojitya/20100401/1270075634
0投稿日: 2010.04.21
powered by ブクログ羊飼いの少年が夢のお告げを受けて宝探しに行くお話。 簡単に言ってしまうとこれぐらいの内容しかないけど、大切なことを思い出させてくれたり、大切なことに気づかせてくれるお話。 よく星の王子様と比較されるようだけど、方向性というかメッセージの中身はなんとなくかもめのジョナサンのほうが近いのかなという気がした。 ポルトガル語を勉強して原文で読んでみたいなぁ。
0投稿日: 2010.04.17
powered by ブクログ学生の時に読んで、すごく面白かったんだけど、 今また読んでて、あれ、こんな筋やったんや 『聖なる予言』と重なってる。
0投稿日: 2010.04.12
powered by ブクログおすすめ度:60点 前半は面白かったのですが、中盤より抽象的になってきてしまい、主人公の少年に感情移入ができなくなってしまった。 太陽・砂漠・風などの言葉が述べられていますがなんとも理解し難かった。 世界中でベストセラーということだが、何故なのだろうか。
0投稿日: 2010.04.12
powered by ブクログ羊飼いの少年が夢を叶えるために旅をするお話。 その旅の中で出会うこと、学ぶことは読者である私達の心も響かせる。夢に挫折しそうになったら、また読み直します。
0投稿日: 2010.04.08
powered by ブクログ少年の旅の物語だが、冒険譚と言うよりも人生哲学を語っている様な印象。 災いとも思える事がその人にとって必要な事もある・・・のかな。
0投稿日: 2010.04.05
powered by ブクログ何人もの人が書いているが、キーワードの合致以上に、物語の中で挟まれる、哲学的な、人生を語る言葉の数々が、『星の王子様』を想起させる。 どうしても早いテンポで読むことを望んでしまう、僕のような非・文学的人間には、途中ダレてしまうこともあるのだが、気を落ち着かせて、ゆっくりと読むことが出来れば、少年の旅と自分の心を重ねて、含蓄のある言葉を自らに響かせることが出来る。 人は、完全に乾ききってしまう前に、自分の夢にときどき潤いを与えてやらなきゃならない。そのためのじょうろに、ひょっとしたらこの本はなるのかも知れない。
0投稿日: 2010.04.02
powered by ブクログ砂漠、少年、旅と3拍子が揃っていて、 読んでいる途中に星の王子様を読んでいる錯覚に陥りました。 夢を追い求めること、前兆に気付くこと、心と対話すること どれも、忍耐や謙虚さが必要で難しいことだけど 忘れちゃいけないことだなぁと思いました。
0投稿日: 2010.03.31
powered by ブクログ夢とかそういうのを面と向かって話すことができなくなって久しい自分。なんか良いなと思う自分はやはりいつの間にか自分に正直でなくなっているのだろうか? なんかそんなことを悶々と考えてしまった。 大人に向けた童話。そんな感じの一冊かな。
0投稿日: 2010.03.24
powered by ブクログ○夢・前兆・宇宙 ■「夢見ることをやめてはいけないよ」と年老いた王様は言っていた。「前兆に従ってゆきなさい」 「おまえが何かを欲する時、宇宙全体が協力しておまえを助けてくれるよ」(P74) ----------------------- ○眼に見えないメッセージ ■「誰もが理解できたのに、今はもう忘れてしまった『宇宙のことば』があるんだ。僕はその『宇宙のことば』を探しているんだよ」(P83) ■「彼のやり方は僕とは同じではなく、僕のやり方は、彼のやり方と同じではない。でも僕たちは二人とも、自分の運命を探求しているのだ」(P100) ■人々は絵や言葉に気をとられて、「大いなることば」のことを忘れてしまうのがおちだった。(P104) ■彼女の黒い瞳を見つめ、彼女のくちびるが笑おうか、黙っていようか迷ってるのを見た時、彼は世界中で話されていることばの最も重要な部分-地球上のすべての人が心で理解できることば-を学んだのだった。それは愛だった。それは人類よりももっと古く、砂漠よりももっと昔からあるものだった。(P110) ■らくだ使いは少年の言っていることを理解した。地球上のすべてのことは、すべてのものの歴史を表すことができると、彼は知っていた。本のページのどこを開いても、人の手のひらを見ても、一枚のカードをあけても、鳥の飛ぶのを見ても・・・・・そこで観察されたものが何であろうと、人はその瞬間、自分の体験しているものとの関連性を見つけることができる。実際には、そうしたことそれ自体が、何かを明らかにしているというわけではなかった。人々は自分のまわりに起こっていることを見て、「大いなる魂」とつながる方法を見つけ出すことができるということなのだ。(P120)
0投稿日: 2010.03.14
powered by ブクログ・結局,人は自分の運命より,他人が羊飼いやパン屋をどう思うかという方が,もっと大切になってしまうのだ. ・私は過去にも未来にも生きていないからです.私はいまだけにしか興味を持っていません.もし常にいまに心を集中していれば,幸せになれます. ・夢を追求してゆくと,おまえが今までに得たものをすべて失うかもしれないと,心は恐れているのだ. ・傷つくのを恐れることは,実際に傷つくよりもつらいものだと,おまえの心に言ってやるがよい.夢を追求している時は,心は決して傷つかない. ・錬金術師が存在するのは,そのためです.すべての人が自分の宝物を探し出して,以前の人生よりも良くなりたいと思うからなのです. ----------以下感想---------- 人に認められることも,人生においては重要なこと. 僕は子供の頃からとっぴなことは考えなかったなあ. 人が錬金術師を探す理由,なるほど.
0投稿日: 2010.03.13
powered by ブクログ30手前で読みました。 そこから人生が大きく動き出します。 人生のターニングポイントで出会う本。 おススメです。
0投稿日: 2010.03.10
powered by ブクログファンタジーな物語を通してこめられた教訓を感じられる作品だった。 読んでみて『Le Petit Prince』を想起させられた。 「大いなる魂」を中心とした不思議な世界観によって語られる物語は人の夢をかなえる方法を教えている。夢に到達するためには決断しなければならない。その決断をするときの力となりうる作品であろう。 また、旅を経験した作者だからこそ少年の旅がこのように表現できたのだろう。 夢を見失わない少年期に読むべき作品であった。
0投稿日: 2010.02.25
powered by ブクログ全体を通してみれば、特に興味をひかれるものでもないのだが 個々に見ていくと、一つ一つの場面がキラキラと光って、とても大切なことを語っていた この話の中で残った言葉に、自分の心に耳を傾けろ、心から逃げることはできない、が知っていたら反逆を恐れずに済むというものだ 多分読む人読む人によって、それぞれ心に響く言葉は違うと思う けれどなにかしら、響くものがあるはずだ それがこの本の魅力なんだと思う
0投稿日: 2010.02.15
powered by ブクログ生きていくための道標みたいな一冊です。 様々な困難を前に迷いながらも先に進もうとする主人公。 決して諦めない信念。 夢を信じる心。 立ち向かう勇気。 テーマはシンプル過ぎるくらいありふれた事ばかりですが、多くの人々大切なものを忘れようとしている現代。本当に必要とされる本はこんな本ではないでしょうか。 「あなたの夢はなんですか?」 KEY WORD>>アルケミスト(著:パウロ・コエーリョ) 羊飼いの主人公は今の生活をすべて捨てて、母国スペインのアンダルシア平原からエジプトのピラミッドへと旅立ちの決意をする。そこに隠された"宝物"を目指して。不思議な老人や錬金術師との出会いで少年は真に生きることを学んでゆく。 ブラジル人である著者が1988年に発表し欧米諸国でベストセラーとなった作品。
0投稿日: 2010.02.11
powered by ブクログ生きていくうえで大事なメッセージがたくさんあり、冒険小説だけどスピリチャル的なエッセンスもあります。
0投稿日: 2010.02.10
powered by ブクログ学生時代に、NHK-FMでオーディオドラマになっていましたね。 それを聞いた時は、正直さっぱり面白いとは思いませんでした。 主人公は当然のことをしているし、出てくる警句も当たり前のことにしか聞こえなかったような気がします。 しかし、今読んでみると、妙に響くものが。 自分を主人公よりもクリスタル商人とかに重ね合わせている自分とかを発見して面白かったです。
0投稿日: 2010.02.08
powered by ブクログ(2005.08.05読了)(2004.10.10購入) 副題「夢を旅した少年」 多くの人が読み、多くの人が褒め称える本にはきっと何かあるのだろう。日本語訳の出版は1994年ということなので、10年遅れで読んだことになる。 「星の王子さま」と並び称されるほどのファンタジー小説ということです。 主人公の名前や小説の舞台から、てっきりスペインの作家の作品と思って読みました。あとがきで作家がブラジルの人と知ってびっくりしてしまいました。放浪の旅で巡ったスペインや北アフリカの体験を盛り込んだ小説ということなのでしょう。 「少年の名前はサンチャゴといった。」「少年は16歳まで神学校にいた。」「少年はラテン語とスペイン語と神学を学んだ。」「彼の両親は少年を神父にして、余り豊かでない農家の自慢にしたかった。」「しかし、彼は小さい時から、もっと広い世界を知りたいと思っていた。そのことのほうが、神を知ったり、人間の原罪を知ることより、彼にとっては重要だった。」 少年は、父親に神父にはなりたくない、旅がしたいのです、と告げる。父親は、「私たちの仲間で、旅ができるのは羊飼いだけだ」というので、「では、僕は羊飼いになります!」といって羊飼いになった。 「彼は既に2年間、羊たちと一緒に生活し、食べ物と水を求めて、田舎を歩き回っていた。」「2年間アンダルシアの平原を歩き回って、彼はその地域のすべての町を知っていた。」「彼はいつも、自分の話すことを羊が理解できると、信じていた。」 少年の夢に子供が現れ、エジプトのピラミッドへ連れて行き、「あなたがここに来れば、隠された宝物を発見できるよ」といいます。 少年は旅をしたいので、羊飼いになった。でも羊飼いで回れる範囲にところは回ってしまった。今度は、エジプトを目指せと言うことだったのだろう。運命の神に後押しされて、アンダルシアの対岸、ムーア人の住むアフリカへ渡る。そこではアラビア語が話され、スペイン語が通じなかった。 クリスタル商人の店で働かせてもらいながら、アラビア語を学び、砂漠を渡ってエジプトへ行くための資金を稼いだ。十分な資金ができるまでに一年が過ぎた。 クリスタル商人は、イスラム教徒の5つの義務を教えてくれた。「唯一の本当の神だけを信仰すること。一日に5度お祈りすること。ラマダンに断食すること。貧しい人に施しをすること。少なくとも一生に一度、メッカを訪れること。」 砂漠を渡るキャラバンに参加し、エジプトを目指す。錬金術師(アルケミスト)にあって、錬金術を教えてもらおうというイギリス人と一緒になった。錬金術が現代化学(ケミストリー)につながっている。 少年は、イギリス人の持ってきた本で、錬金術について学びながら旅を続ける。砂漠のオアシスで、錬金術師に出会う。キャラバンは、部族間の戦争のために進めなくなった。 錬金術師と二人だけで、ピラミッドに向かう。ピラミッドに辿り着いたけれど、宝物はなかった。そこで出会った盗賊のリーダーが見た夢の話をしてくれた。 「スペインの平原に行き、羊飼いと羊たちが眠る見捨てられた教会を探せ、祭壇だった場所に一本のイチジクの木が生えている。そのイチジクの根元を掘れば宝物が見つかるだろう。」その教会は、羊飼いの少年が、よく知っている教会のことだった。 著者 パウロ・コエーリョ 1947年 ブラジル、リオデジャネイロ生まれ 法律学校に入学 1970年 中途退学し、放浪の旅へ メキシコ、ペルー、ボリビア、チリ、ヨ-ロッパ、北アフリカを放浪 帰国後、流行歌の作詞家 1974年 反政府運動の嫌疑をかけられ投獄 1987年 「星の巡礼」を出版 1988年 「アルケミスト」を出版、ブラジルで20万部のベストセラー (「BOOK」データベースより)amazon 羊飼いの少年サンチャゴは、アンダルシアの平原からエジプトのピラミッドに向けて旅に出た。そこに、彼を待つ宝物が隠されているという夢を信じて。長い時間を共に過ごした羊たちを売り、アフリカの砂漠を越えて少年はピラミッドを目指す。「何かを強く望めば宇宙のすべてが協力して実現するように助けてくれる」「前兆に従うこと」少年は、錬金術師の導きと旅のさまざまな出会いと別れのなかで、人生の知恵を学んで行く。欧米をはじめ世界中でベストセラーとなった夢と勇気の物語。
0投稿日: 2010.02.06
powered by ブクログ日本に生まれてこんなに恵まれているのに、なんで自分は夢なんて叶う訳がないと思い込んでしまったんだろう。夢を諦める前にスタート地点にも立っていなかった自分に気付かされた一冊です。今がんばってます。この本は宝物になりました。
0投稿日: 2010.02.05
powered by ブクログ「どうして僕たちは自分の心に耳を傾けなければならないのですか?」その日、キャンプの支度をしたあと、少年はたずねた。 「おまえの心があるところが、おまえが宝物を見つける場所だからだ」 P152 5行目 より この一節が目を引きました。
0投稿日: 2010.01.21
powered by ブクログこれは僕の人生を導き続けている本です。 この世界観に生きているといっても良い程、入り込んでいる。 この本に出会って10年になるけど、読むたびに違うものを気づかせてくれます。 旅にも必ず持っていく一冊です!
0投稿日: 2010.01.20
powered by ブクログ啓発的な本で少し疲れてしまうけれど、封建的というのだろうか、この世界観は好き。いろいろ旅をした著者だから書けるお話なのだろう。 錬金術師は言った。「何をしていようとも、この地上のすべての人は、世界の歴史の中で中心的な役割を演じている。そして、普通はそれを知らないのだ」:『アルケミスト 夢を旅した少年』 byパウロ・コエーリョ.
0投稿日: 2010.01.19
powered by ブクログ読後、自省し、脳裏をかすめたこと。 夢はかなわないものだと、あきらめてきた。 「前兆」に気づかず、生かせなかった。 自らを信じ、挑み続けることができなかった。 成功者なんて一握り。賭けの勝者にすぎない。 ささやかだけれど、守るべきものがある。 保護区にいる。だけど、満たされない。 何かを犠牲にしても、ほしいものがあるのか。 行きたいところ、見たいものは、今もある。 宝物は裏庭にあるのかもしれない。 でも、旅に出て、ためしてみよう。 そんなふうに、純粋に、思えたらいいのに。
0投稿日: 2010.01.16
powered by ブクログこの本めちゃくちゃ好き。 サンチャゴが羨ましい。迷いながらも、己の道を選択し続けるサンチャゴが羨ましい。 サンチャゴに負けたくないから、僕ももう逃げない。諦めずに突き進みます。
0投稿日: 2010.01.14
powered by ブクログ大人向けの絵本を読んでいる感じがしました。幻想的でもありご都合主義かなと思うところも。全体的に淡々とした印象で綺麗ではあります。
0投稿日: 2010.01.10
powered by ブクログ一番印象的だった言葉は、スプーンの油を落とさないように気をつけながら周りの世界を一生懸命見ることが一番大切、というくだり。 日本語訳があんまり上手じゃない気がした。淡々としすぎというか、句読点の付け方とか。 アルケミストって言葉の響きが素敵。感覚的な文章を書くためか、妙に頭を使った
1投稿日: 2010.01.10
powered by ブクログパン屋になろうなろうと思っててなれるもんじゃない 人が本当に何かを望むとき、全宇宙が協力して、夢を実現するのを助ける 幸せな人はみな、自分の中に神を持ってる
0投稿日: 2010.01.10
powered by ブクログ寓話的で美しい。 薄い本だけど中身は深い。 手に取りやすいので、ぜひどうぞ。 少年の名はサンチャゴといった。という出だし。 羊を連れて旅をするのが仕事の少年が、ある日、エジプトのピラミッドのそばで宝を発見すると言われる夢を見て、夢占いをして貰う。 占いを信じ切れないが、更にセイラムの王と名乗るふしぎな老人に会い、羊の十分の一を連れてくれば、宝の見つけ方を教えると言われる。 もとは農家の生まれで、神学校に通っていたが、もっと広い世界を知りたいというのが一番の願い。2年間アンダルシアを羊を連れて移動していた少年。ある村で商人の娘に出会い、運命の相手と思うのだが…? アフリカに渡ったものの、金を盗まれ… クリスタルを売る商人の仕事を手伝うようになり、やがて… 淡々とした書き方ですが、波乱の展開で飽きさせない。 老人の深遠な言葉や、少年のちょっとした観察が盛り込まれています。 著者は1947年、ブラジルのリオデジャネイロ生まれ。 世界中を旅した後に音楽とジャーナリズムの世界に入る。 1987年、初の著書「星の巡礼」で注目され、88年の本作は世界的にヒット。
1投稿日: 2010.01.06
powered by ブクログ人は、自分の一番大切な夢を追求するのが怖いのです。自分はそれに値しないと感じているか、自分はそれを達成できないと感じているからです。
0投稿日: 2010.01.04
powered by ブクログ羊飼いの少年が宝物を探す旅。 単調な毎日を運命と思って諦めるか、常に旅を続けることに夢(生きがい?)を見出すか。。 クリスタル商人は、夢をかなえてしまうとその後どうしていいかわからなくなるという・人はビギナーズラックの後、しばらく進み夢を手に入れる直前の困難で諦めてしまうもしくは恐れを抱く等夢を実現させるまでの段階を少年の成長過程で示す。
0投稿日: 2009.12.25
powered by ブクログソフィア角川文庫って少し宗教がかってる?勇気のわく言葉がいっぱいあって、心にズキッっとくるという感想を見て、期待していたけど。宗教臭に抵抗感を感じて、良い言葉にも全然気ずけず。。 「ザ・シークレット」に書かれていることと基本的には一緒。 「自分を夢を信じる。」「身の回りに起きていることに注意する。」 「流れに逆らわない。」 何かを成し遂げたい時や、何かを動かしたい時には戸惑いを持ってしまう本。 今やっていることに不安を感じたり、自信を失くした時に読むと良いかも。今の自分を受け入れたい時に。
1投稿日: 2009.12.20
powered by ブクログ夢を追って旅をする少年の物語。 哲学的な内容が多く、難しい部分もありますが、 少年が夢を追っていく姿は素晴らしいと思いました。 あと夢を語りながら、夢が叶うことを拒否している人々もいて、 ちょっと納得。 やはり今あるものを捨てないと、大きな夢は追えないものなのでしょう。
0投稿日: 2009.12.13
powered by ブクログナツ100、3冊目。 アルケミストは錬金術師のこと。 なにはともあれ第一歩を踏み出すこと、 人と交わり、夢を信じることで道はひらける という教訓。 そんなにうまくいくかよと思ってはいけない。 うまくいくわけないと思ったら絶対成功しないもんなぁ。 でも、そんなにうまくいくかよって思ってしまうのは 島耕作と一緒だ。
0投稿日: 2009.12.04
powered by ブクログ「就活の何かの役に立つかもしれないから」といって友人が送ってくれたのがこの本との出合い。 読み進めていくと、 !!!? 少年と自分の重なるような気がして、電車の中で、寝る前の布団の中で夢中で読んでしまった! 夢をかなえるために自分の命をもかけて挑んだ少年。進む中でさまざまな困難が待ち受けているわけだが、必ずそこには手を差し伸べてくれる存在が!!! 「人が本当に何かを望む時、全宇宙が協力して、夢を実現するのを助けるんだ」 この言葉が私の今後の糧となるにちがいない、人生のバイブルになった。 この本を薦めてくれた友人に感謝への気持ちがいっぱいである。 ぜひ、本当の自分を開花されたい方はこれを読むことをオススメしたい!
0投稿日: 2009.11.29
powered by ブクログ僕の読書歴の中でも5本の指に入るであろう本。 毎日の雑務に流されてなんとなく生きている人には特効薬となるでしょう。 夢を、目標を追いかけたくなる一冊。
0投稿日: 2009.11.29
powered by ブクログ私も20代の始めの頃に読んで、良く解らなかった作品。 30代で再会し理解するのに多くの時間が必要だったんだなと感慨深く読みました。40代、50代ではどう感じるのか、読み続けてみたい本です。
0投稿日: 2009.11.21
powered by ブクログ『人が本当に何かを望むとき、 全宇宙が協力して、 夢を実現するのを助けるのだ』 マクトゥブ。
0投稿日: 2009.11.16
powered by ブクログ非常に示唆に富んでいるようにみえて、実際のところは具体的なことをほとんど言っていないという、すごく変わった本だ。この本が多くの人に影響を与えているのは、読み手にその解釈を自由に許す、寛容さにあるのだろう。 この本は、ハリー・ポッターの物語に出てきた、それを見た者が最も強く意識をしているものに自動的に姿を変えるという亡霊によく似ている。だから、読んだ人の数だけメッセージが生まれるというのが、「アルケミスト」という物語の最大の特徴なのだと思う。 自分にとっては、一番印象に残ったメッセージは、 ・すべてのものごとには前兆があるということ ・しかるべきタイミングで前兆に従わなかった場合、それは永遠に失われる というシビアな警告で、それは村上春樹の小説の中でたびたび出てくるテーマととても近いものがあると思った。 【村上春樹の小説で、同じことを感じた部分】 人にはそれぞれ、あるとくべつな年代にしか手にすることができないとくべつなものごとがある。それはささやかな炎のようなものだ。注意深く幸運な人はそれを大事に保ち、大きく育て、松明としてかざして生きていくことができる。でもひとたび失われてしまえば、その炎はもう永遠に取り戻せない。(「スプートニクの恋人」p.262) みんないろんな生き方をする。いろんな死に方をする。でもそれはたいしたことじゃないんだ。あとには砂漠だけが残るんだ。本当に生きているのは砂漠だけなんだ。(「国境の南、太陽の西」p.89) あのときに、彼女は本当に僕のことを求めていた。彼女の心は僕のために開かれていた。でも僕はそこで踏みとどまったのだ。この月の表面のようながらんとした、生命のない世界に踏みとどまったのだ。やがて島本さんは去っていき、僕の人生はもう一度失われてしまった。(「国境の南、太陽の西」p.170) 「あの男も、子供の時は、旅をしたがっていた。しかし、まずパン屋の店を買い、お金をためることにした。そして年をとったら、アフリカに行って一ヶ月過ごすつもりだ。人は、自分の夢見ていることをいつでも実行できることに、あの男は気づいていないんだよ」(p.29) 自分は羊と宝物の間で迷っている、と少年は思った。彼は今まで慣れ親しんできたものと、これから欲しいと思っているものとのどちらかを、選択しなければならなかった。(p.34) 私たちは持っているもの、それが命であれ、所有物であれ、土地であれ、それを失うことを恐れています。しかし、自分の人生の物語と世界の歴史が、同じ者の手によって書かれていると知った時、そんな恐れは消えてしまうのです。(p.91) 少年がその瞬間、感じたことは、自分が、一生のうちにただ一人だけ見つける女性の前にいるということだった。そして、ひと言も交わさなくても、彼女も同じことを認めたのだった。世界の何よりもそれは確かだった。彼は両親や祖父母から、結婚相手を決める前には、相手と恋におち、相手を本当によく知る必要があると言われていた。しかし、おそらく、そのように言う人たちは、宇宙のことばを一度も学んだことがないのだろう。なぜなら、その言葉を知っていれば、砂漠のまん中であろうと、大都会の中であろうと、この世界には、誰かが自分を待っていてくれる人が必ずいると理解するのは簡単だからだ。(p.110) 「では、もし僕がここにとどまったら、どうなるのですか?」 「どうなるか教えよう。おまえはオアシスの相談役になるだろう。たくさんの羊とたくさんのらくだを買うためのお金も、十分に持っている。ファティマと結婚して、二人とも一年間は幸せに過ごす。おまえは砂漠が好きになり、五万本のやしの木の一本いっぽんを知るだろう。それらは、世界が一刻一刻変わってゆくのを証明しながら育っていくだろう。おまえは前兆の読み方がどんどんうまくなってゆく。それは、砂漠が最高の先生だからだ。 二年目のいつ頃か、おまえは宝物のことを思い出す。前兆が執拗にそのことを語りかけ始めるが、おまえはそれを無視しようとする。おまえは自分の知識をオアシスとその住民の幸せのために使う。族長はおまえのすることに感謝する。そして、おまえのらくだは、おまえに富と力をもたらす。 三年目にも、前兆はおまえの宝物や運命について、語り続けるだろう。おまえは夜ごとにオアシスを歩きまわり、ファティマは、自分がおまえの探求のじゃまをしたと思って、不幸になる。しかしおまえは彼女を愛し、彼女はおまえの愛にこたえる。おまえは、ここにいてくれと彼女が決して言わなかったことを思い出す。砂漠の女は、自分の男を待たなければならないと知っているからだ。だからおまえは彼女を責めはしない。しかし、おまえは砂漠の上を歩きながら、もしかして自分は行けたかもしれない・・もっとファティマへの自分の愛を信じることができたかもしれない、と何度も考えてしまう。なぜなら、おまえをオアシスに引き止めたものは、二度と帰って来ないのではないかというおまえ自身の恐れだったからだ。その時、おまえの宝物は永久に埋もれてしまったと、前兆は語るだろう。 そして四年目のいつか、前兆はおまえを見捨てるだろう。おまえがもう、それに耳を傾けるのを止めてしまうからだ。部族の長たちはそれを発見して、おまえは相談役の地位を解かれてしまう。しかし、その時にはおまえは金持ちの商人になっていて、多くのらくだや商品を持っている。おまえはその後の人生をずっと、自分は運命を探求しなかった、もうそうするには遅すぎると思って、暮らすだろう。 男が自分の運命を追求するのを、愛は決して引き止めはしないということを、おまえは理解しなければいけない。もし彼がその追求をやめたとしたら、それは真の愛ではないからだ・・大いなることばを語る愛ではないからだ」(p.141)
0投稿日: 2009.11.15
powered by ブクログ日本語の訳があんまり好きじゃないけど、やっぱりいい話。 他の国に比べて日本でそんなに流行ってないのは、宗教っぽいからかなぁ。。でも本当に世界的にはすごい人気だよね。 というわけで、スペイン語版も買ってみたけど、まだこれから読むところ。
0投稿日: 2009.11.11
powered by ブクログ数年前に読んだ時、正直ぜんぜんわからなかった。 でも今回読み直してみて、理解している自分にびっくりした。 マクトゥーブ。 わたしの人生には、いったい何が書かれているんだろう。 自分の心とちゃんと会話して、まっすぐ進めたらいいなと思う。
0投稿日: 2009.11.10
powered by ブクログ強く願い続けることで、望みは叶うのかもしれません。自分のまわりにあるメッセージを読み取れる人間になりたい。
0投稿日: 2009.10.30
powered by ブクログ石井一押し 2008-04-06 15:01:28 「アルケミスト―夢を旅した少年」書評レビュー テーマ:書評:ビジネス書一般 「アルケミスト―夢を旅した少年」書評レビュー 著者:パウロ コエーリョ 出版:角川文庫 おすすめ度:★★★★★ 【概要・書評】 【人生を考える姿勢を考えるヒントが満載】 「リーダーシップの旅」の中でオススメだったのが 読んだ理由です。 アマゾンのレビュー数が120を越えている本です。 非常に多くの啓発をもらい、思わず旅立つ弟に 読み途中だったにも関わらず投げ渡してしまいました。 【内容メモ・学んだこと】 ・前兆を知る。 ・本を読むイギリス人と、今の状況から学ぶ少年の違い。 ・心に感じたものは感じたままにすればよい。 ・夢を追い求めていく途中で宝物は手に入る。 ・自分がやってきたことが自分の中の武器。 【やってみよう】 ・起こることに前兆を感じて生きていこう。 ・心の思うことを否定せずに生きていこう。
0投稿日: 2009.10.27
powered by ブクログ羊飼いの少年の宝物を探す旅のお話。 旅の途中で出会う様々な人たちから少年は多くのことを学んでいく。 ラクダ使いが言った「自分の人生の物語と世界の歴史が、同じ者の手によって書かれている」という言葉が印象に残っています。
0投稿日: 2009.10.23
powered by ブクログアフリカに行くことになった私に、旅の大先輩の友人が勧めてくれた一冊。 ウガンダについて、2ヶ月くらいたったときに読んだ。 旅する心を近くにおいておきたいとき、また開きたい。
0投稿日: 2009.10.23
powered by ブクログ10年くらい前かな、日本で出版されたときに結構話題になっていた気がしますが、その時は結局読みませんでした。 KちゃんやRちゃんが当時読んでいた気がします。 短いけれど、いろいろ考えさせられる本でした。 サンチャゴはすごいなぁ。 「ファティマ」って綺麗な響き。こんなところでこの名前に出会うなんてびっくりしました。 私は何を探しているんだろう。
0投稿日: 2009.10.19
powered by ブクログ立ち飲み屋で職場の先輩と2人で飲んでいたとき、「いい本を貸してやるよ」といわれ、持ってきてもらったのが、この本。 「アルケミスト」という言葉の意味が何か分からず読み進めていったが、何と「錬金術師」ということなのだ。錬金術師とは、金でないものを金に変えることができる人のことである。 しかし、話の内容は全くちがい、羊飼いの少年が、自分の夢を見失わず実現していくまでの話である。 人は得てして、夢をあきらめたり、夢に近づくことを恐れたりするものだそうで、それらをこの本では具体的に伝えてくれている。なるほど、この話を自分に置き換えるとと思えることが多くあり、なるほどと思わされるばかりである。 金や、愛を、夢をあきらめる言い訳にしていないだろうか。 余談になるが、この本の訳者である、山川 紘矢、山川 亜希子夫妻が訳したのは、「聖なる予言」シリーズを読んだのがはじめであったが、その他にも数多くの本を訳しているので、数冊の本を読んだことがあるが、どれもためになるものばかりであった。
0投稿日: 2009.10.17
powered by ブクログ(リリース済)海外ファンタジーは率直に言うと苦手な分野なので、かなり読みこなすのに苦労しました。だけど、一度は読んでおくといい本なのかな、って。たいせつなものは自分の中にあること、旅に出てようやく気がつくようなこと、あると思うのです。
0投稿日: 2009.10.13
powered by ブクログ自己啓発本ではないと思いますが 色々と考える材料が散りばめられてました 自分の本当にやりたいことは何だろう 自分の心の声が聴こえてますか
0投稿日: 2009.10.12
powered by ブクログ私が実験的に、実践していることに近いことを主人公がやっていたのに、共感。 読み手によってはオカルト的だと感じるかもしれないが、内容を実世界レベルまで思考を落とし込むと、有効な取捨選択法となるのではないだろうか。 気づきの精神を大切にし、思考の幅を広げる。 そして、どんどん視野・解釈を広げていく。 すべてがつながっているのか、すべてをつなげるのか。 「何かを強く望めば宇宙のすべてが協力して実現するように助けてくれる」 「前兆に従うこと」 「目的に向かい、自ら選び取る」 『人生流れが命』と解釈した一冊。 内容的は、夢があっていいカモメ♪
0投稿日: 2009.10.03
powered by ブクログ購入 キューバで読んだ。 一行一行が、旅をしている自分に染み込んできて。 そもそも人生は旅だというし、それならいつも傍らにおいておきたい本だなぁと思った。
0投稿日: 2009.09.28
powered by ブクログEl libro (aunque eso de version japones no es tan buen traducido,) fue muy bien ya que podía pensar sobre mi misma, sobre que qué debo hacer para mi misma siguientes años, y que la mi ¨leyenda personal¨. Dice en el libro que tenemos que escuchar las parablas de nuestra corazon para conocer señal, y si lo olvidemos, ese señal ya no nos hablan. Pienso que el señal para mi sea mi sentimiento o pensamiento que quiero volver a Canada, y como el libro me dice, si lo nego ese señal, dentro de poco, el señal ya no me hablaran y me lo olvidare. Que pena es eso, no? eso que olvido mi pacion para Canada.
0投稿日: 2009.09.12
powered by ブクログ童話の様なお話。 何もロマンスとかそゆのがなくても、良いお話は夢中で読んでしまうんだと久しぶりに感じました。 文章はパウロコエーリョらしい哲学的な内容ながら、訳の方々が上手いのかとても読みやすかったです。
0投稿日: 2009.09.06
powered by ブクログ2009.8 愛とは砂漠のように動かないものではない、風のように動き回るものではない、太陽のようにすべてを遠くから見守ることでもない。 愛とは大いなる魂を変え、より良いものにする力なのです。 砂漠、風、太陽。たとえがいい。
0投稿日: 2009.08.27
powered by ブクログコエーリョの代表作。 ただ、わたしがテグジュペリのほうが好きな理由は、 あまりに繰り返し同じことを言うから。 最終的に哲学めいたことばかりが主で、文章がおきざり。
0投稿日: 2009.08.22
powered by ブクログ生れ出づる悩みに続いて夢シリーズ。笑 偶然だけど。 すごい良かった。 夢だとか運命だとか人生がどうのとか そういう大きなものを求めて生きてみたいな。 私はどうしても目先の快楽に流されがちで嫌になる。 でもなんか表現が抽象的というか話が壮大すぎてちょっと難しかった。 わかるような分からないような、って感じで流しちゃった。 もう一回じっくり読みたいなー。 「何かを強く望めば宇宙のすべてが協力して実現するように助けてくれる」 「前兆に従うこと」
0投稿日: 2009.08.15
powered by ブクログ先輩に勧められて読んでみた本です。 先輩には「君は本当は何をしたいのか、夢ってなんなのか」ってことがこれ読めばわかるよ、なんとなく。 とすすめられました。 なんか考え方や書いてあることが哲学的でとても理解に苦しみましたが大学生になった今、読んでみる価値はある本だと 私は思います。いわゆる自己啓発にでもなるのでしょうか、大学生くらいの人や自分が何をすればいいのか分からなくなった人、 そんな人たちに読んでもらいたい本です。
0投稿日: 2009.07.30
powered by ブクログ■目的 娯楽の読書。 「2009 夏の文庫フェア」1冊目。 ■見たもの・感じたもの(テーマ) 諦めないこと、行動すること、啓示に注意をはらうこと、信じること、の大切さ。 妨げになるのは恐れである。失敗を恐れずに、勇気を持って進め。様々な困難は目的地(夢や目標)までのステップである。諦めさえしなければ、起こり得る全ての経験が味方となるだろう。 「天は自らを助けるものを助ける」 ■感想 まるで自己啓発書のような作品でした。人生にとって一番大切なことを、物語を通して語られています。子供時代にぜひ読んでおきたい一冊です。 大人になると、妥協して諦めて、そこに適応することが大事だと思ってしまいがちです。しかし「天は自らを助けるものを助ける」、諦めたらそこでお終いなんだなと考えさせられました。 すでに適応してしまった大人は、せめて少年少女のドリームキラーにならないようにしなければいけないですね。夢を持ち諦めないことを後世に伝えるべきなんです。素晴らしい作品でした。
0投稿日: 2009.07.14
powered by ブクログ単純に心地よい言葉の連続で、すいすい読めます。 お話も愛が溢れてる。 兆しに従って、少年が風になるとき、愛の力は正しく作用する。 すべては書かれていること。 マクトゥーブ。 いろいろ思ったこと。 あたしは信じることができる自分をつくるために、心をのぞいていく作業をずっとしてる。そこにあるのは虚栄心じゃなく、探求心。ひとにどうみられるかよりも、自分がどうあるかのほうを大切にしています。 だから「結局、人は自分の運命より、他人が羊飼いやパン屋をどう思うかという方が、もっと大切になってしまうのだ」という生き方はできません。 もちろんそれで他人を傷つけることもあるし、身内に白い目で見られることもある。けれど人の目を気にすることは、「ひとのせい」にすることと同じ気がしてしまうのす。 ずっと他人に依存した人生を送って来たということに気がついたのが比較的最近のことなので、まだその正しさを形にすることはできないけれど。。。そのためには前兆に注意すること、幸運が自分のそばにあるときは、それを利用し、それが助けてくれてる間にできる限りの最善を尽くす。それが、前へ進むということ。決心はそれをするための始まりにすぎない。 どこへ行くかはその流れに入ってみないことにはわからない。 自分の人生という激流に、ちゃんと身を投じているヒトがどれだけいるのだろう? そこに書かれている前兆を見ようとしない人は? そんな事を云いながらも、やはり人間だし迷いもする。そんなときにちょっとだけ他人の言葉を欲したりもする。それがあたしにとってのウミムとトムミムであり、ファティマの開放する愛であると思うのです。 自分のしたいことを見失いそうになったとき、挫折しそうな時におススメ。 悪いことも、好いことも、2度あることは3度ある。けど、そのたびに自分の心に刻まれたものは、恐れることのない信じる自分の財産となる。
0投稿日: 2009.07.13
powered by ブクログ旅行中に勧められた一冊。 旅人の鉄板、でしょうきっと。 その後、泊まった日本人宿にパウロ・コエーリョの本が数冊置いてあり、 観光もほどほど、庭の芝生でページをめくった。 ステキな本。 退職した父に贈ろうか考え中。
0投稿日: 2009.07.04
powered by ブクログサンテグジュべりの「星のおうじさま」に匹敵する高揚感がある。本物は目に見えないところにあるとは言わない。万物が発する声に耳を傾けるという真摯な姿勢を貫いている。 羊飼いからピラミッドのもとへ宝探しに出た少年の物語である。途中から錬金術師(アルケミスト)と巡り合う。そこからが禅問答みたいになり始め、俄然面白くなる。 夢を叶えるためには、何ものにも揺るがない強い気持ちを持つこと。また夢中になるあまり視野が狭くならないように、前兆や予感に気づくこと従うことを教えてくれる。 一回読んだだけでは、この宇宙的な物語を理解できないかもしれない。また読みたいという気にさせてくれる一冊である。
0投稿日: 2009.06.25
powered by ブクログスペインの貧しい羊飼いの少年が夢のお告げを信じ、宝を探してはるばるエジプトのピラミッドへ旅する話ということになるんだろう。夢を掴むために少年はいろいろな人生の節目の選択で迷いながらも旅を続ける。まるで人生の夢と現実の折り合いを付けるように。今がうまく行っていると、夢を追うよりも地についた生活を求めてしまう。夢を実現させて幻滅するよりは夢は美しい夢のままでいてほしいと願ってしまう。挫折を恐れて現状に妥協してしまう。そんな「あの時夢に向かっていっていたら」という人生の後悔をしない為に、読んでみるのもいい本かもしれない。でもねえ…やっぱり夢のお告げよりは今の生活を取ってしまうのが現実だとは思うんだなあ…(苦笑)「アルケミスト」は錬金術師という意味。なぜそれがタイトルなのかは読んでからのお楽しみ☆児童書のような…大人の為の人生の手引き書のような不思議な感覚に浸れた物語。「星の王子さま」を読んだ時もこんな感じを受けたなあ…
0投稿日: 2009.06.23
powered by ブクログ夢を吉兆と信じて進み、挫折や停滞を繰り返しながら目的(これが幸運をもたらすか どうかさえ本人は闇雲なため自覚していないかもしれない)を果たす物語。 最後に自分と同じ夢を見た人が現れる。 ヒーローになるか、この同じ夢を見た人になるか。 結局最初の願いは叶うかどうかはわからない。それより大きな宝物と女性を得る。 でも人生のリアリティとはそういったものの積み重ねではないかと思う。 情景描写が詩的でとても綺麗。
0投稿日: 2009.06.04
powered by ブクログ自分の心の声に耳を傾けること それに素直に従うこと 自分の使命を果たそうとしているとき、世界それを応援してくれる 少年のエジプトへの冒険を通して、 自分の運命を信じること 挑戦すること 一歩踏み出すこと の大切さが伝わる。 汗水流して働いて大金を手にしたり、 最愛の少女に出会ったり、 そうやってすばらしいものを手にするたびに、それを失うのが怖くて、人は挑戦することを恐れるようになるが、 それでも、自分の心の声に耳を傾け、運命に向かって突き進むことが大事だと教えてくれる。 「結局は、人は自分の運命より、他人が羊飼いやパン屋をどう思うかという方が、もっと大切になってしまうのだ」 心にぐさりときた言葉。職業とか、学歴とか、そんな肩書きを人がどう判断するか、 どうしてそんなことにとらわれて、自分の人生を決めようとしているんだろう。 自分の今までの人生を振り返り、あまりにも自分が「人にどう思われるか」を気にしていたんじゃないかと思うと 切なくなる。 「直感とは、魂が急に宇宙の生命の流れに侵入することだと理解し始めた。」 「現在を良くしさえすれば、将来起こってくることも良くなるのだ」 「夢の実現を不可能にするものが、たった一つだけある。それは失敗するのではないかという恐れだ。夢を実現する途中で死ぬことは、自分の運命が何か知りもしない何百万人よりかは、ずっと良い死に方なのだよ。」
0投稿日: 2009.05.30
powered by ブクログ10年ほど前に一大ベストセラーとなったことは記憶に新しい。ブラジル作家、ということもありその時手にとって、…挫折。訳があまりにも読みにくいのだ。久々に再読したが、やはり訳の拙さに邪魔され、すらすら読めない。薄い本なのに。それなのにこれだけ売れ続けているというのは、内容の豊かさによるためにほかならない。内容は星五つ、訳が星ひとつ、でまんなかの星三つ。
0投稿日: 2009.05.27
